JP2021157412A - エンジニアリング装置及びエンジニアリング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】冗長化された施設監視システムを構成する複数のコントローラに対する制御関連情報の設定において、各コントローラに設定される情報に不整合が生じるのを防止する。【解決手段】エンジニアリング装置10は、2系統のコントローラのうち、一方の系統のコントローラに設定される制御関連情報の項目を表示させ、他方の系統のコントローラに設定される制御関連情報の項目を非表示にする表示制御部13−1と、表示制御部13−1により表示された項目に対して設定された情報を、制御関連情報として取得する情報取得部14と、情報取得部14で取得した制御関連情報を、一方の系統のコントローラに設定し、一方の系統のコントローラに対する制御関連情報の設定が正常に完了した場合、当該制御関連情報を他方の系統のコントローラにも設定する情報設定部15と、を備える。【選択図】図2

Description

この発明は、施設監視システムを構成するコントローラ(制御装置)に対する各種設定を行うエンジニアリング装置及びエンジニアリング方法に関する。
従来、空調設備及び照明設備などの複数の設備を集中的に管理する施設監視システムが知られている。施設監視システムは、設備を構成する複数の機器と、当該機器の監視及び当該機器からのデータ収集等を行うコントローラと、コントローラが収集したデータを含む機器の運転状態を表示する表示機器とが、専用のネットワークを介して接続された構成をとる。
施設監視システムにおいて、高信頼性を要求される場合には、複数のコントローラを設けてシステムを冗長化する。コントローラを多重化してシステムを冗長化することで、システムはより安定した運用を行える。このような冗長構造をもつ施設監視システムは、例えば、現用系(アクティブ)として稼働するコントローラと、待機系(スタンバイ)として稼働するコントローラとを備え、現用系のコントローラに異常が発生すると、待機系だったコントローラを現用系に切り替えて運用を継続する。
施設監視システムの管理者等は、システムの初期設定作業において、各コントローラに対して制御関連情報を設定する。制御関連情報は、各コントローラが設備を構成する機器を監視又は制御するために用いる情報である。一般的に、冗長システムでは、2台のコントローラが同じ内容の制御関連情報を保持するよう、コントローラ間で制御関連情報を同期(コピー)させる処理が行われる。
しかしながら、すべての制御関連情報を同期の対象とすると処理に時間がかかり、仮に同期中に現用系のコントローラに異常が発生した場合、待機系のコントローラを速やかに現用系に切り替えることが困難となる。そのため、施設監視システムでは、すべての制御関連情報を同期させるのではなく、特定の制御関連情報のみを同期の対象とする。
同期の対象となる制御関連情報は、例えば、施設監視システムの運用中にシステムから変更された情報、あるいはシステムの運用中に他のデバイス(他のコントローラ、又は機器等)から取得した情報等である。一方、同期の対象外とされる制御関連情報は、管理者等が施設監視システムの初期設定作業において設定した情報等である。
したがって、管理者等は、初期設定作業においては、各コントローラに固有の情報(例えばIPアドレスなど)を除いて、エンジニアリング装置(例えば、特許文献1)を用いて、現用系のコントローラと待機系のコントローラとの双方に、同じ内容の制御関連情報を設定する必要がある。
特開2019−8401号公報
しかしながら、上記従来のエンジニアリング装置では、管理者等の入力ミス等により、現用系のコントローラと待機系のコントローラとで異なる内容の制御関連情報が設定されてしまうおそれがあり、現用系のコントローラに異常が発生した場合に、施設監視システムが正常に動作しなくなるという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、冗長化された施設監視システムを構成する複数のコントローラに対する制御関連情報の設定において、各コントローラに設定される情報に不整合が生じるのを防止することを目的としている。
この発明に係るエンジニアリング装置は、一方の系統のコントローラに設定される制御関連情報の項目を表示させ、他方の系統のコントローラに設定される制御関連情報の項目を非表示にする表示制御部と、表示制御部により表示された項目に対して設定された情報を、制御関連情報として取得する情報取得部と、情報取得部で取得した制御関連情報を、一方の系統のコントローラに設定し、当該一方の系統のコントローラに対する制御関連情報の設定が正常に完了した場合、当該制御関連情報を他方の系統のコントローラにも設定する情報設定部と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、上記のように構成したので、冗長化された施設監視システムを構成する複数のコントローラに対する制御関連情報の設定において、各コントローラに設定される情報に不整合が生じるのを防止することができる。
実施の形態1に係るエンジニアリング装置を備えた施設監視システムの構成例を示す図である。 実施の形態1に係るエンジニアリング装置の構成例を示す図である。 実施の形態1における表示装置に表示される項目画面及びエンジニアリング用画面の例を示す図である。 実施の形態1における表示装置に表示されるペアリング用画面の例を示す図である。 実施の形態1に係るエンジニアリング装置の動作例のうち、特にコントローラのペアリング後の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態1において待機系のコントローラに関する項目表示を非表示にした状態を説明する図である。 図7A〜図7Cは、情報設定部による制御関連情報の一部の書き換えを説明する図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るエンジニアリング装置10を備えた施設監視システム1000の構成例を示す図である。施設監視システム1000は、エンジニアリング装置10、コントローラ20(20A、20B)、及び機器30を備える。エンジニアリング装置10、コントローラ20(20A、20B)、及び機器30は、ネットワークを介して接続される。
機器30は、施設に設けられる空調設備及び照明設備などの設備を構成する。コントローラ20は、機器30の監視又は制御を行うとともに、機器30から収集した情報を含む機器30の運転状態を表示機器(不図示)に表示して、管理者等に提示する。ここでは、施設監視システム1000は図1に示すように、2台のコントローラ20A、20Bにより冗長化されている。なお、ここではコントローラが2台設けられた例を説明するが、コントローラの台数はこれに限らず、3台以上であってもよい。
エンジニアリング装置10は、主に管理者等がコントローラ20A、20Bに対するエンジニアリング作業を行う際に用いられる。ここでは、エンジニアリング作業の例として、管理者等が施設監視システム1000を構築する際に行う初期設定作業を例示して説明する。なお、エンジニアリング作業には、初期設定作業のほか、例えば施設監視システム1000の調整及び保守作業も含まれる。
初期設定作業の例として、例えばエンジニアリング装置10は、表示装置40(図2参照)に所定の画面を表示させ、施設監視システム1000を構成する2台のコントローラ20A、20Bの登録を受け付ける。また、エンジニアリング装置10は、登録を受け付けた各コントローラ20A、20Bが機器30を監視又は制御するために用いる制御関連情報を設定する。
また、エンジニアリング装置10は、管理者等の指示に応じて、登録を受け付けたコントローラ20A、20Bのペアリング(対応付け)を行うとともに、各コントローラの役割(すなわち現用系として稼働するか、又は待機系として稼働するか)を設定する。
なお、エンジニアリング装置10には、エンジニアリング作業を行うシーンに応じて、いくつかのモードが搭載されている。その一例として、初期設定作業においては、管理者等は、エンジニアリング装置10に搭載されている「エンジニアリングモード」を使用して、コントローラ20A、20Bのペアリング及び制御関連情報の設定を行う。
エンジニアリング装置10は、図2に示すように、受付部11、系統設定部12、表示制御部13(第1表示制御部13−1、第2表示制御部13−2、第3表示制御部13−3)、情報取得部14、及び情報設定部15を備えている。これら各部の機能は、エンジニアリング装置10が備える不図示のCPU(Central Processing Unit)が、不図示のメモリに展開された所定のプログラムを実行することにより実現される。
受付部11、系統設定部12、表示制御部13、情報取得部14、及び情報設定部15の各部は、コントローラ20A、20Bのペアリング(対応付け)を行う前、ペアリング時、及びペアリングを行った後で動作が異なる。そこで、以下では、(1)ペアリング前、(2)ペアリング時、(3)ペアリング後のそれぞれについて、各部の動作を説明する。
(1)ペアリング前
受付部11は、施設監視システム1000を構成する複数(ここでは2台)のコントローラ20A、20Bの登録を受け付ける。
第1表示制御部13−1は、受付部11で受け付けた2台のコントローラ20A、20Bに設定される制御関連情報の項目をコントローラ毎に示した項目表示を、表示装置40の後述する第1表示領域に表示させる。
第2表示制御部13−2は、第1表示制御部13−1により第1表示領域に表示されたコントローラ毎の項目表示から、管理者等により任意の項目が選択された場合、当該選択された項目について制御関連情報を設定するための設定画面(エンジニアリング用画面)を、表示装置40の後述する第2表示領域に表示させる。
例えば、第2表示制御部13−2は、管理者等により、コントローラ20Aの項目表示から任意の項目が選択された場合、コントローラ20Aについて当該選択された項目に関するエンジニアリング用画面を、第2表示領域に表示させる。また、第2表示制御部13−2は、管理者等により、コントローラ20Bの項目表示から任意の項目が選択された場合、コントローラ20Bについて当該選択された項目に関するエンジニアリング用画面を、第2表示領域に表示させる。
(2)ペアリング時
管理者等は、受付部11で受け付けられたコントローラ20A、20Bのペアリングを行う旨をエンジニアリング装置10に指示する。この指示は、例えばエンジニアリング装置10に予め設定されているメニュー画面から行う。
第3表示制御部13−3は、管理者等により、コントローラ20A、20Bのペアリングを行う旨の指示があった場合、ペアリングを行うための設定画面(ペアリング用画面)を第2表示領域に表示させる。ペアリング用画面については後述する。
系統設定部12は、第3表示制御部13−3により表示されたペアリング用画面を介して、管理者等から、コントローラ20A、20Bの役割、及び、それぞれのコントローラについて、ペアとなる相手方のコントローラの情報を取得する。
また、系統設定部12は、取得したコントローラ20A、20Bの役割、及び相手方のコントローラの情報に基づいて、コントローラ20A、20Bのうち、現用系として稼働するコントローラ、及び、待機系として稼働するコントローラを設定する。ここでは、説明を簡単にするため、コントローラ20Aが現用系、コントローラ20Bが待機系として稼働するよう設定されたものとする。
(3)ペアリング後
系統設定部12による上記設定が完了すると、第1表示制御部13−1は、現用系のコントローラ20Aに設定される制御関連情報の項目を示す項目表示を、表示装置40の第1表示領域に表示させ、待機系のコントローラ20Bに設定される制御関連情報の項目を示す項目表示を非表示とする。
第2表示制御部13−2は、第1表示制御部13−1により第1表示領域に表示された現用系のコントローラ20Aの項目表示から、管理者等により任意の項目が選択された場合、当該選択された項目について制御関連情報を設定するためのエンジニアリング用画面を第2表示領域に表示させる。
情報取得部14は、第2表示制御部13−2により第2表示領域に表示されたエンジニアリング用画面を介して、現用系のコントローラ20Aについて、管理者等により設定(入力)された情報を、制御関連情報として取得する。
情報設定部15は、情報取得部14で取得した、現用系のコントローラ20Aに関する制御関連情報を、現用系のコントローラ20Aに設定する。また、情報設定部15は、現用系のコントローラ20Aに対する制御関連情報の設定が正常に完了した場合、当該制御関連情報を、待機系のコントローラ20Bにも設定する。
なお、ここでは、表示装置40がエンジニアリング装置10の外部に設けられた例を説明するが、表示装置40はエンジニアリング装置10の内部に組み込まれていてもよい。
また、ここでは、系統設定部12は、受付部11で受け付けた2台のコントローラ20A、20Bのペアリングを行う例を説明したが、受付部11で受け付けたコントローラが3台以上ある場合、系統設定部12は、そのうち少なくとも2台のコントローラのペアリングを行えばよい。
また、受付部11及び系統設定部12は、エンジニアリング装置10に必須の構成ではなく、省略されていてもよい。その場合、エンジニアリング装置10は、施設監視システム1000に登録されるコントローラ20A、20Bの情報、及び、コントローラ20A、20Bの役割、並びに、それぞれのコントローラについてペアとなる相手方のコントローラの情報を外部の装置等から取得すればよい。
ここで、図3及び図4を参照しながら、表示装置40に表示される画面の例について簡単に説明する。図3に示すように、表示装置40に表示される画面は、主に第1表示領域310と第2表示領域320との2つの表示領域から構成される。なお、図3は、コントローラ20A、20Bのペアリングを行う前の状態を示している。
第1表示領域310には、制御関連情報の項目を示す項目表示をコントローラ毎に表示した項目画面(図3に示す符号315)が表示される。項目画面315には、現用系のコントローラ20Aに関する項目表示315Aが表示され、その下方には、待機系のコントローラ20Bに関する項目表示315Bが表示されている。
項目表示315A、315Bに表示される制御関連情報の項目としては、例えば「I/Oオブジェクト」、「IOM管理」、「NNEオブジェクト」及び「セカンダリデバイス管理」などがある。また、「セカンダリデバイス管理」の配下には、「グループ管理」及び「空調機協調制御」などの小項目がある。項目表示315Aでは、コントローラ名を先頭として、これらの各項目が階層的に表示されている。また、待機系のコントローラ20Bについても、現用系のコントローラ20Aと同様の項目表示315Bが表示されている。なお、項目表示315Aと項目表示315Bの構成は、基本的に同一である。また、項目表示315A、315Bに表示させる制御関連情報の項目は、予め管理者等が決定し、エンジニアリング装置10に設定しておく。
第2表示領域320には、管理者等が実際に制御関連情報を設定(入力)するためのエンジニアリング用画面321が表示される。エンジニアリング用画面321は、項目表示315A、315Bと対応しており、管理者等が項目表示315A、315Bに表示されている項目を選択すると、当該選択された項目に対応するエンジニアリング用画面321が第2表示領域320に表示される。管理者等は、キーボードなどの入力装置(不図示)を用いて、エンジニアリング用画面321から実際の制御関連情報を設定(入力)する。コントローラ20A、20Bのペアリングを行わない場合は、管理者等は、エンジニアリング用画面321を介して、それぞれのコントローラ20A、20Bに対して制御関連情報の設定を行う。
また、第2表示領域320には、図4に示すように、管理者等の指示に応じて、コントローラ20A、20Bのペアリングを行うためのペアリング用画面322が表示される。
ペアリング用画面322では、図4に示すように、施設監視システム1000の冗長化(二重化)に関する設定が可能となっている。例えば、ペアリング用画面322では、受付部11で登録を受け付けたコントローラの名称として、「コントローラA」及び「コントローラB」が表示される。
管理者等は、図4に示すように、ペアリング用画面322におけるコントローラAの「役割」の欄に、システム稼働時に現用系として稼働することを意味する「0 A系」と入力し、コントローラBの「役割」の欄に、待機系として稼働することを意味する「1 B系」と入力する。また、管理者等は、これらのコントローラがペアとなることを示す「ペアリングデバイス」の欄に、互いのコントローラを特定する識別子(UDコード)を入力し、互いのコントローラの対応付けを行う。そして、管理者等は、例えば不図示の設定確定ボタンを押下することにより、冗長化(二重化)に関する設定を完了する。これにより、施設監視システム1000では、コントローラAが現用系、コントローラBが待機系として稼働する。
なお、図3及び図4では、項目画面315が第1表示領域310に表示され、エンジニアリング用画面321及びペアリング用画面322が第2表示領域320に表示された例を説明したが、これらの各画面はそれぞれ1つの独立した画面として表示装置40に表示されるものであってもよい。
次に、エンジニアリング装置10の動作例のうち、特にコントローラ20A、20Bのペアリング後の動作例について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下の動作例では、受付部11によるコントローラ20A、20Bの登録の受け付け、及び、系統設定部12によるコントローラ20A、20Bのペアリングは完了しているものとする。
まず、第1表示制御部13−1は、現用系のコントローラ20Aに設定される制御関連情報の項目を示す項目表示315Aを、表示装置40の第1表示領域310に表示させ、待機系のコントローラ20Bに設定される制御関連情報の項目を示す項目表示315Bを、非表示とする(ステップST1)。
ステップST1終了後の画面例を図6に示す。図6に示すように、表示装置40では、現用系のコントローラ20Aに関する項目表示315Aは表示されているのに対し、待機系のコントローラ20Bに関する項目表示315Bは非表示となっている。
なお、現用系のコントローラ20Aと、待機系のコントローラ20Bとは、基本的には同じ制御関連情報が設定され、かつ項目表示の構成も同一である。そのため、現用系のコントローラ20Aに関する項目表示315Aが表示装置40に表示されていれば、待機系のコントローラ20Bに関する項目表示315Bを非表示にしても支障はない。
次に、第2表示制御部13−2は、第1表示領域310に表示されている現用系のコントローラ20Aの項目表示315Aから、管理者等により任意の項目が選択された場合、当該選択された項目について制御関連情報を設定するためのエンジニアリング用画面321を、表示装置40の第2表示領域320に表示させる(ステップST2)。
次に、情報取得部14は、第2表示領域320に表示されたエンジニアリング用画面321を介して、現用系のコントローラ20Aについて、管理者等により設定(入力)された情報を、制御関連情報として取得する(ステップST3)。
次に、情報設定部15は、管理者等から、ステップST3で取得した制御関連情報の設定指示があったかを判定する(ステップST4)。例えば、情報設定部15は、エンジニアリング用画面321に表示されている所定のボタン(図示省略)が押下されたかを確認することにより、制御関連情報の設定指示があったかを判定する。
管理者等からの設定指示がないと判定された場合(ステップST4;NO)、処理はステップST3に戻り、情報取得部14は引き続き現用系のコントローラ20Aに設定される制御関連情報を取得する。
管理者等からの設定指示があったと判定された場合(ステップST4;YES)、情報設定部15は、情報取得部14で取得した、現用系のコントローラ20Aに関する制御関連情報を、現用系のコントローラ20Aに設定する(ステップST5)。
次に、情報設定部15は、ステップST5における現用系のコントローラ20Aに対する制御関連情報の設定が正常に完了した場合、当該制御関連情報を、待機系のコントローラ20Bにも設定する(ステップST6)。現用系のコントローラ20Aに対する制御関連情報の設定が正常に完了したかについては、情報設定部15は、例えば現用系のコントローラ20Aから送信される設定完了信号の有無に基づいて判定すればよい。なお、現用系のコントローラ20Aに対する制御関連情報の設定が正常に完了しなかった場合は、情報設定部15は、例えば表示装置40にエラーメッセージを表示させ、待機系のコントローラ20Bへの制御関連情報の設定は行わない。
これにより、管理者等は、コントローラ20A、20Bのペアリングが設定された後は、コントローラ20Bに関する項目表示315Bが非表示となるため、コントローラ20Bの制御関連情報を変更(入力)することができなくなる。また、待機系のコントローラ20Bには、現用系のコントローラ20Aに設定されたものと同じ内容の制御関連情報が設定される。したがって、エンジニアリング装置10では、冗長化された施設監視システムを構成する複数のコントローラ20A、20Bに対するエンジニアリング作業において、コントローラ20A、20Bに設定される情報に不整合が生じるのを防止することができる。また、管理者等は、現用系のコントローラ20Aに設定した制御関連情報と同じ情報を、待機系のコントローラ20Bに設定(入力)したり、双方に設定した情報の整合性を確認したりする必要がなくなるため、作業負荷が軽減される。
また、エンジニアリング装置10は、施設監視システム1000を構成する複数のコントローラの登録を受け付ける受付部11と、受付部11で受け付けた複数のコントローラのうち、少なくとも2台のコントローラを対応付けるとともに、当該対応付けたコントローラのうち、現用系のコントローラとして稼働するコントローラ20A、及び、待機系のコントローラとして稼働するコントローラ20Bを設定する系統設定部12と、を備え、第1表示制御部13−1は、系統設定部12による設定が完了した場合、待機系のコントローラ20Bに設定される制御関連情報の項目を示す項目表示315Bを非表示にする。これにより、管理者等は、冗長化された施設監視システム1000を容易に構築することができ、さらに待機系のコントローラ20Bに関する項目表示315Bを速やかに非表示とすることができる。
なお、現用系のコントローラ20A、及び待機系のコントローラ20Bがそれぞれ1台の場合、情報設定部15は、現用系のコントローラ20Aに続いて、待機系のコントローラ20Bに対して制御関連情報を設定する際、制御関連情報の一部を書き換える機能を有していてもよい。例えば、現用系及び待機系のコントローラ20A、20Bは、デバイス間通信の機能を有しており、図7Aに示すように、現用系のコントローラ20Aが、待機系のコントローラ20Bに保存されている情報を参照して処理を行うような内容が、制御関連情報50Aに含まれている場合がある。
この場合、情報設定部15は、制御関連情報50Aをそのまま待機系のコントローラ20Bに設定してしまうと、待機系のコントローラ20Bでは、図7Bに示すように自機の情報を参照することになってしまい、望ましくない。
そこで、情報設定部15は、現用系のコントローラ20Aに続いて、待機系のコントローラ20Bに対して制御関連情報を設定する際、当該制御関連情報の中に、待機系のコントローラ20Bが保持する情報を参照する情報があるかを判定する。例えば、情報設定部15は、制御関連情報の中に、待機系のコントローラ20Bの保存先となるアドレスが含まれているかを確認し、コントローラ20Bのアドレスが含まれている場合に、コントローラ20Bが保持する情報を参照する情報があると判定する。
そして、情報設定部15は、制御関連情報の中に、待機系のコントローラ20Bが保持する情報を参照する情報があると判定した場合、制御関連情報50Aにおいて当該参照先となっている待機系のコントローラ20Bのアドレスを、当該アドレスに対応する現用系のコントローラ20Aのアドレスに書き換え、書き換え後の制御関連情報50Bを待機系のコントローラ20Bに設定する(図7C参照)。これにより、エンジニアリング装置10では、制御関連情報の中に、待機系のコントローラ20Bが保持する情報を参照する情報がある場合に、管理者等が制御関連情報を書き換える必要がなくなり、管理者等の作業負荷が軽減される。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。例えば、上記では、コントローラ20A、20Bのペアリングが完了すると、待機系のコントローラ20Bに関する項目表示315Bを非表示とし、先に現用系のコントローラ20Aに制御関連情報を設定し、その後、制御関連情報を待機系のコントローラ20Bに設定する例を説明した。しかしながら、これとは逆に、現用系のコントローラ20Aに関する項目表示315Aを非表示とし、先に待機系のコントローラ20Bに制御関連情報を設定し、その後、制御関連情報を現用系のコントローラ20Aに設定するようにしてもよい。
10 エンジニアリング装置
11 受付部
12 系統設定部
13 表示制御部
13−1 第1表示制御部
13−2 第2表示制御部
13−3 第3表示制御部
14 情報取得部
15 情報設定部
20A 現用系のコントローラ
20B 待機系のコントローラ
30 機器
40 表示装置
310 第1表示領域
315 項目画面
315A、315B 項目表示
320 第2表示領域
321 エンジニアリング用画面
322 ペアリング用画面
1000 施設監視システム

Claims (4)

  1. 2系統のコントローラにより冗長化された施設監視システムにおいて、当該各コントローラが機器を監視又は制御するために用いる制御関連情報を設定するエンジニアリング装置であって、
    一方の系統のコントローラに設定される制御関連情報の項目を表示させ、他方の系統のコントローラに設定される制御関連情報の項目を非表示にする表示制御部と、
    前記表示制御部により表示された項目に対して設定された情報を、制御関連情報として取得する情報取得部と、
    前記情報取得部で取得した制御関連情報を、前記一方の系統のコントローラに設定し、当該一方の系統のコントローラに対する制御関連情報の設定が正常に完了した場合、当該制御関連情報を前記他方の系統のコントローラにも設定する情報設定部と、
    を備えたことを特徴とするエンジニアリング装置。
  2. 前記施設監視システムを構成する複数のコントローラの登録を受け付ける受付部と、
    前記受付部で受け付けた複数のコントローラのうち、少なくとも2台のコントローラを対応付けるとともに、当該対応付けたコントローラのうち、前記一方の系統のコントローラとして稼働するコントローラ、及び、前記他方の系統のコントローラとして稼働するコントローラを設定する系統設定部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記系統設定部による前記設定が完了した場合、前記他方の系統のコントローラに設定される制御関連情報の項目を示す項目表示を非表示にする
    ことを特徴とする請求項1記載のエンジニアリング装置。
  3. 前記一方の系統のコントローラ及び前記他方の系統のコントローラがいずれも1台である場合、
    前記情報設定部は、前記一方の系統のコントローラに対して設定した制御関連情報の中に、前記他方の系統のコントローラが保持するデータを参照する情報があるかを判定し、
    当該参照する情報があると判定した場合、当該制御関連情報において、当該参照先となっている前記他方の系統のコントローラのアドレスを、当該アドレスに対応する前記一方の系統のコントローラのアドレスに書き換えて、前記他方の系統のコントローラに設定する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジニアリング装置。
  4. 2系統のコントローラにより冗長化された施設監視システムにおいて、当該各コントローラが機器を監視又は制御するために用いる制御関連情報を設定するエンジニアリング装置によるエンジニアリング方法であって、
    表示制御部が、一方の系統のコントローラに設定される制御関連情報の項目を表示させ、他方の系統のコントローラに設定される制御関連情報の項目を非表示にするステップと、
    情報取得部が、前記表示制御部により表示された項目に対して設定された情報を、制御関連情報として取得するステップと、
    情報設定部が、前記情報取得部で取得した制御関連情報を、前記一方の系統のコントローラに設定し、当該一方の系統のコントローラに対する制御関連情報の設定が正常に完了した場合、当該制御関連情報を前記他方の系統のコントローラにも設定するステップと、
    を有することを特徴とするエンジニアリング方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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