JP2021132119A - 加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】環状フレームの向きが異なることを検出できる加工装置を提供すること。【解決手段】加工装置1は、環状フレーム104の開口にテープ103を介してウエーハ101が保持されたフレームユニット100が複数収容されたカセット15を載置するカセット載置台10と、フレームユニット100を保持する保持テーブル20と、カセット15と保持テーブル20との間でフレームユニット100を搬送する搬送ユニット40と、制御ユニット50と、を備える。環状フレーム104は、欠け105が形成されている。搬送ユニット40は、欠け105を検出してフレームユニット100の向きを検出するセンサ90を含む。制御ユニット50は、センサ90の検出結果に応じて、フレームユニット100が規定の方向になるようにフレームユニット100を保持する保持テーブル20を回転させた状態で加工を開始する。【選択図】図1

Description

本発明は、加工装置に関する。
環状フレームの開口にテープを介してウエーハが保持されたフレームユニットを、搬送ユニットによりフレームユニットを収容するカセットから取り出して、フレームユニットを保持する保持テーブルに搬送し、加工ユニットにより保持テーブル上のフレームユニットのウエーハを加工する加工装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2017−112228号公報
通常同じ種類のウエーハは、同じ位置から同じ順序で加工されることが好ましい。そのため、通常環状フレームは一辺に欠けが形成されており、ウエーハに形成されたノッチやオリフラを基準に環状フレームに貼られるウエーハの向きをそろえ、さらに環状フレームの欠けを基準にカセットに収容する環状フレームの向きも統一している。しかしオペレーターが一度取り出した環状フレームをカセット内に戻すときに環状フレームの向きを間違えて収容してしまうおそれがあった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、環状フレームの向きが異なることを検出できる加工装置を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の加工装置は、加工装置であって、環状フレームの開口にテープを介してウエーハが保持されたフレームユニットが複数収容されたカセットを載置するカセット載置台と、該フレームユニットを保持する保持テーブルと、該カセットと該保持テーブルとの間で該フレームユニットを搬送する搬送ユニットと、制御ユニットと、を備え、該環状フレームは、少なくとも1箇所に欠けが形成され、該搬送ユニットは、該欠けを検出して該フレームユニットの向きを検出するセンサを含み、該制御ユニットは、該センサの検出結果に応じて、加工ユニットに対して該フレームユニットが規定の方向になるように該フレームユニットを保持する保持テーブルを回転させた状態で加工を開始することを特徴とする。
該センサは、該環状フレームに対して光を照射する投光部と、該投光部からの光を該環状フレームを介してまたは該環状フレームに反射させて受光する受光部と、を含んでいてもよい。
該搬送ユニットは、カセット載置台に置かれたカセットから該フレームユニットを搬送する第一の搬送アームと、該第一の搬送アームによって搬送された該フレームユニットの対向する一辺を支えるガイドレールと、該ガイドレールから該フレームユニットを保持テーブルへ搬送する第二の搬送アームと、を含み、該センサは、該第一の搬送アーム、該ガイドレール及び該第二の搬送アームの少なくともいずれかに設置されていてもよい。
本発明は、環状フレームの向きが異なることを検出できる。
図1は、実施形態1に係る加工装置の構成例を示す斜視図である。 図2は、実施形態1に係る加工装置の第二の搬送アームの要部を示す上面図である。 図3は、実施形態1に係る加工装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図4は、実施形態1に係る加工装置の動作中の一状態を示す上面図である。 図5は、実施形態2に係る加工装置の第二の搬送アームの要部を示す上面図である。 図6は、実施形態2に係る加工装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態3に係る加工装置の第一の搬送アーム及び第二の搬送アームの要部を示す上面図である。 図8は、実施形態3に係る加工装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態4に係る加工装置の構成例を示す斜視図である。 図10は、実施形態4に係る加工装置の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1に係る加工装置1を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態1に係る加工装置1の構成例を示す斜視図である。図2は、実施形態1に係る加工装置1の第二の搬送アーム43の要部を示す上面図である。実施形態1に係る加工装置1は、図1に示すように、カセット載置台10と、保持テーブル20と、加工ユニット30と、搬送ユニット40と、制御ユニット50と、を備える。
加工装置1の加工対象であるウエーハ101は、図1に示すように、例えば、シリコン、サファイア、シリコンカーバイド(SiC)、ガリウムヒ素等を母材とする円板状の半導体ウエーハや光デバイスウエーハである。ウエーハ101の外縁には、ウエーハ101の結晶方向を示すマークであるノッチ102やオリフラ(オリエンタルフラット)とも称される)が形成されている。ウエーハ101は、平坦な表面の格子状に形成される複数の分割予定ラインによって区画された領域にデバイスが形成されている。
ウエーハ101は、表面の裏側の裏面に貼着されたテープ103を介して、テープ103の外縁部に貼着された環状フレーム104の開口に保持されて、フレームユニット100を構成する。環状フレーム104は、実施形態1では、ステンレス製であり、後述するセンサ90の投光部91からの光を反射する。環状フレーム104は、実施形態1では、外縁の形状により、90度間隔で外縁の4方向が定義づけられている。本明細書では、この環状フレーム104の外縁の4方向を、図1に示すように、カセット15に規定通りに収容される際の向きに基づき、それぞれ、カセット15の開口16側に向けられる側を手前104−1、手前104−1に向かって右側を側方104−2、手前104−1に向かって左側を側方104−3、手前104−1と対向する側を奥側104−4と称する。以下において、カセット15に規定通りの方向に収容されており、加工装置1の動作が規定通りに実行された場合の各所でのフレームユニット100及び環状フレーム104の方向(向き)を、適宜、規定の方向と称する。
環状フレーム104は、外縁の少なくとも1箇所に欠け105が形成される。環状フレーム104は、実施形態1では、図1に示すように、手前104−1側の外縁の一辺の側方104−2側の部分に欠け105−1が形成されており、同じ外縁の一辺の側方104−3側の部分に欠け105−2が形成されている。ウエーハ101は、ノッチ102を基準に、環状フレーム104に貼られる方向が揃えられている。ウエーハ101は、実施形態1では、ノッチ102が環状フレーム104の奥側104−4側の外縁の一辺にくるような方向で、環状フレーム104に貼られる。なお、本明細書では、フレームユニット100及び環状フレーム104の方向(向き)を、欠け105−1及び欠け105−2が形成されている手前104−1側の方向(向き)と定義する。
カセット載置台10は、図1に示すように、フレームユニット100が複数収容されたカセット15が上面に載置され、カセット15をZ軸方向に昇降させて、カセット15の高さをフレームユニット100を搬出または搬入する高さに調整する。カセット15は、複数のフレームユニット100を鉛直方向と平行なZ軸方向に間隔をあけて収容する収容容器であって、フレームユニット100を出し入れする開口16が設けられている。カセット15は、開口16を保持テーブル20の方向に向けてカセット載置台10上に載置される。
保持テーブル20は、保持面21でフレームユニット100を保持する。保持テーブル20は、不図示の吸引源と連通しており、吸引源から供給される負圧によってフレームユニット100を吸引保持する。また、保持テーブル20の周囲には、フレームユニット100の環状フレーム104をクランプするクランプ部22が複数設けられている。
保持テーブル20は、図1に示すように、テーブルベース23上に設けられている。テーブルベース23は、不図示のX軸移動ユニットによってX軸方向に沿って移動可能である。保持テーブル20は、テーブルベース23がX軸方向に沿って移動することに伴い、X軸方向に沿って移動する。保持テーブル20は、不図示の回転駆動源によって、テーブルベース23に対してZ軸周りに回転可能である。
加工ユニット30は、保持テーブル20に保持されたフレームユニット100のウエーハ101を加工する。加工ユニット30は、実施形態1では、図1に示すように、Y軸周りに回転する切削ブレード31によって、ウエーハ101を切削加工する切削手段である。加工ユニット30は、Y軸移動ユニットによってY軸方向に沿って移動可能であり、Z軸移動ユニットによってZ軸方向に沿って移動可能である。加工装置1は、加工ユニット30を2つ備えた、即ち、2スピンドルのダイサ、いわゆるフェイシングデュアルタイプの切削装置である。
なお、加工装置1が備える加工ユニット30は、切削ブレード31でフレームユニット100のウエーハ101を切削加工する切削ユニットに限定されない。他には、加工ユニット30は、例えば、同様のフレームユニット100のウエーハ101にレーザービームを照射してレーザー加工するレーザー加工ユニットでもよい。
加工装置1は、X軸移動ユニット、Y軸移動ユニット及びZ軸移動ユニットにより、保持テーブル20と加工ユニット30とを分割予定ラインに沿って相対移動させることにより、保持テーブル20に保持されたフレームユニット100のウエーハ101を分割予定ラインに沿って切削加工する。
搬送ユニット40は、カセット載置台10に載置されたカセット15と保持テーブル20との間にわたって移動可能に設けられ、カセット15と保持テーブル20との間でフレームユニット100を搬送する。搬送ユニット40は、図1に示すように、第一の搬送アーム41と、一対のガイドレール42と、第二の搬送アーム43と、を含む。
第一の搬送アーム41は、図1に示すように、カセット載置台10に載置されたカセット15の開口16の手前に、Y軸方向に沿って移動可能に設けられている。第一の搬送アーム41は、フレームユニット100の環状フレーム104の開口16側の部分、フレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いている場合には手前104−1側の部分を把持する把持部81を有する。第一の搬送アーム41は、カセット15に収容されたフレームユニット100の環状フレーム104を把持部81で把持してY軸方向に沿って搬出して、一対のガイドレール42上に搬送する。また、第一の搬送アーム41は、一対のガイドレール42上のフレームユニット100の環状フレーム104を把持部81で把持してカセット15にY軸方向に沿って搬入する。
一対のガイドレール42は、図1に示すように、カセット載置台10に載置されたカセット15の開口16の手前に、互いに接近及び離間可能に設けられている。一対のガイドレール42は、図2に示すように、一対のガイドレール42上のフレームユニット100の環状フレーム104の対向する一辺を支えることで、当該対向する一辺側からガイドする。一対のガイドレール42は、規定の方向では、環状フレーム104の側方104−2及び側方104−3を支えることで、側方104−2,側方104−3の両側からガイドする。
第二の搬送アーム43は、一対のガイドレール42と保持テーブル20との間でフレームユニット100を搬送する。第二の搬送アーム43は、図1に示すように、搬送アーム82と、保持部83と、複数の吸着パッド84と、を有する。
搬送アーム82は、Y軸方向及びZ軸方向に移動可能に設けられており、保持部83を上方から支持する。保持部83は、搬送アーム82の下方に配設され、搬送アーム82がY軸方向やZ軸方向に沿って移動することに伴い、同様にY軸方向やZ軸方向に沿って移動する。複数の吸着パッド84は、保持部83の下面に設けられ、図2に示すように、フレームユニット100の環状フレーム104を上方から吸着保持する。吸着パッド84は、一対のガイドレール42上のフレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いている場合には、フレームユニット100の環状フレーム104の側方104−2,側方104−3の両側の各2箇所の合計4箇所に対応する各位置に設けられている。
また、加工装置1は、図1に示すように、搬送ユニット60と、洗浄ユニット70と、をさらに備える。搬送ユニット60は、加工ユニット30によりウエーハ101を加工処理後のフレームユニット100を、保持テーブル20から洗浄ユニット70へ搬送する。搬送ユニット60は、洗浄ユニット70によりウエーハ101を洗浄処理後のフレームユニット100を、洗浄ユニット70から一対のガイドレール42に搬送する。洗浄ユニット70は、加工ユニット30によりウエーハ101を加工処理後のフレームユニット100を洗浄する。
搬送ユニット40の第二の搬送アーム43は、下方に向けられたセンサ90が設置されている。第二の搬送アーム43は、図2に示すように、吸着パッド84によってフレームユニット100が吸着保持されている場合に、このフレームユニット100の環状フレーム104の外縁より少し内側の領域の上方に、当該領域に向けてセンサ90が設置されている。センサ90は、吸着パッド84によって吸着保持されたフレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いている場合には、欠け105−1に向けられる。第二の搬送アーム43は、保持部83にセンサアーム93が装着され、センサアーム93の先端にセンサ90が設置されている。
センサ90は、図2に示すように、環状フレーム104の外縁より少し内側の領域に向けて光を照射する投光部91と、投光部91からの光が環状フレーム104の表面によって反射した反射光を受光する受光部92と、を含む。
制御ユニット50は、加工装置1を駆動する各機構(搬送ユニット40、X軸移動ユニット、Y軸移動ユニット、Z軸移動ユニット、回転駆動源)を制御する。制御ユニット50は、加工装置1の各部を制御し、加工装置1による加工処理を実現する。制御ユニット50は、例えばオペレーターにより入力設定された加工条件に従って、保持テーブル20や加工ユニット30を含む加工装置1の各部を制御し、フレームユニット100のウエーハ101の加工処理を実現する。
制御ユニット50は、センサ90を制御する。制御ユニット50は、投光部91からの光の照射量を制御し、受光部92の光の受光量を検出する。制御ユニット50は、センサ90の検出結果に応じて、加工ユニット30に対してフレームユニット100が規定の方向になるように、フレームユニット100を保持する保持テーブル20を回転させた状態で加工を開始する。ここで、本明細書では、加工ユニット30に対してフレームユニット100が規定の方向になるように、フレームユニット100を保持する保持テーブル20を回転させるとは、加工ユニット30に対してフレームユニット100が規定の方向を向いている場合には、フレームユニット100を保持する保持テーブル20を回転させる必要がないので回転させず、加工ユニット30に対してフレームユニット100が規定の方向を向いていない場合には、フレームユニット100を保持する保持テーブル20を適切に回転させることで、加工ユニット30に対してフレームユニット100を規定の方向に向けることをいう。
制御ユニット50は、実施形態1では、コンピュータシステムを含む。制御ユニット50は、CPU(central processing unit)のようなマイクロプロセッサを有する演算処理装置と、ROM(read only memory)又はRAM(random access memory)のようなメモリを有する記憶装置と、入出力インターフェース装置とを有する。演算処理装置は、記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムに従って演算処理を実行して、加工装置1を制御するための制御信号を、入出力インターフェース装置を介して加工装置1の各構成要素に出力する。
以上のような構成を有する実施形態1に係る加工装置1の動作について、以下に説明する。図3は、実施形態1に係る加工装置1の動作の一例を示すフローチャートである。図4は、実施形態1に係る加工装置1の動作中の一状態を示す上面図である。
実施形態1に係る加工装置1では、まず、第一の搬送アーム41は、フレームユニット100を把持してカセット15から搬出し(図3のステップ1011)、環状フレーム104の幅に合わせた距離だけ離間した一対のガイドレール42上に載置する(図3のステップ1012)。加工装置1では、ステップ1012の後、第二の搬送アーム43は、一対のガイドレール42上に載置したフレームユニット100を吸着パッド84で上方から吸着保持する(図3のステップ1013)。
加工装置1では、ステップ1013の後、一対のガイドレール42を離間させてから、第二の搬送アーム43は、フレームユニット100を保持テーブル20上に移動し、載置する。その後、加工装置1では、保持テーブル20は、載置されたフレームユニット100を吸引保持する(図3のステップ1014)。加工装置1では、ステップ1014の後、第二の搬送アーム43を保持テーブル20上のフレームユニット100の上方に位置付けた状態で、制御ユニット50は、投光部91から光を照射し、受光部92で受光する光の受光量を検出する(図3のステップ1015)。なお、投光部91から光を照射して受光部92で受光する光の受光量を検出するステップ1015は、フレームユニット100を保持テーブル20に載置して吸引保持させるステップ1014の実施前に行ってもよい。
加工装置1では、制御ユニット50は、ステップ1015で受光部92が受光した光の受光量が所定の閾値以下であるか否かを判定する(図3のステップ1016)。ここで、図2に示すように、フレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いている場合には、センサ90の下方に欠け105−1があり、欠け105−1によって投光部91から照射された光の一部が反射されないために受光部92に到達しないため、ステップ1014で受光部92が受光した光の受光量は、所定の閾値以下となる。したがって、この場合には、制御ユニット50は、受光部92が受光した光の受光量が所定の閾値以下であると判定することにより(図3のステップ1016でYes)、フレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いていると判定する。制御ユニット50は、このようにステップ1016でYesの場合、処理を図3のステップ1017に進める。なお、受光部92が受光した光の受光量が所定の閾値以下であるか否かを判定するステップ1016は、ステップ1015を保持テーブル20でフレームユニット100を吸引保持するステップ1014の実施前に行った場合には、ステップ1014の実施前に行ってもよい。
一方、制御ユニット50は、図4に示すように、フレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いていない場合には、センサ90の下方に欠け105−1がなく、環状フレーム104によって投光部91から照射された光がほとんど反射されて受光部92に到達するため、ステップ1014で受光部92が受光した光の受光量は、所定の閾値より大きくなる。したがって、この場合には、制御ユニット50は、受光部92が受光した光の受光量が所定の閾値より大きいと判定することにより(図3のステップ1016でNo)、フレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いていないと判定する。制御ユニット50は、このようにステップ1016でNoの場合、処理を図3のステップ1018に進める。
加工装置1では、制御ユニット50は、ステップ1016でYesの場合、ステップ1016でフレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いていると判定したので、そのまま加工ユニット30による加工を開始する(図3のステップ1017)。
加工装置1では、制御ユニット50は、ステップ1016でNoの場合、ステップ1016でフレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いていないと判定したので、保持テーブル20を90度回転させて、フレームユニット100及び環状フレーム104の方向を変える(図3のステップ1018)。なお、保持テーブル20を90度回転する方向は、全てのステップ1018の処理でいずれも同じ方向とすればよく、時計回りでも反時計回りでも構わない。
加工装置1では、ステップ1018の後、第二の搬送アーム43は、90度回転した後の保持テーブル20上のフレームユニット100の上方に位置付ける(図3のステップ1019)。加工装置1は、ステップ1019の後、再びステップ1015及びステップ1016の処理を繰り返す。加工装置1は、ステップ1016でYesの判定が出るまで、すなわち、フレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いている旨の判定が出るまで、ステップ1018及びステップ1019を挟んで、ステップ1015及びステップ1016の処理を最大で4回繰り返す。なお、ステップ1019の後に繰り返して実施するステップ1015及びステップ1016は、フレームユニット100を吸着パッド84で保持した状態で行ってもよい。
以上のような構成を有する実施形態1に係る加工装置1は、環状フレーム104が少なくとも1箇所に欠け105−1,105−2が形成され、搬送ユニット40が欠け105−1を検出してフレームユニット100の向きを検出するセンサ90を含み、制御ユニット50が、搬送ユニット40の第二の搬送アーム43がフレームユニット100の環状フレーム104を吸引保持したタイミングでの第二の搬送アーム43に設置されたセンサ90の検出結果に応じて、加工ユニット30に対してフレームユニット100が規定の方向になるように、フレームユニット100を保持する保持テーブル20を回転させた状態で加工を開始する。このため、実施形態1に係る加工装置1は、フレームユニット100及び環状フレーム104の向きが規定の方向とは異なることを検出できるという作用効果を奏する。また、実施形態1に係る加工装置1は、フレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向になるように保持テーブル20を回転させるので、オペレーターがフレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向になっていない場合に、規定の方向に変更する作業が不要となるという作用効果を奏する。
また、実施形態1に係る加工装置1は、センサ90が、環状フレーム104に対して光を照射する投光部91と、投光部91からの光を環状フレーム104に反射させて受光する受光部92と、を含む。このため、実施形態1に係る加工装置1は、センサ90により、より好適に、欠け105−1を検出してフレームユニット100の向きを検出することができるという作用効果を奏する。
また、実施形態1に係る加工装置1は、搬送ユニット40が、第一の搬送アーム41と、一対のガイドレール42と、第二の搬送アーム43と、を含み、センサ90が、第二の搬送アーム43に設置されている。このため、実施形態1に係る加工装置1は、第二の搬送アーム43にセンサ90を設けるだけで、第二の搬送アーム43が一対のガイドレール42から保持テーブル20へ搬送する際に、容易に欠け105−1を検出してフレームユニット100の向きを検出することができるという作用効果を奏する。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2に係る加工装置1−2を図面に基づいて説明する。図5は、実施形態2に係る加工装置1−2の第二の搬送アーム43−2の要部を示す上面図である。図6は、実施形態2に係る加工装置1−2の動作の一例を示すフローチャートである。図5及び図6は、実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
実施形態2に係る加工装置1−2は、実施形態1に係る加工装置1において、搬送ユニット40の第二の搬送アーム43を第二の搬送アーム43−2に変更したものである。実施形態2に係る第二の搬送アーム43−2は、実施形態1に係る第二の搬送アーム43において、センサ90の設置数を4つに変更したものである。
第二の搬送アーム43−2は、図5に示すように、吸着パッド84によってフレームユニット100が吸着保持されている場合に、フレームユニット100の環状フレーム104の外縁の4方向全てについて、環状フレーム104の外縁より少し内側の領域の上方に、当該領域に向けて、それぞれ1つずつセンサ90が設置されている。第二の搬送アーム43−2に設置されたセンサ90は、吸着パッド84によって吸着保持されているフレームユニット100の向きに依らず、それぞれ、環状フレーム104の手前104−1側、側方104−2側、側方104−3側、奥側104−4側の4方向の各領域に、それぞれ向けられている。
以上のような構成を有する実施形態2に係る加工装置1−2の動作について、以下に説明する。実施形態2に係る加工装置1−2は、実施形態1に係る加工装置1と同様のステップ1011〜ステップ1015までの各処理を実行する。実施形態2に係る加工装置1−2では、ステップ1015では、制御ユニット50は、4つ全てのセンサ90について、投光部91から光を照射し、受光部92で受光する光の受光量を検出する。なお、ステップ1015は、第二の搬送アーム43−2がフレームユニット100を吸引保持せず、第二の搬送アーム43−2がガイドレール42に載置されたフレームユニット100の上方に位置する状態で行ってもよい。
実施形態2に係る加工装置1−2では、制御ユニット50は、4つ全てのセンサ90について、ステップ1014で受光部92が受光した光の受光量が所定の閾値以下であるか否かを判定し、光の受光量が所定の閾値以下であると判定したセンサ90を抽出する(図6のステップ1021)。実施形態2に係る加工装置1−2では、そして、制御ユニット50は、ステップ1021で抽出したセンサ90が設置されている方向を、欠け105−1が形成された方向であると認識する(図6のステップ1022)。
実施形態2に係る加工装置1−2では、制御ユニット50は、ステップ1022で認識した欠け105−1が形成された方向に基づいて、加工ユニット30に対してフレームユニット100が規定の方向になるように、フレームユニット100を保持する保持テーブル20を回転させる回転角度を算出する(図6のステップ1023)。実施形態2に係る加工装置1−2では、そして、制御ユニット50は、ステップ1023で算出した保持テーブル20の回転角度に基づいて、保持テーブル20を回転させる(図6のステップ1024)。
実施形態2に係る加工装置1−2では、例えば、フレームユニット100が規定の方向を向いている場合には、制御ユニット50は、欠け105−1が形成された方向が規定の方向であると検出するので、ステップ1023で回転角度を0度と算出し、ステップ1024で保持テーブル20を回転させない。一方、実施形態2に係る加工装置1−2では、フレームユニット100が規定の方向を向いていない場合には、制御ユニット50は、欠け105−1が形成された方向が規定の方向ではない別の方向であると検出するので、ステップ1023で回転角度を90度、180度、270度のいずれかと算出し、ステップ1024で算出した回転角度分だけ保持テーブル20を回転させることで、フレームユニット100を規定の方向に向ける。
以上のような構成を有する実施形態2に係る加工装置1−2は、環状フレーム104の外縁の4方向全てについて、環状フレーム104の外縁より少し内側の領域に向けたセンサ90を1つずつ設置している。このため、実施形態2に係る加工装置1−2は、1回のセンサ90による検出動作で、短時間で欠け105−1を検出してフレームユニット100の向きを検出することができるという作用効果を奏する。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3に係る加工装置1−3を図面に基づいて説明する。図7は、実施形態3に係る加工装置1−3の第一の搬送アーム41−3及び第二の搬送アーム43−3の要部を示す上面図である。図8は、実施形態3に係る加工装置1−3の動作の一例を示すフローチャートである。図7及び図8は、実施形態1及び実施形態2と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
実施形態3に係る加工装置1−3は、実施形態1に係る加工装置1において、搬送ユニット40の第一の搬送アーム41を第一の搬送アーム41−3に変更し、第二の搬送アーム43を第二の搬送アーム43−3に変更したものである。実施形態3に係る第二の搬送アーム43−3は、実施形態1に係る第二の搬送アーム43において、センサ90を設置しないように変更したものである。
実施形態3に係る第一の搬送アーム41−3は、実施形態1に係る第一の搬送アーム41において、把持部81でフレームユニット100の環状フレーム104を把持している際に、把持部81で把持している側の環状フレーム104の外縁より少し内側の領域の上方に、当該領域に向けてセンサ90を設置するように変更したものである。実施形態3では、第一の搬送アーム41−3に設置されたセンサ90は、フレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向にある場合、欠け105−1に向けられる。
以上のような構成を有する実施形態3に係る加工装置1−3の動作について、以下に説明する。実施形態3に係る加工装置1−3は、図8に示すように、実施形態1に係るステップ1011と同様の処理をして第一の搬送アーム41−3の把持部81でフレームユニット100の環状フレーム104を把持した後に、第一の搬送アーム41−3に設置されたセンサ90で、実施形態1に係るステップ1015と同様の受光部92の光の受光量の検出処理をし、実施形態1に係るステップ1012と同様の処理をして、フレームユニット100を一対のガイドレール42上に載置する。
その後、実施形態3に係る加工装置1−3は、実施形態1に係るステップ1013、ステップ1014、ステップ1016と同様の処理をする。実施形態3に係る加工装置1−3では、ステップ1016でYesの場合、実施形態1に係るステップ1017と同様の処理をする。
一方、実施形態3に係る加工装置1−3は、ステップ1016でNoの場合、実施形態1に係るステップ1018と同様の処理をして保持テーブル20と共にフレームユニット100及び環状フレーム104の向きを90度回転させた後、第二の搬送アーム43−3で、保持テーブル20上のフレームユニット100をガイドレール42上に移動させる(図8のステップ1031)。そして、実施形態3に係る加工装置1−3は、ステップ1031の後に、第一の搬送アーム41−3で、ガイドレール42上のフレームユニット100の環状フレーム104を把持する(図8のステップ1032)。
実施形態3に係る加工装置1−3は、ステップ1032の後、再びステップ1015、ステップ1012、ステップ1013、ステップ1014及びステップ1016の処理を繰り返す。実施形態3に係る加工装置1−3は、ステップ1016でYesの判定が出るまで、すなわち、フレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いている旨の判定が出るまで、ステップ1018、ステップ1031及びステップ1032を挟んで、ステップ1015、ステップ1012、ステップ1013、ステップ1014及びステップ1016の処理を最大で4回繰り返す。
以上のような構成を有する実施形態3に係る加工装置1−3は、実施形態1に係る加工装置1において、第二の搬送アーム43に設置していたセンサ90を、第一の搬送アーム41−3に設置する変更をし、この変更に応じて、第一の搬送アーム41−3がフレームユニット100の環状フレーム104を把持したタイミングでセンサ90での受光部92の光の受光量の検出処理をするように変更したものである。このため、実施形態3に係る加工装置1−3は、実施形態1に係る加工装置1と同様の作用効果を奏するものとなる。
〔実施形態4〕
本発明の実施形態4に係る加工装置1−4を図面に基づいて説明する。図9は、実施形態4に係る加工装置1−4の構成例を示す斜視図である。図10は、実施形態4に係る加工装置1−4の動作の一例を示すフローチャートである。図9及び図10は、実施形態1、実施形態2及び実施形態3と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
実施形態4に係る加工装置1−4は、実施形態1に係る加工装置1において、搬送ユニット40の第二の搬送アーム43を第二の搬送アーム43−4に変更し、テーブルベース23上にセンサ90の受光部92を設置するように変更したものである。実施形態4に係る第二の搬送アーム43−4は、実施形態1に係る第二の搬送アーム43において、センサ90に代えてセンサ90の投光部91のみを設置したものである。
実施形態4に係る加工装置1−4では、保持テーブル20上にフレームユニット100を保持させ、第二の搬送アーム43−4を保持テーブル20上に移動させたとき、第二の搬送アーム43−4に設置された投光部91と、テーブルベース23上に設置された受光部92とは、フレームユニット100の環状フレーム104の外縁より少し内側の領域を介して、互いに上下方向に対向する。このため、実施形態4に係る加工装置1−4では、保持テーブル20上にフレームユニット100を保持させ、第二の搬送アーム43−4を保持テーブル20上に移動させたとき、受光部92は、投光部91からの光を環状フレーム104の当該領域を介して受光する。実施形態4では、投光部91及び受光部92は、フレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向にある場合、欠け105−1を含む領域を介して対向する。
以上のような構成を有する実施形態4に係る加工装置1−4の動作について、以下に説明する。実施形態4に係る加工装置1−4は、図10に示すように、実施形態1に係るステップ1011、ステップ1012、ステップ1013及びステップ1014と同様の処理をして、第二の搬送アーム43−4により保持テーブル20上にフレームユニット100を吸引保持させた後に、第二の搬送アーム43−4に設置された投光部91とテーブルベース23上に設置された受光部92とにより、実施形態1に係るステップ1015と同様の受光部92の光の受光量の検出処理をする。
実施形態4では、制御ユニット50は、実施形態1のステップ1016とは逆に、ステップ1015で受光部92が受光した光の受光量が所定の閾値以上であるか否かを判定する(図10のステップ1041)。ここで、フレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いている場合には、投光部91と受光部92との間に欠け105−1があり、欠け105−1によって投光部91から照射された光がほとんど通過して受光部92に到達するため、ステップ1015で受光部92が受光した光の受光量は、所定の閾値以上となる。したがって、この場合には、制御ユニット50は、受光部92が受光した光の受光量が所定の閾値以上であると判定することにより(図10のステップ1041でYes)、フレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いていると判定する。制御ユニット50は、このようにステップ1041でYesの場合、処理を実施形態1と同様のステップ1017に進める。
一方、制御ユニット50は、フレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いていない場合には、投光部91と受光部92との間に欠け105−1がなく、環状フレーム104によって投光部91から照射された光がほとんど反射されて受光部92に到達しないため、ステップ1015で受光部92が受光した光の受光量は、所定の閾値より小さくなる。したがって、この場合には、制御ユニット50は、受光部92が受光した光の受光量が所定の閾値より小さいと判定することにより(図10のステップ1041でNo)、フレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いていないと判定する。制御ユニット50は、このようにステップ1041でNoの場合、処理を実施形態1と同様のステップ1018に進める。
実施形態4に係る加工装置1−4は、ステップ1041でNoの場合、実施形態1に係るステップ1018と同様の処理をして保持テーブル20と共にフレームユニット100及び環状フレーム104の向きを90度回転させた後、実施形態1に係るステップ1019と同様の処理をして第二の搬送アーム43−4を、保持テーブル20上のフレームユニット100の上方に位置付ける。
実施形態4に係る加工装置1−4は、ステップ1019の後、再びステップ1015及びステップ1041の処理を繰り返す。実施形態4に係る加工装置1−4は、ステップ1041でYesの判定が出るまで、すなわち、フレームユニット100及び環状フレーム104が規定の方向を向いている旨の判定が出るまで、ステップ1018及びステップ1019を挟んで、ステップ1015及びステップ1041の処理を最大で4回繰り返す。
以上のような構成を有する実施形態4に係る加工装置1−4は、実施形態1に係る加工装置1において、第二の搬送アーム43に設置していたセンサ90を、第二の搬送アーム43−4に投光部91を設置し、テーブルベース23上に受光部92を設置するように変更をし、これらの変更に応じて、フレームユニット100を保持テーブル20で吸引保持し、第二の搬送アーム43−4をフレームユニット100上に位置付けたタイミングでセンサ90での受光部92の光の受光量の検出処理をするように変更したものである。このため、実施形態4に係る加工装置1−4は、実施形態1に係る加工装置1と同様の作用効果を奏するものとなる。
なお、本発明は上記実施形態、変形例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、センサ90は、実施形態1及び実施形態2では第二の搬送アーム43,43−2に設置され、実施形態3では第一の搬送アーム41−3に設置され、実施形態4では第二の搬送アーム43−4とテーブルベース23上とに分離して設置されているが、本発明ではこれらに限定されず、投光部91と受光部92との位置関係が、受光部92が投光部91からの光を環状フレーム104を介してまたは環状フレーム104に反射させて受光するような位置関係であればどのような位置に設置されていても良い。また、センサ90は、本発明では、フレームユニット100をカセット15から保持テーブル20まで搬送する搬送ユニット40を構成する第一の搬送アーム41,41−3、ガイドレール42及び第二の搬送アーム43,43−2,43−3,43−4の少なくともいずれかに設置されていればよい。
1,1−2,1−3,1−4 加工装置
10 カセット載置台
15 カセット
20 保持テーブル
30 加工ユニット
40 搬送ユニット
41,41−3 第一の搬送アーム
42 ガイドレール
43,43−2,43−3,43−4 第二の搬送アーム
50 制御ユニット
90 センサ
91 投光部
92 受光部
100 フレームユニット
101 ウエーハ
104 環状フレーム
105,105−1,105−2 欠け

Claims (3)

  1. 加工装置であって、
    環状フレームの開口にテープを介してウエーハが保持されたフレームユニットが複数収容されたカセットを載置するカセット載置台と、
    該フレームユニットを保持する保持テーブルと、
    該カセットと該保持テーブルとの間で該フレームユニットを搬送する搬送ユニットと、
    制御ユニットと、を備え、
    該環状フレームは、少なくとも1箇所に欠けが形成され、
    該搬送ユニットは、該欠けを検出して該フレームユニットの向きを検出するセンサを含み、
    該制御ユニットは、該センサの検出結果に応じて、加工ユニットに対して該フレームユニットが規定の方向になるように該フレームユニットを保持する保持テーブルを回転させた状態で加工を開始することを特徴とする加工装置。
  2. 該センサは、
    該環状フレームに対して光を照射する投光部と、
    該投光部からの光を該環状フレームを介してまたは該環状フレームに反射させて受光する受光部と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
  3. 該搬送ユニットは、
    カセット載置台に置かれたカセットから該フレームユニットを搬送する第一の搬送アームと、
    該第一の搬送アームによって搬送された該フレームユニットの対向する一辺を支えるガイドレールと、
    該ガイドレールから該フレームユニットを保持テーブルへ搬送する第二の搬送アームと、を含み、
    該センサは、
    該第一の搬送アーム、該ガイドレール及び該第二の搬送アームの少なくともいずれかに設置されることを特徴とする請求項1または2に記載の加工装置。
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