JP2021143521A - 戸閉装置および戸閉装置の取付方法 - Google Patents

戸閉装置および戸閉装置の取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】戸閉装置が挿入される挿入口の開閉方向の寸法が、変換部に対して比較的小さい場合でも、戸閉装置が容易に挿入口を通過して設置位置に設置されることが可能な戸閉装置および戸閉装置の取付方法を提供する。【解決手段】この戸閉装置100は、駆動源1と、ピニオンギヤ51と、ピニオンギヤ51に係合するように配置され、ピニオンギヤ51の回転により直線移動するラック部52とを含み、駆動源1の回転駆動力を戸体6の開閉方向の直線移動に変換する変換部5とを備える。変換部5は、変換部5における開閉方向の一方の端部と、変換部における開閉方向の他方の端部との少なくともいずれかを分割可能に構成されている。【選択図】図1

Description

この発明は、戸閉装置および戸閉装置の取付方法に関し、特に、ピニオンギヤとラック部とを含む変換部を備える戸閉装置および戸閉装置の取付方法に関する。
従来、ピニオンギヤとラック部とを含む変換部を備える戸閉装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、ピニオン(ピニオンギヤ)と、左ラックおよび右ラック(ラック部)とを含む方向変換装置を備える移動体駆動装置(戸閉装置)が開示されている。移動体駆動装置は、車両などの内部の設置位置に設置されている。詳細には、移動体駆動装置は、車両などに設けられた挿入口から挿入された後に、車両などの内部の設置位置に固定されている。
上記特許文献1の移動体駆動装置は、出力軸を含むモータを備えている。モータは、左ドアおよび右ドアを開閉させるための駆動力を方向変換装置に伝達するように構成されている。ピニオンは、モータの出力軸に接続されている。左ラックおよび右ラックは、ピニオンに係合している。左ラックと、左ドアとは、接続されている。右ラックと、右ドアとは、接続されている。
上記特許文献1の移動体駆動装置では、モータによりピニオンを時計回り方向に回転させることにより、左ラックおよび右ラックの両方が開方向に移動する。これにより、左ラックの移動に伴って左ドアが開方向に移動するとともに、右ラックの移動に伴って右ドアが開方向に移動するので、左ドアおよび右ドアが開状態になる。また、移動体駆動装置では、モータによりピニオンを反時計回り方向に回転させることにより、左ラックおよび右ラックの両方が閉方向に移動する。これにより、左ラックの移動に伴って左ドアが閉方向に移動するとともに、右ラックの移動に伴って右ドアが開方向に移動するので、左ドアおよび右ドアが閉状態になる。
特開2007−297796号公報
しかしながら、上記特許文献1の移動体駆動装置では、左ドアを開閉するために、左ドアの移動距離の分だけ左ラックの開閉方向の長さが必要となる。さらに、方向変換装置では、左ラックが左ドアとともに移動するため、左ドアの移動距離の分だけ左ラックも移動する。この点は、右ラックに関しても同様である。すなわち、左ラックの開閉方向の長さと、左ラックの移動距離とを加算した寸法が、方向変換装置に必要となる。したがって、上記特許文献1の移動体駆動装置では、方向変換装置が開閉方向に大型化してしまう。ここで、移動体駆動装置を設置位置に設置する際に挿入される上記挿入口開閉方向の寸法が、他の構造物(柱または壁)に起因して、方向変換装置に対して比較的小さい場合、移動体駆動装置が上記挿入口を通過することが困難になると考えられる。このため、上記特許文献1の移動体駆動装置では、移動体駆動装置(戸閉装置)が挿入される挿入口の開閉方向の寸法が、方向変換装置(変換部)に対して比較的小さい場合でも、移動体駆動装置(戸閉装置)が容易に挿入口を通過して設置位置に設置されることが望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、戸閉装置が挿入される挿入口の開閉方向の寸法が、変換部に対して比較的小さい場合でも、戸閉装置が容易に挿入口を通過して設置位置に設置されることが可能な戸閉装置および戸閉装置の取付方法を提供することである。
この発明の第1の局面による戸閉装置は、回転軸を含み、戸体を開閉させる駆動源と、回転軸に接続されたピニオンギヤと、ピニオンギヤに係合するように配置され、ピニオンギヤの回転により直線移動するラック部とを含み、駆動源の回転駆動力を戸体の開閉方向の直線移動に変換する変換部とを備え、変換部は、変換部における開閉方向の一方の端部と、変換部における開閉方向の他方の端部との少なくともいずれかを分割可能に構成されている。
この発明の第1の局面による戸閉装置の変換部では、上記のように、変換部における開閉方向の一方の端部と、変換部における開閉方向の他方の端部との少なくともいずれかを分割可能に構成する。これにより、変換部の開閉方向の一方の端部と、他方の端部との少なくともいずれかを分割することにより、戸閉装置を設置位置に設置する際に、変換部の開閉方向の寸法を一時的に小さくすることができる。したがって、戸閉装置を設置位置に設置する際に挿入される挿入口の開閉方向の寸法が、他の構造物(柱または壁)に起因して、変換部に対して比較的小さい場合でも、戸閉装置が挿入口を通過することができる。そして、戸閉装置が挿入口を通過した後に、分割された変換部の開閉方向の一方の端部と他方の端部との少なくともいずれかを挿入口を通過させることにより、戸閉装置を設置位置に設置することができる。その結果、戸閉装置が挿入される挿入口の開閉方向の寸法が、変換部に対して比較的小さい場合でも、戸閉装置が容易に挿入口を通過して設置位置に設置されることができる。
また、上記第1の局面による戸閉装置において、好ましくは、変換部は、ピニオンギヤを収容するとともに、ラック部を直線移動可能に収容する筐体を含み、筐体は、筐体本体部と、筐体本体部に対して、変換部における筐体の開閉方向の一方の端部と、変換部における筐体の開閉方向の他方の端部との少なくともいずれかを分割することにより、筐体本体部とは別個に設けられる端部側筐体部とを有している。このように構成すれば、ラック部を収容するためにラック部よりも開閉方向の寸法が大きい筐体を、筐体本体部と端部側筐体部とに分割することにより、一時的に上記挿入口よりも変換部の開閉方向の寸法を小さくすることができるので、戸閉装置を容易に挿入口を通過させることができる。
この場合、好ましくは、開閉方向において、筐体本体部は、端部側筐体部を分割した状態で、戸閉装置を設置位置に設置する際に挿入される挿入口を通過可能な長さを有している。このように構成すれば、挿入口を通過させて設置位置に、端部側筐体部よりも開閉方向の寸法が大きい筐体本体部を設置することができるので、ラック部に起因して筐体の開閉方向の寸法が大きくなった場合でも、筐体本体部および端部側筐体部を確実に挿入口を通過させて設置位置に設置することができる。
上記端部側筐体部および筐体本体部を有する筐体を備える戸閉装置において、好ましくは、筐体が固定される筐体取付部材をさらに備え、筐体本体部および端部側筐体部は、端部側筐体部を筐体本体部に対して分割することなく接続した状態で、筐体本体部とは別に筐体取付部材に固定されている。このように構成すれば、筐体本体部と端部側筐体部とを接続した状態で容易に固定することができる。
上記筐体取付部材を備える戸閉装置において、好ましくは、端部側筐体部は、開閉方向における筐体本体部の端部側部分を内部に挿入可能な大きさの内部空間と、端部側筐体部を筐体取付部材に固定するための取付部とを有し、端部側筐体部は、筐体本体部の端部側部分が内部空間に挿入された状態で、取付部を介して筐体取付部材に固定されている。このように構成すれば、筐体本体部の端部側部分が内部空間に挿入された端部側筐体部により、ラック部が直線移動した際に、ラック部が筐体本体部から突出する部分を隙間なく覆うことができるので、ラック部に埃などの異物が付着することを抑制することができる。
上記取付部を有する端部側筐体部を備える戸閉装置において、好ましくは、変換部は、取付部を筐体取付部材に固定するねじ部材をさらに含み、取付部には、ねじ部材の頭部が挿入可能な大きさを有する第1孔部と、第1孔部に連通するとともに、ねじ部材の脚部が挿入可能であり、かつ、ねじ部材の頭部が挿入不可能な大きさを有する第2孔部とを有する固定用長孔が形成されている。このように構成すれば、固定用長孔の第1孔部にねじ部材の頭部を挿入した後に、取付部をスライド移動させて第2孔部にねじ部材の脚部を挿入することにより、筐体取付部材に固定されたねじ部材が取付部の第2孔部に係合するので、ねじ部材により固定用長孔を有する取付部を仮保持することができる。
上記筐体取付部材を備える戸閉装置において、好ましくは、筐体本体部を筐体取付部材に固定するとともに、開閉方向に沿って並んで配置された複数の固定部材をさらに備え、端部側筐体部は、複数の固定部材のうち開閉方向の最も端部側に配置された固定部材よりも、開閉方向において、筐体の端部側に配置されている。このように構成すれば、複数の固定部材のうち開閉方向の最も端部側に配置された固定部材よりも、戸閉装置における開閉方向の中心側に戸閉装置を構成する筐体以外の構成要素が配置される場合において、戸閉装置を構成する構成要素を筐体本体部に集めて取り付けるとともに、端部側筐体部に戸閉装置を構成する構成要素が取り付けられないようにすることができる。したがって、戸閉装置を構成する筐体以外の構成要素が分割されないようにすることができるので、戸閉装置を構成する筐体以外の構成要素を取付作業場所(戸閉装置の設置場所)で組み立てる必要がない。その結果、取付作業場所において、戸閉装置を構成する筐体以外の構成要素の調整(ギヤの噛み合いの調整、および、クリアランス調整など)を行う必要がないので、戸閉装置の組み付け作業を容易に行うことができる。
上記端部側筐体部および筐体本体部を有する筐体を備える戸閉装置において、好ましくは、変換部による戸体の開方向への移動を規制するロック装置をさらに備え、端部側筐体部は、開閉方向において、駆動源およびロック装置よりも筐体の端部側に設けられている。このように構成すれば、駆動源およびロック装置を筐体本体部に取り付けるとともに、端部側筐体部に駆動源およびロック装置が取り付けられないようにすることができるので、駆動源およびロック装置が分割されないようにすることができる。したがって、駆動源およびロック装置を分割しないので、駆動源およびロック装置を取付作業場所で組み立てる必要がない。その結果、駆動源およびロック装置に必要な調整(ギヤの噛み合いの調整、および、クリアランス調整など)を取付作業場所で行う必要がないので、戸閉装置の組み付け作業を容易に行うことができる。
上記第1の局面による戸閉装置において、好ましくは、鉄道車両用の戸体を開閉するように構成されている。このように構成すれば、戸閉装置が挿入される挿入口が、変換部に対して比較的小さい場合でも、戸閉装置が容易に挿入口を通過して設置位置に設置されることが可能な鉄道車両用の戸閉装置を得ることができる。
この場合、好ましくは、変換部は、ピニオンギヤを収容するとともに、ラック部を直線移動可能に収容する筐体を含み、筐体は、筐体本体部と、筐体本体部に対して、変換部における筐体の開閉方向の一方の端部と、変換部における筐体の開閉方向の他方の端部との少なくともいずれかを分割することにより、別個に設けられる端部側筐体部とを有し、端部側筐体部は、変換部が鉄道車両に取り付けられた状態で、鉄道車両の戸体が設けられる乗降口の両端側に、鉛直方向に沿って設けられた複数の柱の少なくともいずれかに、車内側から視て、オーバーラップしている。このように構成すれば、乗降口の両端側の複数の柱の少なくともいずれかよりも、開閉方向において奥側に端部側筐体部を配置した場合と比較して、筐体本体部に端部側筐体部を容易に組み付けることができるので、戸閉装置の鉄道車両への組み付け作業を容易に行うことができる。
第2の局面による戸閉装置の取付方法は、戸閉装置を設置位置に設置する際に挿入される挿入口に、ピニオンギヤおよびラック部を含む変換部に設けられた筐体の筐体本体部を挿入するステップと、設置位置に挿入された筐体本体部を固定するステップと、筐体の開閉方向の一方の端部と、筐体の開閉方向の他方の端部とのうち少なくともいずれかを分割した端部側筐体部を、筐体本体部から分割した状態で、筐体本体部とは別個に挿入口に挿入するステップと、設置位置に挿入された端部側筐体部を固定するステップとを備える。
第2の局面による戸閉装置の取付方法では、上記のように、筐体の開閉方向の一方の端部と、筐体の開閉方向の他方の端部とのうち少なくともいずれかを分割した端部側筐体部を、筐体本体部から分割した状態で、筐体本体部とは別個に挿入口に挿入するステップを備える。これにより、変換部の開閉方向の一方の端部と、他方の端部との少なくともいずれかを分割することにより、戸閉装置を設置位置に設置する際に、変換部の開閉方向の寸法を一時的に小さくすることができる。したがって、戸閉装置を設置位置に設置する際に挿入される挿入口の開閉方向の寸法が、他の構造物(柱または壁)に起因して、変換部に対して比較的小さい場合でも、戸閉装置が挿入口を通過することができる。そして、戸閉装置が挿入口を通過した後に、分割された変換部の開閉方向の一方の端部と他方の端部との少なくともいずれかを挿入口を通過させることにより、戸閉装置を設置位置に設置することができる。その結果、戸閉装置が挿入される挿入口の開閉方向の寸法が、変換部に対して比較的小さい場合でも、戸閉装置が容易に挿入口を通過して設置位置に設置されることが可能な戸閉装置の取付方法を得ることができる。
上記第2の局面による戸閉装置の取付方法において、好ましくは、固定するステップは、端部側筐体部を筐体本体部に対して分割することなく接続するステップと、筐体が固定される筐体取付部材に、筐体本体部とは別に端部側筐体部を固定するステップとを含む。このように構成すれば、筐体本体部と端部側筐体部とを接続した状態で容易に固定することが可能な戸閉装置の取付方法を得ることができる。
本発明によれば、上記のように、戸閉装置が挿入される挿入口の開閉方向の寸法が、変換部に対して比較的小さい場合でも、戸閉装置が容易に挿入口を通過して設置位置に設置されることができる。
本実施形態の戸閉装置の斜視図である。 図2(A)は戸閉状態において方向変換装置の筐体を外した状態を示した正面図である。図2(B)は戸開状態において方向変換装置の筐体を外した状態を示した正面図である。 本実施形態の戸閉装置を鉄道車両の車体に取り付けた状態を示した正面図である。 本実施形態の戸閉装置を鉄道車両の車体に取り付けた状態を示した側面図である。 本実施形態の戸閉装置を鉄道車両の車体に取り付けた状態を示した平面図である。 本実施形態の戸閉装置において端部側筐体部を取り外した状態を示した正面図である。 図3のK部分の部分拡大図である。 図3のK部分においてラック部を露出させた状態の部分拡大図である。 本実施形態の戸閉装置の取付方法を示したフローチャートである。 本実施形態の戸閉装置の第1筐体取付部材および第2筐体取付部材を鉄道車両の車体骨組に固定した状態を示した平面図である。 本実施形態の戸閉装置の筐体本体部を鉄道車両の挿入口に挿入する状態を示した平面図である。 本実施形態の戸閉装置の筐体本体部を傾けて鉄道車両の挿入口に挿入した状態を示した平面図である。 本実施形態の戸閉装置の端部側筐体部を挿入口に挿入した状態を示した平面図である。 本実施形態の戸閉装置を鉄道車両の設置位置に設置した状態を示した平面図である。 本実施形態の変形例の戸閉装置を示した平面図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図7を参照して、本実施形態による戸閉装置100の構成について説明する。図1および図2に示すように、戸閉装置100は、鉄道車両の戸体6を開閉する片扉用の戸閉装置100である。また、戸閉装置100は、鉄道車両に搭載された電動の装置である。戸閉装置100は、駆動源1と、ロック装置2と、筐体取付部材3(図3参照)と、複数の固定部材4(図3参照)と、方向変換装置5とを備えている。なお、方向変換装置5は、特許請求の範囲の「変換部」の一例である。
以下の説明において、戸体6の開閉方向をX方向とし、X方向のうちの開方向をX1方向とし、X方向のうち閉方向をX2方向とする。また、上下方向をZ方向とし、Z方向のうち一方をZ1方向(上方向)とし、Z方向のうち他方をZ2方向(下方向)とする。X方向およびZ方向に直交する方向をY方向とし、Y方向のうちの一方をY1方向(車内側方向)とし、Y方向のうちの他方をY2方向(車外側方向)とする。また、戸体6をX2方向に移動させて閉めた状態を戸閉状態(図2(A)参照)とし、戸体6をX1方向に移動させて開いた状態を戸開状態(図2(B)参照)とする。なお、Z方向は、特許請求の範囲の「鉛直方向」の一例である。
駆動源1は、戸体6を開閉させるための駆動力を発生するように構成されている。具体的には、駆動源1は、Y方向に沿った方向に延びる回転中心軸線回りに回転する回転軸11を有する電動モータにより構成されている。
図2(A)および図2(B)に示すように、ロック装置2は、鉄道車両などが走行中に戸開状態になることを防止するために、戸体6のX方向の移動を規制(施錠)するように構成されている。具体的には、ロック装置2は、取付板21と、ソレノイド22と、スライド部23と、保持部24と、規制部25とを含んでいる。
取付板21は、ソレノイド22およびスライド部23が取り付けられる板状の部材である。ソレノイド22は、Z方向に進退するプランジャ22aを有している。プランジャ22aは、保持部24に当接するように構成されている。保持部24は、Z方向にスライド移動可能にスライド部23に取り付けられている。
規制部25は、駆動源1による戸体6のX1方向への移動を規制するように構成されている。ここで、規制部25により戸体6の移動を規制した状態を規制状態とする。
具体的には、規制部25は、圧縮バネ(図示せず)と、ロックピン25aとを有している。圧縮ばねは、ロックピン25aをZ2方向側に付勢している。ロックピン25aのZ2方向側の突出部分は、係合体55に当接することにより、ロックピン25aと、後述する係合体55とが係合するので、戸体6のX1方向への移動を規制した規制状態にすることが可能である。
ロックピン25aは、プランジャ22aがZ1方向に移動することにより、圧縮ばねの付勢力に抗してZ1方向に移動するように構成されている。すなわち、プランジャ22aがZ1方向にすることにより、規制状態が解除される。また、ロックピン25aは、圧縮ばねの付勢力にしたがって、プランジャ22aをZ2方向に移動させるように構成されている。すなわち、プランジャ22aがZ2方向に移動することによって、規制状態に戻る。
図3および図4に示すように、筐体取付部材3は、戸閉装置100を鉄道車両のフレーム(躯体)に取り付けるための部材である。筐体取付部材3は、板状の部材である。筐体取付部材3は、Y1方向側から視て、略矩形形状を有している。筐体取付部材3は、鉄道車両のフレーム(躯体)に固定された車体骨組101に固定されている。筐体取付部材3には、後述する筐体56が固定されている。筐体取付部材3は、X方向に複数(2個)配置されている。複数の筐体取付部材3のうちX1方向側の部材は、第1筐体取付部材31である。複数の筐体取付部材3のうちX2方向側の部材は、第2筐体取付部材32である。なお、筐体取付部材3は、X方向に2個ではなく、1個または3個以上配置されてもよい。
複数(3個)の固定部材4は、方向変換装置5を筐体取付部材3に固定するための部材である。複数の固定部材4の各々は、ねじ部材である。複数の固定部材4は、X方向に沿って並んで配置されている。複数の固定部材4は、Z方向において略同じ高さ位置に配置されている。なお、固定部材4は、X方向に3個ではなく、1個、2個または4個以上並んで配置されてもよい。
詳細には、複数の固定部材4は、後述する筐体本体部56aを筐体取付部材3に固定している。ここで、駆動源1およびロック装置2は、筐体本体部56aに固定されている。このように、駆動源1およびロック装置2は、複数の固定部材4により筐体取付部材3に固定される筐体本体部56aを介して、筐体取付部材3に取り付けられている。
図2(A)および図2(B)に示すように、方向変換装置5は、駆動源1の回転駆動力をX方向の直線移動に変換するように構成されている。具体的には、方向変換装置5は、ピニオンギヤ51と、ラック部52と、ガイドレール53と、連結アーム54と、係合体55と、筐体56(図1参照)と、ねじ部材57(図1参照)とを含んでいる。
ピニオンギヤ51は、駆動源1の回転軸11に接続されている。ピニオンギヤ51は、回転軸11の回転に伴って回転する。ラック部52は、ピニオンギヤ51に係合するように配置され、ピニオンギヤ51の回転により直線移動するように構成されている。すなわち、ラック部52のZ1方向側の面には、ピニオンギヤ51に係合するギヤ部52aが形成されている。ラック部52は、戸閉状態において、X2方向側に配置されている。ラック部52は、X方向に延びている。ガイドレール53は、筐体56の後述する筐体本体部56aのZ2方向側の内面に取り付けられている。ガイドレール53は、X方向に延びている。ガイドレール53には、ラック部52がX方向にスライド移動可能に取り付けられている。ラック部52は、ピニオンギヤ51の回転により、ガイドレール53に沿ってX方向に移動する。
連結アーム54は、戸体6とラック部52とを連結している。すなわち、連結アーム54のZ2方向側の端部が、戸体6に固定されている。連結アーム54のZ1方向側の端部が、ラック部52に固定されている。これにより、連結アーム54は、ラック部52と一体的にX方向に移動する。
ラック部52は、ピニオンギヤ51のR1方向(反時計回り方向)への回転により、ガイドレール53に沿ってX2方向に移動する。この際に、戸体6は、連結アーム54がラック部52とともにX2方向に移動することにより、X2方向に移動する。これにより、戸体6が閉まる。ラック部52は、ピニオンギヤ51のR2方向(時計回り方向)への回転により、ガイドレール53に沿ってX1方向に移動する。この際に、戸体6は、連結アーム54がラック部52とともにX1方向に移動することにより、X1方向に移動する。これにより、戸体6が開く。
係合体55は、ロック装置2のロックピン25aに係合する部分を有している。係合体55は、X方向に延びる部材である。係合体55のX2方向側の端部は、連結アーム54に固定されている。これにより、係合体55は、連結アーム54と一体的にX方向に移動する。
図3および図4に示すように、筐体56は、X方向に沿って延びた細長い箱形状を有している。筐体56には、ピニオンギヤ51、ラック部52、ガイドレール53および連結アーム54が内部に収容されている。ここで、ラック部52は、直線移動可能に筐体56内に収容されている。
(筐体本体部および端部側筐体部)
また、本実施形態の方向変換装置5は、方向変換装置5におけるX2方向の端部を分割可能に構成されている。具体的には、筐体56は、筐体本体部56aと、端部側筐体部56bとを有している。このように、筐体56は、筐体本体部56aと、端部側筐体部56bとに分割されている。
筐体本体部56aは、X方向に沿って延びた細長い箱形状を有している。筐体本体部56aは、筐体56における端部側筐体部56b以外の部分である。X方向において、筐体本体部56aは、端部側筐体部56bよりも大きい寸法を有している。筐体本体部56aは、ガイドレール53およびX1方向側に移動したラック部52を収容可能な内部空間を有している。筐体本体部56aの内部空間は、端部側筐体部56bの内部空間356よりも大きい。
図5に示すように、X方向において、筐体本体部56aは、端部側筐体部56bを分割した状態で、戸閉装置100を設置位置103に設置する際に挿入される挿入口102を通過可能な長さLを有している。詳細には、長さLは、筐体本体部56aのX方向における長さである。長さLは、筐体本体部56aをX方向に対して傾けた状態で、挿入口102を通過可能な長さである(図5の点線部分を参照)。なお、長さLは、筐体本体部56aをX方向に沿った方向に直線状にした状態で、挿入口102を通過可能な長さであってもよい。
図6〜図8に示すように、端部側筐体部56bは、筐体本体部56aに対して、方向変換装置5における筐体56のX2方向の端部を分割することにより、筐体本体部56aとは別個に設けられている。端部側筐体部56bは、筐体本体部56aに着脱可能に設けられている。具体的には、端部側筐体部56bは、収容部156と、取付部256とを有している。
収容部156は、X方向に沿って延びた細長い箱形状を有している。収容部156は、筐体56における筐体本体部56a以外の一部である。X方向において、収容部156は、筐体本体部56aよりも小さい寸法を有している。
収容部156は、X2方向側に配置されたラック部52の一部を収容可能な内部空間356を有している。すなわち、端部側筐体部56bの内部空間356は、ラック部52において筐体本体部56aからX2方向側に突出した部分を収容するように構成されている。X方向において、端部側筐体部56bの内部空間356は、筐体本体部56aの内部空間よりも小さい。
端部側筐体部56bの内部空間356は、X2方向における筐体本体部56aの端部側部分を内部に挿入可能な大きさを有している。詳細には、Y方向において、端部側筐体部56bの内部空間356の全長は、筐体本体部56aの端部側部分の全長よりも大きい(図4参照)。また、Z方向において、端部側筐体部56bの端部側部分の内部空間356の全長は、筐体本体部56aの全長よりも大きい(図4参照)。これにより、Y1方向側から視て、端部側筐体部56bのX1方向側の端部部分は、筐体本体部56aのX2方向側の部分とオーバーラップ(図7の点線部分参照)している。
筐体本体部56aおよび端部側筐体部56bは、端部側筐体部56bを筐体本体部56aに対して分割することなく接続した状態で、別々に第2筐体取付部材32に固定されている。ここで、筐体本体部56aは、第2筐体取付部材32のY1方向側に配置されているので、固定部材4により直接固定されている。収容部156は、第2筐体取付部材32に対してX2方向側にずれた位置に配置されている。したがって、収容部156は、取付部256を介して第2筐体取付部材32に固定されている。
取付部256は、端部側筐体部56bを筐体取付部材3に固定するように構成されている。取付部256は、X方向に延びている。取付部256は、X2方向側から視て、略L字形状(図4参照)を有している。取付部256は、上面部256aと、側面部256bとを有している。上面部256aは、側面部256bのZ1方向側の端部に設けられている。上面部256aには、収容部156が固定されている。側面部256bは、上面部256aのY2方向側の端部に設けられている。側面部256bは、ねじ部材57により第2筐体取付部材32に固定されている。このように、ねじ部材57は、取付部256を第2筐体取付部材32に固定している。また、取付部256は、収容部156と第2筐体取付部材32とを接続している。
このように、端部側筐体部56bは、筐体本体部56aの端部側部分が内部空間356に挿入された状態で、取付部256を介して第2筐体取付部材32に固定されている。ここで、取付部256には、第1孔部132aと、第2孔部132bとを有する固定用長孔132が形成されている。第1孔部132aは、ねじ部材57の頭部が挿入可能な大きさを有している。第1孔部132aは、取付部256の側面部256bをY方向に貫通する貫通孔である。第2孔部132bは、第1孔部132aに連通するとともに、ねじ部材57の脚部が挿入可能であり、かつ、ねじ部材57の頭部が挿入不可能な大きさを有している。第2孔部132bは、取付部256の側面部256bをY方向に貫通するとともに、X方向に延びた長孔である。
端部側筐体部56bは、駆動源1およびロック装置2を避けた位置に設けられている。すなわち、端部側筐体部56bは、X方向において、駆動源1およびロック装置2よりも筐体56の端部側(X2方向側)に設けられている。詳細には、端部側筐体部56bは、複数の固定部材4のうちX方向の最も端部側に配置された固定部材4よりも、X方向において、筐体56の端部側(X2方向側)に配置されている。そして、端部側筐体部56bは、方向変換装置5が鉄道車両に取り付けられた状態で、鉄道車両の戸体6が設けられる乗降口104のX2方向側に、Z方向に沿って設けられた柱105に、Y1方向側から視て、オーバーラップ(図7の二点鎖線部分を参照)している。
(戸閉装置の取付方法)
以下に、図9〜図14を参照して、戸閉装置100の取付方法について説明する。この取付方法により、ラック部52を有する戸閉装置100が車体の設置位置103に艤装(設置)される。
まず、ステップS1において、作業者が、筐体取付部材3を車体骨組101に固定する。すなわち、図10に示すように、作業者が、第1筐体取付部材31および第2筐体取付部材32を、車体骨組101に固定する。
ステップS2において、作業者が、筐体本体部56aを挿入口102に挿入する。すなわち、図11に示すように、作業者が、戸閉装置100を設置位置103に設置する際に挿入される挿入口102に、ピニオンギヤ51およびラック部52を含む方向変換装置5に設けられた筐体56の筐体本体部56aを挿入する。この際、端部側筐体部56bは、筐体本体部56aから取り外され(分割され)ている。
詳細には、図12に示すように、作業者は、挿入口102を介して、筐体本体部56aをX方向に対して傾けて、X2方向側に移動させつつ挿入口102に連通する設置空間106に挿入する。
ステップS3において、作業者が、挿入口102から挿入した筐体本体部56aを固定する。すなわち、図13に示すように、作業者は、筐体本体部56aをX2方向側に移動させつつ設置空間106に挿入した後、設置空間106に挿入された筐体本体部56aを、X1方向側に移動させつつ位置決めをするとともに、固定部材4により第1筐体取付部材31および第2筐体取付部材32に固定する。
ステップS4において、作業者は、端部側筐体部56bを挿入口102に挿入する。すなわち、図13に示すように、作業者は、筐体56のX2方向側の端部を分割した端部側筐体部56bを、筐体本体部56aから分割した状態で、筐体本体部56aとは別個に挿入口102に挿入する。
ステップS5において、作業者は、端部側筐体部56bを筐体本体部56aに接続する。すなわち、図14に示すように、作業者は、端部側筐体部56bを筐体本体部56aに対して分割することなく接続する。詳細には、作業者は、第1筐体取付部材31および第2筐体取付部材32に固定された筐体本体部56aのX2方向側の端部側部分に端部側筐体部56bをかぶせるようにして挿入する。
そして、ステップS6において、作業者は、第2筐体取付部材32に、端部側筐体部56bを固定する。すなわち、筐体56が固定される第2筐体取付部材32に、別々に筐体本体部56aおよび端部側筐体部56bが固定されている。詳細には、作業者は、固定用長孔132の第2孔部132bにねじ部材57の脚部を挿入した状態で、ねじ部材57により端部側筐体部56bを第2筐体取付部材32に固定する。ステップS6の後、戸閉装置100の取付方法は、終了する。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、方向変換装置5を、方向変換装置5におけるX2方向の一方の端部を分割可能に構成する。これにより、戸閉装置100を設置位置103に設置する際に、方向変換装置5のX方向の寸法を一時的に小さくすることができる。したがって、戸閉装置100を設置位置103に設置する際に挿入される挿入口102のX方向の寸法が、他の構造物(柱または壁)に起因して、方向変換装置5に対して比較的小さい場合でも、戸閉装置100が挿入口102を通過することができる。そして、戸閉装置100が挿入口102を通過した後に、分割された方向変換装置5のX2方向の端部を挿入口102を通過させることにより、戸閉装置100を設置位置103に設置することができる。この結果、戸閉装置100が挿入される挿入口102のX方向の寸法が、方向変換装置5に対して比較的小さい場合でも、戸閉装置100が容易に挿入口102を通過して設置位置103に設置されることができる。
また、本実施形態では、上記のように、筐体56に、筐体本体部56aと、筐体本体部56aに対して、方向変換装置5における筐体56のX2方向の一方の端部を分割することにより、筐体本体部56aとは別個に設けられる端部側筐体部56bとを設ける。これにより、ラック部52を収容するためにラック部52よりもX方向の寸法が大きい筐体56を、筐体本体部56aと端部側筐体部56bとに分割することにより、一時的に上記挿入口102よりも方向変換装置5のX方向の寸法を小さくすることができるので、戸閉装置100を容易に挿入口102を通過させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、X方向において、筐体本体部56aに、端部側筐体部56bを分割した状態で、戸閉装置100を設置位置103に設置する際に挿入される挿入口102を通過可能な長さに設ける。これにより、挿入口102を通過させて設置位置103に、端部側筐体部56bよりもX方向の寸法が大きい筐体本体部56aを設置することができるので、ラック部52に起因して筐体56のX方向の寸法が大きくなった場合でも、筐体本体部56aおよび端部側筐体部56bを確実に挿入口102を通過させて設置位置103に設置することができる。
また、本実施形態では、上記のように、筐体本体部56aおよび端部側筐体部56bを、端部側筐体部56bを筐体本体部56aに対して分割することなく接続した状態で、筐体本体部56aとは別に第2筐体取付部材32に固定する。これにより、筐体本体部56aと端部側筐体部56bとを接続した状態で容易に固定することができる。
また、本実施形態では、上記のように、端部側筐体部56bを、筐体本体部56aの端部側部分が内部空間356に挿入された状態で、取付部256を介して第2筐体取付部材32に固定する。これにより、筐体本体部56aの端部側部分が内部空間356に挿入された端部側筐体部56bにより、ラック部52が直線移動した際に、ラック部52が筐体本体部56aから突出する部分を隙間なく覆うことができるので、ラック部52に埃などの異物が付着することを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、取付部256に、ねじ部材57の頭部が挿入可能な大きさを有する第1孔部132aと、第1孔部132aに連通するとともに、ねじ部材57の脚部が挿入可能であり、かつ、ねじ部材57の頭部が挿入不可能な大きさを有する第2孔部132bとを有する固定用長孔132を形成する。これにより、固定用長孔132の第1孔部132aにねじ部材57の頭部を挿入した後に、取付部256をスライド移動させて第2孔部132bにねじ部材57の脚部を挿入することにより、第2筐体取付部材32に固定されたねじ部材57が取付部256の第2孔部132bに係合するので、ねじ部材57により固定用長孔132を有する取付部256を仮保持することができる。
また、本実施形態では、上記のように、端部側筐体部56bを、複数の固定部材4のうちX方向の最も端部側に配置された固定部材4よりも、X方向において、筐体56の端部側に配置する。これにより、複数の固定部材4のうちX方向の最も端部側に配置された固定部材4よりも、戸閉装置100におけるX方向の中心側に戸閉装置100を構成する筐体56以外の構成要素が配置される場合において、戸閉装置100を構成する構成要素を筐体本体部56aに集めて取り付けるとともに、端部側筐体部56bに戸閉装置100を構成する構成要素が取り付けられないようにすることができる。したがって、戸閉装置100を構成する筐体56以外の構成要素が分割されないようにすることができるので、戸閉装置100を構成する筐体56以外の構成要素を取付作業場所(戸閉装置100の設置場所)で組み立てる必要がない。この結果、取付作業場所において、戸閉装置100を構成する筐体56以外の構成要素の調整(ギヤの噛み合いの調整、および、クリアランス調整など)を行う必要がないので、戸閉装置100の組み付け作業を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、上記のように、端部側筐体部56bを、X方向において、駆動源1およびロック装置2よりも筐体56の端部側に設ける。これにより、駆動源1およびロック装置2を筐体本体部56aに取り付けるとともに、端部側筐体部56bに駆動源1およびロック装置2が取り付けられないようにすることができるので、駆動源1およびロック装置2が分割されないようにすることができる。したがって、駆動源1およびロック装置2を分割しないので、駆動源1およびロック装置2を取付作業場所で組み立てる必要がない。その結果、駆動源1およびロック装置2に必要な調整(ギヤの噛み合いの調整、および、クリアランス調整など)を取付作業場所で行う必要がないので、戸閉装置100の組み付け作業を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、上記のように、戸閉装置100を、鉄道車両用の戸体6を開閉するように構成する。これにより、戸閉装置100が挿入される挿入口102が、方向変換装置5に対して比較的小さい場合でも、戸閉装置100が容易に挿入口102を通過して設置位置103に設置されることが可能な鉄道車両用の戸閉装置100を得ることができる。
また、本実施形態では、上記のように、端部側筐体部56bを、方向変換装置5が鉄道車両に取り付けられた状態で、鉄道車両の戸体6が設けられる乗降口104の両端側に、Z方向に沿って設けられた複数の柱105の少なくともいずれかに、Y1方向側から視て、オーバーラップさせる。これにより、乗降口104のX2方向側の柱105よりも、X方向において奥側に端部側筐体部56bを配置した場合と比較して、筐体本体部56aに端部側筐体部56bを容易に組み付けることができるので、戸閉装置100の鉄道車両への組み付け作業を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、上記のように、戸閉装置100の取付方法に、筐体56のX2方向の一方の端部を分割した端部側筐体部56bを、筐体本体部56aから分割した状態で、筐体本体部56aとは別個に挿入口102に挿入するステップS2を設ける。これにより、方向変換装置5のX2方向の一方の端部を分割することにより、戸閉装置100を設置位置103に設置する際に、方向変換装置5のX方向の寸法を一時的に小さくすることができる。したがって、戸閉装置100を設置位置103に設置する際に挿入される挿入口102のX方向の寸法が、他の構造物(柱または壁)に起因して、方向変換装置5に対して比較的小さい場合でも、戸閉装置100が挿入口102を通過することができる。そして、戸閉装置100が挿入口102を通過した後に、分割された方向変換装置5のX2方向の端部を挿入口102を通過させることにより、戸閉装置100を設置位置103に設置することができる。この結果、戸閉装置100が挿入される挿入口102のX方向の寸法が、方向変換装置5に対して比較的小さい場合でも、戸閉装置100が容易に挿入口102を通過して設置位置103に設置されることが可能な戸閉装置100の取付方法を得ることができる。
また、本実施形態では、上記のように、戸閉装置100の取付方法に、筐体56が固定される第2筐体取付部材32に、筐体本体部56aとは別に端部側筐体部56bを固定するステップS5を設ける。これにより、筐体本体部56aと端部側筐体部56bとを接続した状態で容易に固定することが可能な戸閉装置100の取付方法を得ることができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、戸閉装置100は、鉄道車両の戸体6を開閉するように構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、戸閉装置は、バスなどの車両の自動ドア、および、エレベータなどに備えられた自動ドアなどに用いられてもよい。
また、上記実施形態では、戸閉装置100は、鉄道車両の戸体6を開閉する片扉用の戸閉装置100である例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図15に示す変形例のように、両扉用の戸閉装置400であってもよい。
また、上記実施形態では、端部側筐体部56bは、筐体本体部56aに対して、方向変換装置5における筐体56のX2方向の端部である例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図15に示す変形例のように、端部側筐体部456bは、方向変換装置405における筐体456のX1方向側およびX2方向側の端部であってもよい。また、端部側筐体部は、方向変換装置における筐体のX1方向側の端部であってもよい。
また、上記実施形態では、筐体本体部56aおよび端部側筐体部56bは、端部側筐体部56bを筐体本体部56aに対して分割することなく接続した状態で、別々に第2筐体取付部材32(筐体取付部材)に固定されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、端部側筐体部が筐体本体部に固定されるとともに、筐体本体部が筐体取付部材に固定されてもよい。
また、上記実施形態では、端部側筐体部56bは、端部側筐体部56bを第2筐体取付部材32に固定するための取付部256を有している例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、端部側筐体部は、取付部を有していなくてもよい。
また、上記実施形態では、端部側筐体部56bは、筐体本体部56aの端部側部分が内部空間356に挿入された状態で、取付部256を介して第2筐体取付部材32(筐体取付部材)に固定されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、端部側筐体部は、筐体本体部の端部側部分と当接した状態で、取付部を介して筐体取付部材に固定されていてもよい。
また、上記実施形態では、第2筐体取付部材32(筐体取付部材3)には、第1孔部132aと、第2孔部132bとを有する固定用長孔132が形成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、筐体取付部材には、長孔ではなく貫通孔としての固定用孔が形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、端部側筐体部56bは、方向変換装置5(変換部)が鉄道車両に取り付けられた状態で、乗降口104のX2方向側の柱105に、Y1方向側(車内側)から視て、オーバーラップしている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、端部側筐体部は、変換部が鉄道車両に取り付けられた状態で、乗降口のX1方向側の柱にオーバーラップしていてもよい。また、端部側筐体部は、乗降口のX1方向側およびX2方向側の両方の柱に、車内側から視て、オーバーラップしていてもよい。
1 駆動源
2 ロック装置
3 筐体取付部材
4 固定部材
5、405 方向変換装置(変換部)
6 戸体
11 回転軸
21 取付板
22 ソレノイド
22a プランジャ
23 スライド部
24 保持部
25 規制部
25a ロックピン
51 ピニオンギヤ
52 ラック部
53 ガイドレール
54 連結アーム
55 係合体
56、456 筐体
56a 筐体本体部
56b、456b 端部側筐体部
57 ねじ部材
100、400 戸閉装置
101 車体骨組
102 挿入空間
103 設置位置
104 乗降口
105 柱
132 固定用長孔
132a 第1孔部
132b 第2孔部
256 取付部
356 内部空間
L 長さ

Claims (12)

  1. 回転軸を含み、戸体を開閉させる駆動源と、
    前記回転軸に接続されたピニオンギヤと、前記ピニオンギヤに係合するように配置され、前記ピニオンギヤの回転により直線移動するラック部とを含み、前記駆動源の回転駆動力を前記戸体の開閉方向の直線移動に変換する変換部とを備え、
    前記変換部は、前記変換部における前記開閉方向の一方の端部と、前記変換部における前記開閉方向の他方の端部との少なくともいずれかを分割可能に構成されている、戸閉装置。
  2. 前記変換部は、前記ピニオンギヤを収容するとともに、前記ラック部を直線移動可能に収容する筐体を含み、
    前記筐体は、
    筐体本体部と、
    前記筐体本体部に対して、前記変換部における前記筐体の前記開閉方向の一方の端部と、前記変換部における前記筐体の前記開閉方向の他方の端部との少なくともいずれかを分割することにより、前記筐体本体部とは別個に設けられる端部側筐体部とを有している、請求項1に記載の戸閉装置。
  3. 前記開閉方向において、前記筐体本体部は、前記端部側筐体部を分割した状態で、戸閉装置を設置位置に設置する際に挿入される挿入口を通過可能な長さを有している、請求項2に記載の戸閉装置。
  4. 前記筐体が固定される筐体取付部材をさらに備え、
    前記筐体本体部および前記端部側筐体部は、前記端部側筐体部を前記筐体本体部に対して分割することなく接続した状態で、前記筐体本体部とは別に前記筐体取付部材に固定されている、請求項2または3に記載の戸閉装置。
  5. 前記端部側筐体部は、
    前記開閉方向における前記筐体本体部の端部側部分を内部に挿入可能な大きさの内部空間と、
    前記端部側筐体部を前記筐体取付部材に固定するための取付部とを有し、
    前記端部側筐体部は、前記筐体本体部の端部側部分が前記内部空間に挿入された状態で、前記取付部を介して前記筐体取付部材に固定されている、請求項4に記載の戸閉装置。
  6. 前記変換部は、前記取付部を前記筐体取付部材に固定するねじ部材をさらに含み、
    前記取付部には、前記ねじ部材の頭部が挿入可能な大きさを有する第1孔部と、前記第1孔部に連通するとともに、前記ねじ部材の脚部が挿入可能であり、かつ、前記ねじ部材の頭部が挿入不可能な大きさを有する第2孔部とを有する固定用長孔が形成されている、請求項5に記載の戸閉装置。
  7. 前記筐体本体部を前記筐体取付部材に固定するとともに、前記開閉方向に沿って並んで配置された複数の固定部材をさらに備え、
    前記端部側筐体部は、前記複数の固定部材のうち前記開閉方向の最も端部側に配置された固定部材よりも、前記開閉方向において、前記筐体の端部側に配置されている、請求項4〜6のいずれか1項に記載の戸閉装置。
  8. 前記変換部による前記戸体の開方向への移動を規制するロック装置をさらに備え、
    前記端部側筐体部は、前記開閉方向において、前記駆動源および前記ロック装置よりも前記筐体の端部側に設けられている、請求項2〜7のいずれか1項に記載の戸閉装置。
  9. 鉄道車両用の前記戸体を開閉するように構成されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の戸閉装置。
  10. 前記変換部は、前記ピニオンギヤを収容するとともに、前記ラック部を直線移動可能に収容する筐体を含み、
    前記筐体は、
    筐体本体部と、
    前記筐体本体部に対して、前記変換部における前記筐体の前記開閉方向の一方の端部と、前記変換部における前記筐体の前記開閉方向の他方の端部との少なくともいずれかを分割することにより、別個に設けられる端部側筐体部とを有し、
    前記端部側筐体部は、前記変換部が前記鉄道車両に取り付けられた状態で、前記鉄道車両の前記戸体が設けられる乗降口の両端側に、鉛直方向に沿って設けられた複数の柱の少なくともいずれかに、車内側から視て、オーバーラップしている、請求項9に記載の戸閉装置。
  11. 戸閉装置を設置位置に設置する際に挿入される挿入口に、ピニオンギヤおよびラック部を含む変換部に設けられた筐体の筐体本体部を挿入するステップと、
    前記設置位置に挿入された前記筐体本体部を固定するステップと
    前記筐体の開閉方向の一方の端部と、前記筐体の前記開閉方向の他方の端部とのうち少なくともいずれかを分割した端部側筐体部を、前記筐体本体部から分割した状態で、前記筐体本体部とは別個に前記挿入口に挿入するステップと、
    前記設置位置に挿入された前記端部側筐体部を固定するステップとを備える、戸閉装置の取付方法。
  12. 前記固定するステップは、
    前記端部側筐体部を前記筐体本体部に対して分割することなく接続するステップと、
    前記筐体が固定される筐体取付部材に、前記筐体本体部とは別に前記端部側筐体部を固定するステップとを含む、請求項11に記載の戸閉装置の取付方法。
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