JP2021150980A - 車両用充電装置 - Google Patents

車両用充電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021150980A
JP2021150980A JP2020045293A JP2020045293A JP2021150980A JP 2021150980 A JP2021150980 A JP 2021150980A JP 2020045293 A JP2020045293 A JP 2020045293A JP 2020045293 A JP2020045293 A JP 2020045293A JP 2021150980 A JP2021150980 A JP 2021150980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
failure
vehicle
lock actuator
charging device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020045293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7055828B2 (ja
Inventor
悠 渡辺
Hisashi Watanabe
悠 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2020045293A priority Critical patent/JP7055828B2/ja
Priority to CN202110280907.8A priority patent/CN113400965B/zh
Publication of JP2021150980A publication Critical patent/JP2021150980A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7055828B2 publication Critical patent/JP7055828B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L53/00Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles
    • B60L53/10Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles characterised by the energy transfer between the charging station and the vehicle
    • B60L53/14Conductive energy transfer
    • B60L53/16Connectors, e.g. plugs or sockets, specially adapted for charging electric vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/24Superstructure sub-units with access or drainage openings having movable or removable closures; Sealing means therefor
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B83/00Vehicle locks specially adapted for particular types of wing or vehicle
    • E05B83/28Locks for glove compartments, console boxes, fuel inlet covers or the like
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/14Plug-in electric vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】ロックアクチュエータの故障をより良好に判定することができる車両用充電装置を提供する。【解決手段】車両用充電装置10は、充電ポート22、ロックピン50を有するロックアクチュエータ24、位置検知センサ60及び制御装置26を備える。制御装置26は、車両12の車速を取得して、車速が所定速度以上であるか否かを判定し、車速が所定速度以上である場合にロックアクチュエータ24の作動チェックを行う。作動チェックでは、ロックアクチュエータ24にロックピン50への動作指令を送信し、位置検知センサ60により検出したロックピン50の位置が、動作指令の位置にあるか否かに基づきロックアクチュエータ24の正常又は故障を判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、充電時に接続される電源側コネクタをロックするためのロックアクチュエータを有する車両用充電装置に関する。
電気自動車等の車両は、外部から車両内のバッテリに電力を充電するための充電ポートを備え、この充電ポートには、充電時に接続される電源側コネクタをロックするためのロックアクチュエータが設けられている。例えば、特許文献1には、ロックアクチュエータのロックピンを移動させて電源側コネクタの孔にロックピンを挿入することで、電源側コネクタの引抜を防止している。
また特許文献1に開示の車両用充電装置は、ロックピンが所定位置まで移動したか否かを検知する検知部を備え、ロックピンが所定位置まで移動していない場合にロックアクチュエータの故障を判別し、故障がある場合は充電できないようにしている。
特許第5610087号公報
しかしながら、ロックピンが所定位置に移動しない原因には、電源側コネクタのラッチが変形している場合、又は電源側コネクタが十分に嵌合していない状態(所謂、半嵌合の状態)のために電源側コネクタの孔にロックピンが入らない場合等があげられる。このように、ロックピンが所定位置まで進出できない場合には、ロックアクチュエータ自体が正常であっても、一様に故障状態を判定してしまい、ロックアクチュエータ自体の故障か、電源側コネクタの不具合かの判別ができないという不都合がある。
本発明は、上記の車両用充電装置の技術に関連するものであり、簡単な構成によって、ロックアクチュエータの故障をより良好に判定することができる車両用充電装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の一態様は、外部電源の電源側コネクタが接続される車両の充電ポートと、前記電源側コネクタを係止する係止位置と、前記電源側コネクタの係止を解除する非係止位置との間を移動する係止部材を有するロックアクチュエータと、前記係止部材の位置を検知する位置検知センサと、前記ロックアクチュエータの動作を制御する制御部と、を有する車両用充電装置であって、前記制御部は、前記車両の車速を取得して、前記車速が所定速度以上であるか否かを判定し、前記車速が所定以上である場合に前記ロックアクチュエータの作動チェックを行い、前記作動チェックでは、前記ロックアクチュエータに前記係止部材への動作指令を送信し、前記位置検知センサにより検出した前記係止部材の位置が、前記動作指令の位置にあるか否かに基づき前記ロックアクチュエータの正常又は故障を判定する。
上記の車両用充電装置は、簡単な構成によって、ロックアクチュエータの故障をより良好に判定することができる。
図1Aは、本発明の一実施形態に係る車両用充電装置を搭載した車両の充電状態を示す説明図である。図1Bは、図1Aの車両用充電装置を搭載した車両の走行時の作動チェックを示す説明図である。 図2Aは、第1ロック機構においてロックピンが非係止位置にある状態を示す概略説明図である。図2Bは、第1ロック機構においてロックピンが係止位置にある状態を示す概略説明図である。 図3Aは、第2ロック機構においてロックピンが非係止位置にある状態を示す概略説明図である。図3Bは、第2ロック機構においてロックピンが係止位置にある状態を示す概略説明図である。 図4Aは、制御装置の機能ブロック図である。図4Bは、制御装置内に構築されるステータスレジスタを示す説明図である。 制御装置の充電開始時の処理フローの一例を示すフローチャートである。 制御装置の充電終了時の処理フローの一例を示すフローチャートである。 制御装置の走行時の処理フローの一例を示すフローチャートである。 図7に続く制御装置の走行時の処理フローのフローチャートである。
以下、本発明について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る車両用充電装置10は、図1Aに示すように、電気自動車等の車両12に搭載され、同じく車両12に搭載されたバッテリ14に対して車両12の外部から充電を可能とする装置である。なお図1A中では、車両用充電装置10が設けられる車両12として4輪自動車を図示しているが、車両用充電装置10は、適宜の改変を施すことにより4輪自動車以外(例えば、2輪自動車等)の車両に適用してもよい。また、車両用充電装置10は、電気自動車への適用に限定されず、プラグインハイブリッド式の自動車等の外部から充電を行うことが可能な車両に適用し得る。
車両12は、上記のバッテリ14と、バッテリ14の電力が放電(供給)されることにより回転駆動して車輪Wを転動させる走行用のモータ16とを有する。例えば、モータ16は、駆動輪である前輪Wfに回転駆動力を伝達するために、車両12のフロントコンパートメント18内に設置される。なお、車両12の駆動輪は後輪Wrであってもよい。モータ16の設置箇所(フロントコンパートメント18)の上方は、フロントフード20により覆われている。
車両用充電装置10は、本実施形態において、フロントコンパートメント18内においてモータ16よりも車高方向上側に設けられている。ただし、車両用充電装置10の設置位置は、特に限定されず、例えば、車両12のフロント部分においてバンパ付近や車幅方向の一側面に設けられてもよく、或いは車両12の車長方向後側に設けられてもよい。
車両用充電装置10は、外部電源30の電源側コネクタ32が接続される充電ポート22、電源側コネクタ32の接続を維持するためのロックアクチュエータ24、及びロックアクチュエータ24の動作を制御する制御装置26(制御部)を備える。一方、車両用充電装置10に充電を行う外部電源30の設備は、電源装置34(電力源)と、電源装置34に一端部が接続された可撓性を有するハーネス36と、ハーネス36の他端部に接続された上記の電源側コネクタ32とを有する。
充電ポート22は、フロントフード20に対して開閉可能な開閉体20aの裏側に設置される。図2A及び図2Bに示すように、充電ポート22は、電源側コネクタ32の接続時に、電源側コネクタ32のハブ38が配置される凹状のハブ用空間40と、ハブ用空間40に連通してハブ38から突出する複数の端子44が個々に挿入される複数の端子用空間42とを有する。
ハブ用空間40には、電源側コネクタ32の接続状態でハブ38が部分的に挿入される。図2A及び図3Aに示すように、充電ポート22には、充電ポート22に対する電源側コネクタ32の接続を検出する接続検出センサ28が設けられている。例えば、接続検出センサ28は、ハブ用空間40を構成する壁部40aに設けられ、電源側コネクタ32の接続時のハブ38の接触を検出信号として送信する。なお、電源側コネクタ32の接続の検出方法は、特に限定されず、例えば、制御装置26と電源側コネクタ32との間で通信を行うことで接続を認識してもよい。
電源側コネクタ32の複数の端子44としては、一対の電極端子、アース端子、通信端子(共に不図示)、及びロック用端子46(被係止部)等があげられる。図1A、図2B及び図3B中では、便宜的に電源側コネクタ32の複数の端子44のうちの2本を示し、そのうちの一方をロック用端子46としている。なお、電源側コネクタ32は、各端子44の位置、形状、数等について特に限定されず、車両12の充電用の規格に対応する適切な形態で設けられればよい。
充電ポート22の複数の端子用空間42も、車両12の充電用の規格に対応した位置、形状、数で構成される。複数の端子用空間42のうち一対の電極端子、アース端子、通信端子が挿入される端子用空間42aの内部には、これらの端子44に電気的に接触する図示しない接続金具が設けられている。
電源側コネクタ32のロック用端子46が挿入される端子用空間42bには、ロックアクチュエータ24が設けられている。ロックアクチュエータ24は、ロックピン50と、制御装置26に接続されこの制御装置26の制御下にロックピン50を移動させるロック動作部52とを有する。
ロックピン50は、所定長さ延在する棒状部材に構成されている。ロックピン50は、ロック動作部52により電源側コネクタ32を係止する係止位置P1と、電源側コネクタ32の係止を解除する非係止位置P2との間を移動する。
ロック動作部52は、係止位置P1と非係止位置P2の間でロックピン50を進退させる適宜の機構を適用できる。例えば図2Aに示すように、ロック動作部52は、ソレノイド54に電力を供給してロックピン50を動作させる電磁式の構造を適用することができる。或いは、ロック動作部52は、図示しないロック用モータの回転力をロックピン50の直線運動(進退移動)に変換するボールねじ式の構造を採用してもよい。さらにロック動作部52は、流体圧によりロックピン50を進退移動させるシリンダ構造、マグネットを利用した構造等を適用し得る。
また、ロックアクチュエータ24により電源側コネクタ32を固定(脱落防止)するロック機構56は、特に限定されず、種々の構成を適用することができる。以下、図2A〜図3Bを参照して、代表的に2種類のロック機構56(第1ロック機構56A、第2ロック機構56B)について説明する。
図2A及び図2Bに示す第1ロック機構56Aは、ロックピン50を係止位置P1に移動させた際に、電源側コネクタ32のロック用端子46Aに設けられた孔部47に挿入されることで電源側コネクタ32を固定するものである。すなわち、ロック用端子46Aには、ロックピン50の移動方向(図2A中では、端子用空間42の延在方向と直交する方向)に沿って孔部47が予め形成されている。
ロックアクチュエータ24は、このロック用端子46Aが挿入される端子用空間42の側方部に設けられる。この場合、ロックアクチュエータ24は、ロックピン50の先端が非係止位置P2に位置する状態で、端子用空間42内の延在方向に沿ってロック用端子46Aを移動自在とする。その一方で、ロックアクチュエータ24は、孔部47を挿通してロックピン50を係止位置P1に移動させることで、ロック用端子46A(すなわち、電源側コネクタ32)を移動不能とする。例えば、係止位置P1においてロックピン50の先端は、ロック動作部52が設けられた壁部とは反対側の壁部の凹部42b1に挿入される。
一方、図3A及び図3Bに示す第2ロック機構56Bは、電源側コネクタ32のロック用端子46Bにラッチ48を備える一方で、端子用空間42の壁部にラッチ48が引っ掛かる凸部43を備える。これにより第2ロック機構56Bは、ロックピン50を係止位置P1に移動させた際にラッチ48と凸部43の噛合いの解除を妨げる。例えば、電源側コネクタ32のラッチ48は、ロック用端子46Bの延在方向の先端側寄りの側部に設けられる。端子用空間42の凸部43は、挿入方向手前側が傾斜面に形成されている一方で、挿入方向奥側にラッチ48の引っ掛かり面が形成されている。
ロックアクチュエータ24は、ロック用端子46Bが挿入される端子用空間42bの挿入方向奥側において、係止位置P1に進出したロックピン50がロック用端子46Bのラッチ48の形成箇所とは反対側面に接触するように構成される。すなわち、ロックピン50は、非係止位置P2に位置する状態で端子用空間42bから引っ込むことで、端子用空間42b内の延在方向に沿ってロック用端子46Bを移動自在とする。この際、ロック用端子46Bは、ラッチ48が凸部43に当たることで全体的に弾性変形して凸部43を乗り越えることができる。
一方、ロックピン50は、ロック用端子46Bのラッチ48と凸部43が引っ掛かり合った状態で係止位置P1に移動してロック用端子46Bの反対側面を押さえることで、ロック用端子46Bの弾性変形を阻止し、ラッチ48による凸部43の引っ掛かりを補強する。これによりロック用端子46B(電源側コネクタ32)が移動不能となる。
そして、車両用充電装置10は、上記のように充電ポート22に設けられたロックアクチュエータ24の作動チェック(すなわち、正常又は故障の確認)を行う構成としている。特に、車両用充電装置10は、図1Bに示すように、車両12の走行中にロックアクチュエータ24の作動チェックを実施する。
具体的には、図4Aに示すように、車両用充電装置10は、作動チェックを行う構成として制御装置26の他に、ロックアクチュエータ24のロックピン50の位置を検知する複数の位置検知センサ60と、車両12の車速を検出する車速センサ62とを備える。
複数の位置検知センサ60は、ロックピン50の現状位置(係止位置P1、非係止位置P2)を検知するために、ロック用端子46の端子用空間42bを構成する壁部の2箇所に設けられる(図2A、図3Aも参照)。制御装置26は、各位置検知センサ60の信号に基づきロックピン50の位置を認識する。例えば、制御装置26は、係止位置P1の位置検知センサ60aによりロックピン50を検出した信号に基づきロックピン50の係止位置P1への移動を認識する。逆に制御装置26は、非係止位置P2の位置検知センサ60bによりロックピン50が非検出となる信号に基づきロックピン50の非係止位置P2への移動を認識する。
なお、位置検知センサ60は、上記の構成に限定されず、種々の構成を採用し得る。例えば、位置検知センサ60は、ロックピン50の進退量を継続的に検知するもの(エンコーダ等)を適用してもよい。
車速センサ62は、車両12に設けられる周知のもの(駆動輪又は従動輪の回転数を検出する車輪速センサ、ダッシュボードの速度メータ等)を適用することが可能である。制御装置26は、この車速センサ62の検出信号に基づき現在の車速を認識する。なお制御装置26は、車速センサ62の検出信号を受信する構成に限らず、他の車載機器から車速に関わる情報(例えば、走行用のモータ16の目標駆動力、回転数等)を受信して内部で車速を算出する構成でもよい。
車両用充電装置10の制御装置26は、図2A〜図4Aに示すように、プロセッサ70、メモリ72、タイマ74、入出力インタフェース76を有するコンピュータ(ECU: Electronic Control Unit)に構成されている。また、制御装置26には、接続検出センサ28、位置検知センサ60及び車速センサ62等の各種センサが接続されると共に、ロックアクチュエータ24及び報知部64が接続されている。制御装置26は、ロックアクチュエータ24に動作指令(電力制御パルス、電力パルス等)を出力してロックピン50の動作を制御することが可能である。
例えば、制御装置26は、充電や作動チェックを行わない通常状態で、ロックピン50を非係止位置P2に待機させた状態とする。そして制御装置26は、車両用充電装置10を介したバッテリ14の充電において、電源側コネクタ32が充電ポート22に接続された際に、ロックアクチュエータ24を動作させる。これにより制御装置26は、ロックピン50を係止位置P1に移動して電源側コネクタ32を固定する。またバッテリ14の充電後に、制御装置26は、ロックアクチュエータ24を動作させてロックピン50を非係止位置P2に移動することにより、電源側コネクタ32を充電ポート22から離脱可能とする。
そして、本実施形態に係る制御装置26は、ロックアクチュエータ24の作動チェックを実施するように構成されている。この作動チェックのために、制御装置26はメモリ72に記憶された図示しないプログラムをプロセッサ70が読み出して実行することで、図4Aに示すような機能ブロックを構築する。具体的には、制御装置26内には、充電時ロックアクチュエータ制御部80、走行時ロックアクチュエータ制御部82が構築されると共に、ロックアクチュエータ24の状態を管理するステータスレジスタ84が構築される。
ステータスレジスタ84は、ロックピン50が非係止位置P2から係止位置P1に移動する際のロック動作と、ロックピン50が係止位置P1から非係止位置P2に移動する際のアンロック動作とについて、正常又は故障を監視する複数種類のフラグを有する。具体的には図4Bに示すように、ステータスレジスタ84には、ロック仮正常フラグF1、ロック仮故障フラグF2、ロック正常確定フラグF3、ロック故障確定フラグF4、アンロック正常確定フラグF5、アンロック故障確定フラグF6が設けられている。ステータスレジスタ84は、充電時ロックアクチュエータ制御部80や走行時ロックアクチュエータ制御部82の指示下に各フラグが切り替えられる他に、駆動停止操作(イグニッションオフ)等の状況に応じて適宜リセットされる。
充電時ロックアクチュエータ制御部80は、外部電源30からバッテリ14に充電する際において、ロックアクチュエータ24の動作を制御すると共に、ステータスレジスタ84を介して充電時におけるロックアクチュエータ24の状態(動作結果)を管理する。すなわち、充電時ロックアクチュエータ制御部80は、充電開始前にロックアクチュエータ24にロック指令(ロックピン50(係止部材)を動作させる動作指令)を出力することでロックアクチュエータ24のロック動作を行う。同様に、充電時ロックアクチュエータ制御部80は、充電後にロックアクチュエータ24にアンロック指令(ロックピン50(係止部材)を動作させる動作指令)を出力することでロックアクチュエータ24のアンロック動作を行う。
また、充電時ロックアクチュエータ制御部80は、ロック動作時にロックピン50の位置検知に基づきロック動作の機能の正常又は故障を判定し、ロック仮正常フラグF1やロック仮故障フラグF2を適宜切り替える。ここで、ロックピン50が係止位置P1に移動する際の不具合には、ロックアクチュエータ24自体の故障によってロックピン50が移動できない場合と、電源側コネクタ32の不良や接続不良によってロックピン50が移動できない場合とがある。例えば既述したように、電源側コネクタ32の端子44が変形等している状態や電源側コネクタ32が十分に嵌合していない状態ではロックピン50が移動できなくなる。このため、制御装置26は、ロック動作の結果についてロック仮正常フラグF1及びロック仮故障フラグF2を選択的にオン又はオフにすることで、ロックアクチュエータ24のロック動作の正常又は故障の可能性を管理する。
さらに、充電時ロックアクチュエータ制御部80は、アンロック動作時にロックピン50の位置検知に基づきアンロック動作の機能の正常又は故障を判定し、アンロック正常確定フラグF5及びアンロック故障確定フラグF6を適宜切り替える。すなわち、係止位置P1にあるロックピン50が非係止位置P2に移動する際には、電源側コネクタ32の不良や接続不良が生じている可能性が殆どないため、ここで生じる不具合はロックアクチュエータ24自体の故障が原因であると推定できる。このため、制御装置26は、アンロック動作の結果についてアンロック正常確定フラグF5及びアンロック故障確定フラグF6を選択的にオン又はオフにすることで、ロックアクチュエータ24のアンロック動作の故障を管理する。
一方、走行時ロックアクチュエータ制御部82は、車両12の走行中において作動チェックを行い、この際のロックアクチュエータ24の動作を制御すると共に、ステータスレジスタ84を介してロックアクチュエータ24の状態(動作結果)を管理する。走行時ロックアクチュエータ制御部82は、車両12の車速が所定速度以上になった際に、ロックアクチュエータ24にロック指令を出力してロック動作を実施させ、またロックアクチュエータ24にアンロック指令を出力してアンロック動作を実施させる。
また、走行時ロックアクチュエータ制御部82は、ロック動作時にロックピン50の位置検知に基づきロック動作の機能の正常又は故障を判定し、ロック正常確定フラグF3及びロック故障確定フラグF4を選択的にオン又はオフにする。走行時におけるロックピン50がロック動作の不具合は、ロックアクチュエータ24自体の故障と推定することができる。
ただし走行時の振動等によりロックピン50が移動できない場合もあり得る。このため、走行時ロックアクチュエータ制御部82は、ロック動作の故障確認をカウントするロック動作故障カウンタ部82aを有し、カウントした故障確認回数が所定回数以上になった場合に、ロック動作の機能の故障を最終的に確定する。そして、制御装置26は、ロック動作の結果についてロック正常確定フラグF3及びロック故障確定フラグF4を用いることで、ロックアクチュエータ24のロック動作の故障を管理する。ロック動作故障カウンタ部82aに保持される故障確認回数は、車両12の車速が所定以下になるとリセットされるように構成される。なお、故障確認回数は、作動チェックの結果が確定する、駆動停止操作がなされる等の他の条件成立より適宜リセットさてもよい。
上記したように、アンロック動作の機能の正常又は故障は、充電時に行うことができるので、走行時における作動チェックはロック動作の正常又は故障の確認をメインに実施する。また制御装置26は、ロック正常確定フラグF3、ロック故障確定フラグF4のうち一方が確定している場合には、作動チェックを敢えて行わない構成としている。これにより、車両用充電装置10は、不要な作動チェックを抑制することができ、作動チェックに伴う電力消費を減らすことができる。
本実施形態に係る車両用充電装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下その動作(処理フロー)の一例について詳述していく。
まず、外部電源30から車両12のバッテリ14に充電を行う際における車両用充電装置10の処理フローについて図5を参照して説明する。上記したように、車両用充電装置10は、外部電源30の電源側コネクタ32を充電ポート22に接続して充電を行う際に、ロックアクチュエータ24を動作させて電源側コネクタ32を固定する。
具体的には、制御装置26は、車両12の駆動停止(イグニッションオフ)においてスリープ状態となる。この際、ロックアクチュエータ24は、基本的にロックピン50を非係止位置P2に待機させている。また、制御装置26は、スリープ状態で受信している接続検出センサ28の検出信号に基づき電源側コネクタ32の接続を判定する(ステップS1)。ステップS1において電源側コネクタ32の接続を認識した場合(ステップS1:YES)には、ロックアクチュエータ24によるロックを開始するために、ロックアクチュエータ24にロック指令を出力する(ステップS2)。このロック指令により、ロックアクチュエータ24は、非係止位置P2にあるロックピン50を係止位置P1に進出させるロック動作を行う。
ロックアクチュエータ24の移動時(ロック指令時)に、制御装置26は、タイマ74による計時を行い、ロックアクチュエータ24によるロックピン50のロック動作時間をカウントする(ステップS3)。そして制御装置26は、位置検知センサ60の検知信号に基づき、ロックピン50が係止位置P1に移動したか否かを判定する(ステップS4)。ロックピン50が係止位置P1に移動していない場合(ステップS4:NO)にはステップS5に進み、ロックピン50が係止位置P1に移動した場合(ステップS4:YES)にはステップS7に進む。
ステップS5において、制御装置26は、カウントしているロック動作時間と予め設定したロック期間閾値を比較する。ロック動作時間がロック期間閾値を超えていない場合(ステップS5:NO)にはステップS3に戻り、以下同様の処理を繰り返す。一方、ロック動作時間がロック期間閾値を超えた場合(ステップS5:YES)には、ステップS6に進む。
ロック動作時間がロック期間閾値を超えた場合とは、ロック期間閾値までにロックピン50が係止位置P1に移動しなかったことになり、この場合ロックアクチュエータ24のロックに関して故障が生じている可能性がある。そのためステップS6において、制御装置26は、ステータスレジスタ84のロック仮故障フラグF2をオンにする(0から1にする)。なお、制御装置26は、ロックピン50が係止位置P1に移動できなかった場合に、ロックピン50を非係止位置P2に一旦戻してロック動作を再び実施する、すなわちロック動作を複数回実施する構成でもよい。この場合、制御装置26は、ロック動作を所定回数実施してもロックピン50が係止位置P1に移動しない場合に、ロック仮故障フラグF2をオンにする。
逆に、ロック期間閾値以内にロックピン50が係止位置P1に移動した場合とは、ロックアクチュエータ24のロック動作が正常になされたことになる。そのためステップS7において、制御装置26は、ステータスレジスタ84のロック仮正常フラグF1をオンにする。
その後、車両用充電装置10は、ロックアクチュエータ24の状態に関わらず、外部電源30からバッテリ14への電力供給、すなわち充電を実施させる(ステップS8)。ロックアクチュエータ24が仮故障であっても、電源側コネクタ32の電極端子が充電ポート22に電気的に導通していればバッテリ14への充電を行うことができる。また充電時に、車両用充電装置10は、バッテリ14への電力供給量や充電量の変化を監視することで、バッテリ14への充電がなされているか否かを監視することが可能である。よってバッテリ14への充電がなされていない場合には、ユーザに充電がなされていない旨の報知を行えばよい。
次に、充電終了時の車両用充電装置10の処理フローについて図6を参照して説明する。車両用充電装置10は、バッテリ14の充電終了に関する適宜の終了条件の成立を判定し(ステップS11)、終了条件の成立に基づき充電を終了する。例えば、終了条件としては、バッテリ14の充電量(SOC)が所定値以上となる、ユーザによる電源側コネクタ32の引き抜き操作を認識する等があげられる。
制御装置26は、充電終了時に、ロックアクチュエータ24によるロック用端子46のロックを解除するために、ロックアクチュエータ24にアンロック指令を出力する(ステップS12)。このアンロック指令により、ロックアクチュエータ24は、係止位置P1にあるロックピン50を非係止位置P2に後退させる。
またロックアクチュエータ24の移動時(アンロック指令後)に、制御装置26は、タイマ74による計時を行い、ロックアクチュエータ24によるロックピン50のアンロック動作時間をカウントする(ステップS13)。そして制御装置26は、位置検知センサ60の検知信号に基づき、ロックピン50が非係止位置P2に移動したか否かを判定する(ステップS14)。ロックピン50が非係止位置P2に移動していない場合(ステップS14:NO)にはステップS15に進み、ロックピン50が非係止位置P2に移動した場合(ステップS14:YES)にはステップS17に進む。
ステップS15において、制御装置26は、カウントしているアンロック動作時間と予め設定したアンロック期間閾値を比較する。アンロック動作時間がアンロック期間閾値を超えていない場合(ステップS15:NO)にはステップS13に戻り、以下同様の処理を繰り返す。一方、アンロック動作時間がアンロック期間閾値を超えた場合(ステップS15:YES)には、ステップS16に進む。
アンロック動作時間がアンロック期間閾値を超えた場合とは、アンロック期間閾値までにロックピン50が非係止位置P2に移動しなかったことになり、この場合ロックアクチュエータ24のアンロックに関して故障が生じていることになる。そのためステップS16において、制御装置26は、ステータスレジスタ84のアンロック故障確定フラグF6をオンにする。すなわち、アンロック動作に異常が発生した場合には、ロックアクチュエータ24自体の故障しか殆ど想定し得ないので、暫定的に仮故障を判定するのではなく、ロックアクチュエータ24のアンロック機能の故障を確定する。
逆に、ロック期間閾値以内にロックピン50が係止位置P1に移動した場合とは、ロックアクチュエータ24のアンロック動作が正常になされたことになる。そのためステップS17において、制御装置26は、ステータスレジスタ84のアンロック正常確定フラグF5をオンにする。
次に、車両12の走行中における車両用充電装置10の処理フローについて図7及び図8を参照して説明する。上記したように、車両用充電装置10は、車両12の走行中に、ロックアクチュエータ24の作動チェックを実施する構成としている。
具体的には、車両用充電装置10は、車両12の走行開始後に、ロック仮正常フラグF1がオンとなっているか否かを判定する(ステップS21)。ロック仮正常フラグF1がオンとなっている場合とは、充電時にロックアクチュエータ24のロック動作が正常になされたことになる。このため、ロック仮正常フラグF1がオンとなっている場合(ステップS21:YES)には、ステップS22に進む。
ステップS22において、制御装置26は、車速センサ62の検出信号に基づき車速を取得し、車速が所定の速度閾値以上となっているか否かを判定する。そして、車速が所定の速度閾値以上となっている場合(ステップS22:YES)、さらに所定時間経過した後にロック正常確定フラグF3をオンにする(ステップS23)。またこの際、制御装置26は、ロック仮正常フラグF1をオフとする(1から0とする)。すなわちロック仮正常フラグF1がオンの場合には、制御装置26は、車両12の走行時にロックアクチュエータ24を動作させずに、ロックアクチュエータ24のロック動作の正常を確定する。
一方、仮正常フラグがオフとなっている場合(ステップS21:NO)には、ステップS24において、ロック仮故障フラグF2がオンとなっているか否かを判定する。ロック仮故障フラグF2がオンになっている場合とは、充電時にロックアクチュエータ24のロック動作が正常になされていない場合であり、ロックアクチュエータ24が故障している可能性がある。このため、ロック仮故障フラグF2がオンの場合(ステップS24:YES)にはステップS25に進む一方で、ロック仮故障フラグF2がオフの場合(ステップS24:NO)には、走行中における作動チェックを終了する。ロック仮正常フラグF1がオフ且つロック仮故障フラグF2がオフとなっている場合とは、各フラグのリセット後に充電が実施されていないことになる。なお、制御装置26は、ロック仮正常フラグF1がオフ且つロック仮故障フラグF2がオフとなっている場合に、車両12の走行中に作動チェックを行う構成でもよい。これにより充電の実施前にロックアクチュエータ24の状態を確認することができる。
ステップS25において、制御装置26は、車速センサ62の検出信号に基づき車速を取得し、車速が所定の速度閾値以上となっているか否かを判定する。これにより車両用充電装置10は、車両12がある程度の速度以上に達した段階でロックアクチュエータ24の作動チェックを行うことになり、作動チェックにおけるロックアクチュエータ24の音がユーザに聞こえることを抑制できる。
制御装置26は、車速が速度閾値以上となった場合(ステップS25:YES)に、ロックアクチュエータ24にロック指令を出力する(ステップS26)。このロック指令により、ロックアクチュエータ24は、非係止位置P2にあるロックピン50を係止位置P1に進出させるロック動作を行う。
そして、制御装置26は、位置検知センサ60の検知信号に基づき、ロックピン50が係止位置P1に移動したか否かを判定する(ステップS27)。この際、充電時におけるロックピン50のロック動作の処理と同様に、ロック動作時の計時を行うと共にロック動作時間とロック期間閾値を比較して、ロック動作の判定期間を限定することが好ましい。またロック動作の判定後、制御装置26は、ロックアクチュエータ24にアンロック指令を出力することで、ロックピン50を係止位置P1から非係止位置P2に後退させる。
ロックピン50が係止位置P1に移動した場合(ステップS27:YES)には、ロックアクチュエータ24のロック動作が正常に実施されたことになる。このためステップS28において、制御装置26は、ロック正常確定フラグF3をオンとする一方で、ロック仮故障フラグF2をオフとする。その一方で、ロックピン50が係止位置P1に移動しない場合(ステップS27:NO)には、ロックアクチュエータ24が故障している確率が高まる。このためステップS29において、制御装置26は、ロック動作故障カウンタ部82aの故障確認回数を1つ増加(インクリメント)させる。
そしてステップS30において、制御装置26は、ロック動作故障カウンタ部82aの故障確認回数が予め設定した確定閾値以上となったか否かを判定する。故障確認回数が確定閾値未満の場合(ステップS30:NO)には、ステップS25に戻り、以下同様の処理を繰り返す。すなわち、制御装置26は、ロックピン50を動作させる動作指令を再度送信して、ロックピン50が係止位置P1に移動したか否かを再度判定する。ステップS25に戻った場合において、車速が速度閾値未満になっていた場合(ステップS25:NO)には、ステップS31に進み、ロック動作故障カウンタ部82aの故障確認回数をリセットする。このリセット後は、再びステップS25を繰り返す。これにより、車両用充電装置10は、車両12の車速が速度閾値未満に低下した場合に、作動チェックを新たに実施することができる。
一方、故障確認回数が確定閾値以上の場合(ステップS30:YES)にはステップS32に進む。ステップS32において、制御装置26は、ロック故障確定フラグF4をオンとする一方で、ロック仮故障フラグF2をオフとする。これにより、制御装置26は、ロックアクチュエータ24の故障をより確実に認識することができる。
制御装置26は、ロックアクチュエータ24の故障確定時に応じた適宜の故障コードをセットし、この報知部64は、この故障コードに基づきロックアクチュエータ24の故障の発生をユーザに報知する(ステップS33)。これによりユーザは、車両用充電装置10のロックアクチュエータ24が故障していることを認識することができ、適切な対処を図ることができる。
また、車両12の走行中において、制御装置26は、ロック故障確定フラグF4及びロック正常確定フラグF3の状態を確認する。そして、ロック故障確定フラグF4及びロック正常確定フラグF3のうち一方がオンとなっている状態では、作動チェックを実施しない構成としている。これにより、車両用充電装置10は、ロックアクチュエータ24の状態確定後における不要な作動チェックを回避することが可能となる。
さらに、制御装置26は、ロック正常確定フラグF3又はロック故障確定フラグF4がオンになっている場合に、車両12の駆動停止操作(イグニッションオフ)がなされると、オンとなっている正常確定フラグ又は故障確定フラグをオフにする。これにより車両12の駆動停止後から駆動開始操作(イグニッションオン)がなされた際に、制御装置26は、上記の作動チェックを行うことができる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されず、発明の要旨に沿って種々の改変が可能である。例えば、車両用充電装置10の充電ポート22と電源側コネクタ32の固定機構は、特に限定されず、例えば、電源側コネクタ32のフックと、ロックアクチュエータ24のフック同士が引っ掛り合う構成等を採用してよい。ロックアクチュエータ24は、電源側コネクタ32にロック用端子46をロックする構成に限定されず、ハブ38や他の端子44(電極端子、アース端子、通信端子等)を係止する構成でもよい。
また例えば、車両用充電装置10は、ロックアクチュエータ24のアンロック動作の故障確定については充電時に行う構成とした。しかしながら、走行中の作動チェックにおいてロック動作後にはアンロック動作を実施することから、制御装置26は、この際のアンロック動作の正常又は故障を判定し、アンロック動作の正常又は故障を確定してもよい。
上記の実施形態から把握し得る技術的思想及び効果について、以下に記載する。
本発明の一態様は、外部電源30の電源側コネクタ32が接続される車両12の充電ポート22と、電源側コネクタ32を係止する係止位置P1と、電源側コネクタ32の係止を解除する非係止位置P2との間を移動する係止部材(ロックピン50)を有するロックアクチュエータ24と、係止部材の位置を検知する位置検知センサ60と、ロックアクチュエータ24の動作を制御する制御部(制御装置26)と、を有する車両用充電装置10であって、制御部は、車両12の車速を取得して、車速が所定速度以上であるか否かを判定し、車速が所定以上である場合にロックアクチュエータ24の作動チェックを行い、作動チェックでは、ロックアクチュエータ24に係止部材への動作指令を送信し、位置検知センサ60により検出した係止部材の位置が、動作指令の位置にあるか否かに基づきロックアクチュエータ24の正常又は故障を判定する。
上記によれば、車両用充電装置10は、車両12の走行時において車速が所定速度以上の際にロックアクチュエータ24の作動チェックを行うことで、ロックアクチュエータ24の正常又は故障を確実に判定することができる。これにより、車両用充電装置10は、充電時におけるロック機構56の不具合に関して、ロックアクチュエータ24の故障、電源側コネクタ32側の不良又は接続不良を判別することができる。また車両用充電装置10は、車速が所定速度以上で作動チェックを行うことで、走行音等により作動チェックの音をかき消すことができ、作動チェックの音が聞こえることによるユーザの不安を抑制することができる。
また、制御部(制御装置26)は、ロックアクチュエータ24の故障確認回数をカウントする故障カウンタ部(ロック動作故障カウンタ部82a)を有し、作動チェックにおいてロックアクチュエータ24が正常の場合には、作動チェックを終了する一方で、作動チェックにおいてロックアクチュエータ24が故障の場合には、故障カウンタ部の故障確認回数を加算すると共に、前記係止部材への動作指令を再度送信し、故障確認回数が所定以上になると、ロックアクチュエータ24の故障を確定して作動チェックを終了する。このように、車両用充電装置10は、複数回の係止部材への動作指令を行い、故障確認回数をカウントすることで、走行中の振動等の影響による誤判定を防いで、作動チェックの精度を高めることができる。
また、制御部(制御装置26)は、作動チェックが終了する前に車速が所定速度未満になった場合に、故障カウンタ部(ロック動作故障カウンタ部82a)の故障確認回数をリセットし、リセット後に車速が再び所定速度以上になった場合に、作動チェックを最初から開始する。これにより、車両用充電装置10は、所定速度以上が一定時間以上続くという安定した状態でロックアクチュエータ24の作動チェックを行うため、チェックの精度をより高めることができる。
また、制御部(制御装置26)は、電源側コネクタ32の接続時に、動作指令に対するロックアクチュエータ24の動作が故障であった場合に、仮故障フラグ(ロック仮故障フラグF2)をオンにし、車速が所定速度以上になり、且つ仮故障フラグがオンになっている場合にのみ作動チェックを行う。これにより、車両用充電装置10は、ロックアクチュエータ24の動作回数を抑えることが可能となり、電力の消費を抑えると共に、ロックアクチュエータ24の寿命を延ばすことができる。
また、制御部(制御装置26)は、電源側コネクタ32の接続時に、係止部材(ロックピン50)を係止位置P1へ移動させる動作指令をロックアクチュエータ24に送信し、ロックアクチュエータ24の動作が故障であった場合に、仮故障フラグ(ロック仮故障フラグF2)をオンにする一方で、係止部材を非係止位置P2に移動させる動作指令をロックアクチュエータ24に送信し、ロックアクチュエータ24の動作が故障であった場合に、係止部材を非係止位置P2に移動させる機能の故障を確定する。これにより、車両用充電装置10は、ロックアクチュエータ24自体の故障か、電源側コネクタ32の不良又は接続不良かの判定が難しい状況のみ、走行時の作動チェックを行うことができる。そのため、車両用充電装置10は、ロックアクチュエータ24の作動回数を必要最低限に抑え、電力の消費をさらに抑え、またロックアクチュエータ24の寿命をさらに延ばすことができる。
また、制御部(制御装置26)は、作動チェックにより、ロックアクチュエータ24の正常が確定した場合に仮故障フラグ(ロック仮故障フラグF2)をオフにする。すなわち、ロックアクチュエータ24が正常であると確定した場合に、それ以上の作動チェックの必要がない。そのため、車両用充電装置10は、ロックアクチュエータ24の正常を確定した場合、仮故障フラグをオフに戻すことで、それ以上作動チェックを行わないようになる。その結果、車両用充電装置10は、ロックアクチュエータ24の作動回数を必要最低限に抑え、電力の消費をより抑え、またロックアクチュエータ24の寿命をより延ばすことができる。
また、制御部(制御装置26)は、電源側コネクタ32の接続時に、係止部材(ロックピン50)を係止位置P1へ移動させる動作指令をロックアクチュエータ24に送信し、ロックアクチュエータ24の動作が正常であった場合に、仮正常フラグ(ロック仮正常フラグF1)をオンにし、車速が所定速度以上になり、且仮正常フラグがオンになっている場合には、係止部材を係止位置P1に移動させる機能の正常を確定し、仮正常フラグをオフに戻す。これにより、車両用充電装置10は、充電時にすぐに正常を確定することなく仮ロック正常フラグを立て走行時に正常を確定することで、故障と正常の確定タイミングを合わせることができる。
また、制御部(制御装置26)は、作動チェックにより、ロックアクチュエータ24の正常の確定に基づき正常確定フラグ(ロック正常確定フラグF3)をオンにする一方で、ロックアクチュエータ24の故障の確定に基づき故障確定フラグ(ロック故障確定フラグF4)をオンにし、正常確定フラグ又は故障確定フラグがオンになっている場合は、作動チェックを行わない。すなわち、車両12は、駆動停止操作がなされるまでは、ロックアクチュエータ24の正常又は故障の状態は変わらないと考えられるため、作動チェックの結果が一旦確定すれば、作動チェックを再び行っても結果は変わらないとみなせる。つまり、車両用充電装置10は、故障確定フラグ又は正常確定フラグがオンにした後に作動チェックを行わないようにすることで、電力の消費を抑えることができ、またロックアクチュエータ24の寿命を延ばすことができる。
また、制御部(制御装置26)は、正常確定フラグ(ロック正常確定フラグF3)又は故障確定フラグ(ロック故障確定フラグF4)がオンになっている場合に、車両12の駆動停止操作がなされると、オンとなっている正常確定フラグ又は故障確定フラグをオフにする。駆動停止後から駆動開始操作がなされるまでの間には、ロックアクチュエータ24に何らかの変化が起きている可能性がある。そのため、駆動停止操作がなされた際に故障確定フラグ又は正常確定フラグをオフにすることで、車両用充電装置10は、駆動開始操作後に作動チェックを実施して、ロックアクチュエータ24の正常又は故障を確認することができる。
また、電源側コネクタ32は、充電ポート22に噛合うラッチ48を有し、係止部材(ロックピン50)は、充電ポート22の接続時に、係止位置P1への移動に伴いラッチ48の噛合いの解除を妨げる。これにより、車両用充電装置10は、充電ポート22からの電源側コネクタ32の脱落を係止部材により強固に防ぐことができる。また、車両用充電装置10は、ラッチ48や電源側コネクタ32自体の変形、電源側コネクタ32に異物が張り付いた場合等の不良と、ロックアクチュエータ24の故障とを良好に判別することができる。
また、電源側コネクタ32は、係止部材(ロックピン50)が入り込み可能な孔部47を有し、係止部材は、充電ポート22の接続時に、係止位置P1への移動に伴い孔部47に入り込むことで電源側コネクタ32を固定する。この場合でも、車両用充電装置10は、充電ポート22からの電源側コネクタ32の脱落を係止部材により強固に防ぐことができる。また、車両用充電装置10は、電源側コネクタ32の変形、電源側コネクタ32に異物が張り付いた場合、電源側コネクタ32の接続不良等と、ロックアクチュエータ24の故障とを良好に判別することができる。
また、車両12は、フロントフード20の下側に充電ポート22と、走行用のモータ16とを備える。これにより、車両用充電装置10は、走行中のロックアクチュエータ24の作動チェックの音が、モータ16の音にかき消され、車室内のユーザに対してより聞こえ難くすることができる。
10…車両用充電装置 12…車両
16…モータ 20…フロントフード
22…充電ポート 24…ロックアクチュエータ
26…制御装置 30…外部電源
32…電源側コネクタ 50…ロックピン
60、60a、60b…位置検知センサ 62…車速センサ
F1…ロック仮正常フラグ F2…ロック仮故障フラグ
F3…ロック正常確定フラグ F4…ロック故障確定フラグ
F5…アンロック正常確定フラグ F6…アンロック故障確定フラグ
P1…係止位置 P2…非係止位置

Claims (12)

  1. 外部電源の電源側コネクタが接続される車両の充電ポートと、
    前記電源側コネクタを係止する係止位置と、前記電源側コネクタの係止を解除する非係止位置との間を移動する係止部材を有するロックアクチュエータと、
    前記係止部材の位置を検知する位置検知センサと、
    前記ロックアクチュエータの動作を制御する制御部と、を有する車両用充電装置であって、
    前記制御部は、
    前記車両の車速を取得して、前記車速が所定速度以上であるか否かを判定し、前記車速が所定以上である場合に前記ロックアクチュエータの作動チェックを行い、
    前記作動チェックでは、前記ロックアクチュエータに前記係止部材への動作指令を送信し、前記位置検知センサにより検出した前記係止部材の位置が、前記動作指令の位置にあるか否かに基づき前記ロックアクチュエータの正常又は故障を判定する
    車両用充電装置。
  2. 請求項1記載の車両用充電装置において、
    前記制御部は、
    前記ロックアクチュエータの故障確認回数をカウントする故障カウンタ部を有し、
    前記作動チェックにおいて前記ロックアクチュエータが正常の場合には、前記作動チェックを終了する一方で、
    前記作動チェックにおいて前記ロックアクチュエータが故障の場合には、前記故障カウンタ部の前記故障確認回数を加算すると共に、前記係止部材への動作指令を再度送信し、前記故障確認回数が所定以上になると、前記ロックアクチュエータの故障を確定して前記作動チェックを終了する
    車両用充電装置。
  3. 請求項2記載の車両用充電装置において、
    前記制御部は、
    前記作動チェックが終了する前に前記車速が前記所定速度未満になった場合に、前記故障カウンタ部の前記故障確認回数をリセットし、
    リセット後に前記車速が再び前記所定速度以上になった場合に、前記作動チェックを最初から開始する
    車両用充電装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用充電装置において、
    前記制御部は、
    前記電源側コネクタの接続時に、前記動作指令に対する前記ロックアクチュエータの動作が故障であった場合に、仮故障フラグをオンにし、
    前記車速が前記所定速度以上になり、且つ前記仮故障フラグがオンになっている場合にのみ前記作動チェックを行う
    車両用充電装置。
  5. 請求項4記載の車両用充電装置において、
    前記制御部は、
    前記電源側コネクタの接続時に、前記係止部材を前記係止位置へ移動させる前記動作指令を前記ロックアクチュエータに送信し、前記ロックアクチュエータの動作が故障であった場合に、前記仮故障フラグをオンにする一方で、
    前記係止部材を前記非係止位置に移動させる前記動作指令を前記ロックアクチュエータに送信し、前記ロックアクチュエータの動作が故障であった場合に、前記係止部材を前記非係止位置に移動させる機能の故障を確定する
    車両用充電装置。
  6. 請求項4又は5記載の車両用充電装置において、
    前記制御部は、
    前記作動チェックにより、前記ロックアクチュエータの正常が確定した場合に前記仮故障フラグをオフにする
    車両用充電装置。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項に記載の車両用充電装置において、
    前記制御部は、
    前記電源側コネクタの接続時に、前記係止部材を前記係止位置へ移動させる前記動作指令を前記ロックアクチュエータに送信し、前記ロックアクチュエータの動作が正常であった場合に、仮正常フラグをオンにし、
    前記車速が前記所定速度以上になり、且つ前記仮正常フラグがオンになっている場合には、前記係止部材を前記係止位置に移動させる機能の正常を確定し、前記仮正常フラグをオフに戻す
    車両用充電装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用充電装置において、
    前記制御部は、
    前記作動チェックにより、前記ロックアクチュエータの正常の確定に基づき正常確定フラグをオンにする一方で、前記ロックアクチュエータの故障の確定に基づき故障確定フラグをオンにし、
    前記正常確定フラグ又は前記故障確定フラグがオンになっている場合は、前記作動チェックを行わない
    車両用充電装置。
  9. 請求項8記載の車両用充電装置において、
    前記制御部は、
    前記正常確定フラグ又は前記故障確定フラグがオンになっている場合に、前記車両の駆動停止操作がなされると、オンとなっている前記正常確定フラグ又は前記故障確定フラグをオフにする
    車両用充電装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の車両用充電装置において、
    前記電源側コネクタは、前記充電ポートに噛合うラッチを有し、
    前記係止部材は、前記充電ポートの接続時に、前記係止位置への移動に伴い前記ラッチの噛合いの解除を妨げる
    車両用充電装置。
  11. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の車両用充電装置において、
    前記電源側コネクタは、前記係止部材が入り込み可能な孔部を有し、
    前記係止部材は、前記充電ポートの接続時に、前記係止位置への移動に伴い前記孔部に入り込むことで前記電源側コネクタを固定する
    車両用充電装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の車両用充電装置において、
    前記車両は、フロントフードの下側に前記充電ポートと、走行用のモータとを備える
    車両用充電装置。
JP2020045293A 2020-03-16 2020-03-16 車両用充電装置 Active JP7055828B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020045293A JP7055828B2 (ja) 2020-03-16 2020-03-16 車両用充電装置
CN202110280907.8A CN113400965B (zh) 2020-03-16 2021-03-16 车辆用充电装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020045293A JP7055828B2 (ja) 2020-03-16 2020-03-16 車両用充電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021150980A true JP2021150980A (ja) 2021-09-27
JP7055828B2 JP7055828B2 (ja) 2022-04-18

Family

ID=77677628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020045293A Active JP7055828B2 (ja) 2020-03-16 2020-03-16 車両用充電装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7055828B2 (ja)
CN (1) CN113400965B (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08175370A (ja) * 1994-12-27 1996-07-09 Nissan Motor Co Ltd アンチスキッド制御装置
JP2001260858A (ja) * 2000-03-15 2001-09-26 Unisia Jecs Corp ブレーキ制御装置
JP5610087B2 (ja) * 2011-10-25 2014-10-22 住友電装株式会社 車両用充電装置
JP2017001491A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 株式会社デンソー 車両用ブレーキシステム
JP2018191399A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 本田技研工業株式会社 車両の電源装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012093596A1 (ja) * 2011-01-06 2012-07-12 古河電気工業株式会社 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08175370A (ja) * 1994-12-27 1996-07-09 Nissan Motor Co Ltd アンチスキッド制御装置
JP2001260858A (ja) * 2000-03-15 2001-09-26 Unisia Jecs Corp ブレーキ制御装置
JP5610087B2 (ja) * 2011-10-25 2014-10-22 住友電装株式会社 車両用充電装置
JP2017001491A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 株式会社デンソー 車両用ブレーキシステム
JP2018191399A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 本田技研工業株式会社 車両の電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN113400965A (zh) 2021-09-17
CN113400965B (zh) 2024-04-12
JP7055828B2 (ja) 2022-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108708636B (zh) 机动车辆关闭装置的电子闩锁中的碰撞管理系统和方法
JP5999006B2 (ja) 充電プラグのロック装置
CN109519061B (zh) 具有用于电子车辆进入系统的机械应急开关的电容板
JP5618024B2 (ja) バックアップ電源装置とそれを搭載した自動車
US20160344131A1 (en) Charging connector connecting device
US20170074008A1 (en) Electrical door latch
CN110341511B (zh) 一种充电电子锁解锁方法
CA2387246C (en) On-board control system and method for vehicles
US20190199037A1 (en) Charging system for vehicle
CN104284798B (zh) 车辆安全
US9969354B2 (en) Lid lock device
US20190277060A1 (en) Locking Device Having Shape Memory Alloy for an Energy Storage Device of a Motor Vehicle and Method for Operating Such a Locking Device
CN107448074B (zh) 含电子锁、把手有两引脚把手开关的机动车辆闭锁系统
CN105421907A (zh) 用于检测机动车辆车门把手的致动的方法
CN114585791B (zh) 用于锁定和/或解锁可移动的汽车闭合机构的闭锁装置
KR20240031358A (ko) 도어 잠금장치, 특히 자동차 도어 잠금장치
CN109204153B (zh) 汽车电动侧踏异常诊断方法及系统和具有该系统的汽车
CN102923068B (zh) 一种汽车背门防夹系统及其控制方法
JP7055828B2 (ja) 車両用充電装置
JPH09106861A (ja) 電気自動車の充電装置
JP7279302B2 (ja) 車両の起動システム
US11061075B2 (en) Voltage measurement device, voltage measurement system
KR100208545B1 (ko) 차량용 도난 방지 시스템 및 그 도난 판정 장치
JP2015072855A (ja) 車両用外部充電器接続構造
JP5610980B2 (ja) 電動ステアリングロック制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7055828

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150