JP2021146231A - ガス供給装置 - Google Patents

ガス供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021146231A
JP2021146231A JP2020045543A JP2020045543A JP2021146231A JP 2021146231 A JP2021146231 A JP 2021146231A JP 2020045543 A JP2020045543 A JP 2020045543A JP 2020045543 A JP2020045543 A JP 2020045543A JP 2021146231 A JP2021146231 A JP 2021146231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
raw material
supply device
light
gas supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020045543A
Other languages
English (en)
Inventor
真毅 三浦
Masatake Miura
真毅 三浦
章弘 島本
Akihiro Shimamoto
章弘 島本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Original Assignee
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ushio Denki KK, Ushio Inc filed Critical Ushio Denki KK
Priority to JP2020045543A priority Critical patent/JP2021146231A/ja
Publication of JP2021146231A publication Critical patent/JP2021146231A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】従来よりも高濃度でラジカルを含むガスを対象物に対して吹き付けることのできる、ガス供給装置を提供する。【解決手段】ガス供給装置は、ラジカル源となる原料物質を含有する原料ガスが流入されるガス流入口と、ガス流入口から流入された原料ガスが通流するガス通流路と、ガス通流路内の光照射領域に向かって紫外光を発する光源と、紫外光が照射された後の原料ガスである処理後ガスを外部に流出させるガス流出口と、光照射領域よりもガス流入口側の位置において、原料ガスの温度を昇温する第一加熱部とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明はガス供給装置に関し、より詳細には、紫外光が照射された後のガスを対象物に対して吹き付けることで、対象物に対する処理を行うための、ガス供給装置に関する。
従来、対象物の表面に付着した有機化合物を除去することを目的として、ガスに対して真空紫外光を照射することで当該ガスを活性化し、この活性化したガスを対象物の表面に吹き付ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−98357号公報
しかし、本発明者らの鋭意研究によれば、特許文献1に記載された構造では、対象物に対して高濃度のラジカルを含むガスを吹き付けられないことが分かった。この理由として、本発明者らは、特許文献1に記載された構造では、ラジカルを生成するためにガスに紫外光を照射するための光源と、ラジカルを含むガスを吹き付ける対象物の設置場所とが離れ過ぎていることで、ガスが対象物に到達する前に、ラジカルの多くが失活してしまうためと推察している。
上記課題に鑑み、本発明は、従来よりも高濃度でラジカルを含むガスを対象物に対して吹き付けることのできる、ガス供給装置を提供することを目的とする。
本発明に係るガス供給装置は、
ラジカル源となる原料物質を含有する原料ガスが流入されるガス流入口と、
前記ガス流入口から流入された前記原料ガスが通流するガス通流路と、
前記ガス通流路内の光照射領域に向かって紫外光を発する光源と、
前記紫外光が照射された後の前記原料ガスである処理後ガスを外部に流出させるガス流出口と、
前記光照射領域よりも前記ガス流入口側の位置において、前記原料ガスの温度を昇温する第一加熱部とを備えたことを特徴とする。
本明細書中において、「ラジカル」とは、不対電子を持つ化学種(原子、分子)を総称した概念を指す。これらの一例として、O(3P)、ヒドロキシラジカル(・OH)、水素ラジカル(・H)、・NH2、・NHなどが挙げられる。このうち、ラジカルとしてO(3P)が予定されている場合、原料物質は酸素原子を含む物質であり、原料ガスとしては例えば酸素を含む混合ガスや空気が挙げられる。
ラジカルは反応性が高く、寿命は極めて短い。より詳細には、ラジカルが、ラジカルの周囲に存在するガス中の他の原子や分子と結合することで、短時間の間にラジカルが消滅する。このため、特許文献1の構成では、高濃度にラジカルを含むガスを対象物に照射することが難しい。
例えば、ラジカル源となる原料物質が酸素原子を含む物質である場合、下記(1)式の反応により、酸素ラジカルO(3P)は、酸素分子と結合することで容易にオゾン(O3)に変換される。
O(3P) + O2 → O3 ‥‥(1)
本発明に係るガス供給装置は、光照射領域よりもガス通流方向の上流側の位置において、原料ガスの温度を昇温する第一加熱部を備えている。すなわち、温度が昇温された状態の原料ガスが光照射領域に対して供給されて、紫外光が照射される。ひとたび生成されたラジカルは、高温であるほど他の原子や分子に対する結合反応が進行しにくい。
また、オゾン(O3)は、酸素(O2)と比べると紫外光を少し吸収しやすい性質を有する。上記構成によれば、オゾン(O3)の生成量が抑えられることでガス通流路内に紫外光が届きやすくなり、ラジカルの生成効率が高められる。
すなわち、上記構成によれば、原料ガスの温度が昇温された状態で紫外光が照射される結果、ひとたび生成されたラジカルが失活しにくくなる。これにより、従来よりもラジカルを高濃度に含んだ状態の処理後ガスを外部に流出させることが可能となる
更に、ラジカル源となる原料物質によっては、ラジカルが原子や分子と結合して生成された生成物が分解されることで、再びラジカルを放出するものが存在する。例えば、前記原料物質が酸素原子を含む物質である場合、上記(1)式で生成されたオゾン(O3)から下記(2)式によって酸素ラジカルO(3P)が再び生成される場合がある。
3 → O(3P) + O2 ‥‥(2)
上記(2)式の反応は、上記(1)式の逆向きの反応であり、オゾン(O3)を含むガスの温度が高温である場合に生じやすい。このため、上記構成によれば、ラジカル源となる原料物質によっては、ひとたび結合されて消滅したラジカルが再度生成される確率が上昇し、ラジカルの含有濃度を更に高めることができる場合がある。
前記ガス通流路は、少なくとも前記第一加熱部と前記光照射領域との間の位置において、保温部材で覆われているものとしても構わない。
上記構成によれば、原料ガスの温度を高い温度で保持したまま光照射領域に導くことができる。これにより、処理後ガスに含まれるラジカルの含有濃度を更に向上できる。
前記ガス供給装置は、ガス温度の異なる複数の前記原料ガスが流入される、複数の前記ガス流入口を備えるものとしても構わない。
前記ガス供給装置は、前記光照射領域内を通流する前記原料ガス又は前記処理後ガスを加熱する第二加熱部を備えるものとしても構わない。
上記構成によれば、原料ガス又は処理後ガスは、高い温度を保持したままの状態で光照射領域内を通流してガス流出口側に導かれる。これにより、処理後ガスに含まれるラジカルの濃度を更に高めることができる。
前記光源から出射される前記紫外光は、波長が230nm未満の領域に光強度を示すものとしても構わない。より好ましくは、前記光源から出射される前記紫外光は、主たる発光波長が230nm未満であるものとしても構わない。
本明細書において、「主たる発光波長」とは、光強度が最も高い発光波長、又は、ある波長λに対して±10nmの波長域Z(λ)を発光スペクトル上で規定した場合において、発光スペクトル内における全積分強度に対して40%以上の積分強度を示す波長域Z(λi)における、波長λiを指す。例えば所定の発光ガスが封入されているエキシマランプなどのように、半値幅が極めて狭く、且つ、特定の波長においてのみ光強度を示す光源においては、通常は、相対強度が最も高い波長(主ピーク波長)をもって、主たる発光波長として構わない。
上記光源としては、例えば、発光ガスとして、Xe、Ar、Kr、ArBr、ArF、KrCl、及びKrBrからなる群に属する少なくとも一種の材料を含むガスを採用した、エキシマランプとすることができる。例えば、発光ガスとしてXeを含むエキシマランプによれば、紫外光の主たる発光波長が172nmである。
かかる構成によれば、ガス流出口から10mm離間した位置に処理対象物を設置することで、処理対象物に対して、ラジカルを高濃度に含んだ状態の処理後ガスを吹き付けることができる。
本発明のガス供給装置によれば、従来よりも高濃度でラジカルを含むガス(処理後ガス)を、ガス流出口から流出させることができ、かかるガスを対象物に対して吹き付けることが可能となる。
ガス供給装置の一構成例を模式的に示す断面図である。 図1に示すガス供給装置を、図1とは異なる方向から切断したときの模式的な断面図である。 図1に示すガス供給装置を、図1とは異なる方向から切断したときの模式的な別の断面図である。 Xeを含む発光ガスが封入されたエキシマランプの発光スペクトルと、酸素(O2)の吸収スペクトルとを重ねて表示したグラフである。 ガス供給装置の別の構成例を模式的に示す断面図である。 ガス供給装置の別の構成例を模式的に示す断面図である。 ガス供給装置の別の構成例を模式的に示す断面図である。 ガス供給装置の別の構成例を模式的に示す断面図である。 ガス供給装置の別の構成例を模式的に示す断面図である。 ガス供給装置の別の構成例を模式的に示す断面図である。 ガス供給装置の別の構成例を模式的に示す断面図である。 図11に示すガス供給装置が備える光源の構成例を模式的に示す断面図である。 図11に示すガス供給装置が備える光源の構成例を模式的に示す断面図である。 ガス供給装置の別の構成例を模式的に示す断面図である。 ガス供給装置の別の構成例を模式的に示す断面図である。 ガス供給装置の別の構成例を模式的に示す断面図である。 シミュレーションに利用されたガス供給装置のモデル構造を示す断面図である。 シミュレーション結果を示すグラフである。
本発明に係るガス供給装置の実施形態につき、以下において説明する。なお、以下の各図は、あくまで模式的に図示されたものであり、図面上の寸法比は必ずしも実際の寸法比とは一致しない。また、図面間においても寸法比が一致していない場合がある。
《構造》
図1は、本実施形態のガス供給装置の一構成例を模式的に示す断面図である。図1に示すガス供給装置1は、筒状の筐体3と、筐体3内に配置された光源5と、処理対象となる原料ガスG1が流入されるガス流入口11と、この原料ガスG1が通流するガス通流路10と、加熱部51(「第一加熱部」に対応する。)とを備える。また、ガス供給装置1は、ガス通流路10に連絡され、ガス流入口11とは反対側の端部(後述する対象物40側の端部)に、ガス流出口12を備える。加熱部51については後述される。
ガス供給装置1は、ガス通流路10内を通流する原料ガスG1に対して、光源5から発せされた紫外光L1を照射し、原料ガスG1に含まれるラジカル源となる原料物質に対して光化学反応を生じさせ、ラジカルを含む処理後ガスG2を生成して外部に排出(供給)する。すなわち、ガス供給装置1は、ラジカルを含む処理後ガスG2を生成し、供給するための装置である。また、本明細書において「処理後ガスG2」とは、紫外線の照射処理が実行された後の原料ガスG1を指す。
より詳細には、ガス通流路10内には、光源5から発せられた紫外光L1が照射される光照射領域5bが形成されている。この光照射領域5b内を原料ガスG1が通過することで、原料ガスG1からラジカルを含む処理後ガスG2が生成される。
図1には、ガス流出口12に対向する位置に載置された対象物40についても図示されている。この対象物40の表面(対象面)40aに対して、ラジカルを含む処理後ガスG2が吹き付けられることで、対象物40の表面処理が行われる。
原料ガスG1は、ラジカル源となる原料物質を含有するガスである。一例として、ラジカルとしてO(3P)が予定されている場合、原料物質は酸素原子を含む物質であり、原料ガスとしては例えば酸素を含む混合ガスや空気が挙げられる。ガス供給装置1に導入される原料ガスG1の種類は、生成したいラジカルに応じて適宜選択されるものとして構わない。
光源5は、ガス通流路10に向かって紫外光L1を発する発光面5aを有する。この発光面5aは、ガス通流路10の形状に沿って、言い換えれば、原料ガスG1(又は処理後ガスG2)の通流方向に沿って形成されている。
図1に示すガス供給装置1において、光源5は、ガス流入口11からガス流出口12に向かう方向d1を長手方向として延在する形状を呈している。本実施形態では、光源5の例として、エキシマランプが採用される。この場合の構造の一例について、図2を参照して説明する。図2は、図1に示すガス供給装置1の光源5が配置されている箇所を、方向d2及び方向d3がなす平面で切断したときの模式的な断面図である。なお、図1は、ガス供給装置1を、方向d1及び方向d3がなす平面で切断したときの模式的な断面図である。
図2に示すように、筐体3の内側に配置された光源5は、方向d1に沿って延伸する発光管21を有する。より詳細には、この発光管21は、円筒形状を呈し外側に位置する外側管21aと、外側管21aの内側において外側管21aと同軸上に配置されており、外側管21aよりも内径が小さい円筒形状を呈した内側管21bとを有する。いずれの発光管21(21a,21b)も、合成石英ガラスなどの誘電体からなる。
内側管21bには、中空の筒状空間が管軸方向に沿って貫通形成されており、この筒状空間がガス通流路10を構成する。
外側管21aと内側管21bとは、共に方向d1に係る端部において封止されており(不図示)、両者の間には、方向d1から見たときに円環形状を呈する発光空間が形成される。この発光空間内には、放電によってエキシマ分子を形成する発光ガス23Gが封入されている。
なお、発光ガス23Gの材料によって、発光管21から発せられる紫外光L1の波長が決定される。言い換えれば、紫外光L1として得たい波長に応じて、発光ガス23Gの材料は適宜選択される。発光ガス23Gとしては、例えば、Xe、Ar、Kr、ArBr、ArF、KrCl、及びKrBrからなる群に属する少なくとも一種の材料を含むガスとすることができる。これらの材料によって発光ガス23Gを実現した場合、紫外光L1の主たる発光波長は、230nm未満となる。
図2に例示された光源5は、外側管21aの外壁面上に配設された第一電極31と、内側管21bの内壁面上に配設された第二電極32とを有する。一例として、第一電極31は膜形状を呈し、第二電極32はメッシュ形状又は線形状を呈する。なお、第一電極31についても、第二電極32と同様にメッシュ形状又は線形状であっても構わない。これらの電極(31,32)には、不図示の給電線が接続されている。
エキシマランプで構成された光源5は、不図示の点灯電源から給電線を介して第一電極31と第二電極32との間に、例えば50kHz〜5MHz程度の高周波の交流電圧が印加されると、発光ガス23Gに対して、発光管21を介して前記電圧が印加される。このとき、発光ガス23Gが封入されている放電空間内で放電プラズマが生じ、発光ガス23Gの原子が励起されてエキシマ状態となり、この原子が基底状態に移行する際にエキシマ発光を生じる。発光ガス23Gとして、上述したキセノン(Xe)を含むガスを用いた場合には、このエキシマ発光は、172nm近傍にピーク波長を有する紫外光L1となる。
発光管21の内側管21bには、上述したようにメッシュ形状又は線形状を呈した第二電極32が形成されている。このため、第二電極32には隙間が存在し、紫外光L1は、この隙間を通じて発光管21よりも内側に形成された中空の筒状空間、すなわちガス通流路10内の光照射領域5bに向かって照射される。
なお、図3に示すように、第一電極31をメッシュ形状又は線形状とし、第一電極31と筐体3の間に、紫外光L1を反射する反射部材33を備えるものとしても構わない。この反射部材33は、紫外光L1に対する高い反射率(例えば80%以上)を示す材料で構成されており、例えば、Al、Al合金、ステンレス、シリカ、シリカアルミナなどを利用することができる。筐体3自体が紫外光L1に対する反射性を示す材料(例えばSUSなどのステンレス)で構成されている場合には、筐体3の面を反射部材33として利用することができる。
なお、図2及び図3では、発光管21を方向d2及び方向d3がなす平面で切断したときの形状が、円形である場合が図示されているが、長方形であっても構わないし、他の形状であっても構わない。
図4は、Xeを含む発光ガス23Gが封入されたエキシマランプで構成された光源5の発光スペクトルと、酸素(O2)の吸収スペクトルとを重ねて表示したグラフである。図4において、横軸は波長を示し、左縦軸はエキシマランプの光強度の相対値を示し、右縦軸は、酸素(O2)の吸収係数を示す。
エキシマランプの発光ガス23GとしてXeを含むガスを用いる場合、図4に示されるように、光源5から出射される紫外光L1は、主たる発光波長が172nmであり、およそ160nm以上190nm以下の範囲内に帯域を有する。
原料ガスG1として酸素(O2)を含むガスが採用された場合、光源5から出射された波長λの紫外光L1が照射され、酸素(O2)に吸収されると、以下の(3)式及び(4)式の反応が進行する。(3)式において、O(1D)は、励起状態のO原子であり、極めて高い反応性を示す。O(3P)は基底状態のO原子である。(3)式と(4)式の反応は、紫外光L1の波長成分に応じて生じる。
2 + hν(λ) → O(1D) + O(3P) ‥‥(3)
2 + hν(λ) → O(3P) + O(3P) ‥‥(4)
すなわち、原料ガスG1に対して紫外光L1が照射されると、O(1D)やO(3P)といったラジカルを含む処理後ガスG2が生成される。光源5の発光面5aは、方向d1に沿って延在するため、処理後ガスG2がガス通流路10内を通流中も、引き続き紫外光L1が照射される。このため、処理後ガスG2に含まれる、未反応のラジカル源となる原料物質に対しても、次々と光化学反応が生じる。これにより、処理後ガスG2は、ラジカルを高濃度で含んだ状態のまま、ガス流出口12側に向かって通流される。
なお、上記では、処理後ガスG2に含有させる対象となるラジカルをO(3P)などの酸素ラジカルとし、原料物質が酸素(O2)である場合を挙げて説明しているが、他のラジカルを含む処理後ガスG2を生成したい場合には、含ませたいラジカル源に応じて原料ガスG1の材料、及び紫外光L1の波長が選択される。
ところで、図1に示すガス供給装置1は、光照射領域5bよりもガス流入口11側、すなわち光照射領域5bよりも上流側に、加熱部51を備える。加熱部51は、例えばハロゲンランプ、セラミックヒーター、電熱線など、公知の加熱手段を利用できる。
加熱部51は、ガス流入口11から流入された原料ガスG1を加熱する。これにより、原料ガスG1は昇温された状態で光照射領域5bに導かれる。すなわち、原料ガスG1は、高温下で紫外光L1が照射される。一例として、原料ガスG1は、100℃以上、300℃以下程度の温度に昇温される。
ラジカルは、反応性が高く、寿命は極めて短い。より詳細には、ラジカルが、ラジカルの周囲に存在するガス中の他の原子や分子と結合することで、短時間の間にラジカルが消滅する。例えば、上記(3)式及び(4)式などの反応で生成されたO(3P)は、「課題を解決するための手段」の項で上述した(1)式に従って、容易に消滅しやすい。以下、(1)式を再掲する。
O(3P) + O2 → O3 ‥‥(1)
しかし、上記(1)式などで規定されるラジカルの結合反応は、高温であるほど進行速度が遅い。このため、本実施形態のガス供給装置1によれば、原料ガスG1が光照射領域5b内を通過中に生成されたラジカルが、周囲の原子や分子と結合することで消滅する速度を遅くできるため、ラジカルを高濃度に含んだ状態で処理後ガスG2をガス流出口12から流出できる。
なお、ラジカル源となる原料物質によっては、ラジカルが原子や分子と結合して生成された生成物が再び分解してラジカルを放出するものが存在する。例えば、上記(1)式で生成されたオゾン(O3)は、「課題を解決するための手段」の項で上述した(2)式に従って、再び酸素ラジカルO(3P)を生成する場合がある。以下、(2)式を再掲する。
3 → O(3P) + O2 ‥‥(2)
この(2)式は、上記(1)式の逆反応に相当する。すなわち、かかる反応は、高温であるほど進行しやすい。つまり、ひとたび生成されたラジカルが、周囲の原子や分子と結合して消滅した場合であっても、再度ラジカル化する確率を上げることができる。この結果、ラジカル源となる原料物質によっては、処理後ガスG2に含まれるラジカルの濃度を更に高める効果が得られる。
また副次的な作用として、加熱された処理後ガスG2が被処理体である対象物40の表面である対象面40aに吹き付けられるため、対象面40aの温度を高めることができる。対象面40aにおけるラジカルによる反応速度は、温度が高いほど速いため、処理後ガスG2の温度が高いことで、対象面40aの反応速度が促進されるという副次的な効果も期待できる。
上記の内容は、実施例を参照して後述される。
《変形例》
ガス供給装置1の構造は、種々の変形が可能である。以下、これらの構成例について説明する。
〈1〉図5〜図9に示す各ガス供給装置1は、図1に示すガス供給装置1と比較して、原料ガスG1の加熱方法を異ならせたものであり、他は共通である。
図5に示すガス供給装置1は、筐体3に連結された配管52を備え、この配管52の外周の一部を覆うように、加熱部51が設けられている。なお、好ましくは、配管52の管壁の周囲に、保温機能を有する保温部材53が配置される。これにより、配管52に保温機能を持たせることができる。保温部材53の材質としては、例えば、ロックウールやグラスウールなどの保温性の高い素材を利用することができる。
なお、配管52への保温性を確保するために、配管52を二重管構造として、配管52の内側(原料ガスG1が通流する領域)と、配管52の外側との間に、空気層や真空層などの熱伝導率の低い部材を介在させるものとしても構わない。この場合、原料ガスG1が通流する領域である配管52の内側管の周囲に、保温部材53としての空気層や真空層が配置されることになる。
図5に示すガス供給装置1の場合、配管52の一端の開口部であるガス流入口11から原料ガスG1が流入される。配管52の内部空間及び筐体3の内部空間によって、ガス通流路10が形成される。原料ガスG1は、配管52内を通過する間に、加熱部51によって加熱・昇温された状態で、筐体3内の光照射領域5bに導かれる。配管52の管壁の周囲に保温部材53を配置することで、昇温された原料ガスG1が、光照射領域5b内に到達するまでの間に温度が低下する速度が抑制される。
なお、図6に示すガス供給装置1のように、配管52内に加熱部51を備えるものとしても構わない。
図7に示すように、加熱部51が加熱用の光L2を発する光源である場合には、配管52の外側に配置された加熱部51から光L2を照射することで、配管52内を通流する原料ガスG1を加熱するものとしても構わない。この場合、配管52自体を加熱することで原料ガスG1を間接的に加熱するものとしても構わない。また、図8に示すように、筐体3の外側に配置された加熱部51から光L2を照射することで、筐体3内の光照射領域5bよりも上流側を通流する原料ガスG1を加熱するものとしても構わない。
なお、図5及び図6に示す態様においても、光照射領域5bよりも上流側における、筐体3のd1方向に係る長さが長い場合には、筐体3の内側又は外側に加熱部51を配置するものとしても構わない。
図9に示すように、配管52を介して複数系統から原料ガス(G1a,G1b)が流入されるものとしても構わない。ここで、原料ガスG1bは、原料ガスG1aよりも高温のガスである。図9に示すガス供給装置1は、原料ガスG1aが流入されるガス流入口11aと、原料ガスG1bが流入されるガス流入口11bとを備え、原料ガスG1aが原料ガスG1bと混合される、配管52内のガス混合領域によって加熱部51が形成される。
〈2〉上述した各実施形態において、ガス通流路10は、ガス流出口12側の端部において、ガス流入口11に近い位置(すなわち上流側)と比較して、流路断面積が小さい通流領域(狭小部)を有しているものとしても構わない。例えば、図10に示すガス供給装置1は、ガス流出口12側の端部において、流路断面積が連続的に縮小する狭小部13を備えている。
上述したように、ガス通流路10内を通流する原料ガスG1は、光源5からの紫外光L1が照射されることで、ラジカルを含む処理後ガスG2となる。この処理後ガスG2は、狭小部13に到達すると、狭小部13内を通流時に流速を速めながらガス流出口12に向かって進行した後、ガス流出口12から対象物40に向かって排出される。
上記(3)式を参照して上述したように、酸素ラジカル(O(3P))は、周囲に酸素ガス(O2)が存在すると、これに反応してオゾン(O3)を生成する。かかる反応が生じると、O(3P)の濃度が低下してしまう。
しかし、上記の構成によれば、ガス流出口12から排出される際に処理後ガスG2の流速が速められるため、上記(3)式の反応が充分進行しない時間内に、対象物40の表面(対象面40a)に到達することができる。この結果、対象面40aに対してラジカルを高濃度に含んだ状態で処理後ガスG2を吹き付けることができる。
なお、ガス流出口12側に狭小部13を含むガス供給装置1の構成は、以下の変形例にも適宜適用が可能である。
〈3〉上記の各実施形態では、発光面5aに囲まれた領域にガス通流路10が形成されていた。しかしながら、発光面5aと筐体3との間にガス通流路10が形成されていても構わない。例えば、図11に示すガス供給装置1において、筐体3内に配置された光源5は、その発光面5aが筐体3の壁面に囲まれるように配置される。すなわち、原料ガスG1は、光源5の外側に形成されたガス通流路10内を通流し、光照射領域5bは光源5の外側に形成される。この場合、紫外光L1が発光管21の外側に出射されることへの妨げにならないよう、第一電極31は網目形状又は線形状とされる。
なお、光照射領域5bが光源5の外側に形成される態様のガス供給装置1においては、光源5は、図2や図3で例示したような、いわゆる「二重管構造」を呈したエキシマランプには限られない。
例えば、図12は、光源5として、いわゆる「一重管構造」を呈したエキシマランプを採用した場合において、方向d2及び方向d3がなす平面で切断したときの模式的な断面図である。図12に示す光源5は、図2や図3に示す光源5とは異なり、1つの発光管21を有している。発光管21は、長手方向、すなわち方向d1に係る端部において封止されており(不図示)、内側の空間内に発光ガス23Gが封入される。そして、発光管21の内側(内部)には第二電極32が配設され、発光管21の外壁面には、網目形状又は線形状の第一電極31が配設される。
別の例として、図13は、光源5として、いわゆる「扁平管構造」を呈したエキシマランプを採用した場合において、図12にならって模式的に図示した断面図である。図13に示す光源5は、長手方向、すなわち方向d1から見たときに矩形状を呈した1つの発光管21を有する。そして、発光管21の一方の外表面には第一電極31が配設され、発光管21の外表面であって第一電極31と対向する位置は第二電極32が配設される。第一電極31及び第二電極32のうち、少なくともガス通流路10側に位置する電極は、紫外光L1が発光管21の外側に出射することへの妨げにならないよう、メッシュ形状(網目形状)又は線形状を呈している。
なお、図12及び図13に示す光源5においても、方向d2及び方向d3がなす平面で切断したときの形状については、円形や長方形には限定されず、種々の形状が採用され得る。
〈4〉ガス供給装置1は、複数の光源5を備えるものとしても構わない。例えば、図14に示すガス供給装置1は、方向d1に沿って延在する発光面5aを有した光源5を4つ備え、それぞれの光源5に挟まれた領域に光照射領域5bが形成されている。また、筐体3の内側において、光照射領域5bよりも上流側に加熱部51が設けられている。他の要素は、上述した実施形態と共通であるため、説明を割愛する。
なお、複数の光源5の間に挟まれた領域に光照射領域5bが形成されることで、図1に示すガス供給装置1が実現されていても構わない。他の実施形態においても同様である。
〈5〉上記の各実施形態では、ガス供給装置1が備える光源5は、ガス流入口11からガス流出口12に向かう方向d1を長手方向として延在する発光面5aを有するものとして説明した。しかし、本発明は、このような構造には限定されない。
例えば、図15に示すガス供給装置1が備える光源5は、方向d2を長手方向として延在する形状を呈している。ガス流入口11は、筐体3の対象物40とは反対側の面において、方向d2に延伸する開口部で構成されている。方向d2に延伸して開口されてなるガス流入口11から流入された原料ガスG1は、方向d1及び方向d3の向きに進行しながら、紫外光L1が照射された後、ガス流出口12から排出される。ガス流出口12は、筐体3の対象物40に対向する面において、方向d2に延伸する開口部で構成されている。また、上記各実施形態と同様、ガス供給装置1は、光源5からの紫外光L1が照射される光照射領域5bよりも上流側の位置において、加熱部51を備えている。
かかる構成であっても、原料ガスG1は、高い温度を有した状態で光照射領域5bに導かれるため、高濃度にラジカルを含む処理後ガスG2をガス流出口12から流出できる。
なお、上述した各実施形態についても、光源5を方向d2を長手方向として延在する形状とし、ガス流入口11及びガス流出口12をそれぞれ方向d2に延伸する開口部で構成することが可能である。
〈6〉上述した各実施形態において、加熱部51とは別に、光照射領域5b内を通流する原料ガスG1又は処理後ガスG2を加熱する、加熱部(「第二加熱部」に対応する。)を備えるものとしても構わない。例えば、図16に示すガス供給装置1は、光照射領域5bを形成する箇所に対応するガス通流路10内の領域に、燃料棒などからなる加熱部55が設置されている。これにより、ガス流出口12から流出される直前の時点における処理後ガスG2の温度を更に高温にできるため、処理後ガスG2に対してラジカルを高濃度に含有できる。
〈7〉上述した各実施形態の構成を相互に応用してガス供給装置1を実現しても構わない。
《検証》
ガス供給装置1によれば、ガス流出口12から排出される処理後ガスG2に高濃度のラジカルが含有される点につき、シミュレーションを用いて検証した。
図17は、シミュレーションに利用されたガス供給装置のモデルを模式的に示す断面図である。ガス供給装置モデル100は、方向d1に係る長さh1が50mmの筒状体の側面形状を呈した発光面5aを有する光源5と、この発光面5aに囲まれた領域にガス通流路10とを備えていた。ガス通流路10は、直径5mmの円形状のガス流入口11と、直径5mmの円形状のガス流出口12とを備えていた。光源5は、主たるピーク波長が172nmのXeエキシマランプとされた。
対象物40は、半径r1が20mmの円形状を呈し、ガス通流路10の中心軸上にその中心が位置するように配置された。原料ガスG1は、99.5%の窒素ガスと0.5%の酸素ガスの混合ガスとし、湿度は0%であった。原料ガスG1は、30L/min の流量でガス流入口11からガス供給装置モデル100内に導入された。
実施例1〜3では、ガス流入口11に導入される原料ガスG1の温度が、それぞれ、100℃、150℃、200℃に設定された。比較例1では、ガス流入口11に導入される原料ガスG1の温度が室温(27℃)に設定された。なお、図17に示すガス供給装置モデル100では、方向d1に関して、ガス流入口11の直近箇所に発光面5a、すなわち光照射領域5bが配置されている。そこで、原料ガスG1が光照射領域5bに導かれた時点で高温である状態を模擬するために、予め高温の原料ガスG1がガス流入口11に導入される場合を、それぞれ実施例1〜3として設定した。
つまり、この実施例1〜3で想定される高温の原料ガスG1とは、図1を参照して上述したガス供給装置1において、加熱部51を通過して光照射領域5bに導入される直前の原料ガスG1に対応する。
発光面5aにおける照度を50mW/cm2として、光源5からの紫外光L1をガス通流路10内の光照射領域5bに対して照射しながら、ガス流入口11から、上記の流量でそれぞれの温度(100℃,150℃,200℃,27℃)に設定された原料ガスG1を流入させた。そして、実施例1及び比較例1の双方において、ガス流出口12から方向d1に係る離間距離v1が10mmの位置に設置された対象物40の表面の、中心から半径2.5mm(φ5mm)の範囲内の領域に噴射されたガスに含まれる酸素ラジカルO(3P)の平均濃度を算出した。
この演算結果を図18に示す。図18によれば、実施例1〜3のいずれの場合においても、比較例1より対象物40の面に吹き付けられる処理後ガスG2に含まれる酸素ラジカルO(3P)の平均濃度が3倍以上大きく上昇することが確認された。特に、150℃以上に設定された実施例2,実施例3によれば、比較例1よりも処理後ガスG2に含まれる酸素ラジカルO(3P)の平均濃度を4倍以上に大きく上昇できることが確認された。これにより、光照射領域5bよりも上流側の位置で原料ガスG1を昇温させることで、処理後ガスG2に含まれるラジカルの濃度を高濃度にできることが分かる。
1 :ガス供給装置
3 :筐体
5 :光源
5a :発光面
5b :光照射領域
10 :ガス通流路
11 :ガス流入口
11a :ガス流入口
11b :ガス流入口
12 :ガス流出口
13 :狭小部
21 :発光管
21a :外側管
21b :内側管
23G :発光ガス
31 :第一電極
32 :第二電極
33 :反射部材
40 :対象物
40a :対象面
51 :加熱部(第一加熱部)
52 :配管
53 :保温部材
55 :加熱部(第二加熱部)
100 :ガス供給装置モデル
G1 :原料ガス
G1a :原料ガス
G1b :原料ガス
G2 :処理後ガス
L1 :紫外光

Claims (7)

  1. ラジカル源となる原料物質を含有する原料ガスが流入されるガス流入口と、
    前記ガス流入口から流入された前記原料ガスが通流するガス通流路と、
    前記ガス通流路内の光照射領域に向かって紫外光を発する光源と、
    前記紫外光が照射された後の前記原料ガスである処理後ガスを外部に流出させるガス流出口と、
    前記光照射領域よりも前記ガス流入口側の位置において、前記原料ガスの温度を昇温する第一加熱部とを備えたことを特徴とする、ガス供給装置。
  2. 前記ガス通流路は、少なくとも前記第一加熱部と前記光照射領域との間の位置において、保温部材で覆われていることを特徴とする、請求項1に記載のガス供給装置。
  3. ガス温度の異なる複数の前記原料ガスが流入される、複数の前記ガス流入口を備えたことを特徴とする、請求項1又は2に記載のガス供給装置。
  4. 前記光照射領域内を通流する前記原料ガス又は前記処理後ガスを加熱する第二加熱部を備えたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス供給装置。
  5. 前記光源から出射される前記紫外光は、波長が230nm未満の領域に光強度を示すことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のガス供給装置。
  6. 前記光源から出射される前記紫外光は、主たる発光波長が230nm未満であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のガス供給装置。
  7. 前記原料物質が、酸素原子を含む物質であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のガス供給装置。
JP2020045543A 2020-03-16 2020-03-16 ガス供給装置 Pending JP2021146231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020045543A JP2021146231A (ja) 2020-03-16 2020-03-16 ガス供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020045543A JP2021146231A (ja) 2020-03-16 2020-03-16 ガス供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021146231A true JP2021146231A (ja) 2021-09-27

Family

ID=77850184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020045543A Pending JP2021146231A (ja) 2020-03-16 2020-03-16 ガス供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021146231A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023038084A1 (ja) 2021-09-08 2023-03-16 日本製鉄株式会社 熱延鋼板

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6442129A (en) * 1987-08-10 1989-02-14 Hitachi Ltd Cleaning and removal of organic substance
JPH04302145A (ja) * 1991-03-29 1992-10-26 Hitachi Ltd 洗浄方法
JP2003144913A (ja) * 2001-11-13 2003-05-20 Ushio Inc 誘電体バリア放電ランプによる処理装置、および処理方法
JP2007098357A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Fujitsu Ltd 光化学処理装置及び光化学処理方法
JP2017015770A (ja) * 2015-06-26 2017-01-19 ウシオ電機株式会社 光処理装置および光処理方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6442129A (en) * 1987-08-10 1989-02-14 Hitachi Ltd Cleaning and removal of organic substance
JPH04302145A (ja) * 1991-03-29 1992-10-26 Hitachi Ltd 洗浄方法
JP2003144913A (ja) * 2001-11-13 2003-05-20 Ushio Inc 誘電体バリア放電ランプによる処理装置、および処理方法
JP2007098357A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Fujitsu Ltd 光化学処理装置及び光化学処理方法
JP2017015770A (ja) * 2015-06-26 2017-01-19 ウシオ電機株式会社 光処理装置および光処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023038084A1 (ja) 2021-09-08 2023-03-16 日本製鉄株式会社 熱延鋼板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101901557B1 (ko) 오존 발생기
JP7232428B2 (ja) 気体処理装置
TW201531330A (zh) 空氣汙染物去除裝置和方法
JP6693331B2 (ja) オゾン発生器
JP2021146231A (ja) ガス供給装置
JP7133140B2 (ja) 気体処理装置
JP6694595B2 (ja) オゾン発生装置
JP7406676B2 (ja) ガス供給装置
WO2020262478A1 (ja) 気体処理方法、気体処理装置
TWI554468B (zh) 臭氧製造方法及裝置
WO2021256450A1 (ja) ガス処理方法、ガス処理装置
JP2021104496A (ja) ガス供給装置
JP7307895B2 (ja) ガス供給装置
JP2021106240A (ja) ガス供給装置、表面処理方法
JP5904063B2 (ja) ガス活性化装置および窒素酸化物処理装置
JP7437551B2 (ja) 紫外線照射装置および紫外線照射方法
JP5939081B2 (ja) ガス活性化装置、窒素酸化物処理装置および窒素酸化物処理方法
KR20110090329A (ko) 마이크로파로 구동되는 무전극 자외선 램프를 이용한 프레온 가스의 분해방법 및 이를 위한 분해장치
KR200417010Y1 (ko) 오존발생기
JP2021186338A (ja) 容器の滅菌処理方法、容器の滅菌処理装置
JP2022039527A (ja) オゾン発生装置およびオゾン発生方法
JP2014195758A (ja) ガス処理装置
JPH08266892A (ja) 紫外線照射装置
JP2014104386A (ja) ガス活性化装置および窒素酸化物処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230905

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230929