JP2007101044A - 空気調和機 - Google Patents

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将人 渡辺
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啓二 横山
Seiichi Iijima
清一 飯島
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Abstract

【課題】空気調和機において、インテリアとの調和に配慮しつつ、吹出し口部分に対する結露を抑制できるようにすること。
【解決手段】空気調和機は、冷房または除湿運転が可能であり、吸込み口27及び吹出し口29を有する筐体20と、筐体20内に設けられた熱交換器33と、筐体20内に配置されて室内空気を仕込み口27から熱交換器33を通して吸込み吹出し口29から吹出すように動作する横流送風機31と、吸込み口27の少なくとも一部を開閉するように設けられた吸込み気流制御板251と、吹出し口29に設けられて吹出し空気の方向を変更する風向板291、295と、冷房または除湿運転時における室内の温湿度が結露対応領域にある場合に、吸込み気流制御板251を横流送風機33の運転による気流の通風抵抗が減少する方向に移動させる制御装置とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、空気調和機に係り、特に高湿時の冷房または除湿運転での吹出し口部分の結露の抑制を図るのに好適な空気調和機に関する。
空気調和機を冷房運転すると吹出し口から室内温度より冷却された冷風が吹出す。このため、吹出し口部分はこの冷風に冷却され部分的に室温より低い温度になる。一方、吹出し口周囲の室内空気は吹出し口から吹出す冷風により誘引されて巻込まれ、その一部が冷却された吹出し口部分に接触する。このとき、室内空気の湿度が高いと、室内空気の露点温度が上がり、冷却された吹出し口部分の温度よりも高い状態になる。この露点温度の高い室内空気が露点温度より低い温度の部分に接触すると露点温度より低い温度の部分に結露を生ずる。
また、空気調和機には室内に吹出す風の方向を変更するための上下風向板や左右風向板を備えるものが多い。風向板は送風機から送られてくる気流中に設けられるため、風向を大きく変更すると、風向板での気流の剥離や、吹出し口部分への気流の衝突が起こり易くなり、吹出し気流が大きく乱れる。気流の乱れが大きくなると、その部分の結露の量も多くなる。
この結露の量は室内空気の露点温度と冷却された吹出し口部分の温度との差が大きいほど多く、また、室内空気の露点温度の高い状態が長く続くほど多くなる。通常は、冷房運転を継続すると、室内の湿度が下がり、室内空気の露点温度も下がるため、結露水が増えつづけることは無く、結露水が室内に落下したり、吹出し空気に飛ばされて吹出し口から飛び出ることは無い。しかし、まれに悪条件が重なると結露水が室内に落下したり、吹出し空気に飛ばされて吹出し口から飛び出たりすることが起きる。
これまでの説明は冷房運転を例にとって説明してきたが、除湿運転でも同様な現象が起きることが有る。例えば、除湿運転における再熱器の大きさが冷却器の大きさより小さかったり、再熱器が冷却器と並列に配置されたり、再熱器が冷却器の上流に配置されたりすることが行なわれている。このような場合、吹出し空気の温度が部分的に室内空気の温度より下がって吹出し口部分の温度を室内空気の露点温度より低温に冷却し、その部分に吹出し口周囲から巻込まれた室内空気が接触することにより結露を生じさせてしまう。
他方、家庭用の空気調和機は寸法、性能、取扱いやすさ、騒音、価格等の種々の制約からセパレート壁掛形空気調和機が主流になっており、その送風形態も横流送風機を使用して前面及び上面吸込みで斜め下吹出しのものが多い。
このようなセパレート壁掛形空気調和機では、室内機の吹出し口に結露が発生し、成長して大きくなって落下するような事態になると、吹出し口の下方には室内機の構造物が何も無いので、落下する結露水を室内機で受けて適切に処理することは不可能である。このため、吹出し口に結露した結露水が落下することを防止することが必要である。
さらに、室内機の前側の吸込み口については、送風性能上では抵抗となるグリル等が無い方が良いが、グリル等が無いと室内機の機内が丸見えとなり、インテリアにそぐわない。また、グリルを設けた場合も、粗いグリルでは機内の造作が判然としない影となってグリル越しに現れ、インテリアの雰囲気を崩す。細かいグリルでは前側吸込み口からの風量が十分でなくなり、性能が低下する結果となる。
これを改善するため、運転時は前側吸込み口を開き、停止時にはこれを閉じることが考えられ、例えば、停止時に吸込み口を塞ぐパネルとなり、運転時には吸込み口へ吸込まれる室内空気のガイドとなる吸込み気流制御板を吸込み口の前面に設けることが考えられている。この吸込み気流制御板は運転時には室内空気のガイドとなると共に、室内からの視線を遮ると共に室内機の内部を隠蔽し、室内機の運転中もインテリアを乱さないようにしている。
この種の従来技術として、特開2003−106600号公報(特許文献1)、特開2001−289489号公報(特許文献2)、特開平11−287498号公報(特許文献3)、特開平1−95249号公報(特許文献4)、特開2003−14249号公報(特許文献5)が知られている。
特許文献1は、室内機内部の脱臭、殺菌運転を行う時に、先ず暖房サイクル運転で、上下風向板を水平位置、左右風向板を正面位置、開閉パネルを全開位置に移動させ乾燥運転を行い、その後、圧縮機を停止して上下風向板を上向き位置、開閉パネルを全閉位置に移動させ、送風機を逆転させ、イオンを発生し、内部の脱臭、殺菌を行う空気調和機の制御について述べている。
特許文献2は、室内温湿度を監視し、限度外温湿度の場合で使用者が設定した上下風向板、左右風向板の角度が適正領域を外れている場合には風向板を適正領域に変更し、室内温湿度が限度内になったら使用者が設定した上下風向板、左右風向板の角度に戻す空気調和機について述べている。
特許文献3は、運転開始から所定時間経過後又は設定温度から所定温度差以内になった時に、上下又は左右の風向板の角度を流体抵抗が最小となる位置にする空気調和機について述べている。
特許文献4は、吐出風向板の吐出角と吸込み口ルーバーの吸込み角度を連動させる空気調和機について述べている。
特許文献5は、フロントパネル前面に回動自在に開閉する着脱自在な吸入パネルを設置し、吸入パネルの傾斜角を調節して風量を調節する空調装置について述べている。
特開2003−106600号公報 特開2001−289489号公報 特開平11−287498号公報 特開平1−95249号公報 特開2003−14249号公報
特許文献1では、脱臭、殺菌運転に先立つ乾燥運転の為に、開閉パネル、上下風向板、左右風向板の制御については記述されているが、高温高湿時の運転に伴う抑制することについては触れられておらず、また、開閉パネルで風量を増加させて結露を抑制することについての言及も無い。
特許文献2では、結露を抑制するために、上下風向板、左右風向板を調整して気流の乱れを小さくする制御について述べられているが、風量を増加させて結露を抑制することについては触れられておらず、また、吸込み気流制御板で風量を増加させて結露を抑制することについての言及も無い。
特許文献3では、省エネ、低騒音を目的に、上下風向板、左右風向板を流体抵抗が小さくなるように調整する制御について述べられているが、高温多湿の運転に伴う結露を抑制する技術については述べられておらず、また、吸込み気流制御板で風量を増加させて結露を抑制することについての言及も無い。
特許文献4では、最も通風抵抗が少なく、効率の上がるように吸込みルーバーの角度を調節する制御については述べられているが、高温高湿時の運転に伴う抑制することについては触れられておらず、また、吸込みルーバーで風量を増加させて結露を抑制することについての言及も無い。
特許文献5では、運転停止時に吸込み口を閉鎖することで、異物質が室内機内に流入することを防いでいるが、高温多湿の運転に伴う結露を抑制する技術については述べられておらず、また、吸入パネルで風量を増加させて結露を抑制することについての言及も無い。
本発明の目的は、インテリアとの調和に配慮しつつ、吹出し口部分に対する結露を抑制できる空気調和機を提供することにある。
前述の目的を達成するために、本発明は、吸込み口及び吹出し口を有する筐体と、
前記筐体内に設けられた熱交換器と、前記筐体内に配置されて室内空気を前記仕込み口から前記熱交換器を通して吸込み前記吹出し口から吹出すように動作する横流送風機と、前記吸込み口の少なくとも一部を開閉するように設けられた吸込み気流制御板と、前記吹出し口に設けられて吹出し空気の方向を変更する風向板とを備えた冷房または除湿運転が可能な空気調和機であって、冷房または除湿運転時における室内の温湿度が結露対応領域にある場合に、前記吸込み気流制御板を前記横流送風機の運転による気流の通風抵抗が減少する方向に移動させる制御装置を備える構成にしたことにある。
係る本発明のより好ましい具体的な構成例は次の通りである。
(1)前記制御装置は、冷房または除湿運転時におけう室内の温湿度が結露対応領域にある場合に、前記吸込み気流制御板と前記風向板とを連動して前記横流送風機の運転による気流の通風抵抗が減少する方向に移動させるように制御すること。
(2)室内温度センサー及び室内湿度センサーを備え、前記制御装置は、前記室内温度センサーで検出した室内温度と前記室内湿度センサーで検出した室内湿度とに基づいて、前述の冷房または除湿運転時における室内の温湿度が結露対応領域にあるかを判定し、その判定結果が結露対応領域にある場合に前記吸込み気流制御板を前記横流送風機の運転による気流の通風抵抗が減少する方向に移動させるように制御すること。
(3)前記制御装置は、冷房または除湿運転時におけう室内の温湿度が結露対応領域にある場合に、前記吸込み気流制御板を全開の位置に、前記風向板を空気吹出し風路と略平行な位置に移動させるように制御すること。
(4)室内機と室外機とを接続配管で接続して構成され、前記室内機は、吸込み口及び吹出し口を有する筐体と、前記筐体内に設けられた熱交換器と、室内空気を前記仕込み口から前記熱交換器を通して吸込み前記吹出し口から吹出すように前記筐体内に配置された横流送風機と、前記吸込み口の少なくとも一部を開閉するように設けられた吸込み気流制御板と、前記吹出し口に設けられて吹出し空気の方向を変更する風向板とを備え、前記吸込み口は前記筐体の前面に設けられた前面吸込口を有し、前記吸込み気流制御板は前記前面吸込み口を開閉するように設けられ、前記熱交換器は少なくとも前記前面吸込み口に対向する前側熱交換器を有し、前記吹出し口は前記前面吸込み口の下方に位置して設けられていること。
本発明の空気調和機によれば、インテリアとの調和に配慮しつつ、吹出し口部分に対する結露を抑制できる。
以下、本発明の空気調和機の一実施形態を図1から図6を用いて説明する。
図1から図4を参照しながら、本実施形態の空気調和機の構成及び通常運転動作について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る空気調和機の構成図、図2は図1の室内機の運転停止時の断面図、図3は図1の室内機の通常運転時の断面図、図4は図3の室内機の左右風向板の通常運転位置の一例を示す断面図である。
本実施形態における空気調和機1は、吸込み口27及び吹出し口29を有する筐体20と、筐体20内に設けられた室内熱交換器33と、筐体20内に配置されて室内空気を仕込み口27から室内熱交換器33を通して吸込み吹出し口29から吹出すように動作する室内横流送風機31と、吸込み口27の少なくとも一部を開閉するように設けられた吸込み気流制御板251と、吹出し口27に設けられて吹出し空気の方向を変更する風向板291、295とを備えて構成されている。
空気調和機1は、室内機2と室外機6とを接続配管8で接続して構成され、室内を空気調和する。室内機2は、筐体基台21に室内熱交換器33、横流送風機31、露受皿35等を取付け、これらを化粧枠23で覆い、化粧枠23の前面に前面パネル25を取付けた構成になっている。筐体20は、筐体基台21、化粧枠23及び前面パネル25から構成されている。
化粧枠23には、室内吸込み口27となる上側空気吸込部230−1及び前側空気吸込部230−2が設けられると共に、吹出し口29等が設けられている。また、前面パネル25の右寄り下部中央には、運転状況を表示する表示部397と、別体のリモコン5からの赤外線の操作信号を受ける受光部396が配置されている。
筐体基台21には、室内横流送風機31、室内熱交換器33、露受皿35、上下風向板291、左右風向板295等の基本的な内部構造体が取付けられる。そして、筐体基台21に取付けられた室内横流送風機31等の基本的な内部構造体は、化粧枠23を取付けることにより室内機2内に包含される。化粧枠23は、上部両側に取付リブを形成しており、この取付リブを筐体21の前部に引っ掻け、下部をネジ等により筐体基台21に取付けて設置されている。
化粧枠23の下面(筐体20の下面)に形成される吹出し口29は、前面パネル25との分割部に隣接して配置され、奥の吹出し風路290に連通している。2枚の上下風向板291は閉鎖状態で吹出し風路290をほぼ隠蔽して、室内機2の底面に連続した大きな曲面を形成する。そして、上下風向板291は両端部に設けた回動軸を支点にして、リモコン5からの指示に応じて、図示しない駆動モータを介して、空気調和機の運転時に所要の角度回動して吹出し口29を開き、その状態を保持する。空気調和機の運転停止時には、吹出し口29を閉じるように制御される。
また、左右風向板295は下端部に設けた回動軸を支点にして、図示しない駆動モータにより回動可能に構成され、リモコン5からの指示の応じて回動してその状態を保持し、吹出し空気を左右の所要の方向に吹出させる。なお、リモコン5から指示することにより、空気調和機の運転中に上下風向板291、左右風向板295を周期的に揺動させ、室内の広範囲に周期的に吹出し空気を送ることもできる。
また、吸込み気流制御板251は図示しない駆動モータによりギア253を回転させることにより、下端部に設けた回動軸を支点として回動可能に構成され、空気調和機の運転時に前側空気吸込部230-2を開き、前側空気吸込部230−2からも室内空気を室内機2内に吸引し、空気調和機の停止時には、前側空気吸込部230−2を閉じるように制御される。
なお、フィルター231は前側空気吸込部230−2から上側空気吸込部230−1にかけて逆L字状に湾曲して挿入され、吸込み空気を除塵する。なお、フィルター231は、図2、図3、図5の前側空気吸込部230−2と前側熱交換器の間にも挿入されているが、図が煩雑になるのを防ぐため破断して省略してある。
この吸込み気流制御板251は、空気調和機の停止中に前側空気吸込部230−2を閉じる全閉位置、空気調和機の通常運転中に前側空気吸込部230−2を開く通常位置、空気調和機の通常位置より更に大きく前側空気吸込部230−2を開く全開位置の少なくとも3個所の位置でその状態に開度を保持可能に構成されている。
そして、本実施形態に係る室内機2によれば、停止時は空気吹出し風路290と前側空気吸込部230−2とを上下風向板291と吸込み気流制御板251とで隠蔽してインテリアに調和させている。運転時には上下風向板291、左右風向板295をリモコン5からの指示に応じて回動させる。これと共に、吸込み気流制御板251を開いて前側空気吸込部230−2及び上側空気吸込部230−1から室内空気を吸込む。吸込んだ室内空気を内部の室内熱交換器33で冷風または温風に空気調和して前記吹出し口29から吹出すことができる。
この空気調和機1を運転する時には、電源(図示せず)に接続してリモコン5を操作し、所望の冷房、除湿、暖房等の運転を行う。
冷房、除湿、暖房等の運転の場合を図3及び図4を用いて説明する。冷房、除湿、暖房等の運転の場合、横流送風機31の前方の部分の室内熱交換器33に室内空気を通すため、図3の如く、前面パネル25の一部を構成する吸込み気流制御板251を回動させて開く。上側空気吸込部230−1及び開いた吸込み気流制御板251の奥の化粧枠23の前側空気吸込部230−2を通して室内熱交換器33に室内空気を流通させる。
室内機2は、内部に図示しない電装品ボックスに制御基板を備え、この制御基板に制御装置を構成するマイコンが設けられる。該マイコンは室内温度センサー41、室内湿度センサー43等の各種のセンサーからの信号を受け、リモコン5からの操作信号を受光部396で受けると共に、室内横流送風機31、気流制御板駆動モータ、上下風向板駆動モータ、左右風向板駆動モータ等を制御し、且つ、室外機6との通信を司るなど、室内機2を統括して制御する。
室内機2は、運転停止状態で、図2に示すように、吸込み気流制御板251及び上下風向板291が閉鎖された状態となっている。この状態で、リモコン5から運転操作の信号がなされると、マイコンは、リモコン5からの操作信号または自動運転が設定されていれば各種センサーからの情報に基づいて冷房または暖房等の運転モードを決定する。該決定に基づいて吸込み気流制御板251及び上下風向板291を動作させて、気流の通路を開放状態にする。このとき、吸込み口230−2が開放されるが、室内からの視線は吸込み気流制御板251で遮られて室内機2の内部までは届かず、インテリアの雰囲気を崩すことは無い。
つまり、マイコンは、駆動モータを動作させ図3及び図4に示すように上下風向板291、左右風向板295をリモコン5からの指示に対応した吹出し角度まで回動する。また、マイコンは、上下風向板291の動作に連動して吸込み気流制御板251を開く気流制御板駆動モータを動作させる。
次に、マイコンは、室内横流送風機31を回転させ、上側空気吸込部230−1及び前側の空気吸込部230−2から室内空気を吸込み、吸込んだ室内空気を室内熱交換器33で温風または冷風あるいは熱交換しないで上下風向板291、左右風向板295に沿って吹出し口29から吹出させるように制御する。
一方、運転を停止する際は、マイコンは、室内横流送風機31を停止した後に、吸込み気流制御板251の駆動モータ及び上下風向板291の駆動モータを逆回転させる。このようにすることで、吸込み気流制御板251及び上下風向板291を、開の状態から閉の状態に戻すように制御する。
空気調和機を室内の温湿度が高い状態で冷房運転すると、前述したように、吹出し口部分に結露が生じ、この状態で更に運転を続けると結露が生長し、ついには結露水が室内に落下したり、吹出し空気に飛ばされて吹出し口から飛び出たりすることがある。
本実施形態の空気調和機では、この恐れを少なくするために次のように運転する。これを、図5及び図6を参照しながら説明する。図5は図1の室内機の結露抑制運転時の断面図、図6は図5の室内機の左右風向板の位置を示す断面図である。
室内温度センサー41、室内湿度センサー43からの信号により、室内の状態が予め試験などにより定めた所定の状態にある(すなわち、冷房または除湿運転時における室内の温湿度が結露対応領域にある)と判定された場合は、上下風向板291を図5に示すように空気吹出し風路と略平行な位置まで移動させると共に、吸込み気流制御板251を通常位置から更に大きく開いた全開の位置に移動させ、さらには、左右風向板295を図4の通常位置から図6に示すように正面を向く位置に移動させる。このとき、吸込み気流制御板251は大きく開くが、室内からの視線の大部分は吸込み気流制御板251で遮られて室内機2の内部までは届かず、インテリアの雰囲気を大きく乱すことは無い。
このようにすることにより、前側空気吸込部230−2では、吸込み気流制御板251を通常位置から更に大きく開いた全開位置まで移動することで横流送風機31により室内機内を流れる気流の抵抗が減少する。更に、空気吹出し風路290部でも、上下風向板291を空気吹出し風路290と略平行な位置まで、左右風向板295を正面を向く位置に夫々移動することで気流の抵抗が減少する。
このとき、室内の温湿度の状態に応じて風向板の移動する位置を段階的に或いはゆっくりと連続的に変える。このようにすることにより、使用者が個々に設定した上下風向板291、左右風向板295の風向角度を多少でも残しながら移動することとなり、使用者の違和感を少なくすることができる。
このように前側空気吸込部230−2及び空気吹出し風路290の気流抵抗が減少することにより、横流送風機31の送風量が増加し、吸込み空気の温度と吹出し空気の温度の差が小さくなり(換言すれば、吹出し空気の温度が上がって)、吹出し口部分を冷やす程度が小さくなり、吹出し口部分の温度が上がる。このため、吹出し空気によって吹出し口の周囲から巻込まれる湿度の高い室内空気が吹出し口部分の低温部に接触して引き起こす、吹出し口部分への結露の量が減少する。これによって、吹出し口部分に結露した結露水が落下したり、吹出し空気によって吹き飛ばされたりする恐れが低減される。
また、上下風向板291を吹出し風路290と略平行な位置に、左右風向板295を正面を向く位置に夫々移動することで、上下風向板291及び左右風向板295が吹出し風路290の気流に平行になり、上下風向板291及び左右風向板295による気流の変更が小さくなり、送風量が増加しても気流の剥離が少なくなると共に、気流が上下風向板291及び左右風向板295や吹出し口周囲の部分に衝突することによる気流の乱れも小さくすることができる。このため、吹出し空気によって吹出し口29の周囲から巻込まれる湿度の高い室内空気の量が減少し、吹出し口部分への結露の量が減少し、吹出し口部分に結露した結露水が落下したり、吹出し空気によって吹き飛ばされたりする恐れが低減される。
特に、吸込み気流制御板251を全開位置まで開いたことによる吹出し空気の温度の上昇はかなり大きく、結露の抑制効果が大きいことが判った。
これは、吸込み気流制御板251が通常位置の時は、前側空気吸込部230−2を通る気流は吸込み気流制御板251の上部と前面パネル250の上部に挟まれた通路から横流送風機31に吸寄せられるように流動するため図3のように前側熱交換器の下部を通る気流は僅かであり、このためこの部分を通った気流は熱交換器33で十分冷却され低温となって横流送風機31に入り、横流送風機31の流線に沿って吹出し口29の上側部分に達し、この流線に沿った部分を過度に冷却し、過度に冷却された部分に多量の結露を生ずる結果となる。このため上側の上下風向板291の上面側や、吹出し風路290の上面や、吹出し口29の上方外面などは特に結露が生じ易い場所となっている。
そこで、吸込み気流制御板251を通常運転位置から更に回動して全開の位置まで大きく開くと、図5に示すように前側空気吸込み部230−2を通る気流は吸込み気流制御板251の上部と前面パネル250の上部に挟まれ大きく開いた通路から横流送風機31に吸寄せられるように流動するため前側熱交換器の下部を通る気流は少ないが、吸込み気流制御板251が通常位置の時に較べて、吸込み気流制御板251の上部が大きく開いているため、前側熱交換器の下部を通る気流の量は吸込み気流制御板251の開度に連動して増加し、吸込み気流制御板251が通常位置の時より大幅に増加する。
このため、この部分を通る気流は吸込み気流制御板251が通常位置の時より温度が上がり、この部分の気流の流線に沿った部分も吸込み気流制御板251が通常位置の時より冷却される度合いが小さくなり、特に結露が生じ易かった上側の上下風向板291の上面側や、吹出し風路290の上面や、吹出し口29の上方外面などの結露の量が大幅に減少する。
このように、本実施形態では、通る気流が少ない、前側熱交換器の下部を通る流線に沿った流路の抵抗を吸込み気流制御板251を全開することで大幅に減少させ、この流線に沿った気流の風量を増加させて吹出し空気の温度を上昇させて、結露の起き易い吹出し口の低温部分の温度を上げて結露を抑制するようにしたものである。
また、使用者が上下風向板291及び左右風向板295をたまたま条件の悪い位置に設定し、室内が高温高湿で運転開始しても、吹出し口部分に結露が生じてそれが生長する迄には相当の時間がかかるため、運転開始から当座の間は吹出し口部分から結露水が落下したり、吹出し空気によって吹き飛ばされたりすることはない。
この間に、室内の温湿度が適正な範囲になる場合も多いので、室内が高温高湿の場合でも、運転開始から所定の時間は使用者の個々に設定した上下風向板291、左右風向板295の風向のままで運転し、所定時間が経過してから吸込み気流制御板251、上下風向板291、左右風向板295を通風抵抗が小さくなる方向に移動するようにしても良い。このようにすることにより、使用者が設定した上下風向板291及び左右風向板295の風向をかなりの時間、維持しながら運転することとなり、この点からも上下風向板291及び左右風向板295の移動による使用者の違和感を少なくすることができる。
勿論、空気調和機の運転によって、室内の温湿度が適正な範囲に到達した時には、吸込み気流制御板251、上下風向板291、左右風向板295を元の設定位置に戻し、使用者の意図に沿った気流の状態にすることで使用者の違和感を拭い去ることができる。
なお、本実施形態の制御を適用する室内温湿度の所定の領域である結露対応領域は予め実験などのより定めて置き、マイコンのメモリーに書き込んでおくことで、その目的を達することができる。
また、室温がさほど高温でなくても梅雨時、秋雨の時などの湿気の多い時に、空気調和機を冷房または除湿運転することがある。このような時期(温度としては21℃以上、湿度としては70%以上の時期)に冷房または除湿運転すると、吹出し口部分への結露の量が増加する恐れが有る。このような時にも、吸込み気流制御板251と、上下風向板291または左右風向板295とを横流送風機31による気流の通風抵抗が減少する方向に移動させる。このようにすることにより、吹出し口部分への結露水が落下したり、吹出し空気によって吹き飛ばされたりする恐れを確実に小さくすることができる。
なお、本実施形態では結露の減少についてのみ述べているが、当然のことながら、室内機の通風抵抗が減少するので、横流送風機31の送風量が増し、冷房能力、除湿能力が増え、室内の環境をより速く快適な状態にする働きが強まると共に、横流送風機31の送風量が増すことで成績係数も大きくなって、省エネルギーとなり、更に、通風抵抗が減少することで低騒音にもなる。
また、これまでの説明では吸込み気流制御板251の開度を大きくするのと連動して上下風向板291及び左右風向板295も通風抵抗を小さくするように移動させているが、吸込み気流制御板251の開度を大きくするのと連動して上下風向板291または左右風向板295の何れか一方を通風抵抗を小さくするように移動させることでも、効果は多少限定的になるものの同様な効果が得られることは明らかである。
本実施形態によれば、室内空気の吸込み口27と対向して設けられた熱交換器33と、横流送風機31と、該吸込み口27の少なくとも一部を開閉する如く設けられ、電気的に開閉可能な吸込み気流制御板251と、空調空気の吹出し口29に設けられ、電気的に回動可能な上下風向板291または電気的に回動可能な左右風向板295とを備え、冷房または除湿運転が可能な空気調和機において、冷房または除湿運転時に、室内の温湿度が所定の領域(結露対応領域)内の場合に、該吸込み気流制御板251と、該上下風向板291または該左右風向板295とを該横流送風機31の運転による気流の通風抵抗が減少する方向に移動させる制御装置を有し、制御装置は室内温度センサー41、室内湿度センサー43からの信号により、室内の温湿度が予め実験などにより定めた所定の領域(結露対応領域)内であると判定した場合に吸込み気流制御板251、上下風向板291、左右風向板295の駆動モータを制御して、横流送風機31による気流の通風抵抗が減少する方向に移動させるようになっている。
このため、室内機2の通風抵抗が減少して風量が増え、吸込み空気の温度と吹出し空気の温度の差が小さくなり、吹出し空気の温度が上がって、吹出し口部分を冷やす程度が小さくなり、吹出し口部分の温度が上がる。
また、上下風向板291または左右風向板295が吹出し風路290内の気流と平行に近くなり、上下風向板291または左右風向板295による気流の変更が小さくなり、気流の剥離が少なくなると共に、気流が上下風向板291または左右風向板295や吹出し口29の周囲の部分に衝突することによる気流の乱れも小さくなる。このため吹出し空気によって吹出し口29の周囲から巻込まれる湿度の高い室内空気の量が減少する。
従って、吹出し空気によって吹出し口29の周囲から巻込まれる湿度の高い室内空気が吹出し口部分の低温部に接触して引き起こす、吹出し口部分への結露の量が減少するので、室内の温湿度が結露の発生しやすい、高温高湿の時でも、使用者が個々に設定した上下風向板291、左右風向板295の風向角度を多少でも残し、且つ、吹出し口部分に結露した結露水が落下したり、吹出し空気によって吹き飛ばされたりする恐れが小さくなる空気調和機を得ることができる。
また、空気調和機がセパレート壁掛形空気調和機であり、その室内機2の少なくとも前面に吸込み口230−2と吸込み気流制御板251を有し、熱交換器33が少なくとも該前側吸込み口230−2に対向する前側熱交換器を有し、吹出し口29が該吸込み気流制御板251の下部に設けられていることにより、露付抑制運転時に吸込み気流制御板251を全開しても、吸込み気流制御板251で室内からの大部分の視線をさえぎって、機内を隠蔽し、インテリアの雰囲気を大きく乱すこと無く運転できる。また、制御装置は室内温度センサー41、室内湿度センサー43からの信号により、室内の温湿度が予め実験などにより定めた所定の領域内であると判定した場合は吸込み気流制御板251、上下風向板291、左右風向板295の駆動モータを制御して、横流送風機31による気流の通風抵抗が減少する方向に移動させる。このため、室内機2の通風抵抗が減少して風量が増え、吸込み空気の温度と吹出し空気の温度の差が小さくなり、吹出し空気の温度が上がって、吹出し口部分を冷やす程度が小さくなり、吹出し口部分の温度が上がる。特に、もともと通る気流が少ない、前側熱交換器の下部を通る流線に沿った流路の抵抗が吸込み気流制御板251を全開することで大幅に減少し、この流線に沿った気流の風量が大幅に増加して吹出し口29の上側部分の吹出し空気の温度が上昇し、結露の起き易い吹出し口29の上側部分の低温部の温度が上がる。
また、本実施形態によれば、制御装置が吸込み気流制御板251を全開の位置に、上下風向板291を空気吹出し風路290と略平行な位置または左右風向板295を正面の位置に移動させるものであることにより、制御装置は室内温度センサー41、室内湿度センサー43からの信号により、室内の温湿度が予め実験などにより定めた所定の領域内であると判定した場合は吸込み気流制御板251、上下風向板291、左右風向板295の駆動モータを制御して、吸込み気流制御板251を全開の位置に、上下風向板291を空気吹出し風路295と略平行な位置に、左右風向板を正面の位置に移動させる。
この位置で、風向板291、295が吹出し風路内の気流と略平行になり、上下風向板291または左右風向板295による気流の変更が最も小さくなり気流の剥離が最も少なくなると共に、気流が風向板291、295や吹出し口29周囲の部分に衝突することによる気流の乱れも最小になる。このため吹出し空気によって吹出し口29の周囲から巻込まれる湿度の高い室内空気の量が減少する。また、この位置は、風向板291、295による通風抵抗が最小になる位置でも有るので、室内機2の通風抵抗が減少して風量が増え、吸込み空気の温度と吹出し空気の温度の差が最も小さくなり、吹出し空気の温度が最も上がって、吹出し口部分を冷やす程度が最も小さくなり、吹出し口部分の温度が最も上がる。
これ等の理由で吹出し空気によって吹出し口29の周囲から巻込まれる湿度の高い室内空気が吹出し口部分の低温部に接触して引き起こす、吹出し口部品への結露の量が減少するので、吸込み気流制御板251、上下風向板291、左右風向板295を夫々の定位置に移動するだけで、室内の温湿度が結露の発生しやすい、高温高湿の時でも、吹出し口部分に結露した結露水が落下したり、吹出し空気によって吹き飛ばされたりする恐れを小さくできる空気調和機を得ることができる。
また、本実施形態によれば、所定領域が室内温度21℃以上で且つ相対湿度70%以上の領域を結露対応領域に含んで設定されていることにより、梅雨時、秋雨の時などのむしむしする時に、空気調和機を冷房運転又は除湿運転した時には、吸込み気流制御板と、上下風向板または左右風向板とを送風機による気流の通風抵抗が減少する方向に移動させる。
このようにすることにより、室内機2の通風抵抗が減少して風量が増え、吸込み空気の温度と吹出し空気の温度の差が小さくなり、吹出し空気の温度が上がって、吹出し口部分を冷やす程度が小さくなり、吹出し口部分の温度が上がる。
従って、吹出し空気によって吹出し口29の周囲から巻込まれる湿度の高い室内空気が吹出し口部分の低温部に接触して引き起こす、吹出し口部分への結露の量が減少するので、吹出し口部分への結露の量が増加する恐れの有る梅雨どきなどにも、吹出し口部分に結露した結露水が落下したり、吹出し空気によって吹き飛ばされたりする恐れが小さくなる空気調和機を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の構成図である。 図1の室内機の運転停止時の断面図である。 図1の室内機の通常運転時の断面図である。 図3の室内機の左右風向板の通常運転位置の一例を示す断面図である。 図1の室内機の結露抑制運転時の断面図である。 図5の室内機の左右風向板の位置を示す断面図である。
符号の説明
1…空気調和機、2…室内機、5…リモコン、6…室外機、8…接続配管、20…筐体、21…筐体基台、23…化粧枠、25…前面パネル、26…吸込み気流制御板駆動装置、27…吸込み口、29…吹出し口、31…送風機、33…室内熱交換器、35…露受皿、37…ドレン配管、41…室内温度センサー、43…室内湿度センサー、(210…筐体基台、)230…化粧枠本体、230−1…上側空気吸込部、230−2…前側空気吸込部、231…フィルター、250…前面パネル本体、251…吸込み気流制御板、253…ギア、290…吹出し風路、291…上下風向板、295…左右風向板、296…連動板、396…受光部、397…表示部。

Claims (6)

  1. 吸込み口及び吹出し口を有する筐体と、
    前記筐体内に設けられた熱交換器と、
    前記筐体内に配置されて室内空気を前記仕込み口から前記熱交換器を通して吸込み前記吹出し口から吹出すように動作する横流送風機と、
    前記吸込み口の少なくとも一部を開閉するように設けられた吸込み気流制御板と、
    前記吹出し口に設けられて吹出し空気の方向を変更する風向板とを備えた冷房または除湿運転が可能な空気調和機であって、
    冷房または除湿運転時における室内の温湿度が結露対応領域にある場合に、前記吸込み気流制御板を前記横流送風機の運転による気流の通風抵抗が減少する方向に移動させる制御装置を備える
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機において、前記制御装置は、冷房または除湿運転時におけう室内の温湿度が結露対応領域にある場合に、前記吸込み気流制御板と前記風向板とを連動して前記横流送風機の運転による気流の通風抵抗が減少する方向に移動させるように制御することを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1または2に記載の空気調和機において、室内温度センサー及び室内湿度センサーを備え、前記制御装置は、前記室内温度センサーで検出した室内温度と前記室内湿度センサーで検出した室内湿度とに基づいて、前述の冷房または除湿運転時における室内の温湿度が結露対応領域にあるかを判定し、その判定結果が結露対応領域にある場合に前記吸込み気流制御板を前記横流送風機の運転による気流の通風抵抗が減少する方向に移動させるように制御することを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項1に記載の空気調和機において、前記制御装置は、冷房または除湿運転時におけう室内の温湿度が結露対応領域にある場合に、前記吸込み気流制御板を全開の位置に、前記風向板を空気吹出し風路と略平行な位置に移動させるように制御することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  5. 請求項1に記載の空気調和機において、室内機と室外機とを接続配管で接続して構成され、前記室内機は、吸込み口及び吹出し口を有する筐体と、前記筐体内に設けられた熱交換器と、室内空気を前記仕込み口から前記熱交換器を通して吸込み前記吹出し口から吹出すように前記筐体内に配置された横流送風機と、前記吸込み口の少なくとも一部を開閉するように設けられた吸込み気流制御板と、前記吹出し口に設けられて吹出し空気の方向を変更する風向板とを備え、前記吸込み口は前記筐体の前面に設けられた前面吸込口を有し、前記吸込み気流制御板は前記前面吸込み口を開閉するように設けられ、前記熱交換器は少なくとも前記前面吸込み口に対向する前側熱交換器を有し、前記吹出し口は前記前面吸込み口の下方に位置して設けられていることを特徴とする空気調和機。
  6. 請求項1に記載の空気調和機において、前記結露対応領域は室内温度が21℃以上で且つ相対湿度が70%以上の領域を含んで設定されていることを特徴とする空気調和機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008292099A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Hitachi Appliances Inc 空気調和機
JP2013088074A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Panasonic Corp 空気調和機
CN109185981A (zh) * 2018-10-29 2019-01-11 奥克斯空调股份有限公司 一种空调器面板及空调器室内机

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