JP2021140515A - 画像処理装置、表示制御方法 - Google Patents

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Tomohiro Ogawa
智弘 小川
嘉照 西川
Yoshiteru Nishikawa
嘉照 西川
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Abstract

【課題】前後に重ねて表示される画像の視認性のバランスを適宜変更することが可能な画像処理装置及び表示制御方法を提供すること。【解決手段】画像処理装置(1)は、表示部(101)、操作部(102)、及び設定処理部(163)を備える。前記表示部(101)は、第1画像の前面に重ねて第2画像を表示可能である。前記操作部(102)は、前記表示部(101)における前記第2画像の表示位置に対する操作を受け付ける。前記設定処理部(163)は、前記第2画像の透過性を当該第2画像の操作頻度に応じて設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、表示制御方法に関する。
背景技術として、画像形成装置に搭載される表示部にテンキーなどの操作キーを表示し、当該操作キーの操作を受け付ける技術が知られている。また、テンキーが表示される際に、そのテンキーの背部に表示されているプレビュー画像の内容を容易に確認することができるように、当該テンキーの画像を透過性画像にする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−48526号公報
ところで、テンキーの画像の透過性が高すぎると当該テンキーの内容が把握しづらくなり、テンキーの画像の透過性が低すぎると背部の画像が見えづらくなるという問題がある。
本発明の目的は、前後に重ねて表示される画像の視認性のバランスを適宜変更することが可能な画像処理装置及び表示制御方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像処理装置は、表示部、操作部、及び設定処理部を備える。前記表示部は、第1画像の前面に重ねて第2画像を表示可能である。前記操作部は、前記表示部における前記第2画像の表示位置に対する操作を受け付ける。前記設定処理部は、前記第2画像の透過性を当該第2画像の操作頻度に応じて設定する。
本発明の他の局面に係る表示制御方法は、画像処理装置に搭載されるプロセッサーに、第1画像の前面に重ねて第2画像を表示するステップと、前記表示部における前記第2画像の表示位置に対する操作を受け付けるステップと、前記第2画像の透過性を当該第2画像の操作頻度に応じて設定するステップと、を実行させる方法である。
本発明によれば、前後に重ねて表示される画像の視認性のバランスを適宜変更することが可能な画像処理装置及び表示制御方法を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置のシステム構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像処理装置で表示される表示画面の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像処理装置で用いられる情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像処理装置で用いられる情報の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像処理装置で実行される表示制御方法の手順の一例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施形態に係る画像処理装置で表示される表示画面の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る画像処理装置で表示される表示画面の一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像処理装置1]
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る画像処理装置1は、操作表示部10、ADF(Auto Document Feeder)11、画像読取部12、画像形成部13、通信I/F14、記憶部15、及び制御部16を備える。具体的に、画像処理装置1は、プリンター機能、スキャナー機能、コピー機能、及びファクシミリ機能などを有する複合機である。なお、本発明は、画像処理装置1のような複合機に限らず、スキャナー装置、コピー機、プリンター、ファクシミリ装置のような任意の画像処理装置に適用可能である。
操作表示部10は、情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部101と、表示部101に対するユーザー操作を受け付けるタッチパネルなどの操作部102とを備える。表示部101には、操作内容が示唆される一又は複数の操作キーが表示され、操作部102は、表示部101における前記操作キーの表示位置に対するユーザー操作を受け付けて制御部16に入力する。
例えば、表示部101に表示される前記操作キーは、数字及び記号などの入力に用いられるテンキーに含まれる操作キーである。さらに、前記操作キーは、プリンター機能、スキャナー機能、コピー機能、及びファクシミリ機能などの各種の機能を選択するための機能選択キーであってもよい。また、前記操作キーは、画像処理装置1で実行される画像処理の内容の設定を行うための設定キー等であってもよい。
特に、表示部101は、第1画像の前面に重ねて第2画像を表示する表示処理を実行可能である。具体的に、表示部101は、OSD(On Screen Display)機能を備える。そして、表示部101は、制御部16によって入力される背面表示画像データに基づく前記第1画像を表示すると共に、当該第1画像の前面に重ねて、制御部16によって入力される前面表示画像データに基づく前記第2画像を表示する。なお、同様の表示処理が実行可能であれば、その手法は前記OSD機能に限定されない。そして、操作部102は、表示部101に表示される前記第2画像の操作の表示位置に対する操作を当該第2画像の操作として受け付けることが可能である。
ここで、図2は、表示部101で表示される表示画面P1の一例を示す図です。図2に示されるように、表示画面P1では、前記第1画像として前記機能選択キーに対応する第1操作キーK11が配置されている。また、表示画面P1では、第1操作キーK11に優先して前面にテンキー画面P2が表示されている。なお、テンキー画面P2の上部には、当該テンキー画面P2の表示位置を移動させる際に操作される操作領域A21が設けられている。本実施形態では、ユーザー操作を受け付けるための前記機能選択キー等の操作キーを前記第1画像の一例として説明するが、前記第1画像は操作キーの画像に限らず他の種類の画像であってもよい。
そして、テンキー画面P2には、数字及び記号を入力するための複数の第2操作キーK21が含まれる。具体的に、図2に示される例では、第2操作キーK21として、「0」〜「9」の数字、「*/.」及び「#」の記号が含まれる。また、図2に示されるように、第2操作キーK21には、クリア操作を行うためのクリアキー「C」、確定操作を行うためのエンターキー「E」、電話帳などを呼び出すためのショートカットキー「S」などが含まれてもよい。
本実施形態では、テンキー画面P2に含まれる数字又は記号を入力するための第2操作キーK21各々が、第1操作キーK11の前面に重ねて表示される前記第2画像の一例である。また、他の実施形態として、文字を入力するためのキーボードに含まれる文字各々に対応する操作キーが前記第2画像として表示されてもよい。なお、他の実施形態として、表示部101では、表示画面P1において、前記第2画像として前記設定キーが表示されてもよい。また、他の実施形態として、表示部101では、前記第1画像として原稿データのプレビュー画像が表示されたプレビュー画面(不図示)において、前記プレビュー画像の前面に重ねてテンキー画面P2が前記第2画像として表示されてもよい。
ADF11は、原稿セット部、搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部を備え、画像読取部12の読み取り対象となる原稿を搬送する自動原稿搬送装置である。
画像読取部12は、原稿台、光源、ミラー、光学レンズ、及びCCD(Charge Coupled Device)を備え、ADF11で搬送される原稿又は前記原稿台にセットされる原稿の画像を読み取って原稿データとして出力する画像読取動作を実行する。
画像形成部13は、制御部16によって原稿データから生成される画像形成データに基づいて、電子写真方式又はインクジェット方式でシート上に画像を形成する画像形成動作を実行する。例えば、画像形成部13が電子写真方式の画像形成部である場合、画像形成部13は感光体ドラム、帯電器、露光装置、現像装置、転写装置、及び定着装置などを備える。
通信I/F14は、電話回線、インターネット、又はLANなどの通信網を介して、外部のファクシミリ装置又はパーソナルコンピューターなどの情報処理装置との間で所定の通信プロトコルに従った通信処理を実行することが可能な通信インターフェイスである。
記憶部15は、ハードディスクのような不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部15には、記憶部15には、制御部16のように画像処理装置1に搭載されるコンピュータに後述の表示制御処理(図5参照)を実行させるための表示制御プログラムが記憶される。また、記憶部15には、画像読取部12を制御して前記画像読取動作を実行させる画像読取処理、又は、画像形成部13を制御して前記画像形成動作を実行させる画像形成処理を、制御部16に実行させるための画像処理プログラムが記憶される。画像処理装置1による前記画像読取処理又は前記画像形成処理における処理対象の原稿データなども記憶される。
また、記憶部15には、後述の表示制御処理(図5参照)において、制御部16によって参照される頻度情報D1及び透過性対応情報D2が記憶される。
図3に示されるように、頻度情報D1は、表示部101に前記第2画像として表示される第2操作キーK21各々の所定期間ごとの操作回数が含まれる。具体的に、頻度情報D1には、第1期間、第2期間、第3期間ごとに対応する第2操作キーK21の操作回数が含まれる。例えば、前記第1期間、前記第2期間、前記第3期間はそれぞれ、現在日時を基準として、先月の1ヶ月間、先々月の1ヶ月間、3ヶ月前の1ヶ月間である。この場合、現在日時が3月3日であれば、前記第1期間が「2月」、前記第2期間が「1月」、前記第3期間が「12月」である。
図4に示されるように、透過性対応情報D2は、表示部101に第2操作キーK21を表示する際の透過性を設定するために用いられる情報である。具体的に、透過性対応情報D2では、操作頻度と透過性とが対応付けて記憶されている。本実施形態において、前記操作頻度は、前記第1期間、前記第2期間、及び前記第3期間における第2操作キーK21の操作回数の合計である。例えば、透過性対応情報D2では、操作頻度が「20回未満」である場合には透過性が「低」であり、操作頻度が「20回以上30回未満」である場合には透過性が「中」であり、操作頻度が「30回以上」である場合には透過性が「高」に設定されている。即ち、透過性対応情報D2では、操作頻度が高いほど透過性が低く、操作頻度が低いほど透過性が高くなるように操作頻度及び透過性が対応付けられている。なお、透過性対応情報D2では、操作頻度及び透過性が3段階で設定されているがこれに限らず、2段階又は4段階以上であってもよい。
制御部16は、CPU、ROM、及びRAMなどを備えるコンピューターシステムであり、画像処理装置1の動作を制御する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性又は不揮発性の記憶部である。
ところで、背景技術として、テンキーが表示される際に、そのテンキーの背部に表示されているプレビュー画像の内容を容易に確認することができるように、当該テンキーの画像を透過性画像にする技術が知られている。しかしながら、テンキーの画像の透過性が高すぎると当該テンキーの内容が把握しづらくなり、テンキーの画像の透過性が低すぎると背部の画像が見えづらくなるという問題がある。これに対し、本実施形態に係る画像処理装置1では、前後に重ねて表示される画像の視認性のバランスを適宜変更することが可能である。
具体的に、制御部16は、画像処理部161、表示処理部162、設定処理部163、及び取得処理部164等の各種の処理部を含む。なお、制御部16は、記憶部15に記憶されている前記画像処理プログラム及び前記表示制御プログラムなどに従って各種の処理を実行することにより前記各種の処理部として機能する。また、制御部16は、前記各種の処理部の一部又は全部の機能を実現する一又は複数の電子回路を備えてもよい。さらに、制御部16は、複数のプロセッサーを備え、当該プロセッサー各々により各種の処理を並列処理可能な構成であってもよい。
画像処理部161は、外部装置から入力される原稿データ又は記憶部15に記憶されている原稿データに対応する画像を、画像形成部13を用いてシートに印刷する画像形成処理を実行可能である。また、画像処理部161は、前記原稿台又はADF11等にセットされた原稿から画像を読み取る画像読取処理を実行可能である。
表示処理部162は、各種の表示データを表示部101に入力することにより、当該表示部101に各種の情報を表示させる表示処理を実行する。具体的に、表示処理部162は、表示画面P1に対応する表示データを前記背面表示画像データとして表示部101に入力し、テンキー画面P2に対応する表示データを前記前面表示画像データとして表示部101に入力する。これにより、表示部101では、表示画面P1が表示されると共に、当該表示画面P1の前面にテンキー画面P2が表示されることになる。
設定処理部163は、表示部101に表示される前記第2画像の透過性を当該第2画像の操作頻度に応じて設定することが可能である。特に、設定処理部163は、前記第2画像の操作頻度が低いほど当該第2画像の透過性を高くする。
取得処理部164は、画像処理装置1のユーザーごとに前記第2画像の操作頻度を取得する。例えば、制御部16は、操作表示部10を用いたユーザーID及びパスワードの入力に応じてユーザーを認証し、当該ユーザーをログインさせるログイン処理を実行する。そして、取得処理部164は、ユーザーが前記ログイン処理により画像処理装置1にログインした後、ログアウトするまでの間における各種の第2操作キーK21の操作回数を取得し、当該ユーザーに対応する頻度情報D1に記憶する。即ち、記憶部15には、ユーザー毎に対応する頻度情報D1が記憶される。
[表示制御方法]
以下、図5を参照しつつ、制御部16によって実行される表示制御方法の手順の一例について説明する。ここで、ステップS1,S2,・・・は、制御部16により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。例えば、前記表示制御方法は、画像処理装置1の電源が投入された場合に、制御部16によって開始される。なお、制御部16は、表示部101に表示画面P1が表示されている場合には、第1操作キーK11の操作に応じた各種の処理も実行するが、ここではその説明を省略する。
<ステップS1>
ステップS1において、制御部16は、前記第1画像を表示部101に表示するための処理を実行する。具体的に、本実施形態では、制御部16が、前記第1画像の一例である第1操作キーK11を含む表示画面P1を表示部101に表示させるための画面表示データを表示部101に入力する。なお、図6は、表示部101に表示画面P1のみが表示された状態を示す図である。
<ステップS2>
ステップS2において、制御部16は、前記第2画像の表示タイミングであるか否かを判断する。ここで、前記第2画像の表示タイミングであると判断されると(S2:Yes)、処理がステップS3に移行し、前記第2画像の表示タイミングでないと判断されると(S2:No)、処理がステップS2で待機する。
具体的に、本実施形態では、制御部16が、ステップS2において、前記第2画像の一例である第2操作キーK21を含むテンキー画面P2の表示を開始するための予め定められたテンキー表示操作が行われた場合に、前記第2画像の表示タイミングであると判断する。例えば、前記テンキー表示操作は、テンキー画面P2を用いた操作入力が必要な機能を選択する操作、又は、テンキー画面P2自体を意図的に表示させるための操作である。
<ステップS3>
ステップS3において、制御部16は、前記第2画像を表示するための処理を実行する。具体的に、本実施形態では、制御部16が、前記第2画像の一例である第2操作キーK21を含むテンキー画面P2を表示部101に表示させるためのテンキー表示データを表示部101に入力する。
特に、ステップS3において、制御部16は、頻度情報D1及び透過性対応情報D2に基づいて、第2操作キーK21各々を当該第2操作キーK21の操作頻度に対応する透過性で表示部101に表示するための処理を実行する。
具体的に、ステップS3において、ユーザーが画像処理装置1にログインしている場合、制御部16は、当該ユーザーに対応する頻度情報D1における第2操作キーK21各々の前記第1期間、前記第2期間、及び前記第3期間における操作回数の合計を当該第2操作キーK21の操作頻度として算出する。次に、制御部16は、透過性対応情報D2に基づいて、第2操作キーK21各々の透過性を当該第2操作キーK21の前記操作頻度に応じて設定する。なお、ステップS3における前記透過性の設定処理は、制御部16の設定処理部163によって実行される。
そして、制御部16は、第2操作キーK21各々を当該第2操作キーK21ごとに設定された前記透過性で表示するための前記テンキー表示データを生成し、表示部101に入力する。なお、ステップS3の実行時に、ユーザーが画像処理装置1にログインしていない場合、制御部16は、例えば全てのユーザーの頻度情報D1における第2操作キーK21各々の操作回数の平均値などを操作頻度として算出し、当該操作頻度に基づいて前記透過性を特定してもよい。
例えば、図7は、表示部101に表示画面P1及びテンキー画面P2が表示された状態の一例を示す図である。図7に示されるように、表示画面P1に重ねて表示されるテンキー画面P2では、第2操作キーK21各々の透過性が当該第2操作キーK21の操作頻度に応じて異なることがある。具体的に、図7に示される例では、操作頻度の高い「1」、「2」、「3」、「5」、「6」、「7」、「9」、「0」、「E」の第2操作キーK21は、透過性が「低」の状態で表示されており、視認性が高くなっている。また、操作頻度が次に高い「4」、「8」の第2操作キーK21は、透過性が「中」の状態で表示されており、視認性が少し低くなっている。そして、操作頻度が最も低い「*/.」、「#」、「C」、「S」の第2操作キーK21は、透過性が「高」の状態で表示されており、視認性が最も低くなっている。これにより、操作頻度の低い第2操作キーK21の表示位置では、その背面に表示される第1操作キーK11などの前記第1画像の視認性が高くなっている。
このように、画像処理装置1では、表示部101において、第2操作キーK21各々が、当該第2操作キーK21のユーザーによる操作頻度に応じた透過性で表示されることになる。特に、ユーザーによる操作頻度が高いほど透過性が低く、ユーザーによる操作頻度が低いほど透過性が高くなる。そのため、ユーザーの操作頻度によって、前後に重ねて表示される第1操作キーK11及び第2操作キーK21の視認性のバランスが適宜変更されることになる。
なお、前記操作回数の合計値は、制御部16によって事前に算出されて図3に示されるように頻度情報D1に記録されていてもよく、前記ステップS3においてその都度算出されてもよい。また、第2操作キーK21各々の透過性が制御部16によって事前に特定されて頻度情報D1に記録されており、前記ステップS3では、頻度情報D1に記録された第2操作キーK21各々の透過性が用いられてもよい。即ち、制御部16による操作頻度又は透過性の特定タイミングは任意のタイミングであればよい。
<ステップS4>
ステップS4において、制御部16は、前記第2画像の操作が行われたか否かを判断する。具体的に、本実施形態では、表示画面P1の前面に重ねて表示されるテンキー画面P2の第2操作キーK21が操作された場合に、前記第2画像が操作されたと判断される。そして、前記第2画像が操作されたと判断されると(S4:Yes)、処理がステップS41に移行し、前記第2画像が操作されていないと判断されると(S4:No)、処理がステップS6に移行する。
<ステップS41>
ステップS41において、制御部16は、表示部101において、前記第2画像と共に、パスワードを入力するためのパスワード入力画面(不図示)が表示されているか否かを判断する。例えば、前記パスワード入力画面は、ユーザーがログインする際のログイン画面である。
具体的に、表示部101では、表示画面P1に代えて前記パスワード入力画面が表示されており、当該パスワード入力画面の前面にテンキー画面P2が表示されることが考えられる。また、表示画面P1の前面において、前記パスワード入力画面及び前記テンキー画面P2が異なる位置に表示されることも考えられる。そして、前記パスワード入力画面が表示されていないと判断されると(S41:No)、処理がステップS5に移行し、前記パスワード入力画面が表示されていると判断されると(S41:Yes)、処理がステップS6に移行する。即ち、制御部16は、表示部101に前記パスワード入力画面が表示されている場合には、続くステップS5が実行されず前記第2画像の操作が前記操作頻度に反映されないことになる。なお、ステップS41は、制御部16の設定処理部163によって実行される。
<ステップS5>
ステップS5において、制御部16は、ステップS4で操作されたと判断された前記第2画像に対応する操作回数を加算する。具体的に、制御部16は、ユーザーごとに対応する頻度情報D1に、前記第2画像の一例である第2操作キーK21の操作回数を記録している。そして、制御部16は、ステップS5において、現在ログイン中のユーザーに対応する頻度情報D1における第2操作キーK21の操作回数を1だけ加算する。なお、ステップS4〜S5において、画像処理装置1のユーザーごとに前記第2画像の操作頻度を取得するための処理は、制御部16の取得処理部164によって実行される。
<ステップS6>
ステップS6において、制御部16は、前記第2画像を移動させるための移動要求が行われたか否かを判断する。具体的に、制御部16は、テンキー画面P2の操作領域A21がタッチされた状態で他の位置までスライドさせる操作が行われた場合に、前記移動要求が行われたと判断する。そして、前記移動要求が行われたと判断されると(S6:Yes)、処理がステップS7に移行し、前記移動要求が行われていなければ(S6:No)、処理がステップS8に移行する。
<ステップS7>
ステップS7において、制御部16は、前記第2画像を移動させるための移動処理を実行する。具体的に、制御部16は、テンキー画面P2の表示位置を前記操作領域A21の移動先の位置に基づいて判断し、当該テンキー画面P2を移動先に表示させるための表示データを表示部101に入力する。また、制御部16は、テンキー画面P2の表示位置を示す座標などを表示部101に入力することにより当該テンキー画面P2の表示位置を変更してもよい。なお、ステップS6〜S7において、前記第2画像を移動させるための処理は、制御部16の表示処理部162によって実行される。
<ステップS8>
ステップS8において、制御部16は、前記第2画像の表示終了タイミングであるか否かを判断する。ここで、前記第2画像の表示終了タイミングであると判断されると(S8:Yes)、処理がステップS9に移行し、前記第2画像の表示終了タイミングでないと判断されると(S8:No)、処理がステップS4に戻される。
具体的に、本実施形態では、制御部16が、ステップS8において、テンキー画面P2を閉じるための表示終了操作が行われた場合に、前記第2画像の表示終了タイミングであると判断する。また、制御部16は、テンキー画面P2を用いた操作入力が必要な画面が閉じる操作が行われた場合に、前記第2画像の表示終了タイミングであると判断してもよい。
<ステップS9>
ステップS9において、制御部16は、前記第2画像の表示を終了するための処理を実行し、処理をステップS2に戻す。
このように、画像処理装置1では、制御部16によって、一又は複数の第1画像の前面に重ねて一又は複数の第2画像が表示される際に、当該第2画像の透過性が当該第2画像の操作頻度に応じて設定される。したがって、画像処理装置1によれば、前後に重ねて表示される画像の視認性をバランス良く高めることが可能である。
なお、制御部16の取得処理部164は、前記第2画像が表示されたときに当該第2画像の背部に表示されている前記第1画像との組み合わせごとに当該第2画像の操作頻度を取得してもよい。この場合、設定処理部163は、前記第1画像と前記第2画像との組み合わせごとに対応する当該第2画像の操作頻度に応じて、当該第2画像の透過性を設定することが可能である。これにより、前記第2画像が表示される状況によって当該第2画像の操作頻度が異なる場合に、当該第2画像の視認性と前記第1画像の視認性とのバランスを取ることが可能である。
1 画像処理装置
10 操作表示部
11 ADF
12 画像読取部
13 画像形成部
14 通信I/F
15 記憶部
16 制御部
161 画像処理部
162 表示処理部
163 設定処理部
164 取得処理部

Claims (8)

  1. 第1画像の前面に重ねて第2画像を表示可能な表示部と、
    前記表示部における前記第2画像の表示位置に対する操作を受け付ける操作部と、
    前記第2画像の透過性を当該第2画像の操作頻度に応じて設定する設定処理部と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記設定処理部は、前記第2画像の操作頻度が低いほど当該第2画像の透過性を高くする、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第2画像は、文字、数字、又は記号の入力を受け付けるための操作キーである、
    請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記設定処理部は、前記表示部にパスワードを入力するためのパスワード入力画面が表示されている場合の前記第2画像の操作を前記操作頻度に反映しない、
    請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記第1画像は、ユーザー操作を受け付けるための操作キーである、
    請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理装置のユーザーごとに前記第2画像の操作頻度を取得する取得処理部を備え、
    前記設定処理部は、前記画像処理装置の現在のユーザーに対応する前記操作頻度に応じて前記第2画像の透過性を設定する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記表示部における前記第2画像の表示位置をユーザー操作に応じて変更する表示処理部を備える、
    請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 画像処理装置に搭載されるプロセッサーに、
    第1画像の前面に重ねて第2画像を表示部に表示するステップと、
    前記表示部における前記第2画像の表示位置に対する操作を受け付けるステップと、
    前記第2画像の透過性を当該第2画像の操作頻度に応じて設定するステップと、
    を実行させる表示制御方法。
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