JP2021151682A - エアシリンダ型打撃工具およびハンマー打撃装置 - Google Patents
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Abstract
Description
ところが、この打撃工具を使用後に保管する際に、該打撃工具を吊り下げると、ハンマー体が急激に降動する場合があった。そのため、例えば、打撃工具の直下に別の部材を置いた場合や、別の部材の直上に該打撃工具を保管した場合などでは、ハンマー体の急激な降下によって該別の部材を傷付けてしまう虞があった。
同様に、前述したように載置台の上方に打撃工具を配設した構成では、該打撃工具の使用後にハンマー体が急激に降下することにより、該載置台を傷つけてしまう虞があった。また、場合によっては載置台とハンマー体との間に手指を挟むおそれもあり、安全上、改善が求められていた。
さらに、シリンダ内部の下部内空域には、バネ部材が配設されていることから、前記保管の際に降下するハンマー体の降下速度を抑えることができ、該ハンマー体の急激な降下の抑制に寄与する。
したがって、本発明の構成によれば、使用後にハンマー体の打撃部を下向きにして保管する際に、該ハンマー体の急激な降下を防ぐことができるから、該保管位置の下方に別部材を置いた場合にも、該ハンマー体との衝突によって当該別部材を傷付けてしまうことや手指を挟んでしまうことを防止でき、安全性能が向上する。
また、本発明のハンマー打撃装置によれば、使用後にハンマー体の急激な降下を抑制できることから、該ハンマー体との衝突により載置台を傷付けてしまうことを抑制できる。さらに、ハンマー体の振動がエアシリンダ型打撃工具を支持する支持部材に伝わることを抑制できると共に、使用中の騒音を低減できる。
本実施例のエアシリンダ型打撃工具1は、図1,2に示すように、円筒状のシリンダ11と、該シリンダ11の長手方向(上下方向)に沿って摺動するハンマー体12と、該シリンダ11の内部に圧縮空気を流入させる操作ハンドル13と、該圧縮空気を後述の上部内空域21aと下部内空域21bとの一方へ送出する圧力弁機構14とを備えたものである。
尚、第一通気孔31aは、前記内部空域21を上下方向に摺動する前記ハンマー体12の摺動部41が移動下限位置(図8参照)にある状態で、該摺動部41よりも下方となる部位に設けられている。
尚、こうした圧力弁機構14は、従来から公知のものを適用できることから、詳細につては省略する。
尚、本実施例にあって、前記移動下限位置は、摺動部41が移動できる最下限位置であり、前述した圧縮空気の流入により摺動部41が上下に往復移動する際における下限位置(図5(A)参照)に比して下方にある。同様に、前記移動上限位置は、摺動部41が移動できる最上限位置であり、前述した圧縮空気の流入により往復移動する際における上限位置(図4(A)参照)に比して上方にある。すなわち、前記圧縮空気の流入時に、摺動部41は、移動下限位置と移動上限位置との間で、該移動下限位置と移動上限位置との間隔よりも狭い所定ストロークによって上下方向に往復移動する。こうしたストロークは、圧縮空気の流量や内部空域21の容積などにより定められる。
図3に示すように、ハンマー打撃装置81は、前記エアシリンダ型打撃工具1のハンマー体12により打撃される打撃対象物(図示せず)を載置する載置台82と、該載置台82の上方位置に該エアシリンダ型打撃工具1を固定する固定支持部材83とを備える。
エアシリンダ型打撃工具1のエア供給口23には、圧縮空気を供給するコンプレッサー等のエア供給装置(図示せず)が接続される。そして、このエア供給口23に圧縮空気が供給される状態で、図4に示すように、操作ハンドル13が操作されて、エア流路25が開放状態となると、該エア流路25から圧力弁機構14を介して圧縮空気がシリンダ11の上部内空域21aに流入される。このようにエア流路25の開放状態では、前述したように圧力弁機構14が前記上部流入状態と下部流入状態とに繰り返し変換されることにより、ハンマー体12が上下に繰り返し往復移動する(図4,5参照)。
この後、図8に示すように、ハンマー体12の摺動部41が前記移動下限位置となるに伴って、該ハンマー体12の打撃部43が載置台82の上面82aに当接する。そしてことき、コイルバネ61は弾縮状態となり、該コイルバネ61によってハンマー体12が下から支持された状態となる。これにより、ハンマー体12の降下が停止し、この状態で保持される。
かかる比較例の構成にあっても、実施例と同様に、操作ハンドルの操作により圧縮空気を流入することにより、ハンマー体を上下に往復移動させて、打撃対象物を繰り返し打撃することができる。そして、圧縮空気の供給停止により、ハンマー体の摺動部がシリンダの内部空域の上端寄り位置で停止した場合には、前記実施例と同様に、ハンマー体の打撃部が載置台の上面から上方に離間した位置で停止する。この作動停止状態では、シリンダの上部内空域と下部内空域とが圧力弁機構を介して閉鎖回路を構成することから、ハンマー体が前記停止位置で一時的に停留するものの、該ハンマー体が自重により徐々に降下して下部内空域および胴側室の内圧が増加する。そして、下部内空域21bおよび胴側室30の内圧が圧力弁機構を作動させる圧力に達すると、下部内空域21bから上部内空域21aへ空気が流れ、該下部内空域21bの減圧と上部内空域21aの増圧とが急激に進む。これにより、ハンマー体が急速降下して、該ハンマー体の打撃部が載置台の上面に衝突する。このため、載置台の上面が傷付く虞があると共に、作動停止後に載置台に部材を置いていた場合に当該部材が傷付いてしまう。
例えば、シリンダ11の上部内空域21aにコイルバネを配設しない構成とすることもできる。また、上部内空域21aと下部内空域21bとに夫々配設するコイルバネ61,62に代えて、板バネ等を配設した構成することも可能である。
11 シリンダ
12 ハンマー体
13 操作手段
14 圧力弁機構
41 摺動部
42 杆部
43 打撃部
61 コイルバネ
81 ハンマー打撃装置
82 載置台
Claims (2)
- シリンダと、
前記シリンダの内部に上下方向に摺動可能に配設されて、該シリンダの内部を上部内空域と下部内空域とに区画する摺動部と、該摺動部から下方へ突成されて、該シリンダの下端部に下方開口された摺動孔を介して下方へ突出された杆部と、該杆部の下端部に設けられた打撃部とが一体化されたハンマー体と、
前記シリンダの内部に圧縮空気を流入可能な作動状態と該圧縮空気を流入不能な停止状態とに変換する操作手段と、
前記操作手段による作動状態で、前記圧縮空気の流入により前記シリンダの上部内空域と下部内空域との各内圧を交互に増減させて、前記摺動部を上下方向に繰り返し往復移動させる圧力変換手段と
を備えたエアシリンダ型打撃工具において、
前記シリンダの下部内空域に、前記ハンマー体の摺動部に弾接した状態で前記ハンマー体を支持可能なバネ部材が配設されると共に、
前記シリンダに、前記下部内空域と外部とを連通させる細孔部が設けられていることを特徴とするエアシリンダ型打撃工具。 - 請求項1に記載のエアシリンダ型打撃工具と、
該エアシリンダ型打撃工具の下方に配設され、上下方向に往復移動するハンマー体の打撃部によって打ちつけられる打撃対象物が載置される載置台と
を備えたハンマー打撃装置であって、
前記エアシリンダ型打撃工具は、操作手段による停止状態で、前記ハンマー体の打撃部が前記載置台の上面に当接され、かつ、前記バネ部材が弾縮状態で前記ハンマー体の摺動部に弾接するように、設けられたものであることを特徴とするハンマー打撃装置。
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