JP2007262677A - 全旋回機自走装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】低空間及び狭小部における全旋回機の移動が容易で、段取替え作業等をスムーズに行うことができ、工期の大幅な短縮化及び安全性の向上を図ることのできる全旋回機自走装置を提供する。
【解決手段】全旋回機自走装置100は、鋼管杭を回転させながら地盤内に圧入する全旋回機1と、地盤上に設けられて全旋回機1が載置されるレール部2,2と、油圧により伸縮自在な第一の油圧装置3とを備えている。第一の油圧装置3は、全旋回機1に連結されるとともにレール部2,2に沿って移動自在に設けられ、第一の油圧装置3が伸長してレール部2,2に沿って移動し、第一の油圧装置3が収縮する際にレール部2,2から反力を取ることにより、全旋回機1がレール部2,2に沿って移動する。
【選択図】図4
【解決手段】全旋回機自走装置100は、鋼管杭を回転させながら地盤内に圧入する全旋回機1と、地盤上に設けられて全旋回機1が載置されるレール部2,2と、油圧により伸縮自在な第一の油圧装置3とを備えている。第一の油圧装置3は、全旋回機1に連結されるとともにレール部2,2に沿って移動自在に設けられ、第一の油圧装置3が伸長してレール部2,2に沿って移動し、第一の油圧装置3が収縮する際にレール部2,2から反力を取ることにより、全旋回機1がレール部2,2に沿って移動する。
【選択図】図4
Description
本発明は、全旋回機を自走させる全旋回機自走装置に関する。
従来より、鋼管杭の打設は全旋回機による回転圧入工法により行われている。この工法は、鋼管杭とヤットコを連結し、ヤットコに連結したスパイラルオーガを鋼管と同時に全旋回機によって回転圧入することにより掘削するものである(例えば、引用文献1参照)。
鋼管杭の建て込み後、スパイラルオーガやヤットコの引抜完了までクレーンによって鋼管杭を吊り下げたままの状態となるので、他のクレーン作業をすることができなかった。
特開2003−27469号公報
鋼管杭の建て込み後、スパイラルオーガやヤットコの引抜完了までクレーンによって鋼管杭を吊り下げたままの状態となるので、他のクレーン作業をすることができなかった。
しかしながら、上記工法によると、鋼管杭の建て込みから、オーガやヤットコの引抜完了までクレーンによって鋼管杭を吊り下げたままの状態となるので、他のクレーン作業をすることができないという問題があった。
また、鋼管杭の一本目を打設後の段取替えに非常に時間を要しており、全旋回機の移動にはクレーンを使用する等、段取替え作業の多くがクレーン作業になることから、鋼管杭打設後の段取替えをスムーズに行うことが困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、低空間及び狭小部における全旋回機の移動が容易で、段取替え作業等をスムーズに行うことができ、工期の大幅な短縮化及び安全性の向上を図ることのできる全旋回機自走装置を提供することを目的としている。
また、鋼管杭の一本目を打設後の段取替えに非常に時間を要しており、全旋回機の移動にはクレーンを使用する等、段取替え作業の多くがクレーン作業になることから、鋼管杭打設後の段取替えをスムーズに行うことが困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、低空間及び狭小部における全旋回機の移動が容易で、段取替え作業等をスムーズに行うことができ、工期の大幅な短縮化及び安全性の向上を図ることのできる全旋回機自走装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、例えば、図1、図2、図4に示すように、鋼管杭を回転させながら地盤内に圧入する全旋回機1と、
地盤上に設けられて前記全旋回機が載置されるレール部2,2と、
油圧により伸縮自在な第一の油圧装置3,3とを備え、
前記第一の油圧装置は、前記全旋回機に連結されるとともに前記レール部に沿って移動自在に設けられ、前記第一の油圧装置が伸長して前記レール部に沿って移動し、前記第一の油圧装置が収縮する際に前記レール部から反力を取ることにより、前記全旋回機が前記レール部に沿って移動することを特徴とする。
地盤上に設けられて前記全旋回機が載置されるレール部2,2と、
油圧により伸縮自在な第一の油圧装置3,3とを備え、
前記第一の油圧装置は、前記全旋回機に連結されるとともに前記レール部に沿って移動自在に設けられ、前記第一の油圧装置が伸長して前記レール部に沿って移動し、前記第一の油圧装置が収縮する際に前記レール部から反力を取ることにより、前記全旋回機が前記レール部に沿って移動することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第一の油圧装置が伸長してレール部に沿って移動し、収縮する際にレール部から反力を取ることにより全旋回機がレール部に沿って移動するので、従来のように全旋回機をクレーン等で吊り下げて移動するといった作業を行う必要がなく、全旋回機を容易に自走させることができ、低空間及び狭小部における移動が可能となる。その結果、他のクレーン作業をすることができ、段取替え作業等をスムーズに行うことができ、工期の大幅な短縮化及び安全性の向上を図ることができる。
さらに、段取替え作業における全旋回機の移動だけでなく、鋼管杭の建て込み時における鋼管杭の鉛直度・偏心量の微調整も行うことができ、この点においても施工の簡略化を図ることができる。
さらに、段取替え作業における全旋回機の移動だけでなく、鋼管杭の建て込み時における鋼管杭の鉛直度・偏心量の微調整も行うことができ、この点においても施工の簡略化を図ることができる。
請求項2の発明は、例えば、図1、図3に示すように、請求項1に記載の全旋回機自走装置100において、
前記レール部上にはベースプレート4が載置され、前記ベースプレート上に前記全旋回機が移動自在に載置され、
前記ベースプレートには油圧により伸縮自在な第二の油圧装置5が設けられており、
前記第二の油圧装置は、前記ベースプレート上で前記全旋回機に連結されるとともに前記レール部と直交する直交方向に伸縮自在に設けられ、前記第二の油圧装置の伸縮により前記全旋回機が前記直交方向に沿って移動することを特徴とする。
前記レール部上にはベースプレート4が載置され、前記ベースプレート上に前記全旋回機が移動自在に載置され、
前記ベースプレートには油圧により伸縮自在な第二の油圧装置5が設けられており、
前記第二の油圧装置は、前記ベースプレート上で前記全旋回機に連結されるとともに前記レール部と直交する直交方向に伸縮自在に設けられ、前記第二の油圧装置の伸縮により前記全旋回機が前記直交方向に沿って移動することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、第二の油圧装置がレール部に直交する直交方向に沿って伸長することによって全旋回機が直交方向に移動し、レール部に直交する直交方向に沿って収縮することによって全旋回機が伸長方向と逆方向に移動するので、鋼管杭の建て込み時において鋼管杭の鉛直度・偏心量の微調整を行うことができる。すなわち、従来では鋼管杭が地盤に拘束されないうちに直角二方向よりトランシットで傾斜を確認、調整する必要があったが、このような作業を行う必要がなく、第二の油圧装置によって容易かつスムーズに微調整することができる。
本発明によれば、第一の油圧装置の伸縮によりレール部に沿って全旋回機が前後に移動するので、全旋回機を容易に自走させることができ、低空間及び狭小部における移動が可能となる。したがって、段取替え作業等をスムーズに行うことができ、工期の大幅な短縮化及び安全性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、全旋回機自走装置100の外観斜視図、図2は、X方向から見た際の全旋回機自走装置100の要部斜視図、図3は、Y方向から見た際の全旋回機自走装置100の要部斜視図、図4(a)〜(f)は、X方向から見た際の全旋回機自走装置100の自走状況を示す概略側面図である。
図1及び図2に示すように、全旋回機自走装置100は、鋼管杭を回転させながら地盤内に圧入する全旋回機1と、地盤上に設けられて全旋回機1が載置される二本のレール部2,2と、全旋回機1に連結されるとともにレール部2,2に沿って前後に移動自在に設けられた二つの第一の油圧装置3,3とを備えている。
図1は、全旋回機自走装置100の外観斜視図、図2は、X方向から見た際の全旋回機自走装置100の要部斜視図、図3は、Y方向から見た際の全旋回機自走装置100の要部斜視図、図4(a)〜(f)は、X方向から見た際の全旋回機自走装置100の自走状況を示す概略側面図である。
図1及び図2に示すように、全旋回機自走装置100は、鋼管杭を回転させながら地盤内に圧入する全旋回機1と、地盤上に設けられて全旋回機1が載置される二本のレール部2,2と、全旋回機1に連結されるとともにレール部2,2に沿って前後に移動自在に設けられた二つの第一の油圧装置3,3とを備えている。
全旋回機1は、周知の全旋回機を使用することができ、例えば、鋼管杭が挿通される挿通孔を有し、鋼管杭を外周から把持して回転させる回転把持機構11(図4参照)と、回転把持機構11を駆動させる油圧モータ(図示しない)や、回転把持機構11を昇降自在に支持する昇降機構12(図4参照)等を備えている。そして、回転把持機構11により鋼管杭を把持して回転させて、地盤内に圧入又は引き抜くようになっている。そして、このような全旋回機1はベースプレート4上に後述の第二の油圧装置5によって移動自在に載置されている。
レール部2としては、例えば長尺なH型鋼が挙げられ、このようなレール部2が地盤上に互いに平行となるように二本設置されている。使用するH型鋼は、例えば、高さ300mm、長さ4000mmのものが好ましい。そして、これらレール部2,2の上にベースプレート4が、後述の二つの第一の油圧装置3,3により、レール部2,2の長尺方向(前後方向)にスライド移動自在に載置されている。ベースプレート4の下面には、該下面から下方に突出してレール部2,2を構成するウェブ22,22の内側面(各ウェブ22,22の互いに対向する側面)に係止することによりレール部2,2に沿ってガイドされる板状のガイド部41,41が形成されている(図3参照)。さらに、ベースプレート4上に全旋回機1が載置され、ベースプレート4の前後移動により全旋回機1も前後に移動するようになっている。
第一の油圧装置3としては、例えば、油圧シリンダ等を使用することができ、シリンダ31と、ロッド32と、ピストン(図示しない)とを備えている。このような第一の油圧装置3,3は各レール部2,2を構成するウェブ22,22の外側面にそれぞれ配置されている。具体的には、シリンダ31の後端部がレール部2上に載置されたベースプレート4の後端部下面にコ字型ブラケット33を介して連結されている。すなわち、コ字型ブラケット33の上下に対向する二つの鋼材33a,33b間にシリンダ31の後端部が挟持されており、上側の鋼材33aがベースプレート4の後端部下面に固定されている。また、ロッド32の前端部も上下に対向する二つの鋼材35a,35b間に挟持されて固定され、これら二つの鋼材35a,35bがレール部2に移動自在に係止されるスライダー34に一体に形成されている。
スライダー34は、レール部2を構成する上側フランジ21に左右に跨って係止するとともにレール部2に沿って前後にスライド移動自在なコ字型の鋼材である。このスライダー34の左右に対向する二つの側面のうち、外側の側面34aに該側面34aから突出して二つの鋼材35a,35bが互いに上下に平行となるように一体に形成されている。
したがって、シリンダ31内の油圧によってロッド32が前方に押圧されることで伸長し、スライダー34がレール部2に沿って前方に移動する。そして、ロッド32が油圧によって後方に押圧されることで収縮し、収縮の際にレール部2から反力を取ってシリンダ31及びシリンダ31に連結されたベースプレート4がレール部2に沿って前方に移動するようになっている。このようにして全旋回機1の自走が可能となっている。
したがって、シリンダ31内の油圧によってロッド32が前方に押圧されることで伸長し、スライダー34がレール部2に沿って前方に移動する。そして、ロッド32が油圧によって後方に押圧されることで収縮し、収縮の際にレール部2から反力を取ってシリンダ31及びシリンダ31に連結されたベースプレート4がレール部2に沿って前方に移動するようになっている。このようにして全旋回機1の自走が可能となっている。
また、図3に示すように、ベースプレート4上で、全旋回機1の前側下端部には全旋回機1をレール部2の長手方向と直交する直交方向(左右方向)に移動自在とする第二の油圧装置5が設けられている。
第二の油圧装置5としては、第一の油圧装置3と同様に、例えば油圧シリンダ等を使用することができ、シリンダ51と、ロッド52と、ピストン(図示しない)とを備えている。このような第二の油圧装置5は、シリンダ51の右端部がベースプレート4上にブラケット53を介して固定され、ロッド52の左端部は全旋回機1の前側下端部にブラケット54を介して固定されている。
したがって、ロッド52が油圧により伸長して左方向に移動することによって全旋回機1が左方向に移動し、ロッド52が収縮して右方向に移動することによって全旋回機1が右方向に移動するようになっている。このように第二の油圧装置5を使用して鋼管杭の鉛直度や杭頭部の偏心量の微調整が行われる。なお、第一の油圧装置3によっても鉛直度・偏心量の微調整をすることができる。
第二の油圧装置5としては、第一の油圧装置3と同様に、例えば油圧シリンダ等を使用することができ、シリンダ51と、ロッド52と、ピストン(図示しない)とを備えている。このような第二の油圧装置5は、シリンダ51の右端部がベースプレート4上にブラケット53を介して固定され、ロッド52の左端部は全旋回機1の前側下端部にブラケット54を介して固定されている。
したがって、ロッド52が油圧により伸長して左方向に移動することによって全旋回機1が左方向に移動し、ロッド52が収縮して右方向に移動することによって全旋回機1が右方向に移動するようになっている。このように第二の油圧装置5を使用して鋼管杭の鉛直度や杭頭部の偏心量の微調整が行われる。なお、第一の油圧装置3によっても鉛直度・偏心量の微調整をすることができる。
また、第一及び第二の油圧装置3,5には電気配線や油圧ホースが接続されており、油圧ホース等を介して油を供給する油圧供給装置6が、全旋回機1の前面に取り付けられている。
次に、上述の構成からなる全旋回機自走装置100を使用して鋼管杭を圧入する手順について説明する。
まず、全旋回機自走装置100を地盤表面の所定箇所に設置する。そして、図示しないが、スパイラルオーガをヤットコに連結し、さらにこのヤットコを鋼管杭に連結する。このような鋼管杭をクレーンにより吊り下げて、全旋回機1の回転把持機構11により把持されてセットされる。
そして、第一の油圧装置3,3及び第二の油圧装置5を駆動させることにより全旋回機1を前後左右方向に移動させて、鋼管杭の鉛直度・偏心量の微調整を行いながら、鋼管杭を回転させつつ地盤内に鋼管杭を圧入する。
鋼管杭を圧入後、再び、第一の油圧装置3,3を駆動させることにより、図4(a)に示すように、ロッド32が伸長してスライダー34がレール部2に沿って前方に移動し、図4(b)に示すように、ロッド32が収縮する際に、レール部2から反力を取ってベースプレート4が前方に移動する。その結果、全旋回機1が前方に移動する(図4(c)参照)。さらに同様に第一の油圧装置3の伸縮により、図4(d)〜図4(f)のように全旋回機1が前方に移動する。
このようにして全旋回機1を次の鋼管杭を圧入する所定位置に移動させたら、上述した手順で次の鋼管杭をクレーンにより吊り下げてセットする。さらに、第一及び第二の油圧装置3,5によって鋼管杭の鉛直度・偏心量の微調整を行いながら、地盤内に鋼管杭を圧入していき、これらの手順を繰り返し行う。
まず、全旋回機自走装置100を地盤表面の所定箇所に設置する。そして、図示しないが、スパイラルオーガをヤットコに連結し、さらにこのヤットコを鋼管杭に連結する。このような鋼管杭をクレーンにより吊り下げて、全旋回機1の回転把持機構11により把持されてセットされる。
そして、第一の油圧装置3,3及び第二の油圧装置5を駆動させることにより全旋回機1を前後左右方向に移動させて、鋼管杭の鉛直度・偏心量の微調整を行いながら、鋼管杭を回転させつつ地盤内に鋼管杭を圧入する。
鋼管杭を圧入後、再び、第一の油圧装置3,3を駆動させることにより、図4(a)に示すように、ロッド32が伸長してスライダー34がレール部2に沿って前方に移動し、図4(b)に示すように、ロッド32が収縮する際に、レール部2から反力を取ってベースプレート4が前方に移動する。その結果、全旋回機1が前方に移動する(図4(c)参照)。さらに同様に第一の油圧装置3の伸縮により、図4(d)〜図4(f)のように全旋回機1が前方に移動する。
このようにして全旋回機1を次の鋼管杭を圧入する所定位置に移動させたら、上述した手順で次の鋼管杭をクレーンにより吊り下げてセットする。さらに、第一及び第二の油圧装置3,5によって鋼管杭の鉛直度・偏心量の微調整を行いながら、地盤内に鋼管杭を圧入していき、これらの手順を繰り返し行う。
以上、本発明の実施の形態によれば、第一の油圧装置3,3が伸長してレール部2,2に沿って移動し、収縮する際にレール部2,2から反力を取ることにより全旋回機1がレール部2,2に沿って前方に移動するので、クレーンを使用することなく全旋回機1を容易に自走させることができ、低空間及び狭小部における移動が可能となる。その結果、他のクレーン作業をすることができ、段取替え作業等をスムーズに行うことができ、工期の大幅な短縮化及び安全性の向上を図ることができる。
さらに、第二の油圧装置5の伸縮によって、全旋回機1をレール部2と直交する直交方向(左右方向)に移動することができ、鋼管杭の建て込み時において鋼管杭の鉛直度・偏心量の微調整を容易かつスムーズに行うことができる。また、第一の油圧装置3,3の伸縮によって全旋回機を前後に移動することができるので、第一の油圧装置3,3によっても鋼管杭の鉛直度・偏心量の微調整を行うことができ、この点においても施工の簡略化を図ることができる。
さらに、第二の油圧装置5の伸縮によって、全旋回機1をレール部2と直交する直交方向(左右方向)に移動することができ、鋼管杭の建て込み時において鋼管杭の鉛直度・偏心量の微調整を容易かつスムーズに行うことができる。また、第一の油圧装置3,3の伸縮によって全旋回機を前後に移動することができるので、第一の油圧装置3,3によっても鋼管杭の鉛直度・偏心量の微調整を行うことができ、この点においても施工の簡略化を図ることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、レール部2,2は二本であるとしたが、三本以上としても良いし、全旋回機1が滑動できるように支持できるものであれば一本としても良い。また、第二の油圧装置5は、全旋回機1の前側下端部に設けられているとしたが、全旋回機1の後側下端部に設けても構わない。さらに、第一の油圧装置3,3は二つ設けたが、この個数も適宜変更可能である。
例えば、レール部2,2は二本であるとしたが、三本以上としても良いし、全旋回機1が滑動できるように支持できるものであれば一本としても良い。また、第二の油圧装置5は、全旋回機1の前側下端部に設けられているとしたが、全旋回機1の後側下端部に設けても構わない。さらに、第一の油圧装置3,3は二つ設けたが、この個数も適宜変更可能である。
1 全旋回機
2 レール部
3 第一の油圧装置
4 ベースプレート
5 第二の油圧装置
100 全旋回機自走装置
2 レール部
3 第一の油圧装置
4 ベースプレート
5 第二の油圧装置
100 全旋回機自走装置
Claims (2)
- 鋼管杭を回転させながら地盤内に圧入する全旋回機と、
地盤上に設けられて前記全旋回機が載置されるレール部と、
油圧により伸縮自在な第一の油圧装置とを備え、
前記第一の油圧装置は、前記全旋回機に連結されるとともに前記レール部に沿って移動自在に設けられ、前記第一の油圧装置が伸長して前記レール部に沿って移動し、前記第一の油圧装置が収縮する際に前記レール部から反力を取ることにより、前記全旋回機が前記レール部に沿って移動することを特徴とする全旋回機自走装置。 - 前記レール部上にはベースプレートが載置され、前記ベースプレート上に前記全旋回機が移動自在に載置され、
前記ベースプレートには油圧により伸縮自在な第二の油圧装置が設けられており、
前記第二の油圧装置は、前記ベースプレート上で前記全旋回機に連結されるとともに前記レール部と直交する直交方向に伸縮自在に設けられ、前記第二の油圧装置の伸縮により前記全旋回機が前記直交方向に沿って移動することを特徴とする全旋回機自走装置。
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-
2006
- 2006-03-27 JP JP2006085682A patent/JP2007262677A/ja active Pending
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