JP2021137333A - 収容ボックスと収容ボックス管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】宅配ボックスや鍵ボックスなどの収容ボックスを用いた物の受け渡しを安全性や利便性をより高めた状態でユーザに提供する。【解決手段】本発明は、建物の配管スペースに設けられ、物を収容可能である収容部と、当該収容部に取り付けられ開閉可能な扉と、当該扉を施錠および解錠する鍵部と、を有する収容ボックスと、前記収容ボックスの前記扉の開閉に関する情報、前記鍵部の開閉に関する情報、および前記収容部における前記物の収容に関する情報の少なくとも何れか一つを取得する情報取得部と、前記情報取得部により取得された情報を出力する出力部と、前記建物における生活基盤施設系設備を管理するとともに、前記出力部により出力された情報を管理する生活基盤施設系センタ装置と、を有することを特徴とする収容ボックス管理システムを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、収容ボックスと収容ボックス管理システムに関する。
特許文献1では、無線通信による外部通信により解錠を行うように構成することで、戸建て住宅にも適用可能な簡便な構成且つセキュリティ面での強化を図った宅配ボックスが提案されている。さらに、通信機能を活用し、宅配ボックスを解錠して宅配物の受取を行った日時を指定者に通知することで、例えば一人暮らしの方などの安否確認に活用する、という内容が提案されている。
特許文献2では、本体でのキー操作をすることなく外部からの通信で解錠できるようにする宅配ボックスが提案されている。より詳しくは、宅配物を収容する収容部と、収容部に取付けられた開閉可能な扉と、扉を施錠および解錠するための扉ロック機構と、扉に設けられた受領用の捺印をするための配達伝票を挿入する配達伝票捺印口と、配達伝票に受領用の捺印をする捺印機構と、外部に動作状況の情報を送信し、外部から扉の施錠および解錠の指示を受信する通信装置と、扉の施錠および捺印を行うための操作機構と、配達伝票捺印口に配達伝票が挿入されたことを検知する検知手段と、を備え、検知手段が配達伝票捺印口に配達伝票が挿入されたことを検知すると、操作機構が操作可能になり、且つ、通信装置が通信可能となるように構成している。
特開2019−111283号公報 特開2019−146761号公報
配達手法の一つとして、置き配を導入する宅配事業者や通販会社が増加している。ここで、置き配とは、宅配事業者が宅配物を届ける際に、居住者が不在だった場合に、家のドアの前や、宅配ボックス内などに宅配物を置いて荷物の受け渡しをすることをいう。置き配は再配達による宅配事業者の負担を抑制するのに効果的であるが、セキュリティやプライバシーの観点からは好ましいものではない。また、従来の宅配ボックスは、人の目につく場所に設置されるため、荷物の有無が他人に見えてしまい、いたずらや盗難被害の問題が存在する。
請求項1に記載の発明は、建物の配管スペースに設けられ、物を収容可能である収容部と、当該収容部に取り付けられ開閉可能な扉と、当該扉を施錠および解錠する鍵部と、を有する収容ボックスと、前記収容ボックスの前記扉の開閉に関する情報、前記鍵部の開閉に関する情報、および前記収容部における前記物の収容に関する情報の少なくとも何れか一つを取得する情報取得部と、前記情報取得部により取得された情報を出力する出力部と、前記建物における生活基盤施設系設備を管理するとともに、前記出力部により出力された情報を管理する生活基盤施設系センタ装置と、を有することを特徴とする収容ボックス管理システムである。
請求項2に記載の発明は、前記生活基盤施設系設備の稼働状況を計量し前記生活基盤施設系センタ装置に送信する生活基盤施設系計量装置をさらに備え、前記生活基盤施設系計量装置は、前記出力部として、前記情報取得部により取得された情報を前記生活基盤施設系センタ装置に送信することを特徴とする請求項1記載の収容ボックス管理システムである。
請求項3に記載の発明は、前記収容ボックスの異常を判断する異常判断手段を更に備え、生活基盤施設系計量装置は前記異常判断手段により判断された前記収容ボックスの異常に関する情報を前記生活基盤施設系センタ装置に送信すること、を特徴とする請求項1記載の収容ボックス管理システムである。
請求項4に記載の発明は、前記生活基盤施設系センタ装置は、前記収容ボックスを利用するユーザの識別情報により当該ユーザに対して当該収容ボックスの利用を許可することを特徴とする請求項1記載の収容ボックス管理システムである。
請求項5に記載の発明は、建物の配管スペース内に配置され、当該配管スペース内の構造物に対して固定することが可能であり、当該配管スペースの扉を閉じた際に当該配管スペースの内部に収納されるとともに、物を収容可能である収容部と、前記収容部に取り付けられ開閉可能な扉と、前記扉を施錠および解錠する鍵部と、前記扉の開閉に関する情報、前記鍵部の開閉に関する情報、および前記収容部における前記物の収容に関する情報の少なくとも何れか一つを、前記建物の生活基盤施設系設備の稼働状況を計量する生活基盤施設系計量装置に対して出力する出力手段と、を有する収容ボックスである。
本発明は、宅配ボックスや鍵ボックスなどの収容ボックスを用いた物の受け渡しを安全性や利便性をより高めた状態でユーザに提供することが可能となる。
本開示の実施形態の収容ボックス管理システムの概要図である。 収容ボックス管理システムの機能構成を表す図である。 収容ボックスの外観である。 収容ボックスの扉部を内側から見た図である。 収容ボックスの内部である。 センタ装置の記憶部が記憶しているユーザの登録情報の表である。 センタ装置の記憶部が記憶しているガスメータの情報の表である。 ユーザがセンタ装置に接続したときに用いる選択用画像である。 配達員が配達員登録情報を登録する際に用いる画像である。 配達員が宅配ボックスを利用する際に用いる画像である。
〔収容ボックス管理システム1の構成〕
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される収容ボックス管理システム1の構成を示す図である。
収容ボックス管理システム1には、サーバとして機能するセンタ装置10と、センタ装置に対して通信可能なガスメータ20と、宅配物を収容する収容ボックス30とネットワーク70とを備える。
本実施形態の収容ボックス管理システム1は、建物の配管スペース80に設けられた収容ボックスを管理するものである。
センタ装置10は、収容ボックス管理システム1の根幹をなすサーバであり、単体のサーバマシンで構成しても良いし、機能を複数のサーバに分散させたシステムとして構成しても良い。
センタ装置10は、CPUと、メモリと、記憶部と、通信部とを備える。CPUは、演算手段である。CPUは記憶部に記憶されているプログラムをメモリに読み込んで実行する。メモリは、演算に際して作業エリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)などである。記憶部は、プログラムや各種設定データなどの記憶に用いられるHDD(Hard Disk Drive)や半導体メモリ等の記憶装置である。通信部は、ネットワーク70を介してデータの送受信を行なう。
センタ装置10が生活基盤施設系センタ装置の一例である。
ガスメータ20は、各家庭や店舗ごとにガスの使用量を計測する計量器である。ガス使用量に関する情報と、収容ボックス30に関する情報とを、センタ装置10に送信する。ガスメータ20は、CPUと、メモリと、記憶部と、通信部と、操作部と、表示部と、表示制御部と、計量部とを備える。CPUは、演算手段である。CPUは記憶部に記憶されているプログラムをメモリに読み込んで実行する。メモリは、演算に際して作業エリアとして用いられるRAMなどである。記憶部は、プログラムや各種設定データなどの記憶に用いられる半導体メモリ等の記憶装置である。通信部は、センタ装置10および収容ボックス30と通信を行う。通信部は、ネットワーク70を介して、センタ装置10とデータの送受信を行い、収容ボックス30とデータの送受信を行う。操作部は、入力操作を受け付けるスイッチである。表示部は、ガスメータ20の検針値やガスの復旧指示を表示するデジタル表示器や液晶ディスプレイなどである。表示制御部は、表示部を制御する。計量部は、ガスの使用量を計量する計量器である。
ガスメータ20が生活基盤施設系計量装置の一例である。ガスに用いる設備が生活基盤施設系設備の一例であり、ガスの使用量が生活基盤施設系設備の稼働状況の一例である。
収容ボックス30は、内部に物を置く空間がある箱であり、例えば、宅配物を収容したり、家の鍵を収容したりするのに用いられる。収容ボックス30は、CPUと、メモリと、記憶部と、通信部と、磁気センサ部35と、赤外線センサ部36と、ひずみゲージセンサ部37と、収容部39と、扉部40と、鍵部41とを備える。CPUは、演算手段である。CPUは記憶部に記憶されているプログラムをメモリに読み込んで実行する。メモリは、演算に際して作業エリアとして用いられるRAMなどである。記憶部は、プログラムや各種設定データなどの記憶に用いられる半導体メモリ等の記憶装置である。通信部は、有線又は無線によりガスメータ20と送受信を行う。例えば、Uバスを用いる。Uバスは、従来の都市ガスメータ通信仕様(Aライン)より通信速度を高速化しパケット通信方式を採用した通信インターフェースである。磁気センサ部35は、扉部40の開閉を検知するのに用いられるセンサである。赤外線センサ部36は、鍵部41の施錠および解錠の状態を検知するのに用いられるセンサである。ひずみゲージセンサ部37は、収容部39内の収容物の有無を検知するのに用いられるセンサである。収容部39は、宅配物などの荷物を入れる空間を形作るもので、例えば、略直方体の形状をした箱であり、一つの面が開口している。そして、扉部40が収容部39の開口を塞ぐように設けられている。扉部40は、収容部39の開口を塞ぐ扉であり、扉部40を取り付ける際に、扉部40の1辺に軸を取り付け、その軸を収容部39の開口部の1辺に固定することで、扉部40はその軸を中心に回転可能に支持される。鍵部41は、収容ボックス30に鍵をかけるもので、例えば、電気的に施錠および解錠をする機能を持つ電気錠が扉部40に設けられている。
ネットワーク70は、各装置の間のデータ通信に用いられる通信ネットワークであれば特に限定されず、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどを例示することができる。データ通信に用いられる通信回線は、有線か無線かを問わず、これらを併用しても良い。また、ゲートウェイ装置やルータ等の中継装置を用い、複数のネットワークや通信回線を介して各装置を接続するように構成しても良い。
〔収容ボックス管理システム1の機能構成〕
図2は、本実施の形態が適用される収容ボックス管理システム1の機能構成を示す図である。
収容ボックス30の機能構成として、収容ボックス通信部310と、情報処理部320と、扉開閉認識部330と鍵施錠解錠認識部340と荷物有無認識部350と施錠解錠部360とがある。
収容ボックス通信部310は、ガスメータ20と通線または無線によって送受信しており、情報処理部320が取得した情報をガスメータ20へ送る。またガスメータ20から鍵を解錠または施錠する情報を受け取る。収容ボックス通信部310が、出力手段の一例である。
情報処理部320は、扉開閉認識部330と鍵施錠解錠認識部340と荷物有無認識部350とを有し、それぞれの認識部330、340、350が得た情報を取得する。情報処理部320が情報取得部の一例である。
扉開閉認識部330は、磁気センサ部35を用いて扉部40の開閉の状態を認識する。例えば、図3のように、扉部40の縁部分に磁石42を取り付け、さらに、磁石42が取り付けられた部分に対向する収容ボックス本体に磁気センサ43を取り付ける。扉を閉めた状態と扉を開けた状態とでは磁気センサ43が検知する磁束密度が異なるため、磁気センサ43の値によって扉部40の開閉を認識することができる。
鍵施錠解錠認識部340は、赤外線センサ部36を用いて、鍵部41の鍵の施錠解錠の状態を認識する。例えば、鍵部41のサムターンが横向きの場合に鍵部41が施錠されている状態であり、サムターンが縦向きの場合に解錠されている状態である。このとき、図4のように赤外線センサ部36を鍵部41のサムターンの上部に取り付け、サムターンの横向きの状態と縦向きの状態とを区別して認識することによって、鍵施錠解錠認識部340は、赤外線センサ部36がサムターンを横向きと認識している場合に鍵部41が施錠していると認識し、赤外線センサ部36がサムターンを縦向きと認識している場合に、鍵部41が解錠していると認識する。
荷物有無認識部350は、収容ボックス内に荷物が収容されているか否かを認識する。例えば、図5のように、ひずみゲージセンサ部37を用いて荷物の有無を認識する。ひずみゲージセンサ部37は、金属抵抗材料を含み、金属抵抗材料は外部から圧縮力を加えられると縮み、その抵抗値は減少する。荷物有無認識部350はひずみゲージセンサ部37で検知された抵抗値の変化によって収容部39内にある荷物の重量を認識し、荷物の有無を認識する。
施錠解錠部360は、収容ボックス通信部310がセンタ装置10からガスメータ20を介して鍵の施錠をする情報を受け取ると、電気錠の鍵を施錠し、また、鍵の解錠をする情報を受け取ると、電気錠の鍵を解錠する。
ガスメータ20の機能構成として、ガスメータ通信部210と異常判断部230とガス使用量計測部240がある。
ガスメータ通信部210はネットワーク70を介してセンタ装置10と送受信を行う。また、ガスメータ通信部210は、収容ボックス通信部310と送受信を行い、情報処理部320が取得した情報を受け取る。ガスメータ20と収容ボックス30との送受信は、例えばUバスを用いて行われる。
異常判断部230は、収容ボックス30に生じた異常を検知する。例えば、収容ボックス30がこじ開けられたかを検知するものがあり、また、収容ボックス30が取り外されたかを検知するものがある。収容ボックス30が取り外されたかを監視する方法として、例えば、ガスメータ20と収容ボックス30とをUバスで常時接続し、接続が切れたら収容ボックスに異常が生じていると判断する方法がある。
ガス使用量計測部240は、ガス使用量を計測する。
センタ装置10の機能構成としては、センタ装置通信部110と、施錠解錠判断部140と、ユーザ情報記憶部150と、システム情報記憶部170とがある。センタ装置通信部110は、ガスメータ20と、ユーザが有する通信端末81と、居住者等が有する通信端末82と送受信を行う。ここでユーザとは、収容ボックス30の収容部39に物を出し入れする者で、例えば、宅配業者や不動産業者をいう。また、居住者等とは、ガスメータ20が取り付けられている建物の関係者のことであり、例えば、ガスメータ20が取り付けられている建物に居住する者や、ガスメータ20が取り付けられている建物の所有者のことをいう。
センタ装置通信部110は、ネットワーク70を介してガスメータ20と送受信を行い、ガスメータ20からガス使用量の情報と情報処理部320が取得した情報とを取得する。また、センタ装置通信部110は、収容ボックス30の鍵部41を解錠する情報または施錠する情報をガスメータ20へ送ることができる。センタ装置通信部110は、鍵部41を解錠する情報または施錠する情報をガスメータ20へ送ると、さらに、ネットワーク70を介してユーザが有する通信端末81と送受信を行い、また、居住者等が有する通信端末82と送受信を行い、鍵が解錠もしくは施錠されたことを通知する。センタ装置通信部110は、ユーザから鍵の解錠を求められユーザを識別する情報を受信すると、後述する施錠解錠判断部140が、鍵部41の解錠を行うか判断する。そして、施錠解錠判断部140が鍵部41の解錠を行うか判断すると、センタ装置通信部110は鍵部41の解錠が行われたか否かの通知をユーザへ送信する。ユーザへの通知は、例えば、メールやSMS(ショートメールサービス)を用いて行われる。
また、センタ装置通信部110は居住者等に対して、収容ボックス内の荷物の有無の情報を居住者等へ通知する。さらに、異常判断部230が収容ボックス30の異常を認識した場合は、異常を検知したことをガスメータ通信部210からセンタ装置10に送信する。そして、異常を検知したことを受信したセンタ装置10はセンタ装置通信部110から居住者等に対して異常を検出したことの通知を行う。居住者等への通知は、例えば、メールやSMS(ショートメールサービス)を用いて行われる。
配達員は配達員の身元を明らかにする情報をセンタ装置10へ送信し、センタ装置10が配達員の身元を明らかにする情報を受信するとユーザ情報記憶部150は配達員の身元を明らかにする情報を記憶する。配達員の身元を明らかにする情報とは、例えば、公的な身分証明書の画像や、宅配事業者が発行している社員証の画像や、配達員の氏名、住所、電話番号などである。ユーザ情報記憶部150は、例えば、図6の表のように、登録番号を割り振り、パスワード2を設定する。割り振られた登録番号に紐づけて、配達員の氏名と、会社名と、電話番号と、メールアドレスと、身分証明書の画像と、身分証明書の種類との少なくとも一つを記憶部に記憶させ、さらにパスワード2をユーザ情報として記憶部に記憶させる。登録番号とパスワード2とがユーザの識別情報の一例である。
施錠解錠判断部140は、ユーザからボックスの使用を求められた場合に、鍵部41の解錠を行うか判断する。施錠解錠判断部140はユーザから送信されるユーザを識別する情報とユーザ情報記憶部150が登録した登録済みのユーザであるかの認証を行い、いかなる情報が登録されているかを認識し、鍵部41の解錠を行うか判断する。
施錠解錠判断部140は、ユーザに収容ボックス30を使用させるのを許可する判断をしたときは、センタ装置通信部110からガスメータ20介して、収容ボックス30に鍵部41の解錠する情報を送る。
システム情報記憶部170はガスメータ20を識別する情報、例えばガスメータ20の識別番号と居住者等の情報と収容ボックスの情報とを記憶部に記憶している。例えば、図7の表のように、ガスメータ20を識別可能なガスメータ識別番号に紐づけて、ガス使用量と、居住者等の氏名、電話番号、メールアドレスと、収容ボックスの扉の開閉、鍵の施錠解錠、荷物の有無と、ガスメータ20の異常とパスワード3とが記憶されている。
ネットワーク70の機能として、センタ装置10とガスメータ20との通信を中継し、センタ装置10とユーザおよび居住者等との通信を中継する。
以下、収容ボックス管理システム1を宅配ボックスとして利用する場合を述べる。
収容ボックス管理システム1を利用する配達員は、ネットワーク70を介してセンタ装置10に、ユーザの身元を明らかにする情報と、ユーザを識別する情報とを送信する。配達員は、配達員が持つ通信端末81からセンタ装置10のWEBページにアクセスすると図8の画面が配達員の通信端末81に表示され、配達員情報を登録する場合は、「配達員情報を登録する」を選択する。「配達員情報を登録する」を選択すると、図9の画面が表示され、配達員は項目ごとに入力し、センタ装置10に送信する。
センタ装置10は、受信した情報に登録番号とパスワード2とを割り当て、ユーザ登録情報として記憶し、配達員に割り当てられた登録番号とパスワード2とを送信する。
配達員が、宅配物を配管スペース80内の収容ボックス30に荷物を届ける場合に、配達員は、センタ装置10にアクセスして、図8の画面から「宅配ボックスに荷物を届ける」を選択すると図10の画面が表示される。配達員は届け先の住所又はガスメータ20に記載されているガスメータ識別番号を入力し、合わせてメールアドレスと、パスワード2とを入力する。パスワード2により配達員が認証されると、身分証が登録されているか否かが判断され、身分証が登録されていれば、届け先の住所に対応するガスメータ20もしくはガスメータ識別番号に対応するガスメータが接続されている収容ボックス30の鍵部41が解錠される。上記例では、身分証が登録されていることが鍵を解錠する条件としていたが、電話番号が登録済みであることを鍵の解錠の条件としてもよいし、それ以外の条件でもよい。
鍵部41が解錠されると配達員は配管スペース80内にある収容ボックス30内に宅配物を入れて扉部40を閉める、扉部40を閉めると扉開閉認識部330は扉部40が閉じられたことを認識する。さらに、荷物有無認識部350が宅配物を認識する。そして、収容ボックス通信部310は、扉部40が閉じていることを表す情報と収容ボックス30内に荷物があることを表す情報とをガスメータ20へ送信する。ガスメータ20は、扉部40が閉じられていることを表す情報を受け取ると、その情報をセンタ装置10へ送信する。センタ装置10は扉部40が閉じられていることを表す情報を受け取ると、センタ装置10からガスメータ20を介して収容ボックス30へ鍵部41を施錠する情報を送信し、施錠解錠部360は鍵部41を施錠する。また、センタ装置10は収容ボックス30内に宅配物があることを居住者に送信する。
居住者が、収容ボックス30の内部の物を取り出す際は、居住者を認識する情報、例えば居住者のメールアドレスと合わせてパスワード3とをセンタ装置10に送る。センタ装置10は、ガスメータ20を管理する居住者であると認めると、鍵を解錠する情報を、ガスメータ20を介して収容ボックス30へ送る。収容ボックス30が、鍵を解錠する情報を受け取ると、施錠解錠部360は鍵を解錠し、居住者は収容ボックス30内の宅配物を取り出す。
本実施例によれば、配管スペース80内は外から見ることができないので、宅配ボックスに荷物があるかが外部から分かりにくく、セキュリティが保たれる。
次に、不動産の内見を行う際に、収容ボックス管理システム1を家の鍵を収容する鍵ボックスとして利用する場合を述べる。
まず、不動産の所有者はカギを収容ボックス30に入れて、扉を締める。不動産の所有者は、センタ装置10にパスワード3を登録する。次に不動産業者にパスワード3を通知しておく。
不動産業者は内見する時に、家の鍵を使う場合は、ガスメータ20に記載されているガスメータ識別番号を撮影し、撮影した画像を不動産業者が持つ通信端末81からセンタ装置10に送信したり、ガスメータ識別番号を通信端末81に打ち込んでセンタ装置10に送信したりすることで、ガスメータ識別番号と紐づいている収容ボックス30が特定され、解錠する収容ボックス30が特定される。そして、ガスメータ20を特定する情報と合わせてセンタ装置10に、不動産の所有者から知らされているパスワード3を送信する。正しいパスワードである場合、センタ装置10は鍵を解錠する情報をガスメータ20に送信し、鍵を解錠する情報を受けたガスメータ20は収容ボックス30に鍵を解錠する情報を送信する。収容ボックス30は鍵を解錠する情報を受信すると、収容ボックス30の扉の鍵を解錠する。不動産業者は内見が終わると、収容ボックス30に鍵を収納して、センタ装置に鍵の施錠を依頼する。この時、センタ装置10はひずみゲージセンサ部37によって家の鍵の収納を検知して収容ボックス30の鍵部41を施錠する。
収容ボックス30の異常を認識する機能があり、収容ボックス30の収容ボックス通信部310とガスメータ20のガスメータ通信部210とはUバスで接続され、ガスメータ20の異常判断部230はガスメータ20と収容ボックス30の接続を常時監視する。異常判断部230は、収容ボックス30とガスメータ20との接続が切れたら、収容ボックス30がガスメータ20から取り外されたと認識し、異常判断部230はセンタ装置10に異常を通知し、センタ装置10は不動産の所有者に異常を通知する。
パスワード3は所有者によって変更できるようにし、内見が行われる都度、変更してもよい。
本実施例によれば、収容ボックスに安全に鍵を保管でき、また、ユーザの利便性も失うことはない。
また、このアイディアはガスメータに限らず、例えば電力メータや水道メータなどでも代用できる。
110…センタ装置通信部、140…施錠解錠判断部、150…ユーザ情報記憶部、170…システム情報記憶部、210…ガスメータ通信部、230…異常判断部、240…ガス使用量計測部、310…収容ボックス通信部、320…情報処理部、330…扉開閉認識部、340…鍵施錠解錠認識部、350…荷物有無認識部、360…施錠解錠部

Claims (5)

  1. 建物の配管スペースに設けられ、物を収容可能である収容部と、当該収容部に取り付けられ開閉可能な扉と、当該扉を施錠および解錠する鍵部と、を有する収容ボックスと、
    前記収容ボックスの前記扉の開閉に関する情報、前記鍵部の開閉に関する情報、および前記収容部における前記物の収容に関する情報の少なくとも何れか一つを取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により取得された情報を出力する出力部と、
    前記建物における生活基盤施設系設備を管理するとともに、前記出力部により出力された情報を管理する生活基盤施設系センタ装置と、
    を有することを特徴とする収容ボックス管理システム。
  2. 前記生活基盤施設系設備の稼働状況を計量し前記生活基盤施設系センタ装置に送信する生活基盤施設系計量装置をさらに備え、
    前記生活基盤施設系計量装置は、前記出力部として、前記情報取得部により取得された情報を前記生活基盤施設系センタ装置に送信することを特徴とする請求項1記載の収容ボックス管理システム。
  3. 前記収容ボックスの異常を判断する異常判断手段を更に備え、
    生活基盤施設系計量装置は前記異常判断手段により判断された前記収容ボックスの異常に関する情報を前記生活基盤施設系センタ装置に送信すること、
    を特徴とする請求項1記載の収容ボックス管理システム。
  4. 前記生活基盤施設系センタ装置は、前記収容ボックスを利用するユーザの識別情報により当該ユーザに対して当該収容ボックスの利用を許可することを特徴とする請求項1記載の収容ボックス管理システム。
  5. 建物の配管スペース内に配置され、当該配管スペース内の構造物に対して固定することが可能であり、当該配管スペースの扉を閉じた際に当該配管スペースの内部に収納されるとともに、物を収容可能である収容部と、
    前記収容部に取り付けられ開閉可能な扉と、
    前記扉を施錠および解錠する鍵部と、
    前記扉の開閉に関する情報、前記鍵部の開閉に関する情報、および前記収容部における前記物の収容に関する情報の少なくとも何れか一つを、前記建物の生活基盤施設系設備の稼働状況を計量する生活基盤施設系計量装置に対して出力する出力手段と、
    を有する収容ボックス。
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