JP2015072855A - 車両用外部充電器接続構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】充電コネクタが充電ポートから外脱するのを防止するロックピンによるロック完了を検知する手段を設けて、充電コネクタが外脱可能な状態での充電を確実に禁止する。【解決手段】ロックピン11がロック孔2a内に進入するストローク過程で、ロックピンの先端部11aは検知先端24を押す。この時ロックピン先端部は弾性材23を弾性変形させつつ検知先端を、アーム22との間に交角が発生するよう対応方向へ押下し、かかる検知先端の押下に追従するようアームが枢支ピン22aの周りで対応方向へ回動され、ロック孔2aに対するロックピンの進入ストローク完了時にスイッチ作動子21aがアームで押し下げられ、マイクロスイッチ21は作動される。マイクロスイッチの作動を受けて判定部は、ロックピンがロック孔内に完全に進入した状態であると判定し、充電を許可する。【選択図】図5
Description
本発明は、車外充電器の充電コネクタを車載充電ポートに挿入した状態で車外充電器からの電力により車載バッテリを充電する際に用いる車両用外部充電器接続構造に関し、特に充電コネクタが充電中に充電ポートから外脱することのないようにする充電コネクタ外脱防止機構の改良に係わる。
充電中に充電コネクタが充電ポートから外脱することは、充電用の給電路が強電系であることともあって、好ましくない。
そこで、充電コネクタが充電中に充電ポートから外脱することのないようにする必要があり、そのための充電コネクタ外脱防止機構としては従来、例えば特許文献1に記載のごときものが知られている。
そこで、充電コネクタが充電中に充電ポートから外脱することのないようにする必要があり、そのための充電コネクタ外脱防止機構としては従来、例えば特許文献1に記載のごときものが知られている。
この提案技術は、充電コネクタ挿入状態で行われる充電中、給電路に流れる電流を検出し、該電流の検出時に、充電コネクタの挿脱方向を横切る方向へ進退可能なロックピンを電磁力で進出ストロークさせてロック位置となし、これにより充電中に充電コネクタが充電ポートから外脱することのないようにしたものである。
しかし上記した型式の充電コネクタ外脱防止機構にあっては、ロックピンを電磁力でロック位置に向け進出ストロークさせるアクチュエータの故障や断線などによりロックピンがロック位置になり得ない時でも、充電コネクタが車載充電ポートに挿入されると、これら充電コネクタおよび充電ポートを経由した通電によりバッテリ充電が可能である。
このため、充電コネクタが充電ポートに対し抜け止めされていない状態で充電が行われることがある。
この場合、充電中に充電ケーブルに足を引っ掛けるなどにより充電コネクタが充電ポートから外脱することがあり、充電コネクタ外脱防止機構が本来の機能を果たし得ず、好ましくない。
この場合、充電中に充電ケーブルに足を引っ掛けるなどにより充電コネクタが充電ポートから外脱することがあり、充電コネクタ外脱防止機構が本来の機能を果たし得ず、好ましくない。
本発明は、上記したロックピンなどの充電コネクタ外脱制限部材が充電コネクタの外脱防止を司ることが可能な進入ストローク完了位置にならない限り充電が行われないようにして、上記の問題を生じなくなるよう改良した車両用外部充電器接続構造を提供することを目的とする。
この目的のため、本発明による車両用外部充電器接続構造は、これを以下のごとくに構成する。
先ず本発明の前提となる車両用外部充電器接続構造を説明するに、これは、
車両用外部充電器の充電コネクタを挿入され、該挿入状態でこの充電コネクタから電力供給を受けて車載バッテリを充電可能にする充電ポートを具え、
該充電ポートに対する前記充電コネクタの挿脱方向を横切る方向へ進退して、該充電コネクタのロック孔に対し進入・脱出することにより、前記挿入状態の充電コネクタが充電ポートから外脱するのを防止または許容する充電コネクタ外脱制限部材を設けたものである。
先ず本発明の前提となる車両用外部充電器接続構造を説明するに、これは、
車両用外部充電器の充電コネクタを挿入され、該挿入状態でこの充電コネクタから電力供給を受けて車載バッテリを充電可能にする充電ポートを具え、
該充電ポートに対する前記充電コネクタの挿脱方向を横切る方向へ進退して、該充電コネクタのロック孔に対し進入・脱出することにより、前記挿入状態の充電コネクタが充電ポートから外脱するのを防止または許容する充電コネクタ外脱制限部材を設けたものである。
本発明は、かかる車両用外部充電器接続構造に対し以下の充電コネクタ外脱制限部材進入ストローク完了検知手段を設ける。
この充電コネクタ外脱制限部材進入ストローク完了検知手段は、前記充電コネクタのロック孔に対する前記充電コネクタ外脱制限部材の進入ストロークに応動して、該充電コネクタ外脱制限部材が前記充電コネクタの外脱防止を司ることが可能な進入ストローク完了位置になったのを検知するものである。
そして本発明は、この充電コネクタ外脱制限部材進入ストローク完了検知手段により充電コネクタ外脱制限部材の進入ストローク完了が検知された時、前記充電を許可するよう構成した点に特徴づけられる。
この充電コネクタ外脱制限部材進入ストローク完了検知手段は、前記充電コネクタのロック孔に対する前記充電コネクタ外脱制限部材の進入ストロークに応動して、該充電コネクタ外脱制限部材が前記充電コネクタの外脱防止を司ることが可能な進入ストローク完了位置になったのを検知するものである。
そして本発明は、この充電コネクタ外脱制限部材進入ストローク完了検知手段により充電コネクタ外脱制限部材の進入ストローク完了が検知された時、前記充電を許可するよう構成した点に特徴づけられる。
上記した本発明の車両用外部充電器接続構造によれば、充電コネクタ外脱制限部材が充電コネクタの外脱防止を司ることが可能な進入ストローク完了位置になった時のみ、充電を許可するよう構成したため、
充電コネクタが充電ポートに対し抜け止めされていない状態で充電が行われることは決してなくなり、充電中に充電ケーブルに足を引っ掛けるようなことがあっても、充電コネクタが充電ポートから外脱することがなく、充電コネクタ外脱防止機構がそれ本来の機能を果たし得て、前記した従来の問題を解消することができる。
充電コネクタが充電ポートに対し抜け止めされていない状態で充電が行われることは決してなくなり、充電中に充電ケーブルに足を引っ掛けるようなことがあっても、充電コネクタが充電ポートから外脱することがなく、充電コネクタ外脱防止機構がそれ本来の機能を果たし得て、前記した従来の問題を解消することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。
<第1実施例の構成>
図1は、本発明の第1実施例になる車両用外部充電器接続構造を具えた車両の前半分を、外部充電状態で示す側面図である。
図中1は、車両用外部充電器である充電スタンド、2は、充電コネクタをそれぞれ示し、これら充電スタンド1および充電コネクタ2間を電源ケーブル3によって接続する。
<第1実施例の構成>
図1は、本発明の第1実施例になる車両用外部充電器接続構造を具えた車両の前半分を、外部充電状態で示す側面図である。
図中1は、車両用外部充電器である充電スタンド、2は、充電コネクタをそれぞれ示し、これら充電スタンド1および充電コネクタ2間を電源ケーブル3によって接続する。
車両4は、床下に強電バッテリ5を収納して具え、当該バッテリ5の電力により、ボンネットフード6の下方に画成されたモータルーム内のモータ/ジェネレータ(図示せず)を駆動して走行するものとする。
車両4は更に、上記モータルームの前方空所内に収納して充電ポート7を具え、当該充電ポート収納空所の上方開口部を開閉蓋8により塞ぐことにより充電ポート7への塵埃の侵入を防ぐ。
車載バッテリ5および充電ポート7間は充電ケーブル9によって相互に電気接続する。
車両4は更に、上記モータルームの前方空所内に収納して充電ポート7を具え、当該充電ポート収納空所の上方開口部を開閉蓋8により塞ぐことにより充電ポート7への塵埃の侵入を防ぐ。
車載バッテリ5および充電ポート7間は充電ケーブル9によって相互に電気接続する。
車載バッテリ5への充電に際しては、通常は閉じている開閉蓋8を図1に示すごとくに開いて充電ポート7を露出させ、この充電ポート7に充電コネクタ2を図2のごとく挿入して両者の端子同士間を電気接続する。
この状態で充電スタンド1の操作により、当該充電スタンド1の電力を順次、電源ケーブル3、充電コネクタ2、充電ポート7、および充電ケーブル9によりバッテリ5に向かわせ、これへの充電を行う。
充電完了後は、充電スタンド1の操作により上記の給電を終了させ、その後に充電コネクタ2を充電ポート7から引き抜いて取り外し、更に開閉蓋8を図1の開位置から閉位置となす。
この状態で充電スタンド1の操作により、当該充電スタンド1の電力を順次、電源ケーブル3、充電コネクタ2、充電ポート7、および充電ケーブル9によりバッテリ5に向かわせ、これへの充電を行う。
充電完了後は、充電スタンド1の操作により上記の給電を終了させ、その後に充電コネクタ2を充電ポート7から引き抜いて取り外し、更に開閉蓋8を図1の開位置から閉位置となす。
<充電コネクタ外脱防止機構>
ところで上記の外部充電器接続構造において、充電コネクタ2を充電ポート7に挿入した状態で行うバッテリ充電中に充電ポート7から充電コネクタ2が抜けて外脱することは、充電用の給電路が強電系であることともあって、好ましくない。
ところで上記の外部充電器接続構造において、充電コネクタ2を充電ポート7に挿入した状態で行うバッテリ充電中に充電ポート7から充電コネクタ2が抜けて外脱することは、充電用の給電路が強電系であることともあって、好ましくない。
そこで、充電コネクタ2が充電中に充電ポート7から外脱することのないようにする必要があり、本実施例ではそのための充電コネクタ外脱防止機構を図2に示すごとく、充電ポート7にストローク可能に設けたロックピン11と、当該ロックピン11の図示する進出位置でその進出方向先端部分が陥入するよう充電コネクタ2に設けたロック孔2aとで構成する。
ロックピン11は、図2の進出位置において先端部分11aが充電コネクタ2のロック孔2a内に陥入することで、充電コネクタ2が充電ポート7から外脱するのを防止することができる。
従って、ロックピン11は本発明における充電コネクタ外脱制限部材に相当し、またロックピン11の進出方向先端部分11aは充電コネクタ外脱制限部材の外脱防止部分に相当する。
ロックピン11は、図2の進出位置において先端部分11aが充電コネクタ2のロック孔2a内に陥入することで、充電コネクタ2が充電ポート7から外脱するのを防止することができる。
従って、ロックピン11は本発明における充電コネクタ外脱制限部材に相当し、またロックピン11の進出方向先端部分11aは充電コネクタ外脱制限部材の外脱防止部分に相当する。
上記した充電コネクタ2の外脱防止作用を行う充電コネクタ外脱防止機構は、その基本構成を図3のごときものとする。
つまり、充電コネクタ2の外脱防止を司るロックピン11は図3のごとく、充電ポート7に対する充電コネクタ2の挿脱方向(図3に矢印で示す)を横切る方向(図3の下方および上方)へ進退するよう充電ポート7の横孔7aにストローク可能に挿通して充電ポート7に設ける。
つまり、充電コネクタ2の外脱防止を司るロックピン11は図3のごとく、充電ポート7に対する充電コネクタ2の挿脱方向(図3に矢印で示す)を横切る方向(図3の下方および上方)へ進退するよう充電ポート7の横孔7aにストローク可能に挿通して充電ポート7に設ける。
また充電コネクタ2に設けるロック孔2aは、図3(c)に示す充電コネクタ2の挿入完了位置で充電ポート横孔7aに整列するよう配置する。
かくして、図3(c)に示す充電コネクタ2の挿入完了位置でロックピン11の先端部分11aが充電コネクタロック孔2aに陥入し、これにより充電コネクタ2の充電ポート7からの外脱防止を果たすことができる。
かくして、図3(c)に示す充電コネクタ2の挿入完了位置でロックピン11の先端部分11aが充電コネクタロック孔2aに陥入し、これにより充電コネクタ2の充電ポート7からの外脱防止を果たすことができる。
ところでロックピン先端部分11aの折損や充電コネクタロック孔2aの欠損などの故障が発生していると、これらによる充電コネクタ2の充電ポート7からの外脱防止機能が得られない。
かかる状態のもとで充電を行っている場合に、電源コード3に誤って足を引っかけるなどにより充電コネクタ2が充電ポート7から引き抜かれる方向の外力を受け、充電コネクタ2が充電ポート7から外脱することは、充電用の給電路が強電系であることともあって、好ましくない。
よって当該故障は、充電コネクタ2を充電ポート7に挿入する過程で検知するのが肝要であり、本実施例の基本構成においては、当該故障を確実、且つ簡単に、しかも安価に検出し得るよう以下の工夫を施し、この故障検出結果を用いて後述のごとくに充電制御を行うこととする。
かかる状態のもとで充電を行っている場合に、電源コード3に誤って足を引っかけるなどにより充電コネクタ2が充電ポート7から引き抜かれる方向の外力を受け、充電コネクタ2が充電ポート7から外脱することは、充電用の給電路が強電系であることともあって、好ましくない。
よって当該故障は、充電コネクタ2を充電ポート7に挿入する過程で検知するのが肝要であり、本実施例の基本構成においては、当該故障を確実、且つ簡単に、しかも安価に検出し得るよう以下の工夫を施し、この故障検出結果を用いて後述のごとくに充電制御を行うこととする。
この目的のため本実施例においては先ずロックピン11を、バネなどの弾性部材12により図3(a), (c)の進出位置に向け附勢して、常態ではこの進出位置に支持する構成となす。
かかるロックピン11の進出位置でロックピン先端部分11aは充電ポート7内に進入するが、当該進入したロックピン先端部分11aの端面を、以下のカム作用が生起されるよう一方向に傾斜したテーパ付きとする。
かかるロックピン11の進出位置でロックピン先端部分11aは充電ポート7内に進入するが、当該進入したロックピン先端部分11aの端面を、以下のカム作用が生起されるよう一方向に傾斜したテーパ付きとする。
つまり当該ロックピン先端部分11aの一方向傾斜端面は、充電ポート7に対する充電コネクタ2の挿入過程で図3(b)に示すごとく、充電コネクタ2の先端により押されてこれとの間のカム作用によりロックピン11を弾性部材12に抗し径方向外方へ後退させるよう機能するものとする。
かかるロックピン11の後退により、充電コネクタ2は図3(c)に示す挿入完了位置まで挿入することができ、ロックピン11の存在によっても充電ポート7への挿入を何ら妨げられない。
かかるロックピン11の後退により、充電コネクタ2は図3(c)に示す挿入完了位置まで挿入することができ、ロックピン11の存在によっても充電ポート7への挿入を何ら妨げられない。
更に、ロックピン11の図3(b)に示す後退時に作動されて状態が切り替わるマイクロスイッチ13を充電ポート7に取着して設け、ロックピン11には、ロックピン11のストロークに応じてマイクロスイッチ13を作動させるスイッチ作動子14を横方向に突設する。
スイッチ作動子14は、図3(a), (c)に示すロックピン11の進出位置ではマイクロスイッチ13を作動させず、図3(b)に示すロックピン11の後退位置でマイクロスイッチ13を作動させるような位置に配置する。
スイッチ作動子14は、図3(a), (c)に示すロックピン11の進出位置ではマイクロスイッチ13を作動させず、図3(b)に示すロックピン11の後退位置でマイクロスイッチ13を作動させるような位置に配置する。
そしてマイクロスイッチ13は、ロックピン11が図3(b)に示す後退位置となってスイッチ作動子14により作動される時、作動前のOFF(ON)状態からON(OFF)状態に切り替わり、次にロックピン11が図3(b)に示す後退位置となってスイッチ作動子14により作動される時、逆方向に状態切り替えされるものとする。
以上によれば、充電コネクタ2を図3(a)の位置から同図(b)のように充電ポート7内に挿入する過程で、充電コネクタ2の先端がロックピン先端部分11aの一方向傾斜端面とのカム作用によりロックピン11を図3(a)の進出位置から同図(b)のように後退させるため、充電ポート7に対する充電コネクタ2の挿入が可能である。
充電ポート7に対する充電コネクタ2の挿入(電気接続)完了時に図3(c)のごとく、ロックピン先端部分11aが充電コネクタ2のロック孔2aに整列してこのロック孔2a内に陥入し、ロックピン11は充電コネクタ2が充電ポート7から外脱するのを防止することができる。
充電ポート7に対する充電コネクタ2の挿入(電気接続)完了時に図3(c)のごとく、ロックピン先端部分11aが充電コネクタ2のロック孔2aに整列してこのロック孔2a内に陥入し、ロックピン11は充電コネクタ2が充電ポート7から外脱するのを防止することができる。
図3(c)に示す挿入状態の充電コネクタ2を充電ポート7から取り外すに際しては、ロックピン11に設けたアンロックカム面15と、アンロック操作棒16と、このアンロック操作棒16を図示の基準位置に弾支するバネ17とから成るロックピン後退機構により、つまりアンロック操作棒16を図示の基準位置から矢で示す方向へ押し込んで、ロックピン11を図3(c)の進出位置から同図(b)の後退位置へストロークさせることにより、ロックピン先端部分11aをロック孔2aから脱出させ、この状態で充電コネクタ2を図3(a)のように充電ポート7から抜いて取り外すことができる。
かかる充電コネクタ取り外し時のロックピン後退機構15〜17によるロックピン11の図3(c)に示す進出位置から同図(b)に示す後退位置へのストロークにもマイクロスイッチ13は応動し、逆方向へ状態切り替えされ、この時点でマイクロスイッチ13は元の状態に戻る。
かかる充電コネクタ取り外し時のロックピン後退機構15〜17によるロックピン11の図3(c)に示す進出位置から同図(b)に示す後退位置へのストロークにもマイクロスイッチ13は応動し、逆方向へ状態切り替えされ、この時点でマイクロスイッチ13は元の状態に戻る。
上記充電コネクタ2の挿脱作業中、ロックピン先端部分11aの折損や充電コネクタロック孔2aの欠損などの故障がなければ、充電コネクタ2の図3(b)に示す挿入過程でロックピン11は図示のごとく後退位置となり、これに応動してマイクロスイッチ13がOFF(ON)状態からON(OFF)状態に切り替わる。
しかしてロックピン先端部分11aの折損や充電コネクタロック孔2aの欠損などの故障が発生していると、充電コネクタ2の図3(b)に示す挿入過程でロックピン11が図示の後退位置となり得ないため、マイクロスイッチ13は状態を切り替えられることなく、充電コネクタ挿入前と同じ状態を保つ。
しかしてロックピン先端部分11aの折損や充電コネクタロック孔2aの欠損などの故障が発生していると、充電コネクタ2の図3(b)に示す挿入過程でロックピン11が図示の後退位置となり得ないため、マイクロスイッチ13は状態を切り替えられることなく、充電コネクタ挿入前と同じ状態を保つ。
よって、充電コネクタ2の図3(b)に示す挿入過程でマイクロスイッチ13がOFF(ON)状態からON(OFF)状態に切り替わったか否かにより、ロックピン先端部分11aの折損や充電コネクタロック孔2aの欠損などの故障が生じていない正常状態(充電コネクタ外脱防止可能状態)か、かかる故障が発生している異常状態(充電コネクタ外脱防止不可状態)かを判定することができる。
そこで本実施例の基本構成においては、マイクロスイッチ13からの信号を入力されるロックピン進退判定部18を設ける。
このロックピン進退判定部18は、マイクロスイッチ13からの信号を基に、充電コネクタ2の図3(b)に示す挿入過程でマイクロスイッチ13がOFF(ON)状態からON(OFF)状態に切り替わったか否かをモニタし、かかるマイクロスイッチ13の状態切り替えがあるとき正常(充電コネクタ外脱防止可能)と判定し、当該マイクロスイッチ13の状態切り替えがないとき異常(充電コネクタ外脱防止不可)と判定するものである。
このロックピン進退判定部18は、マイクロスイッチ13からの信号を基に、充電コネクタ2の図3(b)に示す挿入過程でマイクロスイッチ13がOFF(ON)状態からON(OFF)状態に切り替わったか否かをモニタし、かかるマイクロスイッチ13の状態切り替えがあるとき正常(充電コネクタ外脱防止可能)と判定し、当該マイクロスイッチ13の状態切り替えがないとき異常(充電コネクタ外脱防止不可)と判定するものである。
本実施例にあっては、かかる異常(充電コネクタ外脱防止不可)判定がなされた場合、たとえ充電コネクタ2が充電ポート7に挿入された充電可能状態であっても、充電スタンド1の充電操作を受け付けずに充電を禁止すると共に当該充電禁止を充電作業者に警報する異常時充電禁止制御を行う。
そして、正常(充電コネクタ外脱防止可能)判定がなされた場合、つまりマイクロスイッチ13の対応する状態切り替えがあった場合、当該マイクロスイッチ13からの信号と、充電コネクタ2が充電ポート7に挿入され終えた充電可能状態であることを条件に、充電スタンド1の充電操作を受け付けて充電を許可する。
そして、正常(充電コネクタ外脱防止可能)判定がなされた場合、つまりマイクロスイッチ13の対応する状態切り替えがあった場合、当該マイクロスイッチ13からの信号と、充電コネクタ2が充電ポート7に挿入され終えた充電可能状態であることを条件に、充電スタンド1の充電操作を受け付けて充電を許可する。
かくして、マイクロスイッチ13が、充電コネクタ挿入中におけるロックピン11の後退を検知してから充電許可がなされることとなり、結果的にロックピン11が充電コネクタ2を外脱防止し得ない状況下で充電が行われる事態の発生を防止することができる。
ところで、マイクロスイッチ13の対応する状態切り替えがあって上記の判定が正常判定であった場合でも、例えばロック孔2aが部分的に目詰まりするなどして、ロックピン11の先端部分11aが充電コネクタ2の外脱防止を司ることが可能なほど十分にロック孔2a内に進入していないことがある。
この場合も、充電ケーブル9に引っ張り外力が加わると、充電コネクタ2が充電ポート7から外脱する虞があることから、充電を許可すべきでない。
この場合も、充電ケーブル9に引っ張り外力が加わると、充電コネクタ2が充電ポート7から外脱する虞があることから、充電を許可すべきでない。
そこで本実施例においては、上記の正常判定のみによって充電を許可せず、ロックピン11の先端部分11aが充電コネクタ2の外脱防止を司ることが可能なほど十分にロック孔2a内に進入している状態(通常はロックピン11の進入ストローク完了状態)を検知し、この検知結果も充電許可条件に加えて、充電コネクタ2の外脱防止が確実である場合に限り充電を許可するように構成する。
図4につき詳述するに、充電コネクタ2の多数の端子2bを包套するコネクタケース2cに、ロック孔2aを横切るよう軸線方向に延在させて縦孔2dを設け、その開口端に配して充電コネクタ2にマイクロスイッチ21を設ける。
マイクロスイッチ21は、本発明における充電コネクタ外脱制限部材進入ストローク完了検知手段に相当するもので、直棒状のアーム22を具え、このアーム22は枢支ピン22aの周りで図示の常態位置からスイッチ作動子21aを押し下げた作動位置へと揺動可能なものとする。
アーム22は、縦孔2dの開口端から縦孔2d内に延在するよう配置し、ロック孔2aの近傍におけるアーム22の先端にバネなどの弾性材23を介して検知先端24を連結する。
マイクロスイッチ21は、本発明における充電コネクタ外脱制限部材進入ストローク完了検知手段に相当するもので、直棒状のアーム22を具え、このアーム22は枢支ピン22aの周りで図示の常態位置からスイッチ作動子21aを押し下げた作動位置へと揺動可能なものとする。
アーム22は、縦孔2dの開口端から縦孔2d内に延在するよう配置し、ロック孔2aの近傍におけるアーム22の先端にバネなどの弾性材23を介して検知先端24を連結する。
検知先端24はアーム22の先端に対し直線状に延在するよう上記の弾性材23を介した連結を行い、ロック孔2aを横切るような位置、つまり充電ポート7の横孔7aおよびロック孔2aに対するロックピン11の進入ストローク経路を横切るよう配置する。
マイクロスイッチ21は常態でOFF(またはON)を呈し、アーム22によりスイッチ作動子21aを押し下げられて作動される時ON(またはOFF)となり、アーム22による作動を解除された時OFF(またはON)に復帰するものとする。
マイクロスイッチ21からのON,OFF信号はロックピン進入ストローク完了判定部25に向かわせ、このロックピン進入ストローク完了判定部25は、マイクロスイッチ21からのON,OFF信号を基に、ロックピン11がロック孔2a内に完全に進入した進入ストローク完了状態であるか否かを判定する。
マイクロスイッチ21は常態でOFF(またはON)を呈し、アーム22によりスイッチ作動子21aを押し下げられて作動される時ON(またはOFF)となり、アーム22による作動を解除された時OFF(またはON)に復帰するものとする。
マイクロスイッチ21からのON,OFF信号はロックピン進入ストローク完了判定部25に向かわせ、このロックピン進入ストローク完了判定部25は、マイクロスイッチ21からのON,OFF信号を基に、ロックピン11がロック孔2a内に完全に進入した進入ストローク完了状態であるか否かを判定する。
図4につき上述したロックピン進入ストローク完了検知手段の作用を、図5に基づき以下に説明する。
図5(a)は、ロックピン11がロック孔2a内に完全に進入した進入ストローク完了状態を示す、図4と同様な縦断側面図、図5(b)は、図5(a)の上部から下部の方向に見て示す横断平面図である。
図5(a)は、ロックピン11がロック孔2a内に完全に進入した進入ストローク完了状態を示す、図4と同様な縦断側面図、図5(b)は、図5(a)の上部から下部の方向に見て示す横断平面図である。
ロックピン11がロック孔2a内に進入するストローク過程で、ロックピン11の先端部11aは検知先端24を押す。
この時ロックピン先端部11a は図5(a), (b)に示すごとく、弾性材23を弾性変形させつつ検知先端24を、アーム22との間に交角が発生するよう対応方向へ押下し、かかる検知先端24の押下に追従するようアーム22が枢支ピン22aの周りで対応方向へ回動される。
かかるアーム22の追従回動により、ロック孔2aに対するロックピン11の進入ストローク完了時にスイッチ作動子21aがアーム22で押し下げられ、マイクロスイッチ21は作動される。
この時ロックピン先端部11a は図5(a), (b)に示すごとく、弾性材23を弾性変形させつつ検知先端24を、アーム22との間に交角が発生するよう対応方向へ押下し、かかる検知先端24の押下に追従するようアーム22が枢支ピン22aの周りで対応方向へ回動される。
かかるアーム22の追従回動により、ロック孔2aに対するロックピン11の進入ストローク完了時にスイッチ作動子21aがアーム22で押し下げられ、マイクロスイッチ21は作動される。
かかるマイクロスイッチ21の作動を受けてロックピン進入ストローク完了判定部25は、マイクロスイッチ21からの信号に基づき、ロックピン11がロック孔2a内に完全に進入した進入ストローク完了状態であるのを判定する。
<充電制御>
上記した第1実施例の充電制御に際しては、マイクロスイッチ13からの前記したロックピン進退信号(ロックピン進退判定部18からの信号)と、マイクロスイッチ21からの上記作動信号(ロックピン進入ストローク完了判定部25からの信号)と、充電ポート7に対する充電コネクタ2の挿入完了(コネクタ端子2bの接続)を検知する図示せざる充電コネクタ挿入検知手段からの信号とに基づき、図6の制御プログラムを実行して、以下のごとくに当該充電制御を行うこととする。
上記した第1実施例の充電制御に際しては、マイクロスイッチ13からの前記したロックピン進退信号(ロックピン進退判定部18からの信号)と、マイクロスイッチ21からの上記作動信号(ロックピン進入ストローク完了判定部25からの信号)と、充電ポート7に対する充電コネクタ2の挿入完了(コネクタ端子2bの接続)を検知する図示せざる充電コネクタ挿入検知手段からの信号とに基づき、図6の制御プログラムを実行して、以下のごとくに当該充電制御を行うこととする。
図6の充電制御プログラムは、充電ポート7に対する充電コネクタ2の挿入が行われ始めた時に開始し、先ずステップS11において、マイクロスイッチ13の状態が切り替わったか否かにより、充電コネクタ2の挿入に伴うロックピン11の進出位置から後退位置へのストロークがあったか否かをチェックする。
充電ポート7に対する充電コネクタ2の挿入が開始されたのにロックピン11の後退ストロークがなければ、充電コネクタ2がロックピン先端部分11aに達していないか、達していてもロックピン先端部分11aの折損故障やロック孔2aの欠損故障によりロックピン11が後退ストローク不能であることから、ステップS11は制御をそのまま終了して充電を許可しないようにする。
充電ポート7に対する充電コネクタ2の挿入が開始されたのにロックピン11の後退ストロークがなければ、充電コネクタ2がロックピン先端部分11aに達していないか、達していてもロックピン先端部分11aの折損故障やロック孔2aの欠損故障によりロックピン11が後退ストローク不能であることから、ステップS11は制御をそのまま終了して充電を許可しないようにする。
ステップS11でマイクロスイッチ13の状態切り替え(充電コネクタ2の挿入に伴うロックピン11の後退ストローク)があったと判定する場合、充電コネクタ2がロックピン先端部分11aに達してロックピン11を後退位置へ向け押していることから、ロックピン先端部分11aの折損故障やロック孔2aの欠損故障が発生していないと判断し、制御をステップS12以降に進めて以下のように充電の許可判定を行う。
ステップS12においては、上記した図示せざる充電コネクタ挿入検知手段からの信号に基づき、充電ポート7に対する充電コネクタ2の挿入完了で充電コネクタ2の端子2bが図4,5のごとく充電ポート7の端子に対する接続を完了した状態か否かをチェックする。
充電コネクタ2が挿入未完了(充電コネクタ端子2bが未接続)であれば、充電不能であるから当然、制御をそのまま終了して充電を許可しないようにする。
充電コネクタ2が挿入未完了(充電コネクタ端子2bが未接続)であれば、充電不能であるから当然、制御をそのまま終了して充電を許可しないようにする。
ステップS12で充電コネクタ2の挿入が完了(充電コネクタ端子2bが接続済み)と判定する場合、制御をステップS13に進め、マイクロスイッチ21からの作動信号(ロックピン進入ストローク完了判定部25からの信号)を基に、ロックピン11がロック孔2aに対し充電コネクタ2の外脱防止を司ることが可能な程度に進入している(通常は進入ストローク完了状態)か否かをチェックする。
ロック孔2aに対するロックピン11の進入ストロークが充電コネクタ2の外脱防止を司ることが可能な程度でない不足状態であれば、充電コネクタ2が充電ポート7から外脱する虞があることから、ステップS13は制御をそのまま終了して充電を許可しないようにする。
ステップS13でロックピン11がロック孔2aに対し充電コネクタ2の外脱防止を司ることが可能な程度に進入している(通常は進入ストローク完了状態)と判定する場合は、制御をステップS14に進めて充電を許可する。
ステップS13でロックピン11がロック孔2aに対し充電コネクタ2の外脱防止を司ることが可能な程度に進入している(通常は進入ストローク完了状態)と判定する場合は、制御をステップS14に進めて充電を許可する。
<第1実施例の効果>
上記した第1実施例によれば、ロックピン11がロック孔2aに対し充電コネクタ2の外脱防止を司ることが可能な程度に進入している(通常は進入ストローク完了状態)時のみ、充電を許可するよう構成したため、
充電コネクタ2が充電ポート7に対し抜け止めされていない状態で充電が行われることは決してなくなり、充電中に充電ケーブル9に足を引っ掛けるようなことがあっても、充電コネクタ2が充電ポート7から外脱することがなく、充電コネクタ外脱防止機構がそれ本来の機能を果たし得る。
上記した第1実施例によれば、ロックピン11がロック孔2aに対し充電コネクタ2の外脱防止を司ることが可能な程度に進入している(通常は進入ストローク完了状態)時のみ、充電を許可するよう構成したため、
充電コネクタ2が充電ポート7に対し抜け止めされていない状態で充電が行われることは決してなくなり、充電中に充電ケーブル9に足を引っ掛けるようなことがあっても、充電コネクタ2が充電ポート7から外脱することがなく、充電コネクタ外脱防止機構がそれ本来の機能を果たし得る。
また上記の効果を達成するための図4,5に示したロックピン進入ストローク完了検知手段が、ロックピン11の進入ストローク(ロック孔2a)を横切るよう張り出した検知先端24を有するアーム22を具え、このアーム22が、ロックピン11の進入ストロークに応動して検知先端24を押し退けられながら押下されてマイクロスイッチ21を作動することにより、ロックピン11の進入ストローク完了を検知するものであるため、
僅かなスペースしか占有しない簡単な構成で、しかも安価にロックピン11の進入ストローク完了を検知し得ると共に、進入ストローク中のロックピン11が検知先端24上に付着した異物を排除し得て、ロックピン進入ストローク完了検知手段の故障発生率を低下させることができる。
僅かなスペースしか占有しない簡単な構成で、しかも安価にロックピン11の進入ストローク完了を検知し得ると共に、進入ストローク中のロックピン11が検知先端24上に付着した異物を排除し得て、ロックピン進入ストローク完了検知手段の故障発生率を低下させることができる。
更に、検知先端24をアーム22に対し弾性材23を介して連結し、この検知先端24が進入ストローク中のロックピン11により押し退けられつつ押動される間、当該検知先端24にアーム22が追従して押動されてマイクロスイッチ21を作動するよう構成したため、
ロックピン進入ストローク完了検知手段の更なる構成の簡易化および小型化、並びに低廉化が可能であるほか、ロックピン11の進入ストロークに対して及ぶ負荷を弾性材23のバネ力設定次第で大いに軽減することができる。
ロックピン進入ストローク完了検知手段の更なる構成の簡易化および小型化、並びに低廉化が可能であるほか、ロックピン11の進入ストロークに対して及ぶ負荷を弾性材23のバネ力設定次第で大いに軽減することができる。
<第2実施例>
図7は、本発明の第2実施例になる車両用外部充電器接続構造のロックピン進入ストローク完了検知手段を示す、図4と同様な要部縦断側面図である。
本実施例においては、アーム22の先端に弾性材23を介して連結した検知先端24を、第1実施例と同様にロックピン11の進入ストローク(ロック孔2a)を横切るよう配置するが、この検知先端24を特に、ロック孔2aのロックピン進入端側開口の閉じ蓋としても機能するような形状とし、ロック孔2aのロックピン進入端側開口を塞ぐよう配置する。
それ以外は、図4,5につき前述した第1実施例と同様に構成する。
図7は、本発明の第2実施例になる車両用外部充電器接続構造のロックピン進入ストローク完了検知手段を示す、図4と同様な要部縦断側面図である。
本実施例においては、アーム22の先端に弾性材23を介して連結した検知先端24を、第1実施例と同様にロックピン11の進入ストローク(ロック孔2a)を横切るよう配置するが、この検知先端24を特に、ロック孔2aのロックピン進入端側開口の閉じ蓋としても機能するような形状とし、ロック孔2aのロックピン進入端側開口を塞ぐよう配置する。
それ以外は、図4,5につき前述した第1実施例と同様に構成する。
<第2実施例の効果>
本実施例の車両用外部充電器接続構造によれば、第1実施例の前記した効果を全て奏し得るほか、ルックピン11が進入していない常態では、検知先端24がロック孔2aのロックピン進入端側開口の閉じ蓋として当該開口を塞いでいるため、
ロック孔2aを経て充電コネクタ2内へ塵埃や異物が侵入するのを防止することができ、屋外のような厳しい環境に曝されることの多い場所に設置された充電スタンドであっても、充電コネクタ2内が汚損されてメインテナンスが頻繁に必用になるという問題を回避することができる。
本実施例の車両用外部充電器接続構造によれば、第1実施例の前記した効果を全て奏し得るほか、ルックピン11が進入していない常態では、検知先端24がロック孔2aのロックピン進入端側開口の閉じ蓋として当該開口を塞いでいるため、
ロック孔2aを経て充電コネクタ2内へ塵埃や異物が侵入するのを防止することができ、屋外のような厳しい環境に曝されることの多い場所に設置された充電スタンドであっても、充電コネクタ2内が汚損されてメインテナンスが頻繁に必用になるという問題を回避することができる。
1 充電スタンド(外部充電器)
2 充電コネクタ
2a 充電コネクタロック孔
3 電源ケーブル
4 車両
5 車載バッテリ
6 ボンネットフード
7 充電ポート
8 充電ポート開閉蓋
9 充電ケーブル
11 ロックピン(充電コネクタ外脱制限部材)
12 弾性手段
13 マイクロスイッチ
14 スイッチ作動子
15 アンロックカム面
16 アンロック操作棒
17 ばね
18 ロックピン進退判定部
21 マイクロスイッチ(充電コネクタ外脱制限部材進入ストローク完了検知手段)
22 アーム
23 弾性材
24 検知先端
25 ロックピン進入ストローク完了検知手段
2 充電コネクタ
2a 充電コネクタロック孔
3 電源ケーブル
4 車両
5 車載バッテリ
6 ボンネットフード
7 充電ポート
8 充電ポート開閉蓋
9 充電ケーブル
11 ロックピン(充電コネクタ外脱制限部材)
12 弾性手段
13 マイクロスイッチ
14 スイッチ作動子
15 アンロックカム面
16 アンロック操作棒
17 ばね
18 ロックピン進退判定部
21 マイクロスイッチ(充電コネクタ外脱制限部材進入ストローク完了検知手段)
22 アーム
23 弾性材
24 検知先端
25 ロックピン進入ストローク完了検知手段
Claims (4)
- 車両用外部充電器の充電コネクタを挿入され、該挿入状態でこの充電コネクタから電力供給を受けて車載バッテリを充電可能にする充電ポートを具え、
該充電ポートに対する前記充電コネクタの挿脱方向を横切る方向へ進退して、該充電コネクタのロック孔に対し進入・脱出することにより、前記挿入状態の充電コネクタが充電ポートから外脱するのを防止または許容する充電コネクタ外脱制限部材を設けた車両用外部充電器接続構造において、
前記充電コネクタのロック孔に対する前記充電コネクタ外脱制限部材の進入ストロークに応動して、該充電コネクタ外脱制限部材が前記充電コネクタの外脱防止を司ることが可能な進入ストローク完了位置になったのを検知する充電コネクタ外脱制限部材進入ストローク完了検知手段を設け、
該手段により充電コネクタ外脱制限部材の進入ストローク完了が検知された時、前記充電を許可するよう構成したことを特徴とする車両用外部充電器接続構造。 - 請求項1に記載された、車両用外部充電器接続構造において、
前記充電コネクタ外脱制限部材進入ストローク完了検知手段は、前記充電コネクタ外脱制限部材の進入ストロークを横切るよう張り出した検知先端を有するアームを具え、該アームが、前記進入ストローク中の充電コネクタ外脱制限部材により前記検知先端を押し退けられつつ押動されて、充電コネクタ外脱制限部材の進入ストローク完了を検知するものであることを特徴とする車両用外部充電器接続構造。 - 請求項2に記載された、車両用外部充電器接続構造において、
前記アームの検知先端は、前記進入ストローク中の充電コネクタ外脱制限部材が進入する孔の進入端開口を塞ぐよう配置したものであることを特徴とする車両用外部充電器接続構造。 - 請求項2または3に記載された、車両用外部充電器接続構造において、
前記検知先端は、前記アームに対し弾性材を介して連結し、前記進入ストローク中の充電コネクタ外脱制限部材により押し退けられつつ押動される間、該検知先端に前記アームが追従して押動されるよう構成したものであることを特徴とする車両用外部充電器接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013208995A JP2015072855A (ja) | 2013-10-04 | 2013-10-04 | 車両用外部充電器接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013208995A JP2015072855A (ja) | 2013-10-04 | 2013-10-04 | 車両用外部充電器接続構造 |
Publications (1)
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JP2015072855A true JP2015072855A (ja) | 2015-04-16 |
Family
ID=53015090
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JP2013208995A Pending JP2015072855A (ja) | 2013-10-04 | 2013-10-04 | 車両用外部充電器接続構造 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2015072855A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10232720B1 (en) | 2017-08-29 | 2019-03-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle |
WO2024023995A1 (ja) * | 2022-07-27 | 2024-02-01 | 日産自動車株式会社 | エラー情報表示方法及びエラー情報表示装置 |
-
2013
- 2013-10-04 JP JP2013208995A patent/JP2015072855A/ja active Pending
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WO2024023995A1 (ja) * | 2022-07-27 | 2024-02-01 | 日産自動車株式会社 | エラー情報表示方法及びエラー情報表示装置 |
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