JP2021133541A - 熱溶着チップおよび熱溶着ユニット - Google Patents

熱溶着チップおよび熱溶着ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2021133541A
JP2021133541A JP2020029486A JP2020029486A JP2021133541A JP 2021133541 A JP2021133541 A JP 2021133541A JP 2020029486 A JP2020029486 A JP 2020029486A JP 2020029486 A JP2020029486 A JP 2020029486A JP 2021133541 A JP2021133541 A JP 2021133541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat welding
generating portion
hole
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020029486A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6722931B1 (ja
Inventor
悠 高瀬
Yu Takase
悠 高瀬
久也 生田
Hisaya Ikuta
久也 生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Munekata Industrial Machinery Co Ltd
Original Assignee
Munekata Industrial Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Munekata Industrial Machinery Co Ltd filed Critical Munekata Industrial Machinery Co Ltd
Priority to JP2020029486A priority Critical patent/JP6722931B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6722931B1 publication Critical patent/JP6722931B1/ja
Publication of JP2021133541A publication Critical patent/JP2021133541A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】樹脂製の部品に設けた被溶融部分を効率よく規定の以上の温度に加熱することができ、その後の部材の冷却を速やかに行うことができる省スペースな熱溶着チップおよび熱溶着ユニットを提供する。【解決手段】本発明の熱溶着チップは、樹脂製の部品に素子を固定する際に、部品の一部を溶融させて熱カシメするための熱溶着チップであって、略平板状の発熱部と、一対の受電部とを有し、発熱部が部品の被溶融部分と対向する部分に、該被溶融部分の形状に対応した凹部を有し、発熱部の中央に素子を冷却するための中央冷却孔を有し、発熱部の中央冷却孔と凹部との間に周辺孔を有し、発熱部を加熱する電流が流れる通電方向に垂直な方向の発熱部の幅は一対の受電部の幅よりも大きく形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、樹脂製の部品に素子を熱カシメにより熱溶着するための装置に関し、より詳しくは、樹脂製の部品を加熱する熱溶着チップと、熱溶着チップを搭載した熱溶着ユニットとに関する。
従来樹脂フィルムや布などのシート状の被固定物を熱可塑性樹脂製品に固定する際に、量産性と耐久性、密閉性が必要な場合にはインパルス方式などの熱溶着(熱融着)工法が用いられる。
ここで、樹脂製の部材と異種材料からなる素子などの部材とを固定する際に、樹脂製の部材に被溶融部分である突起を設け、素子などの部材の突起と対応する位置に孔を設け、突起を素子などの部材の孔に貫通させてから突出した突起の先端に熱と押圧力を加え、軟化した突起の先端近傍を潰すようにして樹脂製の部材と素子などの部材とを固定する熱カシメによる熱融着が知られている(特許文献1)。
特開2007−253481号公報
しかし、このような熱融着法では、素子などの部材に孔を設ける必要があるので熱融着できる部材の形状、寸法、材質などに制限が生じる。
また、熱溶着工程の生産効率を高めるためには、樹脂製の部材に設けた被溶融部分を効率よく規定の温度以上に加熱するとともに、その後の被溶融部分の冷却を速やかに行うことが望まれる。
特許文献1の発明においては、樹脂製の部材に設けた被溶融部分を効率よく規定の温度以上に加熱するために、内部に空間を有する複数の突起部が設けられた板状部材が熱溶着される部材の側にせり出しているので縦方向のスペースをとり、熱溶着装置を大型化させる課題があった。
本発明の目的は、かかる従来技術の課題に鑑み、樹脂製の部品に設けた被溶融部分を効率よく規定の以上の温度に加熱することができ、その後の部材の冷却を速やかに行うことができる省スペースな熱溶着チップおよび熱溶着ユニットを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、
樹脂製の部品に素子を固定する際に、前記部品の一部を溶融させて熱カシメするための熱溶着チップであって、
略平板状の発熱部と、一対の給電部とを有し、
前記発熱部が前記部品の被溶融部分と対向する部分に、該被溶融部分の形状に対応した凹部を有し、
前記発熱部の中央に前記素子を冷却するための中央冷却孔を有し、
前記発熱部の前記中央冷却孔と前記凹部との間に周辺孔を有し、
前記発熱部を加熱する電流が流れる通電方向に垂直な方向の前記発熱部の幅は前記一対の給電部の幅よりも大きく形成されている
ことを特徴とする。
このような構成とすることで、略平板状の省スペースな形状でありかつ、樹脂製の部品に設けた被溶融部分を効率よく規定以上の温度に加熱することができ、また、通電停止後の発熱部の不均一な冷却を抑えることができるので、熱溶着工程の生産効率を高めることができる。
また、本発明の熱溶着チップにおいて、
前記発熱部は矩形であり、前記中央冷却孔から該矩形の各角に向かう途中に、それぞれ前記周辺孔を有することが好ましい。
このような構成とすることで、低い印加電流で樹脂製の部品に設けた被溶融部分を規定以上の温度に加熱することができ、部材の冷却も速やかに行うことができる。
また、本発明の熱溶着チップにおいて、
前記周辺孔は前記中央冷却孔の端から前記凹部に至るまでの中央よりも前記凹部に近い位置に形成されていることが好ましい。
このような構成とすることで、より低い印加電流で樹脂製の部品に設けた被溶融部分を規定以上の温度に加熱することができ、部材の冷却も速やかに行うことができる。
そして、本発明の熱溶着ユニットは、上述の熱溶着チップを備えた熱溶着ユニットであって、
下端部には、前記熱溶着チップと、前記熱溶着チップの給電部に給電するための一対の給電部材とを備え、
上部には前記熱溶着ユニットを熱溶着装置本体に固定するための固定部材を有し、該固定部材には前記熱溶着チップの前記発熱部に向かう方向に設けた貫通孔があり、
前記固定部材と前記一対の給電部材との間には前記貫通孔と繋がった気体流通部を備えたスペース部材を有し、
前記貫通孔の上端部には前記素子を冷却するための気体が流通する冷却配管を有し、
前記気体流通部の前記発熱部側には前記素子を冷却するための複数の冷却穴を有することを特徴とする。
熱溶着チップを備えた熱溶着ユニットの構成をこのようにすることで、省スペースでありかつ、樹脂製の部品に設けた被溶融部分の加熱、冷却を効率よく行うことができ、熱溶着工程の生産効率を高めることができる。
本発明における熱溶着ユニットの一例を示す斜視分解図である。 本発明における熱溶着する部品および素子の一例を示す図である。 本発明におけるスペース部材の一例を示す縦断面図である。 本発明における熱溶着チップの一例を示す平面図である。 熱溶着チップの昇温試験結果(実施例)を示す図である。 熱溶着チップの昇温試験結果(比較例1)を示す図である。 熱溶着チップの昇温試験結果(比較例2)を示す図である。 熱溶着チップの昇温試験結果(比較例3)を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1Aは本発明の一実施形態の熱溶着ユニット全体を示す分解斜視図である。熱溶着ユニット1は後で詳述する熱溶着チップ10を下端部に有しており、熱溶着装置の要部を成すものである。
熱溶着ユニット1はその上部に固定部材3を有しており、固定部材3は不図示の熱溶着装置本体に固定するための立設した固定化部を有している。また固定部材3の中央には、後述する熱溶着チップ10の発熱部11に向かう方向に設けた貫通孔3aを有している。その貫通孔3aの上端部には部品6と素子8を冷却するための気体が流通する冷却配管5がはめ込まれており、冷却配管5は熱溶着装置本体の冷却エアー供給装置(不図示)につながっている。
固定部材3にはスペース部材4を介して2つの給電部材2が固定され、そして、2つの給電部材2の中央部の間に熱溶着チップ10が固定される。2つの給電部材2はそれぞれ熱溶着装置本体の電源装置(不図示)につながっており、その電源装置からの給電を受けて、熱溶着チップ10が発熱する。よって、給電部材2は導体、スペース部材4は絶縁体である必要がある。なお、熱溶着チップ10は消耗する可能性があるので、熱溶着工程の間も一定の生産量毎に交換可能で、交換後の位置再現性も確保される設計となっている。
また、本実施形態では、2つの給電部材2の間に位置し、スペース部材4に固定された絶縁体からなる略矩形板状の絶縁部材7が設けられている。絶縁部材7は耐熱性、断熱性、絶縁性を有する素材からなり、中央に円形の孔を有しており、熱溶着チップ10を裏から抑えて変形を防止する作用を有する。
図1Bは、熱溶着前の部品6に素子8がはめ込まれている状態の一例を示す図である。本実施形態においては、素子8の上面よりも所定程度上方にせり出して、素子8の縁部の一部を囲むように被溶融部分6aが設けられている。これにより、素子8に孔を設ける必要がないので、熱溶着できる部材の形状、寸法、材質などの自由度が高まる。なお被溶融部分6aは、素子8の形状に合わせて任意の位置に設けられてよい。
図1Cはスペース部材4の縦断面図である。スペース部材4には貫通孔3aと繋がった気体流通部4aが設けられており、気体流通部4aの発熱部11側には素子8を熱溶着した部品6を冷却するための複数の冷却穴4bを有している。また、スペース部材4の下部には、部品6を熱溶着する際に素子8を押さえるための中央ロッド4cが固定されている。この中央ロッド4cは、熱溶着する部品6および素子8の形状などに合わせて精密に位置調整される。
熱カシメ工程においては、熱溶着チップ10に給電部材2を介して電流を印加して素子8を乗せた部品6の被溶融部分6aを加熱し、熱溶着チップ10の凹部13で被溶融部分6aを押圧して素子8を部品6に熱カシメしたのち、冷却配管5、貫通孔3a、気体流通部4a、冷却穴4bを通過してきた冷却エアーによって熱溶着チップ10を冷却し、熱溶着チップ10の冷却により部品6および素子8を冷却する。熱溶着チップ10への印加電圧は通常10V以下である。ここで、冷却穴4bの個数、穴形状、レイアウト、断面形状については特に規定はなく、冷却エアーの効率やスペース部材4の強度を勘案して適宜選択すればよい。
図2は本発明の一実施形態の熱溶着チップを示す平面図であり、図1の下面側(部品6側)から見た図である。熱溶着チップ10はその中央に略平板状の発熱部11を、その両端に一対の給電部12を有している。本実施形態では給電部12も略平板状であり、発熱部11と給電部12とは同一の厚さを有する一体のものである。
この発熱部11には部品6の被溶融部分6aと対向する部分に、該被溶融部分6aの形状に対応した凹部13を有しており、発熱部11の中央には、長円形の中央冷却孔14を有している。発熱部11の部品6と対向しない面は凹凸のない平面形状としている。中央冷却孔14は、冷却配管5、貫通孔3a、気体流通部4a、冷却穴4bを通過してきた冷却エアーによって熱溶着チップ10、更には部品6および素子8を効率よく冷却するためのものである。
凹部13は部品6の被溶融部分6aの形状に対応して形成され、基本的に溶融する部分の全域(全周)に形成されるが、必要に応じて溶融する部分の形状に合わせて一部繋いで形成することもある。凹部13の断面形状に特に規定はなく、矩形、台形、半円形など適宜選択すればよい。
また、矩形である発熱部11の中央冷却孔14からこの矩形の各角に向かう途中に、それぞれ周辺孔15を有している。ここで、周辺孔15は中央冷却孔14の端から凹部13に至るまでの中央よりも凹部13に近い位置に形成されている。周辺孔15は熱溶着チップ10の発熱部11を流れる電流をコントロールして発熱部11の昇温を均一化すると共に、部品6および素子8の冷却にも寄与している。
中央冷却孔14は円形、楕円形あるいは長円形であることが好ましく、中央冷却孔14の直径(長径)は通電方向に垂直な方向の発熱部の幅の20%以上、40%以下であることが好ましい。ここで、中央冷却孔14を楕円形あるいは長円形とする場合には、その長径を通電方向とすることが好ましく、また、周辺孔15は加工性や耐熱性などの点で円形が好ましい。
本実施形態では、通電方向に垂直な方向の発熱部11の幅は給電部12の幅よりも大きく形成しており、このことも熱溶着チップ10の発熱部11の昇温、降温の均一化に寄与している。このような発熱部11の均一な昇温、降温を得るためには、通電方向に垂直な方向の発熱部11の幅を給電部12の幅よりも10%以上大きくすることが好ましい。本実施形態では、通電方向に垂直な方向の発熱部11の幅を12mm、給電部12の幅を7mmと、発熱部11の幅を給電部12の幅よりも約70%大きくしている。
図3A〜Dは熱溶着チップの加熱試験結果を示す説明図である。
(実施例)
図3Aは本発明の実施例であって、図2に示した熱溶着チップ10ついて、図1Aの下面側(部品6側)から見た図において、下記の条件で通電試験をした際の発熱部11の温度上昇を示すものである。
ここでは、発熱部11の平面形状は凡そ12mm×12mm、厚さは0.3mmである。中央冷却孔14は長円であって、通電方向の長さが6mm、同垂直方向の幅が3mm、長円のアスペクト比は2:1である。また、4つの周辺孔15はそれぞれ直径が1.5mmの円形である。この熱溶着チップ10に給電部材2を介して交流電流を80A、3Vで10秒印加した際の発熱部11面内の最高温度は230℃(A点)、最低温度は220℃(B点)と、均一かつ十分な昇温が見られた。
(比較例1)
図3Bは本発明の比較例であって、実施例と同様に通電試験をした際の発熱部の温度上昇を示すものである。この比較例では、通電方向に垂直な方向の発熱部の幅と給電部の幅とを同じ幅に形成している。
ここでは、発熱部の平面形状は凡そ12mm×12mm、厚さは0.3mmである。中央の冷却孔は長円であって、通電方向の長さが6mm、同垂直方向の幅が3mm、長円のアスペクト比は2:1である。また、4つの周辺孔はそれぞれ直径が1.5mmの円形である。この熱溶着チップに給電部材を介して交流電流を80A、3Vで10秒印加した際の発熱部面内の最高温度は230℃(C点)、最低温度は140℃(D点)と、均一な昇温は見られなかった。
(比較例2)
図3Cは本発明の他の比較例であって、同様に通電試験をした際の発熱部の温度上昇を示すものである。
この熱溶着チップは発熱部の中央に円形の中央冷却孔のみを有しており、通電方向に垂直な方向の給電部の幅は発熱部の幅よりも小さく形成している。発熱部の平面形状は実施例と同様に凡そ12mm×12mm、厚さは1.0mm、給電部の幅は7mm、中央冷却孔の直径は5mmである。この熱溶着チップに給電部材を介して交流電流を180A、3Vで10秒印加した際の発熱部面内の最高温度は240℃(E点)、最低温度は200℃(F点)と、均一な昇温は見られなかった。ここで、発熱部の厚さを実施例や比較例1のように減少させ、加熱時間を20秒まで延長しても昇温の均一化は図れず、必要な印加電流値は180Aと実施例に比べて大きかった。
(比較例3)
図3Eは本発明の更に他の比較例であって、同様に通電試験をした際の発熱部の温度上昇を示すものである。
この熱溶着チップは発熱部の四隅に円形の周辺孔のみを有しており、通電方向に垂直な方向の発熱部の幅と給電部の幅とを同じ幅に形成している。発熱部の平面形状は実施例と同様に凡そ12mm×12mm、厚さは2.0mm、周辺孔の直径は2mmである。この熱溶着チップに給電部材を介して交流電流を200A、3Vで10秒印加した際の発熱部面内の最高温度は240℃(G点)、最低温度は180℃(H点)と、均一な昇温は見られなかった。ここでも、発熱部の厚さを実施例や比較例1のように減少させても、昇温の均一化は図れず、必要な印加電流値は実施例に比べて大きかった。
このように、発熱部11の中央に素子8を冷却するための中央冷却孔14を有し、発熱部11の中央冷却孔14と凹部13との間に周辺孔15を有し、発熱部11を加熱する電流が流れる通電方向に垂直な方向の発熱部11の幅は一対の給電部12の幅よりも大きく形成されている熱溶着チップ10を用いて樹脂製の部品6に素子8を固定する熱カシメを行うことで、より低い印加電流で均一な発熱部11の昇温が得られ、通電停止後に発熱部11が速やかに降温する。そのため、熱溶着工程の生産効率の向上、省エネ化が図れ、またこの略平板状の熱溶着チップ10を熱溶着ユニット1に搭載すれば、熱溶着チップ10が縦方向のスペースをとらないので熱溶着装置の小型化も図ることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、それらに限定されるものではない。例えば、本実施形態では発熱部11は両面を平面形状としたが、熱溶着する部品6および素子8の形状に対応させて、発熱部11の中央冷却孔14周辺になだらかな凹部を設けることも可能である。
また、本発明の実施形態では熱溶着チップ10の発熱部11と給電部12とを同一の厚さとしたが、例えば発熱部11の厚さを給電部12よりも薄い態様としても同様の効果を奏することは言うまでもない。
1 熱溶着ユニット
2 給電部材
3 固定部材
3a 貫通孔
4 スペース部材
4a 気体流通部
4b 冷却穴
5 冷却配管
10 熱溶着チップ
11 発熱部
12 給電部
13 凹部
14 中央冷却孔
15 周辺孔
上記目的を達成するため、本発明は、
樹脂製の部品に素子を固定する際に、前記部品の一部を溶融させて熱カシメするための熱溶着チップであって、
略平板状の発熱部と、該発熱部の一方の端部及びその反対側の端部に設けられた一対の給電部とを有し、
前記発熱部が前記部品の被溶融部分と対向する部分に、該被溶融部分の形状に対応した凹部を有し、
前記発熱部の中央に前記素子を冷却するための中央冷却孔を有し、
前記発熱部の前記中央冷却孔と前記凹部との間に周辺孔を有し、
前記熱溶着チップの平面視において前記一対の給電部の一方から他方に向かう方向である通電方向に直角な方向の幅を横幅とする場合前記発熱部の幅は前記一対の給電部の幅よりも大きく形成されている
ことを特徴とする。

Claims (4)

  1. 樹脂製の部品に素子を固定する際に、前記部品の一部を溶融させて熱カシメするための熱溶着チップであって、
    略平板状の発熱部と、一対の給電部とを有し、
    前記発熱部が前記部品の被溶融部分と対向する部分に、該被溶融部分の形状に対応した凹部を有し、
    前記発熱部の中央に前記素子を冷却するための中央冷却孔を有し、
    前記発熱部の前記中央冷却孔と前記凹部との間に周辺孔を有し、
    前記発熱部を加熱する電流が流れる通電方向に垂直な方向の前記発熱部の幅は前記一対の給電部の幅よりも大きく形成されている
    ことを特徴とする熱溶着チップ。
  2. 請求項1に記載の熱溶着チップであって、
    前記発熱部は矩形であり、前記中央冷却孔から該矩形の各角に向かう途中に、それぞれ前記周辺孔を有することを特徴とする熱溶着チップ。
  3. 請求項2に記載の熱溶着チップであって、
    前記周辺孔は前記中央冷却孔の端から前記凹部に至るまでの中央よりも前記凹部に近い位置に形成されていることを特徴とする熱溶着チップ。
  4. 請求項1乃至3に記載のいずれか1項に記載の熱溶着チップを備えた熱溶着ユニットであって、
    下端部には、前記熱溶着チップと、前記熱溶着チップの給電部に給電するための一対の給電部材とを備え、
    上部には前記熱溶着ユニットを熱溶着装置本体に固定するための固定部材を有し、該固定部材には前記熱溶着チップの前記発熱部に向かう方向に設けた貫通孔があり、
    前記固定部材と前記一対の給電部材との間には前記貫通孔と繋がった気体流通部を備えたスペース部材を有し、
    前記貫通孔の上端部には前記素子を冷却するための気体が流通する冷却配管を有し、
    前記気体流通部の前記発熱部側には前記素子を冷却するための複数の冷却穴を有することを特徴とする熱溶着ユニット。
JP2020029486A 2020-02-25 2020-02-25 熱溶着チップおよび熱溶着ユニット Active JP6722931B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020029486A JP6722931B1 (ja) 2020-02-25 2020-02-25 熱溶着チップおよび熱溶着ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020029486A JP6722931B1 (ja) 2020-02-25 2020-02-25 熱溶着チップおよび熱溶着ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6722931B1 JP6722931B1 (ja) 2020-07-15
JP2021133541A true JP2021133541A (ja) 2021-09-13

Family

ID=71523810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020029486A Active JP6722931B1 (ja) 2020-02-25 2020-02-25 熱溶着チップおよび熱溶着ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6722931B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP6722931B1 (ja) 2020-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4795870A (en) Conductive member having integrated self-regulating heaters
US20160228974A1 (en) Electric resistance welding method and use thereof, and electrode welding head used
JP2010232640A (ja) ボンディングツール、電子部品装着装置、および電子部品装着方法
JP2008016396A (ja) ヒータユニット
AU772679B2 (en) Heater wire for device such as impulse heat sealer
KR102069610B1 (ko) 차량 히터용 히트 로드 조립체 및 제조방법
US20220194023A1 (en) Ultrasonic Joining Method and Arrangement
KR101814354B1 (ko) 전기접합방법 및 전기접합장치
JP2021133541A (ja) 熱溶着チップおよび熱溶着ユニット
JP5487142B2 (ja) ヒートツールおよび熱圧着装置
JP6457287B2 (ja) 熱溶着装置
JP4661783B2 (ja) 合成樹脂部材の加熱治具と熱融着装置および合成樹脂部材の熱融着方法
JP2010253503A (ja) ヒータチップ及び接合装置
JP2003282644A (ja) 超音波ヘッド
JP7350169B2 (ja) 発振器配置のための冷却を備えた超音波溶着装置
JP2017024040A (ja) 超音波接合装置
JPH1016061A (ja) 熱可塑性合成樹脂で成形された成形品を熱融着する方法及びこの方法に用いられる発熱体
JPS63194930A (ja) プラスチック用溶着装置
JP4696624B2 (ja) 高周波誘電加熱電極型
JP3832544B2 (ja) 樹脂部品の接合方法
WO2013076759A1 (ja) 金属接合方法
JP4282356B2 (ja) 電磁成形用コイル
JP2006123378A (ja) 熱可塑性樹脂成形品の熱溶着方法
JP2019091867A (ja) 半導体装置の製造方法
CN104916555A (zh) 将半导体器件或元件焊接到基板上的方法和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200226

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200226

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200609

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200616

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6722931

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150