JP2021159500A - 飲料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カップを容易に取り出すことが可能であるカップホルダを備える飲料供給装置を提供する。【解決手段】この飲料抽出装置では、カップ保持部10は、テーパ形状の側面の一部の下方側にカップ取出用の切欠部12が設けられているとともに、上面視においてカップ取出用の切欠部12が設けられた位置の内周縁部の位置は、カップ取出用の切欠部12が設けられていない部分の内周縁部の位置よりも外周側に位置している。【選択図】図3

Description

この発明は、飲料供給装置に関し、特に、カップホルダを備える飲料供給装置に関する。
従来、カップホルダを備える飲料供給装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、飲料生成用の原料を収容する複数のキャニスタと、キャニスタに対応して設けられた原料シュートと、カップ保持ユニット(カップホルダ)とを備える飲料供給装置が開示されている。カップ保持ユニットは、カップを側方から挟みこんで保持するカップフラッパを備えている。
特開平11−224372号公報
上記特許文献1では、カップがカップフラッパに挟み込まれて保持されているため、カップを取り出す際にカップフラッパを開いて取り出す必要がある。このため、カップフラッパを開いた状態で引き出す必要があるため、カップを取り出しにくいという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、カップを容易に取り出すことが可能なカップホルダを備える飲料供給装置を提供することである。
この発明の一の局面による飲料供給装置は、飲料をカップに注入する注入部と、注入部により飲料がカップに注入される際に、カップを保持するとともに上方から下方に向かって先細るテーパ形状でかつ環状の単一の部材からなるカップ保持部を含むカップホルダと、カップを取り出すための取出し口と、を備え、カップ保持部は、テーパ形状の側面の一部の下方側にカップ取出用の切欠部が設けられているとともに、上面視においてカップ取出用の切欠部が設けられた位置の内周縁部の位置は、カップ取出用の切欠部が設けられていない部分の内周縁部の位置よりも外周側に位置している。
この発明の一の局面による飲料供給装置では、上記のように、注入部により飲料がカップに注入される際に、カップを保持するとともに上方から下方に向かって先細るテーパ形状でかつ環状の単一の部材からなるカップ保持部を含むカップホルダと、カップを取り出すための取出し口と、を設ける。また、カップ保持部は、テーパ形状の側面の一部の下方側にカップ取出用の切欠部が設けられているとともに、上面視においてカップ取出用の切欠部が設けられた位置の内周縁部の位置は、カップ取出用の切欠部が設けられていない部分の内周縁部の位置よりも外周側に位置している。これにより、カップ保持部は、テーパ形状の側面の一部の下方側にカップ取出用の切欠部が設けられていることにより、カップ保持部の切欠部が設けられていない内周縁部によりカップを保持しながら、カップ取出し用の切欠部からカップを水平に引き出すことができるので、カップ保持部を開いた状態にしてカップを取り出す場合と比べて、カップを容易に取り出すことができる。
上記一の局面による飲料供給装置において、好ましくは、カップ保持部は、正面視において、飲料が注入された状態のカップの上端部よりも上方にカップ取出用の切欠部の下面が位置するように構成されている。このように構成すれば、飲料が注入された状態のカップの上端部よりも上方にカップ取出用の切欠部の下面が位置するため、カップの取出し時に、カップ取出し用の切欠部の内周縁部の下面がカップの上端部に接触することを抑制することができる。これにより、カップ保持部からカップをより容易に取り出すことができる。
上記一の局面による飲料供給装置において、好ましくは、カップ取出用の切欠部は、上面視において中心角が90度以上180度未満にわたってカップ保持部のテーパ形状の側面の下方側に設けられている。このように構成すれば、カップ取出用の切欠部は、中心角が90度以上であることにより、中心角が90度未満の場合と比べて、カップを取り出すことが容易になる。また、中心角が180度未満であることにより、カップ取出し用の切欠部が過度に大きくなり、カップが供給されたときにカップがカップホルダを通り抜けて落下することをより抑制することができる。
上記一の局面による飲料供給装置において、好ましくは、カップ取出用の切欠部は、正面視において下面が上に凸の弧状に形成されている。このように構成すれば、カップ取出用の切欠部は、正面視において下面が上に凸の弧状に形成されていることにより、カップの上端部とカップ取出用の切欠部との間に隙間ができるため、カップ取出し用の切欠部の下面がカップの上端に接触することを抑制することができる。そのため、より容易にカップを取り出すことができる。
上記一の局面による飲料供給装置において、好ましくは、カップ取出用の切欠部は、上面視において、取出し口側に設けられている。このように構成すれば、カップ取出用の切欠部は、上面視において、取出し口側に設けられているため、ユーザは、カップを前面に引き出すことにより容易にカップを取り出すことができる。
上記一の局面による飲料供給装置において、好ましくは、カップ保持部を水平方向に移動させる水平移動機構をさらに備え、水平移動機構は、カップ保持部を取出し口側に位置する第1位置と、第1位置に対して注入部側に位置する第2位置との間で回動させて水平移動させるように構成されている。このように構成すれば、カップ保持部を回動させるだけで容易に第1位置と第2位置とにカップを移動することができる。そのため、たとえば、コンベアのような装置を設けなくてもよいため、簡単な構成でカップを移動させることができる。
この場合、好ましくは、水平移動機構は、カップ保持部を第1位置と、第2位置との間で回動させるカムを含む。このように構成すれば、カムを回動することによりカップ保持部を回動することができるため、より簡単な構成でカップを移動させることができる。
水平移動機構は、カップ保持部を第1位置と、第2位置との間で回動させるカムを含む構成において、好ましくは、カップ保持部が、第1位置または第2位置に位置している場合におけるカムの回動位置を検知する位置検知部をさらに備える。このように構成すれば、位置検知部によりカムの位置を検知することにより、カップ保持部が第1位置または第2位置のいずれの位置に位置しているかを検知することができる。
この場合、好ましくは、複数のカップを収容可能なカップ収容部をさらに備え、水平移動機構は、カップ収容部からカップが落下する位置であるとともに取出し口の位置である第1位置と、第1位置よりも背面側に位置するとともに注入部により飲料がカップに注入される第2位置との間でカップ保持部を回動させるように構成されている。このように構成すれば、カップ収容部からカップが落下する第1位置と、飲料がカップに注入される第2位置とが異なるため、カップをカップ保持部に供給する際に、第2位置に位置する注入部にカップが接触することを抑制することができる。また、取出し口の位置が注入部の位置よりも正面側に位置するため、ユーザがカップを取り出す際にカップが注入部に接触することを抑制することができるため、カップを容易に取り出すことができる。
複数のカップを収容可能なカップ収容部をさらに備える構成において、好ましくは、カップ収容部は、第1位置におけるカップ保持部の直上に位置している。このように構成すれば、カップ収容部は、第1位置においてカップ保持部の直上に位置していることにより、カップ収容部がカップ保持部の直上に位置していない場合と比べて、カップを供給するための斜めのガイドを設ける必要がないため、飲料供給装置の内部のスペースを小さくすることができる。
本発明によれば、上記のように、カップを容易に取り出すことが可能なカップホルダを備える飲料供給装置を提供することができる。
本実施形態における飲料供給装置の一例を示した斜視図である。 本実施形態における飲料供給装置の制御的な構成を示したブロック図である。 本実施形態におけるカップホルダがカップを保持した状態を示す図である。 本実施形態におけるカップホルダがカップを保持していない状態を示す図である。 本実施形態におけるカップホルダを上方から見た図である。 本実施形態におけるカップに飲料を供給する前後のカップの位置を示す図である。 本実施形態における注入部とカップ収容部との位置関係を示す図である。 本実施形態におけるカップホルダが第1の位置にある状態を示す図である。 本実施形態におけるカップホルダが第2の位置にある状態を示した図である。 本実施形態における飲料供給時の制御を示すフローチャートである。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図9を参照して、本実施形態による飲料供給装置100の構成について説明する。飲料供給装置100は、コーヒー、ココアまたはジュースなど(以下、飲料とする)を提供する装置である。
(飲料供給装置)
図1に示すように、飲料供給装置100は、本体キャビネット110と、本体キャビネット110に取り付けられる前面カバー120とからなる略直方体形状を有している。本実施形態では、本体キャビネット110に前面カバー120が取り付けられている側を正面側とする。また、正面視において左右方向をX方向とし、右側から左側に向かう方向をX1方向とし、左側から右側に向かう方向をX2方向とする。また、X方向に直交する方向のうち正面側と背面側とを結ぶ方向をY方向とし、Y方向のうち正面側から背面側に向かう方向をY1方向とし、背面側から正面側に向かう方向をY2方向とする。また、X方向およびY方向に直交する方向をZ方向(鉛直方向)とし、Z方向のうち一方向(鉛直上方向)をZ1方向とし、Z方向のうち他方向(鉛直下方向)をZ2方向とする。
図1に示すように、飲料供給装置100は、カップホルダ1と、注入部2と、取出し口3と、カップ収容部4と、カップホルダ1を回動させるための水平移動機構5とを備える。図1では、飲料供給装置100内に格納される注入部2と、カップ収容部4とは点線で示している。
本体キャビネット110は、Y1側の面が開口した略直方体形状を有している。本体キャビネット110の開口部には、前面カバー120が取り付けられている。本体キャビネット110内には、飲料を生成するための飲料生成部が設けられる。
前面カバー120は、本体キャビネット110のY1側の開口を開閉可能に構成されている。前面カバー120は、本体キャビネット110において、Z方向に沿って延びる回転軸線回りに回動するように構成されている。
図1に示すように前面カバー120の背面側には、カップホルダ1と、カップ収容部4と、水平移動機構5とが設けられている。前面カバー120には、取出し口3の開口部を開閉する扉部31が取り付けられる。
(カップホルダ)
図3に示すようにカップホルダ1は、注入部2(図1参照)により飲料がカップ6に注入される際に、カップ6を保持するカップ保持部10とカップ保持部10が先端に設けられる軸部11とを有する。軸部11は、カップホルダ1が水平方向へ回動する際の回動中心を有する。
図4および図5に示すように、カップ保持部10は、上方(Z1側)から下方(Z2側)に向かって先細るテーパ形状(すり鉢状)である。カップ保持部10は、環状の単一の部材からなる。カップ保持部10は、円形でもよく、楕円形状であってもよい。
図5に示すように、カップ保持部10は、テーパ形状の側面の一部の下方側にカップ取出用の切欠部12が設けられている。カップ取出し用の切欠部12は、上面視において中心角θが90度以上180度未満にわたって設けられている。なお、好ましくは、中心角θは140度以上160度以下である。カップ取出し用の切欠部12は、カップ保持部10のうち鉛直方向(Z方向)の下方側(Z2側)に設けられる。
図5に示すように、上面視においてカップ取出用の切欠部12が設けられた位置の内周縁部10aの位置は、カップ取出用の切欠部12が設けられていない部分の内周縁部10bの位置よりも外周側に位置している。
図4に示すように、カップ取出用の切欠部12は、正面視において下面12aが上に凸の弧状に形成されている。カップ取出用の切欠部12は、正面視において、取出し口3側に設けられている。
図3および図4に示すように、カップ保持部10の下面10cの直径Dはカップ6の直径に合わせて設計される。カップ6が、テーパ形状の場合、たとえば、カップ6の上端部6aの直径よりも小さくなるように設計される。これにより、カップ保持部10をカップ6がすり抜けることを抑制することができる。カップ6は、変形する素材で形成される。カップ6は、たとえば、紙またはプラスチックで形成される。
図6に示すように、カップ収容部4から供給されたカップ6は、カップ保持部10の内周の直径とカップ6の直径とが略同じか大きい箇所で停止する。そのため、カップ保持部10のカップ取出用の切欠部12の下面12aよりも上方にカップ6の上端部6aが位置する。そして、カップ6に飲料が注入されることにより飲料の重さがカップ6に掛かるため、カップ6が変形してカップ6の直径が小さくなる。カップ6の直径が小さくなることにより、カップ保持部10のテーパ面に沿って鉛直方向に移動する。そのため、カップ保持部10は、正面視において、飲料が注入された状態のカップ6の上端部6aよりも上方にカップ取出用の切欠部12の下面12aが位置する。
(注入部)
図1に示すように、注入部2は、カップ6に飲料を注入する複数のノズルを含む。複数の注入部2のノズルは、たとえば、コーヒー、湯、砂糖などを供給する。注入部2は、カップ6の上端部6a(図6参照)に接触しない位置に配置される。
注入部2のノズルの一方端には、本体キャビネット110内に格納された飲料を作成する飲料生成部が接続されている。飲料生成部は、飲料を作成するために用いられる水を貯留するための貯水タンクと、粉末原料を貯蔵する粉末原料貯蔵部と、コーヒー豆を貯蔵する原料貯蔵部とを備える。粉末原料は、たとえば、粉ココアである。貯水タンクに貯留された水は加熱され、粉末原料と混ぜ合わされて供給される。
複数の注入部2のノズルの他方端は、束ねられて前面カバー120の背面側(Y2側)に配置される。また、注入部2のノズルの他方端は、飲料を攪拌するための1以上のパドルに隣接して固定される。なお、パドルも複数設けられてもよい。注入部2は、取出し口3よりも背面側に設けられる。
(取出し口)
図1に示すように、取出し口3は、カップ6を取り出すための扉部31を有する。ユーザは、扉部31を開閉することにより、飲料が注入されたカップ6を取り出すことができる。扉部31は、Z方向に延びる回動軸を中心に回動するように構成されている。また、扉部31は、飲料を供給している際は開閉できないように構成されていてもよい。
図1に示すように、カップ収容部4は、複数のカップ6が重ねられた状態で収容されている。カップ収容部4から、カップ6が鉛直方向の下方向に向かって落下することにより、カップホルダ1にカップ6が供給される。カップ収容部4は、前面カバー120の左右方向(X方向)の中央に配置されている。図7に示すように、上面視で、カップ収容部4は、注入部2よりも正面側(Y1側)に位置するように配置される。
(水平移動機構)
図8および図9に示すように、水平移動機構5は、カップホルダ1の軸部11に接触するカム51と、カム51を回動させる駆動部52と、カム51の回動位置を検知する位置検知部53とを含む。なお、図8および図9は、底面側(Z2側)から見た図である。
水平移動機構5は、カップホルダ1を取出し口3側に位置する第1位置と、第1位置に対して注入部2側に位置する第2位置との間で回動させて水平移動させるように構成されている。第1位置は、カップ収容部4からカップ6が落下する位置であるとともに取出し口3に近い位置である。また、第1位置においてカップ保持部10の直上にカップ収容部4が配置されている。第2位置は、第1位置よりも背面側(Y2側)に位置するとともに注入部2により飲料がカップ6に注入される位置である。
カム51は、軸部11が押し付けられている。また、カム51は一方端が他方端よりも鋭い形状をしているとともに回動中心Cから一方端までの長さと、回動中心Cから他方端までの長さとが異なる。そのため、カム51が回動してカップホルダ1に接触する部分が変わることにより、カップホルダ1を第1位置と、第2位置との間で回動させることができる。また、カップホルダ1の軸部11にはコイルバネ13が取り付けられている。コイルバネ13は、カップホルダ1をカム51に向かって押し付けるように付勢している。
カップホルダ1は、初期位置として第1位置に位置する。また、カム51が回動することにより、カム51がカップホルダ1の軸部11に接触する部分が変わるとともに、カム51の回動中心Cからカップホルダ1の軸部11までの距離が変わることにより、カップホルダ1が第2位置に移動する。本実施形態では、カム51は、カップホルダ1の軸部11に対して正面側から接触している。また。カム51は、カップホルダ1が、第1位置に位置している際のカップホルダ1の軸部11から回動中心Cまでの距離が、第2位置に位置している際のカップホルダ1の軸部11から回動中心Cまでの距離よりも小さい。なお、カップホルダ1の回動角は、たとえば、10度以上20度以下である。カップホルダ1の第1位置から第2位置移動距離は、たとえば、30mm以上70mm以下であり、カップ6の直径のおよそ3分の1から2分の3の大きさである。
駆動部52は、カム51の上方側に取り付けられており、回動することによりカム51を回動させる。駆動部52は、たとえば、シンクロナスモータである。駆動部52は、飲料供給装置100が操作されることにより回動する。駆動部52が回動することにより、カム51が回動する。なお、駆動部52は、カム51を半回転(180度回転)させるように構成されている。
位置検知部53は、第1位置または第2位置に位置している場合におけるカム51の回動位置を検知する。位置検知部53は、たとえば、マイクロスイッチである。本実施形態では、カム51が第1位置に位置している場合に、カム51が位置検知部53に接触してオン状態になることにより検知する。また、位置検知部53は、カム51が第2位置に位置している場合に、カム51が位置検知部53から離間してオフ状態になる。
本実施形態では、位置検知部53がオフ状態になってから所定時間経過後にカム51の回動を停止するように構成されている。たとえば、カム51が1回転するために6秒かかるとすると、半回転するために必要な3秒が経過したときにカム51の回動が停止する。
図1に示すように、前面カバー120の正面側(本体キャビネット110と反対の側)には、選択ボタン121が取り付けられている。選択ボタン121は、飲料を選択するための選択手段である。選択ボタン121は、複数設けられている。
図2に示すように、飲料供給装置100は制御部7をさらに備える。制御部7は、選択ボタン121の操作入力を受け付けることにより、注入部2、カップ収容部4および駆動部52を制御する。制御部7は、飲料をカップ6に注入するように注入部2を制御する。制御部7は、カップ保持部10にカップ6を供給するようにカップ収容部4を制御する。制御部7は、カップ保持部10を回動させるために水平移動機構5の駆動部52を制御する。制御部7は、たとえば、CPUおよびメモリなどを含む。
図10を用いて、飲料供給の制御部7の制御について説明する。まず、ステップS1としてユーザが、前面カバー120に設けられた選択ボタン121が操作されることにより飲料の選択を受け付ける。この際に、カップ収容部4からカップホルダ1にカップ6が供給される。ステップS2では、駆動部52を回動させる。この際、カム51が半回転するように駆動部52は回動する。駆動部52が回動することによりカム51が第1位置から第2位置へ回動するともに、カップホルダ1が第1位置から第2位置へ回動する。
ステップS3では、カム51が回動して位置検知部53と非接触状態になることにより、位置検知部53がオフ状態であることを検知する。ステップS4では、位置検知部53がオフ状態となってから所定時間経過後に、駆動部52を停止させる。駆動部52が停止することにより、カム51の回動が停止するとともに、カップホルダ1の回動が停止する。その結果、カップホルダ1の第1位置から第2位置への移動が完了する。
ステップS5では、注入部2により飲料がカップ6に注入される。ステップS6では、所定時間経過後、注入部2からの飲料の注入を停止させる。
ステップS7では、駆動部52が回動させる。駆動部52が回動することにより、カム51が第2位置から第1位置へ回動するとともに、カップホルダ1が第2位置から第1位置へ回動する。
ステップS8では、カム51が位置検知部53に接触することにより、位置検知部53がオン状態になりカップホルダ1が第1位置に位置していることを検知する。ステップS9では、位置検知部53が第1位置にカップホルダ1が位置していることを検知することにより、駆動部52を停止させる。駆動部52が停止することにより、カム51の回動が停止するとともに、カップホルダ1の回動が停止する。その結果、カップホルダ1の第2位置から第1位置への移動が完了する。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、飲料供給装置100のカップ保持部10は、テーパ形状の側面の一部の下方側にカップ取出用の切欠部12が設けられているとともに、上面視においてカップ取出用の切欠部12が設けられた位置の内周縁部10aの位置は、カップ取出用の切欠部12が設けられていない部分の内周縁部10bの位置よりも外周側に位置している。これにより、カップ保持部10は、テーパ形状の側面の一部の下方側にカップ取出用の切欠部12が設けられていることにより、カップ6を水平に引き出すことができるため、カップ保持部10を開くなくともカップ6を取り出せるため、カップ6を容易に取り出すことができる。また、カップ取出用の切欠部12が設けられていることにより、カップ保持部の切欠部12が設けられていない内周縁部10bによりカップ6を保持しながら、カップ取出し用の切欠部12からカップ6を水平に引き出すことができるので、カップ保持部10を開いた状態にしてカップ6を取り出す場合と比べて、カップ6を容易に取り出すことができる。
また、本実施形態では、上記のように、カップ保持部10は、正面視において、飲料が注入された状態のカップ6の上端部6aよりも上方にカップ取出用の切欠部12の下面12aが位置するように構成されている。これにより、飲料が注入された状態のカップ6の上端部6aよりも上方にカップ取出用の切欠部12の下面12aが位置するため、カップ6の取出し時に、カップ取出し用の切欠部12の内周縁部10bの下面12aがカップ6の上端部6aに接触することを抑制することができる。そのため、カップ保持部10からカップ6をより容易に取り出すことができる。
また、本実施形態では、上記のように、カップ取出用の切欠部12は、上面視において中心角θが90度以上180度未満にわたってカップ保持部10のテーパ形状の側面の下方側に設けられている。これにより、カップ取出用の切欠部12は、中心角θが90度以上であることにより、中心角θが90度未満の場合と比べて、カップ6を取り出すことがより容易になる。また、中心角θが180度未満であることにより、カップ取出し用の切欠部12が過度に大きくなり、カップ6が供給されたときにカップ6がカップホルダ1を通り抜けてカップ6が落下することを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、カップ取出用の切欠部12は、正面視において下面12aが上に凸の弧状に形成されている。これにより、カップ取出用の切欠部12は、正面視において下面12aが上に凸の弧状に形成されていることにより、カップ6の上端部6aとカップ取出用の切欠部12との間に隙間ができるため、カップ取出し用の切欠部12の下面12aがカップ6の上端部6aに接触することをより抑制することができる。そのため、より容易にカップ6を取り出すことができる。
また、本実施形態では、上記のように、カップ取出用の切欠部12は、上面視において、取出し口3側に設けられている。これにより、カップ取出用の切欠部12は、上面視において、取出し口3側に設けられているため、ユーザは、カップ6を前面に引き出すことにより容易にカップ6を取り出すことができる。
また、本実施形態では、上記のように、カップ保持部10を水平方向に移動させる水平移動機構5をさらに備え、水平移動機構5は、カップ保持部10を取出し口3側に位置する第1位置と、第1位置に対して注入部2側に位置する第2位置との間で回動させて水平移動させるように構成されている。これにより、カップ保持部10を回動させるだけで容易に第1位置と第2位置とにカップ6を移動することができる。そのため、たとえば、コンベアのような装置を設けなくてもよいため、簡単な構成でカップ6を移動させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、水平移動機構5は、カップ保持部10を第1位置と、第2位置との間で回動させるカム51を含む。これにより、カム51を回動することによりカップ保持部10を回動することができるため、より簡単な構成でカップ6を移動させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、カップ保持部10が、第1位置または第2位置に位置している場合におけるカム51の回動位置を検知する位置検知部53をさらに備える。これにより、位置検知部53によりカム51の位置を検知することにより、カップ保持部10が第1位置または第2位置のいずれの位置に位置しているかを検知することができる。
また、本実施形態では、上記のように、複数のカップ6を収容可能なカップ収容部4をさらに備え、水平移動機構5は、カップ収容部4からカップ6が落下する位置であるとともに取出し口3の位置である第1位置と、第1位置よりも背面側に位置するとともに注入部2により飲料がカップ6に注入される第2位置との間でカップ保持部10を回動させるように構成されている。これにより、カップ収容部4からカップ6が落下する第1位置と、飲料がカップ6に注入される第2位置とが異なるため、カップ6をカップ保持部10に供給する際に、第2位置に位置する注入部2にカップ6が接触することを抑制することができる。また、取出し口3の位置が注入部2の位置よりも正面側に位置するため、ユーザがカップ6を取り出す際に注入部2にカップ6が接触することを抑制することができるため、カップ6を容易に取り出すことができる。
また、本実施形態では、上記のように、カップ収容部4は、第1位置におけるカップ保持部10の直上に位置している。これにより、カップ収容部4は、第1位置においてカップ保持部10の直上に位置していることにより、カップ収容部4がカップ保持部10の直上に位置していない場合と比べて、カップ6を供給するための斜めのガイドを設ける必要がないため、飲料供給装置100の内部のスペースを小さくすることができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、本実施形態では、カップ保持部は、正面視において、飲料が注入された状態のカップの上端部よりも上方にカップ取出用の切欠部の下面が位置するように構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では飲料が注入されていない状態のカップの上端部よりも上方にカップ取出用の切欠部の下面が位置するように構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、カップ取出用の切欠部は、正面視において下面が上に凸の弧状に形成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、カップ取出用の切欠部は、正面視において下面が水平であってもよい。
また、上記実施形態では、カップ取出用の切欠部は、上面視において、取出し口側に設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、カップ取出用の切欠部は、上面視において、取出し口側と直交する方向の側に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、水平移動機構は、カップ保持部を第1位置と、第2位置との間で回動させて水平移動させるように構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、水平移動機構は回動ではなく直線移動してもよい。
また、上記実施形態では、水平移動機構は、カムを含む例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、水平移動機構は、カムの替わりに、カップ保持部を水平移動させるためのシリンダを含んでいてもよい。
また、上記実施形態では、飲料供給装置が、カップ収容部を備える例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、カップ収容部を備えずに、ユーザがカップをカップホルダに配置する構成であってもよい。
また、上記実施形態では、カップ保持部が、切り欠き部を有する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、カップ保持部は、カップを底面から支持する固定部材を備えていてもよい。この場合、固定部材は、飲料が供給された状態のカップを底面から支持をしてもよい。
また、上記実施形態では、位置検知部が軸部に接触する場合に位置を検知する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、非接触で位置を検知する位置検知部を備えていてもよい。
また、上記実施形態では、説明の便宜上、制御部の処理動作を処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローチャートを用いて説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、制御部の処理動作を、イベント単位で処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
1 カップホルダ
2 注入部
3 取出し口
4 カップ収容部
5 水平移動機構
6 カップ
6a 上端部
10 カップ保持部
10a、10b 内周縁部、内周縁部
12 切欠部
12a 下面
51 カム
52 駆動部
53 位置検知部
100 :飲料供給装置
θ 中心角

Claims (10)

  1. 飲料をカップに注入する注入部と、
    前記注入部により飲料がカップに注入される際に、カップを保持するとともに上方から下方に向かって先細るテーパ形状でかつ環状の単一の部材からなるカップ保持部を含むカップホルダと、
    カップを取り出すための取出し口と、を備え、
    前記カップ保持部は、テーパ形状の側面の一部の下方側にカップ取出用の切欠部が設けられているとともに、上面視において前記カップ取出用の切欠部が設けられた位置の内周縁部の位置は、前記カップ取出用の切欠部が設けられていない部分の内周縁部の位置よりも外周側に位置している、飲料供給装置。
  2. 前記カップ保持部は、正面視において、飲料が注入された状態のカップの上端部よりも上方に前記カップ取出用の切欠部の下面が位置するように構成されている、請求項1に記載の飲料供給装置。
  3. 前記カップ取出用の切欠部は、上面視において中心角が90度以上180度未満にわたって前記カップ保持部のテーパ形状の側面の下方側に設けられている、請求項1または2に記載の飲料供給装置。
  4. 前記カップ取出用の切欠部は、正面視において下面が上に凸の弧状に形成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の飲料供給装置。
  5. 前記カップ取出用の切欠部は、上面視において、前記取出し口側に設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の飲料供給装置。
  6. 前記カップ保持部を水平方向に移動させる水平移動機構をさらに備え、
    前記水平移動機構は、前記カップ保持部を前記取出し口側に位置する第1位置と、前記第1位置に対して前記注入部側に位置する第2位置との間で回動させて水平移動させるように構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の飲料供給装置。
  7. 前記水平移動機構は、前記カップ保持部を前記第1位置と、前記第2位置との間で回動させるカムを含む、請求項6に記載の飲料供給装置。
  8. 前記カップ保持部が、前記第1位置または前記第2位置に位置している場合における前記カムの回動位置を検知する位置検知部をさらに備える、請求項7に記載の飲料供給装置。
  9. 複数のカップを収容可能なカップ収容部をさらに備え、
    前記水平移動機構は、前記カップ収容部からカップが落下する位置であるとともに前記取出し口の位置である前記第1位置と、前記第1位置よりも背面側に位置するとともに前記注入部により飲料がカップに注入される前記第2位置との間で前記カップ保持部を回動させるように構成されている、請求項6〜8のいずれか1項に記載の飲料供給装置。
  10. 前記カップ収容部は、前記第1位置における前記カップ保持部の直上に位置している、請求項9に記載の飲料供給装置。
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