JP2021152205A - 基板処理装置及び真空排気方法 - Google Patents

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基 山形
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Abstract

【課題】真空処理容器における真空性能を向上させる。【解決手段】真空処理容器内の載置台に載置された基板を処理する基板処理装置であって、前記基板処理装置に配置され、非蒸発型ゲッター材(NEG材)によりコーティングされた又は非蒸発型ゲッター材により形成されたNEG材付パーツを有する基板処理装置が提供される。【選択図】図1

Description

本開示は、基板処理装置及び真空排気方法に関する。
例えば、特許文献1は、載置台に非蒸発型ゲッター材を載置し、真空処理容器内の活性ガスを載置台に載置された非蒸発型ゲッター材に吸着させることを提案している。特許文献1では、非蒸発型ゲッター材を真空処理容器内に搬入し、載置台に載置した非蒸発型ゲッター材に真空処理容器内の活性ガスを吸着させた後、非蒸発型ゲッター材を真空処理容器から搬出する。
特許第6667367号公報
本開示は、真空処理容器における真空性能を向上させることができる基板処理装置及び真空排気方法を提供する。
本開示の一の態様によれば、真空処理容器内の載置台に載置された基板を処理する基板処理装置であって、前記基板処理装置に配置され、非蒸発型ゲッター材(NEG材)によりコーティングされた又は非蒸発型ゲッター材により形成されたNEG材付パーツを有する基板処理装置が提供される。
一の側面によれば、真空処理容器における真空性能を向上させることができる。
実施形態に係る基板処理装置の一例を示す断面模式図である。 実施形態に係るNEG材の一例を示す図である。 実施形態に係るNEG材付パーツによる真空排気方法の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係るNEG材付パーツのコーティング方法の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
超高真空下での成膜装置等の基板処理装置において、真空処理容器の到達真空度と到達時間は、プロセス及び装置稼働率に大きく影響する。特にPVD(physical vapor deposition)プロセスのような超高真空が要求される装置では、1×10−9Torr以下のような真空度を形成する。このとき、真空処理容器やガスラインの表面又は内部にトラップされる例えば水分や酸素分子は、真空排気時間やプロセスに大きく関与する。以下に説明する実施形態に係る基板処理装置は、超高真空下での処理ガスの供給ライン、載置台等に非蒸発型ゲッター材と加熱源を有する構造を提供する。係る構成により、超高真空への時間短縮、真空ポンプ性能仕様の低減を提供できる。また、基板処理装置が成膜装置の場合、高いMR(磁気抵抗)比などの機能性膜の製造を提供できる。
[基板処理装置]
図1を参照して、本開示の実施形態に係る基板処理装置の一例について説明する。図1は、実施形態に係る基板処理装置の一例を示す縦断面図である。
図1に示す基板処理装置100は、例えば、真空雰囲気を形成し、処理ガスによる基板処理を実行する真空処理容器10の内部において、被処理基板である半導体ウエハ等の基板Wに対して所望の成膜を行うPVD装置である。
基板処理装置100は、真空処理容器10と、載置台20と、冷凍装置30と、回転装置40と、第一昇降装置77と、第二昇降装置78とを有する。載置台20は、真空処理容器10の内部において基板Wを載置する。回転装置40は、載置台20を回転させる。第一昇降装置77は、載置台20を昇降させる。第二昇降装置78は、冷凍装置30を昇降させる。基板処理装置100はさらに、冷凍装置30や第一昇降装置77等の各種装置を制御する制御装置80を有する。なお、図示例の基板処理装置100は、載置台20を昇降させる第一昇降装置77と、冷凍装置30を昇降させる第二昇降装置78の二つの昇降装置を備えているが、載置台20と冷凍装置30が共通の昇降装置によって昇降される形態であってもよい。
真空処理容器10の内部において、下方には載置台20があり、載置台20の上方には、複数のターゲットホルダ11が水平面に対して所定の傾斜角θを有した状態で固定されている。そして、各ターゲットホルダ11の下面には、異種のターゲットTが取り付けられている。傾斜角θは、0°、すなわち、ターゲットホルダ11は水平に固定されてもよい。
真空処理容器10は、真空ポンプ等の排気装置13を作動することにより、その内部を真空に減圧されるように構成されている。さらに、本実施形態では、真空処理容器10は、後述される非蒸発型ゲッター材によっても真空排気される。
さらに、真空処理容器10には、処理ガス供給装置101に連通する処理ガス供給管102を介して、スパッタ成膜に必要な処理ガス(例えばアルゴン(Ar)、クリプトン(Kr)、ネオン(Ne)等の希ガスや窒素(N)ガス)が供給される。
処理ガス供給管102は、配管の内面に非蒸発型ゲッター材をコーティングした構成となっている。本明細書では、非蒸発型ゲッター材をNEG(Non-Evaporated Getter)材とも称する。図2(a)は、図1に示す処理ガス供給管102のA−A断面を示す。本実施形態では、図2(a)に示すように、処理ガス供給管102の内面にNEG材300をコーティングしている。しかしながら、これに限られず、処理ガス供給管102全体がNEG材により形成されてもよい。
処理ガス供給管102の近傍には、第1の加熱源103が配置されている。第1の加熱源103は、例えばヒータから構成され、処理ガス供給管102を加熱する。NEG材は、例えば、チタン等から構成され、真空処理容器10内の活性ガス等の不純物(以下、「不純物ガス」ともいう。)を吸着する機能を有する。第1の加熱源103により処理ガス供給管102が加熱されると、処理ガス供給管102内のNEG材に吸着された不純物ガスがNEG材300から放出される。
このようにして、NEG材は、処理ガス供給管102内や真空処理容器10内の不純物ガスを吸着することで処理ガス供給管102内や真空処理容器10内の真空環境をより良好にすることができる。また、NEG材は、多量の不純物ガスを吸着すると吸着機能が低下する。しかし、NEG材は、加熱源により加熱されることで不純物ガスを放出し、これにより、活性化され、常温状態に戻されたときに再度不純物ガスの吸着が可能となる。つまり、NEG材は、加熱により不純物ガスを放出することで活性化が可能であり、繰り返し利用(再利用)できる。
更に、処理ガス供給管102には、バルブ104が取り付けられている。バルブ104を閉状態にすることにより、真空処理容器10の内部空間と処理ガス供給管102内とを遮断することができる。これにより、真空処理容器10内を大気開放した場合であっても、処理ガス供給管102内は真空処理容器10の大気開放の影響を受けずに、NEG材により処理ガス供給管102内を良好な環境に維持することができる。
ターゲットホルダ11には、プラズマ発生用電源(図示せず)からの交流電圧もしくは直流電圧が印加される。プラズマ発生用電源からターゲットホルダ11及びターゲットTに交流電圧が印加されると、真空処理容器10の内部においてプラズマが発生し、真空処理容器10の内部にある希ガス等がイオン化される。そして、イオン化した希ガス元素等によりターゲットTがスパッタリングされる。スパッタリングされたターゲットTの原子もしくは分子は、ターゲットTに対向して載置台20に保持されている基板Wの表面に堆積する。
基板Wに対してターゲットTが傾斜することにより、ターゲットTからスパッタされたスパッタ粒子が基板Wに入射する入射角を調整することができ、基板Wに成膜された磁性膜等の膜厚の面内均一性を高めることができる。真空処理容器10の内部において各ターゲットホルダ11が同一の傾斜角θで設置されている場合であっても、載置台20を昇降させてターゲットTと基板Wの間の距離t1を変化させ、これにより、基板Wに対するスパッタ粒子の入射角を変化させることができる。従って、適用されるターゲットTごとに、各ターゲットTに好適な距離t1となるように載置台20が昇降制御されるようになっている。
ターゲットTの数は特に限定されないが、一つの基板処理装置100にて異種材料により形成される異種膜をシーケンシャルに成膜できる観点から、複数で異種のターゲットTが真空処理容器10の内部に存在することが好ましい。
冷凍装置30は、冷凍機31と伝熱ガス容器35とを有し、冷凍機31の上に伝熱ガス容器35が積層された構成となっている。冷凍装置30の伝熱ガス容器35の上には、隙間90を介して載置台20が配設されている。冷凍機31は、伝熱ガス容器35を保持し、伝熱ガス容器35の上面を、例えば、−30℃以下で、−200℃程度の極低温に冷却することができる。冷凍機31には、冷却能力の観点から、GM(Gifford-McMahon)サイクルを利用する形態が好ましい。
伝熱ガス容器35は、冷凍機31の上に固定されておりその上部が真空処理容器10の内部に収容されている。伝熱ガス容器35は、熱伝導性の高い銅(Cu)等により形成されており、その外形は略円柱状を呈している。伝熱ガス容器35は、載置台20の中心軸CLにその中心が一致するように配置されている。
伝熱ガス容器35と冷凍機31の内部には、冷媒供給流路51(冷媒流路の一例)と冷媒排出流路52(冷媒流路の一例)とが配設されている。冷媒供給流路51は、伝熱ガス容器35と載置台20の間の隙間90に伝熱ガスの冷媒を供給する。冷媒排出流路52は、載置台20からの伝熱により昇温した冷媒を排出する。
そして、冷媒供給流路51と冷媒排出流路52はそれぞれ、冷凍機31の壁面にある接続固定部31a、31bに固定されている。接続固定部31a、31bにはそれぞれ、冷媒供給装置201に連通する伝熱ガス供給管202と冷媒排出装置に連通する配管が接続されている。
冷媒供給装置201から供給された冷媒は、伝熱ガス供給管202を通り、冷凍機31及び伝熱ガス容器35内に形成された冷媒供給流路51を流通し、隙間90に供給される。載置台20を冷却するべく隙間90に供給される冷媒としては、高い熱伝導性を有するヘリウム(He)ガスが好適に用いられる。
載置台20は、基板Wが載置される上方の第一プレート21と、下方の第二プレート22が積層した構造を有しており、いずれのプレートともに熱伝導性の高い銅(Cu)により形成されている。第一プレート21は静電チャックを含み、静電チャックは、誘電体膜内に埋設されたチャック電極23を有する。チャック電極23には、配線25を介して所定の電位が与えられるようになっている。この構成により、基板Wを静電チャックにより吸着し、載置台20の上面に基板Wを固定することができる。なお、載置台20は、第一プレート21と第二プレート22の積層体以外にも、一つのプレートによって全体が形成されている形態であってもよいし、焼結等により全体が一体に成形されている形態であってもよい。
載置台20には、第一プレート21と第二プレート22を上下に貫通する貫通孔26が形成されている。貫通孔26は、載置台20の下方にある隙間90に連通しており、隙間90に供給された冷媒は、貫通孔26を介して載置台20(静電チャック)の上面と基板Wの下面との間へ供給されるようになっている。このことにより、冷媒や伝熱ガス容器35の有する冷熱を、効率よく基板Wに伝達することが可能になる。
一方、隙間90から排出された冷媒は、冷媒排出流路52を流通し、冷媒排出装置に排出される。なお、冷媒供給流路51と冷媒排出流路52が同じ流路により形成されていてもよい。
係る構成により、冷媒供給流路51を介して隙間90に冷媒が供給されることにより、載置台20は極低温に冷却され得る。なお、冷媒には、冷却ガスに代えて、熱伝導性の良好な熱伝導グリースが適用されてもよい。冷媒の温度を調整することにより、載置台20を所望の温度に調整することができる。
なお、図1の例では、冷媒供給流路51を流通した冷媒が貫通孔26を介して基板Wの下面に供給され、貫通孔26を介して排出された冷媒が冷媒排出流路52を流通して排出される形態を示しているが、その他の冷媒の供給及び排出形態であってもよい。例えば、貫通孔26に対して冷媒供給流路51や冷媒排出流路52とは異なる独立した冷媒流路を設け、この独立した冷媒流路を介して、貫通孔26を介した冷媒の供給や排出が行われてもよい。
冷媒供給装置201に接続された伝熱ガス供給管202は、伝熱ガス供給管202の内壁にNEG材をコーティングした構成となっている。伝熱ガス供給管202は、内壁にNEG材がコーティングされたものに限らず、伝熱ガス供給管202全体がNEG材により形成されてもよい。
伝熱ガス供給管202の近傍には、第2の加熱源203が配置されている。第2の加熱源203は、例えばヒータから構成され、伝熱ガス供給管202を加熱する。第2の加熱源203により伝熱ガス供給管202が加熱されると、伝熱ガス供給管202内のNEG材に吸着された不純物ガスが、NEG材から放出される。このようにして、NEG材は、伝熱ガス供給管202内や真空処理容器10内の不純物ガスを吸着することで伝熱ガス供給管202内や真空処理容器10内の真空環境をより良好にすることができる。
伝熱ガス供給管202には、バルブ204が取り付けられている。バルブ204を閉状態にすることにより、冷媒供給流路51内と伝熱ガス供給管202内とを遮断することができる。これにより、伝熱ガス供給管202内は、冷媒供給流路51内の影響を受けずに、NEG材により伝熱ガス供給管202内を不純物ガスが少ない環境に維持することができる。
伝熱ガス排気管205の内壁にNEG材をコーティングしてもよい。伝熱ガス排気管205は、内壁にNEG材がコーティングされたものに限らず、伝熱ガス排気管205全体がNEG材により形成されてもよい。また、伝熱ガス排気管205の近傍に加熱源を設け、伝熱ガス排気管205を加熱することで、伝熱ガス排気管205内のNEG材を活性化させ、再利用することができる。
また、冷媒供給流路51及び冷媒排出流路52の内壁にNEG材をコーティングしてもよい。冷媒供給流路51及び冷媒排出流路52全体がNEG材により形成されてもよい。
また、伝熱ガス容器35内に加熱源を設け、冷媒供給流路51及び冷媒排出流路52を加熱することで、冷媒供給流路51内及び冷媒排出流路52内のNEG材を活性化させてもよい。
伝熱ガス容器35の外壁にNEG材をコーティングしてもよい。図2(b)は、図1に示す伝熱ガス容器35のB−B断面を示す。本実施形態では、図2(b)に示すように、伝熱ガス容器35の外壁にNEG材301をコーティングしている。しかしながら、これに限られず、伝熱ガス容器35全体がNEG材により形成されてもよい。更に、伝熱ガス容器35の近傍に第3の加熱源105を配置する。第3の加熱源105により伝熱ガス容器35が加熱し、これにより、不純物ガスが伝熱ガス容器35のNEG材から放出される。
載置台20の外壁にNEG材をコーティングしてもよい。載置台20自体をNEG材により形成してもよい。載置台20内にヒータ等の加熱源を内蔵してもよい。また、冷凍機31の外壁にNEG材をコーティングしてもよい。冷凍機31自体をNEG材により形成してもよい。冷凍機31にヒータ等の加熱源を内蔵してもよい。
これらのパーツのNEG材は、不純物ガスを吸着することで真空処理容器10内等の真空環境をより良好にすることができる。また、これらのパーツのNEG材の近傍に加熱源を設け、これらのパーツを加熱することで、これらのパーツのNEG材を活性化させ、再利用することができる。
載置台20は、外筒63により支持されている。外筒63は、伝熱ガス容器35の上部の外周面を覆うように配設されており、その上部が真空処理容器10の内部に進入し、真空処理容器10の内部において載置台20を支持する。外筒63は、伝熱ガス容器35の外径よりも僅かに大きい内径を有する円筒部61と、円筒部61の下面において外径方向に延びるフランジ部62とを有し、円筒部61が載置台20を直接支持する。円筒部61とフランジ部62は、例えばステンレス等の金属により形成されている。
フランジ部62の下面には、断熱部材64が接続されている。断熱部材64は、フランジ部62と同軸に延在する略円筒状を有し、フランジ部62の下面に固定されている。断熱部材64は、アルミナ等のセラミックスにより形成されている。断熱部材64の下面には、磁性流体シール部69が設けられている。
磁性流体シール部69は、回転部65と、内側固定部66と、外側固定部67と、加熱源68とを有する。回転部65は、断熱部材64と同軸に延在する略円筒状を有し、断熱部材64の下面に固定されている。言い換えると、回転部65は、断熱部材64を介して外筒63に接続されている。この構成により、外筒63の有する冷熱の回転部65への伝熱が断熱部材64によって遮断されることになり、磁性流体シール部69の磁性流体の温度が低下してシール性能が悪化したり、結露が発生したりすることを抑制できる。
内側固定部66は、伝熱ガス容器35と回転部65との間において、磁性流体を介して設けられている。内側固定部66は、その内径が伝熱ガス容器35の外径よりも大きく、その外径が回転部65の内径よりも小さい略円筒状を有する。外側固定部67は、回転部65の外側において、磁性流体を介して設けられている。外側固定部67は、その内径が回転部65の外径よりも大きい略円筒状を有する。加熱源68は、内側固定部66の内部に埋め込まれており、磁性流体シール部69の全体を加熱する。この構成により、磁性流体シール部69の磁性流体の温度が低下してシール性能が悪化したり、結露が発生したりすることを抑制できる。これらの構成により、磁性流体シール部69では、回転部65が、内側固定部66と外側固定部67に対して気密状態で回転自在となっている。すなわち、外筒63は、磁性流体シール部69を介して回転自在に支持されている。
外側固定部67の上面と真空処理容器10の下面との間には、略円筒状のベローズ75が設けられている。ベローズ75は、上下方向に伸縮自在な金属製の蛇腹構造体である。ベローズ75は、伝熱ガス容器35の上部、外筒63の下部、及び断熱部材64を包囲し、減圧自在な真空処理容器10の内部空間と真空処理容器10の外部空間とを分離する。
磁性流体シール部69の下方には、スリップリング73が設けられている。スリップリング73は、金属リングを含む回転体71と、ブラシを含む固定体72とを有する。回転体71は、磁性流体シール部69の回転部65と同軸に延在する略円筒状を有し、回転部65の下面に固定されている。固定体72は、その内径が回転体71の外径よりも僅かに大きい略円筒状を有する。スリップリング73は、直流電源(図示せず)と電気的に接続されており、直流電源から供給される電力を、固定体72のブラシと回転体71の金属リングを介して、配線25に供給する。この構成により、配線25にねじれ等を発生させることなく、直流電源からチャック電極に電位を与えることができる。スリップリング73を構成する回転体71は、回転装置40に取り付けられている。なお、スリップリングは、ブラシ構造以外の構造であってもよく、例えば、非接触給電構造や、無水銀や導電性液体を有する構造等であってもよい。
回転装置40は、ロータ41と、ステータ45とを有する、ダイレクトドライブモータである。ロータ41は、スリップリング73の有する回転体71と同軸に延在する略円筒状を有し、回転体71に固定されている。ステータ45は、その内径がロータ41の外径よりも大きい略円筒状を有する。以上の構成により、ロータ41が回転すると、回転体71、回転部65、外筒63、及び載置台20が、伝熱ガス容器35に対して相対的にX3方向に回転する。なお、回転装置は、ダイレクトドライブモータ以外の形態であってもよく、サーボモータと伝達ベルトを備えている形態等であってもよい。
また、冷凍機31と伝熱ガス容器35の周囲には、真空断熱二重構造を有する断熱体74が設けられている。図示例では、断熱体74は、冷凍機31とロータ41との間、及び伝熱ガス容器35の下部とロータ41との間に設けられている。この構成により、冷凍機31と伝熱ガス容器35の冷熱がロータ41に伝熱されることを抑制できる。
また、冷凍機31は、第二昇降装置78に対して昇降自在に取り付けられている第一支持台70Aの上面に固定されている。一方、回転装置40や断熱体74は、第一昇降装置77に対して昇降自在に取り付けられている第二支持台70Bの上面に固定されている。そして、第一支持台70Aの上面と第二支持台70Bの下面の間には、冷凍機31を包囲する略円筒状のベローズ76が設けられている。ベローズ76もベローズ75と同様に、上下方向に伸縮自在な金属製の蛇腹構造体である。
また、冷凍機31と伝熱ガス容器35の周囲には、冷媒供給流路51を流通する冷却ガス(例えば第一冷却ガス)とは異なる冷却ガス(例えば、第二冷却ガス)を供給する第二冷却ガス供給部(図示せず)が設けられてもよい。この第二冷却ガス供給部は、伝熱ガス容器35と外筒63との間の空間に第二冷却ガスを供給する。この第二冷却ガスは、冷媒供給流路51を流通する第一冷却ガスと熱伝導率が異なるガスであり、好ましくは熱伝導率が相対的に低いガスである。これにより、第二冷却ガスの温度を、冷媒供給流路51を流通する第一冷却ガスの温度よりも相対的に高くすることができる。このことにより、隙間90から側方の空間に漏れ出す第一冷却ガスが磁性流体シール部69に侵入することを防止できる。言い換えると、第二冷却ガスは、隙間90から漏れ出す第一冷却ガスに対するカウンターフローとして機能する。この構成により、磁性流体シール部69の磁性流体の温度が低下してシール性能が悪化したり、結露が発生したりすることを抑制できる。また、カウンターフローとしての機能を高めるという観点から、第二冷却ガス供給部から供給される第二冷却ガスの供給圧力は、冷媒供給流路51を流通する第一冷却ガスの供給圧力と略同一、もしくは僅かに高い圧力であることが好ましい。なお、第二冷却ガスとしては、アルゴンガスやネオン等の低沸点ガスを用いることができる。
伝熱ガス容器35の上部には、隙間90等の温度を検出するための温度センサ82と、隙間90等の圧力を検出する圧力センサ83が設けられている。温度センサ82としては、例えばシリコンダイオード温度センサや、白金抵抗温度センサ等の低温用温度センサを用いることができる。温度センサ82と圧力センサ83にて計測された計測データは、制御装置80に随時送信されるようになっている。
また、基板処理装置100の構成要素のうち、冷凍装置30は第二昇降装置78により昇降自在に構成されており、冷凍装置30と真空処理容器10以外の他の構成要素は、第一昇降装置77により昇降自在に構成されている。
第二昇降装置78にて冷凍装置30を昇降することにより、載置台20と伝熱ガス容器35の間の隙間90が変化することを解消できる。具体的には、伝熱ガス容器35は、その冷熱によって数mm程度収縮し、この熱収縮により、隙間90の高さ(もしくは幅)が変化し得る。成膜処理に際し、所定の高さにて固定されている載置台20に対して、伝熱ガス容器35が熱収縮して隙間90が変化する際に、第二昇降装置78にて冷凍装置30を精緻に昇降制御する。この制御により、隙間90の変化を解消し、初期の隙間90を維持しながら成膜処理を継続することが可能になる。
一方、第一昇降装置77にて、例えば載置台20が真空処理容器10の内部で昇降することにより、ターゲットTと基板Wとの間の距離t1を調整することができる。この距離t1の調整は、適用されるターゲットTの種類に応じて適宜変更される。載置台20を昇降させて距離t1を調整する際には、制御装置80により、第一昇降装置77と第二昇降装置78の同期制御が実行される。この制御装置80による第一昇降装置77と第二昇降装置78の同期制御により、載置台20と冷凍装置30が初期の隙間90を維持した状態で、双方の昇降を制御することができる。
制御装置80は、コンピュータにより構成される。制御装置80は、接続バスにより相互に接続されているCPU(Central Processing Unit)、主記憶装置、補助記憶装置、入出力インターフェイス、及び通信インターフェイスを備えている。主記憶装置と補助記憶装置は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体である。
CPUは、制御装置80の全体の制御を行う。CPUは、例えば、補助記憶装置に記憶されたプログラムを主記憶装置の作業領域にて実行可能に展開し、プログラムの実行を通じて周辺機器の制御を行うことにより、所定の目的に合致した機能を提供する。主記憶装置は、CPUが実行するコンピュータプログラムや、CPUが処理するデータ等を記憶する。主記憶装置は、例えば、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。補助記憶装置は、各種のプログラム及び各種のデータを読み書き自在に記録媒体に格納する。補助記憶装置は、不揮発性半導体メモリを含むシリコンディスク、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)装置、ソリッドステートドライブ装置等である。また、補助記憶装置は、着脱可能な記録媒体として、CD、DVD、BD、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)メモリカード等であってもよい。通信インターフェイスは、制御装置80に接続するネットワークとのインターフェイスである。入出力インターフェイスは、制御装置80と接続する機器との間でデータの入出力を行うインターフェイスであり、キーボード、タッチパネルが例示される。制御装置80は、入出力インターフェイスを介し、入力デバイスを操作する操作者からの操作指示等を受け付ける。
制御装置80は、各種の周辺機器の動作を制御する。この周辺機器には、冷媒供給装置201、冷凍装置30、回転装置40、第一昇降装置77、第二昇降装置78等が含まれる。
制御装置80は、第二昇降装置78を昇降制御することにより、隙間90の高さを初期状態に維持する。これにより、基板Wを所望温度に制御しながら、成膜処理を継続することが可能になる。また、制御装置80は、第一昇降装置77と第二昇降装置78を同期制御する。この同期制御により、初期の隙間90を維持しながら、載置台20(及び冷凍装置30の上部)を真空処理容器10の内部にて昇降させ、適用されるターゲットTに好適なターゲットTと基板Wの間の距離t1の調整を行う。
[NEG材付パーツの活性化]
また、制御装置80は、基板処理装置100に使用されるNEG材付パーツの近傍や内部に設けられた加熱源を制御し、各パーツのNEG材を活性化させる。NEG材付パーツの一例としては、処理ガス供給管102、伝熱ガス容器35、冷凍機31、冷媒供給流路51、冷媒排出流路52、磁性流体シール部69、伝熱ガス供給管202、伝熱ガス排気管205、第一昇降装置77、第二昇降装置78であってもよい。さらに、NEG材付パーツの一例としては、回転装置40、磁性流体シール部69の上面と真空処理容器10の下面との間に設けられたベローズ75、及び冷凍機31を包含するベローズ76、真空処理容器10の内壁、載置台20等が挙げられる。
ガス供給管等の配管であれば、内壁にNEG材をコーティングできる。真空処理容器10の内壁にNEG材をコーティングしてもよい。載置台20(静電チャック)の表面や伝熱ガス容器35の表面等のパーツの表面や外壁にNEG材をコーティングしてもよいし、NEG材付パーツ自体がNEG材であってもよい。
係るNEG材付パーツに不純物ガスを吸着させることで、真空処理容器10内を真空排気し、真空環境をより良好な状態に維持できる。また、NEG材付パーツを加熱源で加熱することで、NEG材から不純物ガスを放出して活性化させ、NEG材の吸着機能を回復させることで、NEG材付パーツを再利用することができる。
なお、NEG材付パーツを外部から加熱源で加熱してもよいし、NEG材付パーツに加熱源を内蔵し、内側からNEG材付パーツを加熱して、活性化させてもよい。
本実施形態に係る基板処理装置100によれば、基板処理装置100にNEG材付パーツを配置することで、真空処理容器10内の真空環境を良好に保つことができる。また、NEG材付パーツを加熱することで活性化させ、NEG材付パーツの再利用が可能である。これにより、超高真空が要求される基板処理装置100において、排気装置13による真空排気に加え、NEG材付パーツを常設することで、常に真空処理容器10内を良好な真空環境に整えることができる。これにより、外部から真空処理容器10内に基板型のNEG材を搬入する等の作業を不要とすることができる。
また、NEG材付パーツを常設することにより、常設していない基板処理装置100を真空排気する排気装置よりも排気性能の低い排気装置13を備えることでも、真空処理容器10内の真空環境を良好な状態に保つことができる。これにより、排気装置13の小型化を図ることができ、フットプリントの向上とコストダウンを図ることができる。
NEG材付パーツの加熱は、基板処理装置100のメンテナンス時に行うことができる。ただし、例えば、NEG材付パーツの配置場所によっては基板処理時にNEG材付パーツの加熱を行うことができる。NEG材付パーツは再利用可能であるが、活性ガスの吸着能力が落ちた場合には交換する。
[変形例]
NEG材付パーツは、加熱した後、冷媒供給流路51、冷媒排出流路52を循環する冷媒により冷却することで、常温復帰させる時間を短縮し、これにより、NEG材を効率よく使用し、その効果を高めることができる。
バルブ104、204のようにガスや冷媒が流れる配管にバルブを設けることで、真空処理容器10内を大気開放した場合でも、バルブを閉状態にすることで、バルブよりも外側の配管内の不純物ガスをNEG材に吸着でき、配管内を良好な環境状態にできる。
例えば、加熱源が配置されていない場合、処理ガス供給管102や伝熱ガス供給管202等の配管や流路に流す処理ガス自体を加熱することで、処理ガス供給管102や流路等の内部のNEG材を加熱して活性化させてもよい。
半永久非蒸発型ゲッター材を用いてもよい。これにより、NEG材の劣化を抑制できる。例えば、チタンのNEG材の表面にパラジウム(Pd)を付加することで、チタンのNEG材の劣化を抑制できる。
ターゲットホルダ11の下面にNEG材を取り付け、ターゲットのNEG材をスパッタリングし、NEG材の原子もしくは分子を、基板Wが載置されていない載置台20の表面や真空処理容器10の内壁に堆積させてもよい。これにより、載置台20の表面や真空処理容器10の内壁をNEG材にてコーティングできる。
[NEG材による真空排気方法]
次に、NEG材による真空排気方法について、図3を参照しながら説明する。図3は、実施形態に係るNEG材付パーツによる真空排気方法の一例を示すフローチャートである。図3の処理は、制御装置80により実行される。
本実施形態に係るNEG材付パーツによる真空排気方法では、まず、基板処理装置100を制御し、NEG材付パーツにより不純物ガスの吸着を行う。これにより、排気装置13により真空排気された真空処理容器10内を、NEG材付パーツを用いて真空排気し、載置台20上の基板を処理する(ステップS1)。次に、制御装置80は、所定時間が経過したかを判定する(ステップS3)。所定時間には、NEG材の吸着機能が低下する時間が予め設定されている。
所定時間が経過したとき、NEG材付パーツを加熱し、活性化させる(ステップ5)。加熱方法としては、NEG材付パーツ近傍の加熱源による加熱が挙げられる。これにより、NEG材付パーツに吸着していた不純物ガスが放出され、NEG材付パーツが活性化し、不純物ガスの吸着機能が回復する。
次に、NEG材付パーツを冷却可能か否か、を判定する(ステップS7)。冷媒によりNEG材付パーツが冷却可能な位置に配置されている場合、冷媒によりNEG材付パーツを冷却し(ステップS9)、ステップS11に進む。ステップS11は、省略可能である。その後、吸着機能を回復したNEG材付パーツにより真空排気を行い、ステップS1に戻って、基板処理を続ける。以上の各ステップは、全NEG材付パーツについて同時に行ってもよいし、NEG材付パーツ毎に別々に行ってもよい。
[NEG材のコーティング方法]
次に、NEG材付パーツのコーティング方法について、図4を参照しながら説明する。図4は、実施形態に係るNEG材付パーツのコーティング方法の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係るNEG材のコーティング方法では、まず、ターゲットホルダ11の下面にNEG材を取り付ける(ステップS21)。次に、プラズマ発生用電源から交流電圧を印加する(ステップS23)。これにより、ターゲットのNEG材をスパッタリングし、NEG材の原子もしくは分子を、基板Wが載置されていない載置台20の表面や真空処理容器10の内壁に堆積させて載置台20等をNEG材でコーティングし(ステップS25)、本処理を終了する。これにより、NEG材付パーツの制作又はNEG材付パーツの補修を行うことができる。例えば、本開示のコーティング方法は、基板処理を行わないメンテナンス時に行う。
以上に説明したように、本実施形態の、基板処理装置及び真空排気方法によれば、真空処理容器内の真空環境を改善することができ、真空処理容器における真空性能を向上させることができる。
今回開示された実施形態に係る基板処理装置及び真空排気方法は、すべての点において例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実施形態は、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な形態で変形及び改良が可能である。上記複数の実施形態に記載された事項は、矛盾しない範囲で他の構成も取り得ることができ、また、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
本開示の基板処理装置は、Atomic Layer Deposition(ALD)装置、Capacitively Coupled Plasma(CCP)、Inductively Coupled Plasma(ICP)、Radial Line Slot Antenna(RLSA)、Electron Cyclotron Resonance Plasma(ECR)、Helicon Wave Plasma(HWP)のいずれのタイプの装置でも適用可能である。
また、基板処理装置は、成膜装置に限らず、基板に所定の処理(例えば、エッチング処理等)を施す処理装置であればよい。また、プラズマ処理装置でもよいし、ノンプラズマ処理装置でもよい。
10 真空処理容器
11 ターゲットホルダ
13 排気装置
20 載置台
30 冷凍装置
31 冷凍機
35 伝熱ガス容器
40 回転装置
51 冷媒供給流路
52 冷媒排出流路
69 磁性流体シール部
75、76 ベローズ
77 第一昇降装置
78 第二昇降装置
80 制御装置
100 基板処理装置
102 処理ガス供給管
103 第1の加熱源
105 第3の加熱源
202 伝熱ガス供給管
203 第2の加熱源
205 伝熱ガス排気管
W 基板

Claims (6)

  1. 真空処理容器内の載置台に載置された基板を処理する基板処理装置であって、
    前記基板処理装置に配置され、非蒸発型ゲッター材(NEG材)によりコーティングされた又は非蒸発型ゲッター材により形成されたNEG材付パーツを有する基板処理装置。
  2. 前記NEG材付パーツを加熱する加熱源を有する、
    請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記NEG材付パーツを冷却する冷却機構を有する、
    請求項1又は2に記載の基板処理装置。
  4. 前記NEG材付パーツは、処理ガス供給管、伝熱ガス容器、冷凍機、伝熱ガス供給管、伝熱ガス排気管、冷媒流路、磁性流体シール部、回転装置、昇降装置、前記磁性流体シール部と前記真空処理容器との間に設けられたベローズ、及び前記昇降装置が有する第一昇降装置と第二昇降装置との間に設けられたベローズ、前記真空処理容器の内壁、前記載置台、及び前記真空処理容器内のターゲットホルダに保持されるNEG材の少なくともいずれかを含む、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  5. 真空処理容器を有する基板処理装置に配置され、非蒸発型ゲッター材(NEG材)によりコーティングされた又は非蒸発型ゲッター材により形成されたNEG材付パーツにより真空排気する工程と、
    真空排気された前記真空処理容器の内部において基板を処理する工程と、
    を含む真空排気方法。
  6. 前記NEG材付パーツを加熱する工程、
    を含む請求項5に記載の真空排気方法。
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