JP2015094125A - 回転式掘削機用ロータリテーブル装置及び杭基礎の施工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転式掘削機用ロータリテーブル装置(T)は、テーブル基体(10)と、テーブル基体(10)に設けられ回転式掘削機(3)を鉛直状態で昇降自在に保持して回転させる回転駆動部(17)と、油圧モータ(173,174)で駆動される駆動輪(154,154a)と従動輪を有する走行部(15)と、テーブル基体(10)に設けられたアウトリガ(12)とを有するロータリテーブル(1)、及びロータリテーブル(1)が走行部(15)により走行する軌道部(2)を備えている。
【選択図】図1
Description
(2)次に、同じクレーンを使用して、今度はロータリテーブルを吊り上げ、第2の杭孔を掘削する箇所に移動させ、地盤に据え付ける。
(4)地盤に杭孔を掘削した後は、同じクレーンを使用して、杭孔の中に既製杭を吊り降ろし、既製杭を埋設して地盤に杭基礎を構築する。
すなわち、ロータリテーブルは重量物で据え置き型であり、その移動にはクレーンが必要になる。したがって、上記のようにクレーンを使用し、先の杭孔を形成した後は、同じクレーンを使用して、次の杭孔を掘削する箇所へロータリテーブルを移動させている。このため、ロータリテーブルを移動させている間は、クレーンを使用し杭孔の中に既製杭を吊り降ろして埋設する作業を行うことができなかった。
本発明の回転式掘削機用ロータリテーブル装置の作用を説明する。
回転式掘削機用ロータリテーブル装置は、まず、杭基礎を施工する場所の地盤に軌道部を据え付け、次にロータリテーブルを軌道部上に走行部で走行できるようにして載置し、ロータリテーブルを第1の杭孔の掘削位置に位置させる。
クレーンを使用し、回転式掘削機を吊り上げてロータリテーブルの回転駆動部に通し、回転式掘削機を鉛直方向に立てた状態で軸周方向へ回転させ、地盤に第1の杭孔を掘削する。
第1の杭孔の掘削が終了したら、クレーンで回転式掘削機を吊り上げて第1の杭孔及びロータリテーブルから抜き取り、邪魔にならない安全な場所に移動させて倒しておく。その後、クレーンの吊りワイヤを既製杭に付け替える。
以降は、上記手順を繰り返すことにより、多数の埋設杭を含み構成される杭基礎を構築することができる。
図1ないし図5を参照する。なお、以下の説明において、場所や方向を表すために「前後」及び「左右」の用語を用いる場合があるが、これは図3において、右側が明細書でいう「前」、左側が「後」に対応し、上側が「右」、下側が「左」に対応する。
まず、軌道部2は、H形鋼を枠組みした構造であり、二本の並設された軌道部材20、21を有している。軌道部材20、21は、両フランジを上下位置にして、平行に配置されている。軌道部材20、21は、長さ方向の両端寄りの下側に固着された連結部材22、23により連結されている。軌道部材20、21の上部側のフランジの外側のフランジエッジ200、210には、後述するロータリテーブル1に設けられている嵌合具13の嵌合凹部138がスライド自在に嵌め込まれる。
図1ないし図10(主に図6〜図10)を参照して、回転式掘削機用ロータリテーブル装置Tの作用について説明する。
(1)回転式掘削機用ロータリテーブル装置Tは、まず、杭基礎を施工する場所の地盤9に軌道部2を据え付ける。なお、軌道部材20、21の方向は、ロータリテーブル1を軌道部材20、21上で移動させれば、次の第2の杭孔の掘削位置910(図7〜図9参照)に移動できるように設定されている。
1 ロータリテーブル
10 テーブル基体
11 ステップ板
12 アウトリガ
120、121、122、123 伸縮脚装置
124 ケース
125 脚
13 嵌合具
130 取付板
131、132 軸受板
133 軸孔
134 通孔
135 通孔
136 嵌合部材
137 軸
138 嵌合凹部
139 ピン孔
140 止めピン
15 走行部
151 ギヤボックス
152、152a 駆動軸
153、153a 車軸受
154、154a 駆動輪
155、155a 車軸
156、156a ドライブシャフト
157、157a 自在継手
158、158a ブラケット
159 軸孔
160 通孔
161 通孔
162、162a 軸受具
163 軸
164 止めピン
165、165a 従動輪
166 車軸
167 ピン孔
17 回転駆動部
170 基盤
171 回転体
172 回転ブッシュ
173、174 油圧モータ
175 円筒部
176 係合溝
2 軌道部
20、21 軌道部材
200、210 フランジエッジ
22、23 連結部材
3 回転式掘削機
30 本体
31 継ぎ部材
32 条部
4 クレーン
40 吊りワイヤ
41 吊り具
42 エア供給管
45 吊り具
5 コンクリート杭
50 生コンクリート
9 地盤
90 第1の杭孔
91 第2の杭孔
910 第2の杭孔の掘削箇所
Claims (5)
- テーブル基体と、該テーブル基体に設けられ回転式掘削機を鉛直状態で昇降自在に保持して回転させる回転駆動部と、原動機で駆動される走行輪を有する走行部と、前記テーブル基体に設けられたアウトリガとを有するロータリテーブルと、
該ロータリテーブルが前記走行部により走行することができる軌道部とを備える
回転式掘削機用ロータリテーブル装置。 - 前記ロータリテーブルを前記軌道部の方向に沿って走行できるようにする案内手段を有する
請求項1の回転式掘削機用ロータリテーブル装置。 - 前記軌道部が、H形鋼を両フランジが上下に位置するように、且つ二本を平行に配置したものであり、前記案内手段が両H形鋼のフランジの縁部に外側から長さ方向にスライド自在に嵌め込まれる嵌合具を有する
請求項2の回転式掘削機用ロータリテーブル装置。 - テーブル基体と、該テーブル基体に設けられ回転式掘削機を鉛直状態で昇降自在に保持して回転させる回転駆動部と、原動機で駆動される走行輪を有する走行部とを有するロータリテーブルと、
該ロータリテーブルが前記走行部により走行することができる軌道部とを備える
回転式掘削機用ロータリテーブル装置。 - ロータリテーブルを軌道部上において第1の杭孔の掘削位置に固定する工程と、
クレーンを使用して回転式掘削機をロータリテーブルの回転駆動部に通し、前記回転式掘削機を回転させ、地盤に第1の杭孔を掘削する工程と、
前記クレーンで前記回転式掘削機を吊り上げて前記第1の杭孔及び前記ロータリテーブルの回転駆動部から抜き取る工程と、
前記ロータリテーブルを前記軌道部上で自走により第2の杭孔の掘削位置に移動させ、該掘削位置に固定する工程と、
前記ロータリテーブルを第2の杭孔の掘削位置に移動させ固定している時間と時間が重なるように、前記クレーンで既製杭を前記第1の杭孔の中に吊り降ろして埋設する工程と、
前記クレーンで前記回転式掘削機を前記ロータリテーブルの回転駆動部に通し、前記回転式掘削機を回転させ、地盤に第2の杭孔を掘削する工程とを備える
杭基礎の施工方法。
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