JP2021161714A - カーテンウォールのスパンドレル部 - Google Patents

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朗彦 三宅
Akihiko Miyake
直人 松岡
Naoto Matsuoka
真 濱田
Makoto Hamada
利雄 前川
Toshio Maekawa
浩幸 青木
Hiroyuki Aoki
太亮 中里
Taisuke Nakazato
正弘 稲山
Masahiro Inayama
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Kumagai Gumi Co Ltd
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Abstract

【課題】室内の意匠性向上を図れるとともに、損傷し難いスパンドレルを備えたカーテンウォールのスパンドレル部を提供する。【解決手段】本発明のカーテンウォール7のスパンドレル部70は、建物の外部に面したカーテンウォール7の壁パネル72と、当該壁パネル72と対向するように当該壁パネル72と建物の床62との間に設置された壁であって、垂直方向の高さが所定値以上に設定されて所定の耐火性を有するように構成されたスパンドレル1と、壁パネル72の上端側とスパンドレル1の上端側との間を塞ぐとともに所定の耐火性を有するように構成された上側部材と、壁パネル72の下端側とスパンドレル1の下端側との間を塞ぐとともに所定の耐火性を有するように構成された下側部材と、を備えたカーテンウォールのスパンドレル部において、スパンドレル1が所定の耐火性を有した木材により構成されたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、外面側がカーテンウォール工法により構築された建物の外面側における上下階の境界部分に設けられるカーテンウォールのスパンドレル部に関する。
従来、外面側がカーテンウォール工法により構築された建物が知られている(特許文献1,2等参照)。
カーテンウォール工法により構築されるカーテンウォールは、建物の上下階の境界部分にスパンドレル部と呼ばれる延焼防止構造部を備えるとともに、スパンドレル部を境界とした上下の階の建物外面側は、窓部に形成されている。
スパンドレル部の建物外面側、及び、窓部は、左右の方立と上下の無目とで囲まれた矩形状の枠内に、ガラス、メタル、その他の材料で形成された壁パネルが嵌め込まれた構成となっている。
スパンドレル部は、左右の方立と上下の無目とで囲まれた矩形状の枠内に壁パネルが嵌め込まれた構成の建物外面側と、スパンドレル(建築基準法施工令112条第10項、第11項参照)と呼ばれる延焼防止壁と、上側支持部材及び下側支持部材とを備えた構成となっている。
スパンドレルは、壁パネルと対向するように当該壁パネルと建物の床との間に設置された壁であって、上端が床の上面よりも上方に位置されてかつ下端が床の下面よりも下方に位置されるように設置されるか、あるいは、上端が床の上面よりも上方に位置されるか、あるいは、下端が床の下面よりも下方に位置されるように設置されて、垂直方向の高さが所定値以上に設定されて所定の耐火性を有するように構成されている。
建築基準法施工令によれば、当該スパンドレルが防火区画(床)となるためには、垂直方向の高さ寸法が900mm以上(即ち、垂直方向の最低高さ寸法が900mm)必要で、かつ、準耐火構造としなければならない旨規定されている。
上側支持部材は、建物の外面側が無目に連結され、かつ、室内側がスパンドレルに連結されて、壁パネルの上端側とスパンドレルの上端側との間を塞ぐとともに所定の耐火性を有するように構成される。
同様に、下側支持部材は、建物の外面側が無目に連結され、かつ、室内側がスパンドレルに連結されて、壁パネルの上端側とスパンドレルの上端側との間を塞ぐとともに所定の耐火性を有するように構成される。
換言すれば、上側支持部材は、スパンドレルの上端側と当該スパンドレルの上端側と対向する上側の無目との間を塞ぐとともに当該上側の無目をスパンドレルに支持させる支持部材であり、下側支持部材は、スパンドレルの下端側と当該スパンドレルの下端側と対向する下側の無目との間を塞ぐとともに当該下側の無目をスパンドレルに支持させる支持部材である。
そして、スパンドレルとして、準耐火対応のけい酸カルシウム板等の耐火ボードを用いるとともに、建物外面側の方立、無目、及び、上側支持部材、下側支持部材に耐火処理を施すことにより、準耐火構造のスパンドレル部が構築される。
特開2011−190614号公報 特許第5232588号公報
しかしながら、上述したスパンドレル部のスパンドレルは、けい酸カルシウム板等の耐火ボードにより構成されているため、室内側からスパンドレルを見た場合、耐火ボードの無機質な板面が目視されるため、室内の意匠性向上を図り難いという課題があった。
また、けい酸カルシウム板等の耐火ボードは、衝撃に弱く、損傷しやすいという課題もあった。
本発明は、上述した課題に鑑み、室内の意匠性向上を図れるとともに、損傷し難いスパンドレルを備えたカーテンウォールのスパンドレル部を提供するものである。
本発明に係るカーテンウォールのスパンドレル部は、建物の外部に面したカーテンウォールの壁パネルと、当該壁パネルと対向するように当該壁パネルと建物の床との間に設置された壁であって、上端が床の上面よりも上方に位置されてかつ下端が床の下面よりも下方に位置されるように設置されるか、あるいは、上端が床の上面よりも上方に位置されるか、あるいは、下端が床の下面よりも下方に位置されるように設置されて、垂直方向の高さが所定値以上に設定されて所定の耐火性を有するように構成されたスパンドレルと、壁パネルの上端側とスパンドレルの上端側との間を塞ぐとともに所定の耐火性を有するように構成された上側部材と、壁パネルの下端側とスパンドレルの下端側との間を塞ぐとともに所定の耐火性を有するように構成された下側部材と、を備えたカーテンウォールのスパンドレル部において、スパンドレルが所定の耐火性を有した木材により構成されたことを特徴とするので、室内の意匠性向上を図れるとともに、損傷し難いスパンドレルを備えたカーテンウォールのスパンドレル部を提供できる。
また、壁パネルが光透過性を有した材料により形成されたことを特徴とすれば、建物の外から建物を見た場合、壁パネルを通してスパンドレルを目視することができ、建物の外側からスパンドレルの木質感を楽しむことができる外観意匠に優れた建物を提供できるようになる。
また、上側部材とスパンドレルとの両方に接触する耐火材と、下側部材とスパンドレルとの両方に接触する耐火材と、備えたことを特徴とするので、スパンドレルの上端部の燃え抜け、及び、スパンドレルの下端部の燃え抜けを防止でき、耐火性能に優れたスパンドレル部を提供できるようになる。
また、耐火材が、所定の耐火性を有した木材であることを特徴とするので、室内側からスパンドレル部を見た場合、スパンドレル部の木質感を楽しむことができるようになり、室内の意匠性向上が図れて、執務環境の向上が図れる建物を提供できるようになる。
カーテンウォールのスパンドレル部の縦断面図(実施形態1)。 カーテンウォールを建物の外側から見た図(実施形態1)。 図1のA−A断面図(実施形態1)。 スパンドレルを構成する木製壁材と鉄骨柱との接合構造を室内側から見た斜視図(実施形態2)。 スパンドレルを構成する木製壁材と鉄骨柱との接合構造を分解して示す分解斜視図(実施形態2)。 スパンドレルを構成する木製壁材と鉄骨柱との接合構造を室外側から見た斜視図(実施形態2)。 木製壁材の溝と鉄骨柱の外周面の一部との嵌合状態を示し、(a)は鉄骨柱を構成するH形鋼と木製壁材の溝との嵌合状態を示す平面図、(b)は鉄骨柱を構成する矩形鋼管と木製壁材の溝との嵌合状態を示す平面図(実施形態2)。 木製壁材と鉄骨柱とが接合手段を用いて接合された状態を示す斜視図(実施形態2)。 鉄骨柱と接合されたスパンドレルを構成する木製壁材の室内側に床が構築される状態を想定した斜視図(実施形態2)。 カーテンウォールのスパンドレル部の縦断面図(実施形態3)。 カーテンウォールのスパンドレル部の縦断面図(実施形態4)。 カーテンウォールのスパンドレル部の縦断面図(実施形態5)。 カーテンウォールのスパンドレル部の縦断面図(実施形態6)。
実施形態1
図1に示すように、実施形態1に係るカーテンウォール7のスパンドレル部70は、カーテンウォール工法により構築された建物の外面側において建物の上下階の境界部分に設けられた下階から上階への延焼を防止するための延焼防止構造部である。
即ち、図2に示すように、カーテンウォール工法により構築されるカーテンウォール7は、建物の外面側において上下階の境界部分がスパンドレル部70と呼ばれる延焼防止構造部に形成されるとともに、当該スパンドレル部70を境界とした上下の階の外面側が窓部71に形成される。
スパンドレル部70の建物外面側、及び、窓部71は、建物外面側において水平方向に沿って所定の間隔を隔てて設けられて上下方向に延長する複数の方立(マリオン)74,4…と、水平方向に隣り合う方立の間において上下方向に沿って所定の間隔を隔てて設けられた複数の無目(トランザム)73,73…と、方立74と無目73とで囲まれた矩形状の枠内に嵌め込まれたガラス、メタル、その他の材料で形成された壁パネル72とを備えた構成である。
スパンドレル部70は、建物外面側において水平方向に沿って所定の間隔を隔てて対向するように設けられて上下方向に延長する一方の方立74及び他方の方立74と、当該一方の方立74と他方の方立74との間において上下方向に沿って所定の間隔を隔てて設けられた一方の無目73及び他方の無目73と、これら当該一方の方立74と他方の方立74と一方の無目73及び他方の無目73とで囲まれた矩形状の枠内に嵌め込まれたガラス、メタル、その他の材料で形成された壁パネル72と、当該壁パネル72と対向するように当該壁パネル72と建物の床62との間に設置されたスパンドレル(建築基準法施工令112条第10項、第11項参照)1と呼ばれる延焼防止用の壁と、壁パネル72の上端側に連結された上側の無目73とスパンドレル1の上端側との間を塞ぐとともに所定の耐火性を有するように構成された上側支持部材75と、壁パネル72の下端側に連結された下側の無目73とスパンドレル1の下端側との間を塞ぐとともに所定の耐火性を有するように構成された下側支持部材76と、を備えて構成される。
スパンドレル1は、スパンドレル部70の建物外面側の壁パネル72と対向するように当該壁パネル72と建物の床62との間に設置された壁であって、垂直方向及び水平方向に延長して、壁パネル72の板面と平行に対向する壁面(板面)を有し、上端が床62の上面よりも上方に位置されてかつ下端が床62の下面よりも下方に位置されるように設置されるか、あるいは、上端が床62の上面よりも上方に位置されるか、あるいは、下端が床62の下面よりも下方に位置されるように設置された壁である。
建築基準法施工令によれば、当該スパンドレル1が防火区画(床)となるためには、垂直方向の高さ寸法が900mm以上(即ち、垂直方向の最低高さ寸法が900mm)必要で、かつ、準耐火構造としなければならない旨規定されている。
実施形態1では、スパンドレル1を構成する壁を、木製板材を用いた木製壁材により構成した。例えば、板厚60mm以上の木製板材をスパンドレル1を構成する木製壁材として用いることにより、当該木製壁材の燃え代厚みで60分準耐火構造のスパンドレル1を実現できる。
方立74は、例えば図外の固定手段により、スパンドレル1等を介して建物の躯体に固定される。
無目73は、水平方向の両端側が、例えば図外の固定手段を介して方立74,74に固定される。
上側支持部材75及び下側支持部材76は、建物の外面側が無目73に連結され、かつ、建物の室内側にはレール77を備え、当該室内側が当該レール77を介してスパンドレル1に支持される。
即ち、上側支持部材75は、スパンドレル1の上端側と当該スパンドレル1の上端側と対向する上側の無目73とを連結して、上側の無目73とスパンドレル1の上端側との間を塞ぐとともに、当該上側の無目73をスパンドレル1に支持させる支持部材として機能する。
同様に、下側支持部材76は、スパンドレル1の下端側と当該スパンドレル1の下端側と対向する下側の無目73とを連結して、下側の無目73とスパンドレル1の下端側との間を塞ぐとともに、当該下側の無目73をスパンドレル1に支持させる支持部材として機能する。
実施形態1では、上側支持部材75と、上側の無目73と、当該上側支持部材75及び上側の無目73の表面を覆うように設けられた耐火処理部80とにより、壁パネル72の上端側とスパンドレル1の上端側との間を塞ぐとともに所定の耐火性を有するように構成された上側部材が構成される。
同様に、下側支持部材76と、下側の無目73と、当該下側支持部材76及び下側の無目73の表面を覆うように設けられた耐火処理部80とにより、壁パネル72の下端側とスパンドレル1の下端側との間を塞ぐとともに所定の耐火性を有するように構成された下側部材が構成される。
上側部材(上側の無目73及び上側支持部材75)及び下側部材(下側の無目73及び下側支持部材76)の耐火処理部80は、例えば、内側の耐火処理部80と外側の耐火処理部80とを備える。
内側の耐火処理部80は、上側部材及び下側部材の互いに対向する面、即ち、図1に示すように、上側支持部材75及び上側の無目73、下側支持部材76及び下側の無目73において、壁パネル72と上側部材とスパンドレル1と下側部材とで囲まれた空間と接する内面に、耐火材を設けて構成された耐火処理部である。
外側の耐火処理部80は、上側支持部材75及び上側の無目73の上面、及び、下側支持部材76及び下側の無目73の下面に、耐火材を設けて構成された耐火処理部である。
尚、耐火材としては、例えば、吹付ロックウール、耐火ボード、熱膨張性耐火材(例えば、熱膨張性耐火塗料、熱膨張性耐火シート等)を用いた。
即ち、スパンドレル1を構成する木製壁材として準耐火対応の木製板材を用いるとともに、建物外面側の無目73、及び、上側支持部材75、下側支持部材76に耐火処理部80を設けた構成としたことにより、準耐火構造のスパンドレル部70を構築した。
実施形態1のカーテンウォール7のスパンドレル部70を備えた建物によれば、スパンドレル1が準耐火対応の木製壁材(木製板材)により構成されたので、室内側からスパンドレル1を構成する木製壁材を見た場合、スパンドレル1の見栄えが向上して、スパンドレル1の木質感を楽しむことができ、室内の意匠性向上が図れて、執務環境の向上が図れる建物を提供できるようになる。
また、実施形態1のカーテンウォール7のスパンドレル部70を備えた建物によれば、スパンドレル1が準耐火対応の木製壁材(木製板材)により構成されたので、スパンドレルがけい酸カルシウム板等の耐火ボードにより構成された従来のスパンドレル部と比べて、衝撃に強く、損傷し難いスパンドレル1を備えたスパンドレル部70を提供できる。
実施形態2
スパンドレル部70が、ガラス等の光透過性を有した材料により形成された壁パネル72を備えた構成とすることにより、建物の外から建物を見た場合、スパンドレル部70のガラスパネル等の壁パネル72を通してスパンドレル1を構成する木製壁材(木製板材)を目視することができ、建物の外側からスパンドレル1の木質感を楽しむことができる外観意匠に優れた建物を提供できるようになる。
また、従来、特許文献1,2等に開示されたように、スパンドレルは、けい酸カルシウム板(耐火ボード)を用いることが多いため、けい酸カルシウム板による吸放湿作用により、ガラスパネル等の壁パネル72のパネル面に結露が発生する問題が知られている(例えば、「ガラスカーテンウォールスパンドレル部の設計用結露シミュレーションプログラムとその精度検証」、権藤尚、三原邦彰、大山政彦、鉾井修一、日本建築学会環境系論文集 第81巻 第726号 687−696、2016年8月を参照)。
一方、上述したスパンドレル部70を備えた建物によれば、スパンドレル1を木製壁材(木製板材)により構成したことにより、スパンドレルをけい酸カルシウム板により構成した場合と比べて、ガラスパネル等の壁パネル72のパネル面に結露が発生し難くなるという効果も得られ、建物の外から建物を見た場合の結露による見栄えの悪さを抑制できるようになる。
実施形態3
以下、スパンドレル1を構成をする木製壁材(木製板材)1の一例として、鉄骨柱と接合された構成の木製壁材1(スパンドレル1)を実現するための、木製壁材(スパンドレル1)と鉄骨柱との接合構造について説明する。
当該木製壁材と鉄骨柱との接合構造は、図4乃至図6に示すように、所定の間隔を隔てて隣り合うように立設された一方の鉄骨柱3A(3)及び他方の鉄骨柱3B(3)と、一方の鉄骨柱3Aの外周面の一部を嵌合させるための一方の溝2A(2)と他方の鉄骨柱3Bの外周面の一部を嵌合させるための他方の溝2B(2)とが一方の板面11に開口するように形成された木製壁材1とを備え、木製壁材1が一方の鉄骨柱3Aと他方の鉄骨柱3Bとに跨るように配置されて、一方の鉄骨柱3Aの外周面の一部と木製壁材1の一方の溝2Aとが嵌合されたとともに、他方の鉄骨柱3Bの外周面の一部と木製壁材1の他方の溝2Bとが嵌合された状態で、木製壁材1と鉄骨柱3A,3Bとが接合手段4により接合された接合構造である。
換言すれば、木製壁材1の溝2Aで鉄骨柱3Aの外周面の一部を挟み込むとともに、木製壁材1の溝2Bで鉄骨柱3Bの外周面の一部を挟み込むようにして、木製壁材1の溝2A,2Bに鉄骨柱3A,3Bの外周面の一部を嵌合させた後、木製壁材1と鉄骨柱3A,3Bとを接合手段4を用いて接合した接合構造とした。
このように、木製壁材1の溝2A,2Bに鉄骨柱3A,3Bの外周面の一部を嵌合させたことによって、木製壁材1の溝2A,2Bで鉄骨柱3の外周面の一部を挟み込んで木製壁材1が所定の位置に位置決めされた状態となるとともに、木製壁材1の左右方向(水平方向)の動きが鉄骨柱3A,3Bにより拘束された状態となる。
そして、当該状態のまま接合手段4を用いて木製壁材1と鉄骨柱3A,3Bとを接合することにより、木製壁材1により構成された上述したスパンドレル1を容易に構築できる。
即ち、互いに間隔を隔てて立設された2本以上の鉄骨柱3A,3B…に跨がるように一枚の木製壁材1を接合する場合、一枚の木製壁材1の一方の板面11にそれぞれ各鉄骨柱3A,3B…に対応する溝2A,2B…を設けておく。そして、2本以上の鉄骨柱3A,3B…の外周面の一部と一枚の木製壁材1の溝2A,2B…とが嵌合された状態で木製壁材1と鉄骨柱3A,3B…とが接合手段4を用いて接合された構造としたことにより、木製壁材2が2本以上の鉄骨柱3A,3B…で拘束された状態となるので、2本以上の鉄骨柱3A,3B…によって木製壁材1に対する拘束力が向上した壁(スパンドレル1)を構築できる。
木製壁材1(スパンドレル1)は、例えば、CLT(Cross
Laminated Timber(直交集成板))又は集成材又はLVL(Laminated Veneer
Lumber(単板積層材))又は合板又は製材等の木により形成された板状部材である。
尚、CLTとは、農林水産省告示第3079号の直交集成板の日本農林規格第1条に規定されたように、「ひき板又は小角材(これらをその繊維方向を互いにほぼ平行にして長さ方向に接合接着して調整したものを含む。)をその繊維方向を互いにほぼ平行にして幅方向に並べ又は接着したものを、主としてその繊維方向を互いにほぼ直角にして積層接着し3層以上の構造を持たせた一般材」である。
即ち、CLTは、張り合わせる板の繊維方向が直交するように複数の板を張り合わせて構成された木材であり、直交集成板と呼ばれている。
また、集成材は、張り合わせる板の繊維方向が並行方向となるように複数の板を張り合わせて構成された木材である。
また、LVLは、農林水産省告示第2773号の単板積層材の日本農林規格第1条に規定されたように、「ロータリーレース、スライサーその他の切削機械により切削した単板を主としてその繊維方向を互いにほぼ平行にして積層接着した一般材及び繊維方向が直交する単板を用いた場合にあっては、直交する単板の合計厚さが製品の厚さの30%未満であり、かつ、当該単板の枚数の構成比が30%以下である一般材」である。
鉄骨柱3としては、例えば、形鋼、鋼管等の鋼材が用いられる。
形鋼としては、例えば、断面H形のH形鋼が用いられる。
鋼管としては、例えば、断面中空矩形の矩形鋼管が用いられる。
鉄骨柱3としてH形鋼を用いた場合、図7(a)に示すように、木製壁材1に形成された溝2は、例えばH形鋼の各フランジ31,31におけるウェブ32の一方の面33よりも一方側に位置される各フランジ31,31の各半分のうち材軸方向に延長する所定範囲の嵌合対象フランジ部分34,34が嵌合される溝2,2により形成される。
そして、鉄骨柱3を構成するH形鋼の当該嵌合対象フランジ部分34,34が木製壁材1の溝2,2に嵌合されて、ウェブ32の一方の面33と木製壁材1の一方の板面11とが接触した状態に設定された後、接合手段4を用いて木製壁材1と鉄骨柱3とが接合される(図8参照)。
当該構成とすれば、鉄骨柱3を構成するH形鋼による木製壁材1(スパンドレル1)に対する拘束力向上効果を高めることができる。
鉄骨柱3として角型鋼管を用いた場合、図7(b)に示すように、木製壁材1に形成された溝2は、例えば角型鋼管の外周面において半周分の範囲に対応する半外周面のうち材軸方向に延長する所定範囲の嵌合対象外周面部分35が嵌合される溝2に形成される。
当該嵌合対象外周面部分35は、例えば、角型鋼管の4つの側面のうちの1つの側面と当該1つの側面と隣り合う2つの側面における周方向に沿った側面半分領域とからなる面部分で構成される。
そして、鉄骨柱3を構成する角型鋼管の嵌合対象外周面部分35が木製壁材1の溝2に嵌合された状態に設定された後、接合手段4を用いて木製壁材1と鉄骨柱3とが接合される(図8参照)。
当該構成とすれば、鉄骨柱3を構成する角型鋼管による木製壁材1(スパンドレル1)に対する拘束力向上効果を高めることができる。
尚、鉄骨柱3としてH形鋼を用いた場合、木製壁材1に形成された溝2は、嵌合対象フランジ部分34,34とウェブ32の一方の面33とからなる部分、即ち、H形鋼の外周面において半周分の範囲に対応する半外周面のうち材軸方向に延長する所定範囲の嵌合対象外周面部分が嵌合される溝2により形成されてもよい。
この場合、鉄骨柱3を構成するH形鋼の嵌合対象外周面部分が木製壁材1の溝2に嵌合された状態に設定された後、接合手段4を用いて木製壁材1と鉄骨柱3とが接合されることになり、鉄骨柱3を構成するH形鋼による木製壁材1(スパンドレル1)に対する拘束力向上効果を高めることができる。
即ち、木製壁材1に形成された溝2は、鉄骨柱3の外周面における半周分の範囲に対応する半外周面のうち材軸方向に延長する所定範囲の嵌合対象外周面部分が嵌合される溝2とすることが好ましい。
木製壁材1と鉄骨柱3とを接合する接合手段4は、木製壁材1と鉄骨柱3とに貫通して両者を接合するビス、ボルト、ドリフトピン等の棒状接合部材40、又は、木製壁材1と鉄骨柱3とを接着する接着剤、又は、上述した棒状接合部材と接着剤とを併用した手段とすればよい。
例えば、鉄骨柱3がH形鋼であって接合手段4の棒状接合部材40としてビスを用いる場合は、図8(a)に示すように、ビスを鉄骨柱3側から木製壁材1にねじ込んだり、図8(b)に示すように、ビスを木製壁材1側から鉄骨柱3にねじ込んだり、あるいは、ビスを鉄骨柱3側及び木製壁材1側の両方側からねじ込むようして、木製壁材1と鉄骨柱3とを接合すればよい。
実施形態3に係る木製壁材と鉄骨柱との接合構造によれば、木製壁材1の溝2A,2Bと鉄骨柱3A,3Bの外周面の一部とを嵌合させた状態で、木製壁材1と鉄骨柱3A,3Bとを接合手段4を用いて接合するだけなので、接合作業が容易となり、施工性に優れた接合構造を備えたスパンドレル1を提供できる。
また、実施形態1に係る木製壁材と鉄骨柱との接合構造によれば、木製壁材1の溝2A,2Bに鉄骨柱3A,3Bの外周面の一部を嵌合させた構成であるため、鉄骨柱3によって木製壁材1に対する拘束力が向上した耐力壁(耐震壁)としての木製のスパンドレル1を構築できる。
特に、木製壁材1に形成された溝2を、鉄骨柱3の外周面における半周分の範囲に対応する半外周面のうち材軸方向に延長する所定範囲の嵌合対象外周面部分が嵌合される溝2とすることにより、鉄骨柱3による木製壁材1(スパンドレル1)に対する拘束力向上効果を高めることができる。
尚、鉄骨柱3を構成する形鋼として、H形鋼以外の溝形鋼、山形鋼、CT形鋼等の形鋼を用いてもよい。
また、鉄骨柱3を構成する鋼管として、断面中空円形の丸形鋼管等の鋼管を用いてもよい。
また、例えば図9に示すように、実施形態3により構築される木製のスパンドレル1(木製壁材1)の一方の板面11側(室内側)において、隣り合う鉄骨柱3と鉄骨柱3との間に鉄骨梁60を接続するとともに、鉄骨梁60と直交する方向において、鉄骨柱3と鉄骨柱3との間に鉄骨桁61を接続する。
そして、鉄骨梁60及び鉄骨桁61の上に例えば図外のデッキプレートを敷設し、デッキプレートの上にコンクリートスラブを打設して床62を構築することができる。
また、鉄骨柱3が鉛直荷重を負担する場合、鉄骨柱3においてスパンドレル1(木製壁材1)の外側に露出する部分をロックウールや耐火ボードや熱膨張性耐火材等の耐火材で被覆して耐火構造とすればよい。
実施形態4
スパンドレル部70の上側部材(上側の無目73及び上側支持部材75)及び下側部材(下側の無目73及び下側支持部材76)の耐火処理部として、例えば、図10に示すように、上側部材及び下側部材の互いに対向する面に設けられた上述の耐火処理部80,80と、スパンドレル1の上下の端部側に設けられた端部耐火処理部82a,82aと、スパンドレル1の室内側の板面11の上下側に設けられた燃え抜け防止用耐火処理部82b,82bとを備えた構成とした。
上側の端部耐火処理部82aは、上側の耐火処理部80より延長して、上側支持部材75のレール77と当該レール77で挟み込まれたスパンドレル1の上端部との間に設けられた耐火処理部である。
また、下側の端部耐火処理部82aは、下側の耐火処理部80より延長して、下側支持部材76のレール77と当該レール77で挟み込まれたスパンドレル1の下端部との間に設けられた耐火処理部である。
上側の燃え抜け防止用耐火処理部82bは、上側の端部耐火処理部82aより延長して、スパンドレル1の室内側の板面11の上側においてレール77の下端よりも若干下方に位置する部位まで覆うように設けられた耐火処理部である。
また、下側の燃え抜け防止用耐火処理部82bは、下側の端部耐火処理部82aより延長して、スパンドレル1の室内側の板面11の下側においてレール77の上端よりも若干上方に位置する部位まで覆うように設けられた耐火処理部である。
尚、耐火処理部80,82a,82bを構成する耐火材としては、例えば、吹付ロックウール、耐火ボード、熱膨張性耐火材(例えば、熱膨張性耐火塗料、熱膨張性耐火シート等)を用いた。
実施形態4の耐火処理部によれば、スパンドレル1の上端部を巻き込むように設けられた上側の端部耐火処理部82aと、スパンドレル1の室内側の板面11の上側においてレール77の下端よりも若干下方に位置する部位まで延長するように設けられた上側の燃え抜け防止用耐火処理部82bと、スパンドレル1の下端部を巻き込むように設けられた下側の端部耐火処理部82aと、スパンドレル1の室内側の板面11の下側においてレール77の上端よりも若干上方に位置する部位まで延長するように設けられた下側の燃え抜け防止用耐火処理部82bと、を備えたので、仮に、火災により、スパンドレル1の室内側の板面11の表面側が欠損したとしても、上側支持部材75のレール77の下に位置されるスパンドレル1の上端部の燃え抜け(焼損)、及び、下側支持部材76のレール77の上に位置されるスパンドレル1の下端部の燃え抜け(焼損)を防止できるので、耐火性能に優れたスパンドレル部70を提供できるようになる。
実施形態5
スパンドレル部70の上側部材及び下側部材の耐火処理部として、例えば、図11に示すように、上側部材及び下側部材の互いに対向する面に設けられた上述の耐火処理部80,80と、上側支持部材75及び下側支持部材76のレール77と当該レール77で挟み込まれたスパンドレル1の上端面及び下端面との間に設けられた端面耐火処理部83,83とを備えた構成とした。
尚、耐火処理部80を構成する耐火材としては、例えば、吹付ロックウール、耐火ボード、熱膨張性耐火材(例えば、熱膨張性耐火塗料、熱膨張性耐火シート等)を用いた。
また、端面耐火処理部83を構成する耐火材としては、熱膨張性耐火材(例えば、熱膨張性耐火塗料、熱膨張性耐火シート等)を用いた。
実施形態5によれば、レール77とスパンドレル1の上端面及び下端面との間に、熱膨張性耐火材による端面耐火処理部83を備えたので、仮に、火災により、スパンドレル1の室内側の板面11の表面側が欠損したとしても、スパンドレル1の上端部や下端部が加熱された場合に、熱膨張性耐火材が膨張するので、上側支持部材75のレール77の下に位置されるスパンドレル1の上端部の燃え抜け(焼損)、及び、下側支持部材76のレール77の上に位置されるスパンドレル1の下端部の燃え抜け(焼損)を防止でき、耐火性能に優れたスパンドレル部70を提供できるようになる。
即ち、実施形態4及び実施形態5によれば、上側部材とスパンドレル1との両方に接触する耐火材と、下側部材とスパンドレルとの両方に接触する耐火材と、を備えた構成としたので、スパンドレル1の上端部の燃え抜け、及び、スパンドレル1の下端部の燃え抜けを防止でき、耐火性能に優れたスパンドレル部70を提供できるようになる。
実施形態6
スパンドレル部70の上側部材及び下側部材の耐火処理部として、例えば、図12に示すように、上側部材及び下側部材の互いに対向する面に設けられた上述の耐火処理部80,80と、上側の耐火木材90及び下側の耐火木材91と、下側の耐火木材91及び下側の耐火木材91と、を備えた構成とした。
上側の耐火木材90は、上側支持部材75の上表面、上側の無目73の室内側表面、上側支持部材75のレール77の室内側表面、及び、スパンドレル1の室内側の板面11においてレール77の下端の位置から若干下方に位置する部分までを覆うように設けられる。
下側の耐火木材90は、下側支持部材76の下表面、下側の無目73の室内側表面、下側支持部材76のレール77の室内側表面、及び、スパンドレル1の室内側の板面11においてレール77の上端の位置から若干上方に位置する部分までを覆うように設けられる。
上側の耐火木材91は、上側の無目73の上表面を覆うように設けられる。
下側の耐火木材91は、下側の無目73の下表面を覆うように設けられる。
耐火木材90、及び、耐火木材91は、所望の耐火性能を満足する板厚に形成された木製板材、例えば、上述したCLT(Cross
Laminated Timber(直交集成板))又は集成材又はLVL(Laminated Veneer
Lumber(単板積層材))又は合板又は製材等の木により形成された板状部材を用いた。
実施形態7
スパンドレル部70の上側部材及び下側部材の耐火処理部として、例えば、図13に示すように、実施形態6の耐火処理部80,80を備えない耐火処理部、即ち、実施形態6の耐火木材90と耐火木材91とを備えた構成の耐火処理部とした。
即ち、実施形態6及び実施形態7によれば、スパンドレル部70の上側部材及び下側部材の耐火処理部を構成する耐火材として、所定の耐火性を有した耐火木材90,91を用いた構成としたので、スパンドレル1の上端部の燃え抜け、及び、スパンドレル1の下端部の燃え抜けを防止でき、耐火性能に優れたスパンドレル部70を提供できるようになるとともに、室内側からスパンドレル部70を見た場合、目視可能なスパンドレル1,耐火木材90,91がすべて木材で形成されているため、室内側から木質感を楽しむことができるスパンドレル部70を提供でき、室内の意匠性向上が図れて、執務環境の向上が図れる建物を提供できるようになる。
尚、本発明において、スパンドレル1は、例えば、実施形態3で説明したように鉄骨柱3と接合された木製壁材(木製板材)1、あるいは、図外の固定手段を介して建物の床等の躯体に固定された方立(マリオン)に固定された木製壁材(木製板材)等により構成されていればよい。
また、方立74、無目73、上側支持部材75及び下側支持部材76も、上述した構成以外の構成のものを用いても構わない。
また、実施形態では、方立及び無目に設けられたパネル端部嵌め込み溝に壁パネルの端部を嵌め込む構造のものを図示したが、窓部71は、方立及び無目で囲まれた枠内に図外のサッシュを設置して、サッシュ内に引き窓や回転窓のような可動窓を設けた構成としてもよい。
1 スパンドレル(木製壁材)、7 カーテンウォール、62 床、
70 スパンドレル部、72 壁パネル。

Claims (4)

  1. 建物の外部に面したカーテンウォールの壁パネルと、
    当該壁パネルと対向するように当該壁パネルと建物の床との間に設置された壁であって、上端が床の上面よりも上方に位置されてかつ下端が床の下面よりも下方に位置されるように設置されるか、あるいは、上端が床の上面よりも上方に位置されるか、あるいは、下端が床の下面よりも下方に位置されるように設置されて、垂直方向の高さが所定値以上に設定されて所定の耐火性を有するように構成されたスパンドレルと、
    壁パネルの上端側とスパンドレルの上端側との間を塞ぐとともに所定の耐火性を有するように構成された上側部材と、
    壁パネルの下端側とスパンドレルの下端側との間を塞ぐとともに所定の耐火性を有するように構成された下側部材と、
    を備えたカーテンウォールのスパンドレル部において、
    スパンドレルが所定の耐火性を有した木材により構成されたことを特徴とするカーテンウォールのスパンドレル部。
  2. 壁パネルが光透過性を有した材料により形成されたことを特徴とする請求項1に記載のカーテンウォールのスパンドレル部。
  3. 上側部材とスパンドレルとの両方に接触する耐火材と、
    下側部材とスパンドレルとの両方に接触する耐火材と、
    備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカーテンウォールのスパンドレル部。
  4. 耐火材が、所定の耐火性を有した木材であることを特徴とする請求項3に記載のカーテンウォールのスパンドレル部。
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