JP2021151930A - ガス供給管、これを用いたガス供給装置及び光ファイバ母材製造装置 - Google Patents

ガス供給管、これを用いたガス供給装置及び光ファイバ母材製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ハロゲン含有ガスを供給する場合に腐食を抑制できるガス供給管、これを用いたガス供給装置及び光ファイバ母材製造装置を提供すること。【解決手段】ハロゲン含有ガスを供給可能なガス供給管であって、本体部と、本体部のうち少なくともハロゲン含有ガスの下流側端部の表面全体を被覆する被覆部とを備え、被覆部がガラスで構成されている、ガス供給管。【選択図】図2

Description

本発明は、ガス供給管、これを用いたガス供給装置及び光ファイバ母材製造装置に関する。
光ファイバを形成するための光ファイバ母材の製造方法の一つとして、気相内付け法(MCVD法)が知られている。
MCVD法は、ガラス管を加熱しながら、ガス供給装置により原料ガスを供給してガラス管の内面上に、SiOを含むスートを堆積させた後、スートを焼結させて中空母材を得る方法であり、光ファイバ母材は、この中空母材をコラップスすることにより製造される。
上記のようなガス供給装置として、例えば下記特許文献1に記載の装置が知られている。同文献には、加熱ヒータを内側筒部の中心軸に配置し、内側筒部に対して同心円状に外側筒部を設けた構造を有し、内側筒部の内側の反応性ガス流路を通してSiCl、GeCl及びOの混合ガスを供給し、外側筒部と内側筒部との間の添加剤ガス流路を通して希土類化合物ガスなどの添加剤ガスを供給するガス供給装置が開示されている。また、同文献には、反応性ガス流路から供給されるガスと、添加剤ガス流路から供給されるガスとの反応によって生じる反応生成物が内側筒部の下流側端部に付着することを抑制するために、内側筒部の下流側端部に石英ガラス製のキャップを設けることが開示されている。
特開2016−117615号公報
しかし、上記特許文献1に記載のガス供給装置は以下に示す課題を有していた。
すなわち、上記特許文献1に記載のガス供給装置は、ハロゲン含有ガスを供給する場合における内側筒部の腐食抑制の点で改善の余地を有していた
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ハロゲン含有ガスを供給する場合に腐食を抑制できるガス供給管、これを用いたガス供給装置及び光ファイバ母材製造装置を提供することを目的とする。
本発明者は上記課題を解決するため鋭意検討した。まず、上記特許文献1では、内側筒部の下流側端部に設けられるキャップにより、反応性ガス流路から供給されるガスと添加剤ガス流路から供給されるガスとの反応によって生じる反応生成物が内側筒部の下流側端部に付着することを抑制することが提案されている。しかし、キャップの先端部に反応生成物が付着した場合には、反応生成物を除去するべく、ヒータによって反応生成物を燃焼させる場合、キャップがヒータによって加熱されるが、内側筒部の下流側端部までもが加熱されて高温状態となり、内側筒部が、その反応性ガス流路を通るハロゲン含有ガスと反応し、腐食されるおそれがある。そこで、本発明者は、さらに鋭意検討した結果、以下の発明により上記課題を解決し得ることを見出した。
すなわち、本発明は、ハロゲン含有ガスを供給可能なガス供給管であって、本体部と、前記本体部のうち少なくとも前記ハロゲン含有ガスの下流側端部の表面全体を被覆する被覆部とを備え、前記被覆部がガラスで構成されている、ガス供給管である。
上記ガス供給管によれば、本体部のうち少なくともハロゲン含有ガスの下流側端部の表面全体が被覆部によって被覆されている。このため、ハロゲン含有ガスを、ガス供給管を通して供給する場合に、ハロゲン含有ガスに起因して生成される反応生成物が本体部の下流側端部に付着することを抑制するべく本体部の下流側端部が高温に加熱される場合でも、本体部の下流側端部がハロゲン含有ガスによって腐食されることが抑制される。このため、本発明のガス供給管によれば、ハロゲン含有ガスを供給する場合に腐食を抑制できる。
上記ガス供給管においては、前記本体部が金属で構成されていることが好ましい。
この場合、本体部が金属で構成されているため、ガス供給管の熱伝導性がより向上する。このため、本体部の下流側端部が加熱される際に、ガス供給管に効率よく熱が伝えられる。その結果、ガス供給管を通してハロゲン含有ガスが供給される際、ハロゲン含有ガスの液化又は固化(昇華)をより抑制できる。
上記ガス供給管においては、前記被覆部が、前記本体部の表面全体を被覆しており、前記本体部がガラスで構成されていることが好ましい。
この場合、被覆部が本体部の表面全体を被覆しており、本体部及び被覆部がガラスで構成されるため、ガス供給管全体がガラスで構成されることになる。このため、ハロゲン含有ガスを、ガス供給管を通して供給する場合に、ハロゲン含有ガスに起因して生成される反応生成物が本体部の下流側端部に付着することを抑制するべく本体部の下流側端部を高温に加熱しても、ハロゲン含有ガスとガス供給管との反応がより一層抑制される。このため、ガス供給管の腐食がより一層抑制される。
また、本発明は、光ファイバ母材の形成に用いるガラス管内にスートを形成するためのガスを供給可能なガス供給装置であって、前記ガスを供給可能な複数本のガス供給管を備え、前記複数本のガス供給管が、少なくとも1本のハロゲン含有ガス供給管を有し、前記ハロゲン含有ガス供給管が、上述したガス供給管で構成されている、ガス供給装置である。
このガス供給装置によれば、ガス供給管の本体部のうち少なくとも下流側端部の表面全体が被覆部によって被覆されているため、ハロゲン含有ガスを、ガス供給管を通して供給する場合に、ハロゲン含有ガスに起因して生成される反応生成物が本体部の下流側端部に付着することを抑制するべく本体部の下流側端部を高温に加熱しても、ハロゲン含有ガスと本体部の下流側端部との反応が抑制される。このため、ガス供給管の腐食が抑制される。従って、本発明のガス供給装置は、光ファイバ母材の形成時にガラス管内にスートを形成するべくガスを供給する際に、ハロゲン含有ガス供給管の腐食に起因して発生する物質を不純物としてスート中に混入させることを抑制することができる。
上記ガス供給装置は、前記少なくとも1本のハロゲン含有ガス供給管を加熱することが可能なヒータをさらに備えることが好ましい。
ハロゲン含有ガスは温度の低下により液化又は固化(昇華)しやすいことがあるが、ハロゲン含有ガスがヒータによって加熱されると、ハロゲン含有ガスの液化又は固化(昇華)が抑制される。
上記ガス供給装置においては、前記複数本のガス供給管が、少なくとも1本のハロゲン非含有ガス供給管をさらに有し、前記ハロゲン非含有ガス供給管が、第2本体部と、前記第2本体部のうち少なくとも前記ハロゲン非含有ガスの下流側端部の表面全体を被覆する第2被覆部とを備え、前記第2被覆部がガラスで構成されていることが好ましい。
このガス供給装置においては、ハロゲン含有ガス供給管からハロゲン含有ガスが供給されると、このハロゲン含有ガスがハロゲン非含有ガス供給管に接触し得る。この場合でも、ハロゲン非含有ガス供給管が、第2本体部と、第2本体部のうち少なくともハロゲン非含有ガスの下流側端部の表面全体を被覆する第2被覆部とを備え、第2被覆部がガラスで構成されており、第2本体部のうち少なくとも下流側端部の表面全体が第2被覆部によって被覆されているため、ハロゲン含有ガスに起因して生成される反応生成物が第2本体部の下流側端部に付着することを抑制するべく第2本体部の下流側端部が高温に加熱されても、第2本体部の下流側端部とハロゲン含有ガスとの反応による第2本体部の下流側端部の腐食が抑制される。このため、ハロゲン非含有ガス供給管の腐食が抑制される。従って、光ファイバ母材の形成時にガラス管内にスートを形成するべくガスを供給する際に、ハロゲン非含有ガス供給管の腐食に起因して発生する物質を不純物としてスート中に混入させることを抑制することができる。
また、本発明は、光ファイバ母材を製造する光ファイバ母材製造装置であって、前記光ファイバ母材の形成に用いるガラス管を回転可能に保持することが可能なガラス管保持装置と、前記ガラス管内に、スートを形成するためのガスを供給可能なガス供給装置と、第1加熱装置と、第2加熱装置とを備え、前記ガス供給装置が、上述したガス供給装置で構成され、前記第1加熱装置が、前記ガラス管を加熱することが可能となっており、前記第2加熱装置が、前記ガス供給装置の前記複数本のガス供給管の下流側端部を加熱することが可能となっている、光ファイバ母材製造装置である。
この光ファイバ母材製造装置によれば、光ファイバ母材の形成に用いるガラス管が、ガラス管保持装置によって回転可能に保持され、このガラス管内に、ガス供給装置によって、スートを形成するためのガスが供給される。このとき、ガラス管が第1加熱装置により加熱されると、ガス同士が反応してガラス管内にスートが形成される。また、ガス供給装置のハロゲン含有ガス供給管において、本体部のうち少なくともガスの下流側端部の表面全体が被覆部によって被覆されている。このため、ガスとしてハロゲン含有ガスを、本体部を通して供給する場合に、ハロゲン含有ガスに起因して生成される反応生成物が本体部の下流側端部に付着することを抑制するべく本体部の下流側端部を第2加熱装置によって高温に加熱する場合でも、本体部の下流側端部がハロゲン含有ガスによって腐食されることが抑制される。その結果、ガス供給装置を用いて、光ファイバ母材の形成に用いるガラス管内にスートを形成する際、ハロゲン含有ガス供給管の腐食に起因して発生する物質が不純物としてスート中に混入することが抑制される。従って、本発明の光ファイバ母材製造装置によれば、不純物の少ない光ファイバ母材を形成することができる。
なお、本発明において、「本体部の下流側端部の表面」とは、本体部の下流側端部の内周面、外周面、及び、内周面と外周面とを結ぶ端面をいう。
また、本発明において、「本体部の表面」とは、本体部の内周面、外周面、及び、内周面と外周面とを結ぶ両端面をいう。
本発明によれば、ハロゲン含有ガスを供給する場合に腐食を抑制できるガス供給管、これを用いたガス供給装置及び光ファイバ母材製造装置が提供される。
本発明の光ファイバ母材製造装置の一実施形態を示す部分断面図である。 図1のガス供給装置を概略的に示す断面図である。 図2の第2ガス供給管の一例を示す断面図である。 図2の第3ガス供給管の一例を示す断面図である。 図2のハロゲン含有ガス供給管の変形例を示す断面図である。 図1の光ファイバ母材製造装置に用いるガス供給装置の他の実施形態を概略的に示す断面図である。
<光ファイバ母材製造装置>
以下、本発明の光ファイバ母材製造装置の実施形態について詳細に説明する。
まず、本発明の光ファイバ母材製造装置の一実施形態について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の光ファイバ母材製造装置の一実施形態を示す部分断面図である。
図1に示すように、光ファイバ母材製造装置100は、基台110と、基台110の一面110a上に設けられ、光ファイバ母材の形成に用いるガラス管120を回転可能に保持することが可能なガラス管保持装置130と、ガラス管120内にスート121を形成するためのガスを供給可能であり複数本のガス供給管を有するガス供給装置140と、ガラス管120を加熱することが可能な第1加熱装置150と、ガス供給装置140の複数本のガス供給管を加熱することが可能な第2加熱装置160と、ガラス管120に気密に接続されるシールボックス170と、シールボックス170に接続され、ガラス管120からの排ガスを排気するガス排気管171とを備えている。
ガラス管保持装置130は、基台110の一面110aに設けられる第1旋盤支柱131と、第1旋盤支柱131に回転可能に設けられ、ガラス管120の一端を把持する第1チャック132と、基台110の一面110aに第1旋盤支柱131と離間して設けられる第2旋盤支柱133と、第2旋盤支柱133に回転可能に設けられ、ガラス管120の他端を把持する第2チャック134とを有している。
第1加熱装置150は、例えば基台110とガラス管120との間に配置され、ガラス管120の長手方向Aに沿って往復移動可能となっている。第1加熱装置150は、ガラス管120だけでなく、複数本のガス供給管の下流側端部をも加熱することが可能となっている。第1加熱装置150としては、例えば酸水素バーナが用いられる。
第2加熱装置160は、例えば基台110とガラス管120との間に配置されている。第2加熱装置160は、複数本のガス供給管の下流側端部を加熱することが可能となっている。第2加熱装置160としては、例えばバーナ又は電気炉が用いられる。
ここで、ガス供給装置140について図2〜図4を参照しながら説明する。図2は、図1のガス供給装置を概略的に示す部分断面図である。
図2に示すように、ガス供給装置140は、第1ガス供給管10と、第1ガス供給管10を包囲するように設けられる第2ガス供給管20と、第2ガス供給管20を包囲するように設けられる第3ガス供給管30とを有している。すなわち、第1ガス供給管10、第2ガス供給管20及び第3ガス供給管30は互いに同心状に配置されている。ここで、第1ガス供給管10は、希土類元素含有化合物ガスを供給するためのものであり、第2ガス供給管20は、ハロゲン含有ガスとしてのハロゲン化金属ガスを供給するためのものであり、第3ガス供給管30は、ハロゲン含有ガスとして、スート121の主成分を形成するガスを供給するためのものである。
また、ガス供給装置140は、第1ガス供給管10の内側に配置されるヒータ40と、第1ガス供給管10の内側でヒータ40を収容し保護するヒータ保護管50とを備えている。ヒータ40は、第1ガス供給管10,第2ガス供給管20及び第3ガス供給管30の全てを加熱することが可能となっている。
さらに、ガス供給装置140は、第1ガス供給管10に接続され、希土類元素含有化合物ガスを供給することが可能な配管13と、第2ガス供給管20に接続され、ハロゲン含有ガスを供給することが可能な配管23と、第3ガス供給管30に接続され、ハロゲン含有ガスを供給することが可能な配管33とを有している。ここで、配管23にて供給可能なハロゲン含有ガスは、ハロゲン化金属ガスである。また、配管33にて供給可能なハロゲン含有ガスは、ハロゲン化シリコン又はハロゲン化ゲルマニウム、ハロゲン化ホウ素(例えばBBr、BCl)、ハロゲン化ホスホリル(例えばPOCl)、ハロゲン化フッ素(例えばSiF)の他、ハロゲン化硫黄(例えばSF)、ハロゲン化炭素(例えばCF、C)、ハロゲン(例えばCl2)である。
従って、本実施形態では、第1ガス供給管10がハロゲン非含有ガス供給管であり、第2ガス供給管20及び第3ガス供給管30がハロゲン含有ガス供給管である。
図3は、図2の第2ガス供給管の一例を示す断面図である。図3に示すように、第2ガス供給管20は、本体部21と、本体部21の表面全体を被覆する被覆部22とを有している。従って、本体部21の下流側端部21aの表面全体が被覆部22によって被覆されている。そして、被覆部22はガラスで構成されている。
図4は、図2の第3ガス供給管の一例を示す断面図である。図4に示すように、第3ガス供給管30も、第2ガス供給管20と同様の構成を有している。すなわち、第3ガス供給管30は、本体部31と、本体部31の表面全体を被覆する被覆部32とを有している。従って、本体部31の下流側端部31aの表面全体が被覆部32によって被覆されている。そして、被覆部32はガラスで構成されている。
次に、光ファイバ母材製造装置100を用いた光ファイバ母材の製造方法について説明する。
まず、ガラス管保持装置130によりガラス管120を回転させ、第1加熱装置150を、ガラス管120の長手方向Aに沿って往復移動させながらガラス管120を加熱する。そして、ガス供給装置140によりガラス管120内にスート121を形成するためのガスを供給する。
このとき、ガスの供給は以下のようにして行われる。まずヒータ40を作動させる。次に、配管33を通して第3ガス供給管30に、ハロゲン含有ガスとしてのハロゲン化シリコン又はハロゲン化ゲルマニウム等からなるガスをキャリアガスによって導入する。このとき、キャリアガスとしては、例えば酸素ガス(O)及び不活性ガスなどが挙げられる。不活性ガスとしては、例えば窒素ガス(N)、ヘリウム(He)及びアルゴン(Ar)などが挙げられる。
一方、配管13を通して第1ガス供給管10に、希土類元素含有化合物ガスをキャリアガスによって導入する。このとき、希土類元素含有化合物ガスは、希土類元素含有化合物を気化させた状態で第1ガス供給管10に導入する。また、キャリアガスとしては、配管33を通して導入するキャリアガスと同様のキャリアガスを用いることができる。
他方、配管23を通して第2ガス供給管20に、ハロゲン含有ガスとしてのハロゲン化金属をキャリアガスによって導入する。このとき、キャリアガスとしては、配管33を通して導入するキャリアガスと同様のキャリアガスを用いることができる。
こうしてガラス管120内にスート121を形成するためのガスを供給すると、ガラス管120内で、ガス同士が混合され、第1加熱装置150による熱によって反応し、ガラス微粒子が生成され、このガラス微粒子がガラス管120の内壁面に付着して積層され多孔質のスート121が形成される。
このとき、ガス供給装置140において、第1ガス供給管10の下流側端部、第2ガス供給管20の下流側端部21a、第3ガス供給管30の下流側端部31aには、ガス同士の反応による反応生成物が堆積する場合がある。
そのため、第1ガス供給管10の下流側端部、第2ガス供給管20の下流側端部21a、第3ガス供給管30の下流側端部31aに反応生成物が堆積されることを抑制するべく、第2加熱装置160により、第1ガス供給管10の下流側端部、第2ガス供給管20の下流側端部21a、第3ガス供給管30の下流側端部31aを高温(例えば250℃)に加熱する。
次に、ガス供給装置140による原料ガスの供給を停止させ、ガラス管120内への原料ガスの供給を停止させる。そして、第1加熱装置150をガラス管120の長手方向Aに沿って往復移動させながら、スート121を例えば2000℃に加熱して焼結させ、透明化させて中空母材を得る。
次に、第1加熱装置150をガラス管120の長手方向Aに沿って往復移動させて中空母材を加熱したままコラップスさせる。こうして、中実状の光ファイバ母材が得られる。
上記のようにしてガラス管120内にスート121を形成している間、ガス供給装置140においては、ハロゲン含有ガス供給管である第2ガス供給管20の本体部21の表面全体が被覆部22によって被覆されている。すなわち、第2ガス供給管20の本体部21の少なくとも下流側端部21aの表面全体が被覆部22によって被覆されている。このため、ガスとしてハロゲン含有ガスを第2ガス供給管20に供給する場合に、第2ガス供給管20の下流側端部21aに反応生成物が堆積されることを抑制するべく、本体部21の下流側端部21aを第2加熱装置160により高温に加熱していても、ハロゲン含有ガスと本体部21の下流側端部21aとの反応が抑制される。このため、第2ガス供給管20の腐食が抑制される。
また、ガス供給装置140においては、ハロゲン含有ガス供給管である第3ガス供給管30の本体部31の表面全体も被覆部32によって被覆されている。すなわち、第3ガス供給管30の本体部31の少なくとも下流側端部31aの表面全体が被覆部32によって被覆されている。このため、ガスとしてハロゲン含有ガスを第3ガス供給管30に供給する場合に、第3ガス供給管30の下流側端部31aに反応生成物が堆積されることを抑制するべく、本体部31の下流側端部31aを第2加熱装置160により高温に加熱しても、ハロゲン含有ガスと本体部31の下流側端部31aとの反応が抑制される。このため、第3ガス供給管30の腐食が抑制される。
従って、ガス供給装置140を用いて、光ファイバ母材の形成に用いるガラス管120内にスート121を形成している間、第2ガス供給管20及び第3ガス供給管30の腐食に起因して発生する物質が不純物としてスート121中に混入することが抑制される。従って、光ファイバ母材製造装置100によれば、不純物の少ない光ファイバ母材を形成することができる。
また、光ファイバ母材製造装置100においては、ハロゲン含有ガス供給管である第2ガス供給管20がヒータ40により加熱される。このため、温度の低下により液化又は固化(昇華)しやすいハロゲン含有ガスとしてのハロゲン化金属がヒータ40によって第2ガス供給管20を介して加熱される。従って、ハロゲン含有ガスの液化又は固化(昇華)が抑制される。
なお、ガラス管120内にスート121を形成した後、ガス供給装置140の第1ガス供給管10の下流側端部、第2ガス供給管20の下流側端部21a、第3ガス供給管30の下流側端部31aにおいてガス同士の反応による反応生成物が堆積している場合には、堆積した反応生成物を消失させることが好ましい。そのために、具体的には以下の処理を行えばよい。
まず第1加熱装置150をガラス管120の長手方向Aに沿って上流側に移動(退避)させ、第1加熱装置150によって、第1ガス供給管10の下流側端部、第2ガス供給管20の下流側端部21a、第3ガス供給管30の下流側端部31aを高温に加熱する。このときの温度は、スート121を形成しているときの第2加熱装置160による加熱温度よりも高い温度(例えば1000℃)とする。
一方、例えば第1ガス供給管10及び第2ガス供給管20を通して不活性ガス(例えばHe)を供給し、第3ガス供給管30を通して酸素ガスを供給する。
すると、反応生成物は酸素と反応して完全燃焼して消失する。その結果、第1ガス供給管10の下流側端部、第2ガス供給管20の下流側端部21a、第3ガス供給管30の下流側端部31aがクリーンな状態とされる。
このように、第1ガス供給管10の下流側端部、第2ガス供給管20の下流側端部21a、第3ガス供給管30の下流側端部31aがクリーンな状態とされた状態で、新たにガラス管120の内側にスート121を形成すると、第1ガス供給管10の下流側端部、第2ガス供給管20の下流側端部21a、第3ガス供給管30の下流側端部31aから、堆積した反応生成物がスート121中に混入することが抑制され、不純物や輝点、泡の少ない光ファイバ母材を製造することができる。
次に、ガス供給装置140における第2ガス供給管20、第1ガス供給管10、第3ガス供給管30、ヒータ40及びヒータ保護管50について詳細に説明する。
(第2ガス供給管)
第2ガス供給管20は、ハロゲン含有ガスとしてのハロゲン化金属を供給するためのものである。
ハロゲン化金属としては、例えばAlCl、AlF、AlBr及びAlIなどのハロゲン化アルミニウム、KClなどのハロゲン化カリウムなどが挙げられる。
本体部21は、ガラスで構成されてもよく、金属で構成されてもよい。ここで、本体部21がガラスで構成されると、第2ガラス供給管20の全体がガラスで構成されることになる。このため、ガスとしてハロゲン含有ガスを、第2ガス供給管20を通して供給する場合に、本体部21の下流側端部21aを高温に加熱しても、ハロゲン含有ガスと第2ガス供給管20との反応がより一層抑制される。このため、第2ガス供給管20の腐食がより一層抑制される。
一方、本体部21が金属で構成されると、第2ガス供給管20の熱伝導性がより向上する。このため、本体部21の下流側端部21aが加熱される際に、第2ガス供給管20に効率よく熱が伝えられる。その結果、第2ガス供給管20を通してハロゲン含有ガスが供給される際、ハロゲン含有ガスの液化又は固化(昇華)をより抑制できる。
上記金属としては、例えばステンレス及びハステロイ(登録商標)などが挙げられる。中でも、ハステロイが好ましい。この場合、第2ガス供給管20は、より高い耐食性を有することが可能となる。
本体部21の厚さは特に制限されるものではないが、0.1〜5mmであることが好ましい。この場合、本体部21の厚さが0.1mm未満である場合に比べて、第2ガス供給管20の機械的強度がより向上する。一方、本体部21の厚さが5mmを超える場合に比べて、第2ガス供給管20をより軽量化できるとともに、第2ガス供給管20がより加熱されやすくなる。
被覆部22の厚さは特に制限されるものではないが、0.1〜20μmであることが好ましい。この場合、被覆部22の厚さが0.1μm未満である場合に比べて、本体部21が金属で構成されても本体部21の腐食がより抑制される。一方、被覆部22の厚さが20μmを超える場合に比べて、第2ガス供給管20をより軽量化できるとともに、第2ガス供給管20がより加熱されやすくなり、また被覆部22の剥離を抑制することができる。
(第1ガス供給管)
第1ガス供給管10は、希土類元素含有化合物ガスを供給するためのものである。
希土類元素含有化合物ガスとしては、例えばRe(DPM)などのβ−ジケトン金属錯体が挙げられる。ここで、Reは希土類元素であり、Reとしては、Yb、Nd及びErなどが挙げられる。DPMはC1119である。希土類元素含有化合物は通常、常温(25℃)で固体である。
希土類元素含有化合物ガスはそれ自体腐食性を有するものではない。しかし、第1ガス供給管10は、ハロゲン含有ガス供給管である第2ガス供給管20によって包囲されているため、ハロゲン含有ガスが第1ガス供給管10に接触する。このため、第1ガス供給管10は、第2ガス供給管20と同一の構成を有することが好ましい。すなわち、第1ガス供給管10も、第2本体部と、第2本体部の表面全体を被覆する第2被覆部とを有し、第2被覆部がガラスで構成されることが好ましい。この場合、次の利点が得られる。すなわち、この場合、ハロゲン非含有ガス供給管である第1ガス供給管10が、第2ガス供給管20と同一の構成を有していると、第2本体部のうち少なくとも下流側端部が第2被覆部によって被覆されるため、第2本体部の下流側端部が第1加熱装置150又は第2加熱装置160によって高温に加熱されても、第2本体部の下流側端部とハロゲン含有ガスとの反応による第2本体部の下流側端部の腐食が抑制される。このため、第1ガス供給管10の腐食が抑制される。従って、ガス供給装置140を用いて、光ファイバ母材の形成時にガラス管120内にスート121を形成するべくガスを供給する際に、ハロゲン非含有ガス供給管である第1ガス供給管10の腐食に起因して発生する物質を不純物としてスート121中に混入させることを抑制することができる。
なお、第1ガス供給管10の本体部及び被覆部を構成する材料、本体部及び被覆部の厚さは第2ガス供給管20と同様でよい。
(第3ガス供給管)
第3ガス供給管30は、ハロゲン含有ガスとして、スート121の主成分を形成するガスなどを供給するためのものである。
スート121の主成分を形成するガスとしては、例えばSiCl及びGeCl等が挙げられる。
なお、第3ガス供給管30の本体部31及び被覆部32を構成する材料、本体部31及び被覆部32の厚さは第2ガス供給管20と同様でよい。
(ヒータ)
ヒータ40は、第1ガス供給管10の長さ方向に沿って延びている。ヒータ40としては、例えば抵抗加熱方式のヒータが用いられる。ヒータ40としては、金属体に電圧を印加可能にしたヒータ、又は、セラミック内に電熱線を埋設したヒータなどを用いることができる。
上記金属体としては、例えばステンレスなどが挙げられる。セラミックとしては、例えばアルミナなどが挙げられる。
なお、ヒータ40の先端は、第1ガス供給管10の下流側端部、第2ガス供給管20の下流側端部21a、第3ガス供給管30の下流側端部31aの各端面から、ガスの上流側(スート121と反対側)に向かって離間していることが好ましい。この場合、第1ガス供給管10の下流側端部、第2ガス供給管20の下流側端部21a、第3ガス供給管30の下流側端部31aが、堆積した反応生成物を完全燃焼させるべく、第2加熱装置160によって加熱される場合であっても、第2加熱装置160の加熱によって過度に高温になることを抑制でき、ヒータ40における断線を抑制することができる。
(ヒータ保護管)
ヒータ保護管50は、ヒータ40を収容しハロゲン含有ガスから保護するためのものである。このため、第2ガス供給管20及び第3ガス供給管30から供給されるハロゲン含有ガスが第1ガス供給管10内に侵入しても、ヒータ40がヒータ保護管50によってハロゲン含有ガスから保護される。
ヒータ保護管50は、ハロゲン含有ガスとヒータ40との反応によるヒータ40の腐食を抑制できる材料で構成されればよく、このような材料としては、例えばガラス、ステンレス及びハステロイ(登録商標)などが挙げられる。中でも、ガラスが好ましい。この場合、ヒータ保護管50がハロゲン含有ガスによって腐食されないため、ヒータ保護管50の腐食に起因する物質が不純物としてスート121に混入することを抑制することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されない。例えば上記実施形態では、ガス供給装置140は、3本の第1ガス供給管10,第2ガス供給管20及び第3ガス供給管30を有しているが、ガス供給管の本数は、複数本であればよいため、3本に限らず、必要に応じて、2本であってもよく、4本以上であってもよい。
また、上記実施形態では、第2ガス供給管20において、本体部21の表面全体が被覆部22によって被覆されているが、図5に示すように、本体部21の下流側端部21aの表面全体のみが被覆部22によって被覆されていてもよい。この場合、本体部21の下流側端部21a以外の部分は、本体部21が被覆部22で被覆されず、露出された状態となる。ここで、本体部21の下流側端部21aの長さは、第1加熱装置150によって加熱される際に高温状態となる範囲を考慮して決められるが、通常は、第2ガス供給管20の長さの0.5倍以下であればよい。但し、本体部21の腐食を抑制する観点からは、本体部21の下流側端部21aの長さは、第2ガス供給管20の長さの0.011倍以上であることが好ましい。この場合、第1ガス供給管10及び第3ガス供給管30も、第2ガス供給管20と同様の構成を有していてもよい。
また、上記実施形態では、第1ガス供給管10、第2ガス供給管20及び第3ガス供給管30が互いに同心状に配置されているが、第1ガス供給管10、第2ガス供給管20及び第3ガス供給管30は必ずしも同心状に配置されている必要はない。例えば図6に示すガス供給装置240のように、第1ガス供給管10、第2ガス供給管20及び第3ガス供給管30が並列に配置されていてもよい。ここで、第1ガス供給管10、第2ガス供給管20及び第3ガス供給管30がヒータ40を包囲するように配置されてもよいが、図6に示すように、ヒータ40が、第1ガス供給管10、第2ガス供給管20及び第3ガス供給管30を包囲するように配置されていてもよい。この場合、ヒータ40の先端は、第1ガス供給管10の下流側端部、第2ガス供給管20の下流側端部21a、第3ガス供給管30の下流側端部31aの各端面から、ガスの上流側(スート121と反対側)に向かって離間していることが好ましい。この場合、第1ガス供給管10の下流側端部、第2ガス供給管20の下流側端部21a、第3ガス供給管30の下流側端部31aが、堆積した反応生成物を完全燃焼させるべく、第2加熱装置160によって加熱される場合であっても、第2加熱装置160の加熱によって過度に高温になることを抑制でき、ヒータ40における断線を抑制することができる。
10…第1ガス供給管(ハロゲン非含有ガス供給管)
20…第2ガス供給管(ハロゲン含有ガス供給管)
21…本体部
21a…下流側端部
22…被覆部
30…第3ガス供給管(ハロゲン含有ガス供給管)
31…本体部
31a…下流側端部
32…被覆部
40…ヒータ
100…光ファイバ母材製造装置
120…ガラス管
121…スート
130…ガラス管保持装置
131、133…旋盤支柱(ガラス管保持装置)
132,134…チャック(ガラス管保持装置)
140,240…ガス供給装置
150…第1加熱装置
160…第2加熱装置

Claims (7)

  1. ハロゲン含有ガスを供給可能なガス供給管であって、
    本体部と、
    前記本体部のうち少なくとも前記ハロゲン含有ガスの下流側端部の表面全体を被覆する被覆部とを備え、
    前記被覆部がガラスで構成されている、ガス供給管。
  2. 前記本体部が金属で構成されている、請求項1に記載のガス供給管。
  3. 前記被覆部が、前記本体部の表面全体を被覆しており、
    前記本体部がガラスで構成されている、請求項1又は2に記載のガス供給管。
  4. 光ファイバ母材の形成に用いるガラス管内にスートを形成するためのガスを供給可能なガス供給装置であって、
    前記ガスを供給可能な複数本のガス供給管を備え、
    前記複数本のガス供給管が、少なくとも1本のハロゲン含有ガス供給管を有し、
    前記ハロゲン含有ガス供給管が、請求項1〜3のいずれか一項に記載のガス供給管で構成されている、ガス供給装置。
  5. 前記少なくとも1本のハロゲン含有ガス供給管を加熱することが可能なヒータをさらに備える、請求項4に記載のガス供給装置。
  6. 前記複数本のガス供給管が、少なくとも1本のハロゲン非含有ガス供給管をさらに有し、
    前記ハロゲン非含有ガス供給管が、
    第2本体部と、
    前記第2本体部のうち少なくとも前記ハロゲン非含有ガスの下流側端部の表面全体を被覆する第2被覆部とを備え、
    前記第2被覆部がガラスで構成されている、請求項4又は5に記載のガス供給装置。
  7. 光ファイバ母材を製造する光ファイバ母材製造装置であって、
    前記光ファイバ母材の形成に用いるガラス管を回転可能に保持することが可能なガラス管保持装置と、
    前記ガラス管内に、スートを形成するためのガスを供給可能なガス供給装置と、
    第1加熱装置と、
    第2加熱装置とを備え、
    前記ガス供給装置が、請求項4〜6のいずれか一項に記載のガス供給装置で構成され、
    前記第1加熱装置が、前記ガラス管を加熱することが可能となっており、
    前記第2加熱装置が、前記ガス供給装置の前記複数本のガス供給管の下流側端部を加熱することが可能となっている、光ファイバ母材製造装置。
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