JP2021146484A - 切断物作成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】切断物の混在を抑制することにより、利便性を向上することができる切断物作成装置を提供する。【解決手段】排出口4を備えた筐体と、筐体内に設けられ、被切断媒体を搬送経路に沿って搬送するテープ送りローラと、筐体内に設けられ、テープ送りローラにより搬送された被切断媒体を切断し、印刷物Lを生成する切断ユニットと、筐体内の、搬送経路に沿って切断ユニットより下流側に設けられ、切断ユニットにより生成された印刷物Lを排出口4から筐体の外部へ排出する駆動ローラ41と、駆動ローラ41を駆動するテープ排出モータと、印刷物L1、L2、L3の属性に応じて、テープ排出モータによる駆動ローラ41の駆動速度を可変に制御する駆動回路を有する。【選択図】図6
Description
本発明は、切断物作成装置に係わり、特に、切断物の排出制御を変更することができる切断物作成装置に関する。
被印字媒体に所望の印字を行い印字後の被印字媒体を切断して印刷物を作成する切断物作成装置を搭載した印刷装置が従来知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術では、例えば、一連の被印字媒体に対して、印字内容(文字数等)が異なる複数枚の印刷物を、同時期の印字動作で印字し、適宜の長さで切断することもできる。この際、異なる複数枚の印刷物は、被印字媒体を印字内容に即して枚葉ごとに分離(以下、「フルカット」とも称する。)する。
上記従来技術では、文字数等との関係から長さの異なる印刷物が同時期に作成されるような場合、排出口から排出された印刷物には、切断後の長さの異なる印刷物が混在してしまう。
また、被印字媒体に印字を行った際には、印字駆動部と切断駆動部とが搬送方向の上流側と下流側とで離れている関係から、余白である余剰部分が作成されてしまう。この余剰部分はユーザが必要としないために、印刷が施された主体部分とは別に切り離し、主体部分と同じ排出口から排出される。
したがって、排出口からは、ユーザが必要としない余剰部分とユーザが必要とする主体部分との両方が印刷物として排出されることとなる。これにより、排出口から排出された印刷物には、結果的に切断後の長さの異なる印刷物が混在してしまう。
さらに、複数の端末から同時期に印刷物の作成指示があった場合、例え、印字を行うタイミングを端末単位で異ならせたとしても、端末を操作するユーザが印刷物を回収するタイミングによっては、先のユーザによる作成指示に基づいて作成した印刷物と後のユーザによる作成指示に基づいて作成した印刷物とが混在してしまう。
このように、印刷物を排出する際の切断物排出制御は、常に一定であるため、印刷物が同じような場所に排出されてしまう。その結果、長さの異なる印刷物、ユーザが必要としない余剰部分とユーザが必要とする主体部分との両方の印刷物、異なるユーザによる作成指示に基づく印刷物、が混在してしまうという不便が生じていた。
本発明の目的は、切断物の混在を抑制することにより、利便性を向上することができる切断物作成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、排出口を備えた筐体と、前記筐体内に設けられ、被切断媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記筐体内に設けられ、前記搬送手段により搬送された前記被切断媒体を切断し、切断物を生成する切断手段と、前記筐体内の、前記搬送経路に沿って前記切断手段より下流側に設けられ、前記切断手段により生成された前記切断物を前記排出口から前記筐体の外部へ排出する排出手段と、前記排出手段を駆動する駆動手段と、前記切断物の属性に応じて、前記駆動手段による前記排出手段の駆動速度を可変に制御する駆動制御手段と、を有する。
本願発明の切断物作成装置は、搬送手段により搬送経路に沿って搬送された被切断媒体を切断手段で切断することで切断物を生成することができる。
切断後の切断物は、筐体内の切断手段よりも下流側に設けられた排出手段の駆動によって排出口から筐体の外部へ排出することができる。
このとき、排出手段を駆動させる駆動手段の駆動速度を制御する駆動制御手段は、切断物の属性に応じて、排出手段の駆動速度を可変に制御する。
切断物の属性としては、切断物の主体部分であるのか余剰部分であるのか、切断物の長さが所定の長さよりも長いのか所定の長さよりも短いのか、切断物の種類が所定の厚さよりも厚いのか所定の厚さよりも薄いのか、等を対象とすることができる。
ここで、例えば、駆動制御手段は、切断物が主体部分である場合には駆動手段の駆動速度を高速側に制御し、切断物が余剰部分である場合には駆動手段の駆動速度を低速側に制御することが可能となる。
これにより、切断手段で切断した後の切断物に主体部分と余剰部分とが存在している場合に、主体部分は排出口から遠い側に排出され、余剰部分は排出口から近い側に排出されることとなり、主体部分と余剰部分とが振り分けられることとなる。
同様に、例えば、駆動制御手段は、切断物が所定の長さよりも長い場合には駆動手段の駆動速度を高速側に制御し、切断物が所定の長さよりも短い場合には駆動手段の駆動速度を低速側に制御することが可能となる。
これにより、切断手段で切断した後の切断物に所定の長さよりも長いものと所定の長さよりも短いものとが存在している場合に、所定の長さよりも長い切断物は排出口から遠い側に排出され、所定の長さよりも短い切断物は排出口から近い側に排出されることとなり、切断物が長短で振り分けられることとなる。
また、例えば、駆動制御手段は、切断物が所定の厚さよりも厚い場合には駆動手段の駆動速度を高速側に制御し、切断物が所定の厚さよりも薄い場合には駆動手段の駆動速度を低速側に制御することが可能となる。
これにより、切断手段で切断した後の切断物に所定の厚さよりも厚いものと所定の厚さよりも薄いものとが存在している場合に、所定の厚さよりも厚い切断物は排出口から遠い側に排出され、所定の厚さよりも薄い切断物は排出口から近い側に排出されることとなり、切断物が厚薄で振り分けられることとなる。
このように、切断手段で切断した後の切断物は、駆動制御手段によって排出手段を駆動させる駆動手段の駆動速度が制御されることによって、切断物の属性に応じた排出手段の駆動速度とすることによって、排出口からの排出距離を切断物によって遠近異ならせることで振り分けることができ、利便性を向上することができる。
なお、切断物の属性は、切断手段で切断する前に予め認識できる場合には、言い換えれば「被切断媒体の属性」となる。
本発明によれば、切断物の混在を抑制することにより、利便性を向上することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。本実施形態は、本発明を印字ラベルの生成システムに適用した場合の実施形態である。
図1には、本実施形態における切断物作成装置(後述する)を搭載した印字ラベル作成装置1と、印字ラベル作成装置1とでBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信Mによって同時期であっても相互接続可能な端末S1,S2,S3と、を備えた印字ラベル生成システムを示す。
なお、本実施の形態においては、近距離無線通信Mについて、Bluetooth(登録商標)、特に、Bluetooth(登録商標) Low Enagy(以下、単に「BLE」とも略称する。)を用いた場合で説明する。
このBLEには、例えば、端末S1,S2,S3のうち、どの端末S1,S2,S3から送信されたユーザ情報であるかを識別するアドレス情報(Bluetooth(登録商標) Address)が含まれている。なお、以下の説明においては、ユーザ情報(機種情報等としての機能を含む)を識別するための情報を「アドレス情報」と総称して説明する。さらに、このアドレス情報を取得した印字ラベル作成装置1は、各端末S1,S2,S3とのおよその離間距離を取得又は算出することも可能である。
また、端末S1,S2,S3は、図1に示したように、BLEにより印字ラベル作成装置1に対して同時期に接続可能な台数は3台に限定されるものではなく、単に1例として図示した場合である。したがって、以下の説明においては、特に、台数や機種(=ユーザ)として断りがない場合には、単に端末Sとして説明する。
なお、端末Sは、図1に示したスマートフォンのほか、タブレット端末、ノート型又はデスクトップ型のパーソナルコンピュータ、等のBLEを含む近距離無線通信機能を用いた端末を用いることができる。したがって、本実施の形態に必要なアプリケーションを実現できる通信機能を備えた汎用のコンピュータ全般に適用可能である。
<印字ラベル作成装置の全体構造>
次に、図2を参照して印字ラベル作成装置1の全体構造を説明する。
次に、図2を参照して印字ラベル作成装置1の全体構造を説明する。
図2に示すように、印字ラベル作成装置1は、外郭に略六面体(略立方体)形状の筐体200を有する装置本体2と、この装置本体2の上面(図2の矢印方向参照)に開閉可能(又は着脱可能としてもよい)に設けられた開閉蓋3とを有している。
筐体200は、装置本体2の前面(図2の矢印方向参照)に位置し、装置本体2の内部で作成された帯状(テープ状)の被印刷媒体(図示せず)に印字を形成した被切断媒体としての印字済み媒体Tを外部に排出する排出口4を備えた前壁5と、この前壁5のうち排出口4の下方に設けられ下端が回動可能(開閉可能)に支持された前蓋6と、を備えている。
前壁5の一端部には、印字ラベル作成装置1の電源のオン・オフを行う電源キー7と、装置本体2の内部に配設された切断ユニット30(後述の図3参照)を使用者の手動操作で駆動可能とするためのカッタ駆動キー8と、が設けられている。
開閉蓋3は、装置本体2の右後方(図2の矢印参照)の端部にて回動可能に軸支され、バネ等の付勢部材(図示せず)を介して常時開放方向に付勢されている。そして、装置本体2の上面に開閉蓋3に隣接するように配置された開閉ボタン10が押されることにより、開閉蓋3と装置本体2とのロックが解除され、上記付勢部材の付勢作用によって開放される。開閉蓋3の中央側部には、透明カバーで覆われた透視窓11が設けられている。
<内部ユニット>
次に、図3に基づいて筐体200の内部に配設された内部ユニットを説明する。図3に示すように、印字ラベル作成装置1の内部ユニットは、概略的には、カートリッジ12を収納するカートリッジホルダ13と、印字手段としての印字ヘッド(サーマルヘッド)21を有する印字機構20と、切断ユニット30と、ラベル排出ユニット40と、を備える。
次に、図3に基づいて筐体200の内部に配設された内部ユニットを説明する。図3に示すように、印字ラベル作成装置1の内部ユニットは、概略的には、カートリッジ12を収納するカートリッジホルダ13と、印字手段としての印字ヘッド(サーマルヘッド)21を有する印字機構20と、切断ユニット30と、ラベル排出ユニット40と、を備える。
印字ヘッド21は、多数の発熱素子を備えており、カートリッジホルダ13に立設されたヘッド取付部(図示せず)に取り付けられている。
カートリッジホルダ13は、カートリッジ12のテープ排出部(図示せず)より排出された後に排出口4から排出される印字済み媒体Tの幅方向の向きが、左右方向(以下、「横向き」とも称する。)となるようにカートリッジ12を収納する。
カートリッジ12は、筐体14と、筐体14に配置され帯状の基材テープ101が巻回された第1ロール102(図では簡略的な渦巻き状に示す)と、基材テープ101と略同じ幅である透明なカバーフィルム103が巻回された第2ロール104(図では簡略的な渦巻き状に示す)と、インクリボン105(熱転写リボン、但し、被印字テープが感熱テープの場合は不要)を繰り出すリボン供給側ロール106(図では簡略的な渦巻き状に示す)と、印字後のインクリボン105を巻き取るリボン巻取りローラ107と、カートリッジ12のテープ排出部の近傍に回転可能に支持されたテープ送りローラ22と、を有する。なお、カバーフィルム103と、カバーフィルム103に基材テープ101が貼り合わされた印字済み媒体Tとが、各請求項記載の被切断媒体を構成する。
第1ロール102は、リール部材102Rの周りに基材テープ101を巻回している。基材テープ101は、図3中の二点鎖線の楕円で囲むA部分拡大図に示すように、この例では4層構造となっており、内側に巻かれる側(図3中右側)よりその反対側(図3中左側)へ向かって、適宜の粘着材からなる粘着層101a、PEL(ポリエチレンテレフタラート)等から成る色付きのベースフィルム(基材層)101b、適宜の粘着材からなる粘着層(貼り付け用粘着剤層)101c、剥離紙(剥離材層)101dの順序で積層されている。
ベースフィルム101bの表側(図3中右側)には、後にカバーフィルム103を接着するための粘着層101aが形成され、またベースフィルム101bの裏側(図3中左側)には、粘着層101cによって剥離紙101dがベースフィルム101bに接着されている。
第2ロール104は、リール部材104Rの周りにカバーフィルム103を巻回している。
筐体14は、被検出部15を有している。一方カートリッジホルダ13の被検出部15に対応する位置には、カートリッジセンサ16が設けられている。このカートリッジセンサ16は、カートリッジ12の装着状態を検出するとともにカートリッジ12の種類、すなわち、切断物の属性に関するカートリッジ情報を検出する。なお、ここでの切断物の属性とは、カートリッジ12の種類についての属性を意味する。
一方、カートリッジホルダ13には、ローラホルダ(図示せず)が支持軸により回動可能に枢支され、切換機構により印字位置(当接位置)とリリース位置(離反位置)とに切換可能とされている。このローラホルダには、プラテンローラ23及びテープ圧接ローラ24が回転可能に配設されている。そして、ローラホルダが上記印字位置に切り換えられたときに、それらプラテンローラ23及びテープ圧接ローラ24が印字ヘッド21及びテープ送りローラ22に対し圧接される。カートリッジ12のテープ送りローラ22は、基材テープ101とカバーフィルム103とを押圧し接着させ印字済み媒体Tとしつつ、図3中矢印Bで示す方向にテープ送りを行う。なお、リボン巻取りローラ107及びテープ送りローラ22は、リボン巻取りローラ駆動軸108及びテープ送りローラ駆動軸(搬送手段)109が駆動されることによって連動して回転駆動される。これによって、印字済み媒体T及びインクリボン105に対し搬送駆動力がそれぞれ与えられる。なお、リボン巻取りローラ駆動軸108及びテープ送りローラ駆動軸109は、カートリッジ12の外側に設けた例えばパルスモータである搬送用モータ121(後述の図4参照)の駆動力が、図示しないギヤ機構を介し伝達されることによって駆動される。
切断ユニット30は、印字済み媒体Tをフルカットする機能を備える。切断ユニット30は、固定刃33及び可動刃34を備える。カッタモータ122(後述の図4参照)の駆動力が、図示を略す動力伝達機構等(例えば、カッターハスバギヤ、ボス、長孔等)を介して可動刃34に伝達されて可動刃34が回転する。これにより可動刃34は、固定刃33と協働して、印字済み媒体Tの全ての層(図3中の二点鎖線の楕円で囲むC部分拡大図に示す、カバーフィルム103、粘着層101a、ベースフィルム101b、粘着層101c、及び剥離紙101d)を厚さ方向に分断(全切断)し、搬送方向に沿ってラベル後端部となる部位にフルカット線CL(後述の図5(a)等を参照)を形成する。この全切断状態は、カッターハスバギヤ用カムの作用により切り替わるマイクロスイッチ(図示せず)により検出される。なお、このフルカット線CLは、実際には印字済み媒体Tの全ての層を厚さ方向に分断するもので、図5(b)に示すように、例えば、切断物として3種類の印刷物L1〜L3に1つずつバラバラとなる。したがって、図5(a)に示すように、一つの(一連の)帯状の印刷物の間に物理的な線分が残存するものではない。また、以下の説明において、印刷物L1〜L3は、特に断りのない場合には「印刷物L」と総称する。
なお、図3中の二点鎖線の楕円で囲むC部分拡大図に示すように、各印刷物L1〜L3は、前述した4層構造にカバーフィルム103が加わった5層構造となっている。すなわち、カバーフィルム103側よりその反対側へ向かって、カバーフィルム103、粘着層101a、ベースフィルム101b、粘着層101c、剥離紙101dで5層が構成されている。
ラベル排出ユニット40は、切断ユニット30において全切断された後の印刷物Lを排出口4より排出する。すなわちラベル排出ユニット40は、ステッピングモータを用いたテープ排出モータ124(後述の図4参照)の駆動力により回転する駆動ローラ41と、この駆動ローラ41に対して印字済み媒体Tを挟んで対向する押圧ローラ42と、を有している。
<内部ユニットの動作>
上記構成の内部ユニットにおいて、カートリッジ12がカートリッジホルダ13に装着されると、カバーフィルム103及びインクリボン105が印字ヘッド21とプラテンローラ23との間に狭持されるとともに、基材テープ101及びカバーフィルム103がテープ送りローラ22とテープ圧接ローラ24との間に狭持される。そして、搬送用モータ121の駆動力によってリボン巻取り6ローラ107及びテープ送りローラ22が図3中矢印で示す巻き取り方向にそれぞれ同期して回転駆動される。このとき、テープ送りローラ駆動軸109とテープ圧接ローラ24及びプラテンローラ23はギヤ機構(図示せず)にて連結されており、テープ送りローラ駆動軸109の駆動に伴いテープ送りローラ22、テープ圧接ローラ24、及びプラテンローラ23が回転し、第1ロール102から基材テープ101が繰り出され、テープ送りローラ22へ供給される。
上記構成の内部ユニットにおいて、カートリッジ12がカートリッジホルダ13に装着されると、カバーフィルム103及びインクリボン105が印字ヘッド21とプラテンローラ23との間に狭持されるとともに、基材テープ101及びカバーフィルム103がテープ送りローラ22とテープ圧接ローラ24との間に狭持される。そして、搬送用モータ121の駆動力によってリボン巻取り6ローラ107及びテープ送りローラ22が図3中矢印で示す巻き取り方向にそれぞれ同期して回転駆動される。このとき、テープ送りローラ駆動軸109とテープ圧接ローラ24及びプラテンローラ23はギヤ機構(図示せず)にて連結されており、テープ送りローラ駆動軸109の駆動に伴いテープ送りローラ22、テープ圧接ローラ24、及びプラテンローラ23が回転し、第1ロール102から基材テープ101が繰り出され、テープ送りローラ22へ供給される。
一方、第2ロール104からはカバーフィルム103が繰り出される。このカバーフィルム103の裏面には、リボン供給側ロール106とリボン巻取りローラ107とにより駆動されるインクリボン105が、印字ヘッド21に押圧されることで当接させられる。そして、駆動回路119A(後述の図4参照)により印字ヘッド21の複数の発熱素子が通電される。この結果、カバーフィルム103の裏面に、端末Sからの印字データに基づく印字R(図3参照)が搬送方向に沿って印刷される。
そして、基材テープ101と印刷が終了したカバーフィルム103とがテープ送りローラ22及びテープ圧接ローラ24により接着されて一体化されて印字済み媒体Tとして形成され、テープ排出部よりカートリッジ12の外へと搬送される。カバーフィルム103への印字が終了したインクリボン105は、リボン巻取りローラ駆動軸108の駆動によりリボン巻取りローラ107に巻き取られる。
そして、上述のように貼り合わされて生成された印字済み媒体Tに対し切断ユニット30により全切断が行われ、切断物としての印刷物Lが生成される。この生成された印刷物Lは、その後さらにラベル排出ユニット40によって排出口4(図2参照)から排出される。
<印字ラベル作成装置の制御系>
上記構成の印字ラベル作成装置1の制御系を、図4を用いて説明する。印字ラベル作成装置1の制御基板(図示せず)に、図4に示す制御回路110が配置されている。
上記構成の印字ラベル作成装置1の制御系を、図4を用いて説明する。印字ラベル作成装置1の制御基板(図示せず)に、図4に示す制御回路110が配置されている。
制御回路110には、各機器を制御するCPU111と、このCPU111にデータバス112を介して接続された入出力インターフェース113と、CGROM114と、ROM115,116と、RAM117と、BLE等による近距離無線通信Mを実現するための通信制御部118と、が設けられている。
ROM116には、端末Sから入力された操作信号に対応させて、印字バッファのデータを読み出して印字ヘッド21、搬送用モータ121を駆動制御する印字駆動制御プログラム、印字終了した場合に印字済みの印字済み媒体Tを全切断位置まで搬送用モータ121を駆動して搬送し、カッタモータ122を駆動制御して印字済み媒体Tを全切断する切断駆動制御プログラム、テープ排出モータ124を駆動制御して全切断した印刷物Lを排出口4から強制的に排出するテープ排出プログラム、その他、印字ラベル作成装置1の制御上必要な各種のプログラムが格納されている。CPU111は、このようなROM116に記憶されている各種プログラムに基づいて各種の演算を行う。
RAM117には、テキストメモリ117A、印字バッファ117B、パラメータ記憶エリア117C等が設けられている。テキストメモリ117Aには、端末Sから入力された印字データが格納される。印字バッファ117Bには、複数の文字や記号等の印字用ドットパターンや各ドットの形成エネルギ量である印加パルス数等がドットパターンデータとして格納され、印字ヘッド21はこの印字バッファ117Bに記憶されているドットパターンデータに従ってドット印字を行う。パラメータ記憶エリア117Cには、各種演算データ等が記憶される。
入出力インターフェース113には、端末Sと、印字ヘッド21を駆動するための駆動回路119Aと、搬送用モータ121を駆動するための駆動回路119Bと、カッタモータ122を駆動するための駆動回路119Cと、テープ排出モータ124を駆動するための駆動回路119Eと、近距離無線通信用アンテナ118Aで送受信する近距離無線信号を入出力制御する通信制御部118と、が接続されている。
このような制御回路110を核とする制御系において、端末Sを介して文字データ等の上記印字データが入力された場合、そのテキスト(文書データ)がテキストメモリ117Aに順次記憶されるとともに、印字ヘッド21が駆動回路119Aを介して駆動され、各発熱素子が1ライン分の印字ドットに対応して選択的に発熱駆動されて印字バッファ117Bに記憶されたドットパターンデータの印字を行い、これと同期して搬送用モータ121が駆動回路119Bを介してテープの搬送制御を行う。
印字ラベル作成装置1により印字済み媒体Tを用いて作成された印刷物Lの例(この例では、印刷物L1〜L3の3種類)を、図5(a)〜図5(b)により説明する。
図5(a)〜図5(b)に示す各印刷物L1〜L3において、カバーフィルム103に印字Rが印刷される印字領域(例えば、文字数やフォントサイズ等に応じた上下左右の余白を除く範囲)が含まれている。図5に示した印刷物L1〜L3では、その印字領域におけるカバーフィルム103の裏面に、所望の印字Rがそれぞれ印刷されている。図5に示す印刷物L1は、印字領域に文字「ABCDE」の印字Rが印刷されている。図5に示す印刷物L2では、印字領域に文字「GHJ」の印字Rが印刷されている。図5に示す印刷物L3では、印字領域に文字「MNOP」の印字Rが印刷されている。すなわち、印刷物L1〜L3は、この例では、互いに印刷内容がそれぞれ異なっており、その結果として、搬送方向に沿った長さ(ラベル長)がそれぞれ異なっている。
なお、印刷物Lには、例えば、印字ヘッド21と可動刃34との離間距離に相当する余白部が余剰部分として生成される。したがって、印刷物Lには、印刷が施されてユーザが必要とする主体部分と、印刷が施されずにユーザが不要とする余剰部分とが存在することとなる。
また、印刷物L1〜L3は、CPU111の制御によって互いの境界において印字済み媒体Tへの全切断を行うか行わないかを切り替えることにより、例えば、図5(b)に示すように、3つの全てをフルカットとすることでバラバラの状態とする。
以上において、本実施形態の要部は、印字ラベル作成装置1を利用して複数の印刷物Lを作成した際に、これらを印刷物Lの属性に応じてステッピングモータであるテープ排出モータ124の駆動速度を制御することにより、駆動ローラ41の駆動速度(回転速度)を可変とし、印刷物L1〜L3の混在をし難くし、利便性を向上することにある。
そのために、本実施形態では、切断物作成装置を搭載した印字ラベル作成装置1は、排出口4を備えた筐体200と、筐体200の内部に設けられ、印字済み媒体Tを搬送経路に沿って搬送するテープ送りローラ22と、筐体200の内部に設けられ、テープ送りローラ22により搬送された印字済み媒体Tを切断し、印刷物Lを生成する切断ユニット30と、筐体200の内部の、搬送経路に沿って切断ユニット30より下流側に設けられ、切断ユニット30により生成された印刷物Lを排出口4から筐体200の外部へ排出する駆動ローラ41と、駆動ローラ41を駆動するテープ排出モータ124と、印刷物Lの属性に応じて、テープ排出モータ124による駆動ローラ41の駆動速度を可変に制御する駆動回路119Eと、を有する。
すなわち、本実施の形態においては、テープ送りローラ22により搬送経路に沿って搬送された印字済み媒体Tを切断ユニット30で切断することによって印刷物Lを生成することができる。
切断後の印刷物Lは、筐体200の切断ユニット30よりも下流側に設けられた駆動ローラ41の駆動によって排出口4から筐体200の外部へ排出することができる。
このとき、駆動ローラ41を駆動させるテープ排出モータ124の駆動速度を制御する駆動回路119Eは、印刷物Lの属性に応じて、駆動ローラ41の駆動速度、すなわち、ローラ回転速度を可変に制御するようになっている。
印刷物Lの属性としては、印刷物Lの長さが所定の長さよりも長いのか所定の長さよりも短いのか、を印刷物L1〜L3の相対的な長さの違いによって含めることができる。なお、ここでの「所定」とは、複数種類の印刷物Lを作成した場合において、互いの長さの長短を基準とするものであり、具体的な数値を利用するものではない。
例えば、3種類の印刷物Lのうち、印刷物L1が最も長く、印刷物L2が最も短く、印刷物L3がこれらの中間の長さとなっている。
ここで、駆動回路119Eは、ラベル排出ユニット40による印字済み媒体Tへの切断後の印刷物L1〜L3の排出口4からの排出距離を、例えば、印刷物L1〜L3の長さの相違に応じて可変とすることによって、これらの混在を抑制することができる。
そこで、駆動回路119Eは、例えば、印刷データ(テキストデータ)に基づいてCPU111が印刷物L1〜L3の長さを予め算出しておくことで、これら印刷物L1〜L3の全てが長さの異なることを認識し、かつ、これらの長短の順位付けをすることができる。
これにより、駆動回路119Eは、例えば、印刷物L1である場合にはテープ排出モータ124の駆動速度を定常速度よりも高速側に制御し、印刷物L2である場合にはテープ排出モータ124の駆動速度を定常速度よりも低速側に制御し、印刷物L3である場合にはテープ排出モータ124の駆動速度を定常速度に制御する。
この結果、印刷物L1〜L3は、図6に示すように、排出口4から排出距離を長い印刷物ほど遠くへと排出することができ、印刷物L1〜L3の混在を抑制することができる。
なお、印刷物Lの属性として、ユーザが必要とする印字が施された印刷物Lの主体部分であるのか、ユーザが必要としない印字が施されなかった余剰部分であるのか、を含めることができる(詳細は後述する。)。
この場合、駆動回路119Eは、例えば、印刷物Lが主体部分(印刷物L1〜L3)である場合にはテープ排出モータ124の駆動速度を定常速度よりも高速側に制御し、印刷物Lが余剰部分(余白部)である場合にはテープ排出モータ124の駆動速度を定常速度よりも低速側に制御する。
以下、図7のフロー図を参照して、駆動回路119E(及びCPU111)が実行する制御ルーチンの一例を説明する。
<ラベル作成処理>
CPU111は、ユーザが端末Sを操作して印字ラベル作成装置1による所定のラベル作成操作が行われ、ユーザが作成した印刷物L1〜L3に対する印字データを端末Sから受信すると、CPU111は、駆動回路119Bを介して搬送用モータ121の駆動力によってテープ送りローラ22及びリボン巻取りローラ107を回転駆動させるとともに、駆動回路119Eを介してテープ排出モータ124の駆動力によって駆動ローラ41を回転駆動させる。
CPU111は、ユーザが端末Sを操作して印字ラベル作成装置1による所定のラベル作成操作が行われ、ユーザが作成した印刷物L1〜L3に対する印字データを端末Sから受信すると、CPU111は、駆動回路119Bを介して搬送用モータ121の駆動力によってテープ送りローラ22及びリボン巻取りローラ107を回転駆動させるとともに、駆動回路119Eを介してテープ排出モータ124の駆動力によって駆動ローラ41を回転駆動させる。
これにより、第1ロール102から基材テープ101が繰り出されテープ送りローラ22へ供給されるとともに、第2ロール104からはカバーフィルム103が繰り出され、これら基材テープ101とカバーフィルム103とがテープ送りローラ22及びテープ圧接ローラ24により接着されて一体化されて印字済み媒体Tとして形成され、カートリッジ12外方向からさらに印字ラベル作成装置1の外方向へと搬送される。
この搬送状態において、ステップS1において、CPU111は、端末Sから取得した印字データに基づき、適宜の公知の手法(パルスモータである搬送用モータ121を駆動する駆動回路119Bの出力するパルス数をカウントする等)により、カバーフィルム103が、印字ヘッド21による印字開始位置まで到達したか否かを判定する。
CPU111は、印字開始位置に到達せずに判定が満たされない場合(No)にはループ待機し、印字開始位置に到達して判定が満たされた場合(Yes)にはステップS2に処理を移す。
ステップS2では、CPU111は、入出力インターフェース113を介し駆動回路119Aに制御信号を出力し、印字ヘッド21を通電して、カバーフィルム103のうち前述した印字領域に、取得した印字データに対応した文字、記号、バーコード等の印字(例えば、印刷物L1の文字「ABCDE」)Rの印刷を開始する。
その後、CPU111は、ステップS3に処理を移し、上記印字データに基づき、印字済み媒体Tが印字終了位置まで搬送されたかどうかを判定する。このときの判定も、前述と同様、公知の方法で検出すればよい。
CPU111は、印字終了位置に到達せずに判定が満たされない場合(No)にはループ待機し、印字終了位置に到達して判定が満たされた場合(Yes)にはステップS4に処理を移す。
ステップS4では、CPU111は、入出力インターフェース113を介し駆動回路119Aにも制御信号を出力し、印字ヘッド21の通電を停止して、印字Rの印字(文字「ABCDE」の印字)を停止し、必要に応じて次の印字(文字「GHJ」)をする。これによって、1枚の印刷物L1の印字領域に対する印字Rの印字が完了する。その後、CPU111は、ステップS5に処理を移す。
ステップS5では、CPU111は、上記取得した印字データに基づき、この時点で作成している印刷物L(例えば、印刷物L1)についての後端部のカット位置に印字済み媒体Tが印字終了位置まで搬送されたことを契機として、搬送用モータ121の駆動を停止する。したがって、この印字済み媒体Tが印字終了位置まで搬送されるまで、次以降の印字が必要な場合には印字は継続され、このステップS5の搬送停止と同時にステップS4の印字が一時停止される。
このように、ステップS5では、CPU111は、入出力インターフェース113を介し駆動回路119Bに制御信号を出力し、搬送用モータ121の駆動を停止して、テープ送りローラ22、リボン巻取りローラ107の回転を停止する。これにより、カートリッジ12から繰り出された印字済み媒体Tが排出方向に移動する過程で、印刷物L1のフルカット線CLに切断ユニット30の可動刃34が正対した状態で、第1ロール102からの基材テープ101の繰り出し、第2ロール104からのカバーフィルム103の繰り出し、及び印字済み媒体Tの搬送が停止する。
その後、ステップS6で、CPU111は、駆動回路119Cに制御信号を出力してカッタモータ122を駆動し、切断ユニット30の可動刃34を回動させて、印字済み媒体Tのカバーフィルム103、粘着層101a、ベースフィルム101b、粘着層101c、及び剥離紙101dを全て分断(=全切断)してフルカット線CLを形成するフルカット処理を行う。この切断ユニット30による分断によって印字済み媒体Tから切り離され、1つの印刷物L1が生成される。その後、CPU111は、処理をステップ7に移す。
なお、必要に応じて、CPU111は、入出力インターフェース113を介し駆動回路119B及び駆動回路119Eに制御信号を出力し、テープ送りローラ22、リボン巻取りローラ107、駆動ローラ41を回転駆動させて印字済み媒体Tの搬送を再開する。これにより、駆動ローラ41による搬送が開始されて、上記生成された印刷物Lが排出口4へ向かって搬送される。
ステップS7では、CPU111は、印刷物Lについての属性、ここでは、印刷物L1〜L3の長さについての情報(例えば、印字領域についての情報)を取得し、処理をステップS8に移す。
ステップS8では、CPU111は、取得した印刷物Lについての属性に基づき、パルスモータである搬送用モータ121を駆動制御する駆動回路119Eに駆動制御情報を出力し、例えば、最長の長さである印刷物L1に対応する速度制御を実行させる。
これにより、駆動回路119Eは、例えば、3種類の印刷物L1〜L3用の3段階の速度制御のうち、最高速(例えば、定常速度よりも高速側)の速度で駆動ローラ41が回転するよう、テープ排出モータ124の駆動を制御し、印刷物L1を排出口4から排出させる。
ここで、駆動回路119Eは、例えば、印刷物L2が対象となっている場合には、最低速(例えば、定常速度よりも低速側)の速度で駆動ローラ41が回転するよう、テープ排出モータ124の駆動を制御し、印刷物L2を排出口4から排出させる。同様に、駆動回路119Eは、例えば、印刷物L3が対象となっている場合には、中速(例えば、定常速度)の速度で駆動ローラ41が回転するよう、テープ排出モータ124の駆動を制御し、印刷物L3を排出口4から排出させる。そして、印刷物Lを排出した後には、駆動回路119Eは、テープ排出モータ124の駆動を停止し、駆動ローラ41による印刷物Lの排出を終了し、処理をステップS9に移す。
ステップS9では、CPU111は、取得した印字データに基づき、当該印字データに含まれるすべての印刷物L(例えば、次の印刷物L2〜L3)の作成が終了したか否かを判定する。全ラベルの作成がまだ終了していない場合には、判定が満たされず(NO)、ステップS4に処理を戻して印字以降の処理を繰り返す。全ラベルの作成が終了していた場合は判定が満たされ(Yes)、このフローを終了する。
以上の制御により、ステップS1〜ステップS9を繰り返しつつ対応する所定の印字Rを備えた印刷物L1〜L3が順次生成され、最終的に印字ラベル作成装置1に割り当てられた全ての印刷物L1〜L3が生成される。
以上説明したように、本実施形態においては、印刷物L1〜L3が長さに応じて排出口4からの排出距離が異なるため、印刷物L1〜L3の混在が発生せず、利便性を向上することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような他の例を、順を追って説明する。
(1)複数の端末から同時期に印字指令が送信されてきた場合
次に、本実施形態に係る印字ラベル作成装置1の他の例を説明する。図1に示したように、印字ラベル作成装置1は、複数の端末S(例えば、端末S1〜S3)から同時期に印刷指令を通信手段としての通信制御部118で受信することができる。
次に、本実施形態に係る印字ラベル作成装置1の他の例を説明する。図1に示したように、印字ラベル作成装置1は、複数の端末S(例えば、端末S1〜S3)から同時期に印刷指令を通信手段としての通信制御部118で受信することができる。
ここで、例えば、BLEでは、端末S1〜S3のアドレス情報を取得することができるようになっている。
そこで、CPU111は、アドレス情報を操作装置に係わる操作装置関連情報とし、その操作装置関連情報を印刷物Lの属性に変えて(又は1種として)、テープ排出モータ124による駆動ローラ41の駆動速度(=ローラ回転速度)を可変に制御するよう駆動回路119Eを制御する。
この場合、CPU111は、ステップS7の印刷物Lの属性に変えて操作装置関連情報を取得する。
これにより、例えば、印刷物L1は端末S1、印刷物L2は端末S2、印刷物L3は端末S3とした場合、図6に示したように、印字ラベル作成装置1から各端末S1〜S3に対応した印刷物L1〜L3を排出口4から異なる距離に排出する。
なお、端末操作したユーザにより、排出される印刷物Lの排出距離を制御して、それぞれのユーザで特定の位置に排出位置を固定させてもよい。
このように、駆動回路119Eは、操作装置を操作する利用者の操作情報等を操作装置関連情報とすることができ、その操作装置関連情報に応じて適宜テープ排出モータ124による駆動ローラ41の駆動速度を可変に制御することで印刷物L1〜L3の混在を抑制し得て、より利便性を向上することができる。
(2)距離の異なる複数の端末から同時期に印字指令が送信されてきた場合
ここで、例えば、BLEでは、端末S1〜S3のアドレス情報に加え、印字ラベル作成装置1からの離間距離(例えば、0.5m、1.0m、1.5mなど)を認識することができるようになっている。
ここで、例えば、BLEでは、端末S1〜S3のアドレス情報に加え、印字ラベル作成装置1からの離間距離(例えば、0.5m、1.0m、1.5mなど)を認識することができるようになっている。
そこで、CPU111は、アドレス情報と離間距離とを操作装置に係わる操作装置関連情報とし、その操作装置関連情報を印刷物Lの属性に変えて(又は1種として)、テープ排出モータ124による駆動ローラ41の駆動速度(=ローラ回転速度)を可変に制御するよう駆動回路119Eを制御する。
この場合、CPU111は、ステップS7の印刷物Lの属性に変えて操作装置関連情報を取得する。
これにより、例えば、印刷物L1は端末S3、印刷物L3は端末S2、印刷物L2は端末S1とした場合、図6に示したように、印字ラベル作成装置1から各端末S1〜S3までの離間距離が近い順に排出口4から近い位置に印刷物L1〜L3を排出する。
このように、駆動回路119Eは、複数の操作装置(端末S1〜S3)から操作がなされた場合に、通信手段を介した操作装置(端末S1〜S3)までの通信距離を算出したうえで、操作装置(端末S1〜S3)の遠近に応じて駆動ローラ41の駆動速度を可変に制御することによって、印刷物Lを操作装置(端末S1〜S3)毎に振り分けることができ、印刷物L1〜L3の混在を抑制し得て、操作装置単位でのソーター機能として利便性を向上することができる。
このように、駆動制御手段としての駆動回路119Eは、操作装置(端末S1〜S3)を操作するときの操作装置関連情報に応じて適宜駆動ローラ41による排出手段の駆動速度を可変に制御することができ、より利便性を向上することができる。
(3)テープ材質に応じて速度を可変
上述したように、印字ラベル作成装置1は、カートリッジセンサ16を搭載している。このカートリッジセンサ16は、カートリッジ12の装着状態を検出するとともにカートリッジ12の種類、すなわち、印刷物Lの属性に関するカートリッジ情報を検出することができる。なお、ここでの印刷物Lの属性とは、カートリッジ12の種類についての属性を意味する。
上述したように、印字ラベル作成装置1は、カートリッジセンサ16を搭載している。このカートリッジセンサ16は、カートリッジ12の装着状態を検出するとともにカートリッジ12の種類、すなわち、印刷物Lの属性に関するカートリッジ情報を検出することができる。なお、ここでの印刷物Lの属性とは、カートリッジ12の種類についての属性を意味する。
これにより、ステップS7において、CPU111は、印刷物Lについての属性、ここでは、カートリッジ情報(例えば、PETかフィルムか等)を取得し、処理をステップS8に移す。
CPU111は、例えば、図8に示すように、予め設定された汎用のテープ種類に応じた駆動ローラ41の駆動速度に関する速度制御情報を取得することができる。
したがって、ステップS8において、CPU111は、カートリッジセンサ16で取得したカートリッジ12の種類が、図8に示した何れであるのかを判定したうえで、その種類に対応する速度で駆動ローラ41を回転させるよう、テープ排出モータ124の駆動を駆動回路119Eに制御させる。
これにより、切断ユニット30で切断した後の印刷物Lに複数の材質が存在している場合に、材質の違いに応じて印刷物Lが排出口4から遠近異ならせて排出されることとなり、印刷物Lが材質の種類に応じて振り分けられることとなる。
このように、媒体の種類ごとに排出量を設定しておくことで、同じ印字長の印刷物Lでも軽い素材(フィルム等)が遠くに飛びすぎて紛失してしまったり、静電気を帯びて排出口4から排出(放出)されない、等の不具合を解消することができる。
このように、切断ユニット30で切断した後の印刷物Lは、駆動回路119Eによって駆動ローラ41を駆動させるテープ排出モータ124の駆動速度が材質に応じて制御されることによって、印刷物Lの属性としての材質に応じた駆動ローラ41の駆動速度、すなわち、印刷物Lの排出口4からの排出距離を振り分けることができ、利便性を向上することができる。
なお、テープ材質には、テープの厚さを基準としてもよい。例えば、上述したPETやフィルムのように、印刷物Lの属性として、印字済み媒体Tの種類が所定の厚さよりも厚い(PET)のか所定の厚さよりも薄い(フィルム)のか、等を対象とすることができる。なお、ここでの「所定」とは、複数種類の印刷物Lを作成した場合において、互いの厚薄を基準とするものであり、具体的な数値を利用するものではない。
駆動回路119Eは、印字済み媒体Tが所定の厚さよりも厚い(PET)場合にはテープ排出モータ124の駆動速度を定常速度よりも高速側に制御し、印字済み媒体Tが所定の厚さよりも薄い(フィルム)場合にはテープ排出モータ124の駆動速度を定常速度よりも低速側に制御する。
これにより、印字済み媒体Tに所定の厚さよりも厚いものと所定の厚さよりも薄いものとが存在している場合に、所定の厚さよりも厚い印刷物Lは排出口4から遠い側に排出され、所定の厚さよりも薄い印刷物Lは排出口4から近い側に排出されることとなり、印字済み媒体Tが厚薄で振り分けられることとなる。
このように、切断物の属性には、切断手段で切断する前に予め認識できる場合には、言い換えれば「被切断媒体の属性」となる。
(4)余白(余剰部分)が存在していた場合
上述したように、印刷物Lには、余剰部分が発生する場合がある。この余剰部分はユーザが必要としないものであるため、ユーザが必要とする主体部分との混在を抑制するのが好ましい。
上述したように、印刷物Lには、余剰部分が発生する場合がある。この余剰部分はユーザが必要としないものであるため、ユーザが必要とする主体部分との混在を抑制するのが好ましい。
そこで、CPU111は、駆動回路119Eによって駆動ローラ41を駆動させるテープ排出モータ124の駆動速度を、印刷物Lが、印刷が施されていない印字領域外の余剰部分であるのか、印刷が施された印字領域である主体部分であるのか、に応じて制御する。
すなわち、ステップS7において、CPU111は、印刷物Lについての属性、ここでは、印刷物Lが主体部分であるのか余剰部分であるのかを取得し、処理をステップS8に移す。
ステップS8において、CPU111は、印刷物Lが主体部分である場合には、パルスモータである搬送用モータ121の駆動速度を制御する駆動回路119Eに駆動制御情報を出力し、例えば、駆動ローラ41が高速回転するよう制御させる。
これに対し、CPU111は、印刷物Lが余剰部分である場合には、パルスモータである搬送用モータ121の駆動速度を制御する駆動回路119Eに駆動制御情報を出力し、例えば、駆動ローラ41が低速回転するよう制御させる。
ここで、CPU111は、例えば、印刷物Lが余剰部分である場合には、その余剰部分を排出口4から排出させず、例えば、最上流端付近において駆動ローラ41と押圧ローラ42とでニップさせ、排出口4から完全には排出(放出)させないようにしてもよい。
これにより、切断ユニット30で切断した後の印刷物Lに余剰部分と主体部分とが存在している場合に、印刷物Lを排出口4から遠近異ならせて排出させることとなり、印刷物Lをユーザの必要・不要かに応じて振り分けることができる。
(5)文字数によって速度を可変制御する場合
なお、上記実施の形態では、主として印字領域を基準として印刷物L1〜L3の長短を識別し、長い印刷物Lほど排出口4から遠くに排出するようにしたものを開示したが、単純に文字数で複数の印刷物L1〜L3の長さを識別してもよい。
なお、上記実施の形態では、主として印字領域を基準として印刷物L1〜L3の長短を識別し、長い印刷物Lほど排出口4から遠くに排出するようにしたものを開示したが、単純に文字数で複数の印刷物L1〜L3の長さを識別してもよい。
ここで、駆動回路119Eは、印刷物Lが相対的に印字長さの長い長印字印刷物Lである場合にはテープ排出モータ124の駆動速度を定常速度よりも高速側に制御し、印刷物Lが相対的に印字長さの短い短印字印刷物Lである場合にはテープ排出モータ124の駆動速度を定常速度よりも低速側に制御する。
これにより、切断ユニット30で切断した後の印刷物Lに長印字印刷物Lと短印字印刷物Lとが存在している場合に、長印字印刷物Lは排出口4から遠い側に排出され、短印字印刷物Lは排出口4から近い側に排出されることとなり、印刷物Lが長短で振り分けられることとなる。
このように、切断ユニット30で切断した後の印刷物Lは、駆動回路119Eによって駆動ローラ41を駆動させるテープ排出モータ124の駆動速度が制御されることによって、印刷物Lの長短に応じた駆動ローラ41の駆動速度、すなわち、印刷物Lの排出口4からの排出距離を振り分けることができ、利便性を向上することができる。
(6)両輪駆動の場合
上記実施の形態では、駆動ローラ41と押圧ローラ42とのうち、一方の駆動ローラ41を駆動側、他方の押圧ローラ42を従動側とした場合で説明したが、例えば、駆動ローラ41と押圧ローラ42とを独立した速度で回転駆動し、かつ、駆動制御可能に構成してもよい。
上記実施の形態では、駆動ローラ41と押圧ローラ42とのうち、一方の駆動ローラ41を駆動側、他方の押圧ローラ42を従動側とした場合で説明したが、例えば、駆動ローラ41と押圧ローラ42とを独立した速度で回転駆動し、かつ、駆動制御可能に構成してもよい。
この場合、押圧ローラ42についても、ステッピングモータであるテープ排出モータ(図示せず)によって駆動ローラ41と逆方向(図3の見掛けの場合、駆動ローラ41は反時計回り方向、押圧ローラ42は時計回り方向)に回転駆動させられ、駆動回路(図示せず)によってその回転速度が制御される。
これにより、図3に示したように上下に対向して駆動ローラ41と押圧ローラ42とを配置した場合、駆動ローラ41の回転速度を押圧ローラ42の回転速度よりも早くした場合には、印刷物Lは排出口4から離れた位置に排出される。また、駆動ローラ41の回転速度を押圧ローラ42の回転速度よりも遅くした場合には、印刷物Lは排出口4の近傍に排出される。さらに、駆動ローラ41の回転速度と押圧ローラ42の回転速度とを同一とした場合には、印刷物Lはこれらの中間付近に排出される。
(7)印字済み媒体Tの幅方向の向きが鉛直方向(以下、「縦向き」とも称する。)である場合
上述したように、カートリッジホルダ13は、カートリッジ12のテープ排出部(図示せず)より排出された後に排出口4から排出される印字済み媒体Tの幅方向の向きが横向きの場合で説明したが、縦向きの場合にも適用可能である。
上述したように、カートリッジホルダ13は、カートリッジ12のテープ排出部(図示せず)より排出された後に排出口4から排出される印字済み媒体Tの幅方向の向きが横向きの場合で説明したが、縦向きの場合にも適用可能である。
このような縦向きの印字済み媒体Tを用いた場合、図9に示すように、排出口4の向きも縦向きとなり、駆動ローラ41及び押圧ローラ42の回転軸線も縦向きとなる。
ここで、駆動ローラ41及び押圧ローラ42の両方を独立した駆動とした場合、例えば、図10(A)に示すように、駆動ローラ41を左側、押圧ローラ42を右側にそれぞれ対向して配置すると、駆動ローラ41の回転速度を押圧ローラ42の回転速度よりも早くした場合には、印刷物L(例えば、印刷物L2)は排出口4の右側に排出される。また、駆動ローラ41の回転速度を押圧ローラ42の回転速度よりも遅くした場合には、印刷物L(例えば、印刷物L1)は排出口4の左側に排出される。さらに、駆動ローラ41の回転速度と押圧ローラ42の回転速度とを同一とした場合には、印刷物L(例えば、印刷物L3)は排出口4の正面に排出される。
この際、印刷物L1〜L3は、例えば、図10(B)に示すように、低速側のローラ回転速度を定常速度に対して高速としたうえで高速側のローラ回転速度をより高速とすれば、排出口4から遠くへ印刷物Lを排出することができ、低速側のローラ回転速度を定常速度に対して低速としたうえで高速側のローラ回転速度を定常回転とすれば、排出口4の近傍に印刷物Lを排出することができ、方向だけでなく距離も可変とすることができる。
このように、印刷物Lは、排出口4からの距離を異ならせるだけでなく、印刷物Lの長さや種類、或いは、端末の種類や距離に応じて方向又は方向と距離とを異ならせることも可能である。
また特に、被切断物Tの面が略水平方向である場合には重力により切断物Lが下方に垂れ下がりやすく、排出口4より上流側の筐体200の内部に入り込んで搬送詰まり等を引き起こし易い傾向となる。本願発明においては、前述の駆動速度の制御によってこの入り込みを防止できる効果もある。
また、切断物Lの属性には、上述したカートリッジセンサ16で取得したカートリッジ12の種類、印字データに含まれる印字領域又は文字数、等を用いることで切断手段で切断する前に予め認識できる場合のほか、切断ユニット30で切断した切断物の長さをセンサ等で検出した「切断物」の属性を含ませることも可能である。
なお、以上において、図4に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図7に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 印字ラベル作成装置
4 排出口
20 印字機構(印字手段)
21 印字ヘッド
30 切断ユニット(切断手段)
40 ラベル排出ユニット(排出手段)
41 駆動ローラ(排出手段)
108 テープ送りローラ駆動軸(搬送手段)
111 CPU
118 通信制御部(通信手段)
118A 近距離無線通信用アンテナ(通信手段)
119E 駆動回路(駆動制御手段)
124 テープ排出モータ(駆動手段)
200 筐体
L(L1〜L3) 印刷物(切断物)
S(S1〜S3) 端末(操作装置)
T 印字済み媒体(被切断媒体)
4 排出口
20 印字機構(印字手段)
21 印字ヘッド
30 切断ユニット(切断手段)
40 ラベル排出ユニット(排出手段)
41 駆動ローラ(排出手段)
108 テープ送りローラ駆動軸(搬送手段)
111 CPU
118 通信制御部(通信手段)
118A 近距離無線通信用アンテナ(通信手段)
119E 駆動回路(駆動制御手段)
124 テープ排出モータ(駆動手段)
200 筐体
L(L1〜L3) 印刷物(切断物)
S(S1〜S3) 端末(操作装置)
T 印字済み媒体(被切断媒体)
Claims (12)
- 排出口を備えた筐体と、
前記筐体内に設けられ、被切断媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、
前記筐体内に設けられ、前記搬送手段により搬送された前記被切断媒体を切断し、切断物を生成する切断手段と、
前記筐体内の、前記搬送経路に沿って前記切断手段より下流側に設けられ、前記切断手段により生成された前記切断物を前記排出口から前記筐体の外部へ排出する排出手段と、
前記排出手段を駆動する駆動手段と、
前記切断物の属性に応じて、前記駆動手段による前記排出手段の駆動速度を可変に制御する駆動制御手段と、
を有することを特徴とする切断物作成装置。 - 請求項1記載の切断物作成装置において、
当該切断物作成装置を操作可能な操作装置と通信する通信手段をさらに有し、
前記駆動制御手段は、さらに、
前記操作装置に係わる操作装置関連情報に応じて、前記駆動手段による前記排出手段の駆動速度を可変に制御する
ことを特徴とする切断物作成装置。 - 請求項2記載の切断物作成装置において、
前記駆動制御手段は、
前記操作装置関連情報としての、前記通信手段を介した前記操作装置までの通信距離に応じて、前記駆動手段による前記排出手段の駆動速度を可変に制御する
ことを特徴とする切断物作成装置。 - 請求項2記載の切断物作成装置において、
前記駆動制御手段は、
前記操作装置関連情報としての、前記操作装置に固有の付帯情報に応じて、前記駆動手段による前記排出手段の駆動速度を可変に制御する
ことを特徴とする切断物作成装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の切断物作成装置において、
前記駆動制御手段は、
前記属性としての、前記切断物の材質に応じて、前記駆動手段による前記排出手段の駆動速度を可変に制御する
ことを特徴とする切断物作成装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の切断物作成装置において、
前記被切断媒体としての被印字テープに印字を行う印字手段をさらに有し、
前記搬送手段は、
前記被印字テープを搬送し、
前記印字手段は、
前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに印字を行い、
前記切断手段は、
前記印字手段により印字がなされた前記被印字テープを切断し、前記切断物としてのラベルを生成し、
前記排出手段は、
前記ラベルを前記排出口から排出し、
前記駆動制御手段は、
前記属性としての、前記ラベルの印字態様に応じて、前記駆動手段による前記排出手段の駆動速度を可変に制御する
ことを特徴とする切断物作成装置。 - 請求項6記載の切断物作成装置において、
前記駆動制御手段は、
前記ラベルの印字態様として、印字がなされた印字ラベルであるか、印字のなされない無印字ラベルであるか、に応じて前記駆動手段による前記排出手段の駆動速度を可変に制御する
ことを特徴とする切断物作成装置。 - 請求項6記載の切断物作成装置において、
前記駆動制御手段は、
前記ラベルの印字態様として、相対的に印字長さが長い長印字ラベルであるか、相対的に印字長さ印字が短い短印字ラベルであるか、に応じて前記駆動手段による前記排出手段の駆動速度を可変に制御する
ことを特徴とする切断物作成装置。 - 請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載の切断物作成装置において、
前記排出手段は、
前記搬送経路に配置され前記被切断媒体に当接して回転する排出ローラを含み、
前記駆動制御手段は、
前記駆動手段による前記排出ローラの回転速度を可変に制御する
ことを特徴とする切断物作成装置。 - 請求項9記載の切断物作成装置において、
前記排出手段は、
前記搬送経路を挟んで対向してそれぞれ配置される2つの前記排出ローラを含み、
前記駆動制御手段は、
前記駆動手段による前記2つの排出ローラの回転速度を、それぞれ個別に可変に制御する
ことを特徴とする切断物作成装置。 - 請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載の切断物作成装置において、
前記排出口は、
前記切断物の面方向を略水平方向とした姿勢で、当該切断物を排出する
ことを特徴とする切断物作成装置。 - 請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載の切断物作成装置において、
前記排出口は、
前記切断物の面方向を略鉛直方向とした姿勢で、当該切断物を排出する
ことを特徴とする切断物作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020051655A JP2021146484A (ja) | 2020-03-23 | 2020-03-23 | 切断物作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020051655A JP2021146484A (ja) | 2020-03-23 | 2020-03-23 | 切断物作成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021146484A true JP2021146484A (ja) | 2021-09-27 |
Family
ID=77850498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020051655A Pending JP2021146484A (ja) | 2020-03-23 | 2020-03-23 | 切断物作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021146484A (ja) |
-
2020
- 2020-03-23 JP JP2020051655A patent/JP2021146484A/ja active Pending
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