JP2021162648A - カラオケシステム、カラオケ装置及びカラオケ用リモコン装置 - Google Patents

カラオケシステム、カラオケ装置及びカラオケ用リモコン装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カラオケ装置の起動状態を適切に表示するカラオケシステム並びに当該カラオケシステムで使用されるカラオケ装置及びカラオケ用リモコン装置を提供する。
【解決手段】カラオケシステム3は、カラオケ装置2と、リモコン装置1と、を備える。カラオケ装置2とリモコン装置1は、LAN100及びアクセスポイント110を利用してネットワークを形成するように接続されている。カラオケ装置2は、電源投入された場合に開始される起動処理において、カラオケ装置2が起動するまでの期間の起動状態情報をリモコン装置1に対して送信する。リモコン装置1は、表示部11aを備え、受信した起動状態情報に基きカラオケ装置2の起動状態を表示部11aに表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、カラオケ装置とリモコン装置を有するカラオケシステム、並びに、当該カラオケシステムで使用されるカラオケ装置、及び、カラオケ用リモコン装置に関する。
従来、伴奏に合わせて歌唱を楽しむカラオケが社交の場等で利用されている。カラオケを実現するカラオケ装置では、モニタ等の表示部に楽曲にあった映像を出力することで、歌唱の雰囲気の向上を図ることが行われている。
このようなカラオケ装置は、通常の家電製品、あるいは、情報処理装置等と同様、電源を投入して使用される。特許文献1には、スタートアップアニメーションの映像データを、電源スイッチがオフ状態となる直前にハードディスク記憶装置からRAMのスタートアップアニメーションデータ読み出しエリアに読み込ませておき、次に、電源スイッチがオンされオフ状態からオン状態に移行するときに、事前にRAMに読み込ませておいたスタートアップアニメーションを実行し、表示部に表示させるカラオケ装置が開示されている。
特開平11−24677号公報
特許文献1に記載されるカラオケ装置では、電源がオンしてからシステムが起動するまでの間にスタートアップアニメーションを表示させることで、待ち時間を長くさせないようにすることが可能である。また、スタートアップアニメーションの映像データをハードディスク記憶装置からRAMに記憶させることで、スタートアップアニメーションを容易に変更することも可能である。
カラオケボックス等で使用されるカラオケ装置は、表示部としてのモニタに有線接続されることが一般的である。現在、カラオケ装置とモニタとの接続は、他のオーディオビジュアル製品と同様、HDMIケーブルが使用される場合がある。ところで、カラオケ装置とモニタは、様々な組み合わせを行うことが考えられる。HDMIケーブルを使用した有線接続では、カラオケ装置とモニタ間での相性等により、カラオケ装置から出力される映像をモニタに表示できない、あるいは、ノイズが生じる等、適切に表示できないことがある。特に、カラオケ装置が起動直後の状態、すなわち、モニタがHDMIケーブルによる映像情報を受信開始直後の状態においては、このような相性による表示障害が生じることがある。
カラオケ装置の起動直後、このような表示障害が生じた場合、モニタには何も表示されない、あるいは、乱れた表示が行われることになり、カラオケ装置を使用しているユーザは、カラオケ装置が故障したと誤認することが考えられる。本発明は、このような状況を解決するため、カラオケ装置の起動状態を適切に表示することを一つの目的とするものである。
そのため、本発明に係るカラオケシステムは、以下の構成を採用するものである。
カラオケ装置と、リモコン装置を備えるカラオケシステムであって、
カラオケ装置は、起動処理を実行可能とし、
起動処理は、電源投入後、カラオケ装置が起動するまでの期間における起動状態情報を、リモコン装置に対して送信し、
リモコン装置は、表示部を備え、状態表示処理を実行可能とし、
状態表示処理は、カラオケ装置から受信した起動状態情報に基づき、カラオケ装置の起動状態を表示部に表示する。
さらに本発明に係るカラオケシステムにおいて、
起動処理で送信される起動状態情報には、カラオケ装置の識別情報、もしくは、対応付けられているリモコン装置の識別情報が含まれており、
リモコン装置は、受信した起動状態情報に、自己に対応付けられたカラオケ装置の識別情報、もしくは、自己の識別情報が含まれている場合、カラオケ装置の起動状態を表示部に表示する。
さらに本発明に係るカラオケシステムにおいて、
起動状態情報は、カラオケ装置の起動の進捗率を示す情報である。
さらに本発明に係るカラオケシステムにおいて、
カラオケ装置は、リモコン装置において状態表示処理が実行できない場合、カラオケ装置が起動するまでの期間における起動状態を、カラオケ装置に有線接続されている本体表示部に表示する。
さらに本発明に係るカラオケシステムにおいて、
カラオケ装置は、本体側状態表示処理ができない場合、状態表示処理を実行し、
本体側状態表示処理は、電源投入後、カラオケ装置が起動するまでの期間における起動状態を、カラオケ装置に有線接続されている本体表示部に表示する。
さらに本発明に係るカラオケシステムにおいて、
リモコン装置は、リモコン装置が操作状態である場合、状態表示処理を実行しない、または操作を阻害しないような表示内容に変更する。
さらに本発明に係るカラオケシステムにおいて、
リモコン装置は、カラオケ装置から起動状態情報を受信した際、表示オフ状態もしくはスリープ状態となっている場合、リモコン装置を起動させ、状態表示処理を実行する。
また本発明に係るカラオケシステムは、
集中管理装置を備え、
起動処理は、電源投入後、カラオケ装置が起動するまでの期間における起動状態情報を、集中管理装置に送信し、
集中管理装置は、
受信した起動状態情報に含まれるカラオケ装置の識別情報に基づいて、集中管理装置の記憶部に記憶されるカラオケ装置の設置位置を特定する特定処理と、
特定処理により特定された設置位置と、起動状態情報とを対応付けて集中管理装置の表示部に表示する表示処理と、を実行可能である。
また本発明に係るカラオケ装置は、
リモコン装置と通信可能なカラオケ装置であって、
カラオケ装置は、起動処理を実行可能とし、
起動処理は、電源投入後、カラオケ装置が起動するまでの期間における起動状態情報を、リモコン装置に対して送信し、リモコン装置の表示部に、カラオケ装置の起動状態を表示部に表示させる。
また本発明に係るカラオケ用リモコン装置は、
表示部と、通信手段と、制御手段と、を備えるカラオケ用リモコン装置であって、
制御手段は、対応付け処理と、解除処理と、判断処理と、状態表示処理とを実行可能とし、
対応付け処理は、カラオケ装置に指示を送るために送り先のカラオケ装置を対応付けし、
解除処理は、対応付けされたカラオケ装置を解除し、
判断処理は、カラオケ装置からブロードキャスト送信される起動状態情報を受信した場合、当該起動状態情報が、直近の対応付け処理において対応付けされた、または、直近の解除処理において解除されたカラオケ装置の起動状態情報であるか否かを判断し、
状態表示処理は、判断処理において、当該起動状態情報が、直近の対応付け処理において対応付けされた、または、直近の解除処理において解除されたカラオケ装置の起動状態情報である場合、受信した起動状態情報に基づき、カラオケ装置の起動状態を表示部に表示する。
本発明に係るカラオケシステム、もしくは、カラオケ装置によれば、カラオケ装置の起動状態を適切に表示することが可能となる。
カラオケ店舗におけるネットワーク構成を示す図 本実施形態のカラオケシステムの構成を示す図 本実施形態に係る対応付け処理(リモコン装置)を示すフロー図 本実施形態に係る対応付け処理(カラオケ装置)を示すフロー図 本実施形態に係る起動処理(カラオケ装置)を示すフロー図 本実施形態に係る状態表示処理(リモコン装置)を示すフロー図 本実施形態に係るリモコン装置の操作画面を示す図 本実施形態に係るリモコン装置の操作画面(起動状態表示時)を示す図 他の実施形態に係る状態表示処理(リモコン装置)を示すフロー図 他の実施形態に係るリモコン装置の操作画面(起動状態表示時)を示す図 他の実施形態に係る起動処理(カラオケ装置)を示すフロー図 他の実施形態に係る起動処理(カラオケ装置)を示すフロー図
カラオケボックスのようなカラオケ店舗では、多数のカラオケ装置、リモコン装置が必要とされ、このような環境下では、複数のリモコン装置は、ネットワーク上に設置されたアクセスポイントを介してネットワークに接続される。図1は、カラオケ店舗におけるネットワーク構成の一例を示した図である。
この図に示されるようにA号室〜K号室までの各部屋には、カラオケ装置2a〜2kと、モニタ41a〜41kが設置されている。カラオケ装置2a〜2kは、LANケーブルを介してLAN100に接続され、ネットワークを構成している。さらに、LAN100はルータ120、光モデム121を介してインターネットに接続され、図示しないサーバと通信を行うことができる。このようなネットワーク環境下では、カラオケ装置2a〜2kは、サーバと通信することで、新しい楽曲情報のダウンロードを行う、あるいは、ユーザ情報や利用履歴などをサーバで管理することが可能となる。
一方、カラオケ装置2に対して、選曲の指示、各種制御命令を出力するリモコン装置1は、管理者(従業者、スタッフともいう)によりカウンタで管理されている。カラオケ店舗に来店したお客様(以下「ユーザ」という)は、このカウンタで手続を済ましてリモコン装置1を借り受け、管理者に指示された部屋へ移動する。リモコン装置1は、無線LAN機能を備えており、店舗内に設置された何れかのアクセスポイント110a〜110cを介してLAN100に接続され、対応付けられたカラオケ装置2と通信することが可能となっている。
また、カウンタ内には、管理者が操作する管理用コンピュータ6(本発明に係る「集中管理装置」に相当)が設けられている。この管理用コンピュータ6は、来店したユーザの管理を行う情報処理装置であって、各部屋におけるユーザの入室人数、来店時刻、滞在時間、退店時間、料金等を管理することが可能である。また、本実施形態では、LAN100に接続されており、インターネットを介した通信、あるいは、各部屋に設置されたカラオケ装置2a〜2k、あるいは、リモコン装置1と通信を行うことも可能となっている。
図2は、本発明の実施形態に係るカラオケシステム3の構成を示す図である。本実施形態におけるカラオケシステム3は、カラオケ装置2と、リモコン装置1(本発明に係る「カラオケ用リモコン装置」に相当)を含んで構成されている。カラオケ装置2とリモコン装置1は、LAN100及びアクセスポイント110を利用してネットワークを形成するように接続されている。図1では、各部屋に設置されたカラオケ装置2a〜2k、モニタ41a〜41kを識別できるように添字a〜kを付しているが、図2においては、添字a〜kを省略して記載している。
カラオケ装置2は、楽曲を演奏するための演奏手段として音響制御部25を備えている。また、カラオケ装置2は、ユーザからの各種入力を受け付けるスイッチなどで構成されるカラオケ装置2側の入力手段としての操作部21を備える。カラオケ装置2は、操作部21からの入力を解釈して制御部30に伝達する操作処理部22を備える。また、カラオケ装置2は、各種情報を記憶するカラオケ装置2側の記憶手段としてのHDD32(ハードディスク)を備える。カラオケ装置2は、LAN100に接続するため、カラオケ装置側通信手段としてのLAN通信部24を備えている。
また、カラオケ装置2は、モニタ41に対して歌詞、背景映像等の映像を表示させる映像再生手段を備える。この映像再生手段は、背景映像情報に基づいて背景映像を再生する映像再生部29、再生する背景映像を一時的に蓄積するビデオRAM28、再生された背景映像に歌詞を重畳表示する映像制御部31を備えている。なお、映像制御部31では、背景映像に対して映像効果を付与する機能を有してもよい。
さらに、カラオケ装置2は、各構成を統括して制御するための制御手段として、CPU等で構成された制御部30、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶するためのメモリ27を備えている。
このような構成にてカラオケ装置2は、各種処理を実行することとなるが、カラオケ装置2の主な機能として、選曲処理、再生処理などを実行可能としている。選曲処理は、ユーザからの指定に基づいて楽曲を指定、予約するための処理であってリモコン装置1と連携して実行される。リモコン装置1から送信された楽曲を識別する楽曲IDを含む予約情報をメモリ27に記憶する予約テーブルに登録する。再生処理は、予約テーブルに登録された予約情報に基づき楽曲を再生させる処理であって、演奏処理と歌詞再生処理とが同期して実行される処理である。なお、本実施形態の再生処理では、楽曲のみならず、映画、ドラマ、バラエティ、PV(プロモーションビデオ)、音楽ライブ等の各種コンテンツを再生することが可能となっている。つまり、カラオケ装置2は、サブスクリプション型またはコンテンツ課金型のビデオオンデマンド(VOD)機能を有している。
楽曲を再生する演奏処理は、カラオケ情報に含まれる伴奏情報を音響制御部25にて演奏させる処理である。音響制御部25にて演奏された楽曲は、歌唱用マイク44a、44bから入力される歌唱音声と一緒にスピーカ42から放音される。歌詞再生処理は、カラオケ情報に含まれる歌詞情報に基づいて、歌詞をモニタ41に表示させることで歌唱補助を行う処理である。この歌詞再生処理で表示される歌詞に、背景映像を重畳させて表示させる背景映像表示処理を実行することとしてもよい。
一方、リモコン装置1は、予約情報などカラオケ装置2に対して各種指示を送信するとともに、カラオケ装置2あるいはインターネット上に接続されたサーバ装置5から各種情報を受信する。本実施形態では、ユーザインターフェイスとしてボタンなどの操作部17と、タッチパネルモニタ11を備えている。タッチパネルモニタ11は、表示部11aとタッチパネル11bを有して構成され、表示部11aに各種インターフェイスを表示するとともに、ユーザからのタッチ入力を受付可能としている。
さらにリモコン装置1は、楽曲検索に必要とされるデータベース、各種プログラム、並びに、プログラム実行に伴って発生する各種情報を記憶するメモリ14、そして、これら構成を統括して制御するためのリモコン側制御手段を備えて構成される。リモコン側制御手段には、CPU等で構成される制御部15、表示部11aに対して表示する映像を形成する映像制御部13、表示する映像情報を一時的に蓄えるビデオRAM12、操作部17からの入力を解釈して制御部15に伝達する操作処理部18が含まれている。
リモコン装置1は、無線LAN通信部16によって、アクセスポイント110と無線接続されることで、LAN100によって構成されるネットワークに接続される。なお、各リモコン装置1は、特定のカラオケ装置2に対して事前に対応付けされている。リモコン装置1から出力される各種指令は、対応付けされたカラオケ装置2にて受信されることとなる。なお、カラオケ装置2の操作は、ユーザが所持するスマートフォン等の携帯端末を使用して行うことも可能である。その場合、ユーザが来店した際、ユーザが所持する携帯端末とカラオケ装置2とが対応付けられる。
ここで、リモコン装置1とカラオケ装置2を対応付ける対応付け処理について説明する。対応付け処理は、(1)予め店舗の従業員によって行われる形態、(2)ユーザによって行われる形態が考えられる。
(1)の場合、リモコン装置1とカラオケ装置2とは予め従業員の操作によって対応付け処理が実行され、店舗のカウンタでは、ユーザが入室する部屋に設置されるカラオケ装置2に対応付けられたリモコン装置1が貸し出されることになる。
(2)の場合、カウンタで貸し出されるリモコン装置1は、対応付けが解除された状態となっており、ユーザが入室した部屋で、ユーザの操作によって対応付け処理が実行されることで、借り受けたリモコン装置1と入室した部屋に設置されているカラオケ装置2が対応付けられることになる。
では、対応付け処理の一例について説明する。図3、図4は、本実施形態における対応付け処理であって、図3は、リモコン装置1側で実行される対応付け処理を、図4は、カラオケ装置2側で実行される対応付け処理を示したフロー図である。本実施形態では、リモコン装置1側の赤外線通信部19と、カラオケ装置2側の赤外線通信部23の間で通信を行うことで対応付け処理を行うこととしている。リモコン装置1において対応付け処理開始の指示を受け付けことで、リモコン装置1から接続通知がカラオケ装置2側に送信される(S101)。
カラオケ装置2において、この接続通知の受信が確認される(S110:Yes)と、赤外線通信部23を介して装置側識別情報を送信する(S111)。本実施形態では、装置側識別情報としては、カラオケ装置2の装置IDと、カラオケ装置2に割り当てられているIPアドレスを使用している。なお、装置側識別情報には、カラオケ装置2の装置IDもしくはIPアドレスの何れか一方であってもよい。リモコン装置1とカラオケ装置2とは対面した状況で赤外線通信が行われるためである。なお、本実施形態において接続通知と装置側識別情報の送受信を行う通信手段としては、赤外線通信の他、他の無線通信手段を採用してもよいし、有線通信手段を利用することも可能である。
リモコン装置1では、カラオケ装置2から赤外線送信された装置側識別情報が受信されるのを待つ(S102)。装置側識別情報が受信されると、受信した装置側識別情報を記憶(S103)して対応付け処理を終了する。対応付け処理が完了した後は、装置側識別情報を利用して、対応付けられたカラオケ装置2をLAN100上で識別することが可能となり、当該カラオケ装置2とアクセスポイント110を介した無線通信を行い、各種情報の伝送を行うことが可能となる。なお、リモコン装置1において、赤外線による装置識別情報を所定時間受信しなかった場合(S104:Yes)、タイムアウト処理として対応付け処理を終了する。
このようにお互いが対応付けられた状態で、リモコン装置1からの操作指示がカラオケ装置2で受信可能となる。リモコン装置1で操作指示が行われた場合、無線LAN通信部16から操作指示情報が送信される。操作指示情報には、宛先となるカラオケ装置2を識別するための装置側識別情報が含まれており、カラオケ装置2は、自己の装置側識別情報が含まれている場合、当該操作指示情報に基づく処理を実行する。また、カラオケ装置2からリモコン装置1に対して各種情報を送信する場合、カラオケ装置2は、これら情報に自己の装置側識別情報を対応付けてブロードキャスト配信する。リモコン装置1では、受信した情報が、対応付けられているカラオケ装置2の装置側識別情報を有している場合、当該情報に基づく各種処理を実行する。
ところで、カラオケ装置2はモニタ41が有線接続されている。現在ではモニタ41の大型化によりユーザに対して迫力のある映像を提供することが可能となっている。カラオケ装置2とモニタ41の接続は、HDMI(登録商標)規格のケーブル(以下、「HDMIケーブル」という)が使用されている。HDMIケーブルを使用する場合、カラオケ装置2とモニタ41間での相性等により、モニタ41で映像が表示されない、あるいは、映像が乱れることがある。このような症状は、カラオケ装置2とモニタ41間でのネゴシエーションが失敗した場合等であって、カラオケ装置2から映像を送信開始直後に発生することが多い。具体的に、このような症状は、電源投入直後に発生することが多い。
パーソナルコンピュータ等、各種情報処理装置では、電源投入後、起動するまでの期間、各種映像、あるいは、起動状況を表示することで、カラオケ装置2が適切に動作していることを接続された表示部に表示することが一般的である。カラオケ装置2においても、起動期間中、各種映像、あるいは、起動状況を表示することで、カラオケ装置2が適切に動作していることを確認することが可能である。しかしながら、上述するカラオケ装置2とモニタ41間でネゴシエーションが失敗し、モニタ41に何も映像が表示されない場合や、表示が乱れる場合、カラオケ装置2が故障していると勘違いされることがある。
本実施形態は、このような状況を鑑みたものであって、カラオケ装置2の起動状況を適切に表示可能とすることを1つの目的とするものである。具体的には、カラオケ装置2の起動状況を、カラオケ装置2に対応付けられたリモコン装置1で表示することで、カラオケ装置2を使用するユーザ、あるいは、従業者に対して、カラオケ装置2が起動状態であることを認識させることとしている。
図5は、本実施形態に係る起動処理(カラオケ装置2)を示すフロー図である。起動処理は、カラオケ装置2に電源投入された場合に開始される処理である。起動処理が開始されると、カラオケ装置2は、カラオケ装置2で使用する各種プログラムのアップデートがあるか否かを確認する(S201)。このアップデートの確認は、例えば、インターネット上のサーバ装置5と通信することで確認される、あるいは、サーバ装置5から事前にアップデート用のプログラムを受信していることを条件とすること等が考えられる。
カラオケ装置2のアップデートがある場合(S201:Yes)、サーバ装置5から受信したアップデート用のプログラム等に基づき、アップデートが開始される(S202)。アップデートの期間中、カラオケ装置2は、アップデート状態情報をブロードキャスト送信する(S203)。ブロードキャスト送信とは、アップデート状態情報に、カラオケ装置2の装置側識別情報を付した形態で送信するものである。リモコン装置1は、対応付けられているカラオケ装置2の装置側識別情報を記憶しており、当該装置側識別情報が付されたアップデート状態情報である場合、当該アップデート状態情報に基づく処理を実行する。
アップデート状態情報は、アップデートの進捗率を示す情報であって、受信したリモコン装置1は、受信したアップデート状態情報に基づき、アップデートの進捗率を表示することが可能である。カラオケ装置2は、アップデート状態情報を所定タイミングが到来する毎(S204:Yes)、アップデートが終了する(S205:Yes)までの期間実行する。アップデート状態情報を送信する所定タイミングとしては、所定時間毎とする、あるいは、アップデートが所定率完了する毎等、適宜タイミングを使用することが考えられる。
図6は、本実施形態に係る状態表示処理(リモコン装置1)を示すフロー図である。カラオケ装置2から送信されたアップデート状態情報を受信した場合(S301:Yes)、リモコン装置1は、対応付けられたカラオケ装置2からのアップデート状態情報であるか否かを判定する(S302)。対応付けられたカラオケ装置2からのアップデート状態情報である場合(S302:Yes)、リモコン装置1が操作状態であるか否かを判定する(S303)。リモコン装置1が操作状態でない場合(S303:Yes)には、受信したアップデート状態情報に基づき、タッチパネルモニタ11にアップデート状態(アップデートの進捗率等)を表示する。リモコン装置1では、少なくとも最後に対応付けられたカラオケ装置2の装置IDが記憶されているため、装置IDに基づいて対応付けられたカラオケ装置2を判断し、状態情報を表示するか否かの判断が可能である。また、操作状態の判断基準として、充電台におかれている場合を操作状態でない場合(S303:Yes)と判断してもよい。
図7は、本実施形態に係るリモコン装置1の操作画面を示す図である。図7に示される操作画面は、リモコン装置1のトップ画面であって、このトップ画面中、選曲領域62に表示された各種ボタンを操作することで、楽曲を選曲することが可能である。図8は、対応付けられているカラオケ装置2がアップデート状態にある場合のリモコン装置1の操作画面である。カラオケ装置2がアップデート状態にある場合、アップデート状態表示欄63にアップデートの進捗状況(本実施形態では、パーセント表示された進捗率、及び、プログレスバー)が表示される。また、カラオケ装置2が操作状態である場合(S303:Yes)には、アップデート状態表示欄63は非表示の状態(図7の状態)となる。したがって、リモコン装置1が操作状態である場合には、アップデート状態表示欄63の表示によって、操作が阻害されることがない。
このように本実施形態では、カラオケ装置2の電源投入後、アップデートがある場合、リモコン装置1に対してアップデート状態を表示することが可能となっている。そのため、カラオケ装置2とモニタ41間の相性問題等により、モニタ41に適切に表示できない場合であっても、リモコン装置1にアップデート状態を表示し、ユーザあるいは従業者に対してカラオケ装置2が適切に動作していることを確認させることが可能となっている。また、本実施形態では、リモコン装置1が操作状態である場合、リモコン装置1でアップデート状態を表示しないため、リモコン装置1での操作が阻害されることがない。また、状態を表示する際に、識別されるカラオケ装置2の識別情報または、識別番号に対応する部屋番号などを表示することで、所望のカラオケ装置2の起動シーケンスか否かをユーザまたは管理者が認識可能な状態で表示することができる。これにより、リモコン装置1での操作が阻害される状態をより回避しやすくなる。
起動処理において、アップデートが終了した場合(S205:Yes)、あるいは、アップデートが無い場合(S201:No)、カラオケ装置2において起動が開始される(S206)。起動時においてもアップデート時と同様、カラオケ装置2は、起動状態情報をブロードキャスト送信する(S207)。
起動状態情報は、カラオケ装置2の起動進捗率を示す情報であって、受信したリモコン装置1は、受信した起動状態情報に基づき、起動の進捗率を表示することが可能である。カラオケ装置2は、起動状態情報を所定タイミングが到来する毎(S208:Yes)、起動が終了する(S209:Yes)までの期間実行する。起動状態情報を送信する所定タイミングとしては、所定時間毎とする、あるいは、起動が所定率完了する毎等、適宜タイミングを使用することが考えられる。
図6の状態表示処理中、リモコン装置1は、カラオケ装置2から送信されたアップデート状態情報を受信した場合(S305:Yes)、リモコン装置1は、対応付けられたカラオケ装置2からの起動状態情報であるか否かを判定する(S306)。対応付けられたカラオケ装置2からの起動状態情報である場合(S306:Yes)、リモコン装置1が操作状態であるか否かを判定する(S307)。リモコン装置1が操作状態でない場合(S307:Yes)には、受信した起動状態情報に基づき、タッチパネルモニタ11に起動状態(起動の進捗率等)を表示する。
図9は、対応付けられているカラオケ装置2が起動状態にある場合のリモコン装置1の操作画面である。カラオケ装置2が起動状態にある場合、起動状態表示欄64に起動の進捗状況(本実施形態では、パーセント表示された進捗率、及び、プログレスバー)が表示される。また、カラオケ装置2が操作状態である場合(S307:Yes)には、起動状態表示欄64は非表示の状態(図7の状態)となる。したがって、リモコン装置1が操作状態である場合には、起動状態表示欄64の表示によって、操作が阻害されることがない。また、状態を表示する際に、識別されるカラオケ装置2の識別情報または、識別番号に対応する部屋番号などを表示することで、ユーザまたは管理者が所望のカラオケ装置2の起動シーケンスか否かを認識可能にしてもよい。
以上、本実施形態のカラオケシステムでは、カラオケ装置2の起動時、当該カラオケ装置2に対応付けられたリモコン装置1にカラオケ装置2の起動状態を表示することとしている。このような構成により、カラオケ装置2とモニタ41との間の相性問題等により、モニタ41に起動状態が表示できない場合であっても、リモコン装置1のタッチパネルモニタ11に適切に起動状態を表示することが可能である。
なお、本実施形態では、カラオケ装置2の電源投入後、アップデート状態をアップデート状態表示欄63で表示し、起動状態を起動状態表示欄64で表示しているが、アップデート状態と起動状態は、1つの起動状態として纏めて表示することとしてもよい。
以上、本実施形態のカラオケシステムについて説明を行ったが、上述する実施形態のみならず各種変形例を採用することが可能である。以下に各種変形例を説明する。
(変形例1)
前述の実施形態では、リモコン装置1が操作状態である場合、リモコン装置1のタッチパネルモニタ11には、アップデート状態表示欄63、起動状態表示欄64を表示させないこととしていた。このような形態に代え、リモコン装置1が操作状態にある場合、リモコン装置1の操作を阻害しない形態で、アップデート状態表示欄、もしくは、起動状態表示欄を表示させてもよい。図10には、リモコン装置1が操作状態にある場合の操作画面が示されている。操作画面には、小型化され、操作画面に表示される各種ボタンの操作を阻害しない位置に起動状態表示欄65aが表示されている。起動状態表示欄65aには、カラオケ装置2が起動中である旨、及び、パーセント表示された進捗率、及び、円形のプログレスバーが表示されている。なお、カラオケ装置2がアップデート状態である場合において、リモコン装置1が操作状態である場合にも起動状態表示欄65aと同様、小型化され、操作画面に表示される各種ボタンの操作を阻害しない位置にアップデート状態表示欄が表示される。
(変形例2)
図11は、他の実施形態(変形例2)に係るカラオケ装置2での起動処理を示すフロー図である。変形例2では、アップデート状態もしくは起動状態をリモコン装置1で表示できない、あるいは、表示していないことが判断された場合、カラオケ装置2に接続されたモニタ41で表示することとしている。
図11の起動処理中、アップデートがある場合(S221:Yes)には、アップデートが開始(S222)され、アップデート状態情報がブロードキャスト送信される(S223)。カラオケ装置2に対応付けられているリモコン装置1が存在する場合、リモコン装置1はアップデート状態情報に基づき、アップデート状態を表示する。その際、リモコン装置1は、対応付けられているカラオケ装置2に対して、表示確認を送信する。カラオケ装置2では、リモコン装置1からの表示確認が受信できた場合(S224:Yes)、所定タイミングが到来する毎(S225:Yes)に、アップデートが終了する(S226:Yes)までの期間、アップデート状態情報を送信する(S223)。
一方、リモコン装置1から表示確認を受信できない場合(S224:No)、カラオケ装置2は、アップデート状態情報の送信(S223)に代え、接続されているモニタ41にアップデート状態を表示する。モニタ41に表示されるアップデート状態は、リモコン装置1に表示させる場合と同様の内容である。
一方、アップデートが無い場合(S221:No)、あるいは、アップデートが終了(S226:Yes)には、カラオケ装置2は起動を開始する(S227)。起動開始後、カラオケ装置2は、起動状態情報をブロードキャスト送信する(S228)。カラオケ装置2に対応付けられているリモコン装置1が存在する場合、リモコン装置1は起動状態情報に基づき、起動状態を表示する。その際、リモコン装置1は、対応付けられているカラオケ装置2に対して、表示確認を送信する。カラオケ装置2では、リモコン装置1からの表示確認が受信できた場合、所定タイミングが到来する毎(S230:Yes)に、起動が終了する(S231:Yes)までの期間、起動状態情報を送信する(S228)。
一方、リモコン装置1から表示確認を受信できない場合(S229:No)、カラオケ装置2は、起動状態情報の送信(S228)に代え、接続されているモニタ41に起動状態を表示する。モニタ41に表示される起動状態は、リモコン装置1に表示させる場合と同様の内容である。
このように変形例2では、リモコン装置1でアップデート状態もしくは起動状態が表示できない場合には、カラオケ装置2に接続されたモニタ41で表示させることで、アップデート状態もしくは起動状態を的確に通知することが可能となる。また、リモコン装置1に優先的にアップデート状態もしくは起動状態を表示させることで、電源投入直後に生じ易いモニタ41への表示障害をなるべく避けた状態で、通知を行うことが可能となっている。
(変形例3)
図12は、他の実施形態(変形例3)に係るカラオケ装置2での起動処理を示すフロー図である。変形例3では、カラオケ装置2に接続されているモニタ41で表示可能か否かを判断し、表示可能である場合にはモニタ41でアップデート状態もしくは起動状態を表示し、表示できない場合にはリモコン装置1で表示することとしている。
図12の起動処理中、アップデートがある場合(S241:Yes)には、アップデートが開始(S242)され、モニタ41で表示可能か否かが判定される(S243)。HDMI規格では、受信側(この場合、モニタ41)とのネゴシエーションの成功、失敗を送信側(この場合、カラオケ装置2)で確認することが可能である。したがって、アップデート開始(S242)後、ネゴシエーションが成功した場合、すなわち、カラオケ装置2側のモニタ41で表示可能である場合(S243:Yes)には、モニタ41でアップデート状態を表示させることとしている。
また、ネゴシエーションに失敗した場合、すなわち、カラオケ装置2側のモニタ41で表示可能で無い場合(S243:No)には、アップデート状態情報をブロードキャスト送信する(S244)ことで、リモコン装置1側でアップデート状態を表示することとしている。
また、起動状態についても同様であって、起動開始(S247)後、ネゴシエーションが成功した場合、すなわち、カラオケ装置2側のモニタ41で表示可能である場合(S248:Yes)には、モニタ41で起動状態を表示させることとしている。そして、ネゴシエーションに失敗した場合、すなわち、カラオケ装置2側のモニタ41で表示可能で無い場合(S248:No)には、起動状態情報をブロードキャスト送信する(S249)ことで、リモコン装置1側で起動状態を表示することとしている。
このように変形例3では、カラオケ装置2に有線接続されているモニタ41で表示できる場合には、アップデート状態もしくは起動状態をモニタ41に表示させ、表示できない場合には、リモコン装置1で表示させることで、電源投入後におけるカラオケ装置2のアップデート状態もしくは起動状態をより確実に通知することが可能となっている。
(変形例4)
複数のカラオケ装置2が設置されたカラオケボックスのような環境下においては、図1で説明したネットワーク構成が取られている。前述の実施形態では、電源投入後におけるカラオケ装置2のアップデート状態もしくは起動状態を、カラオケ装置2に対応付けられているリモコン装置1に表示させることとしていたが、リモコン装置1に加え(あるいは代え)、管理用コンピュータ6(本発明に係る「集中管理装置」)に表示させてもよい。その場合、管理用コンピュータ6では、カラオケ装置2の装置側識別情報と、カラオケ装置2の設置位置(部屋の識別情報)が予め対応付けて記憶部に記憶される。
カラオケ装置2は、電源投入後、装置側識別情報を含むアップデート状態情報、もしくは、起動状態情報をブロードキャスト送信、もしくは、管理用コンピュータ6宛てに送信する。アップデート状態情報、もしくは、起動状態情報を受信した管理用コンピュータ6は、カラオケ装置2の設置位置(部屋の識別情報)に対応付けて、カラオケ装置2のアップデート状態、もしくは、起動状態を管理用コンピュータ6に接続された表示部に表示させる。このような構成を採用することで、管理用コンピュータ6に接続された表示部で、各部屋に設置されているカラオケ装置2のアップデート状態、もしくは、起動状態を確認することが可能となる。
(変形例5)
前述の実施形態では、カラオケ装置2にリモコン装置1が対応付けられている場合、当該リモコン装置1にアップデート状態、もしくは、起動状態を表示させることとしている。このような形態に代え、リモコン装置1で受信したアップデート状態情報、もしくは、起動状態情報が、直近の対応付処理において対応付けられたカラオケ装置2からブロードキャスト送信されたものである場合、アップデート状態、もしくは、起動状態を表示させることとしてもよい。
例えば、リモコン装置1の使用が終了した場合、カラオケ装置2とリモコン装置1の対応付を解除する解除処理が実行される。解除処理が行われた場合であってもリモコン装置1がカラオケ装置2の近傍、あるいは、同じ部屋に置かれたままとなることがある。このように、解除処理が行われた場合であっても、直近に対応付けされていたリモコン装置1にアップデート状態、もしくは、起動状態を表示させることとしてもよい。
(変形例6)
リモコン装置1は、電源消費を抑えるため、操作されていないときには、表示オフ状態もしくはスリープ状態となることがある。このような場合、リモコン装置1がアップデート状態情報もしくは起動状態情報を受信しても、アップデート状態もしくは起動状態が表示できないことになる。そのため、リモコン装置1が表示オフ状態もしくはスリープ状態となっている場合に、当該リモコン装置1を対象としたアップデート状態情報もしくは起動状態情報を受信した場合、リモコン装置1を起動させて表示状態に切り替え、アップデート状態もしくは起動状態を表示させることとしてもよい。
(変形例7)
前述の実施形態では、カラオケ装置2が送信するアップデート状態情報もしくは起動状態情報に、カラオケ装置2の装置側識別情報を含ませ、ブロードキャスト送信する形態を採用していた。このような形態に代え、アップデート状態情報もしくは起動状態情報にリモコン装置1の識別情報を含ませておく、リモコン装置1を宛先指定した送信形態を採用してもよい。この場合、対応付処理において、カラオケ装置2は、対応付けられたリモコン装置1の識別情報を記憶しておく必要がある。リモコン装置1は、自己の識別情報が含まれたアップデート状態情報もしくは起動状態情報を受信して、アップデート状態もしくは起動状態を表示することになる。
以上、本実施形態のカラオケシステム3について説明を行ったが、本発明はカラオケシステム3に限られるものでは無く、カラオケシステム3を構成するカラオケ装置2、もしくは、リモコン装置1(本発明に係る「カラオケ用リモコン装置」)についても本発明の範疇に属する。
1:リモコン装置 24:LAN通信部
2(2a〜2k):カラオケ装置 25:音響制御部
3:カラオケシステム 27:メモリ
5:サーバ装置 28:ビデオRAM
6:管理用コンピュータ 29:映像再生部
11:タッチパネルモニタ 30:制御部
11a:表示部 31:映像制御部
11b:タッチパネル 32:HDD
12:ビデオRAM 41(41a〜41k):モニタ
13:映像制御部 42:スピーカ
14:メモリ 44a、44b:歌唱用マイク
15:制御部 62:選曲領域
16:無線LAN通信部 63:アップデート状態表示欄
17:操作部 64:起動状態表示欄
18:操作処理部 65a:起動状態表示欄
19:赤外線通信部 110a〜110c:アクセスポイント
21:操作部 120:ルータ
22:操作処理部 121:光モデム
23:赤外線通信部

Claims (10)

  1. カラオケ装置と、リモコン装置を備えるカラオケシステムであって、
    カラオケ装置は、起動処理を実行可能とし、
    起動処理は、電源投入後、カラオケ装置が起動するまでの期間における起動状態情報を、リモコン装置に対して送信し、
    リモコン装置は、表示部を備え、状態表示処理を実行可能とし、
    状態表示処理は、カラオケ装置から受信した起動状態情報に基づき、カラオケ装置の起動状態を表示部に表示する
    カラオケシステム。
  2. 起動処理で送信される起動状態情報には、カラオケ装置の識別情報、もしくは、対応付けられているリモコン装置の識別情報が含まれており、
    リモコン装置は、受信した起動状態情報に、自己に対応付けられたカラオケ装置の識別情報、もしくは、自己の識別情報が含まれている場合、カラオケ装置の起動状態を表示部に表示する
    請求項1に記載のカラオケシステム。
  3. 起動状態情報は、カラオケ装置の起動の進捗率を示す情報である
    請求項1または請求項2に記載のカラオケシステム。
  4. カラオケ装置は、リモコン装置において状態表示処理が実行できない場合、本体側状態表示処理を実行し、
    本体側状態表示処理は、電源投入後、カラオケ装置が起動するまでの期間における起動状態を、カラオケ装置に有線接続されている本体表示部に表示する
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載のカラオケシステム。
  5. カラオケ装置は、本体側状態表示処理ができない場合、カラオケ装置が起動するまでの期間における起動状態を、カラオケ装置に有線接続されている本体表示部に表示する
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載のカラオケシステム。
  6. リモコン装置は、リモコン装置が操作状態である場合、状態表示処理を実行しない、または操作を阻害しないような表示内容に変更する
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載のカラオケシステム。
  7. リモコン装置は、カラオケ装置から起動状態情報を受信した際、表示オフ状態もしくはスリープ状態となっている場合、リモコン装置を起動させ、状態表示処理を実行する
    請求項1から請求項6の何れか1項に記載のカラオケシステム。
  8. 集中管理装置を備え、
    起動処理は、電源投入後、カラオケ装置が起動するまでの期間における起動状態情報を、集中管理装置に送信し、
    集中管理装置は、
    受信した起動状態情報に含まれるカラオケ装置の識別情報に基づいて、集中管理装置の記憶部に記憶されるカラオケ装置の設置位置を特定する特定処理と、
    特定処理により特定された設置位置と、起動状態情報とを対応付けて集中管理装置の表示部に表示する表示処理と、を実行可能な
    請求項1から請求項7に記載のカラオケシステム。
  9. リモコン装置と通信可能なカラオケ装置であって、
    カラオケ装置は、起動処理を実行可能とし、
    起動処理は、電源投入後、カラオケ装置が起動するまでの期間における起動状態情報を、リモコン装置に対して送信し、リモコン装置の表示部に、カラオケ装置の起動状態を表示部に表示させる
    カラオケ装置。
  10. 表示部と、通信手段と、制御手段と、を備えるカラオケ用リモコン装置であって、
    制御手段は、対応付け処理と、解除処理と、判断処理と、状態表示処理とを実行可能とし、
    対応付け処理は、カラオケ装置に指示を送るために送り先のカラオケ装置を対応付けし、
    解除処理は、対応付けされたカラオケ装置を解除し、
    判断処理は、カラオケ装置からブロードキャスト送信される起動状態情報を受信した場合、当該起動状態情報が、直近の対応付け処理において対応付けされた、または、直近の解除処理において解除されたカラオケ装置の起動状態情報であるか否かを判断し、
    状態表示処理は、判断処理において、当該起動状態情報が、直近の対応付け処理において対応付けされた、または、直近の解除処理において解除されたカラオケ装置の起動状態情報である場合、受信した起動状態情報に基づき、カラオケ装置の起動状態を表示部に表示する
    カラオケ用リモコン装置。
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