JP2021135087A - ステアリング角測定装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このようなステアリング角測定装置としては、例えば、前記測定器本体を間にして左右方向に延びる第1、第2アームと、該第1、第2アームの夫々の先端部に備えられて該第1、第2アームを介して測定器本体をステアリングホイールに形成された左右対称の円弧状空隙に沿って案内するローラと、一方のアームに測定器本体から離れる方向の力を作用させる弾性部材と、を備え、円弧状空隙の左右側端部は、ステアリングホイールが備える略リング状のリムと、該リムから内方に延設されるスポーク部により、高さレベルが同等になるように設定され、測定器本体の重心は、第1、第2アームで形成される軸線より下方に設定されたステアリング角測定装置が存在している(例えば、特許文献1を参照)。
また、ステアリングホイールがエアバック装置を備えている場合は、エアバック装置が作動してエアバッグが膨らんで中央ハブ部が外れた場合に、その衝撃で測定器本体が運転者側に飛散するおそれがあり、安全性を確保することができない。
これによれば、中央部材のオフセット部に測定器本体を取り付けるようにしているので、測定器本体を運転者から離れた位置に設置することができ、ステアリングホイールの奥側に配置される車両のメータ類の視認性を高めことができる。
これによれば、ステアリングホイールに取付治具を装着した状態で、測定器本体は、ステアリングホイールの中央ハブ部の前側端部より後方に位置されることになるので、ステアリング角を測定作業中に、万一、エアバッグ装置が作動し、エアバッグが開いて中央ハブ部がステアリングホイールから外れた場合でも、測定器本体が外れてしまうことを防止することができる。その結果、測定器本体が運転者側に飛散することがなく、運転者の安全性を高めることができる。
これによれば、測定器本体を中央部材のオフセット領域に取付けるようにしているので、ステアリングホイールに装着する際に、誤って取付治具を落下させた場合に、シャフト本体、固定シャフトの延出部および可動シャフトの延出部により測定器本体がガードされることになり、落下時における測定器本体の保護を図ることが可能となる。
図1は、第1実施形態の測定器本体が取付けられたステアリングホイールを示す斜視図である。図2は、第1実施形態の測定器本体が取付けられたステアリングホイールを示す正面図である。図3は、第1実施形態の測定器本体が取付けられたステアリングホイールを示す側面図である。図4は、第1実施形態の測定器本体が取付けられたステアリングホイールを示す縦断面図である。図5は、第1実施形態の可動シャフト部分の斜視図である。
取付治具20は、棒状の中央部材21と、中央部材21の両端に設けられた取付部材40と、を備えている。
中央部材21は、シャフト本体22を備えている。シャフト本体22の一端部には、固定シャフト23が取り付けられており、シャフト本体22の他端部には、可動シャフト24が取り付けられている。
可動シャフト24は、円筒形状を有しており、可動シャフト24は、シャフト本体22の外周側に嵌挿されている。可動シャフト24はシャフト本体22の軸方向に沿って摺動自在に保持されている。
可動シャフト24は、通常状態では、ばね部材27によりシャフト本体22の端部から離れる方向に付勢されている。そして、可動シャフト24をばね部材27の付勢力に抗してシャフト本体22に高尽く方向に押動操作することにより、可動シャフト24は、そのガイドピン26がシャフト本体22のガイド溝25に案内されながら摺動動作可能に構成されている。
これにより、中央部材21のシャフト本体22は、ステアリングホイール10の中央ハブ部12とリム部11の内周上部とで形成される円弧領域内に位置している。中央部材21のシャフト本体22は、ステアリングホイール10の前面側よりも運転者側に対して奥側に位置するオフセット部34とされている。
当接部材41の後面側には、支持シャフト42を介して支持部材43が取付けられている。支持部材43は、当接部材41に対して所定の間隙を有するように設けられている。
支持部材43は、円筒状の本体44を有しており、この本体44には、リム部11側に突出する係止爪45が一体に設けられている。本体44の当接部材41側であってリム部11側の端部は、支持部46とされている。
当接部材41と支持部46との間隙は、ステアリングホイール10のリム部11の径と略同一となるように形成されている。
これにより、取付治具20は、当接部材41と支持部46とにより、ステアリングホイール10のリム部11を前後から挟み込む形で装着される。
なお、係止爪45は、仮に当接部材41と支持部46とによるリム部11への係止が外れた場合に、係止爪45がステアリングホイール10に引っかかることで、取付治具20がステアリングホイール10から外れたり、落下したりすることを防止することができるものである。
測定器本体50は、図示しないが、車両の走行方向を測定するジャイロセンサと、車両の速度を測定する加速度センサ(Gセンサ)とを備えており、ジャイロセンサおよび加速度センサの測定結果に基づいて、ステアリング角の測定を行うことができる。
測定器本体50は、シャフト本体22とその奥行き方向が略同一に支持されている。本実施形態においては、ステアリングホイール10の中央ハブ部12とリム部11の内周上部とで形成される円弧領域に、中央部材21のオフセット部34として機能するシャフト本体22を配置し、このシャフト本体22に測定器本体50を取付けるようにしているので、測定器本体50は、ハンドルのリム部11の内側に位置し、ステアリングホイール10の中央ハブ部12の前側端部より後方に位置されることになる。
本実施形態において、取付治具20をステアリングホイール10に装着する場合は、まず、固定シャフト23側の取付部材40の当接部材41と支持部46との間に、ステアリングホイール10のリム部11を係合させる。
続いて、可動シャフト24をばね部材27の付勢力に抗してシャフト本体22に近づく方向に押動操作することにより、取付部材40の幅寸法を縮めて、可動シャフト24側の取付部材40をステアリングホイール10のリム部11の内側に位置させる。
これにより、取付治具20は、ステアリングホイール10のリム部11の内側に装着される。
本実施形態においては、中央部材21のオフセット部34として機能するシャフト本体22に測定器本体50を取り付けるようにしているので、測定器本体50を運転者から離れた位置に設置することができ、これにより、ステアリングホイール10の奥側に配置される車両のメータ類の視認性を高めことができる。
これにより、中央部材21のオフセット部34として機能するシャフト本体22に測定器本体50を取り付けるようにしているので、測定器本体50を運転者から離れた位置に設置することができ、ステアリングホイール10の奥側に配置される車両のメータ類の視認性を高めことができる。
これにより、ステアリングホイール10に取付治具20を装着した状態で、測定器本体50は、ステアリングホイール10の中央ハブ部12の前側端部より後方に位置されることになるので、ステアリング角を測定作業中に、万一、エアバッグ装置が作動し、エアバッグが開いて中央ハブ部12がステアリングホイール10から外れた場合でも、測定器本体50が外れてしまうことを防止することができる。その結果、測定器本体50が運転者側に飛散することがなく、運転者の安全性を高めることができる。
図6は本発明の第2実施形態を示す斜視図である。
図6に示すように、本実施形態においても第1実施形態と同様に、中央部材21は、オフセット部34として機能するシャフト本体22を備えており、シャフト本体22、固定シャフト23および可動シャフト24は、平面視でクランク状に形成されている。
そして、本実施形態においては、オフセット部34としてのシャフト本体22と、固定シャフト23の延出部32および可動シャフト24の延出部32と、で囲まれるオフセット領域が形成される。
測定器本体50は、シャフト本体22の前面側に取り付けられており、これにより、測定器本体50は、オフセット領域内に位置するように取付けられている。
これにより、取付治具20を落下させた場合に、測定器本体50を保護することができる。
11 リム部
12 中央ハブ部
13 スポーク部
20 取付治具
21 中央部材
22 シャフト本体
23 固定シャフト
24 可動シャフト
31 シャフト取付部
32 延出部
33 取付部
34 オフセット部
40 取付部材
41 当接部材
42 支持シャフト
43 支持部材
44 本体
45 係止爪
46 支持部
50 測定器本体
51 治具
Claims (3)
- ステアリングホイールのリム部に脱着可能に取り付けられる取付冶具と、
前記取付冶具を介して前記ステアリングホイールに取り付けられる測定器本体と、を備えたステアリング角測定装置において、
前記取付冶具は棒状の中央部材と、前記中央部材の両端に設けられ前記リム部に取付けられる取付部材と、で構成され、
前記ステアリングホイールの中央ハブ部と前記リム部の内周上部とで形成される円弧領域に、前記中央部材を配置し、
前記中央部材は、前記ステアリングホイールの前側面よりも運転者側に対して奥側にオフセットされたオフセット部を備え、
前記オフセット部に前記測定器本体を取付けたことを特徴とするステアリング角測定装置。 - 前記ステアリングホイールの中央ハブ部には、エアバック装置が収納されることを特徴とする請求項1に記載のステアリング角測定装置。
- 前記オフセット部は、前記中央部材を平面視でクランク状に形成することで構成され、
前記測定器本体は、前記中央部材の前記オフセット部で構成されるオフセット領域内に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のステアリング角測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020029389A JP2021135087A (ja) | 2020-02-25 | 2020-02-25 | ステアリング角測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020029389A JP2021135087A (ja) | 2020-02-25 | 2020-02-25 | ステアリング角測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021135087A true JP2021135087A (ja) | 2021-09-13 |
Family
ID=77660917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020029389A Ceased JP2021135087A (ja) | 2020-02-25 | 2020-02-25 | ステアリング角測定装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2021135087A (ja) |
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2020
- 2020-02-25 JP JP2020029389A patent/JP2021135087A/ja not_active Ceased
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