JP2021130903A - カーテンウォール用ブラケットおよび当該ブラケットを用いたブラケット連結方法 - Google Patents
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Abstract
Description
鉄骨柱に溶接される鉄骨梁の溶接側端部において、鉄骨梁に連結されるカーテンウォール用ブラケットであって、
鉄骨梁は、溶接側端部から後方に間隔をおいて設けられたブラケット係止部を備え、
ブラケットは、
カーテンウォールとの係止に用いられるカーテンウォール係止部を有するとともに、鉄骨梁の端部に配置されるブラケット本体と、
ブラケット本体を、カーテンウォールと係止される所定の係止位置と、鉄骨梁の溶接作業箇所および溶接検査作業箇所を露出させる退避位置との間を回動自在に、ブラケット係止部に係止させる軸部材と、を備えることを特徴とする。
ブラケット係止部が、鉄骨梁の上面に立設され、鉄骨梁の長さ方向に延在し、鉄骨梁の幅方向に貫通する第1回動用孔が設けられており、
ブラケット本体が、カーテンウォール係止部よりも後側部分から後方に向かって延在するとともに、側面の後側に鉄骨梁の幅方向に貫通する第2回動用孔が設けられた回動部材を有する。
そして、第1および第2回動用孔が、同一軸線上に配置され、
軸部材が、第1および第2回動用孔を鉄骨梁の幅方向に貫通し、ブラケット本体を垂直方向に回動自在にブラケット係止部に係止させる。
ブラケット係止部が、鉄骨梁の幅方向に間隔をおいて鉄骨梁の長さ方向に平行に延在する1対の第1プレートからなり、
回動部材が、鉄骨梁の幅方向に間隔をおいて鉄骨梁の長さ方向に平行に延在する1対の第2プレートからなり、
軸部材が、第1および第2回動用孔を貫通し、ブラケット本体を垂直方向に回動自在にブラケット係止部に係止させる。
軸部材が、ボルトからなり、ナットによって第1および第2回動用孔に固定される。
ブラケット係止部が、鉄骨梁の上面に設けられた鉛直方向に延びる雌ねじ部を有し、
カーテンウォール係止部が、ブラケット本体を鉛直方向に貫通する係止孔を有し、
軸部材が、ボルトからなり、係止孔の後方端部を鉛直方向に貫通させられ、雌ねじ部と螺合され、ブラケット本体を水平方向に回動自在にブラケット係止部に係止させる。
ブラケット係止部が、鉄骨梁の上面に設けられたナットを有し、
カーテンウォール係止部が、ブラケット本体を鉛直方向に貫通するとともに、鉄骨梁の長さ方向に延びて開口している係止孔を有し、
軸部材が、ボルトからなり、係止孔の後方端部を鉛直方向に貫通させられ、ナットと螺合され、ブラケット本体を水平方向に回動自在にブラケット係止部に係止させる。
上記鉄骨柱と、上記いずれかのブラケットと、上記いずれかの鉄骨梁と、を準備し、
ブラケット本体を、カーテンウォールと係止させる所定の係止位置と、退避位置との間を、軸部材によって水平方向または垂直方向に回動自在にブラケット係止部に係止し、
鉄骨梁の溶接面を、ブラケット本体が係止された状態で、鉄骨梁と溶接される鉄骨柱の所定位置に対向させて配置し、
鉄骨梁を、ブラケット本体が溶接作業箇所が露出する退避位置まで軸部材を支点に回動させられた状態で、鉄骨柱に溶接し、
鉄骨梁が鉄骨柱に溶接された箇所の溶接状態を、ブラケット本体が溶接検査作業箇所が露出する退避位置まで回動させられた状態で、検査し、
ブラケット本体をカーテンウォールと係止させる所定の係止位置まで回動させ、
ブラケット本体を鉄骨梁に連結することを特徴とする。
まず、第1の実施例について図1〜図4を参照して説明する。図1および図2に示すように、第1の実施例に係るカーテンウォール用ブラケット(以下、単に「ブラケット」という)1は、鉄骨梁3の溶接側端部の、カーテンウォールと係止される所定の係止位置において、鉄骨梁3に連結される。なお、カーテンウォール(図示略)は、図1における鉄骨梁3のY方向上側面かつ鉄骨梁3の長さ方向に沿って配置される。カーテンウォールは、例えば、PC版でもよい。
図1および図2に示すように、鉄骨柱4は、鉄骨柱本体40と、上下1対のダイアフラム41と、シャープレート(ガゼットプレート)42と、を備える。
鉄骨梁3は、H形鋼であり、上フランジ30、下フランジ31、ウェブ32およびスチフナ(リブ)33と、左右1対の第1プレート34と、を有する。第1プレート34が、本発明の「ブラケット係止部」に相当する。H形鋼は単なる一例であって、鉄骨柱4に連結される鉄骨梁3であれば、例えば、I形鋼でもよい。下フランジ31は、X方向に延在している。ウェブ32は、下フランジ31の幅方向中央において上フランジ30を支持するよう下フランジ31の長さ方向に立設されている。上フランジ30は、下フランジ31と平行に延在している。スチフナ33は、上フランジ30と下フランジ31との間において、ウェブ32に直交して立設されている。
図1〜図4に示すように、ブラケット1は、ブラケット本体10と、軸部材11と、固定部材(図示略)と、を備える。
次に、図1〜図4を参照しながら、本実施例に係るブラケット連結方法について説明する。なお、本実施例においては、ブラケット本体10の重量が一定以上あり自重によって上下方向の移動が規制されるものとする。
次に、図5〜図7を参照しつつ、本発明のブラケット1およびブラケット連結方法に係る第2の実施例について説明する。なお、第1の実施例と同様の構成要素については、同一の参照符号を付し、その説明を省略することがある。
図5および図6に示すように、鉄骨梁3は、上フランジ30、下フランジ31、ウェブ32およびスチフナ33を有する第1の実施例と同様のH形鋼である。鉄骨梁3は、本発明の「ブラケット係止部」として、ナット35を備えている。ナット35は、上フランジ30の溶接面30aから上フランジ30の長さ方向に間隔をおいて、ブラケット本体10が上フランジ30の上面の所定位置に配置されるよう、後で説明する係止孔10b2の後端の直下に配置されている。ナット35は、雌ねじ部が鉛直方向に延びるよう上フランジ30の上面に固定されている。
ブラケット1は、ブラケット本体10と、軸部材12と、を備える。
次に、図5〜図7を参照しながら、本実施例に係るブラケット連結方法について説明する。
10 ブラケット本体
10a 天板(カーテンウォール係止部)
10b 係止孔
10c、10d、10e、10f 側板
10g 第2プレート(回動部材)
10i 第2固定用孔
10j 中板
11、12 軸部材
13 ナット
3 鉄骨梁
30 上フランジ
31 下フランジ
32 ウェブ
33 スチフナ(リブ)
34 第1プレート(ブラケット係止部)
34a 第1回動用孔
34b 第1固定用孔
35 ナット(ブラケット係止部)
36 パラペットファスナ
37 補助ピース
38 緊結材
4 鉄骨柱
40鉄骨柱本体
41 ダイアフラム
42 シャープレート(ガゼットプレート)
6 PC版(カーテンウォール)
8 ブラケット(2次ブラケット)
9a、9b ボルト
Claims (7)
- 鉄骨柱に溶接される鉄骨梁の溶接側端部において、前記鉄骨梁に連結されるカーテンウォール用ブラケットであって、
前記鉄骨梁は、溶接側端部から後方に間隔をおいて設けられたブラケット係止部を備え、
前記ブラケットは、
前記カーテンウォールとの係止に用いられるカーテンウォール係止部を有するとともに、前記鉄骨梁の端部に配置されるブラケット本体と、
前記ブラケット本体を、前記カーテンウォールと係止される所定の係止位置と、前記鉄骨梁の溶接作業箇所および溶接検査作業箇所を露出させる退避位置との間を回動自在に、前記ブラケット係止部に係止させる軸部材と、を備える
ことを特徴とするブラケット。 - 前記ブラケット係止部は、前記鉄骨梁の上面に立設され、前記鉄骨梁の長さ方向に延在し、前記鉄骨梁の幅方向に貫通する第1回動用孔が設けられており、
前記ブラケット本体は、前記カーテンウォール係止部よりも後側部分から後方に向かって延在するとともに、側面の後側に前記鉄骨梁の幅方向に貫通する第2回動用孔が設けられた回動部材を有し、
前記第1および第2回動用孔は、同一軸線上に配置され、
前記軸部材は、前記第1および第2回動用孔を前記鉄骨梁の幅方向に貫通し、前記ブラケット本体を垂直方向に回動自在に前記ブラケット係止部に係止させる
ことを特徴とする請求項1に記載のブラケット。 - 前記ブラケット係止部は、前記鉄骨梁の幅方向に間隔をおいて前記鉄骨梁の長さ方向に平行に延在する1対の第1プレートからなり、
前記回動部材は、前記鉄骨梁の幅方向に間隔をおいて前記鉄骨梁の長さ方向に平行に延在する1対の第2プレートからなり、
前記軸部材は、前記第1および第2回動用孔を貫通し、前記ブラケット本体を垂直方向に回動自在に前記ブラケット係止部に係止させる
ことを特徴とする請求項2に記載のブラケット。 - 前記軸部材は、ボルトからなり、ナットによって前記第1および前記第2回動用孔に固定される
ことを特徴とする請求項2または3に記載のブラケット。 - 前記ブラケット係止部は、前記鉄骨梁の上面に設けられた鉛直方向に延びる雌ねじ部を有し、
前記カーテンウォール係止部は、前記ブラケット本体を鉛直方向に貫通する係止孔を有し、
前記軸部材は、ボルトからなり、前記係止孔の後方端部を鉛直方向に貫通させられ、前記雌ねじ部と螺合され、前記ブラケット本体を水平方向に回動自在に前記ブラケット係止部に係止させる
ことを特徴とする請求項1に記載のブラケット。 - 前記ブラケット係止部は、前記鉄骨梁の上面に設けられたナットを有し、
前記カーテンウォール係止部は、前記ブラケット本体を鉛直方向に貫通するとともに、前記鉄骨梁の長さ方向に延びて開口している係止孔を有し、
前記軸部材は、ボルトからなり、前記係止孔の後方端部を鉛直方向に貫通させられ、ナットと螺合され、前記ブラケット本体を水平方向に回動自在に前記ブラケット係止部に係止させる
ことを特徴とする請求項1に記載のブラケット。 - 前記鉄骨柱と、請求項1〜6のいずれかに記載のブラケットと、請求項1〜6のいずれかに記載の鉄骨梁と、を準備し、
前記ブラケット本体を、前記カーテンウォールと係止させる所定の係止位置と、前記退避位置との間を、前記軸部材によって水平方向または垂直方向に回動自在に前記ブラケット係止部に係止し、
前記鉄骨梁の溶接面を、前記ブラケット本体が係止された状態で、前記鉄骨梁と溶接される前記鉄骨柱の所定位置に対向させて配置し、
前記鉄骨梁を、前記ブラケット本体が前記溶接作業箇所が露出する退避位置まで前記軸部材を支点に回動させられた状態で、前記鉄骨柱に溶接し、
前記鉄骨梁が前記鉄骨柱に溶接された箇所の溶接状態を、前記ブラケット本体が前記溶接検査作業箇所が露出する退避位置まで回動させられた状態で、検査し、
前記ブラケット本体を前記カーテンウォールと係止させる所定の係止位置まで回動させ、
前記ブラケット本体を前記鉄骨梁に連結する
ことを特徴とするブラケット連結方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023017806A1 (ja) | 2021-08-10 | 2023-02-16 | 株式会社カネカ | 多能性幹細胞の製造方法 |
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2020
- 2020-02-18 JP JP2020024827A patent/JP6889946B1/ja active Active
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