JP4826564B2 - 屋外設置装置の冷却構造 - Google Patents

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Description

本発明は、屋外設置装置の冷却構造に関する。
従来より、種々の電子部品をハウジング内部に収容する屋外設置型の装置では、内部環境を制御するための冷却構造を備えている。
例えば、特許文献1には、熱交換器を内蔵した屋外設置装置が開示されている。具体的には、この屋外設置装置では、密閉構造のハウジング内に隔壁を設けることにより、電子部品の収容室と熱交換器の収容室とを隔て、隔壁には内気排気口と内気吸気口を設けている。この場合、電子部品の熱により暖気化された内気を内気排気口を通して熱交換器に導入し、熱交換器を通過した内気を内気吸気口から再び電子部品側に戻して循環させる。また、熱交換器には、ハウジングに形成された外気吸気口から外気を導入し、また、熱交換を終えた外気はハウジング外に排出される。
特開平11−145660号公報
しかしながら、ハウジングの構造や内気の循環経路に起因して、電子機器の冷却にともない熱せられた暖気が、ハウジング内の底部に留まってしまい、これにより、冷却性能が悪化してしまうという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハウジングの底部に熱が溜まり難くすることにより、冷却性能の向上を図ることである。
かかる課題を解決するために、本発明は、内部に電子部品を収容するハウジングと、放熱対象部位と位置的に対応して電子部品の側面部に配設されるヒートシンクと、ヒートシンクに向けて冷却風を送風する第1のファンとを有する。ここで、ヒートシンクは、電子部品の側面部と面的に接触する受熱部と、それぞれが水平方向に延在する複数の板状フィンが受熱部の対向面に並列的に起立した放熱部とで構成される。また、第1のファンは、放熱部を構成する個々の板状フィンの起立方向に沿うように前記板状フィンに向けて冷却風を送風する。また、ハウジングの上部側には、ハウジングの内部の空気を外部へ排出する開口としての排気口が形成される。さらに、排気口は、ハウジング表面に露出しないように、ハウジングの内部方向へ入り込んだ位置に形成される。
また、本発明は、ハウジング内部の空気を外部へ排出する第2のファンをさらに有してもよい。この場合、第2のファンは、ハウジング内部の下方に設けられており、下方から上方への流れを形成することが好ましい。
また、本発明において、ハウジングは、板状フィンの延在方向において対向する側面部が、下方から上方にかけて外側に傾斜して構成されることが好ましい。
さらに、本発明において、電子部品は、熱源を冷却するための、ペルチェ素子を用いた冷却モジュールを側面部の内部に備えていることが望ましい。この場合、ヒートシンクは、冷却モジュールの放熱側と対向するように配設される。また、ハウジング内の排気口の下方には、水の進入を防止する防水板が配置されることが望ましい。
本発明によれば、ヒートシンクによって温められた空気が、下方へと流れ難くなり、上方へとぬけやすくなる。そのため、ハウジングの底部に熱が溜まりにくい構成となるため、冷却性能の向上を図ることができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態にかかるデータ収集装置3が適用される農作物育成支援システム1の全体構成を示すブロック図である。本実施形態にかかる農作物育成支援システム1は、農家の作業者側に設けられる農家側コンピュータ(以下「農家側PC」という)2と、農地に設けられるデータ収集装置3と、集計・解析者側に設けられるサーバ4とを主体に構成されている。この農作物育成支援システム1において、農家側PC2、データ収集装置3およびサーバ4は、インターネット等の電気通信回線5を介して相互に情報通信可能に構成されている。
農家側PC2は、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等の汎用の情報処理装置により構成されている。この農家側PC2は、電気通信回線5を介してデータ収集装置3またはサーバ4が保有する各種情報(具体的には、収集データ)を閲覧またはダウンロードしたり、電気通信回線5を介してデータ収集装置3を遠隔操作したりすることができる。
データ収集装置3は、農作物を育成する農地に設置されており、農作およびこの農地における農作物に関する情報を収集する。このデータ収集装置3は、図示しないアクセスポイントとの間で無線通信を行うことにより、電気通信回線5を介して農家側PC2またはサーバ4との間で情報通信を行うことができる。なお、データ収集装置3の詳細については後述する。
サーバ4は、ワークステーション等の汎用の情報処理装置により構成されている。このサーバは、データ収集装置3が検出した情報を受信したり、受信した情報を農家毎に所定の形式で集計したり、集計した情報を統計処理等の解析手法を利用して解析することにより農地及び農作物にとって最適な育成条件に関する情報を抽出したり、集計した情報または抽出された情報を農家側PC2に送信する機能を実現したりすることができる。
図2は、本実施形態にかかるデータ収集装置3の外観を模式的に示す斜視図である。データ収集装置3は、本体ユニット30を主体に構成されており、この本体ユニット30は、ハウジング30aと、脚部30bとを有している。ハウジング30aは、略四角柱形状を有しており、その内部に情報収集に必要な複数の電子部品を収容する。脚部30bは、ハウジング30aを支持する機能を担っており、その一部分が地中に埋設されている。この脚部30bを介してハウジング30a(本体ユニット30そのもの)が農地に設置される。
このような構成の本体ユニット30には、農地およびこの農地における農作物の情報を検出する検出手段が接続されている。検出手段としては、例えば、温湿度センサ32およびカメラユニット40が挙げられる。
温湿度センサ32は、温度および湿度を検出するセンサであり、白金測温抵抗体型(温度)および静電容量式高分子ポリマー型(湿度)などを用いることができる。温湿度センサ32は、本体ユニット30とは独立して農地に配置される支柱31に取り付けられており、農地における温度および湿度を検出する。
カメラユニット40は、温湿度センサ32と同様に支柱31に取り付けられている。カメラユニット40は、農地および農地における農作物を含む景色を撮像し、これを画像信号として出力する。このカメラユニット40は、ソーラーパネル,100V電源,12Vバッテリ等の電源から電力の供給を受けることにより動作する。カメラユニット40は、屋外に設置される装置である関係上、内部環境を制御するための冷却構造が採用されているが、その詳細については後述する。
図3は、データ収集装置3の構成を機能的に示すブロック図である。データ収集装置3(具体的には、本体ユニット30)は、これを機能的に捉えた場合、データ制御部51と、データ収集部52と、データ演算部53と、データ記憶部54と、データ表示部55と、無線通信制御部56と、無線通信部57と、センサインターフェース(センサI/F)部58と、電源部59とを有している。
データ制御部51は、数値計算や情報処理、機器制御などを行い、データ収集装置3の動作を総合的に制御する。本実施形態との関係では、データ制御部51は、データ演算部53によって生成される情報をデータ記憶部54に記憶させたり、データ表示部55に表示させたりする。また、データ制御部51は、データ記憶部54に記憶されている情報を読み込み、これを無線通信制御部56に対して出力したりする。
データ収集部52は、センサI/F部58を介して、温湿度センサ32を含む各種センサからのセンサ信号およびカメラユニット40からの画像信号を、予め設定された周期で自動的に収集する。データ収集部52によって収集されたデータはデータ演算部53に対して出力される。
データ演算部53は、データ収集部52から出力される各種の信号のそれぞれを対象として、センサ信号(電圧値など)を、利用者が理解することができる所定の形式(例えば、温度)に変換することにより、データ(以下「収集データ」という)を生成する。データ演算部53において生成された収集データは、データ制御部51に対して出力される。
データ記憶部54は、収集データを記憶する機能を担っている。データ演算部53からデータ制御部51に対して出力された収集データは、データ制御部51によってデータ記憶部54に格納される。データ記憶部54には、収集データ毎に、そのデータとともに、例えば、データを取得した時間や日付が対応付けて記憶される。
データ表示部55は、データ制御部51によって制御されて、データ演算部53から出力される収集データを表示したり、現在の動作状況といった各種の情報を表示する。このデータ表示部55により、農地において、収集データをリアルタイムで閲覧したり、その動作状況を把握することができる。
無線通信制御部56は、所定時間毎に、データ制御部51に対してデータ記憶部54に記憶されている所定の量の収集データ(例えば、サーバ4に対して未送信分の収集データ)を要求する。無線通信制御部56は、データ制御部51から収集データを取得すると、この収集データを無線通信部57を介して指定されたアクセスポイントへと送信することにより、サーバ4に対して収集データを送信する。また、無線通信制御部56は、無線通信部57を介して農家側PC2から収集データの送信要求を受信した場合には、送信要求において指定される所定期間分の収集データを、データ制御部51に対して要求する。無線通信制御部56は、データ制御部51から収集データを取得すると、この収集データを無線通信部57を介して指定されたアクセスポイントへと送信することにより、送信要求を送信した農家側PC2に対して収集データを送信する。
無線通信部57は、無線通信を行うアンテナ機能を担っている。
センサI/F部58は、温湿度センサ32を含む各種センサからのセンサ信号およびカメラユニット40からの画像信号、データ収集部52へと伝送する。
電源部59は、ソーラーパネル,100V電源,12Vバッテリ等の電源から電力の供給を受けることにより、各電子部品に電力を供給するとともに、電源状態を制御する機能を担っている。
つぎに、本実施形態の特徴の一つである屋外設置装置としてのカメラユニット40の冷却構造について説明する。ここで、図4は、カメラユニット40の外観を模式的に示す斜視図であり、図5は、カメラユニット40の内部構造を横方向側面より模式的に示す側面図である。また、図6は、カメラユニット40の内部構造を後方向側面より模式的に示す断面図である。カメラユニット40は、ハウジング41と、このハウジング41の内部に収容されるカメラ部42とを主体に構成されている。
ハウジング41は、箱形の外観形状を有しているが、本実施家形態では、底面部が下方にラウンド形状となるように、また、上面部が上方にラウンド形状となるようにそれぞれ湾曲して形成されている。ハウジング41の上部側において、互いに対向する一対の横方向側面部(横側面部)には、ハウジング41の内部の空気を外部へ排出する開口としての排気口41aが形成されている。この排気口41aは、ハウジング41内部への雨水の進入を抑制するといった観点から、開口部がハウジング41表面に露出しないように、ハウジング41の内部方向へと入り込んだ位置に形成されている。また、ハウジング41の底部には、ハウジング41内部に外気を取り入れる開口としての吸気口41bが形成されている。さらに、ハウジング41の前方の側面部(前側面部)には、開口41cが形成されている。内部に収容されるカメラ部42は、この開口41cからその一部(具体的には、後述する窓部42b)を外部に露出させることが可能となっている。
カメラ部42は、画像情報を得るための電子部品であり、レンズ等の光学系、CCDまたはCMOSセンサ等のイメージセンサ(図示せず)といった必要の部品をカメラケース42aに収容して構成されている。このカメラケース42aにおいて、前方側の側面部(前側面部)には、ドーム形状の窓部42bが配置されている。この窓部42bは、透明な樹脂などの材料により形成されており、その内部には、撮像用のレンズが外部に臨むように配置されている。また、カメラケース42aにおいて、後方の側面部(後側面部)の内側には、カメラケース42aの内部を冷却するための冷却モジュール42cが取り付けられている。この冷却モジュール42cは、ペルチェ素子によって構成されており、その冷却側をカメラケース42aの内部方向に臨ませるとともに、その放熱側をカメラケース42aの後側面部に接触させるように配置されている。
冷却モジュール42cと対向するカメラケース42aの後側面部、すなわち、放熱対象部位と位置的に対応するカメラ部42の側面部には、ヒートシンク44が配設されている。このヒートシンク44は、受熱部44aと、放熱部44bとで構成されている。受熱部44aは、プレート形状を有しており、一方の面が、カメラケース42aの後側面部と接触されている。放熱部44bは、複数の板状フィンを受熱部44aの他方の面(対向面)に並設して構成されている。本実施形態の特徴の一つとして、このヒートシンク44は、放熱部44bを構成する個々の板状フィンが水平方向に延在するように配置されている。
ハウジング41には、ヒートシンク44に向けて冷却風を送風する冷却ファン45が配置されている。この冷却ファン45は、ヒートシンク44の放熱部44bを構成する個々の板状フィンの起立方向と対応して、すなわち、図5において左側から右側にかけて冷却風を送風している。また、ハウジング41の内部には、その下方に、具体的には、吸気口41bの上方に、排気ファン43が配置されている。この排気ファン43は、排気口41aを介してハウジング41内部の空気を外部へ排出する機能を担っており、本実施形態では、ハウジング41の内部において下方から上方への流れを形成する。さらに、ハウジング41には、排気口41aを介して内部に雨水が進入した場合に、これがカメラ部42といった内部に収容される電子部品に直接的に飛散することを抑制するため、雨水の進路を塞ぐように、排気口41aの下方に防水板46が配置されている。この防水板46により、カメラ部42に飛散する雨水等が抑制されるので、内部に収容されるカメラ部42の動作不良等を抑制することができる。
このように本実施形態において、屋外設置装置であるカメラユニット40の冷却構造は、放熱対象部位と位置的に対応して電子部品(本実施形態では、カメラ部42)の側面部に配設されるヒートシンク44と、ヒートシンク44に向けて冷却風を送風する冷却ファン45とを有している。ここで、ヒートシンク44は、カメラ部42の側面部と面的に接触する受熱部44aと、水平方向に延在する複数の板状フィンのそれぞれが受熱部44aの対向面に並列的に起立する放熱部44bとで構成される。また、冷却ファン45は、放熱部44bを構成する個々の板状フィンの起立方向と対応して冷却風を送風している。
かかる構成によれば、冷却ファン45によってヒートシンク44に冷却風が送風されることにより、ヒートシンク44の熱が冷却風に吸収されることにより、カメラ部42の放熱を行うことができる。
ここで、ヒートシンクの放熱部を構成する個々の板状フィンが鉛直方向に延在しているケースを想定する。この場合、ヒートシンクに吹き付けられた冷却風は、板状フィンとの熱交換により熱を吸収しつつ、板状フィンの隙間をその延在方向、すなわち、鉛直上方向および鉛直下方向にそれぞれ進む。この場合、下方向へ進んだ暖気は、その一部が底部に留まる。また、残りの一部は、対流によってハウジングの上部へ向かうこととなるが、少なくとも一部が冷却ファンに吸入される。そのため、ヒートシンクへと再度送風され、温められた空気が循環してしまう。このため、ハウジングの底部に熱が溜まり易くなり、冷却性能が悪化するという虞がある。
この点、本実施形態によれば、ヒートシンク44に吹き付けられた冷却風は、個々の板状フィンが水平方向に延在しているため、図6に示すように、熱を吸収しつつ水平方向(左右の横方向)に進み、そして、ヒートシンク44を抜けると、温められた空気はハウジング41内を上向きに進む。このため、下方へと流れる暖気を抑制することができるので、ハウジング41の底部に熱が溜まりにくい構成となるため、冷却性能の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、ハウジング41内部の空気を外部へ排出する排気ファン43をさらに有している。かかる構成によれば、暖気上昇による自然排出のみならず、強制的に風を送ることにより、より早く外部に暖気を排出することができる。特に本実施形態では、排気ファン43は、ハウジング41内部の下方に設けられており、下方から上方への流れを形成する。かかる構成によれば、空気の上昇と、排気ファン43の送風とにより、より早く暖気を排出できるとともに、より確実にハウジング41の下方に暖気が溜まらないようにすることができる。
なお、図7に示すように、排気ファン43を設けない構成であっても、空気の上昇を利用することにより、ハウジング41の底部に熱が溜まり難くなり、暖気をハウジング41の外部に排出することができる。また、本実施形態では、カメラユニット40に内蔵されたカメラ部42は、冷却モジュール42cによって熱源を冷却しており、ヒートシンク44は、この冷却モジュール42cの放熱側に対向して配置されている。ただし、本発明はかかる形態に限定されるものではなく、冷却モジュール42cを必ずしも設ける必要ない。すなわち、ヒートシンク44は、放熱対象部位と位置的に対応して電子部品(カメラ部42)の側面部に配設されれば足りる。このような変形例は、後述する第2の実施形態に対しても適用可能である。
(第2の実施形態)
図8は、第2の実施形態にかかる屋外設置装置としてのカメラユニット40の内部構造を後方向側面より示す模式図である。第2の実施形態にかかるカメラユニット40が、第1の実施形態のそれと相違する点は、ハウジング41の形状である。なお、第1の実施形態と共通する構成については、符号を引用して重複する説明は省略することとし、以下相違点を中心に説明を行う。
同図に示すように、ハウジング41は、放熱部44bを構成する個々の板状フィンの延在方向において対向する側面部、すなわち、横側面部が、下方から上方にかけて外側に傾斜して構成される。このため、ハウジング41の垂直方向の断面積は、下方から上方にかけて徐々に増加するような形態となっている。
このように本実施形態によれば、ヒートシンク44に吹き付けられた冷却風は、熱を吸収しつつ水平方向(横方向)に進み、そして、ヒートシンク44を抜けると、ハウジング41の横壁面当たる。この横側面は、下方から上方にかけて外側に傾斜しているため、横側面に当たった暖気は、その横側面との反射によって上向き方向への流れが自然と形成されやすくなる。そのため、下方へと流れる暖気を抑制することができ、ハウジング41の底部に熱が溜まり難くなる。これにより、暖気をハウジング41の外部に排出することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に種々の改変を施すことができる。データ収集装置3は、無線通信以外にも有線で通信を行ってもよい。また、サーバ4の無いシステムでも、或いは、サーバ4と直接的に接続されたシステムでの本発明にかかるデータ収集装置3を用いることができる。
また、上述した各実施形態では、データ収集装置3は、農地およびこの農地における農作物に関する情報を収集するものであるが、本発明はこれに限定されず、広く一般的に屋外の環境情報を収集するデータ収集装置として適用することができる。
さらに、上述した各実施形態では、データ収集装置の一部として機能する検出手段であるカメラユニット40を屋外設置装置として例示しているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、屋外に設置されて使用される全ての装置を対象として、本発明の冷却構造を適用することができる。当然、上述したデータ収集装置3の本体ユニット30に対して本発明の冷却構造を適用してもよい。
データ収集装置3が適用される農作物育成支援システム1の全体構成を示すブロック図 データ収集装置3の外観を模式的に示す斜視図 データ収集装置3の構成を機能的に示すブロック図 第1の実施形態にかかるカメラユニット40の外観を模式的に示す斜視図 第1の実施形態にかかるカメラユニット40の内部構造を横方向側面より示す模式図 第1の実施形態にかかるカメラユニット40の内部構造を後方向側面より示す模式図 第1の実施形態の変形例としてのカメラユニット40の内部構造を後方向側面より示す模式図 第2の実施形態にかかるカメラユニット40の内部構造を後方向側面より示す模式図
符号の説明
1 農作物育成支援システム
2 農家側PC
3 データ収集装置
4 サーバ
5 電気通信回線
30 本体ユニット
30a ハウジング
30b 脚部
31 支柱
32 温湿度センサ
40 カメラユニット
41 ハウジング
41a 排気口
41b 吸気口
41c 開口
42 カメラ部
42a カメラケース
42b 窓部
42c 冷却モジュール
43 排気ファン
44 ヒートシンク
44a 受熱部
44b 放熱部
45 冷却ファン
46 防水板
51 データ制御部
52 データ収集部
53 データ演算部
54 データ記憶部
55 データ表示部
56 無線通信制御部
57 無線通信部
58 センサI/F部
59 電源部

Claims (6)

  1. 屋外設置装置の冷却構造において、
    内部に電子部品を収容するハウジングと、
    放熱対象部位と位置的に対応して前記電子部品の側面部に配設されるヒートシンクと、
    前記ヒートシンクに向けて冷却風を送風する第1のファンとを有し、
    前記ヒートシンクは、前記電子部品の側面部と面的に接触する受熱部と、それぞれが水平方向に延在する複数の板状フィンが前記受熱部の対向面に並列的に起立した放熱部とで構成され、
    前記第1のファンは、前記放熱部を構成する個々の板状フィンの起立方向に沿うように前記板状フィンに向けて冷却風を送風し、
    前記ハウジングの上部側には、前記ハウジングの内部の空気を外部へ排出する開口としての排気口が形成され、
    前記排気口は、前記ハウジング表面に露出しないように、前記ハウジングの内部方向へ入り込んだ位置に形成されることを特徴とする屋外設置装置の冷却構造。
  2. 前記ハウジング内部の空気を外部へ排出する第2のファンをさらに有することを特徴とする請求項1に記載された屋外設置装置の冷却構造。
  3. 前記第2のファンは、前記ハウジング内部の下方に設けられており、下方から上方への流れを形成することを特徴とする請求項2に記載された屋外設置装置の冷却構造。
  4. 前記ハウジングは、前記板状フィンの延在方向において対向する側面部が、下方から上方にかけて外側に傾斜して構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載された屋外設置装置の冷却構造。
  5. 前記電子部品は、熱源を冷却するための、ペルチェ素子を用いた冷却モジュールを側面部の内部に備えており、
    前記ヒートシンクは、前記冷却モジュールの放熱側と対向するように配設されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載された屋外設置装置の冷却構造。
  6. 前記ハウジング内の前記排気口の下方には、水の進入を防止する防水板が配置されることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載された屋外設置装置の冷却構造。
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