JP2021162253A - 空気調和システム - Google Patents

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Abstract

【課題】空気調和装置本体に対するアクセスを様々なロケーションから行うことができるプラットフォームを備えた空気調和システムを提供すること。
【解決手段】空気調和システムは、本体装置と遠隔装置を備える。遠隔装置は、少なくとも演算処理部と該演算処理部を制御するソフトウェアを備え、本体装置とネットワークを介して接続される。本体装置のソフトウェアは、各ハードウェアを駆動するドライバ群を有するハードウェアアクセス層と、ハードウェア群をドライバ群を介して制御する制御層と、本体装置への命令を受け付けて制御層に指示を出力する本体装置側機能層とを備える。遠隔装置のソフトウェアは、本体装置への命令を受け付けて本体装置側機能層を介して制御層に指示を出力する遠隔装置側機能層を備える。そして、少なくとも本体装置側機能層と遠隔装置側機能層のいずれか一方に、本体装置が提供する機能を実行する機能実行プログラムが配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和システムに関する。
近年、空気調和装置は、スマートフォンなどの携帯端末からネットワークを介して遠隔制御を行う機能など様々な機能を利用者に提供している。これらの機能は、ソフトウェアによって実現されている。
特開2004−289505号公報
従来の空気調和装置では、空気調和装置に含まれるハードウェア(圧縮機、熱交換器、送風ファンなど)と各種機能を実行するソフトウェアとが空気調和装置本体に集約されている。従って、空気調和装置本体に対する制御や空気調和装置本体からの運転情報などの収集は、基本的に空気調和装置本体にアクセスする必要があるためその自由度が限られており、保守サービスや機能追加などのサービスを提供しづらいという問題があった。
本発明は上記課題を解決するものであり、空気調和装置本体に対するアクセス(制御や情報収集など)を、様々なロケーション(空気調和装置やクラウドなど)から行えるプラットフォームを備えた空気調和システムを提供することを目的とする。ここで、プラットフォームとは、それぞれのロケーションに設けられた機能層である。
開示の態様では、空気調和システムは、本体装置と遠隔装置を備える。前記本体装置は、少なくとも圧縮機と、熱交換器と、送風ファンとを含むハードウェア群と、前記ハードウェア群を制御するソフトウェアとを備える。前記遠隔装置は、少なくとも演算処理部と該演算処理部を制御するソフトウェアを備え、前記本体装置とネットワークを介して接続される。前記本体装置のソフトウェアは、各ハードウェアを駆動するドライバ群を有するハードウェアアクセス層と、前記ハードウェア群を、前記ドライバ群を介して制御する制御層と、前記本体装置への命令を受け付けて前記制御層に指示を出力する本体装置側機能層と、を備える。前記遠隔装置のソフトウェアは、前記本体装置への命令を受け付けて前記本体装置側機能層を介して前記制御層に指示を出力する遠隔装置側機能層を備える。そして、少なくとも前記本体装置側機能層と前記遠隔装置側機能層のいずれか一方に、前記本体装置が提供する機能を実行する機能実行プログラムが配置されることを特徴とする。
開示の空気調和システムは、空気調和装置本体に対するアクセスを、様々なロケーションから行うことを可能とする。
図1は、実施例に係る空気調和システムの構成を示す図である。 図2は、空気調和システムが備えるソフトウェアの部品構成を示す図である。 図3は、気流調整部がクラウドに配置され、利用者が遠隔端末から風量又は風向を変更する場合の空気調和システムによる処理のシーケンスを示す図である。 図4は、気流調整部が室内機に配置され、利用者が赤外線リモコンから風量又は風向を変更する場合の空気調和システムによる処理のシーケンスを示す図である。 図5は、機能層における処理を中心に、空気調和システムによる処理のシーケンスを示す図である。 図6は、気流調整部が室内に配置される場合を示す図である。 図7は、クラウドに気流調整部が配置された場合に気流調整部が風量変更指示及び風向変更指示に対するイベント型応答を空調機API処理部から受信する場合を示す図である。
以下に、本願の開示する空気調和システムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する空気調和システムが限定されるものではない。
まず、実施例に係る空気調和システムの構成について説明する。図1は、実施例に係る空気調和システムの構成を示す図である。図1に示すように、実施例に係る空気調和システム1は、GW(ゲートウェイ)2と、遠隔端末4と、クラウド5と、空調機6と、リモコン6cと、加湿器7と、他機器8とを有する。
GW(ゲートウェイ)2は、遠隔端末4又はクラウド5からインターネット3(ネットワーク)を経由した操作指示を受けて、空調機6を制御する機器である。GW2は、GW制御部2aを有する。GW制御部2aは、GW2を制御する。
遠隔端末4は、利用者から操作指示を受け付けて、インターネット3及びGW2を介して空調機6を制御する端末である。遠隔端末4は、例えば、スマートフォン、タブレットである。遠隔端末4は、端末制御部4aを有する。端末制御部4aは、遠隔端末4を制御する。
クラウド5は、インターネット3及びGW2を介して空調機6を制御するシステムである。クラウド5は、複数の情報処理装置5aを有し、複数の情報処理装置5aの中でいくつかの情報処理装置5aでソフトウェアを実行することにより、空調機6を制御する。
空調機6は、冷暖房機能を備えた空気調和装置である。空調機6は、室外機6aと、室内機6bとを有する。室外機6aと室内機6bは、液管6pとガス管6qで接続される。
リモコン6cは、室内機6bと無線通信を行う。リモコン6cは、利用者により操作され、利用者の指示を無線通信を用いて室内機6bに送信する。リモコン6cは、リモコン制御部6sを有する。リモコン制御部6sは、リモコン6cを制御する。リモコン6cには、赤外線リモコンとBLE(Bluetooth(登録商標、以下同様) Low Energy)リモコンが含まれる。赤外線リモコンは、赤外線を用いて室内機6bと通信する。BLEリモコンは、Bluetoothを用いて室内機6bと通信する。
室外機6aは、圧縮機6dと、室外熱交換器6eと、室外ファン6fと、室外制御部6gとを有する。室外機6aは、室外熱交換器6eを用いて、室外機6aの内部に取り込んだ室外空気と冷媒の熱交換を行う。室外機6aは、室外ファン6fを用いて室外機6aの内部に空気を吸い込む。冷媒は、圧縮機6dにより圧縮され、室外機6a、液管6p、室内機6b、ガス管6qを循環する。室外制御部6gは、室外機6aを制御する。
室内機6bは、室内熱交換器6hと、室内ファン6iと、風向板6jと、室内制御部6kとを有する。室内機6bは、室内熱交換器6hを用いて、室内機6bの内部に取り込んだ室内空気と冷媒の熱交換を行う。室内機6bは、室内ファン6iを用いて室内機6bの内部に空気を取り込み、冷媒と熱交換が行われた空気を室内に吹き出す。風向板6jは、室内ファン6iにより吐き出される空気の方向を変える。室内制御部6kは、室内機6bを制御する。
加湿器7は、空調機6と連携して動作する。例えば、空調機6が暖房運転を開始する場合に、連携機能が設定されていると、加湿器7も動作を開始する。
他機器8は、連携機能が設定されていると、空調機6と連携して動作する。他機器8は、例えば、暖房器具や照明器具などの家庭用電気機器である。なお、図1では、他機器8を1つだけ示すが、空気調和システム1は、複数の他機器8を有してもよい。
GW制御部2a、端末制御部4a、室外制御部6g、室内制御部6k及びリモコン制御部6sは、ソフトウェアを用いて制御機能を実現する。GW制御部2a、端末制御部4a、室外制御部6g、室内制御部6k及びリモコン制御部6sは、それぞれ、演算処理部としてのCPU(Central Processing Unit)2b、4b、61b、62b及び63bとメモリ2c、4c、61c、62c及び63cとを有する。そして、これらの制御部は、メモリ2c、4c、61c、62c及び63cがそれぞれ記憶するプログラムをCPU2b、4b、61b、62b及び63bで実行することにより、制御機能を実現する。
また、情報処理装置5aは、演算処理部としてのCPU5bとメモリ5cとを有し、メモリ5cが記憶するプログラムをCPU5bで実行することにより、空調機6を制御する。
次に、空気調和システム1が備えるソフトウェアの部品構成について説明する。図2は、空気調和システム1が備えるソフトウェアの部品構成を示す図である。図1に示すように、実施例に係る空気調和システム1が備えるソフトウェアは、ドライバ層10と、ハードウェア抽象化層20と、制御層30と、機能層40とを含む階層構造を有する。
ドライバ層10は、ハードウェア9にアクセスするハードウェアアクセス層である。ここで、ハードウェア9には、室内熱交換器6h、室内ファン6i、風向板6j、圧縮機6d、室外熱交換器6e、室外ファン6fが含まれる。ドライバ層10に含まれる部品は、ハードウェア抽象化層20に含まれる部品の指示に基づいて、ハードウェア9を制御し、ハードウェア9からの応答をハードウェア抽象化層20に返す。
ドライバ層10には、ファンモータドライバ11と、ステッピングモータドライバ12と、室外機ドライバ13と、赤外線通信モジュールドライバ14と、有線通信ドライバ15と、Wi−Fi規格に対応した通信モジュールドライバ(以下、WiFiモジュールドライバ16)と、BLEモジュールドライバ17が部品として含まれる。
ファンモータドライバ11、ステッピングモータドライバ12及び室外機ドライバ13は、空調機6の室内機内に配置される。赤外線通信モジュールドライバ14、有線通信ドライバ15、WiFiモジュールドライバ16及びBLEモジュールドライバ17は、空調機6の室内機内に配置されるとともに遠隔配置される。ここで、遠隔配置とは、クラウド5、GW2、遠隔端末4、リモコン6cなどのように、室内機6bから離れたロケーションにおける配置である。クラウド5は、複数の情報処理装置5aを有するシステムであるが、ここでは、クラウド5を1つの装置とみなす。
ファンモータドライバ11は、室内ファン6iを回転させるファンモータを制御する。ステッピングモータドライバ12は、例えば風向板6jを動作させるステッピングモータを制御する。室外機ドライバ13は、例えば室外機6aが備える圧縮機6dを室外機6aとの通信を介して制御する。
赤外線通信モジュールドライバ14は、赤外線を用いて無線通信を行う赤外線通信モジュールを制御する。有線通信ドライバ15は、有線ネットワークを介して通信を行う通信モジュールを制御する。WiFiモジュールドライバ16は、Wi−Fi規格に対応した無線通信を行うWiFiモジュールを制御する。BLEモジュールドライバ17は、Bluetoothを用いて無線通信を行うBluetoothモジュールを制御する。
ハードウェア抽象化層20に含まれる部品は、制御層30に含まれる部品の指示に基づいて、ドライバ層10に含まれる部品にハードウェア9の制御を指示すると共に、制御層30からの指示を受け付けたことを伝える応答信号を制御層30に返す。ドライバ層10に含まれる部品は、ハードウェア抽象化層20に含まれる部品の指示に基づいて、ハードウェアの制御を指示する。このとき、ハードウェアがいわゆるフィードバック制御(制御量の値を目標値と比較し,制御量の値が目標値と一致するように訂正動作を行う制御)により制御される場合には、ハードウェアはドライバ層10に対して、指示に対する応答信号(フィードバック信号)を出力する。ドライバ層10の部品は、ハードウェアからのフィードバック信号に応じて、ハードウェア抽象化層20の部品に対してフィードバック信号を出力する。フィードバック信号を受けたハードウェア抽象化層20の部品は、受信したフィードバック信号に応じて、追加の制御を下位層(ドライバ層10を介したハードウェア)に指示する。
ハードウェア抽象化層20には、ファン制御部21と、風向板制御部22と、室外機制御部23と、赤外線通信制御部24と、有線通信制御部25と、WiFi通信制御部26と、BLE通信制御部27が部品として含まれる。ファン制御部21、風向板制御部22及び室外機制御部23は、室内機内に配置される。赤外線通信制御部24、有線通信制御部25、WiFi通信制御部26及びBLE通信制御部27は、室内機内に配置されるとともに遠隔配置される。
ファン制御部21は、室内ファン6iをファンモータドライバ11を用いて制御する。風向板制御部22は、風向板6jをステッピングモータドライバ12を用いて制御する。室外機制御部23は、例えば室外機6aが備える圧縮機6dを室外機ドライバ13を用いて制御する。
赤外線通信制御部24は、赤外線通信を赤外線通信モジュールドライバ14を用いて制御する。有線通信制御部25は、有線ネットワークを介した通信を有線通信ドライバ15を用いて制御する。WiFi通信制御部26は、WiFi通信をWiFiモジュールドライバ16を用いて制御する。BLE通信制御部27は、Bluetooth通信を無線通信をBLEモジュールドライバ17を用いて制御する。
ハードウェア抽象化層20は、抽象化されたハードウェア9を制御する手段を制御層30に提供する。例えば、ファン制御部21は、ファンモータの種類やファンの種類に依存しないファン制御手段を制御層30の風量制御部31に提供する。
制御層30に含まれる部品は、機能層40に含まれる機能部の指示に基づいて、ハードウェア抽象化層20に含まれる部品に、抽象化されたハードウェア9の制御を指示し、ハードウェア抽象化層20からの応答を機能層40に返す。制御層30には、風量制御部31と、風向制御部32と、圧縮機制御部33と、通信制御部34と、保護制御部35とが部品として含まれる。風量制御部31、風向制御部32、圧縮機制御部33及び保護制御部35は、室内機内に配置される。通信制御部34は、室内機内に配置されるとともに遠隔配置される。
風量制御部31は、室内ファン6iが出力する風の量をファン制御部21を用いて制御する。風向制御部32は、室内ファン6iが出力する風の方向を風向板制御部22を用いて制御する。圧縮機制御部33は、室外機6aが備える圧縮機6dを室外機ドライバ13を介して制御する。
通信制御部34は、室内機6bとGW2、室内機6bと遠隔端末4、室内機6bとクラウド5など異なるロケーションに配置された装置(遠隔装置)の間の通信を赤外線通信制御部24、有線通信制御部25、WiFi通信制御部26又はBLE通信制御部27を用いて制御する。通信制御部34は、MQTT(Message Queue Telemetry Transport)、CoAP(Constrained Application Protocol)、REST(Representational State Transfer)、BLEサービスプロファイルなどから室内機6bと遠隔装置との間の通信に適した通信プロトコルを用いる。
保護制御部35は、ハードウェア9の保護に関する制御を行う。例えば、保護制御部35は、室内ファン6iの回転数が大きくなりすぎないように制御する。
制御層30は、機能層40に含まれる機能を実現する手段を提供する。例えば、風量制御部31及び風向制御部32は、それぞれ風量及び風向を制御することで気流調整を実現する。
機能層40に含まれる機能部は、空気調和システム1が利用者に提供する機能を実現する処理を行う。機能層40に含まれる機能部は、利用者の要求(設定の変更)に基づいて、利用者の要求を実現する機能部がその機能を実現する処理を行う。機能層40には、機能部として、例えば気流調整部41と、室温調整部42と、遠隔操作部43と、快適気流部44と、自動運転部45と、空調_加湿器連携部46と、他機器連携部47a、47b、47cなどが含まれる。
気流調整部41は、利用者の設定に基づいて、室内機6bの風量及び室内機6bの風向をそれぞれ風量制御部31及び風向制御部32を用いて調整する。室温調整部42は、設定温度と室温の温度差分、室温の時間変化に基づいて、室外機6aが備える圧縮機6dへ要求する能力を圧縮機制御部33を用いて調整する。遠隔操作部43は、赤外線リモコン、BLEリモコン、遠隔端末4などを用いて利用者が遠隔操作により設定した要求を、対応する機能部に伝える。
快適気流部44は、床温度などを検出し、室内の温度ムラをなくすよう自動的に室内機6bの風量を風量制御部31を用いて調節する。自動運転部45は、室内温度、外気温度に基づいて自動的に運転モード(冷房、ドライ、送風、暖房)を選択し、選択した運転モードに従った運転を行う。空調_加湿器連携部46は、空調機6の動作と加湿器7の動作を連携させる。他機器連携部47a、47b、47c、・・・は、空調機6の動作と他機器8の動作を連携させる。他機器8としては例えば図示しないカーテンや照明機器などがある。例えば他機器連携部47a、47b、47c、・・・からの制御信号が空調機API処理部を通じて他機器8に送られることで、空調機6と他機器8との連携が行われる。他機器連携部を設けることで、空調機側に他機器の制御に必要なセンサー(例えば明度センサーなど)が搭載されていなくても、他機器との連携が可能になる。
機能層40に含まれる機能部は、室内機6bに配置されてもよいし、GW2、遠隔端末4、クラウド5、リモコン6cなどの遠隔装置に配置されてもよい。また、機能層40に含まれる機能部は、CPU2b,4b,5b,61b,62b,63bで、機能毎に個別に作成された機能実行プログラムが実行されることで実現される。
機能層40には、空調機データ部51と、空調機API(Application Programming Interface)処理部52と、空調機機能間連携部53とが含まれる。空調機データ部51、空調機API処理部52及び空調機機能間連携部53は、室内機6b、GW2、遠隔端末4、クラウド5など、機能部が配置される場所に配置される。
空調機データ部51は、異なる装置に配置された機能部間で共有されるデータを管理し、遠隔配置された装置の一方側でデータが更新された場合に更新内容を他方側でも更新する(データを同期する)ことでデータの一貫性を保持する。空調機データ部51は、GW2、遠隔端末4、クラウド5、リモコン6cなどの物理メモリにそれぞれ分散されて記憶されているデータを同期させて、空調機システム全体としてのデータの一貫性を保持する。空調機データ部51により管理されるデータは、各機能部間での競合制御、調停に使用される。このように、空調機システムは、システム全体として統合されたメモリ(統合メモリ50)を仮想的に持つことができる。
つまり、統合メモリ50は、GW2、遠隔端末4、クラウド5、リモコン6cなどの物理メモリを仮想的に統合した概念としてのメモリである。
空調機API処理部52は、機能部が物理的にクラウド5、GW2、遠隔端末4、リモコン6cなどのいずれに配置されている場合にも、共通のAPIを機能部に提供することで、配置場所によらずに同じ機能部を利用(機能部を共通化)することが可能になる。空調機API処理部52は、通信の切換と機能層40から制御層30への指示を空調機データ部51を経由して行う。空調機API処理部52は、複数の装置内に配置された機能部や制御層の各部品の配置を把握しており、制御信号や応答信号が適切に通信されるように制御する。
空調機機能間連携部53は、遠隔配置された機能部間の連携制御を行う。例えば、空調機機能間連携部53は、遠隔配置された機能部による設定(例えば気流調整部の気流調整機能を機能させるか否か)などを変更する動作を行う。
次に、空気調和システム1の処理のシーケンスについて、気流調整を例として図3〜図6を用いて説明する。なお、図3〜図6において、室内機6bでは、空調機データ部51a、空調機API処理部52a、空調機機能間連携部53a、遠隔操作部43a、通信制御部34a、WiFi通信制御部26a、WiFiモジュールドライバ16a、赤外線通信制御部24a、赤外線通信モジュールドライバ14aが動作する。クラウド5では、空調機データ部51b、空調機API処理部52b、空調機機能間連携部53bが動作する。また、実メモリ50aは、仮想的なメモリである統合メモリ50のうち室内機6bに配置された物理メモリであり、実メモリ50bは、仮想的なメモリである統合メモリ50のうちクラウド5に配置された物理メモリである。
まず、気流調整部41bがクラウド5に配置され、利用者が遠隔端末4から風量又は風向を変更する場合について説明する。図3は、気流調整部41bがクラウド5に配置され、利用者が遠隔端末4から風量又は風向を変更する場合の空気調和システム1による処理のシーケンスを示す図である。図3に示すように、クラウド5に配置された気流調整部41bは、風量変更指示を遠隔端末4から受信する(S1)。ここで、まず風量を変更する場合について説明すると、気流調整部41bは、自身の配置場所に関わらず風量や風向の設定変更を要求する制御信号を出力する。具体的には、気流調整部41bは空調機API処理部52bに対して風量変更制御信号を出力する。空調機API処理部52bは、制御層の部品である風量制御部31や風向制御部32が本体装置にあることを把握しているため、風量変更制御信号を本体装置との通信用データ(WiFi信号)に変換し、インターネット経由で本体装置に送信する(S2)。ここで、本体装置は、空調機6である。
なお、空調機API処理部52bは、空調機データ部51bを介して通信用データを本体装置に送信し、空調機データ部51bは、風量の設定を変更して実メモリ50bに格納する。空調機データ部51bは、室内機6bの空調機データ部51aと同期して統合メモリ50の一貫性を保持する。従って、空調機データ部51aは、室内機6bの実メモリ50aから変更された風量の設定を取得できる。
本体装置のドライバ層10のWiFiモジュールドライバ16aは、クラウド5からインターネット経由で送信されたデータを受信し、ハードウェア抽象化層20のWiFi通信制御部26aに出力する。WiFi通信制御部26aは、WiFiモジュールドライバ16aにより受信されたデータが正規の受信データであるか否かの確認を行い、正規の受信データであれば制御層30の通信制御部34aに受信データを出力する。
通信制御部34aは、空調機API処理部52bから送信されたデータ(受信データ)を信号解析し、クラウド5側の気流調整部41bからの風量変更制御信号であれば、その風量変更制御信号を本体側の空調機API処理部52aに送る(S3)。
空調機API処理部52aは、風量変更制御信号を受信すべき風量制御部31の配置を把握しているため、風量制御部31に向けて風量変更制御信号を出力することができる(S4)。空調機API処理部52aはまた、空調機データ部51aに風量変更指示があったことを記憶させる。
風量制御部31は、風量変更指示により変更後の目標ファン回転数を決定し、ハードウェア抽象化層20のファン制御部21に対しての制御信号として目標ファン回転数を出力する。ファン制御部21は、風量制御部31から風量変更指示の受け付けを完了した時点で、風量制御部31に対して受け付けの応答信号を出力すると共に、現時点の実動作ファン回転数と変更後の目標ファン回転数との回転数差分からファンモータの制御量を算出し、ドライバ層10のファンモータドライバ11に対しての制御信号としてファンモータ制御量を出力する。ファンモータドライバ11は、ファンモータ制御量に従ってファンモータドライブ回路に対して信号を出力しファンモータを制御する(S5)。
その後、ドライバ層10のファンモータドライバ11は、ハードウェア9のファンモータ回転数フィードバック回路より、応答信号としてファンモータ制御量変更後の実動作ファン回転数のフィードバック信号(パルス信号)を入力する(S6)。ファンモータドライバ11は、このフィードバック信号入力の時間間隔(パルス信号の時間間隔)を応答信号としてハードウェア抽象化層20のファン制御部21に出力する。ファン制御部21は、フィードバック信号入力の時間間隔(パルス信号の時間間隔)からファンモータの回転数を算出して、所定の回転数になるまで指令電圧値(PWM信号のオン時間)を増加するように、ファンモータドライバ11に指示する。なお、ファン制御部21は、風量制御部31から風量変更指示の受け付けを完了した時点で、風量制御部31に対して受け付けの応答信号を出力し、受け付けの応答信号を受信した風量制御部31は、機能層40の空調機API処理部52aに応答信号を出力する(S7)。
空調機API処理部52aは、クラウド5に配置された機能層40の気流調整部41bから送信された制御信号に適した応答信号にデータ変換し、制御層30の通信制御部34aに応答信号を出力する(S8)。
通信制御部34aは、クラウド5との通信を行うため、WiFi通信を選択しハードウェア抽象化層20のWiFi通信制御部26aに応答信号を出力する。WiFi通信制御部26aは、入力した応答信号をUART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)信号に変換しドライバ層10のWiFiモジュールドライバ16aに出力する。WiFiモジュールドライバ16aは、通信回路を通じて応答信号をクラウド5に送信する(S9)。
このように、ファンモータドライバ11、ファン制御部21、風量制御部31及び空調機API処理部52aは、前の層の応答信号を順次適した形式に変換して次の層に出力するので、空気調和システム1は、ハードウェア9からの応答信号をクラウド5に送信できる。なお、風量制御部31は、気流調整部41の配置に関わらず応答を行う。具体的には、風量制御部31は、空調機API処理部52aに応答し、空調機API処理部52aは、クラウド5に対して。イベント型の応答の詳細については後述する。空調機API処理部52aは、統合メモリ経由の非同期応答、ポーリングにより応答を行ってもよい。
クラウド5の機能層40の空調機API処理部52bは、本体装置からインターネット経由で送信された信号を応答信号として入力し、入力した応答信号を変換して気流調整部41bに出力する。以上で、風量変更処理が完了する。
次に、風向変更について説明する。図3に示すように、クラウド5に配置された気流調整部41bは、風向変更指示を遠隔端末4から受信する(S1)。すると、気流調整部41bは、自身の配置に関わらず、空調機API処理部52bに対して風向変更制御信号を出力する。空調機API処理部52bは、制御層の部品である風向制御部32が本体装置にあることを把握しているため、風向変更制御信号を本体装置との通信用データ(WiFi信号)に変換し、インターネット経由で本体装置に送信する(S2)。
なお、空調機API処理部52bは、空調機データ部51bを介して通信用データを本体装置に送信し、空調機データ部51bは、風向の設定を変更して実メモリ50bに格納する。空調機データ部51bは、空調機データ部51aと同期して統合メモリ50の一貫性を保持する。従って、空調機データ部51aは、室内機6bの実メモリ50aから変更された風向の設定を取得できる。
本体装置のドライバ層10のWiFiモジュールドライバ16aは、クラウド5からインターネット経由で送信されたデータを受信し、ハードウェア抽象化層20のWiFi通信制御部26aに出力する。WiFi通信制御部26aは、WiFiモジュールドライバ16aにより受信されたデータが正規の受信データであるか否かの確認を行い、正規の受信データであれば制御層30の通信制御部34aに受信データを出力する。
通信制御部34aは、空調機API処理部52bから送信されたデータ(受信データ)を信号解析し、クラウド5側の気流調整部41bからの風向変更制御信号であれば、その風向変更制御信号を本体側の空調機API処理部52aに送る(S3)。
空調機API処理部52aは、風向変更制御信号を受信すべき風向制御部32の配置を把握しているため、風向制御部32に向けて風向変更制御信号を出力することができる(S10)。空調機API処理部52aはまた、空調機データ部51aに風向変更指示があったことを記憶させる。
風向制御部32は、風向変更指示により変更後の目標風向位置パルス数を決定し、ハードウェア抽象化層20の風向板制御部22に対しての制御信号として目標風向位置パルス数を出力する。風向板制御部22は、風向制御部32から風向変更指示の受け付けを完了した時点で、風向制御部32に対して受け付けの応答信号を出力すると共に、現時点の実動作風向位置パルス数と変更後の目標風向位置パルス数からステッピングモータの駆動方向を決定し、ドライバ層10のステッピングモータドライバ12に対しての制御信号としてステッピングモータ制御量を出力する。ステッピングモータドライバ12は、ステッピングモータ制御量に従ったタイミングでステッピングモータドライブ回路に対して信号を出力し、ステッピングモータを駆動することで風向位置を制御する(S11)。
風向板を制御するステッピングモータに関しては、風向位置を検出するハードウェア回路がないため、ドライバ層10のステッピングモータドライバ12、及び、ハードウェア抽象化層20の風向板制御部22への下位層からの応答信号入力はない。風向板制御部22は、制御層30の風向制御部32からの風向変更指示の受け付けを完了した時点で、風向制御部32に対して受け付けの応答信号を出力する。風向制御部32は、機能層40の空調機API処理部52aに応答信号を出力する(S12)。
空調機API処理部52aは、クラウド5に配置された機能層40の気流調整部41bから送信された制御信号に適した応答信号にデータ変換し、制御層30の通信制御部34aに応答信号を出力する(S8)。
通信制御部34aは、クラウド5との通信を行うため、WiFi通信を選択しハードウェア抽象化層20のWiFi通信制御部26aに応答信号を出力する。WiFi通信制御部26aは、入力した応答信号をUART信号に変換しドライバ層10のWiFiモジュールドライバ16aに出力する。WiFiモジュールドライバ16aは、通信回路を通じて応答信号をクラウド5に送信する(S9)。
クラウド5の機能層40の空調機API処理部52bは、本体装置からインターネット経由で送信された信号を応答信号として入力し、入力した応答信号を変換して気流調整部41bに出力する。以上で、風向変更処理が完了する。
次に、気流調整部41aが室内機6bに配置され、利用者が赤外線リモコンから風量又は風向の変更を行った場合について説明する。図4は、気流調整部41aが室内機6bに配置され、利用者が赤外線リモコンから風量又は風向を変更する場合の空気調和システム1による処理のシーケンスを示す図である。図4に示すように、室内機6bのドライバ層10の赤外線通信モジュールドライバ14aは、赤外線リモコンから利用者の操作による風量変更の指示を受信する(S21)。すると、赤外線通信モジュールドライバ14aは、受信信号を赤外線通信制御部24aに出力する。
赤外線通信制御部24aは、受信信号を解析し、受信信号が風量変更指示であることを特定し、制御層30の通信制御部34aに風量変更指示を出力する。通信制御部34aは、他の通信手段からの指示入力との優先度などを判断し、問題がなければ、機能層40の空調機API処理部52aに風量変更指示を出力する。このとき空調機API処理部52aは、機能部である遠隔操作部43aが本体側の機能層に配置されていることを把握しているため、風量変更指示を遠隔操作部43aに送信する(S22)。遠隔操作部43aは、本体装置内の機能層40の気流調整部41aに直接風量変更指示を出力する(S23)。風量変更指示を受けた機能層40の気流調整部41aは、自身の配置場所に関わらず、空調機API処理部52aに風量変更制御信号を出力する。空調機API処理部52aは、同一装置内の気流調整部41aからの制御信号であるため、通信データにデータ変換することなくそのまま、制御層30の風量制御部31に風量変更制御信号を出力する(S24)。
風量制御部31は、風量変更指示により変更後の目標ファン回転数を決定し、ハードウェア抽象化層20のファン制御部21に対しての制御信号として目標ファン回転数を出力する。ファン制御部21は、現時点の実動作ファン回転数と変更後の目標ファン回転数との回転数差分からファンモータの制御量を算出し、ドライバ層10のファンモータドライバ11に対しての制御信号としてファンモータ制御量を出力する。ファンモータドライバ11は、ファンモータ制御量に従ったタイミングでファンモータドライブ回路に対して信号を出力しファンモータを制御する(S25)。
その後、ドライバ層10のファンモータドライバ11は、ハードウェア9のファンモータ回転数フィードバック回路より、応答信号としてファンモータ制御量変更後の実動作ファン回転数のフィードバック信号を入力する(S26)。ファンモータドライバ11は、このフィードバック信号入力の時間間隔を応答信号としてハードウェア抽象化層20のファン制御部21に出力する。ファン制御部21は、制御層30の風量制御部31からの風量変更指示の受け付けを完了した時点で、風量制御部31に対して受け付けの応答信号を出力する。風量制御部31は、気流調整部41の配置場所に関わらず、機能層40の空調機API処理部52aに応答信号を出力する(S27)。
空調機API処理部52aは、気流調整部41aが同一装置内にあるため、データ変換することなく、そのまま気流調整部41aに応答信号を出力する。以上で、風量変更処理が完了する。
図3及び図4に示したように、気流調整部41は、クラウド5と室内機6bのいずれに配置されても、風量変更指示を受け取ると、自身の配置場所に関わらず、空調機API処理部52に風量変更制御信号を出力する。そして、空調機API処理部52は、クラウド5に配置されている場合には、気流調整部41bが本体装置に配置されていることを把握しているため、風量変更制御信号を本体装置との通信用データに変換して本体装置に送信する。このため、気流調整部41bは、室内機6bに配置された場合と同じ処理でクラウド5から室内機6bの風量を制御できる。従って、空気調和システム1は、気流調整部41を室内機6bとクラウド5のいずれにも配置できる。
次に、風向変更について説明する。図4に示すように、室内機6bのドライバ層10の赤外線通信モジュールドライバ14aは、赤外線リモコンから利用者の操作による風向変更の指示を受信する(S21)。すると、赤外線通信モジュールドライバ14aは、受信信号を赤外線通信制御部24aに出力する。
赤外線通信制御部24aは、受信信号を解析し、受信信号が風向変更指示であることを特定し、制御層30の通信制御部34aに風向変更指示を出力する。通信制御部34aは、他の通信手段からの指示入力との優先度などを判断し、問題がなければ、機能層40の遠隔操作部43aに風向変更指示を出力する。このとき空調機API処理部52aは、機能部である遠隔操作部43aが本体側の機能層に配置されていることを把握しているため、風向変更指示を遠隔操作部43aに送信する(S22)。遠隔操作部43aは、本体装置内の機能層40の気流調整部41aに直接風向変更指示を出力する(S23)。風向変更指示を受けた機能層40の気流調整部41aは、自身の配置を意識することなく、空調機API処理部52aに風向変更制御信号を出力する。空調機API処理部52aは、同一装置内の気流調整部41aからの制御信号であるため、通信データにデータ変換することなくそのまま、制御層30の風向制御部32に風向変更制御信号を出力する(S28)。
風向制御部32は、風向変更指示により変更後の目標風向位置と目標風向位置パルス数を決定し、ハードウェア抽象化層20の風向板制御部22に対しての制御信号として目標位置パルス数を出力する。風向板制御部22は、現時点の実動作風向位置パルス数と変更後の目標位置パルス数からステッピングモータの駆動方向を決定する。そして、風向制御部32は、ドライバ層10のステッピングモータドライバ12に対しての制御信号としてステッピングモータ駆動信号を目標風向位置パルス数に到達するまで出力する。ステッピングモータドライバ12は、ステッピングモータ駆動信号に対して信号を出力し、ステッピングモータを駆動することで風向位置を制御する(S29)。
風向板を制御するステッピングモータに関しては、風向位置を検出するハードウェア回路がないため、ドライバ層10のステッピングモータドライバ12、及び、ハードウェア抽象化層20の風向板制御部22への下位層からの応答信号入力はない。風向板制御部22は、制御層30の風向制御部32からの風量変更指示の受け付けを完了した時点で、風向制御部32に対して受け付けの応答信号を出力する。同様に、風向制御部32は、機能層40の空調機API処理部52aからの風向変更指示の受け付けを完了した時点で、気流調整部41の配置場所に関わらず、空調機API処理部52aに応答信号を出力する(S30)。
空調機API処理部52aは、気流調整部41aが同一装置内にあるため、データ変換することなく、そのまま気流調整部41aに応答信号を出力する。以上で、風向変更処理が完了する。
次に、気流調整部41bがクラウド5に配置され、利用者が赤外線リモコンから風量又は風向を変更する場合について説明する。図5は、気流調整部41bがクラウド5に配置される点で図3と同じであるが、利用者が赤外線リモコンから風量又は風向を変更する点で相違する。図5は、機能層40における処理を中心に、空気調和システム1による処理のシーケンスを示す図である。
図5に示すように、利用者は、赤外線リモコンで風量と風向を変更する(1)。遠隔操作部43aは、変更指示を受け付け(2)、設定(風量=x、風向=y)の変更内容を室内機6bの実メモリ50aに格納する(3)。室内機6bの空調機データ部51aとクラウド5の空調機データ部51bは、連携して室内機6bの実メモリ50aとクラウド5の実メモリ50bの間で内容を同期する(4)。室内機6bの空調機データ部51aとクラウド5の空調機データ部51bは、実メモリ50aの内容を実メモリ50bにコピーすることで、実メモリ50aと実メモリ50bの間で内容を同期する。クラウド5の気流調整部41bは、設定が変更されると、実メモリ50bにおける設定の変更内容を参照し(5)、関数コールを用いて、空調機API処理部52bに風量と風向の設定変更を要求する(6)。空調機API処理部52bは、設定変更要求を通信データに変換して室内機6bに送信する(7)。
室内機6bの空調機API処理部52bは、設定変更要求を受信し、風量の設定変更要求と風向の設定変更要求(関数コール)に変換する(8)。そして、風量の設定変更要求と風向の設定変更要求に基づいて、風量と風向が変更される(9)。
図6は、気流調整部41aが室内機6bに配置される場合を示す。図6に示すように、利用者は、赤外線リモコンで風量と風向を変更する(11)。遠隔操作部43aは、変更指示を受け付け(12)、設定(風量=x、風向=y)の変更内容を室内機6bの実メモリ50aに格納する(13)。
室内機6bの気流調整部41aは、設定が変更されると、実メモリ50aにおける設定の変更内容を参照し(14)、関数コールを用いて、空調機API処理部52aに風量と風向の設定変更を要求する(15)。空調機API処理部52aは、風量の設定変更を風量制御部31に要求し、風向の設定変更を風向制御部32に要求する。そして、風量と風向が変更される(16)。
図5及び図6に示したように、気流調整部41は、クラウド5と室内機6bのいずれに配置されても、統合メモリ50における設定が変更されると、空調機API処理部52に風量と風向の設定変更を要求する。そして、空調機API処理部52は、クラウド5に配置されていると、設定変更要求を通信データに変換して室内機6bに送信する。このため、気流調整部41bは、室内機6bに配置された場合と同じ処理でクラウド5から室内機6bの風量と風向を制御できる。従って、空気調和システム1は、気流調整部41を室内機6bとクラウド5のいずれにも配置できる。
次に、イベント(応答信号の受信)が起きたときに応答信号を処理するイベント型応答の詳細について説明する。図7は、クラウド5に気流調整部41bが配置された場合(すなわち図3、図5に示した実施例の場合)に気流調整部41bが風量変更指示及び風向変更指示に対するイベント型応答を空調機API処理部52aから受信する場合を示す図である。なお、図7は、一例として、MQTTプロトコルを採用し、MQTTサーバーに応答信号がパブリッシュ(Publish)されたときにサブスクライブ(Subscribe)している端末に応答信号を送信するパブリッシュ(Publish)・サブスクライブ(Subscribe)・モデルを適用した場合を示す。
図7に示すように、気流調整部41bは、空調機API処理部52bに、室内機側からの風量変更及び風向変更の応答を期待するCallback関数を登録する(21)。すなわち、気流調整部41bは、空調機API処理部52bに、風量Callback関数及び風向Callback関数をそれぞれ風量制御及び風向制御に関係付けて登録する。
空調機API処理部52bは、Callback関数をイベントと関係付けて保持する(22)。すなわち、空調機API処理部52bは、{風向Callback関数,風向制御イベント}、{風量Callback関数,風量制御イベント}を保持する。また、空調機API処理部52bは、室内機側の風量制御イベントと風向制御イベントを、サブスクライブするメッセージとして、通信制御部34bからMQTTサーバー54に登録する。
室内機6bの制御部(風量制御部31又は風向制御部32)は、イベント(風量変更信号の受付応答又は風向変更信号の受付応答)が発生すると、空調機API処理部52aにイベントを引き渡す(23)。空調機API処理部52aは、クラウド側にこのイベント情報を伝達するため、発生したイベントをパブリッシュする(24)。すなわち、空調機API処理部52aは、風量変更信号の受付応答がイベントとして発生すると、風量制御イベントをパブリッシュし、風向変更信号の受付応答がイベントとして発生すると、風向制御イベントをパブリッシュする。パブリッシュされたイベントは通信制御部34aからMQTTサーバー経由でメッセージとしてクラウド側に配信される。
クラウド5の空調機API処理部52bは、通信制御部34aからMQTTサーバー経由で配信されたイベントを受信し、受信したイベントに関連付けられたCallback関数を起動する(25)。すなわち、空調機API処理部52bは、パブリッシュされたイベントが風量制御イベントであれば風量Callback関数を起動し、パブリッシュされたイベントが風向制御イベントであれば風向Callback関数を起動する。
このように、気流調整部41bは、Callback関数を空調機API処理部52bに登録する。そして、空調機API処理部52bは、Callback関数をイベントと関係付けて保持し、イベントがパブリッシュされると、パブリッシュされたイベントに関連付けられたCallback関数を起動する。従って、気流調整部41bは、指示に対する応答を受信できる。
以上説明したように、空気調和システム1は、室内機6bに空調機API処理部52aを備え、遠隔装置の一例としてのクラウド5に空調機API処理部52bを備える。そして、クラウド5に配置された機能部は、空調機API処理部52bと空調機API処理部52aを介して処理を行う。つまり、空調機API処理部52aと空調機API処理部52bは、空気調和装置本体に対するアクセス(制御や情報収集など)を、様々なロケーション(空気調和装置やクラウドなど)から行えるプラットフォームとして機能する(プラットフォームAPI)。従って、空気調和システム1は、機能部を遠隔配置できる。
また、実施例では、機能層40に含まれる機能部は、室内機6b及び遠隔装置のいずれに配置された場合にも、同様の処理を行う。従って、空気調和システム1は、配置場所に依存しない共通の機能部の開発を可能とし、機能部の開発を容易にできる。例えば、機能部の処理として通信処理を設ける必要がなく、空調機API処理部52が必要な場合に通信制御部34を介して通信を行う。従って、空気調和システム1は、配置場所に依存しない共通の機能部の開発を可能とし、機能部の開発を容易にできる。
また、実施例では、機能部がクラウド5に配置される場合、空調機API処理部52bは、機能部からの指示を通信に適した形式に変換して空調機API処理部52aに送信する。そして、空調機API処理部52aは、空調機API処理部52bから受け取った指示を制御層30に適した形式に変換して制御層30の部品に出力する。そして、制御層30の部品は、空調機API処理部52aから受け取った指示をハードウェア抽象化層20に適した形式に変換してハードウェア抽象化層20の部品に出力する。そして、ハードウェア抽象化層20の部品は、制御層30の部品から受け取った指示をドライバ層10に適した形式に変換してドライバ層10の部品に出力する。従って、空気調和システム1は、1つ下の層とのインタフェースだけに基づく機能部及び部品の開発を可能とし、機能部及び部品の開発を容易にできる。
また、実施例では、遠隔配置された機能部は、パブリッシュ・サブスクライブ・モデルに基づいて、室内機6bへの指示に対する応答を受信するので、室内機6bが指示を実行したことを確認できる。
また、実施例では、機能部は、配置場所に依存することなく仮想的な統合メモリ50によって他の機能部とデータを共有でき、他の機能部とのデータの受け渡しを簡単に行える。また、実施例では、空調機データ部51は、仮想的な統合メモリ50によって機能部間でのデータの一貫性を保持する。従って、室内機6bのハードウェア9は、異なる場所に配置された同一機能部から矛盾する指示を受けることがなく、安定して動作できる。
1 空気調和システム
2 GW
2b,4b,5b,61b,62b,63b CPU
4 遠隔端末
5 クラウド
6 空調機
6a 室外機
6b 室内機
6c リモコン
10 ドライバ層
20 ハードウェア抽象化層
30 制御層
40 機能層
50 統合メモリ
51,51a,51b 空調機データ部
52,52a,52b 空調機API処理部
53,53a,53b 空調機機能間連携部

Claims (5)

  1. 少なくとも圧縮機と、熱交換器と、送風ファンとを含むハードウェア群と、前記ハードウェア群を制御するソフトウェアとを備えた本体装置と、
    少なくとも演算処理部と該演算処理部を制御するソフトウェアを備え、前記本体装置とネットワークを介して接続される遠隔装置と、
    を備えた空気調和システムであって、
    前記本体装置のソフトウェアは、
    各ハードウェアを駆動するドライバ群を有するハードウェアアクセス層と、
    前記ハードウェア群を、前記ドライバ群を介して制御する制御層と、
    前記本体装置への命令を受け付けて前記制御層に指示を出力する本体装置側機能層と、を備え、
    前記遠隔装置のソフトウェアは、
    前記本体装置への命令を受け付けて前記本体装置側機能層を介して前記制御層に指示を出力する遠隔装置側機能層を備え、
    少なくとも前記本体装置側機能層と前記遠隔装置側機能層のいずれか一方に、前記本体装置が提供する機能を実行する機能実行プログラムが配置される
    ことを特徴とする空気調和システム。
  2. 前記機能実行プログラムは、前記本体装置が利用者に提供する機能毎に個別に作成されたプログラムであることを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
  3. 前記機能実行プログラムが前記遠隔装置側機能層に配置される場合において、
    前記遠隔装置側機能層に入力された命令は、前記遠隔装置側機能層において前記ネットワークを介して前記本体装置側機能層に入力されるのに適した形式に変換され、前記遠隔装置側機能層から前記本体装置側機能層へ入力され、
    前記本体装置側機能層に入力された命令は、前記本体装置側機能層において前記制御層に適した形式に変換されて、前記本体装置側機能層から前記制御層へ入力され、
    前記制御層に入力された命令は、前記制御層において前記ハードウェアアクセス層に適した形式に変換されて、前記制御層から前記ハードウェアアクセス層へ入力され、
    前記ハードウェアアクセス層に入力された命令は、前記ハードウェアアクセス層においてハードウェアに適した形式に変換されて、前記ハードウェアアクセス層から前記ハードウェアに入力されることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和システム。
  4. 前記ハードウェアに入力された命令に対し、前記ハードウェアが返す応答信号は、前記ハードウェアアクセス層と前記制御層と前記本体装置側機能層と前記遠隔装置側機能層とで順次適した形式に変換されて各層に入力されることを特徴とする請求項3に記載の空気調和システム。
  5. 前記本体装置が有する物理メモリと前記遠隔装置が有する物理メモリは一貫性が保持される仮想的な統合メモリとして統合され、
    前記機能実行プログラムは、他の機能実行プログラムと前記統合メモリを用いてデータの受け渡しを行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の空気調和システム。
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