JP2021153566A - 餡の自動成形方法並びに装置 - Google Patents

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【課題】 栗や芋等からなる餡を茶巾絞りした伝統的な和菓子は、職人によりひとつひとつ手作りされている。手作りのため生産数に限りがあり、人気商品では需要に対応できないことも多い。手作り感のある餡製品を生産性高く提供する。【解決手段】 栗や芋などからなる餡を所定量の塊として成形型の下までコンベアで搬送し、下面に窪んだ空室が形成された上型の下側に、その空室へ入脱自在な茶巾と下型を配置し、上型を下降させることにより茶巾と餡を空室へ挿入し、さらに下型で押圧することにより茶巾のさらし目や、茶巾のほぼ中央部に形成された山折りと谷折りからなる折りヒダが餡の上部に押圧されることにより、職人の手作りによるヒダ模様と同様のヒダ模様が餡の頭部から肩部にかけて形成される。【選択図】図2

Description

発明の詳細な説明
この発明は、栗や芋等からなる餡を自動で茶巾絞りする餡の自動成形方法並びに装置に関する。
栗や芋等からなる餡を茶巾絞りした和菓子は広く知られ、特に栗きんとんは需要も高い。
従来、栗や芋等からなる餡を茶巾絞りした伝統的な和菓子は、職人によりひとつひとつ手作りされている。手作りのため生産数に限りがあり、人気商品では需要に対応できないことも多い。
量産化できるように自動化が種々試みられているが、通常の型による成形品ではその形状が画一的で、手作り感に欠けるものであった。職人に手作りされたものは、それぞれ形状が微妙に異なり和菓子として見栄えのするものである。
例えば、栗きんとんのように茶巾絞り状に食品の頭部にヒダ模様を形成する装置として、特公平4−19830号がある。(特許文献1)
この装置は、「先端に回転可能な3本の中爪4を有する、上下動可能な中軸3′と、該中軸3′を内蔵した上下動可能な外軸3の周りに等間隔で、各先端に外爪2,2′を有し、上端に滑車6を有する上下動可能な3本以上のフィンガー1,1′を支点8,9で枢動自在に取付け、フィンガーの上下動がテーパーのついたガイド5、ガイドに設けたガイド溝7、該溝をスライドする滑車および支点とによりフィンガーの開閉をも行わせる構成である饅頭のひねりひだ付け装置」である。
特公平4−19830号
上記の「ひねりひだ付け装置」では、ベルトコンベアで搬送されてきた中華饅頭の頭部及び肩部に「ひねりひだ」が形成されるが、栗や芋(サツマイモ等)からなる餡は、中華饅頭に比べ柔らかくて形が崩れやすいいため、上記装置で餡に「ひねりひだ」をつけようとして力を加えると、餡の形が崩れてしまい、和菓子として見栄えに欠けるものとなる。
この発明は、餡の成形とヒダ模様の形成を同時に行うことにより形崩れのない、形状の美しい餡製品を提供することにある。
この発明に係る栗や芋などからなる餡の自動成形方法並びに装置は、所定量の餡の塊を成形型の下までコンベアで搬送し、下面に窪んだ空室が形成された上型の下側にその空室へ入脱自在な茶巾と下型を配置し、上型を下降させることにより茶巾と餡を空室へ挿入し、さらに下型で押圧することにより茶巾のさらし目とヒダ模様が餡の表面に形成される。
この茶巾のほぼ中央部には山折りと谷折りが組み合わされた折ヒダが放射線状に湾曲し又は直線状に複数設けられており、この折りヒダが餡の上部に押圧されることにより職人の手作りによるヒダ模様と同様のヒダ模様が餡の頭部から肩部にかけて形成される。
請求項1に記載の発明は、
餡を成形する凹状に窪んだ空室を下面側に有し、かつ上下動可能な上型と、その上型の空室の下側に入脱可能に茶巾を設け、その茶巾の下側に餡素材を配置して茶巾とともに上型の空室へ押し込むことにより成形する餡の自動成形方法である。
上記発明において、上型の下側に設けられた茶巾は、上型の下降に伴って餡の上部を覆い、さらに上型の空室の中へ挿入されることとなる。茶巾と餡が空室へ挿入されるとほぼ同時に、餡を下側から押圧すれば、餡が茶巾に押圧されることとなり茶巾のさらし目(織目)が柔らかな餡の表面に形成される。
請求項2に記載の発明は、
ほぼ中央部に山折りと谷折りが組み合わされた折りヒダが複数放射状に湾曲し又は直線状に形成された茶巾を用い、そのヒダを空室の頂点部分に対応するように配置して餡の上部にヒダ模様を形成する請求項1に記載の餡の自動成形方法である。
茶巾に折りヒダを設けておけば、餡がその折りヒダに押圧されることとなり餡の表面にヒダ模様が形成され、職人の手作り品に似たものとなり、手作り感のある餡製品が提供される。
請求項3に記載の発明は、
成形終了後、上型を上昇させるときに、空室の複数個所から圧縮空気を空室へ噴射し、成形された餡と茶巾を空室から排出させる請求項1又は請求項2に記載の餡の自動成形方法である。
空室へ複数個所から圧縮空気を空室内へ噴射することにより、茶巾と空室内面との分離を促すことができる。さらに圧縮空気は茶巾の多数のさらし目から餡製品と茶巾との間にも入り込むので茶巾を膨らませて餡製品と茶巾との分離も促す。空室内面と茶巾及び茶巾と餡製品のそれぞれの密着状態が素早く解消されれば、成形のスピードアップを図ることができる。
請求項4に記載の発明は、
空室へ圧縮空気を噴射する際に、同時にアルコールを噴射する請求項1ないし請求項3に記載の餡の自動成形方法である。
圧縮空気を噴射する際に、同時にアルコール(消毒用)を噴射すれば、空室だけでなく、茶巾も同時に消毒できるので成形毎に人手で消毒する手間がかからず、安全性も高まる。
アルコールを圧縮空気とともに噴射することにより、アルコールが茶巾と空室内面との分離効果を高め、茶巾の多数のさらし目から餡製品と茶巾との間にもアルコールが入り込むので餡製品と茶巾との分離効果を高め、圧縮空気だけを噴射する場合に比べさらなる成形のスピードアップを図ることができる。
請求項5に記載の発明は、
空室の内周面の一部を切り欠かいた通孔を水平方向又は斜め方向に上型の側面に設け、圧縮空気の注入で膨張可能な柔軟性に富むチューブを通孔に挿入し、その一端を閉塞するとともに、他端から圧縮空気を注入してチューブを空室へはみ出させ、チューブで餡素材の一部を変形させる請求項1ないし請求項4に記載の餡の自動成形方法である。
チューブに圧縮空気が注入されると、空室の切り欠き部分においてチューブの外周面が圧力で膨張することにより空室の中央へ向かってはみ出し、餡の頂部又は肩部を若干変形させる。チューブのはみ出し具合を毎回変化させれば、毎回形状が異なった多様性に富む餡製品が提供される。
請求項6に記載の発明は、
餡を成形する凹状の窪んだ空室を有し、その空室に通じる複数の通路を有する上型を、その空室を下向きにして配置し、空室を覆うように茶巾を設けるとともに、その茶巾を空室へ入脱可能に設け、茶巾の下側に餡の大きさに対応した間隔を保持し、かつ餡を空室へ押圧する下型を上下自在に空室の下側に設けた餡の自動成形装置である。
前工程から搬送されてきた餡素材の塊が、茶巾に包まれるように空室へ嵌入されると同時に下型の作用で押圧される構成であるから、餡が空室及び茶巾の形状に倣って成形される。
請求項7に記載の発明は、
山折りと谷折りが組み合わされた複数の折りヒダが、ほぼ中央部に放射状に湾曲し又は直線状に形成された茶巾である請求項6に記載の餡の自動成形装置である。
この茶巾の複数の折りヒダが餡の表面に食い込むことにより手作り風のヒダ模様が形成され、茶巾の布目模様だけでなくヒダ模様が加わったより手作り感のある餡製品を提供することが可能となる。
請求項8に記載の発明は、
上型の空室に通じる複数の通路は、圧縮空気供給源に接続され、空室へ噴射可能に設けられている請求項6及び請求項7に記載の餡の自動成形装置である。
圧縮空気を噴射することにより、空室の内面に密着した茶巾の分離及び脱出が促される。従って、成形速度が速まり、生産性の向上が期待できる。
請求項9に記載の発明は、
上型の空室に通じる複数の通路のいくつかは、霧状又は液状のアルコール供給源に接続され、空室へ噴射可能に設けられている請求項6ないし請求項8に記載の餡の自動成形装置である。
アルコールが噴射されることにより、空室と茶巾の消毒が行われる。これにより成形毎に作業者がアルコールを吹き付けて消毒する手間がなくなり、成形速度の向上が期待できる。
請求項10に記載の発明は、
空室の内周面の一部が切り欠かれた通孔が水平方向又は斜め方向に上型の側面に設けられ、圧縮空気の注入で膨張可能な柔軟性に富むチューブが通孔に挿入され、その一端が閉塞されるとともに、他端から圧縮空気が注入可能に設けられた請求項6ないし請求項9に記載の餡の自動成形装置である。
チューブに圧縮空気が注入されると、空室の切り欠き部分においてチューブの外周面が圧縮空気の圧力で膨張することにより空室の中央部分に向かってはみ出し、餡の頂部又は肩部を若干変形させる。チューブのはみ出し具合を毎回変化させれば、毎回形状が異なった多様性に富む餡製品が提供される。
請求項11に記載の発明は、
茶巾と下型との間に剥離性の高いシートからなるエンドレスベルトがコンベアとして形成され、このコンベアベルトが間欠的に走行可能に設けられている請求項6ないし請求項10に記載の餡の自動成形装置である。
茶巾と下型との間に剥離性の高いシートからなるエンドレスベルトがコンベとして形成されているので、餡の連続した成形が可能となり、職人の手作りに比べ大幅な生産性の向上に効果がある。
この発明によれば、職人の手作り品に類似したヒダ模様やさらし目が形成された餡製品が効率よく大量に生産でき、多くの需要に対応可能となる。
この発明の餡製品の全体図である。 この発明の実施の形態の全体図である。 この発明の実施の形態の上型の下面図である。 この発明の実施の形態の茶巾の一例の正面図である。 この発明の実施の形態の茶巾の別例の正面図である。 この発明の実施の形態の茶巾の一例の平面図である。 この発明の実施の形態の茶巾の別例の平面図である。 この発明の実施の形態の茶巾の折りヒダを示す斜視図である。 この発明の実施の形態の上型の別例の正面図である。 この発明の実施の形態の上型の別例の側面図である。 この発明の実施の形態の動作を示す全体図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図10はこの発明の実施の形態を示し、図11は動作を示す。
図中符号Pは素材としての餡の塊を示し、Wは成形された栗きんとんなどの餡製品を示す。
図1において、上型1は下面側に凹状に窪んだ空室2が栗きんとん等の餡製品の形状に対応して形成されており、上型1の上部には空室2に通じる多数の通路3が設けられている。この通路3は圧縮空気供給源(図示略す)に接続されており、所定圧力に設定された圧縮空気が供給される。
上型1の下側には茶巾4がその中央部をたるませて逆山型に膨らむように配置され、周縁は上型1の側面に脱着自在にバンド等5で固定されている。上型1はエアシリンダ等の昇降機構6に連動されており、昇降自在である。
上型1の下方には下型7がエアシリンダ等の昇降機構8に連動されており、昇降自在である。下型7の周囲には低摩擦の樹脂からなる案内板9が設けられており、下型7は案内板9にガイドされて上下動する。案内板9の上には剥離効果の高いエンドレスのシート10が設けられ、4個のガイドローラ11a,11b,11c,11dに巻き付けられてコンベア12を形成している。4個のガイドローラ11a,11b,11c,11dの内の1本はモータ(図示略す)に連動されてシート10が矢印A方向へ走行するように設けられている。
前記下型7と昇降機構8と案内板9は、シート10が構成するコンベア12の内側に配置されている。
コンベア12の上流側に餡素材供給用のコンベア13が設けられ、下流側に排出用のコンベア14が設けられている。
前記茶巾4のほぼ中央部には、図7に示すような山折りと谷折りを組み合わせた複数本の折りヒダが放射線状に設けられている。この折りヒダは、図5に示すように直線状に設けられる場合4aと、図6に示すように湾曲させて設けられる場合4bがある。
茶巾4は折りたたんだ状態において図4に示す三角形の頂点4cを残した場合と、図5に示す頂点4cをカットした場合がある。折りヒダ4a又は4bはその上縁部が縫製されることにより形状が固定される。折りヒダ4a又は4bの形状の固定方法は縫製に限定されるものではなく、接着等によることも可能である。
上記装置において、上型1が上昇した位置において茶巾4は下側へ膨らむように垂れ下がっている(図2)。コンベア12は餡素材供給用のコンベア13と同期して運転されており、コンベア12へ供給された餡素材Pが上型1の下の所定位置に停止すると、上型1は昇降機構6の作動で徐々に下降を始める。
下降に伴ってまず茶巾4が餡素材Pに覆いかぶさり、上型1がさらに下降することにより餡素材Pは茶巾4とともに上型1の空室2の中へ挿入される。
続いて下型7が昇降機構8の作動によって所定距離だけ上昇すると、餡素材Pは茶巾4を介して空室2の内面に押圧される(図11)。このとき茶巾4のさらし目(織目)とヒダ模様が餡素材Pに形成され、餡製品Wとなる。
図11の状態から所定時間経過すると、上型1が昇降機構6の作動によって上昇を始め、その際通路3から圧縮空気のみ、又はアルコールが同時に噴射される。
空室へ複数個所から圧縮空気を空室内へ噴射することにより、茶巾と空室内面との分離を促すことができる。さらに圧縮空気は茶巾の多数のさらし目から餡製品と茶巾との間にも入り込むので茶巾を膨らませて餡製品と茶巾との分離も促す。空室内面と茶巾及び茶巾と餡製品のそれぞれの密着状態が素早く解消されれば、成形のスピードアップを図ることができる。
圧縮空気を噴射する際に、同時にアルコール(消毒用)を噴射すれば、空室だけでなく、茶巾も同時に消毒できるので成形毎に人手で消毒する手間がかからず、安全性も高まる。
アルコールを圧縮空気とともに噴射することにより、アルコールが茶巾と空室内面との分離効果を高め、茶巾の多数のさらし目から餡製品と茶巾との間にもアルコールが入り込むので餡製品と茶巾との分離効果を高め、圧縮空気だけを噴射する場合に比べさらなる成形のスピードアップを図ることができる。
上型2の上昇に伴い茶巾4が餡製品Wと所定の空間を保つようになると、コンベア12が運転を始め、出来上がった餡製品Wを下流側のコンベア14へ送り出す。
上記動作が間欠的に、かつ連続して行われることによりさらし目とヒダ模様が形成された餡製品Wが大量に提供される。
図9及び図10に示すように、上型1の空室の内周面の一部が切り欠かれた通孔20が水平方向又は斜め方向に上型の側面に設けられ、圧縮空気の注入で膨張可能な柔軟性に富むチューブ21が通孔20に挿入され、その一端が閉塞されるとともに、他端から圧縮空気が注入可能に設けられている場合、圧縮空気の注入に伴ってチューブ21の一部が空室2へはみ出し、茶巾4を介して餡素材Wを押圧する。従って餡素材Pは若干変形する。チューブ21に接触していない部分と比べ形状を異にする。チューブ21に圧縮空気を注入するか否かにより餡製品Wの形状を種々変更できる作用がある。
1・・・・上型
2・・・・空室
2a・・・切り欠き
3・・・・通路
4・・・・茶巾
4a・・・折りヒダ(直線)
4b・・・折りヒダ(湾曲)
6・・・・昇降機構
7・・・・下型
8・・・・昇降機構
9・・・・エンドレスシート
12・・・コンベア
20・・・通孔
21・・・チューブ
P・・・・餡素材
W・・・・餡製品
Wa・・・ヒダ模様

Claims (11)

  1. 餡を成形する凹状に窪んだ空室を下面側に有し、かつ上下動可能な上型と、その上型の空室の下側に入脱可能に茶巾を設け、その茶巾の下側に餡素材を配置して茶巾とともに上型の空室へ押し込むことにより成形する餡の自動成形方法。
  2. ほぼ中央部に山折りと谷折りが組み合わされた折りヒダが複数放射状に湾曲し又は直線状に形成された茶巾を用い、その折りヒダを空室の頂点部分に対応するように配置して餡の上部にヒダ模様を形成する請求項1に記載の餡の自動成形方法。
  3. 成形終了後、上型を上昇させるときに、上型の複数個所から圧縮空気を空室へ噴射し、成形された餡と茶巾を空室から排出させる請求項1又は請求項2に記載の餡の自動成形方法。
  4. 空室へ圧縮空気を噴射する際に、同時にアルコールを噴射する請求項1ないし請求項3に記載の餡の自動成形方法。
  5. 空室の内周面の一部を切り欠かいた通孔を水平方向又は斜め方向に上型の側面に設け、圧縮空気の注入で膨張可能な柔軟性に富むチューブを通孔に挿入し、その一端を閉塞するとともに、他端から圧縮空気を注入してチューブを空室へはみ出させ、チューブで餡素材の一部を変形させる請求項1ないし請求項4に記載の餡の自動成形方法。
  6. 餡を成形する凹状の窪んだ空室を有し、その空室に通じる複数の通路を有する上型を、その空室を下向きにして配置し、空室を覆うように茶巾を設けるとともに、その茶巾を空室へ入脱可能に設け、茶巾の下側に餡の大きさに対応した間隔を保持し、かつ餡を空室へ押圧する下型を上下自在に空室の下側に設けた餡の自動成形装置。
  7. 山折りと谷折りが組み合わされた複数の折りヒダが、ほぼ中央部に放射状に湾曲し又は直線状に形成された茶巾である請求項6に記載の餡の自動成形装置。
  8. 上型の空室に通じる複数の通路は、圧縮空気供給源に接続され、空室内へ噴射可能に設けられている請求項6及び請求項7に記載の餡の自動成形装置。
  9. 上型の空室に通じる複数の通路のいくつかは、アルコール供給源に接続され、空室へ噴射可能に設けられている請求項6ないし請求項8に記載の餡の自動成形装置。
  10. 空室の内周面の一部が切り欠かれた通孔が水平方向又は斜め方向に上型の側面に設けられ、圧縮空気の注入で膨張可能な柔軟性に富むチューブが通孔に挿入され、その一端が閉塞されるとともに、他端から圧縮空気が注入可能に設けられた請求項6ないし請求項9に記載の餡の自動成形装置。
  11. 茶巾と下型との間に剥離性の高いシートからなるエンドレスベルトがコンベアとして形成され、このコンベアベルトが間欠的に走行可能に設けられている請求項6ないし請求項10に記載の餡の自動成形装置。
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