JP2021133690A - 発電制御装置 - Google Patents

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孝伸 細谷
宏二 井手
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宏二 井手
郁 大塚
Iku Otsuka
郁 大塚
健夫 森田
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健夫 森田
悠一郎 高井
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Abstract

【課題】蓄電装置の許容入力電力に応じて、発電機への発電要求量を適切に決定することができる発電制御装置を提供すること。
【解決手段】車輪を駆動する駆動力を発生させる回転電機と、回転電機に供給される電力を蓄える蓄電装置と、蓄電装置を充電する電力を発電する発電機と、発電機を駆動する駆動力を発生させるエンジンと、を備えた車両に搭載される発電制御装置であって、絶対値で蓄電装置の許容入力電力が所定値以上のときには、発電機への発電要求量を車速に基づいて決定し、絶対値で許容入力電力が所定値よりも小さいときには、発電要求量を駆動力に必要な出力に基づいて決定する制御を行う。
【選択図】図6

Description

本発明は、発電制御装置に関する。
特許文献1には、エンジンと、エンジンにより駆動されて発電する発電機と、発電機の発電電力と、発電機の発電電力を蓄電するバッテリと、発電機の発電電力とバッテリからの出力電力との少なくとも一方を受けて、車両を駆動する走行用モータと、を備えるハイブリッド車両の制御装置において、エンジンの目標出力を車速に応じて変更する技術が開示されている。
特開2015−166221号公報
エンジンを走行の駆動力源とせず、発電機とバッテリとの少なくとも一方から電力を供給して駆動モータを駆動させて走行する所謂シリーズハイブリッド車両の場合には、極低温時や高温時などの所定条件下で、バッテリの充電における入力の最大許容電力である許容入力電力が絶対値で小さくなる。そのため、発電機への発電要求量を車速に応じて変更すると、高車速のときにバッテリの充電量が前記許容入力電力を超過したり、低車速のときにバッテリから駆動モータに出力可能な電力が小さくなって駆動力の低下を招いたりするおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、蓄電装置の許容入力電力に応じて、発電機への発電要求量を適切に決定することができる発電制御装置を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る発電制御装置は、車輪を駆動する駆動力を発生させる回転電機と、前記回転電機に供給される電力を蓄える蓄電装置と、前記蓄電装置を充電する電力を発電する発電機と、前記発電機を駆動する駆動力を発生させるエンジンと、を備えた車両に搭載される発電制御装置であって、絶対値で前記蓄電装置の許容入力電力が所定値以上のときには、前記発電機への発電要求量を車速に基づいて決定し、絶対値で前記許容入力電力が前記所定値よりも小さいときには、前記発電要求量を前記駆動力に必要な出力に基づいて決定する制御を行うことを特徴とするものである。
本発明に係る発電制御装置は、絶対値で蓄電装置の許容入力電力が所定値以上のときに、発電機への発電要求量を車速に基づいて決定し、絶対値で許容入力電力が所定値よりも小さいときに、発電要求量を駆動力に必要な出力に基づいて決定する制御を行うため、蓄電装置の許容入力電力に応じて、発電機への発電要求量を適切に決定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るハイブリッド車両の要部構成を示した図である。 図2は、発電要求量を車速で決定する場合におけるタイミングチャートである。 図3は、発電要求量を車速で決定する場合における、バッテリ充放電量の推移を示した図である。 図4は、発電要求量を現在必要とされる駆動力に必要な出力に基づいて決定する場合におけるタイミングチャートである。 図5は、発電要求量を現在必要とされる駆動力に必要な出力に基づいて決定する場合における、バッテリ充放電量の推移を示した図である。 図6は、実施形態に係るハイブリッド車両においてHV−ECUが実施する発電制御の第一の例を示したフローチャートである。 図7は、発電要求Aにおける車速と発電要求量との関係を示したグラフである。 図8は、発電要求Bにおける駆動力に必要な出力と発電要求量との関係を示したグラフである。 図9は、実施形態に係るハイブリッド車両においてHV−ECUが実施する発電制御の第二の例を示したフローチャートである。 図10は、発電要求A2における車速と発電要求量との関係を示したグラフである。 図11は、実施形態に係るハイブリッド車両においてHV−ECUが実施する発電制御の第三の例を示したフローチャートである。 図12は、発電要求A3における車速と発電要求量との関係を示したグラフである。
以下に、本発明に係る発電制御装置の実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るハイブリッド車両1の要部構成を示した図である。実施形態に係るハイブリッド車両1は、駆動モータ11、駆動モータECU12、駆動側PCU13、トランスアクスル14、エンジン21、エンジンECU22、発電モータ23、発電モータECU24、発電側PCU25、バッテリ31、バッテリECU32、バッテリ温度センサ33、電力分岐部34、HV−ECU41、一対の車輪軸51、及び、一対の駆動輪52などを備えている。
実施形態に係るハイブリッド車両1は、いわゆるシリーズハイブリッドであって、エンジン21を走行の駆動力源とせず、発電モータ23の動力源とし、主にバッテリ31からの電力によって駆動モータ11を駆動させて走行するレンジエクステンダーの構成を有している。
駆動モータ11は、駆動輪52を駆動する駆動力を発生させる回転電機であって、トランスアクスル14に機械的に接続されており、駆動モータ11からの駆動力はトランスアクスル14に供給される。トランスアクスル14に供給された駆動モータ11からの駆動力は、走行用の駆動動力として車輪軸51を介して前輪である駆動輪52に伝達される。
また、駆動モータ11は、駆動側PCU13に電気的に接続されている。ハイブリッド車両1の減速時には、駆動輪52の回転によって駆動モータ11が駆動され、駆動モータ11は発電機として機能する。この結果、いわゆる回生が行われる。駆動モータ11が発電機として機能するとき、駆動モータ11の回生による回生パワー(回生電力)は、駆動側PCU13を介して電力分岐部34でバッテリ31側に分岐してバッテリ31に供給される。一方、駆動モータ11が電動機として機能するとき、バッテリ31に蓄えられた電力は、電力分岐部34で駆動側PCU13側に分岐して、駆動側PCU13を介して駆動モータ11に供給される。
駆動側PCU13には、駆動モータECU12、インバータ、及び、昇圧コンバータなどが設けられている。駆動モータECU12は、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、及び、通信ポートなどを備える。駆動モータECU12には、駆動モータ11を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。駆動モータECU12からは、駆動側PCU13に設けられたインバータのスイッチング素子へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。駆動モータECU12は、HV−ECU41と通信ポートを介して接続されており、HV−ECU41からの制御信号によって駆動モータ11を駆動制御すると共に、必要に応じて駆動モータ11の駆動状態に関するデータをHV−ECU41に出力する。
エンジン21は、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関として構成されている。このエンジン21は、エンジン用電子制御ユニットであるエンジンECU22によって運転制御されている。
エンジンECU22は、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、及び、通信ポートなどを備えている。エンジンECU22には、エンジン21を運転制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートから入力されている。エンジンECU22からは、エンジン2を運転制御するための各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。エンジンECU22は、HV−ECU41と通信ポートを介して接続されており、HV−ECU41からの制御信号によってエンジン21を運転制御すると共に、必要に応じてエンジン21の運転状態に関するデータをHV−ECU41に出力する。
発電モータ23は、エンジン21に機械的に接続されており、エンジン21からの駆動力によって発電モータ23が駆動され、発電モータ23が発電機として機能する。発電モータ23は、発電側PCU25に電気的に接続されている。発電モータ23によって発電された電力は、発電側PCU25を介して、駆動側PCU13とバッテリ31との少なくとも一方に、電力分岐部34で分岐されて供給される。
発電側PCU25には、発電モータECU24、インバータ、及び、昇圧コンバータなどが設けられている。発電モータECU24は、発電側PCU25に設けられており、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、及び、通信ポートなどを備える。発電モータECU24には、発電モータ23を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。発電モータECU24からは、発電側PCU25に設けられたインバータのスイッチング素子へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。発電モータECU24は、HV−ECU41と通信ポートを介して接続されており、HV−ECU41からの制御信号によって発電モータ23を駆動制御すると共に、必要に応じて発電モータ23の駆動状態に関するデータをHV−ECU41に出力する。
バッテリ31は、蓄電装置であって、発電モータ23から供給される発電パワー(発電電力)と、駆動モータ11から供給される回生パワー(回生電力)とによって充電可能である。バッテリ31は、例えば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などの二次電池である。
バッテリECU32は、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、及び、通信ポートなどを備えている。バッテリECU32には、バッテリ31を管理するために必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。バッテリECU32に入力される信号としては、例えば、バッテリ31の端子間に設置された電圧センサからの電池電圧や、バッテリ31の出力端子に取り付けられた電流センサからの電池電流や、バッテリ31に取り付けられたバッテリ温度センサ33からのバッテリ温度などを挙げることができる。バッテリECU32は、HV−ECU41と通信ポートを介して接続されており、必要に応じてバッテリ31の状態に関するデータをHV−ECU41に出力する。バッテリECU32は、電流センサからのバッテリ電流の積算値に基づいて、バッテリ31のSOC(State of Charge)を演算している。バッテリ31のSOCは、バッテリ31の全容量に対するバッテリ31から放電可能な電力の容量の割合である。また、バッテリECU32は、バッテリ31のSOCやバッテリ温度などに基づいて、バッテリ31の充放電における入力及び出力の最大許容電力である許容入力電力Win及び許容出力電力Woutを演算している。なお、本実施形態においては、バッテリ31の充電側(入力側)の電力は負値であり、バッテリ31の放電側(出力側)の電力は正値である。
HV−ECU41は、ハイブリッド車両1を制御する電子制御装置である。HV−ECU41は、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、及び、通信ポートなどを備えている。HV−ECU41は、駆動モータECU12、エンジンECU22、発電モータECU24、バッテリECU32、及び、AC充電器42などに電気的に接続されており、これらを制御する。また、HV−ECU41には、ハイブリッド車両1に設けられた各種センサの出力が入力される。例えば、HV−ECU41は、前輪である駆動輪52に取り付けられた前車輪速センサからの信号に基づいて、前輪の回転速度である前車輪速を演算することが可能である。また、HV−ECU41は、後輪に取り付けられた後車輪速センサからの信号に基づいて、後輪の回転速度である後車輪速を演算することが可能である。また、実施形態に係るハイブリッド車両1では、HV−ECU61が、バッテリ31を充電する際の発電を制御する発電制御装置として機能する。
ここで、実施形態に係るハイブリッド車両1においては、HV−ECU41が、絶対値でバッテリ31の許容入力電力Winが大きいときには、発電モータ23への発電要求量を車速で決定し、絶対値でバッテリ31の許容入力電力Winが小さいときには発電要求量を現在必要とされる駆動力に必要な出力に基づいて決定する。なお、絶対値でバッテリ31の許容入力電力Winが小さいときとは、例えば、バッテリ性能が比較的弱くなる、極低温時や高温時である。また、現在必要とさせる駆動力に必要な出力とは、ドライバーのアクセル操作(アクセル開度)に連動する、ハイブリッド車両1を走行させるための駆動力を、駆動モータ11によって発生させるために必要な、バッテリ31から駆動モータ11に出力する電力である。
図2は、発電要求量を車速で決定する場合におけるタイミングチャートである。図3は、発電要求量を車速で決定する場合における、バッテリ充放電量の推移を示した図である。なお、図3において、バッテリ31の充電側(入力側)の電力は負値であり、バッテリ31の放電側(出力側)の電力は正値である。
図2に示すように、発電要求量を車速で決定する場合には、アクセル開度(ドライバーのアクセル操作)に連動する前記駆動力に必要な出力に応じて発電要求量を変化させずに、高車速になるほど発電要求量を大きくする。これにより、発電モータ23による発電に伴って駆動させるエンジン21の騒音が、高車速で走行するハイブリッド車両1の走行ノイズで打ち消される。そのため、ハイブリッド車両1の乗員へのエンジン21の騒音の違和感が軽減された上で、図3に示すように、バッテリ31の許容入力電力Win及び許容出力電力Woutを超過することなく、最適なバッテリ充放電量を確保することができる。
図4は、発電要求量を現在必要とされる駆動力に必要な出力に基づいて決定する場合におけるタイミングチャートである。図5は、発電要求量を現在必要とされる駆動力に必要な出力に基づいて決定する場合における、バッテリ充放電量の推移を示した図である。
図4に示すように、発電要求量を現在必要とされる駆動力に必要な出力に基づいて決定する場合には、車速に応じて発電要求量を変化させずに、発電要求量を前記駆動力に必要な出力とほぼ同じ電力にする。これにより、図5に示すように、バッテリ31の許容入力電力Win及び許容出力電力Woutを超過することなく、バッテリ充放電量を最小限にすることができる。
そして、実施形態に係るハイブリッド車両1においては、通常、発電要求量を車速で決定することによって、乗員が期待するモータ走行する電動車両としての違和感の少ない静粛性を得ることができる。また、実施形態に係るハイブリッド車両1では、バッテリ31の許容入力電力Winが低下するバッテリ性能が比較的弱い極低温時や高温時に、発電要求量を前記駆動力に必要な出力に基づいて決定することによって、バッテリ31の許容入力電力Win及び許容出力電力Woutを超過することなく、ハイブリッド車両1の走行に必要な動力性能を担保することができる。
また、実施形態に係るハイブリッド車両1では、発電要求量を車速で決定する発電要求を「発電要求A」とし、発電要求量を現在必要とされる駆動力に必要な出力に基づいて決定する発電要求を「発電要求B」とする。
図6は、実施形態に係るハイブリッド車両1においてHV−ECU41が実施する発電制御の第一の例を示したフローチャートである。図7は、発電要求Aにおける車速と発電要求量との関係を示したグラフである。図8は、発電要求Bにおける駆動力に必要な出力と発電要求量との関係を示したグラフである。
まず、HV−ECU41は、バッテリECU32に、バッテリ31の許容入力電力Winと許容出力電力Woutとを算出させる(ステップS1)。次に、HV−ECU41は、絶対値で、バッテリ31の許容入力電力Win≧所定値α(ただし、Win<0,α<0)であるかを判断する(ステップS2)。すなわち、絶対値でバッテリ31の許容入力電力Winが所定値α以上であるかを判断する。絶対値でバッテリ31の許容入力電力Win≧所定値αであると判断した場合(ステップS2にてYes)、HV−ECU41は、図7に示すような車速と発電要求量との関係(発電量マップ)に応じて発電要求Aで発電制御を行い(ステップS3)、一連の制御を終了する。
また、HV−ECU41は、ステップS2の判断条件が否定されると判断した場合(ステップS2にてNo)、図8に示すような駆動力に必要な出力と発電要求量との関係(発電量マップ)に応じて発電要求Bで発電制御を行い(ステップS4)、一連の制御を終了する。
なお、所定値αの例としては、車速100[km/h]の発電要求量を33[kW]とし、車速100[km/h]での回生要求を17[kW]とすると、所定値αは−50[kW]である。そのため、所定値α=−50[kW]であるときに、絶対値で、バッテリ31の許容入力電力Win≧所定値αであるとは、例えば、バッテリ31の許容入力電力Win=−60[kW」のときである。なお、絶対値を用いない場合には、バッテリ31の許容入力電力Win≦所定値α(ただし、Win<0、α<0)とも言い換えることができる。
図9は、実施形態に係るハイブリッド車両1においてHV−ECU41が実施する発電制御の第二の例を示したフローチャートである。図10は、発電要求A2における車速と発電要求量との関係を示したグラフである。なお、発電要求A2は、発電要求量を発電要求Aよりも減らして車速で決定する発電要求である。
まず、HV−ECU41は、バッテリECU32に、バッテリ31の許容入力電力Winと許容出力電力Woutとを算出させる(ステップS11)。次に、HV−ECU41は、絶対値で、バッテリ31の許容入力電力Win≧所定値α(ただし、Win<0,α<0)であるかを判断する(ステップS12)。絶対値で、バッテリ31の許容入力電力Win≧所定値αであると判断した場合(ステップS12にてYes)、HV−ECU41は、発電要求Aで発電制御を行い(ステップS13)、一連の制御を終了する。
また、HV−ECU41は、ステップS12の判断条件が否定されると判断した場合(ステップS12にてNo)、絶対値で、バッテリ31の許容入力電力Win≧所定値α2(ただし、Win<0、α2<0)、且つ、バッテリ31のSOC>所定値βであるかを判断する(ステップS14)。絶対値で、バッテリ31の許容入力電力Win≧所定値α2、且つ、バッテリ31のSOC>所定値βであると判断した場合(ステップS14にてYes)、HV−ECU41は、図10に示すような車速と発電要求量との関係(発電量マップ)に応じて発電要求A2で発電制御を行い(ステップS15)、一連の制御を終了する。
また、HV−ECU41は、ステップS14の判断条件が否定されると判断した場合(ステップS14にてNo)、発電要求Bで発電制御を行い(ステップS16)、一連の制御を終了する。
実施形態に係るハイブリッド車両1は、絶対値でバッテリ31の許容入力電力Winが小さくなってきた場合に、バッテリ31のSOCが所定値βよりも大きければ、すなわち、バッテリ31のSOCに余裕があれば、発電要求Aよりも発電要求量を減らすことも可能である。このように、発電要求量を減らすことによって、バッテリ31の許容入力電力Winの大きさによって、発電要求量を車速と前記駆動力とのどちらで決定するかの発電制御の切り替えの基準となる切り替えWin値(所定値α2)を絶対値で小さくすることができる。
なお、所定値α2の例としては、車速100[km/h]の発電要求量を33[kW]から20[kw]とし、車速100[km/h]での回生要求を17[kW]とすると、所定値α2は−37[kW]とすることができる。そのため、所定値α2=−37[kW]であるときに、絶対値で、バッテリ31の許容入力電力Win≧所定値α2であるとは、例えば、バッテリ31の許容入力電力Win=−40[kW」のときである。なお、絶対値を用いない場合には、バッテリ31の許容入力電力Win≦所定値α2(ただし、Win<0、且つ、α2<0)とも言い換えることができる。
図11は、実施形態に係るハイブリッド車両1においてHV−ECU41が実施する発電制御の第三の例を示したフローチャートである。図12は、発電要求A3における車速と発電要求量との関係を示したグラフである。なお、発電要求A3は、発電要求Aに対して、回生量を減らす、または、低車速側でバッテリ31の許容入力電力Winを超えないように発電要求を増やして車速で決定する発電要求である。
まず、HV−ECU41は、バッテリECU32に、バッテリ31の許容入力電力Winと許容出力電力Woutとを算出させる(ステップS21)。次に、HV−ECU41は、絶対値で、バッテリ31の許容入力電力Win≧所定値α(ただし、Win<0,α<0)であるかを判断する(ステップS22)。絶対値で、バッテリ31の許容入力電力Win≧所定値αであると判断した場合(ステップS22にてYes)、HV−ECU41は、発電要求Aで発電制御を行い(ステップS23)、一連の制御を終了する。
また、HV−ECU41は、ステップS22の判断条件が否定されると判断した場合(ステップS22にてNo)、バッテリ31の許容出力電力Wout≦所定値γ(ただし、Wout>0、γ>0)であるかを判断する(ステップS24)。バッテリ31の許容出力電力Wout≦所定値γであると判断した場合(ステップS24にてYes)、HV−ECU41は、発電要求Bで発電制御を行い(ステップS25)、一連の制御を終了する。
また、HV−ECU41は、ステップS24の判断条件が否定されると判断した場合(ステップS24にてNo)、絶対値で、バッテリ31の許容入力電力Win≧所定値α2(ただし、Win<0,α2<0)、且つ、バッテリ31のSOC>所定値βであるかを判断する(ステップS26)。絶対値で、バッテリ31の許容入力電力Win≧所定値α2、且つ、バッテリ31のSOC>所定値βであると判断した場合(ステップS26にてYes)、HV−ECU41は、発電要求A2で発電制御を行い(ステップS27)、一連の制御を終了する。
また、HV−ECU41は、ステップS26の判断条件が否定されると判断した場合(ステップS26にてNo)、図12に示すような車速と発電要求量との関係(発電量マップ)に応じて発電要求A3で発電制御を行い(ステップS28)、一連の制御を終了する。
図11に示したように、実施形態に係るハイブリッド車両1では、絶対値でバッテリ31の許容入力電力Winが小さくなってきた場合、バッテリ31のSOC≦所定値βであれば、回生量を減らす、または、低車速側でバッテリ31の許容入力電力Winを超えないように、発電要求Aよりも発電要求量を増やすように発電制御を行っても良い(発電要求A3)。なお、発電要求A3は、バッテリ31のSOCに余裕がない、すなわち、バッテリ31の許容出力電力Woutにも余裕がないことが前提のため、バッテリ31の許容出力電力Woutの条件によっては、発電要求A3に替えて発電要求Bで発電制御を行っても良い。
なお、回生ブレーキ要求分は、減速要求(ドライバー要求)が来たときに働けるように、必要でないときも持たせているため、回生を禁止とすれば、常に発電要求量を増加させることが可能であり、トータルのバッテリ31の充電量を稼ぐことができる。
また、実施形態に係るハイブリッド車両1では、バッテリ31の許容入力電力に替えて、絶対値で発電モータ23からバッテリ31に入力可能な電力が、所定値以上のとき(ただし、前記入力可能な電力<0、所定値<0)に発電モータ23への発電要求量を車速に基づいて決定し、前記所定値よりも小さいときには前記発電要求量を前記駆動力に必要な出力に基づいて決定する制御を行うようにしてもよい。なお、発電モータ23からバッテリ31に入力可能な電力=バッテリ31の許容入力電力Win−回生ブレーキ要求分とする。また、絶対値を用いない場合には、発電モータ23からバッテリ31に入力可能な電力が、所定値以下のとき(ただし、前記入力可能な電力<0、所定値<0)に発電モータ23への発電要求量を車速に基づいて決定し、前記所定値よりも大きいときに前記発電要求量を前記駆動力に必要な出力に基づいて決定する制御を行うようにしてもよい。
1 ハイブリッド車両
11 駆動モータ
12 駆動モータECU
13 駆動側PCU
14 トランスアクスル
21 エンジン
22 エンジンECU
23 発電モータ
24 発電モータECU
25 発電側PCU
31 バッテリ
32 バッテリECU
33 バッテリ温度センサ
34 電力分岐部
41 HV−ECU
51 車輪軸
52 駆動輪

Claims (1)

  1. 車輪を駆動する駆動力を発生させる回転電機と、前記回転電機に供給される電力を蓄える蓄電装置と、前記蓄電装置を充電する電力を発電する発電機と、前記発電機を駆動する駆動力を発生させるエンジンと、を備えた車両に搭載される発電制御装置であって、
    絶対値で前記蓄電装置の許容入力電力が所定値以上のときには、前記発電機への発電要求量を車速に基づいて決定し、絶対値で前記許容入力電力が前記所定値よりも小さいときには、前記発電要求量を前記駆動力に必要な出力に基づいて決定する制御を行うことを特徴とする発電制御装置。
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