JP2021161738A - 中空パイプの引き抜き方法、中空パイプの引き抜き装置、及び中空パイプの引き抜き装置における引き抜きコーン - Google Patents

中空パイプの引き抜き方法、中空パイプの引き抜き装置、及び中空パイプの引き抜き装置における引き抜きコーン Download PDF

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Shunji Fujino
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Abstract

【課題】中空パイプへ圧入する際に中空パイプの周方向に亘って均等に力を加えることで、中空パイプへの圧入を確実に行い、さらに圧入後のコーンと中空パイプの分離を容易に行うことで、引き抜きの確実性及び作業効率を向上させる引き抜き方法、引き抜き装置を提供する。【解決手段】中空パイプの中空内部に挿入可能な部分錐体からなると共に外周面に凸部ないし凹部が形成されたコーン(1)を、埋設固定した中空パイプの上端から挿入し、中空パイプの軸方向に沿って上下に連続振動させながら回転軸周りを一方向に回転させることで、コーン(1)を中空パイプの上部に圧入させる。その後、引き抜いたのちの中空パイプの一部を切断してコーンとの圧入を解除する。【選択図】図7

Description

本発明は、コンクリートなどの構造物内に埋設され、モルタル等の定着剤で定着された、ガードレール支柱、金属製杭などの中空パイプを引き抜くための引き抜き方法、及び、引き抜き方法において使用する引き抜き装置、前記引き抜き装置に使用する引き抜きコーンに関する。
従来、防護柵支柱を完全に引き抜き、さらに引き抜いた防護柵支柱を持ち上げて移動することができる装置として、防護柵支柱の引抜装置が開示される(特許文献1参照)。この防護柵支柱の引抜装置は、中心部に防護柵支柱を包む空間を開設した接地プレートの上に、油圧による間隔拡張手段を介して対向させた2枚の対面板にそれぞれ水平対向孔を設けた支柱包持板を直立固定してなる。また、前記接地プレート、拡張手段又は支柱包持板のいずれかに棒状の連結部を設けて、該連結部を移動車に設けた支持部に連結して前記支柱包持板を支持するとともに、前記拡張手段に前記移動車搭載の油圧機を、圧送管を介して接続してなる。
また従来、ガードレール支柱引き抜き機として、4枚の板を平面視十字状に組み合わせた4分割チャックを埋設支柱の中で径方向に押し広げてパイプ保持し、この4分割チャックを引き上げるチャック装置が開示される(清水健介ほか「ガードレール支柱引き抜き機の開発」)。
特開2003−253637号公報
しかしながら、従来の引き抜き装置では、棒状の支持部や板状の張出アームで中空パイプの内面を部分的に押し出す構造のため、押出した箇所が凹むだけで確実に圧入することができず、構造物との縁切りが不完全となる場合があった。さらに圧入後には押し出し部分が食い込むため、押出しアームと中空パイプの分離を容易に行うことができない場合があった。このため、引き抜きの確実性及び作業効率に欠けるものであった。
そこで本発明は、中空パイプへ圧入する際に中空パイプの周方向に亘って均等に力を加えることで、中空パイプへの圧入を確実に行い、さらに圧入後のコーンと中空パイプの分離を容易に行うことで、引き抜きの確実性及び作業効率を向上させる引き抜き方法、引き抜き装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は、以下の手段を講じている。なお、各構成名称に続けて記載する数字列乃至アルファベット列は、各実施形態の構成の理解のために便宜的に付された符号であり、これによって構成の概念や形状を限定する趣旨ではない。
(1)本発明の中空パイプの引き抜き方法
本発明の中空パイプの引き抜き方法は、
構造体に埋設固定された中空パイプを構造体から引き抜く引き抜き方法であって、
・中空パイプの中空内部に挿入可能な部分錐体からなると共に外周面に凸部ないし凹部が形成されたコーン(1)を、埋設固定した中空パイプ(P)の上端から挿入し、中空パイプの軸方向に沿って上下に連続振動させながら回転軸周りを一方向に回転させることで、コーン(1)を中空パイプの上部に圧入させる圧入ステップ(c)と、
・圧入ステップ(c)によって中空パイプ内に圧入させたコーンを、中空パイプと共に回転軸方向上方へ引き揚げることで中空パイプを引き抜く引き抜きステップ(d)と、
・引き抜いたのちの中空パイプの一部を切断してコーンとの圧入を解除する圧入解除ステップ(e)と、を少なくとも具備することを特徴とする。
コーンを一回転方向へ回転させながら中空パイプ(P)内へ上下振動とともに圧入させることで、構造物内の中空パイプと圧入して一体化するとともに、中空パイプを構造物内に固定していたモルタル等の固定剤を破壊して、構造物から中空パイプを抜き出し可能に分離させることができる。しかも軸方向にまっすぐ圧入することで、中空パイプが腐食したり劣化していた場合でも、中空パイプを一体的に引き抜くことができる。
(2)(コーンの螺旋溝13D)
前記中空パイプの引き抜き方法において、コーン(1)の凸部ないし凹部は、外周面の周方向を先端へ向かう螺旋条(13)ないし螺旋溝(13D)からなり、
前記圧入ステップ(c)では、コーン(1)を、軸方向に連続振動させながら、前記螺旋条(13)ないし螺旋溝(13D)の螺旋方向に対応した一の回転方向に回転させ、中空パイプの内部下方に向かって所定の推力で圧入することを特徴とする。
螺旋条(13)ないし螺旋溝(13D)からなる凸部ないし凹部を一方向に回転させながら振動とともにパイプ内侵入させることで、凸部ないし凹部中空パイプの内側面にねじ込みながらコーンを圧入することができる。
(3)(コーンの縦溝12)
前記いずれかの中空パイプの引き抜き方法において、
前記コーン(1)は、部分錐体の側面の先端から基部方向に向かって、回転軸と平行な縦溝(12)を回転軸周りに複数本有し、さらに、各縦溝(12)の片側の溝側面の外周縁の一部が連続凹凸部(122C)を有してなり、
前記圧入ステップ(c)では、コーン(1)の一の回転方向の回転によって、縦溝(12)の溝側面の前記連続凹凸部(122C)が中空パイプ(P)に噛合して圧入することを特徴とする。
(4)(コーンの縦溝12の余剰スペース121)
前記いずれかの中空パイプの引き抜き方法において、コーン(1)の複数本の縦溝(12)のうちいずれかの特定の縦溝(12)は、部分錐体の先端から基部寄りの上端位置まで、一定以上の溝深さで形成されると共に、
基部寄りの上端位置には、圧入した中空パイプ(P)の上端よりもさらに上部側に所定の余剰スペース(121)を有し、
前記圧入解除ステップ(e)では、この余剰スペース(121)から切断器具を挿入し、特定の縦溝(12)に沿って動かすことで、圧入した中空パイプ(P)を切断することを特徴とする。
(5)(コーンを備えた引き抜き装置。)
本発明の中空パイプの引き抜き装置は、構造体に埋設固定された中空パイプを構造体から引き抜く引き抜き装置であって、
中空パイプの中空内部に挿入可能な部分錐体からなると共に外周面に凸部ないし凹部が形成されたコーン(1)と、
埋設固定した中空パイプ(P)の上端から挿入し、中空パイプの軸方向に沿って上下に連続振動させながら回転軸周りを一方向に回転させる回転振動機構(6)と、
回転振動機構(6)を所定の推力で軸方向に進行させる推力機構(5)と、
これら回転振動機構(6)及び推力機構(5)を所定の角度に保持する保持機構(4)と、
保持機構(4)を移動可能に備える車両(C)と、を具備することを特徴とする。
(6)(引き抜き装置のコーン)
本発明の中空パイプの引き抜き装置用コーンは、
前記本発明の中空パイプの引き抜き装置の回転振動機構に交換可能に取り付けられる、部分錐体の先端部を有するコーンであって、
部分錐体の側面の先端から基部方向に向かって、回転軸と平行な縦溝(12)を軸周りに複数本有し、さらに、各縦溝(12)の片側の溝側面の外周縁の一部が連続凹凸部(123)を有してなることを特徴とする。
上記手段を講じることで、本発明によれば、中空パイプに確実に圧入し、構造物との縁切りを確実に行うことができ、さらに圧入後のコーンと中空パイプの分離を容易に行うことで、引き抜きの確実性及び作業効率を向上させることができるものとなった。
実施例1のコーン及びコーンの接続フランジの正面図 実施例1のコーン及びコーンの接続フランジの底面図 図2のA-A断面図 図3のB−B断面図 実施例1の引き抜き装置の構成を示す側面図 図5の引き抜き装置のうち一部構成を示す背面図 実施例1の引き抜き方法における、圧入ステップ(c)までの各状態説明図 実施例1の引き抜き方法における、引き抜きステップ(d)及び圧入解除ステップ(e)以降の各状態説明図 実施例2のコーンの正面図及び底面図 実施例3のコーンの正面図及び底面図 実施例4のコーンの正面図及び底面図
以下、図面を参照して実施例に係るせん断試験装置について説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎない。また、各構成名称に続けて記載する数字列乃至アルファベット列は、各実施形態の構成の理解のために便宜的に付された符号であり、これによって構成の概念や形状を限定する趣旨ではない。以下に説明する各実施形態に基づき、本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
(本発明の引き抜き対象)
本発明の引き抜き対象は、コンクリート等の構造体に埋設固定された中空パイプ(P)である。例えば、ガードレール支柱、標識の支柱、柵用支柱などが含まれる。その多くは図7、図8に示すように、特に、金属製の支柱が挙げられる。金属製の支柱は屋外へ長期間さらされることで一部分が腐蝕したり劣化したりすることがあり、このような腐蝕状態や劣化状態では引き抜きが困難な場合があった。本発明ではこのような腐蝕状態ないし劣化状態の金属製の中空パイプを対象に含む。
(コーン(1))
本発明の中空パイプの引き抜き方法は、特定の引き抜き装置によって構造体に埋設固定された中空パイプを構造体から引き抜く引き抜き方法であって、特に、図1〜3に示すような、パイプの内径に対応した円錐体からなる、コーン(1)を使用する。
このコーン(1)は、先端に向かって一定割合で縮径した円錐体からなるとともに、円錐体の周囲に沿って螺旋条(凸部)及び螺旋溝(凹部)が形成され、また、前記螺旋条(凸部)又は螺旋溝(凹部)を分断するように、円錐体の表面であって軸と平行な縦溝が、軸断面視にて特定の位相ごとに複数本形成される。実施例1(図1〜図8)及び実施例2(図9)ではそれぞれ3本の縦溝が等間隔に形成されており、実施例3(図10)では4本の縦溝が等間隔に形成されており、実施例4(図11)では2本の縦溝が等間隔に形成されている。
(コーンの螺旋溝13D)
前記コーン(1)の凸部ないし凹部は、外周面の周方向を先端へ向かう螺旋条(13)ないし螺旋溝(13D)からなり、
コーンを中空パイプに圧入する際は、コーン(1)を、軸方向に連続振動させながら、前記螺旋条(13)ないし螺旋溝(13D)の螺旋方向に対応した一の回転方向に回転させることで、中空パイプの内部下方に向かって所定の推力で圧入する。
(コーンの縦溝12)
前記コーン(1)は、部分錐体の側面の先端から基部方向に向かって、回転軸と平行な縦溝(12)を回転軸周りに複数本有し、さらに、各縦溝(12)の片側の溝側面の外周縁の一部が連続凹凸部(123)を有してなる。
コーンを中空パイプに圧入する際は、コーン(1)の一の回転方向の回転によって、縦溝(12)の溝側面の前記連続凹凸部(123)が中空パイプ(P)に噛合して圧入する。
(余剰スペース121)
前記コーン(1)の複数本の縦溝(12)のうちいずれかの特定の縦溝(12)は、部分錐体の先端から基部寄りの上端位置まで、一定以上の溝深さで形成されると共に、基部寄りの上端位置には、圧入した中空パイプ(P)の上端よりもさらに上部側に所定の余剰スペース(121)を有する。
コーンと中空パイプとの圧入状態を解除する際は、この余剰スペース(121)から切断器具を挿入し、特定の縦溝(12)に沿って動かすことで、圧入した中空パイプ(P)を切断する。
(ブロック)
等間隔に形成される複数本の縦溝によって、断面視にて複数のブロック11a〜11cに分離される。実施例ではこの各ブロックにおいて、溝の高さを可変させている。具体的には、複数のブロックにおける、溝の高さ123H1〜123H3が互いに異なるものとしている(図2)。
(縦溝12の溝壁面122,123)
縦溝12は、図2に示すような底面視乃至軸断面視にて略「コ」字形からなる。つまり縦溝12は、コーン1の径線と略垂直な溝底面と、溝底面の左右からコーン表面側へ連なる溝壁面122,123との3面で構成される。
本実施例では、この縦溝12の左右の溝壁面122,123のうち、回転方向後方寄りの一方の壁面の高さ(回転軸中心からの距離)を、回転方向前方寄りの他方の璧面の高さ(回転軸中心からの距離)よりも高く設定している(図2)。
具体的には、図2の底面視にて、コーン1は、符号RDで示す一の回転方向(図2の底面図にて左回り方向)に周りながら先方向(図2の手前方向)へ進行することで、中空パイプP内に圧入される。
図2に示すように、縦溝12の左右の壁面122、123のうち、一方の壁面122の頂部122Eは、他方の壁面123の頂部123Eと比べて、中心から見た壁面高さ、すなわち中心1EHからの距離が長いものとなっている。この一方の壁面12は、回転方向後方寄りの壁面であって、コーン1の回転によって壁面12が法線方向に進む。コーン1が一回転方向に回転しながら中空パイプPに圧入していくとき、回転方向後方寄りの一方の壁面12の頂部122Eが中空パイプPの内面に噛み込んでいくこととなる。また、他方の壁面13は前記一方の壁面12よりも低く構成され、他方の壁面13の頂部123Eは、前記一方の壁面12の頂部122Eと比べて中心からの距離が短い。このように、縦溝の左右の高さを異ならしめることで、一方の壁面12の頂部122Eがコーンの回転によって中空パイプP内面に対して噛合しやすいものとしている。
さらに縦溝12の溝深さは、余剰スペース121の溝深さ121Hよりも先端部深さ12CHが小さくなっており、余剰スペースの上端部から先端脱向かって徐々に溝深さが浅くなるように設定されている。
次にコーン1の保持フランジ102について説明する。図1はコーン1を保持フランジ102で保持した状態の正面図を示している。図2は図1の状態の底面図を示している。図3は図2のA−A断面示す側面視方向の中央断面図であり、図4は図3のB-B部の断面図である。コーン1と保持フランジ102とは、六角柱からなる首部101Bを中間に有した連結棒101を介して、貫通ピン101P、10Pによってピン連結される。102FHはフランジ穴、102Tは保持フランジの下端に突出形成された当接部である。連結棒101の首部101Bの上柱部101A,首部101Bの下柱部101Cはそれぞれ円柱体からなり、保持フランジ102の先端面、及びコーン1基部面に形成された円形穴内に挿入される、なお、下柱部101Cの下部は細幅部101Dとなっている(図3)。
(コーン(1)の使用方法(圧入動作))
本発明のコーン(1)は、円錐体の先端部が金属製パイプ(ガードレール支柱)の上端部から同軸挿入され(図7(a)及び(b))、円錐体の先端部が金属製パイプ内部で一の回転方向に回りながら振動と共にパイプ内に進入することで、コンクリート埋設された金属製パイプ(ガードレール支柱)の内部へ、中空パイプの周方向に略均等に食い込んで圧入した圧入状態となる(図7(c)及び図8(d))。この圧入状態では、コーンは中空パイプ内であって頭部付近の全周囲に亘って、略均等に内部圧入した状態となっている。
また、圧入状態となった金属製パイプは、コーンと共に回転振動することで、周囲のモルタル(M1、M2)部分が崩壊或いは剥離し、構造体CBから分離された分離状態となる(図7(c))。この分離状態のままコーンを中空パイプと共に軸方向上方へ、回転させることなく真直ぐ、引き揚げることで中空パイプを構造体CB引き抜くことが可能となる(図8(d))。
また、引き抜いたのちも中空パイプとコーンとが圧入状態となっているが、回転切断器又はガス切断器などの切断器具(CT)を使用して、圧入状態の中空パイプの一部を上端から切断してコーンとの圧入を解除することができる(図8(e))。この際、縦溝の上端の余剰スペースを利用して切断器具(CT)を容易に挿入して切断することができる。
(コーンを備えた引き抜き装置)
本発明の中空パイプの引き抜き装置は、構造体に埋設固定された中空パイプを構造体から引き抜く引き抜き装置であって、
・中空パイプの中空内部に挿入可能な部分錐体からなると共に外周面に凸部ないし凹部が形成されたコーン(1)と、
埋設固定した中空パイプ(P)の上端から挿入し、中空パイプの軸方向に沿って上下に連続振動させながら回転軸周りを一方向に回転させる回転振動機構(6)と、
回転振動機構(6)を所定の推力で軸方向に進行させる推力機構(5)と、
これら回転振動機構(6)及び推力機構(5)を所定の角度に保持する保持機構(4)と、
保持機構(4)を移動可能に備える車両(C)と、を具備する(図5、図6)。
(中空パイプが部分的に腐蝕していた場合)
既存の中空パイプは部分的に腐蝕している場合がある。このような場合であっても、本発明のコーンの一回転方向への回転圧入によって螺旋溝が周方向へ均等に係止し、かつ、螺旋溝の断絶部である縦溝(12)の片側面における連続凹凸部(123)が、軸周りに均等に中空パイプと噛合することで、確実に圧入される。
(実施形態1の中空パイプの引き抜き方法)
実施形態1の中空パイプの引き抜き方法は、下記の各ステップを具備する(図7、図8)。
軸合わせステップ(a):
軸合わせステップ(a)は、中空パイプ(P)の上部をコンクリート構造体(CB)の表面近傍で切断し、コーン(1)の先端を鉛直下方に向けて、中空パイプの軸中心の平面位置と、コーン(1)の軸中心の平面位置とを合わせるステップである(図7(a))。
挿入ステップ(b):
挿入ステップ(b)は、前記軸合わせステップ(a)に次いで行われる、コーン(1)の先端を中空パイプの上端から中空パイプ内部に同軸挿入するステップである(図7(b))。中空パイプPの先端の径は中空パイプPの内径よりも小さく設定されているため、先端は容易に挿入される。
圧入ステップ(c):
圧入ステップ(c)は、コーンを軸周り一方向へ回転させながら軸方向に沿って所定の圧入力を持って中空パイプ内に圧入し、かつ、上下に連続振動させながら軸周り一方向へ回転させることで、コーン(1)を柱状物上部の中空パイプ内全周方向に亘って圧入させ、縦溝の溝長さの三分の一以上半分以下の範囲が中空パイプ内の全周方向に略均等に圧入した圧入状態とするステップである。コーンは上下振動を繰り返しながら一回転方向へ回転しつつ圧入される。このとき、縦溝12の溝側面122、123のうち、一回転方向と対向する片側の溝側面122の凸状部122Cが中空パイプ内部に、中空パイプの周方向へ噛合しながら、パイプ内軸方向及び回転方向へ進む。複数の縦溝12の片側の溝側面へ噛み込みながら周方向に進むことで、中空パイプ内の周方向へ略均等へ噛合した圧入状態となる。これに伴い、中空パイプPがコーンと共に上下方向へ振動しながら強制的に回転して、中空パイプの外面に周着していたモルタルM1、M2が、崩壊、或いは剥離を起こして割れた分離状態のモルタルM1´、M2´となり、構造体CBと中空パイプPとが分離する。
より具体的には、回転振動機構6で回転振動軸7及びそれに支持されたコーン1をガイドレールの延在方向に振動させるとともにガイドレール延在方向の回転軸線まわりに回転させる(図6)。
かくして、中空パイプPを回転振動させつつ、回転振動機構6、回転振動軸7、及びコーン1の全体を昇降駆動装置60で下降させ、図7(a)(b)に示すように構造物CP内の中空パイプPへコーン1を所定深さまで押し込み、圧入する。
このコーン圧入作業は、中空パイプPに回転振動機構6で振動と回転を与えつつ地盤中へ押し込んで行なうので、騒音が比較的少なく済む。
引き抜きステップ(d):
引き抜きステップ(d)は、圧入ステップ(c)によって中空パイプ内に圧入させ、構造体CBから分離したコーンを、圧入状態のまま、中空パイプと共に回転軸方向上方へ、回転させることなく真直ぐ引き揚げることで中空パイプを引き抜くステップである(図8(d))。
圧入解除ステップ(e)(f):
圧入解除ステップ(e)は、引き抜いたのちの中空パイプの上部を、切断器具CT(或いはCT´)を用いて縦溝に沿って切断して圧入状態を解除し、中空パイプをコーンから離脱させるステップである(図8(e))。切断器具はボンベ設備などの危険物が不要な回転式切断刃CT、騒音の少ないガス切断器CT´のいずれでもよい。いずれの切断器具においても、切断の際は、縦溝の上部に形成した余剰スペース121から切断器具を差し込み、差し込んだ箇所の中空パイプの上端から切断することで、切断によって分離された切断片PCSを形成する。
また上記切断器具に代えて、図示しないバール状の挿入器具を、縦溝の上部から中空パイプ内に挿入して、余剰スペース121を用いてこの装入器具をバール状に引き上げることで、圧入状態を解除してもよい。
圧入解除ステップ(e)による圧入状態の解除後の分離状態が図8(f)である。
以下、車両Cに備えた中空パイプ引き抜き機B及びこれを車両Cに搭載してなる中空パイプ引き抜き装置100について説明する。
(振動機構)
以下、振動機構について説明する。
振動フレーム621とギアボックス631の間には蛇腹状の弾性緩衝部材626を介在させてある。緩衝部材626は、左右一対の軸Sやモータ625を搭載した振動フレーム621が重力で過度に下降位置をとることを防止し、振動フレーム621、延いては回転振動軸7及びコーン1が後述するようにコーン圧入作業を行なえる適度な上下振動範囲を得るものである。
回転振動機構6、これに支持された回転振動軸7、及び回転振動軸7に支持されたコーン1は、昇降駆動装置60により、ガイドレールに沿って昇降させることができる。
昇降駆動装置60は、ガイドレールの上端部のスプロケットホイル601及び下端部のスプロケットホイル602、ガイドレール上端部背面側のスプロケットホイル支持フレーム511に設けられた駆動スプロケットホイル603及びテンションスプロケットホイル604、これらスプロケットに巻き掛けられたチエーン605、スプロケットホイル603を回転駆動する正逆回転可能な油圧回転モータMからなる。チエーン605は一端部で回転振動機構6の駆動機支持フレーム61の上端部に連結され、他端部で駆動機支持フレーム61の下端部に連結されている。
以上の説明中の油圧作動の機器類は車両Cに搭載した油圧発生ユニットU(図5参照)と、ユニットUと各機器類をつなぐ図示省略の配管等を用いて運転する。なお、図5に示す車体傾動防止装置Aの油圧作動のピストンシリンダ装置31もこのユニットを用いて運転される。
次に、以上説明した中空パイプ引き抜き機B及びこれを車両Cに搭載してなる中空パイプ引き抜き装置100による中空パイプPの構造物CBからの引き抜き作業を開始する前の準備作業について、図5及び図6を参照して説明する。
先ず、中空パイプ引き抜き機Bを車両Cに搭載し、推力機構5を倒した運搬姿勢で運搬して、車両Cごと中空パイプ引き抜き地所に設置する。そこで中空パイプ引き抜き機Bを旋回装置40で旋回させて、コーン圧入作業に適する車両側方へ向ける。
さらに、ガイドレール立ち上がり角度調整装置42において、基礎フレームに搭載された可動フレーム41に連結された回動フレーム421をピストンシリンダ装置422で回動させることでガイドレールを上下方向に延在する姿勢に立ち上げるとともにコーン圧入作業に適する基礎フレームに対する所定の立ち上げ角度で立ち上げ姿勢におく。
また、ガイドレール突出量調整装置400のピストンシリンダ装置411により、可動フレーム41に搭載されたガイドレール、延いてはコーン1の基礎フレームからの突出量をコーン圧入作業に適する突出量に調整する。
さらに、要すれば、基礎フレームを旋回装置40ごと支持している台フレーム、延いてはガイドレール及びコーン1の車両側方から見て左右方向(換言すれば車両前後方向)への傾き角度を傾動駆動機の例であるピストンシリンダ装置、62で調整する(図5、図6)。換言すれば、台フレーム及びこれらピストンシリンダ装置,62等は、車両Cにおいて柱状物圧入のための向き及び姿勢に配置されるべき中空パイプ引き抜き機Bのガイドレール及びコーン1の車両前後方向への傾き角度を調整するガイドレール傾斜角度調整装置を構成している。
このようにして調整作業を行ない、引き抜き対象である、少なくとも頭部が中空に形成された中空パイプPの上方へ、コーン1の先端を下方へ向けて同軸セットした軸合わせ状態とする(図7(a))。
図9は実施例2のコーン1の正面図(a)及び底面図(b)を示す。実施例2では、螺旋条ではなく周方向の環状の凸部13が等間隔に形成される。また実施例2では等間隔3本の縦溝12それぞれの底面視形状が角丸の三方辺で形成され、縦溝12の余剰スペース121が溝底に対して斜めの溝端面からなる。本実施例では圧入部の凸部13を互いに分離させてその本数によって圧入状態を確認しやすくすると共に回転圧入による反力を螺子込み方向ではなく軸に垂直な円周方向に受けることで、圧入状態とその解除を行いやすい形状となっている。
図10は実施例3のコーン1の正面図(a)及び底面図(b)を示す。実施例3では、螺旋条の条幅がすべて等幅ではなく、先端部の螺旋条11Bが基端部の螺旋状11Aと比べて細幅の条幅となっている。また実施例3では縦溝12が等間隔に四本形成されると共に、縦溝12の余剰スペース121が、正面視にて半円ではなく三方辺からなる略コ字状に形成される。本実施例では、圧入抵抗を長さ方向先端部と基端部とで可変させることで、より確実に圧入した圧入状態を確保すると共に、略コ字状の余剰スペース121内へバール等の差し込み部材を差し込んだ時にバール支点を確保しやすい形状となっている。
図11は実施例4のコーン1の正面図(a)及び底面図(b)を示す。実施例4では、縦溝が等間隔に2本形成されると共に、螺旋条を構成する凸部13が、正面視ないし側面視にて略台形をなすよう、上面が下面よりも大きい傾斜角度で傾いて形成される。また実施例4では縦溝12の底面視形状が台形状の先細り三方辺で形成される。縦溝12の余剰スペース121は縦長の半長円状の溝端縁からなる。本実施例では、比較的圧入が容易であって圧入状態を比較的解除しやすい形状となっている。
以上、各実施例のコーン1及び実施例1の保持フランジ、引き抜き装置、引き抜き装置を備えた車両を説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成の置換、変更、一部構成の省略ないし抽出、或いは他の構成との組合せが可能である。例えば縦溝の形状は各実施例に示すように底面視角形状、底面視隅丸形状でもよいし、円弧形状でもよい。縦溝の本数は2本、3本、4本、5本のいずれを選択してもよいし、1本のみ形成してもよい。縦溝の余剰スペースは半円又は部分円弧を有した半長円からなるものでもよいし、コ字状の三方辺からなるものでもよい。またコーン1の円錐体の先窄まり角度、すなわち円錐傾斜角度は、回転軸に対して5度以上25度以下の範囲で設定できる。各実施例間で部分的な構成を組み合わせてもよい。
本発明は、少なくとも頭部が中空に形成された中空パイプを、部分的な腐蝕が発生していた場合であっても、構造物から確実に分離させ、一体的に引き抜く引き抜き作業に利用できる。特に本発明の引き抜き方法、引き抜き装置は現場で簡便に設置でき、かつ、一定の精度をもって迅速に、かつ静音性をある程度確保しつつ行うことができる。また、先端のコーン1を新規パイプの差し込み装置に交換することで、引き抜き後の新規パイプの挿入作業に用いることもできる。
1 コーン
100 中空パイプ引き抜き装置
12 縦溝
121 余剰スペース
123 連続凹凸部
13 螺旋条(凸部)
13D 螺旋溝(凹部)

4 保持機構
400 ガイドレール突出量調整装置
42 ガイドレール立ち上がり角度調整装置
40 旋回装置
5 推力機構
51 ガイドレール昇降装置
6 回転振動機構
600 昇降駆動装置
61 駆動機支持フレーム
62 振動駆動部
621 振動フレーム
625 モータ
63 回転駆動部
632 回転モータ
65、626 緩衝部材
7 回転振動軸

W 偏心荷重
K スプライン軸機構
A 車体傾動防止装置
B 中空パイプ引き抜き装置
C 車両
CT 切断器具
CB コンクリートブロック(構造体)
M1,M2 モルタル
P 中空パイプ(金属製柱状物)
S 砂

軸合わせステップ(a)
挿入ステップ(b)
圧入ステップ(c)
引き抜きステップ(d)
圧入解除ステップ(e)

Claims (6)

  1. 構造体に埋設固定された中空パイプを構造体から引き抜く引き抜き方法であって、
    中空パイプの中空内部に挿入可能な部分錐体からなると共に外周面に凸部ないし凹部が形成されたコーンを、埋設固定した中空パイプの上端から挿入し、中空パイプの軸方向に沿って上下に連続振動させながら回転軸周りを一方向に回転させることで、コーンを柱状物上部の中空パイプ内全周方向に亘って圧入させる圧入ステップと、
    圧入ステップによって中空パイプ内に圧入させたコーンを、中空パイプと共に回転軸方向上方へ引き揚げることで中空パイプを引き抜く引き抜きステップと、
    引き抜いたのちの中空パイプの一部を切断してコーンとの圧入を解除する圧入解除ステップと、を具備することを特徴とする、中空パイプの引き抜き方法。
  2. 前記コーンの凸部ないし凹部は、外周面の周方向を先端へ向かう螺旋条ないし螺旋溝からなり、
    前記圧入ステップでは、コーンを、軸方向に連続振動させながら、前記螺旋条ないし螺旋溝の螺旋方向に対応した一の回転方向に回転させ、中空パイプの内部下方に向かって所定の推力で圧入することを特徴とする、
    請求項1に記載の中空パイプの引き抜き方法。
  3. 前記コーンは、部分錐体の側面の先端から基部方向に向かって、回転軸と平行な縦溝を回転軸周りに複数本有し、さらに、各縦溝の片側の溝側面の外周縁の一部が連続凹凸部を有してなり、
    前記圧入ステップでは、コーンの一の回転方向の回転によって、縦溝の溝側面の前記連続凹凸部が中空パイプに噛合して圧入することを特徴とする、請求項1又は2に記載の中空パイプの引き抜き方法。
  4. 前記コーンの複数本の縦溝のうちいずれかの特定の縦溝は、部分錐体の先端から基部寄りの上端位置まで、一定以上の溝深さで形成されると共に、
    基部寄りの上端位置には、圧入した中空パイプの上端よりもさらに上部側に所定の余剰スペースを有し、
    前記圧入解除ステップでは、この余剰スペースから切断器具を挿入し、特定の縦溝に沿って動かすことで、圧入した中空パイプを切断することを特徴とする、
    請求項1、2、又は3のいずれかに記載の中空パイプの引き抜き方法。
  5. 構造体に埋設固定された中空パイプを構造体から引き抜く引き抜き装置であって、
    中空パイプの中空内部に挿入可能な部分錐体からなると共に外周面に凸部ないし凹部が形成されたコーンと、
    埋設固定した中空パイプの上端から挿入し、中空パイプの軸方向に沿って上下に連続振動させながら回転軸周りを一方向に回転させる回転振動機構と、
    回転振動機構を所定の推力で軸方向に進行させる推力機構と、
    これら回転振動機構及び推力機構を所定の角度に保持する保持機構と、
    保持機構を移動可能に備える車両と、を具備することを特徴とする、中空パイプの引き抜き装置。
  6. 請求項5に記載の引き抜き装置の回転振動機構に取り外し可能に取り付けられる、部分錐体の先端部を有するコーンであって、
    部分錐体の側面の先端から基部方向に向かって、回転軸と平行な縦溝を軸周りに複数本有し、さらに、各縦溝の片側の溝側面の外周縁の一部が連続凹凸部を有してなることを特徴とする、中空パイプの引き抜き装置における引き抜きコーン。
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