JP2021137333A - 収容ボックスと収容ボックス管理システム - Google Patents
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Abstract
Description
請求項2に記載の発明は、前記生活基盤施設系設備の稼働状況を計量し前記生活基盤施設系センタ装置に送信する生活基盤施設系計量装置をさらに備え、前記生活基盤施設系計量装置は、前記出力部として、前記情報取得部により取得された情報を前記生活基盤施設系センタ装置に送信することを特徴とする請求項1記載の収容ボックス管理システムである。
請求項3に記載の発明は、前記収容ボックスの異常を判断する異常判断手段を更に備え、生活基盤施設系計量装置は前記異常判断手段により判断された前記収容ボックスの異常に関する情報を前記生活基盤施設系センタ装置に送信すること、を特徴とする請求項1記載の収容ボックス管理システムである。
請求項4に記載の発明は、前記生活基盤施設系センタ装置は、前記収容ボックスを利用するユーザの識別情報により当該ユーザに対して当該収容ボックスの利用を許可することを特徴とする請求項1記載の収容ボックス管理システムである。
請求項5に記載の発明は、建物の配管スペース内に配置され、当該配管スペース内の構造物に対して固定することが可能であり、当該配管スペースの扉を閉じた際に当該配管スペースの内部に収納されるとともに、物を収容可能である収容部と、前記収容部に取り付けられ開閉可能な扉と、前記扉を施錠および解錠する鍵部と、前記扉の開閉に関する情報、前記鍵部の開閉に関する情報、および前記収容部における前記物の収容に関する情報の少なくとも何れか一つを、前記建物の生活基盤施設系設備の稼働状況を計量する生活基盤施設系計量装置に対して出力する出力手段と、を有する収容ボックスである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される収容ボックス管理システム1の構成を示す図である。
収容ボックス管理システム1には、サーバとして機能するセンタ装置10と、センタ装置に対して通信可能なガスメータ20と、宅配物を収容する収容ボックス30とネットワーク70とを備える。
本実施形態の収容ボックス管理システム1は、建物の配管スペース80に設けられた収容ボックスを管理するものである。
センタ装置10は、CPUと、メモリと、記憶部と、通信部とを備える。CPUは、演算手段である。CPUは記憶部に記憶されているプログラムをメモリに読み込んで実行する。メモリは、演算に際して作業エリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)などである。記憶部は、プログラムや各種設定データなどの記憶に用いられるHDD(Hard Disk Drive)や半導体メモリ等の記憶装置である。通信部は、ネットワーク70を介してデータの送受信を行なう。
センタ装置10が生活基盤施設系センタ装置の一例である。
ガスメータ20が生活基盤施設系計量装置の一例である。ガスに用いる設備が生活基盤施設系設備の一例であり、ガスの使用量が生活基盤施設系設備の稼働状況の一例である。
図2は、本実施の形態が適用される収容ボックス管理システム1の機能構成を示す図である。
収容ボックス30の機能構成として、収容ボックス通信部310と、情報処理部320と、扉開閉認識部330と鍵施錠解錠認識部340と荷物有無認識部350と施錠解錠部360とがある。
情報処理部320は、扉開閉認識部330と鍵施錠解錠認識部340と荷物有無認識部350とを有し、それぞれの認識部330、340、350が得た情報を取得する。情報処理部320が情報取得部の一例である。
扉開閉認識部330は、磁気センサ部35を用いて扉部40の開閉の状態を認識する。例えば、図3のように、扉部40の縁部分に磁石42を取り付け、さらに、磁石42が取り付けられた部分に対向する収容ボックス本体に磁気センサ43を取り付ける。扉を閉めた状態と扉を開けた状態とでは磁気センサ43が検知する磁束密度が異なるため、磁気センサ43の値によって扉部40の開閉を認識することができる。
鍵施錠解錠認識部340は、赤外線センサ部36を用いて、鍵部41の鍵の施錠解錠の状態を認識する。例えば、鍵部41のサムターンが横向きの場合に鍵部41が施錠されている状態であり、サムターンが縦向きの場合に解錠されている状態である。このとき、図4のように赤外線センサ部36を鍵部41のサムターンの上部に取り付け、サムターンの横向きの状態と縦向きの状態とを区別して認識することによって、鍵施錠解錠認識部340は、赤外線センサ部36がサムターンを横向きと認識している場合に鍵部41が施錠していると認識し、赤外線センサ部36がサムターンを縦向きと認識している場合に、鍵部41が解錠していると認識する。
荷物有無認識部350は、収容ボックス内に荷物が収容されているか否かを認識する。例えば、図5のように、ひずみゲージセンサ部37を用いて荷物の有無を認識する。ひずみゲージセンサ部37は、金属抵抗材料を含み、金属抵抗材料は外部から圧縮力を加えられると縮み、その抵抗値は減少する。荷物有無認識部350はひずみゲージセンサ部37で検知された抵抗値の変化によって収容部39内にある荷物の重量を認識し、荷物の有無を認識する。
施錠解錠部360は、収容ボックス通信部310がセンタ装置10からガスメータ20を介して鍵の施錠をする情報を受け取ると、電気錠の鍵を施錠し、また、鍵の解錠をする情報を受け取ると、電気錠の鍵を解錠する。
ガスメータ通信部210はネットワーク70を介してセンタ装置10と送受信を行う。また、ガスメータ通信部210は、収容ボックス通信部310と送受信を行い、情報処理部320が取得した情報を受け取る。ガスメータ20と収容ボックス30との送受信は、例えばUバスを用いて行われる。
異常判断部230は、収容ボックス30に生じた異常を検知する。例えば、収容ボックス30がこじ開けられたかを検知するものがあり、また、収容ボックス30が取り外されたかを検知するものがある。収容ボックス30が取り外されたかを監視する方法として、例えば、ガスメータ20と収容ボックス30とをUバスで常時接続し、接続が切れたら収容ボックスに異常が生じていると判断する方法がある。
ガス使用量計測部240は、ガス使用量を計測する。
また、センタ装置通信部110は居住者等に対して、収容ボックス内の荷物の有無の情報を居住者等へ通知する。さらに、異常判断部230が収容ボックス30の異常を認識した場合は、異常を検知したことをガスメータ通信部210からセンタ装置10に送信する。そして、異常を検知したことを受信したセンタ装置10はセンタ装置通信部110から居住者等に対して異常を検出したことの通知を行う。居住者等への通知は、例えば、メールやSMS(ショートメールサービス)を用いて行われる。
施錠解錠判断部140は、ユーザからボックスの使用を求められた場合に、鍵部41の解錠を行うか判断する。施錠解錠判断部140はユーザから送信されるユーザを識別する情報とユーザ情報記憶部150が登録した登録済みのユーザであるかの認証を行い、いかなる情報が登録されているかを認識し、鍵部41の解錠を行うか判断する。
施錠解錠判断部140は、ユーザに収容ボックス30を使用させるのを許可する判断をしたときは、センタ装置通信部110からガスメータ20介して、収容ボックス30に鍵部41の解錠する情報を送る。
システム情報記憶部170はガスメータ20を識別する情報、例えばガスメータ20の識別番号と居住者等の情報と収容ボックスの情報とを記憶部に記憶している。例えば、図7の表のように、ガスメータ20を識別可能なガスメータ識別番号に紐づけて、ガス使用量と、居住者等の氏名、電話番号、メールアドレスと、収容ボックスの扉の開閉、鍵の施錠解錠、荷物の有無と、ガスメータ20の異常とパスワード3とが記憶されている。
収容ボックス管理システム1を利用する配達員は、ネットワーク70を介してセンタ装置10に、ユーザの身元を明らかにする情報と、ユーザを識別する情報とを送信する。配達員は、配達員が持つ通信端末81からセンタ装置10のWEBページにアクセスすると図8の画面が配達員の通信端末81に表示され、配達員情報を登録する場合は、「配達員情報を登録する」を選択する。「配達員情報を登録する」を選択すると、図9の画面が表示され、配達員は項目ごとに入力し、センタ装置10に送信する。
センタ装置10は、受信した情報に登録番号とパスワード2とを割り当て、ユーザ登録情報として記憶し、配達員に割り当てられた登録番号とパスワード2とを送信する。
本実施例によれば、配管スペース80内は外から見ることができないので、宅配ボックスに荷物があるかが外部から分かりにくく、セキュリティが保たれる。
まず、不動産の所有者はカギを収容ボックス30に入れて、扉を締める。不動産の所有者は、センタ装置10にパスワード3を登録する。次に不動産業者にパスワード3を通知しておく。
パスワード3は所有者によって変更できるようにし、内見が行われる都度、変更してもよい。
本実施例によれば、収容ボックスに安全に鍵を保管でき、また、ユーザの利便性も失うことはない。
また、このアイディアはガスメータに限らず、例えば電力メータや水道メータなどでも代用できる。
Claims (5)
- 建物の配管スペースに設けられ、物を収容可能である収容部と、当該収容部に取り付けられ開閉可能な扉と、当該扉を施錠および解錠する鍵部と、を有する収容ボックスと、
前記収容ボックスの前記扉の開閉に関する情報、前記鍵部の開閉に関する情報、および前記収容部における前記物の収容に関する情報の少なくとも何れか一つを取得する情報取得部と、
前記情報取得部により取得された情報を出力する出力部と、
前記建物における生活基盤施設系設備を管理するとともに、前記出力部により出力された情報を管理する生活基盤施設系センタ装置と、
を有することを特徴とする収容ボックス管理システム。 - 前記生活基盤施設系設備の稼働状況を計量し前記生活基盤施設系センタ装置に送信する生活基盤施設系計量装置をさらに備え、
前記生活基盤施設系計量装置は、前記出力部として、前記情報取得部により取得された情報を前記生活基盤施設系センタ装置に送信することを特徴とする請求項1記載の収容ボックス管理システム。 - 前記収容ボックスの異常を判断する異常判断手段を更に備え、
生活基盤施設系計量装置は前記異常判断手段により判断された前記収容ボックスの異常に関する情報を前記生活基盤施設系センタ装置に送信すること、
を特徴とする請求項1記載の収容ボックス管理システム。 - 前記生活基盤施設系センタ装置は、前記収容ボックスを利用するユーザの識別情報により当該ユーザに対して当該収容ボックスの利用を許可することを特徴とする請求項1記載の収容ボックス管理システム。
- 建物の配管スペース内に配置され、当該配管スペース内の構造物に対して固定することが可能であり、当該配管スペースの扉を閉じた際に当該配管スペースの内部に収納されるとともに、物を収容可能である収容部と、
前記収容部に取り付けられ開閉可能な扉と、
前記扉を施錠および解錠する鍵部と、
前記扉の開閉に関する情報、前記鍵部の開閉に関する情報、および前記収容部における前記物の収容に関する情報の少なくとも何れか一つを、前記建物の生活基盤施設系設備の稼働状況を計量する生活基盤施設系計量装置に対して出力する出力手段と、
を有する収容ボックス。
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JP2019065550A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 大和ハウス工業株式会社 | 収容空間形成体 |
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