JP2021151008A - 回転電機の電機子巻線 - Google Patents
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Abstract
【課題】 接続部の過熱を抑制できる回転電機の電機子巻線を提供すること。【解決手段】 実施形態によれば、巻線の各相は、第1及び第2の相帯からなる2つの相帯に分けられた3つの並列回路を有し、各並列回路は接続側コイルエンド及び反接続側コイルエンドでそれぞれ互いに直列接続される上コイル片と下コイル片の2つのコイル片からなり、接続側コイルエンドのコイルピッチと反接続側コイルエンドのコイルピッチとの差が2であり、一つの相帯中の上下コイル片の相対位置を極中心から順に数えた位置で表した場合に、第1及び第3の並列回路の上下コイル片が、極中心から1,3,4,6,7,9,10,12番目の位置に配置され、第2の並列回路の上下コイル片が、極中心から2,5,8,11番目の位置に配置され、極中心から1番目の位置にある上コイル片と、極中心から10番目の位置にある下コイル片とが接続され、極中心から1番目の位置にある下コイル片と、極中心から10番目の位置にある上コイル片とが接続されている。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、回転電機の電機子巻線に関する。
回転電機を軸方向から見た断面の例を図7に示す。図7中、θは中心軸zを中心として回転子が回転する方向を示す。
例えば大容量の回転電機においては、電機子巻線は、図7に示されるように上コイル片15と下コイル片16を、電機子鉄心12に設けられたスロット13に2層に配置し、これを直列に接続することによって発生電圧を高め、機器容量を増大している。しかし、電機子巻線の電圧が高くなると耐電圧のために電機子巻線の主絶縁厚さが厚くなり、その結果として導体部分の断面積が減少して電流密度が増加し、損失増加を招く。
また、特に電機子巻線を主絶縁の外側から冷却するような間接冷却方式の機械では、主絶縁厚さが厚くなることは熱抵抗の増加を招き、電機子巻線の温度上昇が大きくなる問題がある。このため、電機子巻線を複数の並列回路に分けることにより、機器の容量はそのままにして電機子巻線の電圧を低減して主絶縁厚さを薄くし、損失低減および冷却能力の向上を図ることが実施されている。また、間接冷却方式の大容量機ではスロット数を多くして電機子巻線の冷却周長を増加することが一般的であるため、極数以上の並列回路を有する電機子巻線が必要となっている。
例えば2極機において3並列回路を超えるような並列回路を有する電機子巻線を適用した場合には、各並列回路の発生電圧を完全に同一にすることができないため、並列回路間の循環電流が発生し、電機子巻線の損失を増加する問題が発生する。
この循環電流損失を低減するためには、各並列回路の発生電圧の不平衡をできる限り小さくすることが肝要であり、このために各相帯中の各並列回路に属するコイル配置に特別な配慮を必要とする。
このようなコイル配置を改善した例については、例えば、ルドルフ・ヘイバーマンの米国特許(特許文献1)やディーン・ハリングトンの米国特許(特許文献2)に開示されており、また、特許文献1には、並列回路毎の電圧の大きさの偏差については0.4%以内、位相角の偏差については0.15度以内という基準が示されている。
一方、上述の特許文献では、3つの並列回路が全て極をまたぐことから、極間のジャンパ線が多くなって、コイルエンド部の構造が複雑になるという問題があるが、デイビッド・ウィルヤングの米国特許(特許文献3)には、3つの並列回路のうち、2つの並列回路を1つの極のコイル片のみで構成する電機子巻線が開示されている。
図8は、特許文献3に示される電機子巻線の1相分を示す展開模式図であり、図9は、同電機子巻線の3相分を示したものである。各図中のzは回転電機の軸方向を示し、θは回転子の回転方向を示す。
図8に示すように、Paを極中心とする極(例えばN極)を形成する第1の相帯17およびPbを極中心とする極(例えばS極)を形成する第2の相帯18のそれぞれの左右端部から引き出される巻線口出し部(2箇所)において、それぞれ、口出し接続導体21(2本)とジャンパ線20aのピン(1本)とが合わせて3本隣り合って並ぶように配置されている。
これら口出し接続導体およびジャンパ線(これらを総称して「接続導体」と称する。)が3本並んだ構成であれば、図9のように3相分の電機子巻線を配置した場合には、他相の接続導体と重なるため、周方向6箇所に、計6本の接続導体が密集する部分(接続導体密集部分)91が形成される。但し、図9中の左右端部にある部分91a,91bは、合わせて1つの接続導体密集部分91を形成する。
この接続導体の部分については、絶縁テープを巻回するなどにより、各導体間の絶縁を保つと同時に、導体を流れる電流によるジュール損やもれ磁束によって生じる渦電流損による発熱を抑えることが重要であり、冷却ガスを流すための空間を確保する必要があるが、前記のように、多数の接続導体が集まると、この部分に冷却ガスが流れにくくなるため、過熱による絶縁損傷や、巻線の溶損などに至る可能性がある。
本発明が解決しようとする課題は、接続部の過熱を抑制できる回転電機の電機子巻線を提供することにある。
実施形態によれば、鉄心に設けられた72個のスロットに納められる3相2極の2層巻き電機子巻線であって、当該巻線の各相は、第1及び第2の相帯からなる2つの相帯に分けられた3つの並列回路を有し、各並列回路は接続側コイルエンド及び反接続側コイルエンドでそれぞれ互いに直列接続される上コイル片と下コイル片の2つのコイル片からなり、接続側コイルエンドのコイルピッチと反接続側コイルエンドのコイルピッチとの差が2であり、一つの相帯中の上下コイル片の相対位置を極中心から順に数えた位置で表した場合に、第1及び第3の並列回路の上下コイル片が、極中心から1,3,4,6,7,9,10,12番目の位置に配置され、第2の並列回路の上下コイル片が、極中心から2,5,8,11番目の位置に配置され、極中心から1番目の位置にある上コイル片と、極中心から10番目の位置にある下コイル片とが接続され、極中心から1番目の位置にある下コイル片と、極中心から10番目の位置にある上コイル片とが接続されている、回転電機の電機子巻線が提供される。
本発明によれば、接続部の過熱を抑制できる回転電機の電機子巻線を提供することができる。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
最初に、第1の実施形態について説明する。
最初に、第1の実施形態について説明する。
本実施形態では、3相2極72スロットを備えた回転電機に適用される3並列回路を有する電機子巻線に関して説明する。
図1は、第1の実施形態に係る回転電機の電機子巻線の1相分を示す展開模式図であり、図2は、同電機子巻線の3相分を示したものである。各図中のzは回転電機の軸方向を示し、θは回転子の回転方向を示す。
図1に示されるように回転電機の電機子11は、積層鉄心よりなる電機子鉄心12に72個のスロット13を設けてあり、2極3相3並列回路の電機子巻線はスロット13に2層に納められている。
各相の電機子巻線は、スロット13内の上部に納められる上コイル片15と、スロット13内の下部に納められる下コイル片16とを有し、これら上下コイル片15,16の端部同士が巻線口出し部に接続される接続側コイルエンド19aと、その軸方向反対側で巻線口出し部に接続されない反接続側コイルエンド19bとにおいてそれぞれ直列に接続して構成されている。
さらに、各相の電機子巻線は、上下コイル片15,16を、電機子鉄心12に設けられた12個のスロット13に納めている第1の相帯17と、同じく12個のスロット13に納めている第2の相帯18とを有している。
第1の相帯17および第2の相帯18は、3相の各相を2つに分けて割り当てた積層鉄心の72個のスロットにそれぞれ上コイル片15及び下コイル片16を2層に収めてこれらを順次直列接続して同一相を形成するようにした巻線部分である。
各相の電機子巻線はそれぞれ3つの並列回路を有しており、図示されるように○の中に1,2,3という回路番号を付して各並列回路を識別している。なお、回路番号は単に説明の便宜上、その並列回路を特定するために付した符号であって、どのような符号をどのような順番に付してもかまわないものである。
各相帯17,18の上コイル片15は、接続側および反接続側のコイルエンド19a,19bで所定のコイルピッチだけ離れた位置にある対応する下コイル片16と接続されて3つの並列回路1〜3(第1〜第3の並列回路)を構成しており、これらの回路は、接続側コイルエンド19aに設けられる口出し接続導体21、ジャンパ線20a、極間ジャンパ線20a’を介して並列接続されることで電機子巻線を形成している。
図1は、相帯17と18の配置をわかりやすくするために、それぞれを離して記載している例であるが、これは図を見やすくする目的のためであって、この図示のコイルピッチに限定されるものではない。
図1に示されるように、本実施形態の電機子巻線は、従来例の図8とは異なり、接続側コイルエンド19aのコイルピッチが反接続側コイルエンド19bのコイルピッチよりも2小さくなっている。具体的には、各相帯において、接続側コイルエンド19a側では例えば極中心から1番目の位置にある上コイル片15と、極中心から10番目の位置にある下コイル片16とが接続され、極中心から1番目の位置にある下コイル片16と、極中心から10番目の位置にある上コイル片15とが接続されている。また、各相帯17、18の接続側コイルエンド19aに12本/相のジャンパ線20aおよび1本/相の極間ジャンパ線20a’を設けることにより、第1の相帯17における上コイル片15および下コイル片16の回路番号が極中心Pa側から順に1,2,1,1,2,1,1,2,1,1,2,1となり、第2の相帯18における上コイル片15および下コイル片16の回路番号が極中心Pb側から順に3,2,3,3,2,3,3,2,3,3,2,3となるように接続されている。
並列回路1は、第1の相帯17において上下コイル片15,16が2つの口出し接続導体21間にて3本のジャンパ線20aを経由して接続されており、一方の口出し接続導体21からの接続順で表すと、上コイル片15の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,10,9,7,6,4,3,1番目の順になるように、かつ、下コイル片16の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、1,3,4,6,7,9,10,12番目の順になるように接続される。
一方、第3の並列回路(並列回路3)は、第2の相帯18において上下コイル片15,16が2つの口出し接続導体21間にて3本のジャンパ線20aを経由して接続されており、一方の口出し接続導体21からの接続順で表すと、下コイル片16の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,10,9,7,6,4,3,1番目の順になるように、かつ、上コイル片15の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、1,3,4,6,7,9,10,12番目の順になるように接続される。
並列回路2は、第1の相帯17においては、上下コイル片15,16が口出し接続導体21と極間ジャンパ線20a’との間にて3本のジャンパ線20aを経由して接続されており、当該口出し接続導体21からの接続順で表すと、上コイル片15の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、11,8,5,2番目の順になるように、かつ、下コイル片16の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、2,5,8,11番目の順になるように接続される。
また、並列回路2は、第2の相帯18においては、上下コイル片15,16が口出し接続導体21と極間ジャンパ線20a’との間にて3本のジャンパ線20aを経由して接続されており、当該口出し接続導体21からの接続順で表すと、下コイル片16の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、11,8,5,2番目の順になるように接続され、かつ、上コイル片15の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、2,5,8,11番目の順になるように接続される。
ここで、相帯内の上下コイル片15,16の相対位置を極中心からの位置で表した場合の、各並列回路の上下コイル片15,16の位置と接続順をまとめると、表1のようになる。表中の並列回路毎に付された1〜16の数値は、端子側の口出し接続導体21の位置からの接続順を示している。
表1に示すように並列回路1,3の各8個の上下コイル片15,16が、極中心から1,3,4,6,7,9,10,12番目の位置に配置され、並列回路2の各4個の上下コイル片15,16については、極中心から2,5,8,11番目の位置に配置されている。
この配置例では、表2に示すように、上下コイル片15,16が図8および図9に示した従来例の場合と同様の位置に配置されているが、ジャンパ線20aおよび極間ジャンパ線20a’を用いることで、従来例と比べて接続の順序を変えている。
次に1相中の発生電圧の不平衡について説明するが、ここではその不平衡度を数値評価する手段として、一般に次の定義を採用する。すなわち、一相中の多数の並列回路のうちの1回路のみの電圧をp.u.表示で表わしたものは、その並列回路の開放電圧と相全体としての平均電圧(相電圧)との比であって、その並列回路と相全体の電圧の大きさの不平衡の程度を表わす。同様に、1つの並列回路に発生する開放電圧と相電圧との位相角偏差はその並列回路と相全体の電圧の位相角の不平衡の程度を表わす。
この発生電圧の不平衡は、表1、表2で示した上下コイル片15,16の配置の順序には関係なく、位置によって決まるため、従来例と同様になる。
表3は第1の実施形態における電機子巻線の発生電圧の平衡度を示すものである。なお、本実施形態では平衡度はコイルピッチによって変化しない。表3に示すように第1の実施形態における電機子巻線では、電圧の大きさの偏差(p.u.電圧の1.0に対する偏差)は最大で0.25%、位相角の偏差が0.0度と、図8、図9に示した従来例と同様の値となり、ルドルフ・ヘイバーマンの特許による基準値である、電圧の大きさの偏差で0.4%以内、位相角の偏差を0.15度以内という基準を満たしていることがわかる。
以上のように第1の実施形態においては、並列回路毎の電圧について前述のルドルフ・ヘイバーマンの特許による基準と同程度の平衡度を実現でき、循環電流を低減することができる。
また、第1の実施形態においては、図1に示すように、Paを極中心とする極(例えばN極)を形成する第1の相帯17およびPbを極中心とする極(例えばS極)を形成する第2の相帯18のそれぞれの左右端部から引き出される巻線口出し部(2箇所)において、それぞれ、口出し接続導体21(2本)が隣り合って並ぶように配置されている。すなわち、各相では、それぞれの巻線口出し部において隣り合って並ぶ接続導体の数が2本以下となるように構成されている。これは、従来例の図8のように接続導体が3本隣り合って並ぶように配置された構成とは異なる。
図1のように口出し接続導体が2本並んだ構成であれば、図2のように3相分の電機子巻線を配置した場合、他相の接続導体と重なるため、周方向6箇所に、計4本の接続導体が密集する部分(接続導体密集部分)91が形成される。但し、図2中の左右端部にある部分91a,91bは、合わせて1つの接続導体密集部分91を形成する。
接続側コイルエンド19aの各接続導体密集部分91には、口出し接続導体21(3本)と極間ジャンパ線20a’のピン(1本)とが合わせて4本密集している。これは、従来例の図9のように接続導体が6本密集する構成とは異なる。
このように、接続導体密集部分91では、1箇所に集まる接続導体が最大4本である。図9に示した従来例の電機子巻線の接続導体密集部分91では、口出し接続導体21(3本)とジャンパ線20aのピン(2本)と極間ジャンパ線20a’のピン(1本)とが合わせて6本もあり、本実施形態の方が従来例よりも最大本数が減少していることがわかる。
このため、口出し接続導体およびジャンパ線(総称して接続導体)の部分において、空間が広くなり、接続導体の接続のための作業性が改善され、接続部の絶縁性、固定強度の確保が容易になるとともに、冷却ガスを流すための空間を確保することができ、導体を流れる電流によるジュール損やもれ磁束によって生じる渦電流損による発熱を抑え、より信頼性の高い電機子巻線を提供できる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。以下では、前述した第1の実施形態と共通する部分の説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
次に、第2の実施形態について説明する。以下では、前述した第1の実施形態と共通する部分の説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
図3は第2の実施形態に係る回転電機の電機子巻線の1相分を示す展開模式図であり、図4は、同電機子巻線の3相分を示したものである。
本実施形態では、接続側コイルエンド19a側にジャンパ線20aは設けられず、代わりに反接続側コイルエンド19b側にジャンパ線20bが設けられる。また、本実施形態では、並列回路2は、第1の相帯17においては、極中心から数えた相帯内のスロット位置が11番目ではない上コイル片15が口出し接続導体21に接続され、第2の相帯18においては、極中心から数えた相帯内のスロット位置が2番目ではない上コイル片15が口出し接続導体21に接続される。
図3に示すように、本実施形態の電機子巻線は、反接続側コイルエンド19bのコイルピッチが接続側コイルエンド19aのコイルピッチよりも2小さくなっている。具体的には、第1の実施形態の場合と同様、各相帯において、極中心から1番目の位置にある上コイル片15と、極中心から10番目の位置にある下コイル片16とが接続され、極中心から1番目の位置にある下コイル片16と、極中心から10番目の位置にある上コイル片15とが接続されている。また、各相帯17、18の反接続側コイルエンド19bに16本/相のジャンパ線20bを設け、接続側コイルエンド19aに1本/相の極間ジャンパ線20a’を設けることにより、第1の相帯17における上コイル片15および下コイル片16の回路番号が極中心Pa側から順に1,2,1,1,2,1,1,2,1,1,2,1となり、第2の相帯18における上コイル片15および下コイル片16の回路番号が極中心Pb側から順に3,2,3,3,2,3,3,2,3,3,2,3となるように接続されている。
並列回路1は、第1の相帯17においては、上下コイル片15,16が2つの口出し接続導体21間にて4本のジャンパ線20bを経由して接続されており、一方の口出し接続導体21からの接続順で表すと、上コイル片15の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,1,3,4,6,7,9,10番目の順になるように、かつ、下コイル片16の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、1,3,4,6,7,9,10,12番目の順になるように接続される。
一方、第3の並列回路(並列回路3)は、第2の相帯18においては、上下コイル片15,16が2つの口出し接続導体21間にて4本のジャンパ線20bを経由して接続されており、一方の口出し接続導体21からの接続順で表すと、下コイル片16の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,1,3,4,6,7,9,10番目の順になるように、かつ、上コイル片15の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,10,9,7,6,4,3,1番目の順になるように接続される。
並列回路2は、第1の相帯17においては、上下コイル片15,16が口出し接続導体21と極間ジャンパ線20a’との間にて4本のジャンパ線20bを経由して接続されており、当該口出し接続導体21からの接続順で表すと、上コイル片15の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、5,8,11,2番目の順になるように、かつ、下コイル片16の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、5,2,11,8番目の順になるように接続される。
また、並列回路2は、第2の相帯18においては上下コイル片15,16が口出し接続導体21と極間ジャンパ線20a’との間にて4本のジャンパ線20bを経由して接続されており、当該口出し接続導体21からの接続順で表すと、下コイル片16の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、5,8,11,2番目の順になるように、かつ、上コイル片15の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、5,2,11,8番目の順になるように接続される。
ここで、相帯内の上下コイル片15,16の相対位置を極中心からの位置で表した場合の、各並列回路の上下コイル片15,16の位置と接続順をまとめると、表4のようになる。表中の並列回路毎に付された1〜16の数値は、端子側の口出し接続導体21の位置からの接続順を示している。
表4に示すように並列回路1,3の各8個の上下コイル片15,16が、極中心から1,3,4,6,7,9,10,12番目の位置に配置され、並列回路2の各4個の上下コイル片15,16については、極中心から2,5,8,11番目の位置に配置されている。
第2の実施形態における電機子巻線の発生電圧の平衡度についても、第1の実施形態と同様となり、並列回路毎の電圧について前述のルドルフ・ヘイバーマンの特許による基準と同程度の平衡度を実現でき、循環電流を低減することができる。
また、第2の実施形態においては、図3に示すように、Paを極中心とする極(例えばN極)を形成する第1の相帯17およびPbを極中心とする極(例えばS極)を形成する第2の相帯18のそれぞれの接続側コイルエンド19a側の巻線口出し部(2箇所)には、口出し接続導体21(2本)が接近している部分と、口出し接続導体21(1本)と極間ジャンパ線20a’のピン(1本)とが接近している部分とがある。これは、従来例の図8の構成とは異なる。
図3のような構成であれば、図4のように3相分の電機子巻線を配置した場合には、他相の接続導体と重なるため、周方向3箇所に、計4本の接続導体が密集する部分(接続導体密集部分)91が形成される。但し、図4中の左右端部にある部分91a,91bは、合わせて1つの接続導体密集部分91を形成する。
反接続側コイルエンド19bの各接続導体密集部分91には、ジャンパ線20bのピンが4本密集している。一方、接続側コイルエンド19aの各接続導体密集部分91には、口出し接続導体21が4本密集している。これは、従来例の図9の構成とは異なる。
また、第2の実施形態においては、図3に示すように、3相分の電機子巻線を配置した場合には、反接続側コイルエンド19bには、ジャンパ線20bが1相につき、16本設けられており、ジャンパ線を取り出す箇所では、図4に示すように、ジャンパ線20bのピンが合わせて4本密集している箇所が6箇所ある。
一方、接続側コイルエンド19aには、口出し接続導体21が合わせて4本密集する箇所が3箇所である。そのほか、口出し接続導体21(1本)と極間ジャンパ線20a’のピン(1本)とが合わせて2本接近している部分が6箇所ある。
このように、接続導体密集部分91では、1箇所に集まる接続導体が最大4本である。図9に示した従来例の電機子巻線の接続導体密集部分91では、口出し接続導体21(3本)とジャンパ線20aのピン(2本)と極間ジャンパ線20a’のピン(1本)とが合わせて6本もあり、本実施形態の方が従来例よりも最大本数が減少していることがわかる。
このため、口出し接続導体およびジャンパ線(総称して接続導体)の部分において、空間が広くなり、接続導体の接続のための作業性が改善され、接続部の絶縁性、固定強度の確保が容易になるとともに、冷却ガスを流すための空間を確保することができ、導体を流れる電流によるジュール損やもれ磁束によって生じる渦電流損による発熱を抑え、より信頼性の高い電機子巻線を提供できる。
また、第1の実施形態と比較すると、ジャンパ線を接続側コイルエンド19a側でなく反接続側コイルエンド19b側に配置しているため、その分、接続側での接続導体接続における作業性を改善できる。
(第2の実施形態の変形例1,2)
次に、第2の実施形態の変形例1,2について説明する。以下では、前述した第2の実施形態と共通する部分の説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
次に、第2の実施形態の変形例1,2について説明する。以下では、前述した第2の実施形態と共通する部分の説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
図5は第2の実施形態の変形例1に係る回転電機の電機子巻線の1相分を示す展開模式図である。図6は第2の実施形態の変形例2に係る回転電機の電機子巻線の1相分を示す展開模式図である。
第2の実施形態の変形例1,2は、接続側コイルエンド19aにおいて並列回路2と接続する口出し接続導体21および極間ジャンパ線20a’の位置が、第2の実施形態の場合と異なる。
第2の実施形態の変形例1,2においては、第1および第3の並列回路(並列回路1,3)は、上下コイル片15,16が第2の実施形態の場合と同様に接続されているが、並列回路2は、接続される口出し接続導体21および極間ジャンパ線20a’の位置や上下コイル片15,16の口出し接続導体21からの接続順が第2の実施形態の場合とは異なる。
第2の実施形態の変形例1(図5)では、並列回路2は、第1の相帯17においては、上下コイル片15,16が口出し接続導体21と極間ジャンパ線20a’との間にて4本のジャンパ線20bを経由して接続されており、当該口出し接続導体21からの接続順で表すと、上コイル片15の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、8,11,2,5番目の順になるように、かつ、下コイル片16の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、2,11,8,5番目の順になるように接続される。
また、並列回路2は、第2の相帯18においては、上下コイル片15,16が口出し接続導体21と極間ジャンパ線20a’との間にて4本のジャンパ線20bを経由して接続されており、当該口出し接続導体21からの接続順で表すと、下コイル片16の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、8,11,2,5番目の順になるように、かつ、上コイル片15の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、2,11,8,5番目の順になるように接続される。
ここで、相帯内の上下コイル片15,16の相対位置を極中心からの位置で表した場合の、各並列回路の上下コイル片15,16の位置と接続順をまとめると、表5のようになる。表中の並列回路毎に付された1〜16の数値は、端子側の口出し接続導体21の位置からの接続順を示している。
表5に示されるように、各並列回路の上下コイル片15,16が配置される位置は第2の実施形態の表4と同様であるが、並列回路2の上下コイル片15,16の口出し接続導体21からの接続順が表4と異なることがわかる。
一方、第2の実施形態の変形例2(図6)では、並列回路2は、第1の相帯17においては、上下コイル片15,16が口出し接続導体21と極間ジャンパ線20a’との間にて4本のジャンパ線20bを経由して接続されており、当該口出し接続導体21からの接続順で表すと、上コイル片15の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、2,5,8,11番目の順になるように、かつ、下コイル片16の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、8,5,2,11番目の順になるように接続される。
また、並列回路2は、第2の相帯18においては、上下コイル片15,16が口出し接続導体21と極間ジャンパ線20a’との間にて4本のジャンパ線20bを経由して接続されており、当該口出し接続導体21からの接続順で表すと、下コイル片16の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、2,5,8,11番目の順になるように、かつ、上コイル片15の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、8,5,2,11番目の順になるように接続される。
ここで、相帯内の上下コイル片15,16の相対位置を極中心からの位置で表した場合の、各並列回路の上下コイル片15,16の位置と接続順をまとめると、表6のようになる。表中の並列回路毎に付された1〜16の数値は、端子側の口出し接続導体21の位置からの接続順を示している。
表6に示されるように、各並列回路の上下コイル片15,16が配置される位置は第2の実施形態の表4や第2の実施形態の変形例1の表5と同様であるが、並列回路2の上下コイル片15,16の口出し接続導体21からの接続順が表4や表5と異なることがわかる。
上述した第2の実施形態の変形例1,2では、第2の実施形態の場合と比較すると、接続側コイルエンド19aにおける並列回路2の口出し接続導体21とジャンパ線20aの取り付け位置が異なるが、どちらの変形例においても、3相分の電機子巻線を配置した場合に、接続導体が5本以上密集する箇所がないため、その部分の空間が広くなり、接続導体の接続のための作業性が改善され、接続部の絶縁性、固定強度の確保が容易になるとともに、冷却ガスを流すための空間を確保することができ、導体を流れる電流によるジュール損やもれ磁束によって生じる渦電流損による発熱を抑えることができ、より信頼性の高い電機子巻線を提供できる。
なお、各実施形態においては、説明の都合上、上コイル片15と下コイル片16とを区別して記載したが、上コイル片15と下コイル片16とを入れ替えた場合にも、同様の効果が得られ、また、相帯内のコイル片の接続の順序についても、1から12の昇順で記載したものに対して、12から1の降順に入れ替えた場合にも、同様の効果が得られる。
以上詳述したように、各実施形態によれば、鉄心に設けられた72個のスロットに納められる3相2極の2層巻きの3並列回路を有する回転電機の電機子巻線において、接続部の過熱を抑制できる電機子巻線を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…電機子、12…電機子鉄心、13…スロット、15…上コイル片、15a…第1の相帯の上コイル片、15b…第2の相帯の上コイル片、16…下コイル片、16a…第1の相帯の下コイル片、16b…第2の相帯の下コイル片、17…第1の相帯、18…第2の相帯、19a…接続側コイルエンド、19b…反接続側コイルエンド、20a,20b…ジャンパ線、20a’…極間ジャンパ線、21…口出し導体、91…接続導体密集部分。
Claims (9)
- 鉄心に設けられた72個のスロットに納められる3相2極の2層巻き電機子巻線であって、
当該巻線の各相は、第1及び第2の相帯からなる2つの相帯に分けられた3つの並列回路を有し、各並列回路は接続側コイルエンド及び反接続側コイルエンドでそれぞれ互いに直列接続される上コイル片と下コイル片の2つのコイル片からなり、
接続側コイルエンドのコイルピッチと反接続側コイルエンドのコイルピッチとの差が2であり、
一つの相帯中の上下コイル片の相対位置を極中心から順に数えた位置で表した場合に、第1及び第3の並列回路の上下コイル片が、極中心から1,3,4,6,7,9,10,12番目の位置に配置され、第2の並列回路の上下コイル片が、極中心から2,5,8,11番目の位置に配置され、
極中心から1番目の位置にある上コイル片と、極中心から10番目の位置にある下コイル片とが接続され、
極中心から1番目の位置にある下コイル片と、極中心から10番目の位置にある上コイル片とが接続されている、
回転電機の電機子巻線。 - 請求項1に記載の回転電機の電機子巻線において、
各相の巻線口出し部において隣り合って並ぶ接続導体の数が2本以下となるように構成されている、
回転電機の電機子巻線。 - 請求項1又は2に記載の回転電機の電機子巻線において、
接続側コイルエンドのコイルピッチが反接続側コイルエンドのコイルピッチよりも2小さく、
前記第1の並列回路は、前記第1の相帯において、口出し接続導体からの接続順で表すと上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,10,9,7,6,4,3,1番目の順になるように、かつ、下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、1,3,4,6,7,9,10,12番目の順になるように接続されており、
前記第3の並列回路は、前記第2の相帯において、口出し接続導体からの接続順で表すと下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,10,9,7,6,4,3,1番目の順になるように、かつ、上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、1,3,4,6,7,9,10,12番目の順になるように接続されており、
前記第2の並列回路は、前記第1の相帯においては、口出し接続導体からの接続順で表すと上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、11,8,5,2番目の順になるように、かつ、下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、2,5,8,11番目になるように接続され、前記第2の相帯においては、下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、11,8,5,2番目の順になるように、かつ、上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、2,5,8,11番目の順になるように接続されている、
回転電機の電機子巻線。 - 請求項1又は2に記載の回転電機の電機子巻線において、
反接続側コイルエンドのコイルピッチが接続側コイルエンドのコイルピッチよりも2小さく、
前記第1の並列回路は、前記第1の相帯において、口出し接続導体からの接続順で表すと上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,1,3,4,6,7,9,10番目番目の順になるように、かつ、下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、1,3,4,6,7,9,10,12番目の順になるように接続されており、
前記第3の並列回路は、前記第2の相帯において、口出し接続導体からの接続順で表すと下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,1,3,4,6,7,9,10番目の順になるように、かつ、上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,10,9,7,6,4,3,1番目の順になるように接続されており、
前記第2の並列回路は、前記第1の相帯においては、口出し接続導体からの接続順で表すと上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、5,8,11,2番目の順になるように、かつ、下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、5,2,11,8番目になるように接続され、前記第2の相帯においては、口出し接続導体からの接続順で表すと下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、5,8,11,2番目の順になるように、かつ、上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、5,2,11,8番目の順になるように接続されている、
回転電機の電機子巻線。 - 請求項1又は2に記載の回転電機の電機子巻線において、
反接続側コイルエンドのコイルピッチが接続側コイルエンドのコイルピッチよりも2小さく、
前記第1の並列回路は、前記第1の相帯において、口出し接続導体からの接続順で表すと上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,1,3,4,6,7,9,10番目番目の順になるように、かつ、下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、1,3,4,6,7,9,10,12番目の順になるように接続されており、
前記第3の並列回路は、前記第2の相帯において、口出し接続導体からの接続順で表すと下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,1,3,4,6,7,9,10番目の順になるように、かつ、上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,10,9,7,6,4,3,1番目の順になるように接続されており、
前記第2の並列回路は、前記第1の相帯においては、口出し接続導体からの接続順で表すと上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、8,11,2,5番目の順になるように、かつ、下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、2,11,8,5番目になるように接続され、前記第2の相帯においては、口出し接続導体からの接続順で表すと下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、8,11,2,5番目の順になるように、かつ、上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、2,11,8,5番目の順になるように接続されている、
回転電機の電機子巻線。 - 請求項1又は2に記載の回転電機の電機子巻線において、
反接続側コイルエンドのコイルピッチが接続側コイルエンドのコイルピッチよりも2小さく、
前記第1の並列回路は、前記第1の相帯において、口出し接続導体からの接続順で表すと上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,1,3,4,6,7,9,10番目番目の順になるように、かつ、下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、1,3,4,6,7,9,10,12番目の順になるように接続されており、
前記第3の並列回路は、前記第2の相帯において、口出し接続導体からの接続順で表すと下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,1,3,4,6,7,9,10番目の順になるように、かつ、上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、12,10,9,7,6,4,3,1番目の順になるように接続されており、
前記第2の並列回路は、前記第1の相帯においては、口出し接続導体からの接続順で表すと上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、2,5,8,11番目の順になるように、かつ、下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、8,5,2,11番目になるように接続され、前記第2の相帯においては、口出し接続導体からの接続順で表すと下コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、2,5,8,11番目の順になるように、かつ、上コイル片の極中心から数えた相帯内のスロット位置が、8,5,2,11番目の順になるように接続されている、
回転電機の電機子巻線。 - 請求項4乃至6のいずれか1項に記載の回転電機の電機子巻線において、
相帯内でコイル片を接続するジャンパ線が接続側コイルエンドに設けられておらず、反接続側コイルエンドにのみ設けられている、
回転電機の電機子巻線。 - 請求項4乃至7のいずれか1項に記載の回転電機の電機子巻線において、
前記第2の並列回路は、前記第1の相帯においては、極中心から数えた相帯内のスロット位置が11番目ではない上コイル片が口出し接続導体に接続されており、前記第2の相帯においては、極中心から数えた相帯内のスロット位置が2番目ではない上コイル片が口出し接続導体に接続されている、
回転電機の電機子巻線。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電機子巻線において、
上コイル片と下コイル片とを入れ替えた構成、もしくは、接続の順序を1から12の昇順に対して12から1の降順に入れ替えた構成になっている、
回転電機の電機子巻線。
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