JP2021131110A - 密封装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】密封装置の複雑化および大型化を抑制しつつ、異物侵入を防止する機能を高めることができる密封装置を提供する。【解決手段】密封装置10は、ハウジング91と、ハウジング91に挿入され、ハウジング91に対して相対的に回転するシャフト92と、の間に形成される環状の隙間Sを密封する装置であって、シャフト92とともに回転する環状の第1シール部1と、第1シール部1に接触し、ハウジング91に固定された環状の第2シール部2と、を備え、第1シール部1は、ゴム状弾性を有するゴム状弾性部11と、ゴム状弾性を有し、ゴム状弾性部11よりも耐摩耗性が高く、第2シール部2に接触する耐摩耗性部12と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、密封装置に関する。
例えば、農業用機械の車軸等に密封装置が用いられている。当該密封装置は、例えば、車軸と、車軸を取り囲むハウジングとの間の隙間を密封するオイルシールである。
特許文献1に記載の密封装置は、軸と一体で回転する第1シール部と、ハウジングに固定される第2シール部とを有する。第1シール部および第2シール部のそれぞれは、複数のダストリップを有する。複数のダストリップが存在することで、泥水等の異物のハウジング内への侵入を防止する機能が向上する。
特開2003−106464号公報
異物の侵入を防止する機能をさらに向上させるためには、ダストリップの数を増加させることが考えられる。また、密封装置に、複雑なラビリンス構造を設けることが考えられる。しかし、軸とハウジングとの間の隙間は限られているため、ダストリップの数の増加等が困難である場合がある。したがって、密封装置の複雑化および大型化を抑制しつつ、異物侵入を防止する機能を高めることが難しいという課題がある。
以上の課題を解決するために、本発明の一態様に係る密封装置は、ハウジングと、前記ハウジングに挿入され、前記ハウジングに対して相対的に回転するシャフトと、の間に形成される環状の隙間を密封する密封装置であって、前記シャフトとともに回転する環状の第1シール部と、前記第1シール部に接触し、前記ハウジングに固定された環状の第2シール部と、を備え、前記第1シール部は、ゴム状弾性を有するゴム状弾性部と、ゴム状弾性を有し、前記ゴム状弾性部よりも耐摩耗性が高く、前記第2シール部に接触する耐摩耗性部と、を備える。
本発明では、密封装置の一部が耐摩耗性を有する部分を備えるため、密封装置の複雑化および大型化を抑制しつつ、異物侵入を防止する機能を高めることができる。
第1実施形態に係る密封装置を示す断面図である。 第2実施形態に係る密封装置を示す断面図である。 第3実施形態に係る密封装置を示す断面図である。 第4実施形態に係る密封装置を示す断面図である。 第5実施形態に係る密封装置を示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態を説明する。なお、図面において各部の寸法や縮尺は実際と適宜に異なり、理解を容易にするために模式的に示している部分もある。また、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られない。
1.第1実施形態
1−1.回転機構900
図1は、第1実施形態に係る密封装置100を示す断面図である。なお、以下では、任意の地点から図中の上方に向かう方向を「X1方向」といい、任意の地点から図中の下方に向かう方向を「X2方向」という。
図1に示す密封装置100は、機械で用いられるオイル等の漏れを防止するとともに、外部からの異物の侵入を防止するオイルシールである。図1には、密封装置100を有する回転機構900が図示される。回転機構900は、農業機械等の機械が有する機構である。具体的には例えば、回転機構900は、トラクターおよび耕運機等の農業機械の足回りに設けられ、車軸等のシャフト92および軸受を含む機構である。図1に示すように、回転機構900は、ハウジング91とシャフト92と密封装置100とを有する。
ハウジング91は、例えば円筒状の内部空間を有する。ハウジング91は内周面910を有しており、当該内部空間は、内周面910で囲まれる空間である。当該内部空間には、例えば、図示しない軸受が配置されるとともに、当該軸受の潤滑のためのグリースおよびオイル等の潤滑剤が充填される。具体的には、軸受および潤滑剤は、内部空間のうち密封装置100に対してX2方向に配置される。
シャフト92は、軸線AXまわりに回転する部品である。シャフト92は、ハウジング91に挿通され、ハウジング91に対して相対的に回転する。シャフト92の形状は例えば円柱または円筒である。シャフト92は、図示しない軸受を介して、軸線AXまわりに回転可能にハウジング91に支持される。また、シャフト92は外周面920を有する。外周面920の径は、ハウジング91の内周面910の径よりも小さい。このため、外周面920と内周面910との間には、環状の隙間Sが形成される。隙間Sには、密封装置100が配置される。
密封装置100は、環状の部品である。密封装置100は、ハウジング91の内周面910とシャフト92との外周面920との間に圧入される。密封装置100は、ハウジング91に対するシャフト92の回転を許容しつつ、前述の環状の隙間Sを密封する。密封装置100が隙間Sを密封することにより、ハウジング91内からの潤滑剤の漏れと、ハウジング91内へのダストまたは泥水等の異物の侵入とのそれぞれを防止することができる。
また、詳細な図示はしないが、密封装置100が隙間Sに配置されることにより、ハウジング91の内部空間のうち密封装置100よりもX2方向には、閉空間が形成される。一方、密封装置100よりもX1方向の領域は、例えば大気である。ここで、X1方向は、任意の地点から軸線AXに沿って大気に向かう方向と一致し、X2方向は、任意の地点から軸線AXに沿ってハウジング91の内部に向かう方向と一致する。
なお、シャフト92の形状は円筒または円柱に限定されない。同様に、前述のハウジング91の内部空間の形状は円筒に限定されない。例えば、シャフト92は、幅の異なる複数の部分を有してもよい。
1−2.密封装置100
図1に示すように、密封装置100は、環状の第1シール部1と環状の第2シール部2とを有する。第1シール部1は、シャフト92に固定され、シャフト92とともに回転する。第2シール部2は、ハウジング91に固定される。また、第1シール部1は、第2シール部2に接触し、シャフト92の回転に伴い第2シール部2に対して摺動する。以下、密封装置100が有する各要素を説明する。
1−2a.第2シール部2
前述のように、第2シール部2は、環状の補強環20と環状のフランジ23と環状の第2弾性体25とを有する。補強環20は、第2弾性体25を補強し、第2弾性体25をハウジング91に固定する部材である。補強環20の材料は、例えば、ステンレス鋼またはSPCC(冷間圧延鋼)等の金属である。補強環20は、例えばプレス加工により形成される。
補強環20は、筒部20aとフランジ部20bと固定部20cとを有する。筒部20aは、軸線AXに沿った方向に延在する筒状の部分である。フランジ部20bは、筒部20aに対してX2方向に位置し、筒部20aの端からシャフト92に向かって延在する部分である。フランジ部20bの一部は、図中の右斜め上に向かって折り曲げられている。固定部20cは、筒部20aに対してX1方向に位置し、ハウジング91のうち大気に接する面に配置される部分である。固定部20cは、例えばフランジ23をカシメにより補強環20に固定のために用いられる凹部を有する。
なお、補強環20の形状は、図1に示す形状に限定されず、例えば、前述のフランジ部20bを省略した形状でもよい。また、補強環20は、必要に応じて設ければよく、省略してもよい。
フランジ23は、密封装置100のうち最も大気側に存在し、第1シール部1に接触する環状の部材である。フランジ23は、固定部20cに固定され、固定部20cからシャフト92に向かって延在する。フランジ23の一部は、X2方向に向かって折り曲げられている。したがって、フランジ23は、大気に接する面を有する部分23aと、シャフト92に対向する部分23bとを有する。フランジ23の材料は、例えば、ステンレス鋼またはSPCC等の金属である。フランジ23は、例えばプレス加工により形成される。
第2弾性体25は、補強環20に接合される環状の部材である。図示の例では、第2弾性体25は、補強環20が有する筒部20aおよびフランジ部20bに接合される。第2弾性体25は、補強環20の筒部20aとハウジング91との間に位置する部分を有し、ハウジング91の内周面910に密着している。第2弾性体25は、例えば、補強環20に架橋接合される。なお、第2弾性体25は、例えば接着剤により補強環20に接合されてもよい。
第2弾性体25は、ゴム状弾性を有する材料で構成される。当該材料は、ゴム材料、またはゴム状弾性を有する合成樹脂材料である。具体的には、第2弾性体25の材料としては、例えば、ニトリルゴム、アクリルゴムおよびシリコーンゴム等のゴム材料が挙げられる。
第2弾性体25は、シールリップ251と、複数のダストリップ253、254および255とを有する。また、第2シール部2は、スプリング27を有する。シールリップ251は、ハウジング91内からの潤滑剤の漏れを防ぐ機能を有する。シールリップ251は、弾性変形した状態で第1シール部1と接触しており、スプリング27によってシャフト92に向けて押し付けられている。スプリング27は、例えば、ステンレス鋼等のバネ鋼材で構成される。また、ダストリップ253〜255のそれぞれは、ハウジング91の外部から内部への異物等の侵入を防ぐ機能を有する。ダストリップ253〜255のそれぞれは、シールリップ251に対してX1方向に存在しており、弾性変形した状態で第1シール部1に接触している。
なお、シールリップ251の形状は、ハウジング91内からの潤滑剤の漏れを防止することができればよく、図2に示す形状に限定されず、任意である。また、ダストリップ253〜255のそれぞれの形状は、ハウジング91内への異物の侵入を防止することができればよく、図1に示す形状に限定されず、任意である。また、第2シール部2が有するダストリップの数は4個に限定されず、例えば1〜3個でもよい。
1−2b.第1シール部1
図1に示すように、第1シール部1は、環状のスリーブ10と環状の第1弾性体15とを有する。スリーブ10は、シャフト92を周方向に沿って囲む部材である。スリーブ10の材料は、例えば、ステンレス鋼またはSPCC等の金属である。スリーブ10は、例えばプレス加工により形成される。スリーブ10は、筒部10aとフランジ部10bとを有する。筒部10aは、軸線AXに沿った方向に延在する筒状の部分である。フランジ部10bは、筒部10aに対してX1方向に位置し、筒部10aの端からハウジング91に向かって延在する部分である。また、フランジ部10bは、補強環20のフランジ部20bに対してX1方向に位置し、かつ、フランジ23に対してX2方向に位置する。
第1弾性体15は、スリーブ10に接合される環状の部材である。第1弾性体15はゴム状弾性を有する材料で構成されており、第1弾性体15の一部は、他の部分よりも耐摩耗性に優れている。そのため、第1弾性体15は、ゴム状弾性部11と耐摩耗性部12とを有する。
ゴム状弾性部11は、ゴム状弾性を有する。具体的には、ゴム状弾性部11の材料としては、例えば、ニトリルゴム、アクリルゴムおよびシリコーンゴム等のゴム材料であってもよい。ゴム状弾性部11は、例えば、スリーブ10に架橋接合される。
ゴム状弾性部11は、第1部分11aと第2部分11bとを有する。第1部分11aは、スリーブ10の筒部10aとシャフト92との間に位置する。具体的には、第1部分11aは、筒部10aの内周面と密着している。第2部分11bは、スリーブ10のフランジ部10bに接合される。また、第2部分11bは、複数のダストリップ111および112を有する。ダストリップ111および112のそれぞれは、ハウジング91の外部から内部への異物等の侵入を防ぐ機能を有する。ダストリップ111および112のそれぞれは、スリーブ10のフランジ部10bに対してX1方向に存在しており、弾性変形した状態で第2シール部2のフランジ23に接触している。
なお、ダストリップ111および112のそれぞれの形状は、ハウジング91内への異物の侵入を防止することができればよく、図1に示す形状に限定されず、任意である。また、第1シール部1が有するダストリップの数は2個に限定されず、例えば1個でもよい。
耐摩耗性部12は、ゴム状弾性部11よりも耐摩耗性が高い環状の部材である。耐摩耗性部12は、ゴム状弾性部11と別体で形成されるが、一体で構成されてもよい。耐摩耗性部12は、シャフト92の外周面920と第2シール部2との間に位置する部分を有し、これらに接触する。
耐摩耗性部12は、ゴム状弾性を有し、ゴム状弾性部11の材料とは異なる材料で構成される。耐摩耗性部12の材料としては、例えば、ポリウレタンおよびPTFE(Poly Tetra Fluoro Ethylene:四フッ化エチレン樹脂)等の合成樹脂が挙げられる。
耐摩耗性部12は、ダストリップ12aと締め代12bとを有する。ダストリップ12aは、第2シール部2のフランジ23とシャフト92との間に位置する。ダストリップ12aは、弾性変形した状態でフランジ23に接触している。特に、耐摩耗性部12が有するダストリップ12aは、フランジ23のうちシャフト92に対向する部分に接触している。ダストリップ12aは、ハウジング91の外部から内部への異物等の侵入を防ぐ機能を有する。
なお、ダストリップ12aの形状は、ハウジング91内への異物の侵入を防止することができればよく、図1に示す形状に限定されず、任意である。
締め代12bは、スリーブ10の筒部10aとシャフト92との間に位置し、筒部10aの内周面と密着している。締め代12bは、ダストリップ12aをスリーブ10に固定するために用いられる。締め代12bがスリーブ10に圧入されることにより、耐摩耗性部12はスリーブ10に対して固定される。具体的には、前述のゴム状弾性部11をスリーブ10に架橋接着し、その後、耐摩耗性部12の締め代12bがスリーブ10に圧入される。この方法によれば、ゴム状弾性部11をスリーブ10に架橋接着した後、耐摩耗性部12をスリーブ10に架橋接着する場合に比べ、接着の処理が容易になるので、耐摩耗性部12をスリーブ10に簡単に固定することができる。
また、密封装置100は、内周面910と外周面920との間で挟まれることにより、第1弾性体15が弾性変形した状態で内周面910に固定され、かつ第2弾性体25が弾性変形した状態で外周面920に固定される。また、第2シール部2が有する固定部20cがハウジング91の大気に接する面に突き当てられることで、密封装置100のX2方向での位置が固定される。
以上説明のように、第1シール部1が有する第1弾性体15は、ゴム状弾性部11と、ゴム状弾性部11よりも耐摩耗性の高い耐摩耗性部12と、を有する。そして、耐摩耗性部12は、第2シール部2に接触している。本実施形態では、耐摩耗性部12は、シャフト92およびフランジ23とのそれぞれに接触し、かつフランジ23に対して摺動する。そして、耐摩耗性部12は、シャフト92の回転に伴って、第2シール部2に対して摺動する。耐摩耗性部12はゴム状弾性部11よりも耐摩耗性が高いため、第2シール部2に対して摺動する箇所に耐摩耗性部12が存在することで、密封装置100の耐久性を従来よりも向上させることができる。このため、ハウジング91内への異物の侵入を防止する機能を長期間維持することができる。また、ハウジング91内からの潤滑剤の漏れを長期間抑制することができる。
また、耐摩耗性部12の材料をゴム状弾性部11の材料と異ならせることで、耐摩耗性部12の耐摩耗性を簡単に向上させることができる。このため、ダストリップの数の増加、または複雑なラビリンス構造を形成しなくても、ハウジング91内への異物の侵入を長期にわたって効果的に抑制することができる。さらに、フランジ23の数の増加、およびフランジ23の構成を複雑化しなくても、ハウジング91内への異物の侵入を長期間抑制することができる。したがって、密封装置100によれば、密封装置100を構成する部品点数を増加させたり、密封装置100の構造を複雑化させたりしなくても、ハウジング91内への異物の侵入を抑制することができる。よって、密封装置100によれば、密封装置100の複雑化および大型化を抑制することがとともに、ハウジング91内への異物の侵入およびハウジング91内からの潤滑剤の漏れを長期間抑制することができる。ゆえに、様々な大きさの隙間Sに対応可能な密封装置100を提供することができる。
2.第2実施形態
以下、本発明の第2実施形態について説明する。以下に例示する形態において作用または機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図2は、第2実施形態に係る密封装置100Aを示す断面図である。図2に示す密封装置100Aは、環状部材13を有することが、第1実施形態の密封装置100と異なる。図2に示す環状部材13は、例えばステンレス鋼またはSPCC等の金属で構成される環状の部材である。環状部材13は、例えばプレス加工により形成される。
環状部材13には、耐摩耗性部12が架橋接合されている。かかる環状部材13がスリーブ10に圧入されることにより、耐摩耗性部12はスリーブ10に対して固定される。かかる方法によれば、スリーブ10に対して環状部材13を安定して固定することができる。なお、環状部材13は、例えば接着剤によりスリーブ10に接合されてもよい。
また、環状部材13が存在することで、耐摩耗性部12の剛性を補強することができる。したがって、耐摩耗性部12の耐久性を高めることができるので、密封装置100Aの耐久性をさらに向上させることができる。よって、ハウジング91内への異物の侵入およびハウジング91内からの潤滑剤の漏れをより長期間抑制することができる。
以上の第2実施形態の密封装置100Aによっても、第1実施形態の密封装置100と同様に、密封装置100Aの複雑化および大型化を抑制することができるとともに、ハウジング91内への異物の侵入を長期間抑制することができる。
3.第3実施形態
以下、本発明の第3実施形態について説明する。以下に例示する形態において作用または機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図3は、第3実施形態に係る密封装置100Bを示す断面図である。図3に示す密封装置100Bは、第1シール部1に代えて第1シール部1Bを有することが第1実施形態の密封装置100と異なる。なお、第1シール部1Bについて、第1実施形態の第1シール部1と同じ事項の説明は適宜省略する。
図3に示すように、第1シール部1Bは、第1実施形態の耐摩耗性部12の代わりに耐摩耗性部12Bを有する。第1シール部1Bは、ゴム状弾性部11Bと耐摩耗性部12Bとを有する。
ゴム状弾性部11Bは、ダストリップ115と保持部113とを有する。ダストリップ115は、第1実施形態のダストリップ12aと材料が異なること以外同じである。ダストリップ115はゴム状弾性部11Bの一部であり、ダストリップ115の材料は耐摩耗性部12Bの材料よりも耐摩耗性に優れていなくてよい。
保持部113は、スリーブ10のフランジ部10bからフランジ23に向かって突出している。保持部113は、耐摩耗性部12Bの軸線AXを中心として径方向の移動を規制するよう、耐摩耗性部12Bを保持する。また、保持部113は、耐摩耗性部12Bを保持するよう屈曲する部分を有する。このため、耐摩耗性部12Bはゴム状弾性部11Bに追従して回転する。したがって、耐摩耗性部12Bは、保持部113を有するゴム状弾性部11Bとともにシャフト92の回転に伴って回転する。
耐摩耗性部12Bは、スリーブ10とフランジ23との間に配置される環状のダストシールである。また、耐摩耗性部12Bは、保持部113と部分23bとに保持され、かつ保持部113に密着し、更にフランジ23の部分23bに接触している。耐摩耗性部12Bは、ハウジング91の外部から内部への異物等の侵入を防ぐ機能を有する。また、耐摩耗性部12Bは、シャフト92の回転に伴ってフランジ23に対して摺動する。また、耐摩耗性部12Bは、ゴム状弾性部11Bよりも耐摩耗性が高い。このため、フランジ23に対して摺動する箇所に耐摩耗性部12Bが存在することで、密封装置100の耐久性を従来よりも向上させることができる。
耐摩耗性部12Bは、蛇腹状である。すなわち、耐摩耗性部12Bは、平らな板状の部材が複数折り畳まれた構造である。耐摩耗性部12Bは、軸線AXに直交する方向に伸縮可能に配置される。耐摩耗性部12Bが蛇腹状であることで、シャフト92の偏心に対する追随性を高めることができる。よって、耐摩耗性部12Bによるシール性を高めることができる。
以上の密封装置100Bは、第1実施形態のダストリップ112の代わりに、保持部113および耐摩耗性部12Bを有する。このため、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、密封装置100Bを構成する部品点数の増加、および密封装置100Bの構造の複雑化を必要とせずに、異物の侵入を長期間抑制することができる。
以上の第3実施形態の密封装置100Bによっても、第1実施形態の密封装置100と同様に、密封装置100Bの複雑化および大型化を抑制することができるとともに、ハウジング91内への異物の侵入を長期間抑制することができる。
4.第4実施形態
以下、本発明の第4実施形態について説明する。以下に例示する形態において作用または機能が第3実施形態と同様である要素については、第3実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図4は、第4実施形態に係る密封装置100Cを示す断面図である。図4に示す密封装置100Cは、第1シール部1Cが耐摩耗性部12Cおよび保持部113Cを有することが第3実施形態の密封装置100Bと異なる。なお、第1シール部1Cについて、第3実施形態の第1シール部1Bと同じ事項の説明は適宜省略する。
図4に示すように、第1シール部1Cが有するゴム状弾性部11Cは、耐摩耗性部12Cを保持する保持部113Cを有する。保持部113Cは、スリーブ10のフランジ部10bからフランジ23に向かって突出する凸部である。保持部113Cは、耐摩耗性部12Cの軸線AXを中心として径方向の移動を規制するよう、耐摩耗性部12Cを保持する。このため、耐摩耗性部12Cはゴム状弾性部11Cに追従して回転する。したがって、耐摩耗性部12Cは、保持部113Cを有するゴム状弾性部11Cとともにシャフト92の回転に伴って回転する。
耐摩耗性部12Cは、スリーブ10とフランジ23との間に配置される環状のダストシールである。耐摩耗性部12Cは、保持部113Cとフランジ23とに保持され、かつ保持部113Cに密着し、更にフランジ23に接触している。耐摩耗性部12Cは、シャフト92の回転に伴ってフランジ23に対して摺動する。また、耐摩耗性部12Cは、ゴム状弾性部11Cよりも耐摩耗性が高い。このため、フランジ23に対して摺動する箇所に耐摩耗性部12Cが存在することで、密封装置100Cの耐久性を従来よりも向上させることができる。
耐摩耗性部12Cは、蛇腹状である。耐摩耗性部12Cは、軸線AXに沿った方向に伸縮可能に配置される。耐摩耗性部12Cが蛇腹状であることで、シャフト92の偏心に対する追随性を高めることができる。よって、耐摩耗性部12Cによるシール性を高めることができる。
また、密封装置100Cでは、第1実施形態のダストリップ112の代わりに、保持部113Cおよび耐摩耗性部12Cを有する。このため、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、密封装置100Cを構成する部品点数の増加、および密封装置100Cの構造の複雑化を必要とせずに、異物の侵入を長期間抑制することができる。
以上の第4実施形態の密封装置100Cによっても、第1実施形態の密封装置100と同様に、密封装置100Cの複雑化および大型化を抑制することができるとともに、ハウジング91内への異物の侵入を長期間抑制することができる。
5.第5実施形態
以下、本発明の第5実施形態について説明する。以下に例示する形態において作用または機能が第3実施形態と同様である要素については、第3実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図5は、第5実施形態に係る密封装置100Dを示す断面図である。図5に示す密封装置100Dは、ゴム状弾性部11Dの保持部113Dが第1係合部114を有し、耐摩耗性部12Dが第2係合部124を有することが第3実施形態の密封装置100Bと異なる。なお、ゴム状弾性部11Dについて、第3実施形態のゴム状弾性部11Bと同じ事項の説明は適宜省略する。また、耐摩耗性部12Dについて、第3実施形態の耐摩耗性部12Bと同じ事項の説明は適宜省略する。
図5に示すように、保持部113Dは第1係合部114を有し、耐摩耗性部12Dは第2係合部124を有する。第1係合部114は、保持部113Dに形成される凹部である。当該凹部は、保持部113Dの全周にわたり周方向に延在するよう形成される。第2係合部124は、耐摩耗性部12Dに形成される凸部であり、第1係合部114に係合する。当該凸部は、耐摩耗性部12Dの全周にわたり周方向に延在するよう形成される。
第1係合部114および第2係合部124が存在することで、耐摩耗性部12Dはゴム状弾性部11Dに対して安定して固定される。したがって、耐摩耗性部12Dは、保持部113Dを有するゴム状弾性部11Dとともにシャフト92の回転に伴って回転する。また、耐摩耗性部12Dがシャフト92の回転に伴ってフランジ23に対して摺動するので、耐摩耗性部12Dによってハウジング91内への異物の侵入を効果的に抑制することができる。
なお、図示の例では、第1係合部114が凹部であり、第2係合部124が凸部であるが、第1係合部114が凸部であり、第2係合部124が凹部であってもよい。また、第1係合部114および第2係合部124の組数は1個に限定されず、複数でもよい。また、複数の第1係合部114が存在する場合、例えば、当該複数の第1係合部114は、保持部113Dの周方向に間隔をあけて形成されてもよい。同様に、複数の第2係合部124が存在する場合、例えば、当該複数の第2係合部124は、耐摩耗性部12Dの周方向に間隔をあけて形成されてもよい。この場合、複数の第2係合部124は、複数の第2係合部124に1対1で設けられる。
以上の第5実施形態の密封装置100Dによっても、第1実施形態の密封装置100と同様に、密封装置100Dの複雑化および大型化を抑制することができるとともに、ハウジング91内への異物の侵入を長期間抑制することができる。
以上、好適な各実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は前述の実施形態に限定されない。また、本発明の各部の構成は、前述の実施形態の同様の機能を発揮する任意の構成に置換でき、また、任意の構成を付加できる。また、前述した各実施形態の任意の構成同士を組み合わせるようにしてもよい。
1…第1シール部、2…第2シール部、10…スリーブ、10a…筒部、10b…フランジ部、10c…固定部、11…ゴム状弾性部、11a…第1部分、11b…第2部分、12…耐摩耗性部、12a…ダストリップ、12b…締め代、13…環状部材、15…第1弾性体、20…補強環、20a…筒部、20b…フランジ部、20c…固定部、23…フランジ、25…第2弾性体、27…スプリング、91…ハウジング、92…シャフト、100…密封装置、111…ダストリップ、112…ダストリップ、113…保持部、251…シールリップ、253…ダストリップ、254…ダストリップ、255…ダストリップ、900…回転機構、910…内周面、920…外周面、AX…軸線、S…隙間。

Claims (7)

  1. ハウジングと、前記ハウジングに挿入され、前記ハウジングに対して相対的に回転するシャフトと、の間に形成される環状の隙間を密封する密封装置であって、
    前記シャフトとともに回転する環状の第1シール部と、
    前記第1シール部に接触し、前記ハウジングに固定された環状の第2シール部と、を備え、
    前記第1シール部は、
    ゴム状弾性を有するゴム状弾性部と、
    ゴム状弾性を有し、前記ゴム状弾性部よりも耐摩耗性が高く、前記第2シール部に接触する耐摩耗性部と、を備えることを特徴とする密封装置。
  2. 前記第2シール部は、前記第1シール部に接触する環状のフランジを有し、
    前記耐摩耗性部は、前記フランジに接触し、かつ前記フランジに対して摺動する請求項1に記載の密封装置。
  3. 前記第1シール部は、前記ゴム状弾性部が接合される環状のスリーブを有し、
    前記第1シール部は、前記スリーブに圧入され、前記耐摩耗性部に架橋接着された環状部材をさらに有する請求項2に記載の密封装置。
  4. 前記第1シール部は、前記ゴム状弾性部が接合される環状のスリーブを有し、
    前記第2シール部は、前記第1シール部に接触する環状のフランジを有し、
    前記耐摩耗性部は、前記スリーブと前記フランジとの間に配置される請求項1に記載の密封装置。
  5. 前記ゴム状弾性部は、前記耐摩耗性部を保持するための保持部を有する請求項4に記載の密封装置。
  6. 前記保持部は、第1係合部を有し、
    前記ゴム状弾性部は、前記第1係合部に係合する第2係合部を有する請求項5に記載の密封装置。
  7. 前記ゴム状弾性部は、蛇腹状である請求項5または6に記載の密封装置。
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