JP2021137329A - ミラーの移動構造、及びこのミラーの移動構造を有したミラーキャビネット - Google Patents

ミラーの移動構造、及びこのミラーの移動構造を有したミラーキャビネット Download PDF

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瑞穂 丸山
淳 田所
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Abstract

【課題】使い易いミラーの移動構造、及びこのミラーの移動構造を有したミラーキャビネットを提供する。【解決手段】ミラーの移動構造は、複数のミラー10A,10B,10Cを備えており、各ミラー10A,10B,10Cを、グライドスライド機構を利用して移動させる。【選択図】図6

Description

本開示はミラーの移動構造、及びこのミラーの移動構造を有したミラーキャビネットに関するものである。
特許文献1には、三枚のミラー付き扉が設けられたキャビネットを備えた洗面化粧台が開示されている。この洗面化粧台の左側のミラー付き扉の右側の辺、及び右側のミラー付き扉の左側の辺の各々には蝶番が設けられており、左右両側のミラー付き扉を蝶番が設けられた辺を軸にして回転するように開閉させることによって各々のミラー面を向かい合わせる(合わせ鏡にする)ことができる。ここでいう合わせ鏡とは、ミラー面同士を所定の間隔を設けて対向させた対向状態にすることをいう。ここでいう対向状態とは、ミラー面同士が厳密に平行な状態になることに限らず、平行に対して僅かに傾いた状態も含む。
特開2013−192814号公報
特許文献1のものは、フロント面に固定された蝶番を中心にしてミラー付き扉が回転するように開閉することになる。使用者が洗面化粧台を使用する場合、左右中央のミラー付き扉に対向する位置に立つことが多いと考えられる。このため、特許文献1のものは、左右両側のミラー付き扉によって閉鎖される収納部が使い難いおそれがある。
本開示は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、使い易いミラーの移動構造、及びこのミラーの移動構造を有したミラーキャビネットを提供することを解決すべき課題としている。
一つ目の開示のミラーの移動構造は、複数のミラーを備えており、少なくとも一つの前記ミラーを、グライドスライド機構を利用して移動させる。
二つ目の開示のミラーキャビネットは、上記のミラーの移動構造を有している。
図1は、実施形態のミラーキャビネットが、洗面化粧台に取り付けられた状態を示す斜視図である。 図2は、実施形態のミラーキャビネットの第1ミラーを開状態にした斜視図である。 図3は、図1におけるA−A断面図である。 図4は、図3におけるB−B断面図である。 図5は、図3におけるB−B断面図において、各ミラーを90°回転させて開状態にした様子を示すものである。 図6は、図3におけるB−B断面図において、各ミラーを90°に満たない角度回転させた様子を示すものである。
<実施形態1>
以下、本開示を具体化した実施形態について、図1から図6を参照しつつ説明する。ミラーキャビネットMは、図1に示すように、洗面化粧台Sの洗面台Wの上方に配置される。洗面化粧台Sの使用状態における上側を上方、下側を下方、前側を前方、後側を後方とし、右側を右方、左側を左方として説明する。
[ミラーキャビネットの構成]
ミラーキャビネットMは、複数のミラー10、及びキャビネットであるキャビネット本体20を備えている。ミラー10は、第1ミラー10A、第2ミラー10B、及び第3ミラー10C(以下、各ミラー10A,10B,10Cともいう)を有している。第1ミラー10Aは、左側に配置される。第2ミラー10Bは、第1ミラー10Aの右側に隣合い配置される。第3ミラー10Cは、第2ミラー10Bの右側に隣合い配置される。
キャビネット本体20は、各ミラー10A,10B,10Cのミラー面11を前向きにして、ミラー面11を立てた姿勢で各ミラー10A,10B,10Cを支持している。各ミラー10A,10B,10Cのミラー面11は、上下方向に立ち上がっている。キャビネット本体20は、図2、3に示すように、上面部21、背面部22、左側面部23、右側面部27、下面部26、キャビネット本体20の内部を仕切る仕切部24を備えている。仕切部24は、キャビネット本体20の内部を左右方向に2つに区画するために設けられている(図3参照。)。
キャビネット本体20の内部は、前面が開放された形態の収納部25とされている。収納部25は、第1収納部25A、及び第2収納部25B(以下、各収納部25A,25Bともいう)を有している。第1収納部25Aは、キャビネット本体20の左側に形成されている。第2収納部25Bは、キャビネット本体20の右側に形成されている。各収納部25A,25Bは、左右方向に拡がる平板状に形成された棚部28によって上下方向に複数に区画されている(図2参照。)。第2収納部25Bが棚部28によって区画されている状態は図示しない。各収納部25A,25Bは、第1ミラー10A、第2ミラー10B、及び第3ミラー10Cによって前面が覆われている。具体的には、第1ミラー10Aは第1収納部25Aの前面を覆い、第2ミラー10Bは第2収納部25Bの前面の左右中央部から左側を覆い、第3ミラー10Cは第2収納部25Bの前面の右側を覆っている。第1ミラー10A、第2ミラー10B、及び第3ミラー10Cは、キャビネット本体20の扉としての機能を有している。
各ミラー10A,10B,10Cは、上下方向が左右方向よりも長い四角形状の平板状をなし、各収納部25A,25Bの前面全体を覆うことが可能な大きさを有している。第2ミラー10Bの左右方向の寸法は、第1ミラー10A、及び第3ミラー10Cの左右方向の寸法よりも大きい。第1ミラー10A、及び第3ミラー10Cの左右方向の寸法は同じである。各ミラー10A,10B,10Cの上下方向の寸法は、互いに同じである。
[グライドスライド機構を利用したミラーの移動構造]
グライドスライド機構を利用したミラーの移動構造について説明する。このミラーの移動構造は、グライドスライド機構を利用して複数のミラー10を移動させる。グライドスライド機構は、回転軸(本開示における第1移動回転軸32)を軸線に交差する方向に移動させつつ、この回転軸周りに被回転物(本開示におけるミラー10)を回転させることによって、被回転物の姿勢を変化させる機構である。これによって、複数のミラー10の状態は、キャビネット本体20を覆う閉状態と、キャビネット本体20を覆わない開状態とに変化する。ミラーキャビネットMは、一対のレール30、固定回転軸31、第1移動回転軸32、第2移動回転軸33、リンク部34、及び目印35を有している。
一対のレール30は、各々が一方向に延びて形成されている。各レールは、一方向に延びる方向を左右方向にして、上面部21、及び下面部26の前端に沿うように上面部21、及び下面部26の各々に連結されている(図2参照。)。各レール30には、一方向に延びる方向に沿って溝30Aが形成されている(図2参照。)。上面部21に設けられたレール30の溝30Aは、下側に開口している(図2参照。)。下面部26に設けられたレール30の溝30Aは、上側に開口している(図2参照。)。各レール30の溝30Aは、互いに対向している(図2参照。)。
固定回転軸31は、図3、4に示すように、第1固定回転軸31A、第2固定回転軸31B、及び第3固定回転軸31Cを有している。第1固定回転軸31Aは、左側面部23の前端の上端部よりも僅かに下方と、下端部よりも僅かに上方とに設けられている(図4参照。)。第1固定回転軸31Aは、左側面部23の前端から前方に突出している。第1固定回転軸31Aの軸線は、上下方向を向いている。第2固定回転軸31Bは、仕切部24の前端の上端部よりも僅かに下方と、下端部よりも僅かに上方とに設けられている(図4参照。)。第2固定回転軸31Bは、仕切部24の前端から前方に突出している。第2固定回転軸31Bの軸線は、上下方向を向いている。第3固定回転軸31Cは、右側面部27の前端の上端部よりも僅かに下方と、下端部よりも僅かに上方とに設けられている(図4参照。)。第3固定回転軸31Cは、右側面部27の前端から前方に突出している。第3固定回転軸31Cの軸線は、上下方向を向いている。つまり、固定回転軸31は、レール30に対して移動しないようにキャビネット本体20に設けられている。上側の固定回転軸31と、上側のレール30との間は、所定の間隔が設けられている(図4参照。)。下側の固定回転軸31と、下側のレール30との間は、所定の間隔が設けられている(図4参照。)。
第1移動回転軸32は、第1左側移動回転軸32A、第1中央移動回転軸32B、及び第1右側移動回転軸32Cを有している。第1左側移動回転軸32Aは、第1収納部25Aの前面を覆う閉状態の第1ミラー10Aの後面(すなわち、ミラーのミラー面の裏面)の右端部の上端部と下端部とに設けられている(図4参照。)。第1左側移動回転軸32Aは、閉状態の第1ミラー10Aの後面から後方に突出している。第1左側移動回転軸32Aの軸線は、上下方向を向いている。
上端部の第1左側移動回転軸32Aには、図4に示すように、軸線に同軸に設けられて第1ミラー10Aの上端よりも上方に突出する第1ころR1が設けられている。第1ころR1は、上面部21のレール30の溝30Aに嵌っている。下端部の第1左側移動回転軸32Aには、軸線に同軸に設けられて第1ミラー10Aの下端よりも下方に突出する第2ころR2が設けられている。第2ころR2は、下面部26のレール30の溝30Aに嵌っている。
第1中央移動回転軸32Bは、図3、4に示すように、第2収納部25Bの前面の左右中央部から左側を覆う閉状態の第2ミラー10Bの後面の右端部の上端部と下端部とに設けられている(図4参照。)。第1中央移動回転軸32Bは、閉状態の第2ミラー10Bの後面から後方に突出している。第1中央移動回転軸32Bの軸線は、上下方向を向いている。
上端部の第1中央移動回転軸32Bには、図4に示すように、軸線に同軸に設けられて第2ミラー10Bの上端よりも上方に突出する第1ころR1が設けられている。第1ころR1は、上面部21のレール30の溝30Aに嵌っている。下端部の第1中央移動回転軸32Bには、軸線に同軸に設けられて第2ミラー10Bの下端よりも下方に突出する第2ころR2が設けられている。第2ころR2は、下面部26のレール30の溝30Aに嵌っている。
第1右側移動回転軸32Cは、図3、4に示すように、第2収納部25Bの前面の右側を覆う閉状態の第3ミラー10Cの後面の左端部の上端部と下端部とに設けられている(図4参照。)。第1右側移動回転軸32Cは、閉状態の第3ミラー10Cの後面から後方に突出している。第1右側移動回転軸32Cの軸線は、上下方向を向いている。
上端部の第1右側移動回転軸32Cには、図4に示すように、軸線に同軸に設けられて第3ミラー10Cの上端よりも上方に突出する第1ころR1が設けられている。第1ころR1は、上面部21のレール30の溝30Aに嵌っている。下端部の第1右側移動回転軸32Cには、軸線に同軸に設けられて第3ミラー10Cの下端よりも下方に突出する第2ころR2が設けられている。第2ころR2は、下面部26のレール30の溝30Aに嵌っている。
第2移動回転軸33は、図3、4に示すように、第2左側移動回転軸33A、第2中央移動回転軸33B、及び第2右側移動回転軸33Cを有している。第2左側移動回転軸33Aは、第1収納部25Aの前面を覆う閉状態の第1ミラー10Aの後面の左右中央部の上端部よりも僅かに下方と、下端部よりも僅かに上方とに設けられている(図4参照。)。第2左側移動回転軸33Aは、閉状態の第1ミラー10Aの後面から後方に突出している。第2左側移動回転軸33Aの軸線は、上下方向を向いている。
第2中央移動回転軸33Bは、第2収納部25Bの前面の左右中央部から左側を覆う閉状態の第2ミラー10Bの後面の左右中央部の上端部よりも僅かに下方と、下端部よりも僅かに上方とに設けられている(図4参照。)。第2中央移動回転軸33Bは、閉状態の第2ミラー10Bの後面から後方に突出している。第2中央移動回転軸33Bの軸線は、上下方向を向いている。
第2右側移動回転軸33Cは、第2収納部25Bの前面の右側を覆う閉状態の第3ミラー10Cの後面の左右中央部の上端部よりも僅かに下方と、下端部よりも僅かに上方とに設けられている(図4参照。)。第2右側移動回転軸33Cは、閉状態の第3ミラー10Cの後面から後方に突出している。第2右側移動回転軸33Cの軸線は、上下方向を向いている。つまり、第2移動回転軸33は、各ミラー10A,10B,10Cのミラー面11の裏面に設けられている。
リンク部34は、第1リンク部34A、第2リンク部34B、及び第3リンク部34C(以下、各リンク部34A,34B,34Cともいう)を有している。各リンク部34A,34B,34Cは、上下方向が左右方向よりも長い平板状をなしている(図4参照。)。第1リンク部34Aの上下方向に延びる一方の端縁部は、左側面部23の第1固定回転軸31Aに回転自在に連結されている。第1リンク部34Aの上下方向に延びる他方の端縁部は、上端部及び下端部を除いて一方の端縁部に向けて切り欠かれるように窪んでいる(図4参照。)。第1リンク部34Aの他方の端縁部の上端部及び下端部は第1ミラー10Aの第2左側移動回転軸33Aに回転自在に連結されている。
第2リンク部34Bの上下方向に延びる一方の端縁部は、仕切部24の第2固定回転軸31Bに回転自在に連結されている。第2リンク部34Bの上下方向に延びる他方の端縁部は、上端部及び下端部を除いて一方の端縁部に向けて切り欠かれるように窪んでいる(図4参照。)。第2リンク部34Bの他方の端縁部の上端部及び下端部は、第2ミラー10Bの第2中央移動回転軸33Bに回転自在に連結されている。
第3リンク部34Cの上下方向に延びる一方の端縁部は、右側面部27の第3固定回転軸31Cに回転自在に連結されている。第3リンク部34Cの上下方向に延びる他方の端縁部は、上端部及び下端部を除いて一方の端縁部に向けて切りかかれるように窪んでいる(図4参照。)。第3リンク部34Cの他方の端縁部の上端部及び下端部は、第3ミラー10Cの第2右側移動回転軸33Cに回転自在に連結されている。つまり、リンク部34は、一端が固定回転軸31に連結し、他端が第2移動回転軸33に連結している。
目印35は、図1、2に示すように、第1目印35A、第2目印35B、及び第3目印35C(以下、各目印35A,35B,35Cともいう)を有している。各目印35A,35B,35Cは、各ミラー10A,10B,10Cの下端に沿って設けられ、各ミラー10A,10B,10Cの下端から垂下している。各目印35A,35B,35Cは、ミラーキャビネットMを使用する使用者が把持し、各ミラー10A,10B,10Cを移動させる把持部Gとして機能する。
第1目印35Aは、閉状態の第1ミラー10Aの下端における左右中央部から左端にわたって設けられている。第2目印35Bは、閉状態の第2ミラー10Bの下端における左右中央部から左端にわたって設けられている。第3目印35Cは、閉状態の第3ミラー10Cの下端における左右中央部から右端にわたって設けられている。つまり、各ミラー10A,10B,10Cのミラー面11とレール30とがほぼ平行な状態であり、且つ各ミラー10A,10B,10Cがキャビネット本体20を覆う閉状態において、各ミラー10A,10B,10Cは、第2移動回転軸33よりも固定回転軸31側に、把持することを誘導する目印35を有している(図3参照。)。各目印35A,35B,35Cは、ミラーキャビネットMを使用する使用者に対して、各ミラー10A,10B,10Cを移動させ易い位置を把持するように誘導することができる。
[各ミラーの動作について]
次に、このように構成されたミラーキャビネットMにおける各ミラー10A,10B,10Cの動作について説明する。各ミラー10A,10B,10Cが閉状態の場合、図3に示すように、各ミラー10A,10B,10Cのミラー面11は互いに面一な状態になっている。閉状態の各ミラー10A,10B,10Cのミラー面11と一対のレール30が延びる方向とは、ほぼ平行である。各ミラー10A,10B,10Cが閉状態において、各リンク部34A,34B,34Cは、各ミラー10A,10B,10Cの後面に沿った姿勢になっており、各収納部25A,25Bの空間は大きく確保されている。
次に、閉状態の第1ミラー10Aを回転させつつ移動させて開状態にする。先ず、使用者は、第1目印35Aの左側を把持して、第1目印35Aを前向きに引く。すると、第1ミラー10Aは、第1左側移動回転軸32Aの第1ころR1、及び第2ころR2が一対のレール30の溝30A内を左向きに移動する。これと共に、第1ミラー10Aのミラー面11は、左側が右側の前方に回り込むように第1左側移動回転軸32A周りに回転する。つまり、レール30は、第1左側移動回転軸32Aに直交する左右方向(一方向)に第1左側移動回転軸32Aを移動させる。そして、第1左側移動回転軸32Aは、第1ミラー10Aと共に移動して第1ミラー10Aを回転させる。これと共に、第1リンク部34Aは、右側が左側の前方に回り込むように第1固定回転軸31A周りに回転する。これと共に、第1リンク部34Aが連結された第2左側移動回転軸33Aは、第1ミラー10Aと共に回転しつつ、左向きに移動する。
そして、図5に示すように、第1左側移動回転軸32Aの第1ころR1、及び第2ころR2が、一対のレール30の溝30Aの左端部に到達する。このときの第2ころR2の位置は図示しない。このとき、上側の第1左側移動回転軸32Aは、上側のレール30と上側の第1固定回転軸31Aとの間に配置される。この状態は図示しない。下側の第1左側移動回転軸32Aは、下側のレール30と下側の第1固定回転軸31Aとの間に配置される。この状態は図示しない。こうして、第1ミラー10Aは、第1収納部25Aの前面を覆わない開状態になる。開状態の第1ミラー10Aは、第1収納部25Aの左端に沿うように配置される。開状態の第1ミラー10Aのミラー面11は、右向きである。開状態の第1ミラー10Aのミラー面11は、閉状態の第1ミラー10Aのミラー面11に対して90°回転している。このとき、第1リンク部34Aは、第1ミラー10Aの後面に沿った姿勢である。こうして第1ミラー10Aは、左右方向(一方向)に第1左側移動回転軸32Aが移動すると、第1左側移動回転軸32A周りに90°回転する。
次に、閉状態の第3ミラー10Cを回転させつつ移動させて開状態にする。先ず、使用者は、第3目印35Cの右側を把持して、第3目印35Cを前向きに引く。すると、第3ミラー10Cは、第1右側移動回転軸32Cの第1ころR1、及び第2ころR2が一対のレール30の溝30A内を右向きに移動する。これと共に、第3ミラー10Cのミラー面11は、右側が左側の前方に回り込むように第1右側移動回転軸32C周りに回転する。つまり、レール30は、第1右側移動回転軸32Cに直交する左右方向(一方向)に第1右側移動回転軸32Cを移動させる。そして、第1右側移動回転軸32Cは、第3ミラー10Cと共に移動して第3ミラー10Cを回転させる。これと共に、第3リンク部34Cは、左側が右側の前方に回り込むように第3固定回転軸31C周りに回転する。これと共に、第3リンク部34Cが連結された第2右側移動回転軸33Cは、第3ミラー10Cと共に回転しつつ、右向きに移動する。
そして、図5に示すように、第1右側移動回転軸32Cの第1ころR1、及び第2ころR2が、一対のレール30の溝30Aの右端部に到達する。このときの第2ころR2の位置は図示しない。このとき、上側の第1右側移動回転軸32Cは、上側のレール30と上側の第3固定回転軸31Cとの間に配置される。この状態は図示しない。下側の第1右側移動回転軸32Cは、下側のレール30と下側の第3固定回転軸31Cとの間に配置される。この状態は図示しない。こうして、第3ミラー10Cは、第2収納部25Bの前面の右側を覆わない開状態になる。開状態の第3ミラー10Cは、第2収納部25Bの右端に沿うように配置される。開状態の第3ミラー10Cのミラー面11は、左向きである。開状態の第3ミラー10Cのミラー面11は、閉状態の第3ミラー10Cのミラー面11に対して90°回転している。このとき、第3リンク部34Cは、第3ミラー10Cの後面に沿った姿勢である。こうして第3ミラー10Cは、左右方向(一方向)に第1右側移動回転軸32Cが移動すると、第1右側移動回転軸32C周りに90°回転する。開状態の第1ミラー10A及び第3ミラー10Cの各々のミラー面11は、グライドスライド機構によって互いに対向する対向状態になり、合わせ鏡になる。
次に、閉状態の第2ミラー10Bを回転させつつ移動させて開状態にする。先ず、使用者は、第2目印35Bの左側を把持して、第2目印35Bを前向きに引く。すると、第2ミラー10Bは、第1中央移動回転軸32Bの第1ころR1及び第2ころR2が一対のレール30の溝30A内を左向きに移動する。これと共に、第2ミラー10Bのミラー面11は、左側が右側の前方に回り込むように第1中央移動回転軸32B周りに回転する。つまり、レール30は、第1中央移動回転軸32Bに直交する左右方向(一方向)に第1中央移動回転軸32Bを移動させる。そして、第1中央移動回転軸32Bは、第2ミラー10Bと共に移動して第2ミラー10Bを回転させる。これと共に、第2リンク部34Bは、右側が左側の前方に回り込むように第2固定回転軸31B周りに回転する。これと共に、第2リンク部34Bが連結された第2中央移動回転軸33Bは、第2ミラー10Bと共に回転しつつ、左向きに移動する。
そして、図5に示すように、第1中央移動回転軸32Bの第1ころR1、及び第2ころR2が、一対のレール30の溝30Aにおいて仕切部24の前方に位置する領域に到達する。このときの第2ころR2の位置は図示しない。このとき、上側の第1中央移動回転軸32Bは、上側のレール30と上側の第2固定回転軸31Bとの間に配置される。この状態は図示しない。下側の第1中央移動回転軸32Bは、下側のレール30と下側の第2固定回転軸31Bとの間に配置される。この状態は図示しない。こうして、第2ミラー10Bは、第2収納部25Bの前面の左右中央部から左側を覆わない開状態になる。開状態の第2ミラー10Bは、第2収納部25Bの左端に沿うように配置される。開状態の第2ミラー10Bのミラー面11は、右向きである。開状態の第2ミラー10Bのミラー面11は、閉状態の第2ミラー10Bのミラー面11に対して90°回転している。このとき、第2リンク部34Bは、第2ミラー10Bの後面に沿った姿勢である。こうして第2ミラー10Bは、左右方向(一方向)に第1中央移動回転軸32Bが移動すると、第1中央移動回転軸32B周りに90°回転する。
開状態の第2ミラー10B、及び第3ミラー10Cの各々のミラー面11は、グライドスライド機構によって互いに対向する対向状態になり、合わせ鏡になる。各ミラー10A,10B,10Cは、閉状態のミラー面11を90°に満たない角度に回転させたところで回転を停止すると、その角度を維持することができる(図6参照。)。こうして、このミラーの移動構造は、各ミラー10A,10B,10Cを、グライドスライド機構を利用して移動させることができる。
上記のように構成された実施形態によれば、以下の効果を奏する。
本開示のミラーの移動構造は、複数のミラー10A,10B,10Cを備えており、各ミラー10A,10B,10Cをグライドスライド機構を利用して移動させる。この構成によれば、各ミラー10A,10B,10Cの移動のさせ方に自由度を持たせ易い。
本開示のミラーの移動構造のグライドスライド機構は、各ミラー10A,10B,10Cを回転させる第1移動回転軸32と、第1移動回転軸32に直交する一方向に第1移動回転軸32を移動させるレール30と、を備え、各ミラー10A,10B,10Cは、レール30に沿って第1移動回転軸32が移動すると、第1移動回転軸32周りに90°回転する。この構成によれば、所定の領域を各ミラー10A,10B,10Cによって覆った状態から、各ミラー10A,10B,10Cによって覆わない状態にすることができる。
本開示のミラーの移動構造のグライドスライド機構は、一端がレール30に対して移動しないように設けられた固定回転軸31に連結し、他端が各ミラー10A,10B,10Cのミラー面11の後面に設けられた第2移動回転軸33に連結したリンク部34を備え、各ミラー10A,10B,10Cのミラー面11とレール30とがほぼ平行な状態において、各ミラー10A,10B,10Cは、第2移動回転軸33よりも固定回転軸31側に、把持することを誘導する各目印35A,35B,35Cを有している。この構成によれば、各目印35A,35B,35Cによって各ミラー10A,10B,10Cを回転して移動させる動作をし易くすることができる。
本開示のミラーの移動構造の各目印35A,35B,35Cは、把持して各ミラー10A,10B,10Cを移動させる把持部Gである。この構成によれば、把持部Gを把持することによって各ミラー10A,10B,10Cをより回転して移動させる動作をし易くすることができる。
本開示のミラーキャビネットMは、上記のミラーの移動構造を有している。この構成によれば、グライドスライド機構を利用することによって第1ミラー10A、及び第3ミラー10Cの回転中心の各々をキャビネット本体20の左右の端縁部に移動させつつ、第1ミラー10A、及び第3ミラー10Cの状態を、キャビネット本体20を覆う閉状態からキャビネット本体20を覆わない開状態に変化させると、第1ミラー10A、及び第3ミラー10Cによって覆われていたキャビネット本体20内を使用者から見え易くすることができる。
本開示のミラーキャビネットMの固定回転軸31は、キャビネット本体20に設けられ、各ミラー10A,10B,10Cがキャビネット本体20を覆う閉状態において、各ミラー10A,10B,10Cは、第2移動回転軸33よりも固定回転軸31側に、各目印35A,35B,35Cを有する。この構成によれば、各目印35A,35B,35Cによって各ミラー10A,10B,10Cを回転して移動させる動作をし易くすることができる。
本開示のミラーキャビネットMは、グライドスライド機構によって第1ミラー10A、及び第3ミラー10Cのミラー面11が対向する対向状態になり、第2ミラー10B、及び第3ミラー10Cのミラー面11が対向する対向状態になる。この構成によれば、合わせ鏡を実現することができる。
本開示は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態1では、各目印が各ミラーの下端から垂下している形態が開示されている。これに限らず、ミラー面にミラーを移動させる際に手をかける部分であることを示す文字や記号等を設けてもよい。さらに、目印を第1ミラーの左端や第3ミラーの右端に沿って設けてもよい。
(2)実施形態1では、3つのミラーを用いたミラーキャビネットについて開示されている。これに限らず、ミラー面が面一に隣合って配置された2つのミラーを用いた(すなわち、2面鏡)ミラーキャビネットにも本開示のミラーの移動構造を適用してもよい。この構成によれば、隣合って配置された2面鏡であっても、互いの間を離した形態の合わせ鏡を実現することができる。
(3)実施形態1では、3つのミラーにグライドスライド機構を適用したミラーキャビネットについて開示されている。これに限らず、少なくとも一つのミラーに本開示のグライドスライド機構を適用してもよい。
10…ミラー、20…キャビネット本体(キャビネット)、30…レール、32…第1移動回転軸、31…固定回転軸、33…第2移動回転軸、34…リンク部、35…目印、G…把持部

Claims (8)

  1. 複数のミラーを備えており、少なくとも一つの前記ミラーを、グライドスライド機構を利用して移動させるミラーの移動構造。
  2. 前記グライドスライド機構は、前記ミラーと共に移動して前記ミラーを回転させる第1移動回転軸と、前記第1移動回転軸に直交する一方向に前記第1移動回転軸を移動させるレールと、を備え、
    前記ミラーは、前記一方向に前記第1移動回転軸が移動すると、前記第1移動回転軸周りに90°回転する請求項1に記載のミラーの移動構造。
  3. 前記グライドスライド機構は、一端が前記レールに対して移動しないように設けられた固定回転軸に連結し、他端が前記ミラーのミラー面の裏面に設けられた第2移動回転軸に連結したリンク部を備え、
    前記ミラーのミラー面と前記レールとがほぼ平行な状態において、前記ミラーは、前記第2移動回転軸よりも前記固定回転軸側に、把持することを誘導する目印を有している請求項2に記載のミラーの移動構造。
  4. 前記目印は、把持して前記ミラーを移動させる把持部である請求項3に記載のミラーの移動構造。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のミラーの移動構造を有したミラーキャビネット。
  6. 前記固定回転軸は、キャビネットに設けられ、
    前記ミラーが前記キャビネットを覆う閉状態において、前記ミラーは、前記第2移動回転軸よりも前記固定回転軸側に、前記目印を有する請求項3及び請求項4のいずれか1項を引用する請求項5に記載のミラーキャビネット。
  7. 前記グライドスライド機構によって、2枚の前記ミラーのミラー面が対向する対向状態になる請求項5から請求項6までのいずれか一項に記載のミラーキャビネット。
  8. 2面鏡である請求項7に記載のミラーキャビネット。
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