JP6694595B2 - オゾン発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、オゾンを発生させるオゾン発生装置に関する。
従来、オゾン発生装置として、エキシマランプと、エキシマランプの外部又は内部に配置されたガス導管とを備えるオゾン発生装置が、知られている(例えば、特許文献1)。ガス導管の内部に、酸素が供給され、該酸素は、エキシマランプからの光により、オゾンになる。
特許文献1に係るオゾン発生装置においては、不純物である窒素酸化物(NOx)の発生を防止するために、ガス導管の内部が、エキシマランプと隔離されている。これにより、ガス導管の内部からは、高純度のオゾンが発生する。なお、エキシマランプにおいては、放電効率(発光効率)を向上させるために、各電極は、ランプのガラス管に密着している。ところで、例えば、水耕栽培のように、オゾンだけでなく、適度な窒素酸化物が必要な使用用途も出現している(例えば、特許文献2)。
特開2003−165711号公報 特開平4−4818号公報
そこで、課題は、光を放射してオゾンを発生させるだけでなく、適度な窒素酸化物も発生させることができるオゾン発生装置を提供することである。
オゾン発生装置は、誘電体であって且つ内部にガスが充填される管体と、前記管体の外部に配置される外部電極と、前記管体の内部に配置され、前記管体との間で放電することで前記管体の内部から酸素をオゾン化するための光を放射すべく、前記外部電極との間に電圧が印加される内部電極と、を備え、前記外部電極は、前記管体との間で放電し且つ少なくとも酸素及び窒素を含む原料ガスが前記外部電極と前記管体との間に供給されるべく、前記管体と離間して配置される。
また、オゾン発生装置は、前記外部電極と前記管体との離間距離を変更する変更機構を備える、という構成でもよい。
また、オゾン発生装置においては、前記外部電極と前記管体との離間距離は、前記外部電極の厚み寸法よりも、大きい、という構成でもよい。
また、オゾン発生装置は、誘電体である外管及び内管を有し且つ前記外管及び前記内管間にガスが充填される二重管体と、前記外管の外部に配置される外部電極と、前記内管の内部に配置され、前記外管と前記内管との間で放電することで前記二重管体の内部から酸素をオゾン化するための光を放射すべく、前記外部電極との間に電圧が印加される内部電極と、を備え、前記外部電極及び前記内部電極の少なくとも一方は、前記二重管体との間で放電し且つ少なくとも酸素及び窒素を含む原料ガスが当該電極と前記二重管体との間に供給されるべく、前記二重管体と離間して配置される。
また、オゾン発生装置は、前記外部電極及び前記内部電極の少なくとも一方と前記二重管体との離間距離を変更する変更機構を備える、という構成でもよい。
また、オゾン発生装置においては、前記外部電極及び前記内部電極の少なくとも一方と前記二重管体との離間距離は、当該電極の厚み寸法よりも、大きい、という構成でもよい。
以上の如く、オゾン発生装置は、光を放射してオゾンを発生させるだけでなく、適度な窒素酸化物も発生させることができるという優れた効果を奏する。
一実施形態に係るオゾン発生装置の全体概略断面図である。 同実施形態に係るオゾン発生装置の原理を説明する図であって、図1のII領域拡大図である。 他の実施形態に係るオゾン発生装置の要部断面図である。 同実施形態に係るオゾン発生装置の要部断面図である。 さらに他の実施形態に係るオゾン発生装置の全体概略断面図である。
<第1実施形態>
以下、オゾン発生装置における第1の実施形態について、図1〜図4を参酌して説明する。なお、各図(図5も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1に示すように、本実施形態に係るオゾン発生装置1は、内部にガスが充填される誘電体の管体21を有する発光管2を備えている。オゾン発生装置1は、管体21の外部に配置される外部電極3と、管体21の内部に配置される内部電極4とを備えている。
オゾン発生装置1は、発光管2及び各電極3,4を収容する筐体5と、筐体5の内部に、少なくとも酸素及び窒素を含む原料ガスG1を供給する供給部6とを備えている。オゾン発生装置1は、外部電極3と内部電極4との間に電圧(例えば、交流の高電圧)を印加させる電源7を備えている。
発光管2は、両端に、管体21の内部を気密にする第1及び第2封止部22,23と、第1封止部22に埋設される金属箔24と、第1封止部22に一部が埋設される外部リード25とを備えている。そして、金属箔24は、内部電極4と外部リード25とにそれぞれ連結されているため、内部電極4、金属箔24、及び外部リード25は、電気的に接続されている。なお、管体21は、例えば、ガラスで形成されている。
管体21の内部に充填されるガスは、内部電極4と管体21との間で放電(具体的には、グロー放電)することによって、酸素をオゾン化する光を管体21の内部から放射する放電ガスである。本実施形態においては、当該放電ガスは、当該放電によって、酸素をオゾン化する紫外光(例えば、波長が200nm以下の光であって、例えば、172nmの光)を放射するキセノンガスとしている。
外部電極3は、筒状に形成されており、管体21は、外部電極3の内部に挿入されている。そして、外部電極3は、管体21の内部から放射された光を、通過(又は透過)させる光路部31を備えている。本実施形態においては、光路部31は、貫通孔としている。
例えば、外部電極3は、板状の部材に複数の貫通孔を有するように形成されてもよく、また、複数の棒状の部材を格子状や網目状に配置して形成されてもよく、また、棒状の部材を螺旋状に配置して形成されてもよい。また、光路部31は、透光性を有する部材で構成されていてもよい。
また、外部電極3は、管体21と離間して配置されている。図示していないが、外部電極3と発光管2との間に配置されるスペーサ等により、外部電極3は、管体21との離間距離が一定(不変)となるように、発光管2に固定されている。なお、管体21の径方向における外部電極3と管体21との離間距離は、外部電極3の厚み寸法(管体21の径方向の寸法)よりも、大きくなっている。
内部電極4は、棒状に形成されている。そして、内部電極4は、管体21の内部に配置されているため、外部電極3との間に管体21を配置している。なお、内部電極4の端部が、それぞれ発光管2の封止部22,23に埋設されているため、内部電極4は、発光管2に固定されている。
筐体5は、原料ガスG1を内部に流入するための入口部51と、少なくともオゾンを含むオゾン化ガスG2を外部に流出するための出口部52とを備えている。供給部6は、筐体5の入口部51から内部に、原料ガスG1となる空気を供給するファン61を備えている。そして、供給部6は、入口部51での原料ガスG1の単位時間当たりの供給量、即ち、入口部51での原料ガスG1の供給速度(流速)を、ファン61の回転速度で制御している。なお、ファン61は、筐体5の入口部51に配置されている。
本実施形態に係るオゾン発生装置1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係るオゾン発生装置1の原理について、図1及び図2を参酌して説明する。
図1及び図2に示すように、原料ガスG1は、筐体5の入口部51から筐体5の内部に供給されると、外部電極3と筐体5との間を流れる原料ガスG11と、管体21と外部電極3との間を流れる原料ガスG12とに分かれる。そして、外部電極3と内部電極4との間に電圧が印加される。
これにより、管体21と内部電極4との間に放電(具体的には、グロー放電)D1が起きるため、管体21の内部から外部に向けて、酸素をオゾン化する光L1が放射される。また、管体21と外部電極3との間にも、放電(具体的には、コロナ放電)D2が起きている。
外部電極3と筐体5との間を流れる原料ガスG11が、酸素を含んでいるため、その原料ガスG11の一部は、管体21の内部から放射され且つ光路部31を通過した光L1により、オゾンとなる。なお、当該原料ガスG11は、酸素だけでなく窒素を含んでいるが、当該光L1により、窒素酸化物にはならない。また、管体21と外部電極3との間を流れる原料ガスG12が、酸素と窒素とを含んでいるため、その原料ガスG12の一部は、管体21と外部電極3との間の放電D2により、オゾンと窒素酸化物とになる。
そして、外部電極3と筐体5との間で、一部がオゾンになったガスG21と、管体21と外部電極3との間で、一部がオゾン及び窒素酸化物になったガスG22とは、混合されて、出口部52から流出される。このようにして、酸素と窒素とを含む原料ガスG1は、オゾンと窒素酸化物を含むオゾン化ガスG2となって、出口部52から流出される。なお、原料ガスG11,G12が、光路部31を通過することもある。
以上より、本実施形態に係るオゾン発生装置1は、誘電体であって且つ内部にガスが充填される管体21と、前記管体21の外部に配置される外部電極3と、前記管体21の内部に配置され、前記管体21との間で放電することで前記管体21の内部から酸素をオゾン化するための光を放射すべく、前記外部電極3との間に電圧が印加される内部電極4と、を備え、前記外部電極3は、前記管体21との間で放電し且つ少なくとも酸素及び窒素を含む原料ガスG1が前記外部電極3と前記管体21との間に供給されるべく、前記管体21と離間して配置される。
斯かる構成によれば、誘電体である管体21が備えられており、管体21の内部に、ガスが充填されている。そして、管体21の外部に配置される外部電極3と、管体21の内部に配置される内部電極4との間に、電圧が印加されることで、管体21と内部電極4との間で放電が起こる。これにより、酸素をオゾン化するための光が管体21の内部から放射されるため、酸素は、オゾン化する。
また、外部電極3が、管体21と離間して配置されており、外部電極3と管体21との間に、少なくとも酸素及び窒素を含む原料ガスG1が供給される。そして、外部電極3と管体21との間で、放電が起きているため、酸素は、オゾン化し、また、窒素は、酸素と反応し、窒素酸化物となる。したがって、光を放射してオゾンを発生させるだけでなく、適度な窒素酸化物も発生させることができる。
また、本実施形態に係るオゾン発生装置1においては、前記外部電極3と前記管体21との離間距離は、前記外部電極3の厚み寸法よりも、大きい、という構成である。
斯かる構成によれば、外部電極3と管体21との離間距離が、外部電極3の厚み寸法よりも大きくなっているため、原料ガスG12は、外部電極3と管体21との間を十分に流通することができる。したがって、光を放射してオゾンを発生させるだけでなく、適度な窒素酸化物も確実に発生させることができる。
なお、オゾン発生装置1は、上記した第1実施形態に係るオゾン発生装置1の構成及び作用に限定されるものではない。例えば、上記した第1実施形態に係るオゾン発生装置1に対して、以下のような変更が行われてもよい。
上記第1実施形態に係るオゾン発生装置1においては、外部電極3は、管体21との離間距離が一定(不変)となるように、発光管2に固定されている、という構成である。しかしながら、オゾン発生装置は、斯かる構成に限られない。例えば、オゾン発生装置1は、図3及び図4に示すように、前記外部電極3と前記管体21との離間距離を変更する変更機構8を備える、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、変更機構8が、外部電極3と管体21との離間距離を変更するため、窒素酸化物の濃度を変更(制御)することができる。これにより、オゾンに対して適量な窒素酸化物を発生させることができる。
また、斯かる構成においては、例えば、オゾン発生装置1は、出口部52にオゾン及び窒素酸化物の少なくとも一方の濃度を検出する検出部と、当該検出部で検出した濃度に基づいて、外部電極3と管体21との離間距離を変更させるように、変更機構8を制御する制御部とを備える、という構成を採用してもよい。斯かる構成によれば、フィードバック制御を行うことができるため、所望のオゾンの濃度又は窒素酸化物の濃度にすることができる。
図3及び図4に係るオゾン発生装置1においては、外部電極3は、周方向で分割される複数の電極片32を備えており、変更機構8は、各電極片32を、管体21に対して管体21の径方向に移動させる移動部81を備えている。これにより、変更機構8は、図3に示すように、外部電極3が管体21に近づく状態と、図4に示すように、外部電極3が管体21から離れる状態とに切替え可能である。なお、変更機構8は、斯かる構成に限られないのは勿論である。
<第2実施形態>
次に、オゾン発生装置における第2の実施形態について、図5を参酌して説明する。なお、図5において、図1〜図4の符号と同一の符号を付した部分は、第1実施形態と略同様の構成又は略同様の機能(作用)を有する要素を表し、その説明は、繰り返さない。
図5に示すように、本実施形態に係るオゾン発生装置1は、第1実施形態に係るオゾン発生装置1に対して、発光管2と内部電極4が相違する構成である。したがって、発光管2と内部電極4の構成を中心に、以下に説明する。
発光管2は、誘電体である外管26a及び誘電体である内管26bを有する二重構造である二重管体26と、外管26a及び内管26b間を気密にするための環状の封止端部27,27とを備えている。そして、外管26a及び内管26b間には、ガスが充填されている。なお、当該ガスは、外管26a及び内管26b間で放電することによって、酸素をオゾン化する光を二重管体26の内部から放射する放電ガスである。
外部電極3は、二重管体26(外管26a)と離間して配置されている。これにより、少なくとも酸素及び窒素を含む原料ガスG1が、外部電極3と二重管体26(外管26a)との間に、供給される。なお、二重管体26の径方向における、外部電極3と二重管体26(外管26a)との離間距離は、外部電極3の厚み寸法(二重管体26の径方向の寸法)よりも、大きくなっている。
内部電極4は、筒状に形成されている。そして、内部電極4は、二重管体26(内管26b)の内部に配置されているため、外部電極3との間に二重管体26(外管26a及び内管26b)を配置している。なお、内部電極4は、二重管体26(内管26b)と接するようにして、発光管2に固定されている。
斯かる構成によれば、原料ガスG1は、筐体5の入口部51から筐体5の内部に供給されると、外部電極3と筐体5との間を流れる原料ガスG11と、二重管体26と外部電極3との間を流れる原料ガスG12と、内部電極4の内部を流れる原料ガスG13とに分かれる。そして、外部電極3と内部電極4との間に電圧が印加される。
これにより、外管26aと内管26bとの間に放電(具体的には、グロー放電)が起きるため、二重管体26の内部から光が放射される。また、二重管体26と離間している外部電極3と二重管体26の外管26aとの間にも、放電(具体的には、コロナ放電)が起きている。
外部電極3と筐体5との間を流れる原料ガスG11が、酸素を含んでいるため、その原料ガスの一部は、二重管体26の内部から放射され且つ光路部31を通過した光により、オゾンとなる。なお、当該原料ガスG11は、酸素だけでなく窒素を含んでいるが、当該光により、窒素酸化物にはならない。また、二重管体26の外管26aと外部電極3との間を流れる原料ガスG12が、酸素と窒素とを含んでいるため、その原料ガスG12の一部は、外管26aと外部電極3との間の放電により、オゾンと窒素酸化物とになる。
そして、外部電極3と筐体5との間で、一部がオゾンになったガスG21と、二重管体26と外部電極3との間で、一部がオゾン及び窒素酸化物になったガスG22とは、混合されて、出口部52から流出される。このようにして、酸素と窒素とを含む原料ガスG1は、オゾンと窒素酸化物を含むオゾン化ガスG2となって、出口部52から流出される。なお、内部電極4の内部を流れる原料ガスG13は、オゾン化することなく、原料ガスG23のまま流出される。また、原料ガスG11,G12が、光路部31を通過することもある。
以上より、本実施形態係るオゾン発生装置1は、誘電体である外管26a及び内管26bを有し且つ前記外管26a及び前記内管26b間にガスが充填される二重管体26と、前記外管26aの外部に配置される外部電極3と、前記内管26bの内部に配置され、前記外管26aと前記内管26bとの間で放電することで前記二重管体26の内部から酸素をオゾン化するための光を放射すべく、前記外部電極3との間に電圧が印加される内部電極4と、を備え、前記外部電極3及び前記内部電極4の少なくとも一方(本実施形態では、外部電極3)は、前記二重管体26との間で放電し且つ少なくとも酸素及び窒素を含む原料ガスが当該電極(本実施形態では、外部電極3)と前記二重管体26との間に供給されるべく、前記二重管体26と離間して配置される。
斯かる構成によれば、二重管体26は、誘電体である外管26a及び内管26bを有し、また、外管26a及び内管26b間に、ガスが充填されている。そして、外管26aの外部に配置される外部電極3と、内管26bの内部に配置される内部電極4との間に、電圧が印加されることで、外管26aと内管26bとの間で、放電が起こる。これにより、酸素をオゾン化するための光が二重管体26の内部から放射されるため、酸素は、オゾン化する。
また、外部電極3及び内部電極4の少なくとも一方(本実施形態では、外部電極3)が、二重管体26と離間して配置されており、当該電極(本実施形態では、外部電極3)と二重管体26との間に、少なくとも酸素及び窒素を含む原料ガスG12が供給されている。これにより、当該電極(本実施形態では、外部電極3)と二重管体26との間で、放電が起きているため、酸素は、オゾン化し、また、窒素は、酸素と反応し、窒素酸化物となる。したがって、光を放射してオゾンを発生させるだけでなく、適度な窒素酸化物も発生させることができる。
また、本実施形態係るオゾン発生装置1においては、前記外部電極3及び前記内部電極4の少なくとも一方(本実施形態では、外部電極3)と前記二重管体26との離間距離は、当該電極(本実施形態では、外部電極3)の厚み寸法よりも、大きい、という構成である。
斯かる構成によれば、外部電極3及び内部電極4の少なくとも一方(本実施形態では、外部電極3)と二重管体26との離間距離が、当該電極(本実施形態では、外部電極3)の厚み寸法よりも大きくなっているため、原料ガスG12は、当該電極(本実施形態では、外部電極3)と二重管体26との間を十分に流通することができる。したがって、光を放射してオゾンを発生させるだけでなく、適度な窒素酸化物も確実に発生させることができる。
なお、オゾン発生装置は、上記した第2実施形態に係るオゾン発生装置1の構成及び作用に限定されるものではない。例えば、上記した第2実施形態に係るオゾン発生装置1に対して、以下のような変更が行われてもよい。
上記第2実施形態に係るオゾン発生装置1においては、外部電極3は、二重管体26(外管26a)と離間して配置され、内部電極4は、二重管体26(内管26b)と接して配置されている、という構成である。しかしながら、オゾン発生装置は、斯かる構成に限られない。
例えば、外部電極3は、二重管体26(外管26a)と接して配置され、内部電極4は、二重管体26(内管26b)と離間して配置されている、という構成でもよい。また、例えば、外部電極3は、二重管体26(外管26a)と離間して配置され、内部電極4も、二重管体26(内管26b)と離間して配置されている、という構成でもよい。
また、上記第2実施形態に係るオゾン発生装置1においては、外部電極3は、二重管体26との離間距離が一定(不変)となるように、発光管2に固定されている、という構成である。しかしながら、オゾン発生装置は、斯かる構成に限られない。例えば、オゾン発生装置1は、外部電極3と二重管体26(外管26a)との離間距離を変更する変更機構を備える、という構成でもよい。
また、例えば、内部電極4が、二重管体26(内管26b)と離間して配置されている構成においては、オゾン発生装置1は、内部電極4と二重管体26(内管26b)との離間距離を変更する変更機構を備える、という構成でもよい。また、例えば、外部電極3及び内部電極4が、それぞれ二重管体26と離間して配置されている構成においては、オゾン発生装置1は、外部電極3及び内部電極4と二重管体26(内管26b)との離間距離をそれぞれ変更する変更機構を備える、という構成でもよい。
即ち、第2実施形態係るオゾン発生装置1に対して、オゾン発生装置1は、前記外部電極3及び前記内部電極4の少なくとも一方と前記二重管体26との離間距離を変更する変更機構を備える、という構成を採用してもよい。斯かる構成によれば、外部電極3及び内部電極4の少なくとも一方と二重管体26との離間距離を変更することで、窒素酸化物の濃度を変更(制御)することができる。これにより、オゾンに対して適量な窒素酸化物を発生させることができる。
なお、オゾン発生装置は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、オゾン発生装置は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記した複数の実施形態の各構成や各方法等を任意に採用して組み合わせてもよく(1つの実施形態に係る各構成や各方法等を他の実施形態に係る構成や方法等に適用してもよく)、さらに、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
上記各実施形態に係るオゾン発生装置1は、外部電極3の外部の領域と、外部電極3及び内部電極4との間の領域とに、同じ原料ガスG1を供給する、という構成である。しかしながら、オゾン発生装置は、斯かる構成に限られない。例えば、放電が起きていない領域には、酸素を含み且つ窒素を含まない原料ガスを供給し、放電が起きている領域には、酸素及び窒素の両方を含む原料ガスを供給する、という構成でもよい。
また、上記各実施形態に係るオゾン発生装置1においては、発光管2から離間している電極(外部電極)3と発光管2(管体21、二重管体26)との離間距離は、当該電極(外部電極)3の厚みよりも、大きい、という構成である。しかしながら、オゾン発生装置は、斯かる構成に限られない。例えば、発光管2から離間している電極(外部電極)3と発光管2(管体21、二重管体26)との離間距離は、当該電極(外部電極)3の厚みよりも、小さい、という構成でもよい。
また、上記各実施形態に係るオゾン発生装置1においては、供給部6は、ファン61を備え、ファン61は、筐体5の入口部51に配置されている、という構成である。しかしながら、オゾン発生装置は、斯かる構成に限られない。例えば、ファン61は、筐体5の出口部52に配置されている、という構成でもよく、また、筐体5の入口部51と出口部52とにそれぞれ配置されている、という構成でもよい。また、例えば、供給部6は、圧縮ガスを供給するガス源を備え、ガス源は、圧縮ガスを筐体5の入口部51から供給する、という構成でもよい。
オゾン発生装置1は、水耕栽培に利用可能である。また、オゾン発生装置1は、それに限られず、オゾンだけでなく、適度な窒素酸化物が必要な他の使用用途にも利用可能である。
1…オゾン発生装置、2…発光管、3…外部電極、4…内部電極、5…筐体、6…供給部、7…電源、8…変更機構、21…管体、22…第1封止部、23…第2封止部、24…金属箔、25…外部リード、26…二重管体、26a…外管、26b…内管、27…封止端部、31…光路部、32…電極片、51…入口部、52…出口部、61…ファン、81…移動部

Claims (6)

  1. 誘電体であって且つ内部にガスが充填される管体と、
    前記管体の外部に配置される外部電極と、
    前記管体の内部に配置され、前記管体との間で放電することで前記管体の内部から酸素をオゾン化するための光を放射すべく、前記外部電極との間に電圧が印加される内部電極と、
    前記管体、前記外部電極及び前記内部電極を内部に収容する筐体と、を備え、
    前記筐体は、少なくとも酸素及び窒素を含む原料ガスを内部に流入するための入口部と、オゾン化されたオゾン化ガスを外部に流出するための出口部と、を備え、
    前記外部電極は、前記管体との間で放電し且つ原料ガスが前記外部電極と前記管体との間に供給されるべく、前記管体と離間して配置されると共に、原料ガスが前記外部電極と前記筐体との間に供給されるべく、前記筐体と離間して配置され、
    前記外部電極は、前記管体の内部から放射された光を通過又は透過させる光路部を備える、オゾン発生装置。
  2. 誘電体であって且つ内部にガスが充填される管体と、
    前記管体の外部に配置される外部電極と、
    前記管体の内部に配置され、前記管体との間で放電することで前記管体の内部から酸素をオゾン化するための光を放射すべく、前記外部電極との間に電圧が印加される内部電極と、を備え、
    前記外部電極は、前記管体との間で放電し且つ少なくとも酸素及び窒素を含む原料ガスが前記外部電極と前記管体との間に供給されるべく、前記管体と離間して配置される、オゾン発生装置であって、
    前記外部電極と前記管体との離間距離を変更する変更機構を備える、オゾン発生装置。
  3. 前記外部電極と前記管体との離間距離は、前記外部電極の厚み寸法よりも、大きい、請求項1又は2に記載のオゾン発生装置。
  4. 誘電体である外管及び内管を有し且つ前記外管及び前記内管間にガスが充填される二重管体と、
    前記外管の外部に配置される外部電極と、
    前記内管の内部に配置され、前記外管と前記内管との間で放電することで前記二重管体の内部から酸素をオゾン化するための光を放射すべく、前記外部電極との間に電圧が印加される内部電極と、
    前記二重管体、前記外部電極及び前記内部電極を内部に収容する筐体と、を備え、
    前記筐体は、少なくとも酸素及び窒素を含む原料ガスを内部に流入するための入口部と、オゾン化されたオゾン化ガスを外部に流出するための出口部と、を備え、
    前記外部電極及び前記内部電極の少なくとも一方は、前記二重管体との間で放電し且つ原料ガスが当該電極と前記二重管体との間に供給されるべく、前記二重管体と離間して配置され
    前記外部電極は、原料ガスが前記外部電極と前記筐体との間に供給されるべく、前記筐体と離間して配置され、
    前記外部電極は、前記二重管体の内部から放射された光を通過又は透過させる光路部を備える、オゾン発生装置。
  5. 誘電体である外管及び内管を有し且つ前記外管及び前記内管間にガスが充填される二重管体と、
    前記外管の外部に配置される外部電極と、
    前記内管の内部に配置され、前記外管と前記内管との間で放電することで前記二重管体の内部から酸素をオゾン化するための光を放射すべく、前記外部電極との間に電圧が印加される内部電極と、を備え、
    前記外部電極及び前記内部電極の少なくとも一方は、前記二重管体との間で放電し且つ少なくとも酸素及び窒素を含む原料ガスが当該電極と前記二重管体との間に供給されるべく、前記二重管体と離間して配置される、オゾン発生装置であって、
    前記外部電極及び前記内部電極の少なくとも一方と前記二重管体との離間距離を変更する変更機構を備える、オゾン発生装置。
  6. 前記外部電極及び前記内部電極の少なくとも一方と前記二重管体との離間距離は、当該電極の厚み寸法よりも、大きい、請求項4又は5に記載のオゾン発生装置。
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