JP2021161882A - 送風ユニットおよびそれを用いた加湿ユニット - Google Patents

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浩一 酒井
Koichi Sakai
智貴 森川
Tomoki Morikawa
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Abstract

【課題】本開示は、低静圧大風量の特性と高静圧小風量の特性とを有し、両者の間で送風特性を大きく変えることができる送風ユニットならびに、当該送風ユニットを用いたバッチ式の加湿ユニットを提供する。【解決手段】本開示における送風ユニットおよびそれを用いた加湿ユニットは、遠心ファンと、前記遠心ファンを囲むスクロール部と、前記スクロール部と風の吸込み部と風の吹出部とを含むケーシング部とを備え、前記ケーシング部内の風の出口近傍に舌部を有し、前記舌部が前記スクロール部に対して相対的に移動する舌部移動機構を備える。この構成をなすことにより、低静圧大風量および高静圧小風量のように送風特性を大きく変えることができる。【選択図】図1

Description

本開示は、遠心ファン及びファンロータと、送風路の切換部材を備えて、1つの送風ユニットで、大風量と高静圧小風量を調整できる送風ユニットに関する。
特許文献1は、ファン、ファンロータ、ファンモータ、ファンケーシング、ディフューザ、ディフューザ駆動部とを備えている。ファンケーシングは、スクロール形状を有するスクロールケーシングであり、下面側にファンの吸気口が形成され、側部にファンの排気口が形成されている。また、ファンケーシングの上面側には、ディフューザによって開閉される開口が形成されている。ディフューザは、ファンロータからの遠心方向への送風である吸着排気を許容する第1状態と、吸着排気を抑える第2状態とを切り換える切換部材である。
特開2007−101058号公報
本開示は、低静圧大風量の特性と高静圧小風量の特性とを有し、両者の間で送風特性を大きく変えることができる送風ユニットを提供する。
本開示における送風ユニットは遠心ファンと、遠心ファンを囲むスクロール部と、スクロール部と風の吸込み部と風の吹出部とを含むケーシング部とを備え、ケーシング部内の風の出口近傍に舌部を有し、舌部がスクロール部に対して相対的に移動する舌部移動機構を備える。
本開示における送風ユニットは、舌部の位置変化または舌部から下流の風路の変化により、遠心ファン及びスクロールの形状を変化させることなく、低静圧大風量と高静圧小風量の切り換えを可能とすることができる。
(a)実施の形態1の送風ユニットの正面図(b)実施の形態1の送風ユニットのA−A断面図 (a)実施の形態1の送風ユニットの正面図(b)実施の形態1の送風ユニットのA−A断面図 (a)実施の形態2の送風ユニットの正面図(b)実施の形態2の送風ユニットのA−A断面図 (a)実施の形態2の送風ユニットの正面図(b)実施の形態2の送風ユニットのA−A断面図 実施の形態3の送風ユニットの三面図 実施の形態3の送風ユニットの三面図 (a)実施の形態4の加湿機ユニットの正面図(b)実施の形態4の加湿機ユニットの正面図 (a)実施の形態4の加湿機ユニットの正面図(b)実施の形4態の加湿機ユニットの正面図 従来技術の外観を表す斜視図 図9の中央内部を側面から見た図 図9のディフューザ部の詳細図
発明者らが、本開示に想到するに至った当時、送風ユニットの送風特性は、低静圧大風量の特性を有するタイプと、高静圧小風量の特性を有するタイプとに分かれていた。
しかしながら、これらの両特性を発揮する送風ユニットを必要とする機器を開発するにあたり、これを実現する本開示に至った。
以下、図面を参照しながら説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
実施の形態1から3は、遠心ファンと前記遠心ファンを囲むファンロータを備えた送風ユニットにおいて、大風量が必要な場合、小風量で高静圧が必要な場合、各々に対応した送風路を構築するものである。
図1の(a)は、本発明に係る実施の形態1の送風ユニットの吹出口正面から見た正面図で、空気は太い矢印に示す方向に本体へ吸い込まれる。図1の(b)は、吸込方向からみたA−A断面の平面図であり、空気は太い矢印の方向に吹き出される。図1の(b)に示されるファン1が反時計方向に回転することにより、空気が吸い込み口2から吸い込まれ、スクロール3に沿って反時計回り流れ、舌部4から吹き出し口5に向かって流れ、本体から吹き出される。
この状態は、小風量で高静圧が必要な状況で、舌部4がファン1の回転方向とは逆方向に位置する場所に移動して吹出高H1が低い状態となっている。
図2Aは、送風ユニットにおいて低静圧で大風量が求められる状態での吹出口正面から見た正面図で、空気は太い矢印に示す方向に本体へ吸い込まれる。図2の(b)は、吸込方向からみたA−A断面の平面図であり、空気は太い矢印の方向に吹き出される。
舌部4は図2の(a)と比べ、ファン1の回転方向に移動して吹出高H2が高い状態となっている。すなわち、H1<H2となるように、必要風量、必要静圧に合わせてファンを稼働できる。
(実施の形態2)
図3の(a)は、本発明に係る実施の形態2の送風ユニットの吹出口正面から見た正面図で、空気は太い矢印に示す方向に本体へ吸い込まれる。図3の(b)は、吸込方向からみたA−A断面の平面図であり、空気は太い矢印の方向に吹き出される。図3の(b)に示されるファン1が反時計方向に回転することにより、空気が吸い込み口2から吸い込まれ、舌部4から吹き出し部変更部材6に沿って流れ、ファン回転方向に沿うように本体から吹き出される。この状態は、小風量で高静圧が必要な状況で、変更部材6がファン1の中心方向に近い状態であり、吹出高H1が低くなっている。
図4の(a)は、送風ユニットにおいて低静圧で大風量が求められる状態での吹出口正面から見た正面図で、空気は太い矢印に示す方向に本体へ吸い込まれる。図4の(b)は、吸込方向からみたA−A断面の平面図であり、空気は太い矢印の方向に吹き出される。空気が吸い込み口2から吸い込まれ、舌部4から吹き出し部変更部材6に沿って流れる。この時、変更部材6は図3の(a)図3の(b)に比べ、ファン1から離れた状態になって吹出高H2が高くなっている。すなわち、H1<H2となっている。
(実施の形態3)
図5は、本発明に係る実施の形態3の送風ユニットの三面図で、空気は太い矢印に示す方向に本体へ吸い込まれる。ファン1が反時計方向に回転することにより、空気が吸い込み口2から吸い込まれ、舌部4から吹き出し部変更部材6に沿って流れ、吹出口5から吹き出される。変更部材6は、ファンの回転軸に略平行な方向に移動するように設けられている。
図5の状態は、小風量で高静圧が必要な状況で、変更部材6は風路の幅が略一定長さとなる状態で稼働しており、吹出幅B1が小さくなっている。
これに対し図6は、実施の形態3の送風ユニットにおいて低静圧で大風量が求められる状態で、空気は太い矢印に示す方向に吸い込み口2から本体へ吸い込まれ、吹出口5から太い矢印の方向に吹き出される。
この時、変更部材6は、対向する面、すなわち吹出口を構成する他の面から離れるような位置に移動し吹出幅B2が大きくなっている。すなわち、B1<B2となっている。
(実施の形態4)
図7の(a)は、実施の形態1の送風ユニットを加湿機ユニットに適用したものである。
同図は水分脱離の状態を示した吹出口正面から見た正面図である。本ユニットは室外に設置され、太い矢印で示される方向から吸い込まれ、ヒータ7で加熱され、水分を含んだ加湿エレメント8を通過時に水分が脱離され前記水分が目標の場所へ搬送される。
図7の(b)は、実施の形態4の加湿機ユニットの水分脱離状態を示した吸い込み口平面から見た平面図である。ファン1で昇圧された後、ダクト9を通り室内に湿った空気が運ばれる。一般に、室内に空気を搬送するダクトが長く通風抵抗が大きいため、小風量であっても高静圧が求められる。提示している例では、実施の形態1を応用したものであり、吹出高H1を低くしている。
図8の(a)は、実施の形態4の加湿機ユニットが水分吸着の状態を示した吹出口正面から見た正面図である。本ユニットは室外に設置され、空気が太い矢印で示される方向から吸い込まれ、加熱されていないヒータ7を通過して、加湿エレメント8を通過時に吸込まれた空気に含まれる水分が吸着される。
図8−2は、本発明に係る実施の形態4の加湿機ユニットの水分吸着状態を示した吸い込み口平面から見た平面図である。ファン1で増速された後、舌部4がファン1の回転方向に稼働して、吹出口5が拡大されて吹出高H2が高くなり大風量が得られ室外に吹き出される。一般に、室外の空気から水分を吸着した後、室外に放出する場合には大風量が必要となる。提示している例では、実施の形態1を応用したものである。
送風ユニットの応用としては。実施の形態2、3でも何ら支障なく実現できる。
本開示は、羽根車及び基本の送風路を変更することなく、送風特性を大きく変えることができるので、室外に設置される無給水加湿ユニットに適用可能である。
1 ファン
2 吸込み口
3 スクロール部
4 舌部
5 吹出し口
6 変更部材
7 ヒータ
8 加湿エレメント
9 ダクト

Claims (4)

  1. 遠心ファンと、前記遠心ファンを囲むスクロール部と、前記スクロール部と風の吸込み部と風の吹出部とを含むケーシング部とを備え、前記ケーシング部内の風の出口近傍に舌部を有し、前記舌部が前記スクロール部に対して相対的に移動する舌部移動機構を有することを特徴とする送風ユニット。
  2. 前記吹出部の開口面積を変更する吹出部変形機構を有することを特徴とする、請求項1記載の送風ユニット。
  3. 前記吹出部変形機構が前記吹出部の開口面積を大きくする場合、前記吸込み部が開口する方向とは逆の方向に前記吹出部を変形させて開口面積を変更することを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載の送風ユニット。
  4. 前記請求項1〜3のいずれかに記載の送風ユニットを用い、空気中の水分を吸着および脱離する吸着部を有するバッチ式の加湿ユニット。
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