JP2021145300A - 車両制御装置、車両、および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の周辺を撮影するカメラの撮影画像を乗員に提供する表示装置の消費電力を削減する技術を提供すること。【解決手段】車両制御装置は、乗員によって操作されている間に車両の車輪の回転を規制する制動機能と、乗員の設定操作に伴い、乗員の解除操作まで車両の車輪の回転を規制する停車維持機能とを備えた車両の制御装置であって、車両の側方の領域を撮影する撮影部と、撮影した画像を表示する表示部と、を備え、停車維持機能が発揮されている場合は、制動機能が発揮されている場合よりも、表示部の消費電力を抑制する。【選択図】 図4
Description
本発明は車両制御装置、車両、および制御方法に関する。
車両の周辺を撮影するカメラと、その撮影画像を乗員に提供する表示装置とを含む周辺画像提供システムを備えた車両が提案されている。特許文献1には、こうした周辺画像提供システムの輝度を調整する技術が開示されている。
ここで、車両の周辺を撮影するカメラの撮影画像を乗員に提供する表示装置は、運転中には、運転手が容易に視認可能なように、表示装置の輝度が一定以上であることが求められる。一方、表示装置に省電力処理を実行させることで、表示装置の消費電力を削減することができる。
本発明の目的は、車両の周辺を撮影するカメラの撮影画像を乗員に提供する表示装置の消費電力を削減する技術を提供することにある。
本発明によれば、車両制御装置は、乗員によって操作されている間に車両の車輪の回転を規制する制動機能と、乗員の設定操作に伴い、乗員の解除操作まで前記車両の車輪の回転を規制する停車維持機能とを備えた車両の制御装置であって、車両の側方の領域を撮影する撮影手段と、前記撮影手段が撮影した画像を表示する表示手段と、前記停車維持機能が発揮されている場合は、前記制動機能が発揮されている場合よりも、前記表示手段の消費電力を抑制する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明によれば、車両は、乗員によって操作されている間に車両の車輪の回転を規制する制動機能と、乗員の設定操作に伴い、乗員の解除操作まで前記車両の車輪の回転を規制する停車維持機能とを備えた車両であって、車両の側方の領域を撮影する撮影手段と、前記撮影手段が撮影した画像を表示する表示手段と、前記停車維持機能が発揮されている場合は、前記制動機能が発揮されている場合よりも、前記表示手段の消費電力を抑制する制御手段と、を備える。
また、本発明によれば、制御方法は、乗員によって操作されている間に車両の車輪の回転を規制する制動機能と、乗員の設定操作に伴い、乗員の解除操作まで前記車両の車輪の回転を規制する停車維持機能とを備えた車両の制御方法であって、車両の側方の領域を撮影する撮影工程と、前記撮影工程において撮影した画像を表示部に表示する表示工程と、前記停車維持機能が発揮されている場合は、前記制動機能が発揮されている場合よりも、前記表示部の消費電力を抑制する制御工程と、を含む。
本発明によれば、車両の周辺を撮影するカメラの撮影画像を乗員に提供する表示装置の消費電力を削減する技術を提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<第1実施形態>
(ハードウェア構成)
図1(A)及び図1(B)は本発明の一実施形態に係る車両1の平面図及び側面図である。なお、各図において矢印Xは車両1の前後方向を示し、矢印Yは車両1の車幅方向を示す。矢印Zは上下方向を示す。
(ハードウェア構成)
図1(A)及び図1(B)は本発明の一実施形態に係る車両1の平面図及び側面図である。なお、各図において矢印Xは車両1の前後方向を示し、矢印Yは車両1の車幅方向を示す。矢印Zは上下方向を示す。
車両1は一例としてセダンタイプの四輪の乗用車である。車両1は、フロントウィンドウ5に隣接した前列に2つのシート、後列に2つのシートを有し、前列の右側のシートが運転席、左側のシートが助手席である。車両1は各シートに隣接して合計4つのドアを有しており、ドア2Rは運転席に隣接したドアであり、前側の右ドアである。ドア2Lは助手席に隣接したドアであり、前側の左ドアである。車両1の前部には駆動ユニット(不図示)が設けられている。駆動ユニット6は、車両1の推進力を発揮する駆動源を含む。駆動源は例えば、エンジン(内燃機関)或いはモータ、若しくはこれらの組み合わせである。駆動ユニット6は自動変速機などの変速機を含む。
車両1は、車両の制動を行うアクセルペダルAPに設けた操作検知センサ34aやブレーキペダルBPに設けた操作検知センサ34bにより検知した運転者の運転操作や車速等に対応して、内燃機関EGやモータMの出力を制御したり、自動変速機TMの変速段を切り替える。操作検知センサ34a、34bの出力は、後述するECUに入力され、油圧装置の液圧を制御することで、四輪にそれぞれ設けられたブレーキ装置(例えばディスクブレーキ装置)51に供給する作動油の液圧を制御する。これによって、乗員が操作している間に、ブレーキ装置51は車輪の回転を規制する制動機能を発揮することができる。また、電動パーキングブレーキ装置52は後輪をロックする機構を備える。車両1が備えるサイドブレーキを乗員が操作すると、サイドブレーキからの出力は後述するECUに入力され、電動パーキングブレーキ装置52による後輪のロックおよびロック解除を制御する。これによって、乗員の設定操作に応じて、電動パーキングブレーキ装置52は停車維持機能を発揮し、乗員または車両の解除操作に応じて電動パーキングブレーキ装置52は停車維持機能を停止することができる。
車両1は、車両1の周辺を撮影する撮影装置3、4R、4Lを備える。これら撮影装置3、4R、4Lは、例えば、イメージセンサ等の撮影素子と、レンズ等の光学系とを備えたカメラである。撮影装置3は車両1の前方の撮影範囲Fの画像を撮影する。撮影装置3の撮影画像は、例えば、車両1の前方の障害物の検知や、道路区画線(例えば白線)の認識等に用いられる。
撮影装置4Rはドア2Rの前方に配置される撮影装置であり、その撮影範囲RRは車両1の右側方後方を含む右側の領域である。撮影装置4Lはドア2Lの前方に配置される撮影装置であり、その撮影範囲LRは車両1の左側方後方を含む左側の領域である。
図2は車両1の室内を模式的に示す図であり、特に、ダッシュボードDBの周辺を示す図である。運転席正面には、ステアリングホイールWが設けられており、その前側においてダッシュボードDBにはインストルメントパネル8が設けられている。ダッシュボードDBの車幅方向中央部には、地図情報等を表示する表示装置11が設けられており、その近傍には変速機のシフト操作を受け付けるシフトレバー9が配置されている。
ダッシュボードDBの右端部には表示装置7Rが、左端部には表示装置7Lがそれぞれ配置されている。表示装置7R及び7Lは画像を表示する表示部であって、本実施形態の場合、液晶表示装置である。表示装置7Rのディスプレイ70Rには撮影装置4Rで撮影された画像が表示され、表示装置7Lのディスプレイ70Lには撮影装置4Lで撮影された画像が表示される。
本実施形態の車両1はサイドミラーレス車両であり、撮影装置4R、4L及び表示装置7R、7Lはサイドミラー(ドアミラー)に代えて、車両1の側方後方を乗員(特に運転者)が確認するために設けられたカメラモニタリングシステム(CMS)を構成する。少なくとも車両1の走行中、表示装置7Rには撮影装置4Rの撮影画像が常時表示され、表示装置7Lには撮影装置4Lの撮影画像が常時表示される。
図3は車両1の車載装置である車両用制御装置20を示すブロック図であり、特に、CMSに関連する構成例を示している。CMS30Lは、撮影範囲LRを撮影し、その撮影画像を乗員に提供するシステムであり、撮影装置4L、表示装置7L及びECU(CMSECU)21Lを含む。CMS30Rは、撮影範囲RRを撮影し、その撮影画像を乗員に提供するシステムであり、撮影装置4R、表示装置7R及びECU(CMSECU)21Rを含む。
CMSECU21Lは、CMS30L全体の制御を行う制御ユニットであり、特に、表示装置7Lの制御を行う。同様に、ECU21Rは、CMS30R全体の制御を行う制御ユニットである。
ECU21L及び21Rは、それぞれCPUに代表されるプロセッサ、半導体メモリ等の記憶デバイス、外部デバイスとのインタフェース等を含む。記憶デバイスにはプロセッサが実行するプログラムやプロセッサが処理に使用するデータ等が格納される。各ECU21L及び21Rはプロセッサ、記憶デバイスおよびインタフェース等を複数備えていてもよく、プロセッサはCPUと画像処理プロセッサとを含んでもよい。画像処理プロセッサは、撮影装置4L、4Rの撮影画像信号を処理して表示装置7L、7Rに表示画像信号を出力する機能を有するものであってもよい。ECU21L及び21Rは、車内ネットワークNTを介して互いに通信可能に接続されている。
表示装置7L、7Rは、それぞれ、制御回路71L、71R、および液晶表示パネル72L、72Rを含む。制御回路71L及び71RはCPUに代表されるプロセッサ、半導体メモリ等の記憶デバイス、外部デバイスとのインタフェース、対応する液晶表示パネル72L、72Rの駆動回路等を含む。制御回路71Lは、対応する液晶表示パネル72Lの駆動制御を、対応するECU21Lに送信する処理等を行う。同様に、制御回路71Rは、対応する液晶表示パネル72Rの駆動制御を、対応するECU21Rに送信する処理等を行う。
また、本実施形態に係るCMSECU21L、21Rは、NTを介して、ナビゲーションECU41から、現在地に関する情報を取得することができる。また、ナビゲーションシステムに目的地が設定された場合には、CMSECU21L、21Rは、NTを介して、ナビゲーションECU41から目的地に関する情報を取得することができる目的地取得部としても動作する。
また、本実施形態に係るCMSECU21L、21Rは、制動ECU42および停車維持ECU43を介して、ブレーキの状態を取得することができる。制動ECU42には、制動機能を発揮するためのブレーキ61およびブレーキ61が動作しているか否かを判定するためのセンサ62が接続される。同様に、停車維持ECU43には、停車維持機能を発揮するためのブレーキ63およびブレーキ63が動作しているか否かを判定するためのセンサ64が接続される。一例では、ブレーキ61はディスクブレーキ装置51で、ブレーキ63は電動パーキングブレーキ装置52である。例えば、CMSECU21L、21Rは、運転中に乗員が操作し続けることによって制動力を発揮するディスクブレーキが稼働していること、すなわち制動機能が発揮されていることを検知することができる。同様に、CMSECU21L、21Rは、停車維持ECU43の一度の操作によって、再び操作するまで停車維持を継続する電動パーキングブレーキ装置52が稼働していること、すなわち停車維持機能が発揮されていることができる。
なお、制動のためのブレーキと、停車維持のためのブレーキとが同一である場合には、1つのECUが制動ECU42および停車維持ECU43の機能を実現してもよい。また、CMSECU21L、21Rは、ブレーキが、乗員の継続的な操作によって制動力を発揮する制動モードか、一度の操作によって停車維持を続ける停車維持モードかを判定してもよい。
<制御ユニットの実施例>
CMSECU21L、21Rが実行する処理例について図4〜図8を参照して説明する。ここでは、表示装置7L、7Rの消費電力を抑制する制御(省電力制御)を実行させる処理について説明する。
CMSECU21L、21Rが実行する処理例について図4〜図8を参照して説明する。ここでは、表示装置7L、7Rの消費電力を抑制する制御(省電力制御)を実行させる処理について説明する。
なお、図4〜図8に示す処理は、表示装置7L、7Rが起動処理を実行した後に実行される。また、CMSECU21L、21Rは、撮影装置4L、4Rから取得したデータを表示装置7L、7Rに表示させるための処理は並行して行っているものとして説明を行う。
(実施例1)
まず、図4を参照して、表示装置7L、7Rに省電力制御を実行させるための、実施例1に係る車両制御装置であるECU21L、21Rが実行する処理の一例を説明する。
まず、図4を参照して、表示装置7L、7Rに省電力制御を実行させるための、実施例1に係る車両制御装置であるECU21L、21Rが実行する処理の一例を説明する。
まず、S401で、CMSECU21L、21Rは、停車維持機能が発揮されているか否かを判定する。例えば、CMSECU21L、21Rは、停車維持のための電動パーキングブレーキ装置52が稼働している場合に、停車維持機能が発揮されていると判定する。停車維持機能が発揮されていると判定すると(S401でYes)、CMSECU21L、21Rは、制御回路71L、71Rに、省電力制御の実行を指示する。一例では、省電力制御の実行を指示された制御回路71L、71Rは、液晶表示パネル72L、72Rの輝度を低下させることで省電力制御を実行する。あるいは、制御回路71L、71Rは、液晶表示パネル72L、72Rのリフレッシュレートを低下させることで省電力制御を実行してもよい。また別の例では、制御回路71L、71Rは、液晶表示パネル72L、72Rから受信した撮影装置4L、4Rに表示させるための画像データに色調の補正、解像度の変換など、画像処理を施すことで省電力制御を実行してもよい。
なお、一例では、CMSECU21L、21Rは、輝度センサなどを備える外界情報ECU(不図示)から、車内ネットワークNTを介して外界の輝度に関する情報を取得し、外界の輝度に基づいて、省電力制御時の表示装置7L、7Rの輝度値を決定してもよい。
続いて、CMSECU21L、21Rは、処理をS403に進め、停車維持機能が発揮されていないと判定するまで待機する。例えば、CMSECU21L、21Rは、停車維持のための電動パーキングブレーキ装置52が稼働していないことを検知することで、停車維持機能が発揮されていないと判定することができる。停車維持機能が発揮されていないと判定すると(S403でYes)、CMSECU21L、21Rは処理をS404に進め、表示装置7L、7Rに省電力制御の終了を指示する。省電力制御の終了の指示を受け取った制御回路71L、71Rは、例えば液晶表示パネル72L、72Rの輝度を走行時と同じ輝度に戻す、またはリフレッシュレートをもとに戻す。
なお、実施例1では、停車維持機能が発揮されていることを条件にCMSECU21L、21Rが省電力制御の実行を指示するものとして説明を行ったが、一例では、停車維持機能が発揮されており、制動機能が発揮されていない場合に、CMSECU21L、21Rは省電力制御の実行を指示してもよい。これによって、比較的短い期間の停車のために制動機能が発揮された場合には省電力制御が実行されず、比較的長い期間の停車のための停車維持機能が発揮された場合にのみ省電力制御が実行されることができる。
(実施例2)
本実施例では、図5を参照し、停車維持機能が発揮されているか否かに加え、停車位置の履歴に基づいて、停車回数の多い停車位置に停車した場合に省電力制御の実行を指示するCMSECU21L、21Rの処理の一例を説明する。なお、実施例1と同様の処理については同一の参照符号を使用し、説明を省略する。
本実施例では、図5を参照し、停車維持機能が発揮されているか否かに加え、停車位置の履歴に基づいて、停車回数の多い停車位置に停車した場合に省電力制御の実行を指示するCMSECU21L、21Rの処理の一例を説明する。なお、実施例1と同様の処理については同一の参照符号を使用し、説明を省略する。
図5は本実施例に係るCMSECU21L、21Rの処理を示すフローチャートである。
図5では、停車維持ブレーキがONである場合、すなわち停車維持機能が発揮されている場合(S401でYes)、CMSECU21L、21Rは処理をS501に進め、車両1が、一定以上の頻度で停車している位置に停車しているか否かを判定する。例えば、CMSECU21L、21Rは、車両1が停車した位置と、車両1が停車した回数とを対応付けて記録し、車両1が停車した位置に基づいて車両が停車した回数を読み出してもよい。そして、読みだした車両が停車した回数が所定の回数以上であれば、CMSECU21L、21Rは一定以上の頻度で停車する位置に停車していると判定し(S501でYes)、処理をS402に進めてもよい。例えば、10回など、偶然に停車するような回数ではなく、乗員の意思で特定の停車位置に停車していると推定できるような回数を設定すればよく、ユーザの車両使用頻度や走行距離により基準値から増減させてよい。例えば、車両の走行距離が10000km未満である場合には所定の回数は100回、10000km以上20000km未満である場合には所定の回数は200回、20000km以上の場合は400回であってもよい。
別の例では、車両1が停車した位置、回数、および日時を記録してもよい。この場合、CMSECU21L、21Rは車両1が停車した位置に基づいて車両が停車した回数および日時を読み出し、直近の一か月など、所定の期間内に、所定の回数以上、停車したと判定した場合に処理をS402に進めてもよい。
また、別の例では、車両1が停車した位置、回数、および時間の長さを対応付けて記録してもよい。この場合、CMSECU21L、21Rは、車両1が停車した回数および時間の長さを読み出し、例えば3分以上など、所定の閾値以上の時間の長さ、所定の回数以上、停車したと判定した場合に処理をS402に進めてもよい。これによって、CMSECU21L、21Rは、車両1が停車した位置に基づいて車両1が停車した時間の長さ、回数が所定の閾値以上であれば、処理をS402に進めてもよい。例えば、5時間等、偶然に停車し続けるような時間でなく、乗員の意思で特定の停車位置に停車していると推定できる時間を設定すればよく、ユーザが車両を使用する頻度または車両の走行距離により基準値から増減させて良い。これによって、長時間停車が予想される場所に車両1が停車した場合に、表示装置7L、7Rに省電力制御を実行させることができる。
以上説明したように、本実施例では、停車維持機能が発揮されているか否かに加え、車両1の停車位置と停車回数とに基づいて省電力制御の実行を指示する車両制御装置について説明した。これによって、頻繁に停車する位置で適切に省電力制御の実行を指示することができる。
なお、図5の例では、CMSECU21L、21Rは、車両1が停車した位置と、車両1が停車した回数とを対応付けて記録するものとして説明を行うが、別の例では、車両1の停車維持機能が発揮された位置と、車両1の停車維持機能が発揮された回数とを対応付けて記録してもよい。この場合、電動パーキングブレーキ装置52が操作され、停車維持機能が発揮されるたびに、車両1の位置を取得し、その位置における停車維持機能を発揮した回数を更新してもよい。
(実施例3)
本実施例では、停車維持機能が発揮されているか否かに加え、ナビゲーションECU41から取得した情報に基づいて省電力制御の実行を指示するCMSECU21L、21Rの処理について説明する。なお、実施例1または2と同様の処理については同一の参照符号を使用し、説明を省略する。
本実施例では、停車維持機能が発揮されているか否かに加え、ナビゲーションECU41から取得した情報に基づいて省電力制御の実行を指示するCMSECU21L、21Rの処理について説明する。なお、実施例1または2と同様の処理については同一の参照符号を使用し、説明を省略する。
図6は本実施例に係るCMSECU21L、21Rの処理を示すフローチャートである。
図6では、停車維持ブレーキがONである場合、すなわち停車維持機能が発揮されている場合(S401でYes)、CMSECU21L、21Rは処理をS601に進め、ナビゲーションECU41から目的地に関する情報を取得し、車両1が目的地周辺に停車しているか否かを判定する。車両1が目的地から所定の範囲内に停車していないと判定した場合(S601でNo)、CMSECU21L、21Rは処理をS401に戻す。一方、車両1が目的地周辺に停車していると判定した場合(S601でYes)、目的地で乗員が下車するため車両1が長時間停車することが予想されるため、CMSECU21L、21Rは処理をS402に進め、省電力制御の実行を表示装置7L、7Rに指示する。
また、別の例では、S601で、CMSECU21L、21RはナビゲーションECU41から、車両1の停車位置に関する情報を取得し、その情報に基づいて省電力制御の実行を指示するか否かを判定してもよい。
例えば、車両1の乗員は信号待ちの際に電動パーキングブレーキ装置52を使用することがある。この場合、車両1の停車位置が走行車線上であれば、比較的短い時間で走行を再開する可能性が高いと判定することができる。このため、S601で、CMSECU21L、21Rは、車両1の停車位置が走行車線上であるか否かを判定し、車両1の停車位置が走行車線上であると判定すると、表示装置7L、7Rに省電力制御を実行させなくてもよい。そして車両1の停車位置が走行車線上ではないと判定した場合には、表示装置7L、7Rに省電力制御を実行させてもよい。
また、例えば、車両1がレストランなどの店舗の駐車場に停車した場合には車両1は長時間停車する可能性が高いと判定することができる。この場合、S601で、CMSECU21L、21Rは、車両1が停車した位置に対応する施設に関する情報を取得し、その情報に基づいて表示装置7L、7Rに省電力制御を実行させるか否かを判断してもよい。
以上説明したように、本実施例に係るCMSECU21L、21Rは、停車維持機能が発揮されているか否かに加え、ナビゲーションECU41から取得した情報に基づいて省電力制御の実行を指示するか否かを判定する。これによって、車両が走行するまでに長時間かかる場合に省電力制御を実行させることができる。
(実施例4)
本実施例では、表示装置7L、7Rのそれぞれについて、省電力制御を実行させるか否かを判定するCMSECU21L、21Rの処理について説明する。なお、実施例1〜3と同様の処理については同一の参照符号を使用し、説明を省略する。
本実施例では、表示装置7L、7Rのそれぞれについて、省電力制御を実行させるか否かを判定するCMSECU21L、21Rの処理について説明する。なお、実施例1〜3と同様の処理については同一の参照符号を使用し、説明を省略する。
図7は本実施例に係るCMSECU21L、21Rの処理を示すフローチャートである。
停車維持ブレーキがONである場合、すなわち停車維持機能が発揮されている場合(S401でYes)、CMSECU21L、21Rは処理をS601に進め、省電力制御を実行させる表示装置を判定する。
例えば、車両1が路肩に停車した場合、乗員の降車が予想される。しかしながら、車両1が停車した場所が路肩である場合には、車両1のドアを開けると、自転車や他の車両などの交通参加者や、ガードレールなどの道路上の構造物にドアが当たる恐れがあるため、乗員はドアを開ける前に車両1の側方を確認したい場合がある。このため、CMSECU21L、21Rは、ナビゲーションECU41による現在の停車位置、並びに撮影装置3、4R、および4Lの少なくともいずれかから取得した白線や歩道との距離などのデータに基づいて、車両1が路肩に駐車していると判定した場合、乗員が降車に使用する可能性が高いドアに対応する表示装置には省電力制御を実行させないと判定する。このため、CMSECU21L、21Rは、停車維持機能が発揮された場合、路肩判定を行い、路肩に停車したと判定した場合には、乗員の位置を検知する乗員検知処理を実行し、乗員検知処理に基づいて、表示装置7L、7Rのそれぞれについて省電力制御を実行させるか否かを判定する。乗員検知処理は、例えば座席に備えられた着座センサで、どの座席に乗員がいるかを検知してもよいし、車内カメラでオブジェクト認識を行うことで、どの座席に乗員がいるかを検知してもよい。
続いて、CMSECU21L、21Rは処理をS702に進め、省電力制御を実行させると判定した表示装置に省電力制御の実行を指示し、処理をS403に進める。
また、別の例では、CMSECU21L、21Rは、停車位置と対応付けて、当該停車位置で開放されたドアを示す情報を記録し、S701において、使用されたドアを示す情報に基づいて省電力制御を実行させる表示装置を判定してもよい。例えば、車両1が停車すると、CMSECU21L、21Rは、停車位置に基づいて、開放されたドアを示す情報を取得し、開放される頻度が高いドアに対応する表示装置には省電力制御を実行させないよう制御を実行してもよい。
これによって、乗員が降車に使用しないドアに対応する表示装置には省電力制御を実行させ、乗員が降車に使用するドアに対応する表示装置には省電力制御を実行させない。これによって、表示装置の消費電力を抑制しながら、乗員が降車する際に車両1の側方を確認することを可能にすることができる。
以上説明したように、本実施例に係る車両制御装置は、停車維持機能が発揮された場合に、左右の表示装置のいずれに省電力制御を実行させるかを判定する。これによって、状況に応じて乗員が確認する可能性が低い表示装置を判定して省電力制御を実行させることができる。
(実施例5)
本実施例では、停車維持機能が発揮されていないこと以外の条件に基づいて表示装置の省電力制御を終了させるCMSECU21L、21Rの処理について図8を参照して説明する。なお、実施例1〜3と同様の処理については同一の参照符号を使用し、説明を省略する。
本実施例では、停車維持機能が発揮されていないこと以外の条件に基づいて表示装置の省電力制御を終了させるCMSECU21L、21Rの処理について図8を参照して説明する。なお、実施例1〜3と同様の処理については同一の参照符号を使用し、説明を省略する。
S401〜S403の処理は実施例1と同様のため説明を省略する。S403で、停車維持機能が発揮されていると判定すると(S403でNo)、CMSECU21L、21Rは処理をS801に進め、制動機能が発揮されているか否かを判定する。S801で制動機能が発揮されている場合(S801でYes)、乗員は車両1を走行させるために停車維持機能を解除することを目的として制動操作を実行している場合があるため、CMSECU21L、21Rは処理をS404に進め、表示装置7L、7Rに省電力制御の終了を指示する。停車維持機能が発揮されているが制動機能は発揮されていない場合(S801でNo)、CMSECU21L、21Rは処理をS403に戻す。これによって、CMSECU21L、21Rは表示装置7L、7Rに省電力制御を実行させながら、走行することが予想される場合には省電力制御の終了を指示することができる。
<その他の実施形態>
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
一例では、CMSECU21L、21Rは、制動機能が発揮されたことに応じて所定の処理を実行してもよい。例えば、所定の時間内に複数回数、制動機能が発揮された場合には、撮影装置4L、4Rから取得した撮影画像の一部を拡大して表示装置7L、7Rに表示するよう制御してもよい。この場合、例えば、撮影画像に交通参加者を検出した場合には、その交通参加者を拡大して表示するよう制御してもよい。
また、本実施形態では、CMSECU21L、21Rが、他のECU40から電動パーキング装置52およびディスクブレーキ装置51が動作していることを示す情報を取得するものとして説明を行った。一例では、CMSECU21L、21Rがブレーキからデータを取得してもよい。例えば、CMSECU21L、21Rは、ブレーキペダルBPから直接または車内ネットワークNTを介して、ディスクブレーキ装置51が動作しているか否かを示す情報を取得してもよい。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態の車両制御装置(例えばCMSECU21L、21R)は、乗員によって操作されている間に車両(例えば車両1)の車輪の回転を規制する制動機能と、乗員の設定操作に伴い、乗員の解除操作まで前記車両の車輪の回転を規制する停車維持機能とを備えた車両の制御装置であって、車両の側方の領域を撮影する撮影手段(例えば撮影装置4L、4R)と、前記撮影手段が撮影した画像を表示する表示手段(例えば7L、7R)と、前記停車維持機能が発揮されている場合は、前記制動機能が発揮されている場合よりも、前記表示手段の消費電力を抑制する制御手段と、を備える。
1.上記実施形態の車両制御装置(例えばCMSECU21L、21R)は、乗員によって操作されている間に車両(例えば車両1)の車輪の回転を規制する制動機能と、乗員の設定操作に伴い、乗員の解除操作まで前記車両の車輪の回転を規制する停車維持機能とを備えた車両の制御装置であって、車両の側方の領域を撮影する撮影手段(例えば撮影装置4L、4R)と、前記撮影手段が撮影した画像を表示する表示手段(例えば7L、7R)と、前記停車維持機能が発揮されている場合は、前記制動機能が発揮されている場合よりも、前記表示手段の消費電力を抑制する制御手段と、を備える。
これによって、長時間停車することが予想される場合に表示手段に省電力制御を実行させることが可能となる。
2.上記実施形態の車両制御装置において、前記制御手段は、前記表示手段の輝度を低下させることによって前記表示手段の消費電力を抑制する。
これによって、長時間停車することが予想される場合に、表示手段に輝度を低下させることで消費電力を抑制することが可能となる。
3.上記実施形態の車両制御装置は、前記車両に備えられたセンサを介して取得した外界の明るさに関する情報に基づいて、前記表示手段の輝度を決定する決定手段をさらに有する。
これによって、前記車両に備えられたセンサを介して取得した外界の明るさに関する情報に基づいて、前記表示手段の輝度を周囲の明るさに応じて設定することができる。
4.上記実施形態の車両制御装置は、前記車両の停車位置の履歴を記録する記録手段をさらに備え、前記制御手段は、前記停車維持機能が発揮されている場合であって、停車の回数が所定数より多い位置に前記車両が停車した場合は、前記表示手段の消費電力を抑制する。
これによって、頻繁に停車する場所に停車し、長時間停車することが予想される場合に表示手段に省電力制御を実行させることが可能となる。
5.上記実施形態の車両制御装置において、前記記録手段は、前記停車位置と、前記停車維持機能が発揮された回数とを対応付けて記録する。
これによって、所定の停車位置における停車維持機能が発揮された回数に基づいて、頻繁に停車する場所に停車し、長時間停車することが予想される場合に表示手段に省電力制御を実行させることが可能となる。
6.上記実施形態の車両制御装置において、前記記録手段は、前記停車位置と、前記停車維持機能が発揮された時間の長さとを対応付けて記録し、前記停車維持機能が発揮されている場合であって、前記停車維持機能が発揮された累積時間が所定時間より長い位置に前記車両が停車した場合に、前記表示手段の消費電力を抑制する。
これによって、所定の停車位置における停車維持機能が発揮された回数と停車維持機能が維持された時間の長さとに基づいて、頻繁に停車する場所に停車し、長時間停車することが予想される場合に表示手段に省電力制御を実行させることが可能となる。
7.上記実施形態の車両制御装置において、前記表示手段は左右の表示部を含み、前記記録手段は、停車位置と、前記車両が備える複数のドアのうち前記停車位置で開放されたドアに対応する情報とを対応付けて記録し、前記停車維持機能が発揮されている場合に、前記停車位置で開放されないドアに近い表示部の消費電力を抑制する。
これによって、長時間停車することが予想される場合に、使用頻度の少ないドアに近い表示手段に省電力制御を実行させることが可能となる。
8.上記実施形態の車両制御装置は、前記車両に備えられたナビゲーションシステムから目的地に関する情報を取得する目的地取得手段をさらに備え、前記車両が前記目的地から所定の範囲内に位置する場合に、前記表示手段の消費電力を抑制する。
これによって、目的地周辺に到着して長時間停車することが予想される場合に表示手段に省電力制御を実行させることが可能となる。
9.上記実施形態の車両制御装置において、前記表示手段は左右の表示部を含み、乗員の位置を検知する乗員検知手段と、前記車両が路肩に停車しているか否かを判定する判定手段と、をさらに備え、前記制御手段は、前記車両が路肩に停車している場合、前記乗員検知手段で検知した乗員に近い前記左右の表示部の少なくともいずれかの消費電力を抑制しない。
これによって、乗員が降車に使用する可能性が高いドア側の表示手段の消費電力を抑制しないように制御することができる。
10.上記実施形態の車両制御装置において、前記停車維持機能が発揮されている間に、前記制動機能が発揮された場合に、前記制御手段は前記表示手段の消費電力の抑制を終了する。
これによって、停車維持機能の解除が予想される場合に、より早く表示部の省電力制御を終了させることができる。
11.上記実施形態の車両制御装置において、前記制御手段は、前記制動機能が所定の時間内に所定の複数回数、発揮されたことを検知した場合、前記撮影手段が撮影した画像を拡大して表示するよう前記表示手段を制御する。
これによって、運転手は制動機能を使用して後方を容易に確認することができる。
12.上記実施形態の車両制御装置において、前記制御手段は、前記車両が走行車線内に位置する場合に前記表示手段の消費電力の抑制を行わない。
これによって、信号待ち時に停車維持機能を使用する運転手が側方を確認することが可能になる。
13.上記実施形態の車両は、乗員によって操作されている間に車両の車輪の回転を規制する制動機能と、乗員の設定操作に伴い、乗員の解除操作まで前記車両の車輪の回転を規制する停車維持機能とを備えた車両であって、車両の側方の領域を撮影する撮影手段と、前記撮影手段が撮影した画像を表示する表示手段と、前記停車維持機能が発揮されている場合は、前記制動機能が発揮されている場合よりも、前記表示手段の消費電力を抑制する制御手段と、を備える。
これによって、車両が長時間停車することが予想される場合に表示手段に省電力制御を実行させることが可能となる。
14.上記実施形態の制御方法は、乗員によって操作されている間に車両の車輪の回転を規制する制動機能と、乗員の設定操作に伴い、乗員の解除操作まで前記車両の車輪の回転を規制する停車維持機能とを備えた車両の制御方法であって、車両の側方の領域を撮影する撮影工程と、前記撮影工程において撮影した画像を表示部に表示する表示工程と、前記停車維持機能が発揮されている場合は、前記制動機能が発揮されている場合よりも、前記表示部の消費電力を抑制する制御工程と、を含む。
車両が長時間停車することが予想される場合に表示手段に省電力制御を実行させることが可能となる。
1:車両、4R:サイドカメラ、4L:サイドカメラ、51:ディスクブレーキ、52:電動パーキングブレーキ装置
Claims (14)
- 乗員によって操作されている間に車両の車輪の回転を規制する制動機能と、乗員の設定操作に伴い、乗員の解除操作まで前記車両の車輪の回転を規制する停車維持機能とを備えた車両の制御装置であって、
車両の側方の領域を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段が撮影した画像を表示する表示手段と、
前記停車維持機能が発揮されている場合は、前記制動機能が発揮されている場合よりも、前記表示手段の消費電力を抑制する制御手段と、
を備えることを特徴とする車両制御装置。 - 前記制御手段は、前記表示手段の輝度を低下させることによって前記表示手段の消費電力を抑制することを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
- 前記車両に備えられたセンサを介して取得した外界の明るさに関する情報に基づいて、前記表示手段の輝度を決定する決定手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の車両制御装置。
- 前記車両の停車位置の履歴を記録する記録手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記停車維持機能が発揮されている場合であって、停車の回数が所定数より多い位置に前記車両が停車した場合は、前記表示手段の消費電力を抑制することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の車両制御装置。 - 前記記録手段は、前記停車位置と、前記停車維持機能が発揮された回数とを対応付けて記録することを特徴とする請求項4に記載の車両制御装置。
- 前記記録手段は、前記停車位置と、前記停車維持機能が発揮された時間の長さとを対応付けて記録し、
前記停車維持機能が発揮されている場合であって、前記停車維持機能が発揮された累積時間が所定時間より長い位置に前記車両が停車した場合に、前記表示手段の消費電力を抑制することを特徴とする請求項4または5に記載の車両制御装置。 - 前記表示手段は左右の表示部を含み、
前記記録手段は、停車位置と、前記車両が備える複数のドアのうち前記停車位置で開放されたドアに対応する情報とを対応付けて記録し、
前記停車維持機能が発揮されている場合に、前記停車位置で開放されないドアに近い表示部の消費電力を抑制することを特徴とする請求項4から6の何れか1項に記載の車両制御装置。 - 前記車両に備えられたナビゲーションシステムから目的地に関する情報を取得する目的地取得手段をさらに備え、
前記車両が前記目的地から所定の範囲内に位置する場合に、前記表示手段の消費電力を抑制することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の車両制御装置。 - 前記表示手段は左右の表示部を含み、
乗員の位置を検知する乗員検知手段と、
前記車両が路肩に停車しているか否かを判定する路肩判定手段と、
をさらに備え、
前記制御手段は、前記車両が路肩に停車している場合、前記乗員検知手段で検知した乗員に近い前記左右の表示部の少なくともいずれかの消費電力を抑制しないことを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の車両制御装置。 - 前記停車維持機能が発揮されている間に、前記制動機能が発揮された場合に、前記制御手段は前記表示手段の消費電力の抑制を終了することを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載の車両制御装置。
- 前記制御手段は、前記制動機能が所定の時間内に所定の複数回数、発揮されたことを検知した場合、前記撮影手段が撮影した画像を拡大して表示するよう前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の車両制御装置。
- 前記制御手段は、前記車両が走行車線内に位置する場合に前記表示手段の消費電力の抑制を行わないことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の車両制御装置。
- 乗員によって操作されている間に車両の車輪の回転を規制する制動機能と、乗員の設定操作に伴い、乗員の解除操作まで前記車両の車輪の回転を規制する停車維持機能とを備えた車両であって、
車両の側方の領域を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段が撮影した画像を表示する表示手段と、
前記停車維持機能が発揮されている場合は、前記制動機能が発揮されている場合よりも、前記表示手段の消費電力を抑制する制御手段と、
を備えることを特徴とする車両。 - 乗員によって操作されている間に車両の車輪の回転を規制する制動機能と、乗員の設定操作に伴い、乗員の解除操作まで前記車両の車輪の回転を規制する停車維持機能とを備えた車両の制御方法であって、
車両の側方の領域を撮影する撮影工程と、
前記撮影工程において撮影した画像を表示部に表示する表示工程と、
前記停車維持機能が発揮されている場合は、前記制動機能が発揮されている場合よりも、前記表示部の消費電力を抑制する制御工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。
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JP2020044376A Pending JP2021145300A (ja) | 2020-03-13 | 2020-03-13 | 車両制御装置、車両、および制御方法 |
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