JP2021131714A - 通知システム - Google Patents

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Masakazu Sugishita
雅一 杉下
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Abstract

【課題】運転者が長期的な運転の中で自身の運転が安全であるか否かを認識することができる技術を提供する。【解決手段】通知システムは、車両の加速を抑制する加速抑制処理を実行可能な前記車両が備えているシステムであって、前記車両に備えられている通知部と、前記加速抑制処理が実行された実行回数を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記実行回数が所定の第1期間において1回以上である場合、その旨を示す情報を前記車両の動力源を始動する始動スイッチがオンされたときに前記通知部から通知するように前記通知部を制御する制御部と、を備えていてもよい。【選択図】図3

Description

本明細書に開示する技術は、通知システムに関する。
特許文献1には、運転行為に対して警告を与える運転行為分析警告システムが開示されている。運転行為分析警告システムは、車両の走行データを収集するデータ収集ユニットと、走行データに基づいて運転行為に関する情報を生成する分析モジュールと、情報を出力して提供する出力ユニットと、を備えている。運転行為分析警告システムでは、走行データに基づいて運転行為が分析され、そのときの運転行為の状況が運転者に提供される。これにより、運転者が自身の運転行為が安全であるか否かを判断することができる。
特開2013−114668号公報
特許文献1の運転行為分析警告システムは、運転者が車両を運転している時点での運転行為に対して、自身の運転が安全であるか否かを認識させることができる。このため、特許文献1の運転行為分析警告システムでは、運転者は、長期的な運転の中で自身の運転が安全であるかを認識することができない。
本明細書は、運転者が長期的な運転の中で自身の運転が安全であるか否かを認識することができる技術を提供する。
本明細書に開示する通知システムは、車両の加速を抑制する加速抑制処理を実行可能な車両が備えるシステムである。通知システムは、車両に備えられている通知部と、加速抑制処理が実行された実行回数を記憶する記憶部と、記憶部に記憶された実行回数が所定の第1期間において1回以上である場合、その旨を示す情報を車両の動力源を始動する始動スイッチがオンされたときに通知部から通知するように通知部を制御する制御部と、を備えている。
上記の構成によれば、通知部は、記憶部に記憶された加速抑制処理の実行回数が所定の第1期間において1回以上である場合に、その旨を示す情報を始動スイッチがオンされたときに通知する。第1期間は、例えば、1週間や1か月等の長期的な期間を表すものである。これにより、運転者は、加速抑制処理の実行回数が第1期間において1回以上であることを認識することができる。運転者は、客観的な情報に基づいて、長期的な運転の中で自身の運転が安全であるか否かを認識することができる。
また、制御部は、記憶部に記憶された実行回数に応じて、異なる情報を通知部から通知するように通知部を制御してもよい。
上記の構成によれば、通知部は、記憶部に記憶された実行回数に応じて、異なる情報を通知する。このため、運転者は、通知部により通知された情報に応じて、自身の運転技術の度合いを認識することができる。
また、制御部は、記憶部に記憶された実行回数が基準回数以上である場合、運転免許証の返納を促す情報を通知部から通知するように通知部を制御してもよい。
上記の構成によれば、通知部は、記憶部に記憶された実行回数が基準回数以上である場合、運転免許証の返納を促す情報を通知する。このため、運転者は、自身の運転技術が運転免許証を返納する必要がある程度の技術であることを認識することができる。
また、制御部は、車両の始動スイッチがオンされた後に車両の運転中に加速抑制処理が実行された場合、加速抑制処理が実行された旨を示す情報を通知するように通知部を制御してもよい。
上記の構成によれば、通知部は、加速抑制処理が実行された旨を示す情報を通知する。これにより、運転者は、車両の運転中に加速抑制処理が実行されたことを認識することができる。このため、運転者に対して安全な運転をするように促すことができる。
また、通知システムは、通知システムに登録された携帯端末と通信可能な通信部をさらに備えていてもよい。制御部は、車両の始動スイッチがオンされた後に加速抑制処理が実行された場合、登録された携帯端末に加速抑制処理が実行された旨を示す情報を通信部から送信するように通信部を制御してもよい。
上記の構成によれば、通信部は、携帯端末に加速抑制処理が実行された旨を示す情報を送信する。その情報を携帯端末で利用することができる。例えば、携帯端末の通知部から加速抑制処理が実行された旨を示す情報を通知することができる。これにより、携帯端末を携帯するユーザは、加速抑制処理が実行されたことを認識することができる。この結果、携帯端末を携帯するユーザは、運転者の運転の安全度レベルが低下していることを認識することができる。
実施例の通知システムが搭載される車両のブロック図である。 実施例の加速抑制処理のフローチャートである。 実施例の通知処理のフローチャートである。 通知処理のS26で通知部により通知される情報に関する図である。
(第1実施例)
図1から図4を参照して、実施例の通知システム50を説明する。図1に示すように、通知システム50は、例えば、自動車等の車両10に搭載される。車両10は、始動スイッチ12と、アクセルペダル14と、ブレーキペダル16と、スロットル18と、インジェクタ20と、点火プラグ22と、速度センサ24と、撮像部26と、距離検出部28と、位置検出部30と、を備えている。始動スイッチ12とアクセルペダル14とブレーキペダル16は、車両10の運転席に設けられている。始動スイッチ12は、車両10のエンジンを始動するためのスイッチである。車両10のエンジンが停止している状態で始動スイッチ12がオンされると、スロットル18とインジェクタ20と点火プラグ22が駆動することにより、車両10のエンジンが始動する。
アクセルペダル14は、車両10の運転者により踏み込み操作される。アクセルペダル14の踏み込み量に応じて、スロットル18の開度が変化する。これにより、車両10のエンジンの燃焼室に供給される空気量が変化する。また、アクセルペダル14の踏み込み量に応じて、インジェクタ20から車両10のエンジンの燃焼室に供給される燃料の量が変化する。これらにより、車両10のエンジンの回転数が変化する。
ブレーキペダル16は、車両10の運転者により踏み込み操作される。ブレーキペダル16の踏み込み量に応じて、車両10を制動するための制動力が変化する。車両10を制動するための機構については公知であるため、詳細な説明を省略する。
速度センサ24は、車両10の車輪の回転数を検出する。また、速度センサ24は、検出された回転数から車両10の速度を算出する。
撮像部26は、車両10の運転席に設けられている。撮像部26は、例えばカメラである。撮像部26は、車両10の運転者を撮像する。これにより、車両10の運転者を識別することができる。
距離検出部28は、車両10の前側と後側に設けられている。距離検出部28は、車両10と障害物(例えば、他の車両、建物や通行人)との距離を検出する。例えば、距離検出部28は、距離検出部28が発する超音波が障害物に反射されて車両10に到達するまでに要する時間から、車両10と障害物との距離を検出する。車両10の前側に設けられている距離検出部28は、車両10の前側に存在する障害物までの距離を検出し、車両10の後側に設けられている距離検出部28は、車両10の後側に存在する障害物までの距離を検出する。変形例では、距離検出部28は、車両10と障害物との距離が所定以下であるか否かを検出する構成であってもよい。
位置検出部30は、例えば、GPSや速度センサ24により、車両10の位置を検出する。
車両10は、通知部34と、記憶部36と、通信部38と、制御部40と、をさらに備えている。以下では、通知部34と記憶部36と通信部38と制御部40を備えるシステムのことを、通知システム50と呼ぶことがある。通知部34は、車両10の運転席付近に設けられている。通知部34は、車両10に関するさまざまな情報を通知する。通知部34は、例えば、運転席に着席した運転者の正面に設けられている表示パネルである。通知部34は、例えば、位置検出部30により検出された車両10の位置に関する情報や、後述する加速抑制処理に関する情報を通知する。
記憶部36は、車両10に関するさまざまな情報を記憶する。記憶部36は、例えば、後述する加速抑制処理に関する情報や通知システム50に登録された携帯端末2に関する情報を記憶する。
通信部38は、インターネット等のネットワークを介して、通知システム50に登録された携帯端末2の通信部138と通信可能である。通信部38は、携帯端末2の通信部138に情報を送信することができ携帯端末2の通信部138から情報を受信することができる。
制御部40は、上記の構成要素に電気的に接続されている。制御部40は、上記の構成要素から信号を受信して所定の制御を実行する。例えば、制御部40は、始動スイッチ12から信号を受信して通知部34を制御する。制御部40による制御については後述する。さらに、制御部40は、車両10に関するさまざまな情報を記憶部36に記憶する。
通知システム50に登録されている携帯端末2について説明する。携帯端末2は、スマートフォン等のユーザにより携帯される端末である。携帯端末2は、通知部134と、記憶部136と、通信部138と、制御部140と、を備えている。通知部134は、さまざまな情報を通知する。通知部134は、例えば、タッチパネルである。
記憶部136は、携帯端末2に関するさまざまな情報を記憶する。記憶部136は、例えば、通知システム50に関する情報を記憶する。
通信部138は、通知システム50の通信部38と通信可能である。通信部138は、通知システム50の通信部38から情報を受信することができ、通知システム50の通信部38に情報を送信することができる。
制御部140は、通知部134と記憶部136と通信部138に電気的に接続されており、これらの構成要素から信号を受信して所定の制御を実行する。例えば、制御部140は、通知システム50の通信部38から信号を受信して通知部134を制御する。
つぎに、制御部40による制御について説明する。制御部40は、図2に示す加速抑制処理を実行する。加速抑制処理は、車両10が加速することを抑制するための処理である。加速抑制処理は、始動スイッチ12がオンされている間(即ち、車両10のエンジンが駆動している間)に実行される。また、加速抑制処理は、速度センサ24により検出される車両10の速度が所定速度以下である場合に実行される。所定速度は、例えば、時速10kmまたは時速20kmである。例えば、車両10が停車している場合に運転者がアクセルペダル14を急に踏み込むと、加速抑制処理が実行され、車両10が障害物に衝突することが抑制される。
図2に示す加速抑制処理のS2において、制御部40は、距離検出部28により検出される車両10と障害物との距離が所定距離以下であるか否かを判断する。所定距離は、例えば、運転者がアクセルペダル14を急に踏み込むことにより車両10が加速しようとする場合でも車両10の加速を抑制して車両10が障害物に衝突することを抑制するように、実験的に特定された距離である。所定距離は、例えば、3mまたは5mである。所定距離は、予め記憶部36に記憶されている。車両10と障害物との距離が所定距離よりも長い場合、制御部40は、S2でNOと判断し、再びS2の監視を繰り返す。一方、車両10と障害物との距離が所定距離以下である場合、制御部40は、S2でYESと判断し、S4に進む。
続くS4において、制御部40は、アクセルペダル14が急に踏み込まれたか否かを判断する。具体的には、制御部40は、アクセルペダル14の単位時間あたりの踏み込み量が、所定量以上であるか否かを判断する。車両10と障害物との距離が所定距離以下である場合に(S2でYES)、アクセルペダル14の単位時間当たりの踏み込み量が所定量以上であると、仮に運転者がブレーキペダル16に踏み変えたとしても、車両10の加速に対してブレーキ操作が間に合わず、車両10が障害物と衝突する可能性が高くなる。このため、加速抑制処理ではS6以降の処理が実行される。アクセルペダル14が急に踏み込まれていない場合、制御部40は、S4でNOと判断し、S2の監視に戻る。一方、アクセルペダル14が急に踏み込まれた場合、制御部40は、S4でYESと判断し、S6に進む。
続くS6において、制御部40は、強制的にインジェクタ20の駆動を停止する。また、制御部40は、インジェクタ20を駆動停止状態に維持する。これにより、車両10のエンジンの燃料室に燃料が供給されなくなる。
続くS8において、制御部40は、強制的にスロットル18の開度をゼロに切り替える。また、制御部40は、スロットル18の開度をゼロに維持する。これにより、車両10のエンジンの燃焼室に空気が供給されなくなる。S6およびS8の処理により、点火プラグ22が駆動された場合であっても、車両10のエンジンの燃焼室内で燃焼反応が発生せず、エンジンの回転数が低下し、その後ゼロになる。この結果、車両10が停止する。即ち、車両10の加速が抑制される。
続くS10において、制御部40は、アクセルペダル14が踏み込まれているか否かを判断する。アクセルペダル14が踏み込まれている場合、制御部40は、S10でYESと判断し、S6およびS8の処理を実行する。即ち、制御部40は、インジェクタ20を駆動停止状態に維持し、かつ、スロットル18の開度をゼロに維持する。これにより、アクセルペダル14が踏み込まれた状態であっても、停車している車両10は発進しない。即ち、車両10の加速が抑制される。一方、アクセルペダル14が踏み込まれていない場合、制御部40は、S10でNOと判断し、S2の監視を繰り返す。
制御部40は、上記の加速抑制処理が実行された場合は、加速抑制処理の実行回数をカウントして記憶部36に記憶する。具体的には、制御部40は、S10でNOと判断した場合、加速抑制処理の実行日時に関する情報と、加速抑制処理の実行回数に関する情報を記憶部36に記憶する。
また、制御部40は、図3に示す通知処理を実行する。通知処理は、車両10の運転者に運転状況等の情報を通知するための処理である。図3に示す通知処理のS22において、制御部40は、始動スイッチ12がオンされた否かを判断する。始動スイッチ12がオンされていない(即ち、オフされている)場合、制御部40は、S22でNOと判断し、S22の監視を繰り返す。一方、始動スイッチ12がオンされた場合、制御部40は、S22でYESと判断し、S24に進む。
続くS24において、制御部40は、所定の第1期間において、記憶部36に記憶されている加速抑制処理の実行回数が1回以上であるか否かを判断する。第1期間とは、例えば、始動スイッチ12がオンされた時点(S22でYESの時点)よりも1週間前または1か月前から、始動スイッチ12がオンされた時点(S22でYESの時点)までの期間である。第1期間において、加速抑制処理の実行回数がゼロである場合、制御部40は、S24でNOと判断し、S26をスキップしてS28に進む。一方、第1期間において、加速抑制処理の実行回数が1回以上である場合、制御部40は、S24でYESと判断し、S26に進む。
続くS26において、制御部40は、記憶部36に記憶されている加速抑制処理の実行回数に応じて、加速抑制処理が実行された旨を示す情報を通知部34から通知するように通知部34を制御する。具体的には、図4に示すように、加速抑制処理の実行回数が1回である場合、制御部40は、運転に関する安全度レベルが中程度であると判断する。この場合、制御部40は、通知部34を制御することにより、通知部34から、加速抑制処理の実行回数に関する情報と、運転者に車両10の運転を注意して行うことを伝える旨の注意喚起に関する情報とを通知する。例えば、制御部40は、「加速抑制処理が1回実行されています。運転に注意して下さい。」等の文字情報を通知部34から通知する。
また、加速抑制処理の実行回数が2回である場合、制御部40は、運転に関する安全度レベルが小さいと判断する。この場合、制御部40は、通知部34を制御することにより、通知部34から、加速抑制処理の実行回数に関する情報と、運転者に運転免許証の返納の検討を促す旨の情報とを通知する。例えば、制御部40は、「加速抑制処理が2回実行されています。運転免許証の返納を検討して下さい。」等の文字情報を通知部34から通知する。
さらに、加速抑制処理の実行回数が3回以上である場合、制御部40は、運転に関する安全度レベルが極めて小さいと判断する。この場合、制御部40は、通知部34を制御することにより、通知部34から、加速抑制処理の実行回数に関する情報と、運転者に運転免許証の返納を促す旨の情報とを通知する。例えば、制御部40は、「加速抑制処理が3回以上実行されています。運転免許証を返納して下さい。」等の文字情報を通知部34から通知する。
図3に示すように、S24でNOの後またはS26の後のS28において、制御部40は、加速抑制処理が実行されたか否かを判断する。加速抑制処理の実行については、図3を参照して既に説明しているため、ここでは説明を省略する。加速抑制処理が実行されていない場合、制御部40は、S28でNOと判断し、S36に進む。一方、加速抑制処理が実行された場合、制御部40は、S28でYESと判断し、加速抑制処理の実行日時に関する情報と、加速抑制処理の実行回数に関する情報を記憶部36に記憶して、S30に進む。
まず、S36の処理について説明する。続くS36において、制御部40は、車両10が目的地に到達したか否かを判断する。具体的には、制御部40は、位置検出部30により検出される車両10の位置に基づいて、車両10が予め設定されている目的地に到着しているか否かを判断する。車両10が目的地に到着していない場合、制御部40は、S36でNOと判断し、S28の監視を繰り返す。一方、車両10が目的地に到着した場合、制御部40は、S36でYESと判断し、S34に進む。S34については、後述する。
次に、S30の処理を説明する。続くS30において、制御部40は、加速抑制処理が実行された旨を示す情報を通知システム50に登録されている携帯端末2の通信部138に送信するように通信部38を制御する。加速抑制処理が実行された旨を示す情報が携帯端末2の通信部138に受信されると、携帯端末2の制御部140は、通知部134を制御して、通知部134から加速抑制処理が実行された旨を示す情報を通知する。これにより、携帯端末2を携帯するユーザに、加速抑制処理が実行された旨が通知される。
続くS32において、制御部40は、車両10が目的地に到着したか否かを判断する。車両10が目的地に到着していない場合、制御部40は、S32でNOと判断し、S28の監視に戻る。一方、車両10が目的地に到着した場合、制御部40は、S32でYESと判断し、S34に進む。
S32でYESの後またはS36でYESの後のS34において、制御部40は、今回の車両10の運転状況を示す情報を通知部34から通知するように通知部34を制御する。例えば、今回の運転において、加速抑制処理が実行されていない場合、制御部40は、加速抑制処理が実行されていない旨を示す情報を通知部34から通知するように通知部34を制御する。これにより、加速抑制処理が実行されていない旨を示す情報が車両10の運転者や同乗者に通知される。また、今回の運転において、加速抑制処理が1回以上実行された場合、制御部40は、加速抑制処理の実行回数に関する情報を通知部34から通知するように通知部34を通知する。また、制御部40は、注意喚起に関する情報を通知部34から通知するように通知部34を通知する。これにより、加速抑制処理の実行回数に関する情報と注意喚起に関する情報が車両10の運転者や同乗者に通知される。制御部40は、始動スイッチ12がオフされると、通知処理を終了する。
(効果)
通知システム50は、車両10の加速を抑制する加速抑制処理を実行可能な車両10が備えるシステムである。通知システム50は、車両10に備えられている通知部34と、加速抑制処理が実行された実行回数を記憶する記憶部36と、記憶部36に記憶された実行回数が所定の第1期間において1回以上である場合、その旨を示す情報を車両10のエンジンを始動する始動スイッチ12がオンされたときに通知部34から通知するように通知部34を制御する制御部40と、を備えている。
上記の構成によれば、通知部34は、記憶部36に記憶された加速抑制処理の実行回数が所定の第1期間において1回以上である場合に、その旨を示す情報を始動スイッチ12がオンされたときに通知する。これにより、運転者は、加速抑制処理の実行回数が第1期間において1回以上であることを認識することができる。運転者は、客観的な情報に基づいて、長期的な運転の中で自身の運転が安全であるか否かを認識することができる。
また、制御部40は、記憶部36に記憶された実行回数に応じて、異なる情報を通知部34から通知するように通知部34を制御する。この構成によれば、通知部34は、記憶部36に記憶された実行回数に応じて、異なる情報を通知する。このため、運転者は、通知部34により通知された情報に応じて、自身の運転技術の度合いを認識することができる。
また、制御部40は、記憶部36に記憶された実行回数が基準回数以上である場合、運転免許証の返納を促す情報を通知部34から通知するように通知部34を制御する。この構成によれば、通知部34は、記憶部36に記憶された実行回数が基準回数以上である場合、運転免許証の返納を促す情報を通知する。このため、運転者は、自身の運転が運転免許証を返納する必要がある程度の技術であることを認識することができる。
また、制御部40は、車両10の始動スイッチ12がオンされた後に車両10の運転中に加速抑制処理が実行された場合、加速抑制処理が実行された旨を示す情報を通知するように通知部34を制御する。この構成によれば、通知部34は、加速抑制処理が実行された旨を示す情報を通知する。これにより、運転者は、車両10の運転中に加速抑制処理が実行されたことを認識することができる。このため、運転者に対して安全な運転をするように促すことができる。
また、通知システム50は、通知システム50に登録された携帯端末2と通信可能な通信部38をさらに備えている。制御部40は、車両10の始動スイッチ12がオンされた後に加速抑制処理が実行された場合、登録された携帯端末2に加速抑制処理が実行された旨を示す情報を通信部38から送信するように通信部38を制御する。この構成によれば、通信部38は、携帯端末2に加速抑制処理が実行された旨を示す情報を送信する。その情報を携帯端末2で利用することができる。例えば、携帯端末2の通知部134から加速抑制処理が実行された旨を示す情報を通知することができる。これにより、携帯端末2を携帯するユーザは、加速抑制処理が実行されたことを認識することができる。この結果、携帯端末2を携帯するユーザは、運転者の運転の安全度レベルが低下していることを認識することができる。また、車両10の運転者と携帯端末2を携帯するユーザが異なる場合に、第三者であるユーザは、車両10の運転者の運転の安全度レベルが低下していることを認識することができる。例えば、高齢者が車両10を運転しており、高齢者の子が携帯端末2を携帯している場合に、本明細書に記載されている技術は、特に有効である。
以上、一実施例について説明したが、具体的な態様は上記実施例に限定されるものではない。以下の説明において、上記の説明における構成と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
(変形例)
(1)図3に示す通知処理において、制御部40は、S24でNOの後で、S28の処理を実行する前に、加速抑制処理の実行回数がゼロである旨を示す情報を通知部34から通知するように通知部34を制御してもよい。
(2)通知処理のS24において、判断の基準回数が1回ではなく、1回よりも多い3回であってもよい。即ち、S24において、制御部40は、記憶部36に記憶されている加速抑制処理の実行回数が3回以上であるか否かを判断してもよい。加速抑制処理が3回以上である場合、制御部40は、S24でYESと判断し、S26に進む。S26において、制御部40は、通知部34から、加速抑制処理の実行回数に関する情報と、運転者に運転免許証の返納を促す旨の情報とを通知する。
(3)通知処理のS32及びS36において、制御部40は、位置検出部30により検出される車両10の位置以外の情報に基づいて、車両10が目的地に到着したか否かを判断してもよい。例えば、車両10のシフトレバーが車両10のパーキング状態に対応する位置にあり、かつ、車両10のサイドブレーキまたはフットブレーキが車両10のブレーキ状態に対応する位置にある場合に、車両10が目的地に到着したと判断してもよい。
(4)通知処理のS34において、制御部40は、今回の車両10の運転状況を示す情報を、通知部34から通知するように通知部34を制御するとともに、通信部38から携帯端末2に送信するように通信部38を制御してもよい。これにより、車両10の運転者と携帯端末2のユーザの両者が、車両10の運転状況を示す情報を知ることができる。
(5)上記の実施例では、加速抑制処理が実行された旨を示す情報が文字情報で通知される構成であったが、この構成に限定されない。他の実施例では、加速抑制処理が実行された旨を示す情報が音声情報で通知される構成であってもよい。また、上記の実施例では、車両10に備えられている表示パネルが通知部34の一例であったが、この構成に限定されない。他の実施例では、車両10に備えられているスピーカーが通知部34の一例であってもよい。この場合、制御部40は、「加速抑制処理が1回実行されています。運転に注意して下さい。」等の音声情報をスピーカーから通知する。
(6)上記の加速抑制処理が実行された場合、制御部40は、加速抑制処理の実行日時に関する情報と、加速抑制処理の実行回数に関する情報を、撮像部26により識別された運転者の情報と関連付けて、記憶部36に記憶してもよい。例えば、記憶部36に、第1運転者に関する情報を記憶する領域と第2運転者に関する情報を記憶する領域がある場合、第1運転者による運転中に加速抑制処理が実行されると、まず、制御部40は、撮像部26により識別された情報に基づいて運転者が第1運転者であると判断する。次に、制御部40は、加速抑制処理の実行日時に関する情報と、加速抑制処理の実行回数に関する情報を、記憶部36の第1運転者に関する情報を記憶する領域に記憶する。さらに、この場合、通知処理のS24において、制御部40は、記憶部36の第1運転者に関する情報を記憶する領域に記憶された情報に基づいて、加速抑制処理の実行回数が1回以上であるか否かを判断してもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :携帯端末
10 :車両
12 :始動スイッチ
14 :アクセルペダル
16 :ブレーキペダル
18 :スロットル
20 :インジェクタ
22 :点火プラグ
24 :速度センサ
26 :撮像部
28 :距離検出部
30 :位置検出部
34、134:通知部
36、136:記憶部
38、138:通信部
40、140:制御部
50 :通知システム

Claims (5)

  1. 車両の加速を抑制する加速抑制処理を実行可能な前記車両が備えている通知システムであって、
    前記車両に備えられている通知部と、
    前記加速抑制処理が実行された実行回数を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記実行回数が所定の第1期間において1回以上である場合、その旨を示す情報を前記車両の動力源を始動する始動スイッチがオンされたときに前記通知部から通知するように前記通知部を制御する制御部と、を備えている通知システム。
  2. 請求項1に記載の通知システムであって、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記実行回数に応じて、異なる情報を前記通知部から通知するように前記通知部を制御する、通知システム。
  3. 請求項1または2に記載の通知システムであって、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記実行回数が基準回数以上である場合、運転免許証の返納を促す情報を前記通知部から通知するように前記通知部を制御する、通知システム。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の通知システムであって、
    前記制御部は、前記車両の前記始動スイッチがオンされた後に前記車両の運転中に前記加速抑制処理が実行された場合、前記加速抑制処理が実行された旨を示す情報を通知するように前記通知部を制御する、通知システム。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の通知システムであって、
    前記通知システムに登録された携帯端末と通信可能な通信部をさらに備えており、
    前記制御部は、前記車両の前記始動スイッチがオンされた後に前記加速抑制処理が実行された場合、前記登録された携帯端末に前記加速抑制処理が実行された旨を示す情報を前記通信部から送信するように前記通信部を制御する、通知システム。
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