JP2021151217A - センサ装置、及び、センサユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】センサ装置及びセンサユニットにおいて、センサの設置の自由度を高める。【解決手段】センサ装置1は、施設園芸用温室に用いられるセンサ装置であり、主ケーシング10と、1つ以上のセンサユニットの一例である、日射センサユニット20、二酸化炭素センサユニット30、及び温湿度センサユニット40とを備える。各センサユニット20,30,40は、環境情報の一例である、日射量、二酸化炭素濃度、又は温湿度を検知する日射センサ23、二酸化炭素センサ33、又は温湿度センサ43と、各センサ23,33,43の出力信号を処理する制御部24,34,44と、各センサ23,33,43及び制御部24,34,44を収容する副ケーシングの一例であるカバー21,31,41及びベース部22,32,42とを有する。主ケーシング10は、各センサユニット20,30,40を着脱自在に収容する。【選択図】図2

Description

本発明は、施設園芸用温室に用いられるセンサ装置、及び、このセンサ装置に着脱自在に収容されるセンサユニットに関する。
従来、湿度センサを収容する主ケーシングと、この主ケーシングの底面中心から吊り下げられて、二酸化炭素を測定する二酸化炭素センサを内部に保有する副ケーシングとを備える農業ハウス用センサ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第6463866号公報
ところで、施設園芸用温室においては、温湿度、二酸化炭素濃度、日射量などの環境情報を検知するために、例えば、温湿度を検知する温湿度センサ、二酸化炭素を検知する二酸化炭素センサ、日射量を検知する日射センサなどのそれぞれが配置される。これらの複数のセンサは、単一の装置に配置されることによって、設置や移動の手間が軽減される。一方、各センサが個別の装置として配置されている場合、各センサを、作物や花卉の成長などに合わせた、それぞれが配置されるべき位置に独立して配置することが可能となる。
本発明の目的は、センサの設置の自由度を高めることができるセンサ装置及びセンサユニットを提供することである。
1つの態様では、センサ装置は、施設園芸用温室に用いられるセンサ装置であって、環境情報を検知するセンサと、当該センサの出力信号を処理する制御部と、前記センサ及び前記制御部を収容する副ケーシングとを有する1つ以上のセンサユニットと、前記1つ以上のセンサユニットを着脱自在に収容する主ケーシングとを備える。
他の1つの態様では、センサユニットは、施設園芸用温室に用いられるセンサ装置のセンサユニットであって、環境情報を検知するセンサと、当該センサの出力信号を処理する制御部と、前記センサ及び前記制御部を収容する副ケーシングとを有し、前記センサ装置の主ケーシングに着脱自在に収容される。
前記態様によれば、センサの設置の自由度を高めることができる。
本発明の一実施の形態に係るセンサ装置を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るセンサ装置を示す分解斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るセンサ装置の制御構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態における主ケーシングの第1カバーを示す背面図である。 本発明の一実施の形態における主ケーシングの第2カバーを示す正面図である。 本発明の一実施の形態における日射センサユニットのカバーを示す(a)背面図、(b)左側面図、(c)正面図、及び(d)右側面図である。 本発明の一実施の形態における日射センサユニットのベース部を示す(a)背面図、(b)左側面図、(c)正面図、及び(d)右側面図である。 本発明の一実施の形態における二酸化炭素センサユニットのカバーを示す(a)背面図、(b)左側面図、(c)正面図、及び(d)右側面図である。 本発明の一実施の形態における二酸化炭素センサユニットのベース部を示す(a)背面図、(b)左側面図、(c)正面図、及び(d)右側面図である。 本発明の一実施の形態における温湿度センサユニットのカバーを示す(a)背面図、(b)左側面図、(c)正面図、及び(d)右側面図である。 本発明の一実施の形態における温湿度センサユニットのベース部を示す(a)背面図、(b)左側面図、(c)正面図、及び(d)右側面図である。 本発明の一実施の形態におけるセンサカバーをカバーの内部から上方に取り出した状態の日射センサユニットを示す分解斜視図である。 本発明の一実施の形態における二酸化炭素センサユニットを示す背面斜視図である。 本発明の一実施の形態における温湿度センサユニットを示す右側面図である。 本発明の一実施の形態における温湿度センサユニットを示す背面斜視図である。 図14のXVI‐XVI断面図である。 本発明の一実施の形態における温湿度センサユニットの温湿度センサの取付けを説明するための斜視図である。 本発明の一実施の形態における温湿度センサユニットのベース部上部を示す底面図である。 本発明の一実施の形態における温湿度センサユニットのベース部下部を示す平面図である。
以下、本発明の一実施の形態に係るセンサ装置及びセンサユニットについて、センサ装置1、並びに日射センサユニット20、二酸化炭素センサユニット30、及び温湿度センサユニット40を例として、図面を参照しながら説明する。
図1、図2、及び図3は、センサ装置1を示す斜視図、分解斜視図、及び制御構成を示すブロック図である。
なお、図1及び図2並びに後述する図4〜図19に示す上下方向は、例えば鉛直方向であり、前後方向及び左右方向は、例えば水平方向である。
図1〜図3に示すセンサ装置1は、主ケーシング10と、日射センサユニット20と、二酸化炭素センサユニット30と、温湿度センサユニット40とを備える。なお、センサ装置1は、例えばビニルハウス、ガラス温室などである施設園芸用温室に用いられる。この施設園芸用温室は、野菜、果物などの作物及び花卉を栽培するためのものである。
まず、主ケーシング10について説明する。
図4は、主ケーシング10の第1カバー11を示す背面図である。
図5は、主ケーシング10の第2カバー12を示す正面図である。
図2に示すように、主ケーシング10は、第1カバー11と、この第1カバー11に対して上下方向にスライドして上方から着脱される第2カバー12とを有し、円筒形状を呈する。なお、主ケーシング10の上面周縁は、下方に向かって丸みを帯びた形状を呈しているため、上面から内部に水が入りにくい。
主ケーシング10は、日射センサユニット20、二酸化炭素センサユニット30、及び温湿度センサユニット40を着脱自在に収容する。なお、各センサユニット20,30,40は、工具などを用いずに、例えば、嵌め込みによる装着及び取り出しが行われることによって、主ケーシング10に対して着脱自在であるとよい。
各センサユニット20,30,40は、1つ以上のセンサユニットの一例であり、上から、日射センサユニット20、二酸化炭素センサユニット30、温湿度センサユニット40の順に、前方に主ケーシング10に挿入される。このように、各センサユニット20,30,40の挿入方向(前方)は、第2カバー12のスライド方向(上下方向)に直交する。なお、主ケーシング10は、単一のセンサユニットのみを着脱自在に収容可能なものであってもよい。また、主ケーシング10は、複数のセンサユニットを収容するものであって、且つ単一のセンサユニットのみを着脱自在に収容するもの、すなわち、一部のセンサユニットが着脱不能に収容されるものであってもよい。
図2に示すように、第1カバー11は、左右一対の嵌め込み用凸部11aと、4つの紐通し孔11bと、日射取込み孔11cと、複数の通気孔11dと、左右一対の嵌め込み用孔11eとを有する。また、図4に示すように、第1カバー11は、左右一対の仕切り11fと、左右一対の仕切り11gとを有する。なお、第1カバー11は、半円筒形状を呈し、一体成形により形成されているとよい。
左右一対の嵌め込み用凸部11aは、第1カバー11の上面後端から上方に突出するように設けられている。左右一対の嵌め込み用凸部11aは、後述する第2カバー12の左右一対の嵌め込み用孔12bに挿入される。
図1及び図2に示す4つの紐通し孔11bは、第1カバー11の上面において、前側の左右2箇所と後側の左右2箇所とに設けられている。紐通し孔11bは、センサ装置1の吊り下げ用の図示しない紐を通すためのものであり、例えば、2本の紐のうち1本の紐が、左前の紐通し孔11bと左後ろの紐通し孔11bとに通され、残りの1本の紐が、右前の紐通し孔11bと右後ろの紐通し孔11bとに通される。或いは、2本の紐のうち1本の紐が、左前の紐通し孔11bと右後ろの紐通し孔11bとに通され、残りの1本の紐が、右前の紐通し孔11bと左後ろの紐通し孔11bとに通される。
日射取込み孔11cは、後述する日射センサユニット20の日射センサ23へ日射を取込むために、第1カバー11の上面において前側の左右中央に設けられている。
複数の通気孔11dは、第1カバー11の正面の上部と下部とのそれぞれにおいて、上下に並ぶように複数設けられ、左右方向に延びる。
図2に右側のみ示す左右一対の嵌め込み用孔11eは、第1カバー11の底面の後部に設けられ、後述する第2カバー12の左右一対の嵌め込み用凸部12eが挿入される。なお、第1カバー11と第2カバー12とは、上述の左右一対の嵌め込み用凸部11aが左右一対の嵌め込み用孔12bに挿入されること、及び左右一対の嵌め込み用凸部12eが左右一対の嵌め込み用孔11eに挿入されることによる嵌め込みによって、着脱自在に固定される。
図4に示すように、左右一対の仕切り11fは、主ケーシング10に収容される日射センサユニット20と二酸化炭素センサユニット30とを仕切るように第1カバー11の内部の左右両端に設けられている。
また、左右一対の仕切り11gは、主ケーシング10に収容される二酸化炭素センサユニット30と温湿度センサユニット40とを仕切るように第1カバー11の内部の左右両端に設けられている。
図2及び図5に示すように、第2カバー12は、膨出部12aと、左右一対の嵌め込み用孔12bと、切り欠き12cと、左右一対の突起12dと、左右一対の嵌め込み用凸部12eとを有し、半円筒形状を呈する。
膨出部12aは、第1カバー11とは反対側(後ろ側)に向かって膨出するように設けられている。膨出部12aは、図5に示す内部空間12a−1に、各センサユニット20,30,40に接続された図示しないケーブルを収容する。このケーブルは、例えば、電源供給及びセンサーデータを収集する制御盤などに接続される。
図1及び図2に示す左右一対の嵌め込み用孔12bは、第2カバー12の上面に設けられ、上述のように、左右一対の嵌め込み用凸部11aが挿入される。
図5に示す切り欠き12cは、第2カバー12の下端における左右中央に設けられている。切り欠き12cは、膨出部12aに位置する第1部分12c−1と、最も左右方向における幅が広い第2部分12c−2と、下端の第3部分12c−3とを含み、これらが連続して設けられている。
切り欠き12cは、第1部分12c−1において膨出部12aに亘って設けられることで、各センサユニット20,30,40に接続された上記のケーブルを外部に延出させる。また、切り欠き12c(第2部分12c−2)は、後述する温湿度センサユニット40の背面通気孔41fに対向する位置に設けられている。
図5に示すように、左右一対の突起12dは、第2カバー12の内部において、内部空間12a−1を挟んだ左右両側に設けられ、上下方向に延びる。左右一対の突起12dは、第2カバー12の上下方向におけるスライド時に、各センサユニット20,30,40の後述する図12、図13、及び図15に示す溝21d−1,31d−1,41d−1に挿入される。これにより、各センサユニット20,30,40が主ケーシング10に固定される。
左右一対の嵌め込み用凸部12eは、第2カバー12の底面から下方に突出するように設けられ、上述のように、第1カバー11の左右一対の嵌め込み用孔11eに挿入される。
次に、日射センサユニット20について説明する。
図6は、日射センサユニット20のカバー21を示す(a)背面図、(b)左側面図、(c)正面図、及び(d)右側面図である。
図7は、日射センサユニット20のベース部22を示す(a)背面図、(b)左側面図、(c)正面図、及び(d)右側面図である。
図12は、センサカバー25をカバー21の内部から上方に取り出した状態の日射センサユニット20を示す分解斜視図である。
図12に示すように、日射センサユニット20は、カバー21と、ベース部22と、センサカバー25とを有する。また、図3に示すように、日射センサユニット20は、日射センサ23と、制御部24とを有する。なお、カバー21及びベース部22は、図3に示す日射センサ23及び制御部24を収容する副ケーシングの一例であり、例えば樹脂成形によって形成されている。
図6及び図12に示すカバー21は、左右一対の嵌め込み用孔21aと、複数の通気孔21bと、4つの紐通し孔21cと、ガイド突起21dと、切り欠き21eと、日射取込み孔21fとを有する。また、カバー21は、下部が開口する円筒形状を呈する。
図6(b)及び(d)並びに図12に示すように、左右一対の嵌め込み用孔21aは、カバー21の左右側面の下部に設けられている。左右一対の嵌め込み用孔21aには、後述するベース部22の左右一対の嵌め込み用凸部22aが挿入される。このように、カバー21とベース部22とは、嵌め込みによって固定される。
図6(c)及び図12に示すように、複数の通気孔21bは、カバー21の正面上部において左右方向に並ぶように設けられ、上下方向に延びる。なお、複数の通気孔21bが設けられていることによって、日射センサユニット20内で結露が生じるのが抑制される。
図6及び図12に示す4つの紐通し孔21cは、カバー21の側面上端において、左前、左後ろ、右前、及び右後ろに設けられている。左前の紐通し孔21cは、前側及び左側に開口し、左後ろの紐通し孔21cは、後ろ側及び左側に開口し、右前の紐通し孔21cは、前側及び右側に開口し、右後ろの紐通し孔21cは、後ろ側及び右側に開口する。
4つの紐通し孔21cは、日射センサユニット20の吊り下げ用の図示しない紐を通すためのものであり、例えば、4つの紐通し孔21cのそれぞれに異なる紐が通されるか或いは2つの紐通し孔21cごとに1本の紐が通される。
図6(a)、(b)、及び(d)、並びに図12に示すように、ガイド突起21dは、カバー21の後方に突出する。図6(a)に示すように、ガイド突起21dは、背面視において下向きのU字形状を呈する。ガイド突起21dの左右両端には、上下方向に延びる溝21d−1が設けられている。この溝21d−1には、上述のように、主ケーシング10の第2カバー12の上下方向におけるスライド時に、第2カバー12の左右一対の突起12dが挿入される。
図6(a)に示すように、切り欠き21eは、背面の左右中央における下端に設けられている。この切り欠き21eは、下部よりも上部で左右方向における幅が狭く、下部には図7(a)に示すベース部22の一部が挿入される。切り欠き21eの上部は、日射センサユニット20の制御部24に接続された上記のケーブルを外部に延出させる。
図12に示す日射取込み孔21fは、後述するセンサカバー25を介して日射を日射センサ23へ取込むために、カバー21の上面において前側の左右中央に設けられている。
図7及び図12に示すベース部22は、左右一対の嵌め込み用凸部22aと、左右一対の排水用孔22bとを有する。また、図12に示すように、ベース部22は、上部が開口する円筒形状を呈する。
図7及び図12に示すように、左右一対の嵌め込み用凸部22aは、ベース部22の左右側面の下部から外側に突出するように設けられ、上述のように、カバー21の左右一対の嵌め込み用孔21aに挿入される。
図12に示すように、左右一対の排水用孔22bは、ベース部22の底面の前側において、上下に貫通するように設けられている。排水用孔22bは、例えば、日射取込み孔21fと後述するセンサカバー25との隙間から侵入した水を、日射センサユニット20の下方に排水するために設けられている。
図3に示す日射センサ23は、環境情報の一例である日射量を検知する。
制御部24は、例えば、プロセッサ、メモリなどを有するマイクロコントローラであり、日射センサ23の出力信号を処理する。
図12に示すセンサカバー25は、カバー21の上面の下部に沿うように、カバー21の内部に配置され、一部がカバー21の日射取込み孔21fに挿入される。これにより、センサカバー25と日射取込み孔21fとの間から水や塵埃が侵入するのが抑制される。なお、センサカバー25は、日射センサ23の上部に配置される。
次に、二酸化炭素センサユニット30について説明する。
図8は、二酸化炭素センサユニット30のカバー31を示す(a)背面図、(b)左側面図、(c)正面図、及び(d)右側面図である。
図9は、二酸化炭素センサユニット30のベース部32を示す(a)背面図、(b)左側面図、(c)正面図、及び(d)右側面図である。
図13は、二酸化炭素センサユニット30を示す背面斜視図である。
図13に示すように、二酸化炭素センサユニット30は、カバー31と、ベース部32とを有する。また、図3に示すように、二酸化炭素センサユニット30は、二酸化炭素センサ33と、制御部34とを有する。なお、カバー31及びベース部32は、図3に示す二酸化炭素センサ33及び制御部34を収容する副ケーシングの一例であり、例えば樹脂成形によって形成されている。
図8及び図13に示すカバー31は、左右一対の嵌め込み用孔31aと、複数の通気孔31bと、4つの紐通し孔31cと、ガイド突起31dと、切り欠き31eとを有する。カバー31は、下部が開口する円筒形状を呈する。
図8(b)及び(d)並びに図13に示すように、左右一対の嵌め込み用孔31aは、カバー31の左右側面の下部に設けられている。左右一対の嵌め込み用孔31aには、後述するベース部32の左右一対の嵌め込み用凸部32aが挿入される。このように、カバー31とベース部32とは、嵌め込みによって固定される。
図8(c)及び図13に示すように、複数の通気孔31bは、カバー31の正面上部において、左右方向に3列、上下方向に3列で、計9つ設けられ、円形状を呈する。なお、複数の通気孔31bが設けられていることによって、二酸化炭素センサユニット30内で結露が生じるのが抑制される。
図8及び図13に示す4つの紐通し孔31cは、カバー31の側面上端において、左前、左後ろ、右前、及び右後ろに設けられている。左前の紐通し孔31cは、前側及び左側に開口し、左後ろの紐通し孔31cは、後ろ側及び左側に開口し、右前の紐通し孔31cは、前側及び右側に開口し、右後ろの紐通し孔31cは、後ろ側及び右側に開口する。
4つの紐通し孔31cは、二酸化炭素センサユニット30の吊り下げ用の図示しない紐を通すためのものであり、例えば、4つの紐通し孔31cのそれぞれに異なる紐が通されるか或いは2つの紐通し孔31cごとに1本の紐が通される。
図8(a)、(b)、及び(d)、並びに図13に示すように、ガイド突起31dは、カバー31の後方に突出する。図8(a)に示すように、ガイド突起31dは、背面視において下向きのU字形状を呈する。ガイド突起31dの左右両端には、上下方向に延びる溝31d−1が設けられている。この溝31d−1には、上述のように、主ケーシング10の第2カバー12の上下方向におけるスライド時に、第2カバー12の左右一対の突起12dが挿入される。
図8(a)に示すように、切り欠き31eは、背面の左右中央における下端に設けられている。この切り欠き31eは、下部よりも上部で左右方向における幅が狭く、下部には図9(a)に示すベース部32の一部が挿入される。切り欠き31eの上部は、二酸化炭素センサユニット30の制御部34に接続された上記のケーブルを外部に延出させる。
図9に示すベース部32は、左右一対の嵌め込み用凸部32aを有する。また、ベース部32は、上部が開口する円筒形状を呈する。
図9及び図13に示すように、左右一対の嵌め込み用凸部32aは、ベース部32の左右側面の下部から外側に突出するように設けられ、上述のように、カバー31の左右一対の嵌め込み用孔31aに挿入される。
図3に示す二酸化炭素センサ33は、環境情報の一例である二酸化炭素濃度を検知する。
制御部24は、例えば、プロセッサ、メモリなどを有するマイクロコントローラであり、二酸化炭素センサ33の出力信号を処理する。
次に、温湿度センサユニット40について説明する。
図10は、温湿度センサユニット40のカバー41を示す(a)背面図、(b)左側面図、(c)正面図、及び(d)右側面図である。
図11は、温湿度センサユニット40のベース部42を示す(a)背面図、(b)左側面図、(c)正面図、及び(d)右側面図である。
図14及び図15は、温湿度センサユニット40を示す右側面図及び背面斜視図である。
図16は、図14のXVI‐XVI断面図である。
図17は、温湿度センサユニット40の温湿度センサ43の取付けを説明するための斜視図である。
図18は、温湿度センサユニット40のベース部上部42−1を示す底面図である。
図19は、温湿度センサユニット40のベース部下部42−2を示す平面図である。
温湿度センサユニット40は、図10に示すカバー41と、図11に示すベース部42とを有する。また、図3に示すように、温湿度センサユニット40は、温湿度センサ43と、制御部44と、ファン45とを有する。また、図17に示すように、温湿度センサユニット40は、正面フィルタ46と、背面フィルタ47と、センサ取付け具48とを有する。なお、カバー41及びベース部42は、図3に示す温湿度センサ43及び制御部44を収容する副ケーシングの一例であり、例えば樹脂成形によって形成されている。一例ではあるが、温湿度センサユニット40は、上下方向における高さが80mm、左右方向における幅が84.4mm、前後方向における奥行きが89.9mmであり、1辺100mmの立方体に収まる大きさである。
図10、図14、及び図15に示すカバー41は、左右一対の嵌め込み用孔41aと、複数の正面通気孔41bと、4つの紐通し孔41cと、3つのガイド突起41dと、開口部41eと、複数の背面通気孔41fとを有する。カバー41は、下部が開口する円筒形状を呈する。
図10(b)及び(d)、図14、並びに図15に示すように、左右一対の嵌め込み用孔41aは、カバー41の左右側面の下部に設けられている。左右一対の嵌め込み用孔41aには、後述するベース部42の左右一対の嵌め込み用凸部42aが挿入される。このように、カバー41とベース部42とは、嵌め込みによって固定される。
図10(b)〜(d)及び図14に示すように、複数の正面通気孔41bは、カバー41の正面下部において上下に並ぶように複数設けられ、左右方向に延びる。なお、複数の正面通気孔41bは、後述する図11(c)に示すベース部42の吸気口42bに対向するように設けられている。
図10、図14、及び図15に示す4つの紐通し孔41cは、カバー41の側面上端において、左前、左後ろ、右前、及び右後ろに設けられている。左前の紐通し孔41cは、前側及び左側に開口し、左後ろの紐通し孔41cは、後ろ側及び左側に開口し、右前の紐通し孔41cは、前側及び右側に開口し、右後ろの紐通し孔41cは、後ろ側及び右側に開口する。
4つの紐通し孔41cは、温湿度センサユニット40の吊り下げ用の図示しない紐を通すためのものであり、例えば、4つの紐通し孔41cのそれぞれに異なる紐が通されるか或いは2つの紐通し孔41cごとに1本の紐が通される。
図10(a)、(b)、及び(d)、図14、並びに図15に示すように、3つのガイド突起41dは、カバー41の後方に突出する。図10(a)に示すように、3つのガイド突起41dは、背面視において下向きのU字形状を呈する1つのガイド突起41dと、このガイド突起41dの下方において左右に分離して配置された2つのガイド突起41dとを含む。上記1つのガイド突起41dの左右両端と、上記2つのガイド突起41dのうち左側のガイド突起41dの左端と、上記2つのガイド突起41dのうち右側のガイド突起41dの右端とには、上下方向に延びる溝41d−1が設けられている。この溝41d−1には、上述のように、主ケーシング10の第2カバー12の上下方向におけるスライド時に、第2カバー12の左右一対の突起12dが挿入される。
図10(a)及び図15に示すように、開口部41eは、カバー41の背面のほぼ左右中央に設けられている。この開口部41eは、温湿度センサユニット40の制御部44に接続された上記のケーブルを外部に延出させる。
図10(a)、(b)、及び(d)、並びに図15に示すように、複数の背面通気孔41fは、カバー41の背面下部において上下に並ぶように複数設けられ、左右方向に延びる。なお、複数の背面通気孔41fは、後述する図11(a)に示すベース部42の排気口42cに対向するように設けられている。
図11に示すベース部42は、ベース部上部42−1とベース部下部42−2とに分離可能であり、左右一対の嵌め込み用凸部42aと、吸気口42bと、排気口42cと、第1流路42dと、第2流路42eと、C面取り部42fと、撹拌スペース42gと、左右一対の嵌め込み用凸部42hと、配線用孔42jと、前後一対の取付け用ボス42kとを有する。ベース部上部42−1及びベース部下部42−2のそれぞれは、上部が開口する円筒形状を呈する。
図11(b)及び(d)、図14、並びに図15に示すように、左右一対の嵌め込み用凸部42aは、ベース部下部42−2の左右側面の下部から外側に突出するように設けられ、上述のように、カバー41の左右一対の嵌め込み用孔41aに挿入される。
図11(c)に示すように、吸気口42bは、ベース部下部42−2の正面において、左右方向よりも上下方向に長い矩形状に形成されている。この吸気口42bからは、後述するファン45によってベース部下部42−2の内部に外気が取り込まれる。
図11(a)に示すように、排気口42cは、ベース部下部42−2の背面において、円形状に形成されている。この排気口42cからは、後述するファン45によってベース部下部42−2の内部の空気が排出される。
図16及び図17に示す第1流路42dは、ベース部下部42−2に設けられ、上述の吸気口42b(図16では表れないがベース部42の前側)から排気口42c(図16では表れないがベース部42の後ろ側)に向かう気流方向Dに延びる。なお、第1流路42dは、吸気口42bと同様に、左右方向よりも上下方向に長い矩形断面を有する。
第2流路42eは、第1流路42dに連続して第1流路42dと排気口42cとの間に設けられ、第1流路42dよりも流路が広い。第2流路42eの高さは、第1流路42dの高さと同一であるが、第2流路42eの左右方向における幅は、第1流路42dの左右方向における幅よりも広い。なお、第2流路42eは、排気のためのスペースであり、このスペースが狭いと空気の流量が不足し、温湿度センサ43の検知精度が保てない。一方で、スペースが広いと、温湿度センサユニット40が大型化する。なお、第1流路42dや第2流路42eの左右両側に空気の層を設けることで、カバー41及びベース部42の輻射熱の影響を軽減する構造となっている。
C面取り部42fは、第1流路42dと第2流路42eとの間における右側に位置し、第1流路42dから第2流路42eに向かって流路を徐々に広くする。
撹拌スペース42gは、第1流路42dの第2流路42e側の端部の左側において、第1流路42dに連続して設けられている。第1流路42d及び撹拌スペース42gは、温湿度センサ43に当たった風を撹拌するためのスペースとして機能し、このスペースが狭いと、乱気流の流れが不足し、温湿度センサ43の検知精度を保てない。一方で、スペースが広すぎると乱気流が生まれず、排気側に流れる空気の通り路が出来てしまい、温湿度センサ43にうまく風があたらない。
図18に示すように、左右一対の嵌め込み用凸部42hは、ベース部上部42−1の底面において、左右両端から下方に突出するように設けられている。左右一対の嵌め込み用凸部42hは、図19に示すベース部下部42−2の左右側面の内部側に嵌め込まれる。そのため、ベース部上部42−1とベース部下部42−2とが嵌め込みによって固定される。なお、このようにベース部上部42−1とベース部下部42−2とが固定されることによって、温湿度センサ43を取り付けるためのセンサ取付け具48がベース部上部42−1とベース部下部42−2とによって挟み込まれ、温湿度センサ43の位置を保持することができる。更には、後述するセンサ取付け具48の取付け用ボス42kへの固定を省略すれば、温湿度センサ43を、工具を用いず容易に取り出しや交換を行うことができる。
図18に示す配線用孔42jは、ベース部上部42−1に配置される制御部44と、ベース部下部42−2に配置される温湿度センサ43とを接続する配線を通すための孔であり、ベース部上部42−1の底面の左側において上下に貫通するように設けられている。
図19に示す前後一対の取付け用ボス42kは、第1流路42d及び撹拌スペース42gの左側のスペースに設けられており、温湿度センサ43を取付けるためのセンサ取付け具48が上方から差し込まれることで取り付けられる。
図16に示す温湿度センサ43は、環境情報の一例である温湿度を検知する。温湿度センサ43は、第1流路42dを流れる空気が当たるように配置され、例えばセンサ基板に実装されたセンサ本体(温湿度センサ43の少なくとも一部の一例)の気流方向Dにおける位置がC面取り部42fと重なる。また、温湿度センサ43の右端は、C面取り部42fに接近して配置されている。なお、図16には、C面取り部42fと気流方向Dにおける位置が同一の領域R(一例としては、気流方向Dの幅が3mm)の前端及び後端を計2本の破線で表す。
図3に示す制御部44は、例えば、プロセッサ、メモリなどを有するマイクロコントローラであり、上述のようにベース部上部42−1に配置され、温湿度センサ43の出力信号を処理する。
図17に示すファン45は、ベース部下部42−2に配置され、図11(c)に示す吸気口42bから外気を取り込み、図11(a)に示す排気口42cからベース部下部42−2の内部の空気を排出する。これにより、温湿度センサユニット40がいわゆる通風式の構造となっている。
正面フィルタ46は、図11(c)に示す吸気口42bに配置されている。
背面フィルタ47は、図11(a)に示す排気口42cに配置されている。
センサ取付け具48は、上述のように温湿度センサ43を取付けるために配置されている。
以上説明した本実施の形態では、センサ装置1は、施設園芸用温室に用いられるセンサ装置であり、主ケーシング10と、1つ以上のセンサユニットの一例である、日射センサユニット20、二酸化炭素センサユニット30、及び温湿度センサユニット40とを備える。各センサユニット20,30,40は、環境情報の一例である、日射量、二酸化炭素濃度、又は温湿度を検知する日射センサ23、二酸化炭素センサ33、又は温湿度センサ43と、各センサ23,33,43の出力信号を処理する制御部24,34,44と、各センサ23,33,43及び制御部24,34,44を収容する副ケーシングの一例であるカバー21,31,41及びベース部22,32,42とを有する。主ケーシング10は、各センサユニット20,30,40を着脱自在に収容する。
他の観点では、日射センサユニット20、二酸化炭素センサユニット30、及び温湿度センサユニット40のそれぞれは、施設園芸用温室に用いられるセンサ装置のセンサユニットであり、環境情報の一例である、日射量、二酸化炭素濃度、又は温湿度を検知する日射センサ23、二酸化炭素センサ33、又は温湿度センサ43と、各センサ23,33,43の出力信号を処理する制御部24,34,44と、各センサ23,33,43及び制御部24,34,44を収容する副ケーシングの一例であるカバー21,31,41及びベース部22,32,42とを有する。また、各センサユニット20,30,40は、センサ装置1の主ケーシング10に着脱自在に収容される。
これらのセンサ装置1又は各センサユニット20,30,40の構成によって、各センサユニット20,30,40が主ケーシング10に収容された状態では、例えば吊り下げによる設置や、センサ装置1の移動の手間が軽減される。また、各センサユニット20,30,40が主ケーシング10から取り出された状態では、各センサユニット20,30,40を作物や花卉の成長などに合わせた、それぞれが配置されるべき位置に独立して配置することが可能となる。よって、本実施の形態によれば、環境情報を検知する各センサ23,33,43の設置の自由度を高めることができる。更には、各センサユニット20,30,40が主ケーシング10に着脱自在に収容されていることによって、各センサユニット20,30,40の交換や保守を容易にすることもできる。
また、本実施の形態では、1つ以上のセンサユニット20,30,40は、日射量を検知する日射センサ23を有する日射センサユニット20を含み、主ケーシング10(第1カバー11)の上面には、日射を取込むための日射取込み孔11cが設けられている。これにより、日射センサユニット20が主ケーシング10に収容された状態でも、日射センサユニット20の日射センサ23が日射量を検知することができる。
また、本実施の形態では、各センサユニット20,30,40及び主ケーシング10のそれぞれは、吊り下げ用の紐を通すための紐通し孔11b,21c,31c,41cを有する。これにより、各センサユニット20,30,40が主ケーシング10に収容された状態では、主ケーシング10の紐通し孔11bに通された紐によってセンサ装置1を吊り下げることができ、各センサユニット20,30,40が主ケーシング10から取り出された状態では、各センサユニット20,30,40の紐通し孔21c,31c,41cに通された紐によって各センサユニット20,30,40を吊り下げることができる。したがって、センサ装置1及び各センサユニット20,30,40の位置調整が容易になるとともに、専門的な技能を有しない者でも容易に設置を行うことができる。
また、本実施の形態では、少なくとも1つのセンサユニットの一例である温湿度センサユニット40の副ケーシング(カバー41及びベース部42)は、吸気口42bと、排気口42cと、吸気口42bから排気口42cに向かう気流方向Dに延びる第1流路42dと、この第1流路42dに連続して第1流路42dと排気口42cとの間に設けられ、第1流路42dよりも流路が広い第2流路42eと、第1流路42dと第2流路42eとの間に位置し、第1流路42dから第2流路42eに向かって流路を徐々に広くするC面取り部42fとを有する。また、温湿度センサユニット40の温湿度センサ43は、第1流路42dを流れる空気が当たるように配置され、少なくとも一部の気流方向Dにおける位置がC面取り部42f(領域R)と重なる。これにより、第1流路42dから温湿度センサ43に当たった風が乱気流を生み、C面取り部42fと温湿度センサ43との隙間を通って、狭い第1流路42dから広い第2流路42eを通って空気が流れるため、温湿度センサ43の検知精度を高めることができる。したがって、温湿度センサ43の検知精度を高めるために、大型のファン45を用いて風量を確保するのを回避することができるため、温湿度センサユニット40の小型化(例えば、1辺100mmの立方体に収まる大きさ)を図ることができる。
また、本実施の形態では、主ケーシング10は、第1カバー11と、この第1カバー11に対してスライドして着脱される第2カバー12とを有する。第2カバー12は、例えば左右一対の突起12dを有し、各センサユニット20,30,40の副ケーシング(例えば、カバー21,31,41及びベース部22,32,42)は、第2カバー12のスライド時に突起12dが挿入される溝21d−1,31d−1,41d−1を有し、この溝21d−1,31d−1,41d−1に突起12dが挿入されることによって、主ケーシング10に固定される。これにより、第2カバー12をスライドさせる簡単な構成で、各センサユニット20,30,40を着脱することができるとともに、各センサユニット20,30,40を主ケーシング10内に固定することができる。
また、本実施の形態では、主ケーシング10は、第1カバー11と、この第1カバー11に対してスライドして着脱される第2カバー12とを有する。この第2カバー12は、膨出部12aと、切り欠き12cとを有する。膨出部12aは、第1カバー11とは反対側に向かって膨出し、1つ以上のセンサユニット20,30,40(制御部24,34,44)に接続されたケーブルを内部に収容する。切り欠き12cは、膨出部12aに亘って設けられることでケーブルを外部に延出させる。また、切り欠き12cは、温湿度センサユニット40(少なくとも1つのセンサユニットの一例)の通気孔(背面通気孔41f)に対向する位置に設けられている。これにより、単一の切り欠き12cを設ける簡単構成で、第2カバー12の膨出部12aの内部空間12a−1に収容されたケーブルを延出させることができるとともに、温湿度センサユニット40の背面通気孔41fに対向する通気孔として機能させることができる。
1 センサ装置
10 主ケーシング
11 第1カバー
11a 嵌め込み用凸部
11b 紐通し孔
11c 日射取込み孔
11d 通気孔
11e 嵌め込み用孔
11f,11g 仕切り
12 第2カバー
12a 膨出部
12a−1 内部空間
12b 嵌め込み用孔
12c 切り欠き
12c−1 第1部分
12c−2 第2部分
12c−3 第3部分
12d 突起
12e 嵌め込み用凸部
20 日射センサユニット
21 カバー
21a 嵌め込み用孔
21b 通気孔
21c 紐通し孔
21d ガイド突起
21d−1 溝
21e 切り欠き
21f 日射取込み孔
22 ベース部
22a 嵌め込み用凸部
22b 排水用孔
23 日射センサ
24 制御部
25 センサカバー
30 二酸化炭素センサユニット
31 カバー
31a 嵌め込み用孔
31b 通気孔
31c 紐通し孔
31d ガイド突起
31d−1 溝
31e 切り欠き
32 ベース部
32a 嵌め込み用凸部
33 二酸化炭素センサ
34 制御部
40 温湿度センサユニット
41 カバー
41a 嵌め込み用孔
41b 正面通気孔
41c 紐通し孔
41d ガイド突起
41d−1 溝
41e 開口部
41f 背面通気孔
42 ベース部
42−1 ベース部上部
42−2 ベース部下部
42a 嵌め込み用凸部
42b 吸気口
42c 排気口
42d 第1流路
42e 第2流路
42f C面取り部
42g 撹拌スペース
42h 嵌め込み用凸部
42j 配線用孔
42k 取付け用ボス
43 温湿度センサ
44 制御部
45 ファン
46 正面フィルタ
47 背面フィルタ
48 センサ取付け具
D 気流方向
R 領域

Claims (7)

  1. 施設園芸用温室に用いられるセンサ装置であって、
    環境情報を検知するセンサと、当該センサの出力信号を処理する制御部と、前記センサ及び前記制御部を収容する副ケーシングとを有する1つ以上のセンサユニットと、
    前記1つ以上のセンサユニットを着脱自在に収容する主ケーシングと
    を備えることを特徴とするセンサ装置。
  2. 前記1つ以上のセンサユニットは、前記センサが日射量を検知する日射センサである日射センサユニットを含み、
    前記主ケーシングの上面には、日射を取込むための日射取込み孔が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のセンサ装置。
  3. 前記1つ以上のセンサユニット及び前記主ケーシングのそれぞれは、吊り下げ用の紐を通すための紐通し孔を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のセンサ装置。
  4. 少なくとも1つの前記センサユニットの前記副ケーシングは、吸気口と、排気口と、前記吸気口から前記排気口に向かう気流方向に延びる第1流路と、当該第1流路に連続して当該第1流路と前記排気口との間に設けられ、前記第1流路よりも流路が広い第2流路と、前記第1流路と前記第2流路との間に位置し、前記第1流路から前記第2流路に向かって流路を徐々に広くするC面取り部とを有し、
    前記少なくとも1つのセンサユニットの前記センサは、前記第1流路を流れる空気が当たるように配置され、少なくとも一部の前記気流方向における位置が前記C面取り部と重なる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のセンサ装置。
  5. 前記主ケーシングは、第1カバーと、当該第1カバーに対してスライドして着脱される第2カバーとを有し、
    前記第2カバーは、突起を有し、
    前記1つ以上のセンサユニットの前記副ケーシングは、前記第2カバーのスライド時に前記突起が挿入される溝を有し、当該溝に前記突起が挿入されることによって、前記主ケーシングに固定される
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のセンサ装置。
  6. 前記主ケーシングは、第1カバーと、当該第1カバーに対してスライドして着脱される第2カバーとを有し、
    前記第2カバーは、前記第1カバーとは反対側に向かって膨出し前記1つ以上のセンサユニットに接続されたケーブルを内部に収容する膨出部と、前記膨出部に亘って設けられることで前記ケーブルを外部に延出させるとともに、前記少なくとも1つのセンサユニットの通気孔に対向する位置に設けられた切り欠きとを有する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のセンサ装置。
  7. 施設園芸用温室に用いられるセンサ装置のセンサユニットであって、
    環境情報を検知するセンサと、当該センサの出力信号を処理する制御部と、前記センサ及び前記制御部を収容する副ケーシングとを有し、
    前記センサ装置の主ケーシングに着脱自在に収容される
    ことを特徴とするセンサユニット。
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