JP2021139575A - 輸送用冷凍装置、及び輸送用コンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒータの取付作業の効率を向上することができる輸送用冷凍装置を提供する。【解決手段】輸送用冷凍装置は、熱交換器60と、熱交換器)の下側に配置されるヒータHと、熱交換器に設けられ、ヒータを仮置きする第1部材63とを備えている。【選択図】図4

Description

本開示は、輸送用冷凍装置、及び輸送用コンテナに関する。
特許文献1には、輸送用冷凍装置が開示されている。輸送用冷凍装置は、コンテナ本体に設けられる。輸送用冷凍装置は、冷媒回路に接続される熱交換器を有する。熱交換器は、コンテナ本体の内部の空気を冷却する。熱交換器の下側には、ヒータが配置される。
米国特許第6298680号明細書
ヒータを熱交換器の下側に配置する際には、ヒータの位置を調節したりヒータを所定の部材に固定したりする。作業者は、ヒータを持った状態でこれらの作業を行う必要があり、作業効率がよくなかった。
本開示の目的は、ヒータの取付作業の効率を向上することである。
第1の態様は、熱交換器(60)と、
前記熱交換器(60)の下側に配置されるヒータ(H)と、
前記熱交換器(60)に設けられ、前記ヒータ(H)を仮置きする第1部材(63)とを備えている
輸送用冷凍装置である。
第1の態様では、作業者は、熱交換器(60)に設けられた第1部材(63)にヒータ(H)を仮置きできる。このため、作業者は、ヒータ(H)を仮置きした状態で、ヒータ(H)を取り付けるための作業を行うことができる。
第2の態様は、第1の態様において、
前記第1部材(63)は、前記ヒータ(H)の上下の移動を規制する。
第2の態様では、輸送用冷凍装置(10)に作用する振動などに起因して、ヒータ(H)が上下に揺れることを第1部材(63)によって抑制できる。
第3の態様は、第1又は第2の態様において、
前記第1部材(63)に仮置きされた前記ヒータ(H)の移動を規制する第2部材(75)をさらに備えている。
第3の態様では、振動などに起因して、ヒータ(H)が移動することを第2部材(75)によって抑制できる。
第4の態様は、第3の態様において、
前記第2部材(75)は、前記ヒータ(H)の水平方向の移動を規制する。
第4の態様では、振動などに起因して、ヒータ(H)が水平方向に移動することを第2部材(75)によって抑制できる。
第5の態様は、第3又第4の態様において、
前記第2部材(75)は、前記第1部材(63)との間に前記ヒータ(H)が通る穴(79)を形成する。
第5の態様では、ヒータ(H)が第1部材(63)と第2部材(75)とによって囲まれる。このため、ヒータ(H)が第1部材(63)から外れてしまうことを抑制できる。
第6の態様は、第5の態様において、
前記第1部材(63)及び前記第2部材(75)における前記穴(79)を形成する部分と、前記ヒータ(H)との間に隙間(G)を形成する。
第6の態様では、振動などに起因してヒータ(H)が穴(79)の通過方向に移動した場合に、ヒータ(H)が傷つくことを抑制できる。
第7の態様は、第3〜第6のいずれか1つの態様において、
前記第1部材(63)は、前記ヒータ(H)を仮置きする複数の仮置き部(68,90)を有し、
前記第2部材(75)は、前記複数の仮置き部(68,90)にそれぞれ仮置きされたヒータ(H)の移動を規制する。
第7の態様では、複数の仮置き部(68,90)にヒータ(H)が仮置きされる。第2部材(75)により、これらの仮置き部(68,90)に仮置きされたヒータ(H)が移動することを抑制できる。
第8の態様は、第7の態様において、
前記ヒータ(H)は、直線状の複数のストレート部(71)を有し、
前記複数のストレート部(71)が前記複数の仮置き部(68,90)のそれぞれに仮置きされる。
第8の態様では、ヒータ(H)の複数のストレート部(71)を各仮置き部(68,90)に仮置きできる。
第9の態様は、第3〜8の態様のいずれか1つにおいて、
前記第1部材(63)及び前記第2部材(75)の硬さが、前記ヒータ(H)の硬さよりも低い。
第9の態様では、ヒータ(H)が第1部材(63)と接触したとき、ヒータ(H)が傷つくことを抑制できる。ヒータ(H)が第2部材(75)と接触したとき、ヒータ(H)が傷つくことを抑制できる。
第10の態様は、
第1〜第9のいずれか1つの態様において、
前記第1部材(63)には、切り欠き(68)が形成され、
前記ヒータ(H)は、前記切り欠き(68)の内部に仮置きされる。
第10の態様では、切り欠き(68)の内部にヒータ(H)を配置することで、ヒータ(H)を第1部材(63)に仮置きできる。
第11の態様は、
第1〜第10のいずれか1つの態様において、
前記第1部材(63)には、突出部(90)が形成され、
前記ヒータ(H)は、前記突出部(90)の上側に仮置きされる。
第11の態様では、突出部(90)の上側にヒータ(H)を配置することで、ヒータ(H)を第1部材(63)に仮置きできる。
第12の態様は、
第1〜第11のいずれか1つの態様において、
前記熱交換器(60)及び前記ヒータ(H)を収容するケーシング(11)をさらに備え、
前記第1部材(63)は、前記熱交換器(60)を前記ケーシング(11)に固定する部材である。
第12の態様では、ヒータ(H)が第1部材(63)を介してケーシング(11)に固定される。
第13の態様は、
第1〜第12のいずれか1つの態様において、
前記熱交換器(60)は、複数の伝熱管(64)を有し、
前記第1部材(63)は、複数の伝熱管(64)を支持する。
第13の態様の第1部材(63)は、複数の伝熱管(64)を支持する。
第14の態様は、第1〜第13のいずれか1つの態様の輸送用冷凍装置(10)と、
コンテナ本体(2)とを備えている輸送用コンテナである。
図1は、実施形態に係る輸送用コンテナを前側から視た斜視図である。 図2は、実施形態に係る輸送用コンテナの内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、実施形態に係る輸送用冷凍装置の冷媒回路の配管系統図である。 図4は、実施形態に係る庫内熱交換器、ヒータ管、及びそれらの支持構造を示す斜視図である。 図5は、実施形態に係る庫内熱交換器、ヒータ管、及びそれらの支持構造を第2方向下側から視た図である。 図6は、実施形態に係る第1支持板の近傍を拡大した斜視図である。 図7は、実施形態に係る第2支持板の近傍を拡大した斜視図である。 図8は、実施形態に係る中間支持板の近傍を拡大した斜視図である。 図9は、実施形態に係る中間支持板の要部を拡大した側面図である。 図10は、実施形態に係る固定板の側面図である。 図11は、中間支持板にヒータが仮置きされた状態を示す、図9に相当する図である。 図12は、中間支持板と固定板との間にヒータが保持された状態を示す、図9に相当する図である。 図13は、変形例に係る中間支持板の要部を拡大した側面図である。 図14は、中間支持板と固定板との間にヒータが保持された状態を示す、図13に相当する図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
《実施形態》
本開示は、輸送用コンテナ(1)である。図1及び図2に示すように、輸送用コンテナ(1)は、コンテナ本体(2)と、コンテナ本体(2)に設けられる輸送用冷凍装置(10)とを備える。輸送用コンテナ(1)は、海上輸送に用いられる。輸送用コンテナ(1)は、船舶などの海上輸送体によって搬送される。
〈コンテナ本体〉
コンテナ本体(2)は、中空の箱状に形成される。コンテナ本体(2)は、横長に形成される。コンテナ本体(2)の長手方向の一端には、開口が形成される。コンテナ本体(2)の開口は、輸送用冷凍装置(10)によって塞がれる。コンテナ本体(2)の庫内には、輸送対象物品を収容するための収容空間(5)が形成される。収容空間(5)には、輸送対象物品が収容される。収容空間(5)の空気(庫内空気ともいう)の温度は、輸送用冷凍装置(10)によって調節される。
〈輸送用冷凍装置〉
輸送用冷凍装置(10)は、コンテナ本体(2)の開口に取り付けられる。輸送用冷凍装置(10)は、ケーシング(11)と冷媒回路(C)とを備える。
〈ケーシング〉
図2に模式的に示すように、ケーシング(11)は隔壁(12)と仕切板(15)とを備える。
隔壁(12)の内側には、庫内流路(20)が形成される。庫内流路(20)には、収容空間(5)の輸送対象物品を冷却するための空気が流れる。隔壁(12)の外側には、庫外室(S)が形成される。庫内流路(20)と庫外室(S)とは、隔壁(12)によって仕切られる。
隔壁(12)は、庫外壁(12a)と庫内壁(12b)とを備える。庫外壁(12a)は、コンテナ本体(2)の外側に位置する。庫内壁(12b)は、コンテナ本体(2)の内側に位置する。庫外壁(12a)及び庫内壁(12b)は、例えば、アルミニウム合金によって構成される。
庫外壁(12a)は、コンテナ本体(2)の開口を塞いでいる。庫外壁(12a)は、コンテナ本体(2)の開口の周縁部に取り付けられる。庫外壁(12a)の下部は、コンテナ本体(2)の内側に向かって膨出する。庫外壁(12a)のコンテナ本体(2)の内側に向かって膨出した部分には、庫外室(S)が形成される。
庫内壁(12b)は、庫外壁(12a)と対向する。庫内壁(12b)は、庫外壁(12a)に沿った形状を有する。庫内壁(12b)は、庫外壁(12a)と間隔を置いて配置される。庫内壁(12b)の下部は、コンテナ本体(2)の内側に向かって膨出する。庫内壁(12b)と庫外壁(12a)との間には、断熱材(13)が設けられる。
仕切板(15)は、庫内壁(12b)よりもコンテナ本体(2)の内側に配置される。隔壁(12)と仕切板(15)との間には、庫内流路(20)が形成される。仕切板(15)の上端とコンテナ本体(2)の天板との間には、流入口(21)が形成される。仕切板(15)の下端と隔壁(12)の下端との間には、流出口(22)が形成される。庫内流路(20)は、流入口(21)から流出口(22)に亘って形成される。
庫内流路(20)は、上部流路(23)と下部流路(24)とを含む。上部流路(23)は、庫内流路(20)の上部に位置する。下部流路(24)は、庫内流路(20)の下部に位置する。下部流路(24)は、隔壁(12)の膨出した部分に対応する位置にある。
〈冷媒回路の要素部品〉
冷媒回路(C)は、それに充填される冷媒を有する。冷媒回路(C)は、冷媒が循環することで蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行う。冷媒回路(C)は、圧縮機(31)、庫外熱交換器(32)、膨張弁(33)、庫内熱交換器(60)、及びこれらを接続する冷媒配管を含む。
圧縮機(31)は、庫外室(S)の下部に対応する第1空間(S1)に配置される。圧縮機(31)は、低圧の冷媒を吸い込んで圧縮する。圧縮機(31)は、圧縮した冷媒を高圧の冷媒として吐出する。
庫外熱交換器(32)は、庫外室(S)の上部に対応する第2空間(S2)に配置される。庫外熱交換器(32)は、フィンアンドチューブ式である。庫外熱交換器(32)は、いわゆる4面式の熱交換器である。庫外熱交換器(32)の外形は、正面視において、略四角形状である。言い換えると、庫外熱交換器(32)は、正面視において、上側、下側、右側、及び左側にそれぞれ熱交換部を有する。庫外熱交換器(32)は、凝縮器、あるいは放熱器として機能する。
庫内熱交換器(60)は、庫内流路(20)に配置される。庫内熱交換器(60)は、隔壁(12)と仕切板(15)との間に支持される。庫内熱交換器(60)は、庫内壁(12b)の膨出した部分よりも上方に配置される。庫内熱交換器(60)は、フィンアンドチューブ式である。庫内熱交換器(60)は、本開示の熱交換器に対応する。庫内熱交換器(60)は、蒸発器として機能する。
〈庫外ファン〉
輸送用冷凍装置(10)は、1つの庫外ファン(34)を備える。庫外ファン(34)は、庫外室(S)の第2空間(S2)に配置される。庫外ファン(34)は、庫外熱交換器(32)の4つの熱交換部の内側に配置される。庫外ファン(34)は、プロペラファンである。
庫外ファン(34)が運転すると、庫外空気は庫外熱交換器(32)の外部から内部へ流れる。庫外熱交換器(32)の内部の空気は、ケーシング(11)の外部へ吹き出される。
〈庫内ファン〉
輸送用冷凍装置(10)は、2つの庫内ファン(35)を備える。庫内ファン(35)は、庫内流路(20)の上部流路(23)に配置される。庫内ファン(35)は、庫内熱交換器(60)の上側に配置される。庫内ファン(35)は、庫内熱交換器(60)よりも空気流れの上流側に配置される。庫内ファン(35)は、プロペラファンである。庫内ファン(35)の数量は1つ又は3つ以上であってもよい。
庫内ファン(35)が運転すると、収容空間(5)の庫内空気は流入口(21)から庫内流路(20)の上部流路(23)に流入する。庫内流路(20)の上部流路(23)の空気は、庫内熱交換器(60)を通過し、下部流路(24)を流れる。下部流路(24)の空気は、流出口(22)から収容空間(5)へ流出する。
〈ヒータ〉
輸送用冷凍装置(10)は、ヒータ(H)を備える。ヒータ(H)は、庫内熱交換器(60)の下側に配置される。ヒータ(H)は、庫内熱交換器(60)の下部に取り付けられる。ヒータ(H)が動作すると、庫内熱交換器(60)が加熱される。ヒータ(H)の熱により、庫内熱交換器(60)に付着した霜が融ける。ヒータ(H)は、庫内熱交換器(60)の除霜のために用いられる。
〈電装品箱〉
図1に示すように、輸送用冷凍装置(10)は、電装品箱(36)を有する。電装品箱(36)は、庫外室(S)の第2空間(S2)に配置される。電装品箱(36)の内部には、リアクトル、電源回路基板、制御基板などが収容される。
〈冷媒回路の詳細〉
図3を参照しながら冷媒回路(C)の詳細を説明する。図3において、破線で囲んだ部分は庫内側を示し、それ以外の部分は庫外側を示す。
冷媒回路(C)は、主要部品として、圧縮機(31)と、庫外熱交換器(32)と、膨張弁(33)と、庫内熱交換器(60)とを有する。膨張弁(33)は、その開度が調節可能な電子膨張弁である。
冷媒回路(C)は、吐出管(41)と吸入管(42)とを有する。吐出管(41)の一端は圧縮機(31)の吐出部に接続する。吐出管(41)の他端は、庫外熱交換器(32)のガス端に接続する。吸入管(42)の一端は、圧縮機(31)の吸入部に接続する。吸入管(42)の他端は、庫内熱交換器(60)のガス端に接続する。
冷媒回路(C)は、液管(43)、レシーバ(44)、冷却熱交換器(45)、第1開閉弁(46)、連通管(47)、第2開閉弁(48)、インジェクション管(49)、及びインジェクション弁(50)を有する。
液管(43)の一端は、庫外熱交換器(32)の液端に接続する。液管(43)の他端は、庫内熱交換器(60)の液端に接続する。レシーバ(44)は、液管(43)に設けられる。レシーバ(44)は、冷媒を貯留する容器である。
冷却熱交換器(45)は、第1流路(45a)と第2流路(45b)とを有する。冷却熱交換器(45)は、第1流路(45a)の冷媒と、第2流路(45b)の冷媒とを熱交換させる。冷却熱交換器(45)は、例えばプレート式の熱交換器である。第1流路(45a)は、液管(43)の一部である。第2流路(45b)は、インジェクション管(49)の一部である。冷却熱交換器(45)は、液管(43)を流れる冷媒を冷却する。
第1開閉弁(46)は、液管(43)におけるレシーバ(44)と第1流路(45a)との間の部分に設けられる。第1開閉弁(46)は、開閉可能な電磁弁である。
連通管(47)は、冷媒回路(C)の高圧ライン及び低圧ラインを連通させる。連通管(47)の一端は、吐出管(41)に接続する。連通管(47)の他端は、液管(43)における膨張弁(33)と庫内熱交換器(60)との間の部分に接続する。
第2開閉弁(48)は、連通管(47)に設けられる。第2開閉弁(48)は、開閉可能な電磁弁である。
インジェクション管(49)は、圧縮機(31)の中圧部に冷媒を導入する。インジェクション管(49)の一端は、液管(43)におけるレシーバ(44)と第1流路(45a)との間の部分に接続する。インジェクション管(49)の他端は、圧縮機(31)の中圧部に接続する。中圧部の圧力である中間圧力は、圧縮機(31)の吸入圧力と吐出圧力との間の圧力である。
インジェクション弁(50)は、インジェクション管(49)における第2流路(45b)の上流側の部分に設けられる。インジェクション弁(50)は、その開度が調節可能な電子膨張弁である。
〈輸送用冷凍装置の運転動作〉
輸送用冷凍装置(10)の基本的な運転動作について説明する。輸送用冷凍装置(10)の運転時には、圧縮機(31)、庫外ファン(34)、庫内ファン(35)が運転する。第1開閉弁(46)が開く。第2開閉弁(48)が閉じる。膨張弁(33)の開度が調節される。インジェクション弁(50)の開度が調節される。
圧縮機(31)で圧縮された冷媒は、庫外熱交換器(32)を流れる。庫外熱交換器(32)では、冷媒が庫外空気へ放熱し、凝縮する。凝縮した冷媒は、レシーバ(44)を通過する。レシーバ(44)を通過した冷媒の一部は、冷却熱交換器(45)の第1流路(45a)を流れる。レシーバ(44)を通過した冷媒の残部は、インジェクション管(49)を流れ、インジェクション弁(50)において中間圧力まで減圧される。減圧された冷媒は、圧縮機(31)の中圧部に導入される。
冷却熱交換器(45)では、第2流路(45b)の冷媒が第1流路(45a)の冷媒から吸熱し、蒸発する。これにより、第1流路(45a)の冷媒が冷却される。言い換えると、第1流路(45a)を流れる冷媒の過冷却度が大きくなる。
冷却熱交換器(45)で冷却された冷媒は、膨張弁(33)で低圧まで減圧される。減圧された冷媒は、庫内熱交換器(60)を流れる。庫内熱交換器(60)では、冷媒が庫内空気から吸熱し、蒸発する。この結果、庫内熱交換器(60)は、庫内空気を冷却する。蒸発した冷媒は、圧縮機(31)に吸入され、再び圧縮される。
コンテナ本体(2)の庫内空気は、収容空間(5)と庫内流路(20)とを循環する。庫内流路(20)では、庫内空気が庫内熱交換器(60)によって冷却される。これにより、収容空間(5)の庫内空気を冷却でき、庫内空気を所定温度に調節できる。
〈庫内熱交換器〉
図2、図4〜図8を参照しながら庫内熱交換器(60)の詳細を説明する。図2に示すように、庫内熱交換器(60)は、仕切板(15)から隔壁(12)に向かって水平よりもやや下方に傾いた状態でケーシング(11)に支持される。庫内熱交換器(60)は、多数のフィン(F)と、伝熱管(64)と、3つの管板(61,62,63)とを有する。
以下に述べる方向は、輸送用冷凍装置(10)を収容空間(5)側から視た場合を基準とする。図4における第1方向は、左右方向である。第1方向は、多数のフィン(F)の配列方向に対応する。図4における第2方向は、概ね上下方向に対応する。厳密には、第2方向は、フィン(F)の幅方向に対応する。第2方向は、庫内熱交換器(60)を通過する空気流れの方向に対応する。図4における第3方向は、概ね前後方向に対応する。厳密には、第3方向は、フィン(F)の長手方向に対応する。
〈フィン〉
フィン(F)は、前後に延びる矩形板状に形成される。フィン(F)は、空気と冷媒との伝熱面積を増大させる。多数のフィン(F)は、互いに平行となるように左右に配列される。
〈伝熱管〉
伝熱管(64)の内部には、庫内空気と熱交換する冷媒が流れる。伝熱管(64)は、直管と、図4に示すU字管(64a)とを含む。直管は、多数のフィン(F)の配列方向に延びている。
〈管板〉
3つの管板(61,62,63)は、第1管板(61)、第2管板(62)、及び中間管板(63)で構成される。第1管板(61)は、庫内熱交換器(60)の左側端部に配置される。第2管板(62)は、庫内熱交換器(60)の右側端部に配置される。中間管板(63)は、庫内熱交換器(60)の第1方向の中間部に配置される。中間管板(63)は、第1部材に対応する。
第1管板(61)と第2管板(62)との間には、多数のフィン(F)が配列される。第1管板(61)と第2管板(62)との間には、庫内空気が流れる熱交換領域(A)が形成される。熱交換領域(A)は、図5における一点鎖線で囲んだ領域である。
各管板(61,62,63)は、フィン(F)と平行に配置される略板状の部材である。各管板(61,62,63)には、伝熱管(64)が貫通する複数の貫通穴が形成される。各管板(61,62,63)は、伝熱管(64)を支持する部材である。
各管板(61,62,63)の前側端部は、隔壁(12)に固定される。各管板(61,62,63)の後側端部は、仕切板(15)に固定される。各管板(61,62,63)は、隔壁(12)及び仕切板(15)に固定されることで、ケーシング(11)に支持される。言い換えると、各管板(61,62,63)は、庫内熱交換器(60)をケーシング(11)に固定する部材を兼用する。
〈第1管板〉
図6に示すように、第1管板(61)は、第1支持板(65)を有する。第1支持板(65)は、第1管板(61)の下端部に形成される。第1支持板(65)は、第1管板(61)の本体から下方に突出した部分を折り返して成形される。第1支持板(65)は、第3方向に延びる横長に形成される。第1支持板(65)は、第2方向において、熱交換領域(A)と重ならない位置にある。
第1支持板(65)は、第1板部(65a)と第2板部(65b)とを含む。第1板部(65a)は、第1管板(61)の下端部を左側方に切り起こした部分である。第2板部(65b)は、第1板部(65a)の左縁部から下側へ突出する。第2板部(65b)は、フィン(F)と略平行な板状に形成される。
〈第2管板〉
図7に示すように、第2管板(62)は、第2支持板(66)を有する。第2支持板(66)は、第2管板(62)の下端部に形成される。第2支持板(66)は、第2管板(62)の下端部を右側方に切り起こした部分である。第2支持板(66)は、第3方向に延びている。第2支持板(66)の下面には、クリップ部材(80)を介してヒータ管(70)の発熱管部(70A)が保持される。
〈中間管板〉
図8に示すように、中間管板(63)は、中間支持板(67)を有する。中間支持板(67)は、中間管板(63)の下端に形成される。中間支持板(67)は、第3方向に延びている。中間支持板(67)には、複数の切り欠き(68)が形成される。複数の切り欠き(68)には、ヒータ管(70)のストレート部(71)がそれぞれ引っ掛けられる。ヒータ管(70)が庫内熱交換器(60)に取り付けられるとき、切り欠き(68)は、ヒータ管(70)を仮置きする仮置き部として機能する。切り欠き(68)は、ヒータ管(70)を引っ掛ける引っ掛け部である。
〈ヒータの詳細〉
図4〜図8に示すように、ヒータ(H)は、3つのヒータ管(70)を有する。ヒータ管(70)の数量は、1つ、2つ、又は4つ以上であってもよい。各ヒータ管(70)は、略U字形状である。各ヒータ管(70)は、厳密にいうと、熱を発する発熱管部(70A)と、熱を発しない非発熱管部(70B)とをそれぞれ有する。3つのヒータ管(70)は、庫内熱交換器(60)の下面に沿って配置される。3つのヒータ管(70)は、第3方向に所定の間隔を置いて配列される。
〈発熱管部〉
各発熱管部(70A)は、直線状の一対のストレート部(71)と1つの曲げ部(72)とをそれぞれ有する。発熱管部(70A)の内部には、熱源であるニクロム線が通っている。
一対のストレート部(71)は、第3方向に所定の間隔を置いて隣り合う。一対のストレート部(71)は、互いに等間隔を置くように第1方向に延びている。ストレート部(71)の一端は、第2管板(62)より内側(左側)に位置する。ストレート部(71)の他端は、第1管板(61)よりやや外側(右側)に位置する。
曲げ部(72)は、一対のストレート部(71)の一端を互いに連結する。曲げ部(72)は、円弧状、あるいは半円形状に形成される。
〈非発熱管部〉
図6に示すように、非発熱管部(70B)は、ストレート部(71)の他端側に配置される。非発熱管部(70B)は、ストレート部(71)から下側に延びる。非発熱管部(70B)は、第1支持板(65)に沿うように下側に延びる。非発熱管部(70B)は、可撓性のチューブを含んでもよい。可撓性のチューブは、例えばシリコン材料で構成される。非発熱管部(70B)は、第2方向において、熱交換領域(A)と重ならない位置にある。
〈ヒータ管の支持構造〉
庫内熱交換器(60)にヒータ管(70)を支持するための支持構造を説明する。支持構造は、固定板(75)、固定部材(76)、及びクリップ部材(80)を含む。
〈固定板〉
図8に示すように、固定板(75)は、ヒータ管(70)が仮置き状態であるときに、中間支持板(67)に取り付けられる。固定板(75)は、第2部材に対応する。固定板(75)は、中間支持板(67)に沿って第3方向に延びている。固定板(75)の上縁には、複数の固定側切り欠き(78)が形成される。各ストレート部(71)は、複数の固定側切り欠き(78)をそれぞれ通る。固定板(75)は、中間支持板(67)と板厚方向に重なるように、ボルトなどの締結具によって中間支持板(67)に固定される。固定板(75)が中間支持板(67)に固定されると、切り欠き(68)の内縁と、固定側切り欠き(78)の内縁との間にヒータ管(70)が保持される。
〈固定部材〉
図6に示すように、輸送用冷凍装置(10)は、非発熱管部(70B)を固定する固定部材(76)を有する。本実施形態の輸送用冷凍装置(10)は、ヒータ管(70)の数に対応して3つの固定部材(76)を有する。
各固定部材(76)は、固定部本体(76a)と、2つの押さえ板(76b)とをそれぞれ有する。固定部本体(76a)は、第3方向に延びる板状に形成される。固定部本体(76a)は、ボルトなどの締結具により、第1管板(61)に固定される。具体的には、固定部本体(76a)は、第1支持板(65)の第2板部(65b)の右側面に固定される。
一対の押さえ板(76b)は、固定部本体(76a)の第3方向の両端にそれぞれ1つずつ設けられる。一対の押さえ板(76b)は、1つのヒータ管(70)における一対の非発熱管部(70B)にそれぞれに対応する。押さえ板(76b)は、管状の非発熱管部(70B)の外周面に沿うように湾曲する。押さえ板(76b)は、非発熱管部(70B)と接触する円弧面を有する。固定部材(76)が第1管板(61)に固定されると、非発熱管部(70B)が第2板部(65b)に押し付けられる。非発熱管部(70B)は、熱交換領域(A)と第2方向に重ならない位置において、固定部材(76)によって庫内熱交換器(60)に固定される。
〈クリップ部材〉
図7に示すように、クリップ部材(80)は、第2管板(62)に固定される。クリップ部材(80)は、取付板(81)と、板ばね部(82)と、取付板(81)及び板ばね部(82)を連結する連結部(83)とを有する。クリップ部材(80)は、取付板(81)と板ばね部(82)との間にヒータ管(70)の曲げ部(72)を挟み込んで保持する。クリップ部材(80)は、ヒータ管(70)の第2方向の移動を規制する。
〈部材の材質及び硬さ〉
各管板(61,62,63)は、アルミニウム材料で構成される。各管板(61,62,63)のアルミニウム材料は、A5052である。各管板(61,62,63)のビッカーズ硬さは60[Hv]である。中間支持板(67)は、アルミニウム材料で構成される。中間支持板(67)のアルミニウム材料は、A5052である。中間支持板(67)のビッカーズ硬さは60[Hv]である。発熱管部(70A)は、ステンレス材料で構成される。発熱管部(70A)のステンレスの材料は、SUS304である。発熱管部(70A)のビッカーズ硬さは200[Hv]である。固定板(75)は、アルミニウム材料で構成される。固定板(75)のアルミニウム材料は、A5052である。固定板(75)のビッカーズ硬さは60[Hv]である。クリップ部材(80)は、例えばステンレス材料で構成される。
発熱管部(70A)のビッカーズ硬さは、各管板(61,62,63)のビッカーズ硬さより大きい。発熱管部(70A)のビッカーズ硬さは、中間支持板(67)のビッカーズ硬さより大きい。発熱管部(70A)のビッカーズ硬さは、固定板(75)のビッカーズ硬さより大きい。発熱管部(70A)のビッカーズ硬さは、クリップ部材(80)のビッカーズ硬さより大きい。
以上のように、発熱管部(70A)は、他の部材よりも硬い。このため、振動に起因して発熱管部(70A)がこれらの部材と接触した際、発熱管部(70A)に傷がつくのを抑制できる。
〈中間支持板及び固定板の詳細〉
図9〜図12を参照しながら、中間支持板(67)及び固定板(75)の詳細を説明する。
中間支持板(67)の下縁部には、6つの切り欠き(68)が形成される。切り欠き(68)の数は、ヒータ(H)のストレート部(71)の数に対応する。切り欠き(68)は、ヒータ(H)を仮置きする仮置き部に対応する。切り欠き(68)は、ヒータ(H)を引っ掛ける引っ掛け部として機能する。
各切り欠き(68)は、中間支持板(67)の下縁から上側に延びる第1切り欠き部(68a)と、第1切り欠き部(68a)の上端から第3方向前側に延びる第2切り欠き部(68b)とを有する。
本実施形態では、中間支持板(67)の上部に位置する2つの切り欠き(上側切り欠き(68A))の形状が、残りの4つの切り欠き(下側切り欠き(68B))の形状と異なる。上側切り欠き(68A)の第1切り欠き部(68a)は、中間支持板(67)の下縁から鉛直上方に延びる。下側切り欠き(68B)の第1切り欠き部(68a)は、中間支持板(67)はやや前側に傾斜するように上方に延びる。
切り欠き(68)は、ストレート部(71)を第2切り欠き部(68b)の奥まで挿入可能な形状である。第1切り欠き部(68a)の前後の幅は、ストレート部(71)の外径よりも大きい。第2切り欠き部(68b)の上下の幅は、ストレート部(71)の外径より僅かに大きい。
図11に示すように、ストレート部(71)が第2切り欠き部(68b)に位置すると、ストレート部(71)の上下の移動が規制される。言い換えると、中間支持板(67)は、ヒータ(H)の上下の移動を規制する部材として機能する。
第2切り欠き部(68b)は、第1切り欠き部(68a)から斜め下方に延びている。このため、図11に示すように、ストレート部(71)が第2切り欠き部(68b)に仮置きされた状態において、ストレート部(71)が第1切り欠き部(68a)に移動することを抑制できる。ストレート部(71)は、その自重に抗して第2切り欠き部(68b)を越えない限り、第1切り欠き部(68a)へ移動できないからである。
なお、第1切り欠き部(68a)は、鉛直上方に延びてもよいし、鉛直上方に対して前側に傾斜して延びてもよいし、鉛直上方に対して後側に傾斜して延びてもよい。第2切り欠き部(68b)は、第1切り欠き部(68a)の上端から水平前方に延びてもよいし、第1切り欠き部(68a)の上端から水平後方に延びてもよいし、第1切り欠き部(68a)の水平後方に対して下側に傾斜して延びてもよい。
中間支持板(67)には、3つの締結穴(68a)が形成される。これらの締結穴(68a)は、3つのヒータ管(70)のそれぞれに対応する。各締結穴(68a)は、各ヒータ管(70)の一対のストレート部(71)の間に位置する。
図10に示すように、固定板(75)は、中間支持板(67)の下縁に沿うように第3方向に延びる。固定板(75)の上縁には、6つの固定側切り欠き(78)が形成される。固定側切り欠き(78)の数は、中間支持板(67)の切り欠き(68)の数に対応する。固定側切り欠き(78)は、固定板(75)の上縁から第2方向下側に延びている。
各固定側切り欠き(78)は、第3切り欠き部(78a)と第4切り欠き部(78b)とを含む。第3切り欠き部(78a)は、固定側切り欠き(78)の底部に位置する。第4切り欠き部(78b)は、第3切り欠き部(78a)から固定側切り欠き(78)の上縁に亘って形成される。
固定側切り欠き(78)は、ストレート部(71)を第3切り欠き部(78a)の奥まで挿入可能な形状である。
第3切り欠き部(78a)の第3方向の幅は、ストレート部(71)の外径より僅かに大きい。第4切り欠き部(78b)の下端における第3方向の幅は、第3切り欠き部(78a)における第3方向の幅と概ね等しい。第4切り欠き部(78b)の第3方向の幅は、上側に向かうにつれて徐々に拡大している。このように、第4切り欠き部(78b)の幅を拡大させることで、ストレート部(71)を固定側切り欠き(78)の内部に挿入しやすくなる。
固定板(75)の下端には、3つの固定側締結穴(75a)が形成される。これらの固定側締結穴(75a)は、3つのヒータ管(70)のそれぞれに対応する。各固定側締結穴(75a)は、各ヒータ管(70)の一対のストレート部(71)の間に位置する。
固定板(75)は、その右側面が中間支持板(67)と重なる状態で、中間支持板(67)に取り付けられる。固定板(75)の下端には、中間支持板(67)と逆側(左側)に折り返された下部板(75b)が形成される。
図12に示すように、固定板(75)が中間支持板(67)に固定された状態では、中間支持板(67)と固定板(75)とによって穴(79)が形成される。穴(79)は、切り欠き(68)の縁と、固定側切り欠き(78)の縁とによって形成される。穴(79)は、閉ループ状に形成される。言い換えると、ストレート部(71)の全周が、固定板(75)及び中間支持板(67)における穴(79)を形成する部分によって囲まれる。
具体的には、穴(79)は、第2切り欠き部(68b)の縁と、第3切り欠き部(78a)の縁とによって形成される。穴(79)は、第2切り欠き部(68b)と第3切り欠き部(78a)とが、中間支持板(67)及び固定板(75)の板厚方向に重なる領域に形成される。
ヒータ(H)のストレート部(71)は、穴(79)の内部に保持される。ヒータ(H)は、穴(79)の通過方向の移動が許容される。言い換えると、ヒータ(H)は、ストレート部(71)の長手方向である第1方向の移動が許容される。
固定板(75)が中間支持板(67)に固定された状態では、固定板(75)及び中間支持板(67)における穴(79)を形成する部分と、ストレート部(71)との間に僅かな隙間(G)が形成される。このため、ストレート部(71)が熱の影響により、第1方向に伸縮した場合に、ストレート部(71)で大きなずれ応力が生じることを抑制できる。
固定板(75)が中間支持板(67)に固定された状態では、固定板(75)は、ストレート部(71)の水平方向の移動を規制する。このため、ストレート部(71)が中間支持板(67)から外れることを抑制できる。
〈ヒータを熱交換器に取り付ける工程〉
作業者が、庫内熱交換器(60)にヒータ(H)を取り付ける工程について説明する。例えば作業者は、以下に述べる第1工程、第2工程、第3工程、及び第4工程を順に行う。
1)第1工程
第1工程は、ヒータ管(70)を中間支持板(67)に仮置きする工程である。作業者は、ヒータ管(70)のストレート部(71)を中間支持板(67)の切り欠き(68)に挿入する。
具体的には、作業者は、ヒータ管(70)のストレート部(71)を第1切り欠き部(68a)の内部に挿入する。次いで、作業者は、ストレート部(71)を第2切り欠き部(68b)の内部に位置させる。ストレート部(71)は、第2切り欠き部(68b)の下縁に置かれる。ストレート部(71)は、第2切り欠き部(68b)に引っ掛けられる。この結果、図11に示すように、ヒータ(H)を中間支持板(67)に仮置きすることができる。
ストレート部(71)を仮置き状態にすると、作業者は、ヒータ(H)を持たずとも、ヒータ管(70)の位置合わせや、ヒータ管(70)の固定を容易に行うことができる。具体的には、作業者は、以下に説明する第2工程、第3工程、及び第4工程を容易に行うことができる。加えて、ストレート部(71)が下方に撓んでしまうことを中間支持板(67)によって抑制できる。
2)第2工程
第2工程は、ヒータ管(70)をクリップ部材(80)に取り付ける工程である。作業者は、ヒータ管(70)の曲げ部(72)をクリップ部材(80)の取付板(81)と板ばね部(82)との間に挿入する。取付板(81)と板ばね部(82)との間に曲げ部(72)を挟むことで、曲げ部(72)が庫内熱交換器(60)に支持される。クリップ部材(80)は、ヒータ管(70)の第1方向の移動を許容する。このため、作業者は、ヒータ管(70)の第1方向の位置を適宜調整できる。
3)第3工程
第3工程は、ヒータ管(70)を固定部材(76)に取り付ける工程である。作業者は、固定部材(76)によって、ヒータ管(70)の非発熱管部(70B)を第1支持板(65)に固定する。固定部材(76)は、ヒータ管(70)の第1方向の移動を規制する。非発熱管部(70B)の第1方向の移動が規制されると、非発熱管部(70B)が熱交換領域(A)と重なってしまうことを抑制できる。
4)第4工程
第4工程は、固定板(75)を中間支持板(67)に取り付ける工程である。作業者は、固定側切り欠き(78)の内部に、仮置き状態のストレート部(71)が入るように、中間支持板(67)の位置を調節する。
具体的には、作業者は、ヒータ管(70)のストレート部(71)を第4切り欠き部(78b)の内部に挿入する。次いで、作業者は、ストレート部(71)を第3切り欠き部(78a)の内部に位置させる。次いで、締結穴(68a)及び固定側締結穴(75a)にボルトなどの締結具を締結し、中間支持板(67)に固定板(75)を固定する。この結果、図12に示すように、ストレート部(71)は、各穴(79)の内部に確実に保持される。
作業者は、第4工程を第1工程と第3工程の間に行ってもよい。作業者は、第4工程を第2工程と第3工程との間に行ってもよい。
−実施形態の効果−
中間管板(63)は、庫内熱交換器(60)に設けられ、ヒータ(H)を仮置きする。このため、作業者が、ヒータ(H)を庫内熱交換器(60)に取り付けるとき、作業者は、ヒータ(H)を持たずとも作業を行うことができる。この作業は、ヒータ(H)の位置合わせや、ヒータ(H)を固定する工程を含む。この作業は、第2工程、第3工程、及び第4工程を含む。
図2に示すように、庫内熱交換器(60)は、輸送用冷凍装置(10)の上部に対応する位置にある。厳密には、庫内熱交換器(60)は、庫内流路(20)の上部に位置する上部流路(23)に配置される。このため、作業者がヒータ(H)を庫内熱交換器(60)に取り付けるときには、作業者は、比較的高い位置において所定の作業を行う必要がある。ヒータ(H)を中間管板(63)に仮置きすることで、比較的高い位置であっても、これらの作業を容易に行うことができる。なお、輸送用冷凍装置(10)の設置面(下面)から上面までの距離は約2.7mである。これに対し、上記設置面から庫内熱交換器(60)の下端までの距離は約2.2mである。
ヒータ(H)は、第1方向において比較的長い形状をしているので、ヒータ(H)を庫内熱交換器(60)に取り付けるための作業が困難となりやすい。ヒータ(H)を中間管板(63)に仮置きすることで、ヒータ(H)が比較的長い形状であっても、これらの作業を容易に行うことができる。なお、ヒータ(H)の長手方向の長さは約1.6mである。
中間管板(63)は、ストレート部(71)の上下の移動を規制する。このため、輸送用コンテナ(1)に振動が作用した場合に、ストレート部(71)が上下に振動することを抑制できる。よって、ヒータ(H)が庫内熱交換器(60)及び/又は他の部品と接触することを抑制でき、ヒータ(H)が傷つくのを抑制できる。
中間管板(63)に固定された固定板(75)は、ストレート部(71)の移動を規制する。具体的には、固定板(75)は、ストレート部(71)の水平方向の移動を規制する。このため、ストレート部(71)が中間支持板(67)から外れてしまうことを抑制できる。言い換えると、ストレート部(71)が第2切り欠き部(68b)から抜けてしまうことを抑制できる。
固定板(75)は、中間管板(63)に固定されることで、中間支持板(67)との間に穴(79)を形成する。ストレート部(71)が固定板(75)及び中間支持板(67)によって囲まれる。このため、ストレート部(71)が第2切り欠き部(68b)から抜けてしまうことを抑制できる。
固定板(75)及び中間支持板(67)における穴(79)を形成する部分と、ストレート部(71)との間に隙間(G)が形成される。この隙間(G)により、ストレート部(71)が長手方向に熱伸張、あるいは熱収縮した際、ストレート部(71)と、固定板(75)及び中間支持板(67)とがきつく接触することを抑制できる。したがって、ストレート部(71)にずれ応力が生じることを抑制でき、ストレート部(71)が傷つくことを抑制できる。
中間管板(63)には、複数の仮置き部である切り欠き(68)が形成される。中間管板(63)に1つの固定板(75)を固定することで、複数の切り欠き(68)に仮置きされたストレート部(71)の移動を規制できる。このため、各切り欠き(68)に1つずつ固定板(75)を設ける構成と比較して、部品点数を削減できる。
中間管板(63)の硬さは、ヒータ(H)の発熱管部(70A)の硬さよりも低い。このため、発熱管部(70A)が傷つくことを抑制できる。発熱管部(70A)が傷つくことに起因して、絶縁不良などの不具合が生じることを抑制できる。
固定板(75)の硬さは、ヒータ(H)の発熱管部(70A)の硬さよりも低い。このため、発熱管部(70A)が傷つくことを抑制できる。発熱管部(70A)が傷つくことに起因して、絶縁不良などの不具合が生じることを抑制できる。
仮置き部は、切り欠き(68)によって構成される。部材に切り欠き(68)を形成することで、ヒータ(H)の仮置き部を容易に成形できる。
切り欠き(68)は、中間管板(63)に形成される。中間管板(63)は、庫内熱交換器(60)をケーシング(11)に固定する部材である。このため、中間管板(63)は、庫内熱交換器(60)をケーシング(11)に固定する機能と、ヒータ(H)の仮置きの機能とを兼用する。
中間管板(63)は、伝熱管(64)を支持する部材である。このため、中間管板(63)は、さらに伝熱管(64)を支持する機能を兼用する。
中間管板(63)は、庫内熱交換器(60)の第1方向の中間部に設けられる。ヒータ(H)のストレート部(71)は第1方向に延びる。このため、中間管板(63)にストレート部(71)を支持させることで、ストレート部(71)が下方に撓むことを抑制できる。
《実施形態の変形例》
上述した実施形態の変形例について説明する。
図11及び図12に示す変形例では、中間管板(63)の中間支持板(67)の下端に、複数の突出部(90)が形成される。突出部(90)は、仮置き部に対応する。突出部(90)の数は、ヒータ(H)のストレート部(71)の数に対応している。
突出部(90)は、中間支持板(67)の下縁から下方に突出する。突出部(90)は、鉤状、あるいはJの字状に形成される。具体的には、突出部(90)は、下側に延びる延出部(90a)と、延出部(90a)の下端から上方に湾曲した湾曲部(90b)とを含む。突出部(90)の上側には、ストレート部(71)が仮置きされる空間が形成される。ストレート部(71)は、湾曲部(90b)の上縁に仮置きされる。
変形例の輸送用冷凍装置(10)は、実施形態と略同様の固定板(75)を有する。固定板(75)の上縁には、突出部(90)に対応する数の固定側切り欠き(78)が形成される。固定板(75)を中間支持板(67)に固定すると、突出部(90)と固定板(75)とによって、ストレート部(71)が通る穴(79)が形成される。このため、ストレート部(71)が中間支持板(67)から外れることを抑制できる。
《その他の実施形態》
上述した実施形態、及び変形例においては、以下のような構成としもよい。
輸送用コンテナ(1)は、陸上輸送に用いられてもよい。この場合、輸送用コンテナ(1)は、車両などの陸上輸送体によって搬送される。具体的には、輸送用コンテナ(1)は、トレーラに搭載される。
ヒータ管(70)は、庫内空気の加熱に用いられてもよい。具体的には、庫内熱交換器(60)が庫内空気を露点温度以下まで冷却し、庫内空気を除湿する。ヒータ管(70)は、除湿した空気を目標温度まで加熱する。
庫内熱交換器(60)は、完全に水平な状態で配置されてもよい。
ヒータ(H)は、蛇行した形状のヒータ管(70)を有してもよい。ヒータ管(70)は、3つ以上のストレート部(71)と、これらに連結する2つ以上の曲げ部(72)とを有する。この場合、1つのヒータ管(70)の3つ以上のストレート部(71)に対応するように、第1部材に複数の仮置き部が設けられる。
ヒータ管(70)の曲げ部(72)の形状は、円弧状、あるいは半円形状に限られない。曲げ部(72)は、略U状に形成されてもよい。曲げ部(72)は、略V字状に形成されてもよい。このように、曲げ部(72)は、滑らかな円弧状でなくてもよい。
第1部材に1つの仮置き部を設けてもよい。仮置き部は、切り欠き(68)又は突出部(90)で構成される。
第1部材に、仮置き部として、切り欠き(68)と突出部(90)との双方を設けてもよい。この場合、切り欠き(68)の数は1つ又は複数とする。突出部(90)の数は1つ又は複数とする。
第1部材にヒータ(H)のストレート部(71)以外の部分を仮置きしてもよい。例えば第1部材にヒータ(H)の曲げ部(72)を仮置きしてもよい。
以上、実施形態および変形例を説明したが、特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。また、以上の実施形態、変形例、その他の実施形態は、本開示の対象の機能を損なわない限り、適宜組み合わせたり、置換したりしてもよい。以上に述べた「第1」、「第2」、「第3」…という記載は、これらの記載が付与された語句を区別するために用いられており、その語句の数や順序までも限定するものではない。
本開示は、輸送用冷凍装置、及び輸送用コンテナについて有用である。
1 輸送用コンテナ
2 コンテナ本体
10 輸送用冷凍装置
11 ケーシング
60 庫内熱交換器(熱交換器)
63 中間管板(第1部材)
64 伝熱管
68 切り欠き(仮置き部)
71 ストレート部
75 固定板(第2部材)
79 穴
90 突出部(仮置き部)
H ヒータ

Claims (14)

  1. 熱交換器(60)と、
    前記熱交換器(60)の下側に配置されるヒータ(H)と、
    前記熱交換器(60)に設けられ、前記ヒータ(H)を仮置きする第1部材(63)とを備えている
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1部材(63)は、前記ヒータ(H)の上下の移動を規制する
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記第1部材(63)に仮置きされた前記ヒータ(H)の移動を規制する第2部材(75)をさらに備えている
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  4. 請求項3において、
    前記第2部材(75)は、前記ヒータ(H)の水平方向の移動を規制する
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  5. 請求項3又4において、
    前記第2部材(75)は、前記第1部材(63)との間に前記ヒータ(H)が通る穴(79)を形成する
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  6. 請求項5において、
    前記第1部材(63)及び前記第2部材(75)における前記穴(79)を形成する部分と、前記ヒータ(H)との間に隙間(G)を形成する
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  7. 請求項3〜6のいずれか1つにおいて、
    前記第1部材(63)は、前記ヒータ(H)を仮置きする複数の仮置き部(68,90)を有し、
    前記第2部材(75)は、前記複数の仮置き部(68,90)にそれぞれ仮置きされたヒータ(H)の移動を規制する
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  8. 請求項7において、
    前記ヒータ(H)は、直線状の複数のストレート部(71)を有し、
    前記複数のストレート部(71)が前記複数の仮置き部(68,90)のそれぞれに仮置きされる
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  9. 請求項3〜8のいずれか1つにおいて、
    前記第1部材(63)及び前記第2部材(75)の硬さが、前記ヒータ(H)の硬さよりも低い
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1つにおいて、
    前記第1部材(63)には、切り欠き(68)が形成され、
    前記ヒータ(H)は、前記切り欠き(68)の内部に仮置きされる
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1つにおいて、
    前記第1部材(63)には、突出部(90)が形成され、
    前記ヒータ(H)は、前記突出部(90)の上側に仮置きされる
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1つにおいて、
    前記熱交換器(60)及び前記ヒータ(H)を収容するケーシング(11)をさらに備え、
    前記第1部材(63)は、前記熱交換器(60)を前記ケーシング(11)に固定する部材である
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか1つにおいて、
    前記熱交換器(60)は、複数の伝熱管(64)を有し、
    前記第1部材(63)は、前記複数の伝熱管(64)を支持する
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  14. 請求項1〜13のいずれか1つの輸送用冷凍装置(10)と、
    コンテナ本体(2)とを備えている
    ことを特徴とする輸送用コンテナ。
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