JP2021131951A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】嵌合検知の信頼性を向上させたコネクタを提供する。【解決手段】コネクタは、パネル90に設置され、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジング10、60と、第1ハウジング10に収容される一対の端子金具11Aと、第1ハウジング10に収容され、一対の端子金具11Aを短絡させるショート端子12と、を備える。第2ハウジング60は、第1、第2ハウジング10、60の正規嵌合時、一対の端子金具11Aとショート端子12との間に位置し、一対の端子金具11Aの短絡状態を解除する解除部73を有する。第1ハウジング10は、第2ハウジング60を嵌合状態に保持する第1方向に撓み変形可能なロックアーム15を有する。ショート端子12は、一対の端子金具11Aに対し、第1方向と直交する第2方向に対向して接触する接触部24を有する。【選択図】図6
Description
本開示は、コネクタに関する。
特許文献1は、第1メインコネクタに収容される一対の第1端子と、両第1端子に接続される弾性短絡部材(以下、ショート端子という)と、第2メインコネクタに設けられた短絡解除板と、を備えたコネクタアッセンブリを開示する。
第1メインコネクタおよび第2メインコネクタが嵌合される前、両第1端子はショート端子を介して短絡状態に維持される。第1メインコネクタおよび第2メインコネクタが正規に嵌合されると、短絡解除板が両第1端子とショート端子との間に位置し、両第1端子の短絡状態が解除される。これにより、第1メインコネクタおよび第2メインコネクタが正規に嵌合された状態にあることを電気的に検知する。この種の嵌合検知機能を備えたコネクタは、特許文献2にも開示されている。
ところで、互いに嵌合可能な一対のハウジングのうち、一方のハウジングにロックアームが設けられ、ロックアームが他方のハウジングを係止し、両ハウジングを嵌合状態に保持する構成も知られている。さらに、コネクタがパネルに保持される構成も知られている。このようなパネル設置型のコネクタ構造に対し、特許文献1のショート端子および短絡解除板を適用すると、両ハウジングの嵌合過程でロックアームが撓み変形したときに、一方のハウジングが他方のハウジングに対して正規の姿勢から傾き、短絡解除板がショート端子に不正な方向から突き当たる可能性がある。仮に、短絡解除板がショート端子に不正な方向から突き当たると、対をなす端子金具の短絡状態が正しく解除されず、嵌合検知の信頼性が低下するという問題がある。
そこで、本開示は、嵌合検知の信頼性を向上させたコネクタを提供することを目的とする。
本開示のコネクタは、パネルに設置されるコネクタであって、互いに嵌合可能な第1ハウジングおよび第2ハウジングと、前記第1ハウジングに収容される一対の端子金具と、前記第1ハウジングに収容され、前記一対の端子金具を短絡させるショート端子と、を備え、前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングおよび第2ハウジングの正規嵌合時、前記一対の端子金具と前記ショート端子との間に位置し、前記一対の端子金具の短絡状態を解除する解除部を有し、前記第1ハウジングは、前記第2ハウジングを嵌合状態に保持する、第1方向に撓み変形可能なロックアームを有し、前記ショート端子は、前記一対の端子金具に対し、前記第1方向と直交する第2方向に対向して接触する接触部を有している。
本開示によれば、嵌合検知の信頼性を向上させたコネクタを提供することが可能となる。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)パネルに設置されるコネクタであって、互いに嵌合可能な第1ハウジングおよび第2ハウジングと、前記第1ハウジングに収容される一対の端子金具と、前記第1ハウジングに収容され、前記一対の端子金具を短絡させるショート端子と、を備え、前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングおよび第2ハウジングの正規嵌合時、前記一対の端子金具と前記ショート端子との間に位置し、前記一対の端子金具の短絡状態を解除する解除部を有し、前記第1ハウジングは、前記第2ハウジングを嵌合状態に保持する、第1方向に撓み変形可能なロックアームを有し、前記ショート端子は、前記一対の端子金具に対し、前記第1方向と直交する第2方向に対向して接触する接触部を有している。
コネクタがパネルに設置される構造の場合、ロックアームが第1ハウジングおよび第2ハウジングの嵌合過程で第1方向に撓み変形するときに、第1ハウジングも第1方向(第1方向に沿った仮想面の面方向)に傾く懸念がある。しかし、ショート端子の接触部が両端子金具に対して第1方向と直交する第2方向に対向して接触するため、仮に、第1ハウジングが第1方向に傾き、両端子金具とショート端子との接触位置が第1方向に変位したとしても、第1ハウジングおよび第2ハウジングの正規嵌合時、解除部が両端子金具とショート端子との間に位置することができる。その結果、両端子金具が解除部により短絡解除される状態を良好に実現することができ、嵌合検知の信頼性を向上させることができる。
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)パネルに設置されるコネクタであって、互いに嵌合可能な第1ハウジングおよび第2ハウジングと、前記第1ハウジングに収容される一対の端子金具と、前記第1ハウジングに収容され、前記一対の端子金具を短絡させるショート端子と、を備え、前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングおよび第2ハウジングの正規嵌合時、前記一対の端子金具と前記ショート端子との間に位置し、前記一対の端子金具の短絡状態を解除する解除部を有し、前記第1ハウジングは、前記第2ハウジングを嵌合状態に保持する、第1方向に撓み変形可能なロックアームを有し、前記ショート端子は、前記一対の端子金具に対し、前記第1方向と直交する第2方向に対向して接触する接触部を有している。
コネクタがパネルに設置される構造の場合、ロックアームが第1ハウジングおよび第2ハウジングの嵌合過程で第1方向に撓み変形するときに、第1ハウジングも第1方向(第1方向に沿った仮想面の面方向)に傾く懸念がある。しかし、ショート端子の接触部が両端子金具に対して第1方向と直交する第2方向に対向して接触するため、仮に、第1ハウジングが第1方向に傾き、両端子金具とショート端子との接触位置が第1方向に変位したとしても、第1ハウジングおよび第2ハウジングの正規嵌合時、解除部が両端子金具とショート端子との間に位置することができる。その結果、両端子金具が解除部により短絡解除される状態を良好に実現することができ、嵌合検知の信頼性を向上させることができる。
(2)前記第1ハウジングは、前記第1方向に長手を有し、前記第2方向に短手を有する形態とされ、前記ロックアームは、前記第1ハウジングの短手の一外面に突設されていることが好ましい。これによれば、第1ハウジングが第1方向に傾いたときに、両端子金具とショート端子との接触位置が第1方向に大きく変位するため、上記構成を適用し、両端子金具が短絡解除される状態を良好に実現できるメリットは大きい。
(3)前記ロックアームは、前記第2方向において前記ショート端子の収容部と重なる位置に配置されていると良い。これによれば、第1ハウジングを第2方向に小型にすることができる。
(4)前記第2ハウジングは、がた詰め突部を有し、前記第1ハウジングは、前記がた詰め突部を受けるがた詰め溝を有し、前記がた詰め溝は、前記第2方向において前記ショート端子の収容部と重なる位置に配置されていると良い。これによれば、第1ハウジングを第2方向により小型にすることができるとともに、第1ハウジングに複数の機能を集約させることができる。
(5)前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングの嵌合過程で、前記ロックアームが前記第1方向に撓み変形した状態において、前記解除部が前記ショート端子の収容部に位置するように設定されていると良い。これによれば、ロックアームが第1方向に撓み変形し、第1ハウジングが第1方向に傾いた状態からでも解除部を収容部に進入させることができる。
(6)前記パネルに密着可能なグロメットを備え、前記グロメットは、前記第1ハウジングの外周に装着されていると良い。これによれば、グロメットがパネルに密着する際に、第1ハウジングがグロメットの反力を受けて第1方向に傾き易くなる。よって、本構成を適用し、第1ハウジングの第1方向への傾き具合に関わらず、両端子金具が短絡解除される状態を良好に実現できるメリットは大きい。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のコネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本開示のコネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<実施例1>
実施例1のコネクタは、パネル90に設置されるコネクタであって、第1ハウジング10、第2ハウジング60、複数の第1端子金具11および1つのショート端子12を備えている。図1に示すように、第1ハウジング10および第2ハウジング60は、互いに嵌合可能となっている。各第1端子金具11およびショート端子12は、いずれも導電金属製であって第1ハウジング10に収容される。
実施例1のコネクタは、パネル90に設置されるコネクタであって、第1ハウジング10、第2ハウジング60、複数の第1端子金具11および1つのショート端子12を備えている。図1に示すように、第1ハウジング10および第2ハウジング60は、互いに嵌合可能となっている。各第1端子金具11およびショート端子12は、いずれも導電金属製であって第1ハウジング10に収容される。
第1ハウジング10および第2ハウジング60は、いずれも合成樹脂製であって第1方向(図1の上下方向)に長く、第2方向(図1の紙面厚み方向)に短い形態になっている。なお、以下の説明において、前後方向については、第1ハウジング10および第2ハウジング60が嵌合開始時に互いに向き合う面側を前側とする。また、第1方向は、図4を除く各図の上下方向である。第2方向は、第1方向と直交する方向であって、図2、図3、図5および図6の左右方向であり、図4の上下方向である。第1方向および第2方向は、第1ハウジング10および第2ハウジング60の嵌合方向と直交する方向でもある。
第2ハウジング60は、図5に示すように、第1方向に長いブロック状の第2ハウジング本体61と、第2ハウジング本体61から一段高くなって前方に突出する筒状のフード部62と、を有している。第2ハウジング本体61は、複数の第2キャビティ63を有している。各第2キャビティ63は、上下左右に整列して配置されている。第2ハウジング本体61は、各第2キャビティ63における第2方向で対向する両側面のうちの一側面に、第2ランス64を有している。第2ランス64は、一側面から前方に突出し、第2方向に撓み変形可能な形状になっている。
図1に示すように、第2ハウジング本体61の各第2キャビティ63には、後方から第2端子金具65が挿入される。第2端子金具65は、図5に示されている第2ランス64に係止され、第2キャビティ63に抜け止めされる。第2端子金具65は、前方に突出するタブ66を有している。タブ66は、フード部62内に突出して配置される。また、第2端子金具65は、第2電線67の端部に接続される。第2電線67は、第2キャビティ63から後方へ導出される。
フード部62内には、第1ハウジング10が嵌合される。フード部62は、第1ハウジング10の嵌合領域より上方に、付設部68を有している。付設部68は、箱状をなし、前方に開口している。フード部62は、第1ハウジング10の嵌合領域と付設部68との間に、ロック部69を有している。図1に示すように、ロック部69は、前後方向に延びてフード部62の後面に開口するロック孔71を有している。
フード部62は、付設部68の上壁と下壁とに、第1方向で対をなすパネルロック部72を有している。両パネルロック部72は、第1方向に撓み変形可能な形状になっている。図1に示すように、フード部62の前端部は、パネル90の取付孔91に挿入される。両パネルロック部72は、パネル90の取付孔91の上下両縁に弾性的に係止される。これにより、第2ハウジング60がパネル90に保持される。
図5に示すように、第2ハウジング本体61の前面(フード部62の奥面でもある)には、各第2キャビティ63が配置される領域の側方(第2方向)に、解除部73が突出して設けられている。解除部73は、リブ状であって正面視T字形をなし、第1方向に延びる部分と第2方向に延びる部分とを有している。図6に示すように、解除部73は、第1方向に延びる部分に、第1方向に沿った解除面74を有している。解除面74は、第1方向に延びる部分のうち、第2方向に延びる部分との連結部分を挟んだ上下両側に対をなして配置されている。
図5に示すように、フード部62は、第2方向で対向する内側面のうちの一側面に、上下複数(図示する場合は2つ)のがた詰め突部75を有している。各がた詰め突部75は、前後方向に延びるリブ状の形態になっている。
図2に示すように、第1ハウジング10は、第1方向に長いブロック状の第1ハウジング本体14と、第1ハウジング本体14の上壁に突出して設けられたロックアーム15と、第1ハウジング本体14の外周から外側に張り出すフランジ部16と、を有している。図1に示すように、第1ハウジング本体14およびロックアーム15の前部は、フード部62内に嵌合される。
第1ハウジング本体14は、複数の第1キャビティ17を有している。図2に示すように、各第1キャビティ17は、各第2キャビティ63と対応するように、上下左右に整列して配置されている。第1ハウジング本体14は、各第1キャビティ17における第2方向(左右方向、短手方向)で対向する両側面のうちの一側面に、第1ランス18を有している。第1ランス18は、一側面から前方に突出し、第2方向に撓み変形可能な形状になっている。
各第1キャビティ17には、後方から第1端子金具11が挿入される。図4に示すように、第1端子金具11は、第1ランス18に係止され、第1キャビティ17に抜け止めされる。第1端子金具11は、前部に、筒状の接続部19を有している。図1に示すように、第1端子金具11は、第1電線41の端部に接続される。第1電線41は、第1キャビティ17から後方へ導出される。第1ハウジング10および第2ハウジング60の正規嵌合時、接続部19に第1端子金具11のタブ66が挿入され、第1端子金具11および第2端子金具65が電気的に接続される。
図2に示すように、第1ハウジング本体14は、各第1キャビティ17が配置されたキャビティ群20の側方(第2方向)に、収容部21を有している。収容部21は、内部にショート端子12を収容可能とされ、第1ハウジング本体14の前面に正面視T字形に開口している。図4に示すように、収容部21の後端は、後述する装着部22に連通している。また、図3に示すように、収容部21は、この収容部21に隣接する2つの第1キャビティ17(単に「キャビティ17A」と称する)と連通している。両キャビティ17Aは、最上段の第1キャビティ17とその下方に位置する第1キャビティ17によって構成される。両キャビティ17Aには、ショート端子12を介して短絡される短絡用の第1端子金具11(単に「端子金具11A」と称する)が収容される。
ショート端子12は、金属製の板材を曲げ加工して形成される。図3に示すように、ショート端子12は、基部23と、基部23から突出する一対の接触部24と、を有している。基部23は、収容部21に挿入されて抜け止めされる。両接触部24は、図4に示すように、U字形に屈曲された部分の下端に、両キャビティ17Aに進入し、両端子金具11Aに接触する接点部25を有している。
図2に示すように、第1ハウジング本体14は、第2方向の一側面に、上下複数(図示する場合は2つ)のがた詰め溝26を有している。各がた詰め溝26は、第1ハウジング本体14の一側面に開口し、且つ前後方向に延びて第1ハウジング本体14の前面に開口している。
各がた詰め溝26は、キャビティ群20の側方(第2方向)で、かつ、収容部21の下方(第1方向)に配置されている。各がた詰め溝26および収容部21は、第2方向において重なり合う部分(ラップ部分)を有している。第1ハウジング10および第2ハウジング60の正規嵌合時、がた詰め溝26に第2ハウジング60のがた詰め突部75が位置決め状態に挿入される。
第1ハウジング本体14は、がた詰め溝26が凹設された一側面とは反対側の他側面に、装着部22が開口している。装着部22は、第1ハウジング本体14の内部において各第1キャビティ17(両キャビティ17Aを含む)および収容部21と連通している。装着部22には、第2方向(側方)からリテーナ27が挿入される。図1および図4に示すように、各第1端子金具11(両端子金具11Aを含む)は、リテーナ27によって二次的に係止され、各第1キャビティ17に確実に抜け止めされる。
ロックアーム15は、図1に示すように、第1ハウジング本体14の上面の前端から上方に起立する基端部31と、基端部31の上端から後方に延びるアーム本体32と、アーム本体32の上面の前後中間部に突設されるロック突起33と、アーム本体32の上面の後端部に一段高く設けられるロック解除部34と、を有している。
基端部31の前面は、正面視において矩形状をなし、第1ハウジング本体14の前面に段差なく連続している。図2に示すように、基端部31は、第2方向(左右方向)に幅広な形状をなし、第2方向において収容部21およびがた詰め溝26と重なり合う部分(ラップ部分)を有している。ロックアーム15は、第1方向(上下方向)に撓み変形可能とされている。アーム本体32は、基端部31の上端を支点として第1方向に弾性変位可能とされている。第1ハウジング本体14の上面の左右両側には、一対の保護壁35が起立して設けられている。ロックアーム15は、両保護壁35によって左右方向(第2方向)から保護された状態に配置される。
図1に示すように、ロック突起33は、爪状をなし、第1ハウジング10および第2ハウジング60の正規嵌合時、ロック孔71に嵌まり込む。図2に示すように、ロック解除部34は、正面視において角枠状をなし、アーム本体32の左右両端部から上方に突出する脚部分と、脚部分の上端間に架設される梁部分と、を有している。ロック解除部34の梁部分の上面が押圧されると、ロックアーム15が下方に撓み変形し、ロック突起33がロック孔71から抜け出て、第1ハウジング10および第2ハウジング60のロック状態が解除される。
図2に示すように、フランジ部16は、第1ハウジング本体14の外周に全周にわたって張り出す鍔状をなし、前面が両保護壁35に一体に連結され、ロックアーム15の後端部を挿通させる孔36を有している。ロック解除部34の前端部は、フランジ部16の孔36内に配置されている。
図1に示すように、フランジ部16には、外側からグロメット37が被せ付けられる。グロメット37はゴム製であってブーツ状をなし、第1ハウジング10の後面から引き出された各第1電線41の端部を覆うことが可能とされている。グロメット37の前端の開口縁部には、パネル90の板面に密着するシール部38が設けられている。
次に、本実施例1のコネクタの作用を説明する。
組み付けに際し、第1ハウジング10の収容部21に対し、装着部22側からショート端子12が挿入されて保持される。
組み付けに際し、第1ハウジング10の収容部21に対し、装着部22側からショート端子12が挿入されて保持される。
また、第1ハウジング10の各第1キャビティ17には後方から各第1端子金具11が挿入される。第1端子金具11は、第1ランス18によって一次的に係止される。さらに、リテーナ27が装着部22に正規深さで挿入されることにより、第1端子金具11が二次的に係止される。
図3に示すように、ショート端子12の両接触部24の接点部25は、両キャビティ17Aに第2方向から進入し、両端子金具11Aの接続部19の一側面に接触する。つまり、両接触部24と両端子金具11Aは、第2方向で当たり合う状態になる。両端子金具11Aは、ショート端子12を介して、短絡状態に維持される。そして、第1ハウジング10のフランジ部16にはグロメット37が装着される。
一方、第2ハウジング60は、両パネルロック部72の係止作用によってパネル90に保持される。その状態で、第1ハウジング10が第2ハウジング60のフード部62内に挿入される。
一方、第2ハウジング60は、両パネルロック部72の係止作用によってパネル90に保持される。その状態で、第1ハウジング10が第2ハウジング60のフード部62内に挿入される。
ここで、第1ハウジング10は、パネル90に保持された第2ハウジング60に対し、上下方向に沿った正対姿勢から第1方向に傾いた状態(詳細には第1方向に沿った仮想面に沿って傾いた状態)で、フード部62内に挿入され得る。
また、ロック突起33がロック部69の前端と干渉することにより、ロックアーム15が第1方向に撓み変形させられる。このため、第1ハウジング10は、ロックアーム15の弾性反力を受け、第1方向により傾いた状態になり易い。しかも、グロメット37のシール部がパネル90に密着する位置に至ると、グロメット37の弾性反力も加わるため、第1ハウジング10が第1方向によりいっそう傾いた状態になり易い。
仮に、第1ハウジング10が正対姿勢から第1方向に傾くと、ショート端子12の両接触部24および両端子金具11Aも第1方向に傾いた状態になる。
その状態で、第1ハウジング10および第2ハウジング60の嵌合が進むと、解除部73が収容部21に進入する位置に至る。このとき、第1ハウジング10の傾きに起因し、収容部21が第1方向に変位していても、収容部21の上下内面と解除部73との間には第1方向の隙間(図6の符号Xを参照)が確保されているため、解除部73が収容部21に進入することができる。
その状態で、第1ハウジング10および第2ハウジング60の嵌合が進むと、解除部73が収容部21に進入する位置に至る。このとき、第1ハウジング10の傾きに起因し、収容部21が第1方向に変位していても、収容部21の上下内面と解除部73との間には第1方向の隙間(図6の符号Xを参照)が確保されているため、解除部73が収容部21に進入することができる。
また、ショート端子12の両接触部24と両端子金具11Aとの接触部位が第1方向に変位していても、両接触部24と両端子金具11Aとの相対位置が第2方向において一定範囲に維持されている。このため、第1ハウジング10および第2ハウジング60の正規嵌合時、解除部73は、両接触部24と両端子金具11Aとの間に支障なく入り込むことができる。本実施例1の場合、解除部73が両接触部24と両端子金具11Aとの間に位置することで、解除部73の両解除面74が両接触部24に接触し、両接触部24が第2方向に撓み変形させられる。これにより、両接触部24が両端子金具11Aから離れ、両端子金具11Aの短絡状態が解除される。これにより、第1ハウジング10および第2ハウジング60が正規に嵌合されたと電気的に検知することができる。
第1ハウジング10および第2ハウジング60の正規嵌合時には、ロック突起33がロック孔71に嵌まり込み、ロックアーム15の撓み状態が解消される。また、各がた詰め突部75が各がた詰め溝26に嵌合状態で挿入され、第1ハウジング10および第2ハウジング60間のがた付きが抑制される。そして、グロメット37のシール部がパネル90に密着し、第1ハウジング10および第2ハウジング60の嵌合領域への水の進入が阻止される。
以上説明したように、本実施例1の場合、ショート端子12が一対の端子金具11Aに対して第1方向と直交する第2方向に対向して接触する一対の接触部24を有している。このため、ロックアーム15が第1ハウジング10および第2ハウジング60の嵌合過程で第1方向に撓み変形したときに、第1ハウジング10が第1方向に傾いた状態になっても、第1ハウジング10および第2ハウジング60の正規嵌合時、解除部73が両端子金具11Aとショート端子12との間に入り込むことができる。その結果、両端子金具11Aが解除部73により短絡解除される状態を良好に実現することができ、嵌合検知の信頼性を向上させることができる。
特に、本実施例1の場合、コネクタがパネル設置型であり、第1ハウジング10が第1方向に長手を有し、第2方向に短手を有する形態とされ、ロックアーム15が第1ハウジング10の短手の一外面(上面)に突設され、しかも第1ハウジング10に装着されたグロメット37がパネル90に密着する構造になっている。このため、第1ハウジング10が第1方向に傾き易くなり、上記構成を適用するメリットは大きい。
また、ロックアーム15が第2方向においてショート端子12の収容部21と重なる位置に配置されているため、第1ハウジング10を第2方向に小型にすることができる。
さらに、がた詰め溝26が第2方向においてショート端子12の収容部21と重なる位置に配置されているため、第1ハウジング10を第2方向により小型にすることができるとともに、第1ハウジング10に複数の機能を集約させることができる。
さらに、がた詰め溝26が第2方向においてショート端子12の収容部21と重なる位置に配置されているため、第1ハウジング10を第2方向により小型にすることができるとともに、第1ハウジング10に複数の機能を集約させることができる。
さらに、第1ハウジング10および第2ハウジング60の嵌合過程で、ロックアーム15が第2ハウジング60のロック部69と干渉して撓み変形した状態において、解除部73がショート端子12の収容部21に入り込むように設定されているため、第1ハウジング10が第1方向に傾いた状態からでも解除部73を収容部21に進入させることができる。
[本開示の他の実施形態]
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えるべきである。
上記実施例1の場合、接触部が両端子金具のそれぞれと接触するように対をなして設けられていたが、他の実施形態としては、接触部が両端子金具と一括して接触するように1つだけ設けられるものであっても良い。
上記実施例1の場合、第2ハウジングがパネルに取り付けられた状態で第1ハウジングに嵌合される構成であったが、他の実施形態としては、第1ハウジングおよび第2ハウジングが嵌合された状態で第2ハウジングがパネルに取り付けられる構成であっても良い。
上記実施例1の場合、ショート端子および両端子金具を収容するハウジングが雌型ハウジングであったが、他の実施形態としては、ショート端子および両端子金具を収容するハウジングが雄型ハウジングであっても良い。
上記実施例1の場合、短絡される一対の端子金具が他の第1端子金具と同一形状であったが、他の実施形態としては、短絡される一対の端子金具が他の第1端子金具と異なる形状であっても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えるべきである。
上記実施例1の場合、接触部が両端子金具のそれぞれと接触するように対をなして設けられていたが、他の実施形態としては、接触部が両端子金具と一括して接触するように1つだけ設けられるものであっても良い。
上記実施例1の場合、第2ハウジングがパネルに取り付けられた状態で第1ハウジングに嵌合される構成であったが、他の実施形態としては、第1ハウジングおよび第2ハウジングが嵌合された状態で第2ハウジングがパネルに取り付けられる構成であっても良い。
上記実施例1の場合、ショート端子および両端子金具を収容するハウジングが雌型ハウジングであったが、他の実施形態としては、ショート端子および両端子金具を収容するハウジングが雄型ハウジングであっても良い。
上記実施例1の場合、短絡される一対の端子金具が他の第1端子金具と同一形状であったが、他の実施形態としては、短絡される一対の端子金具が他の第1端子金具と異なる形状であっても良い。
10…第1ハウジング
11…第1端子金具
11A…端子金具
12…ショート端子
14…第1ハウジング本体
15…ロックアーム
16…フランジ部
17…第1キャビティ
17A…キャビティ
18…第1ランス
19…接続部
20…キャビティ群
21…収容部
22…装着部
23…基部
24…接触部
25…接点部
26…がた詰め溝
27…リテーナ
31…基端部
32…アーム本体
33…ロック突起
34…ロック解除部
35…保護壁
36…孔
37…グロメット
38…シール部
41…第1電線
60…第2ハウジング
61…第2ハウジング本体
62…フード部
63…第2キャビティ
64…第2ランス
65…第2端子金具
66…タブ
67…第2電線
68…付設部
69…ロック部
71…ロック孔
72…パネルロック部
73…解除部
74…解除面
75…がた詰め突部
90…パネル
91…取付孔
11…第1端子金具
11A…端子金具
12…ショート端子
14…第1ハウジング本体
15…ロックアーム
16…フランジ部
17…第1キャビティ
17A…キャビティ
18…第1ランス
19…接続部
20…キャビティ群
21…収容部
22…装着部
23…基部
24…接触部
25…接点部
26…がた詰め溝
27…リテーナ
31…基端部
32…アーム本体
33…ロック突起
34…ロック解除部
35…保護壁
36…孔
37…グロメット
38…シール部
41…第1電線
60…第2ハウジング
61…第2ハウジング本体
62…フード部
63…第2キャビティ
64…第2ランス
65…第2端子金具
66…タブ
67…第2電線
68…付設部
69…ロック部
71…ロック孔
72…パネルロック部
73…解除部
74…解除面
75…がた詰め突部
90…パネル
91…取付孔
Claims (6)
- パネルに設置されるコネクタであって、
互いに嵌合可能な第1ハウジングおよび第2ハウジングと、
前記第1ハウジングに収容される一対の端子金具と、
前記第1ハウジングに収容され、前記一対の端子金具を短絡させるショート端子と、
を備え、
前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングおよび第2ハウジングの正規嵌合時、前記一対の端子金具と前記ショート端子との間に位置し、前記一対の端子金具の短絡状態を解除する解除部を有し、
前記第1ハウジングは、前記第2ハウジングを嵌合状態に保持する、第1方向に撓み変形可能なロックアームを有し、
前記ショート端子は、前記一対の端子金具に対し、前記第1方向と直交する第2方向に対向して接触する接触部を有しているコネクタ。 - 前記第1ハウジングは、前記第1方向に長手を有し、前記第2方向に短手を有する形態とされ、前記ロックアームは、前記第1ハウジングの短手の一外面に突設されている請求項1に記載のコネクタ。
- 前記ロックアームは、前記第2方向において前記ショート端子の収容部と重なる位置に配置されている請求項2に記載のコネクタ。
- 前記第2ハウジングは、がた詰め突部を有し、前記第1ハウジングは、前記がた詰め突部を受けるがた詰め溝を有し、前記がた詰め溝は、前記第2方向において前記ショート端子の収容部と重なる位置に配置されている請求項2または請求項3に記載のコネクタ。
- 前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングの嵌合過程で、前記ロックアームが前記第1方向に撓み変形した状態において、前記解除部が前記ショート端子の収容部に位置するように設定されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ。
- 前記パネルに密着可能なグロメットを備え、
前記グロメットは、前記第1ハウジングの外周に装着されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のコネクタ。
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JP2001332349A (ja) * | 2000-05-24 | 2001-11-30 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
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- 2020-02-19 JP JP2020025768A patent/JP7288586B2/ja active Active
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2021
- 2021-01-29 WO PCT/JP2021/003142 patent/WO2021166586A1/ja active Application Filing
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