JP2021130107A

JP2021130107A - 自動洗浄機能付きの化学試薬用撹拌装置

Info

Publication number: JP2021130107A
Application number: JP2020105793A
Authority: JP
Inventors: 厳恩偉; Enwei Yan
Original assignee: Wenzhou Yanggefan Electronic Tech Co Ltd; Wenzhou Yanggefan Electronic Technology Co Ltd
Current assignee: Wenzhou Yanggefan Electronic Tech Co Ltd; Wenzhou Yanggefan Electronic Technology Co Ltd
Priority date: 2020-02-19
Filing date: 2020-06-19
Publication date: 2021-09-09
Also published as: CN111085152A

Abstract

【課題】本願は自動洗浄機能付きの化学試薬用撹拌装置を開示した。【解決手段】本願に記載の自動洗浄機能付きの化学試薬用撹拌装置は、作動箱と、前記作動箱に位置する反応空間を含み、前記反応空間が上方に開口しており、前記反応空間の円周方向の内壁には前記反応空間にある試薬を加熱できる環状加熱板が固定され、本願発明は、環状加熱板を設置し、環状加熱板に加熱を行わせることで、化学反応を加速でき、また、回転板を取り外し可能に設置するため、撹拌する必要がない場合は撹拌装置を取り外すことができ、そのほか、洗浄空間により使用後に本願発明を簡単に洗浄できるため、腐食性液体が本願発明の使用寿命に影響を与えることはなく、実験者の人身安全も保証される。【選択図】図１

Description

本願発明は化学反応技術分野を取り上げて、具体的には自動洗浄機能付きの化学試薬用撹拌装置である。

反応器とは、化学物質の製造過程において、化学反応を行わせる装置をさす。現在、一部の反応器を使う時に、人力で撹拌を行う必要があり、人力操作による撹拌は効果が悪いほか、放熱反応などの危険性のある反応を行う場合は、事故を起こす恐れがあり、また反応器を洗浄する時に容器内に残っている腐食性液体が実験者を傷つける可能性もあり、よって、上記の問題を解決するため、自動洗浄機能付きの化学試薬用撹拌装置を考案した。

中国特許出願公開第１０８９４００１１号明細書

本願は自動洗浄機能付きの化学試薬用撹拌装置を提供し、従来技術における上記欠点を解消することを目的とする。

本願発明は以下の技術プランを通じて実現する。

本願に記載の自動洗浄機能付きの化学試薬用撹拌装置は、作動箱と、前記作動箱に位置する反応空間を含み、前記反応空間が上方に開口しており、前記反応空間の円周方向の内壁には前記反応空間にある試薬を加熱できる環状加熱板が固定され、前記作動箱には前記反応空間の右側に位置する洗浄空間が固定され、前記洗浄空間が上方に開口しており、前記作動箱の上面には前記洗浄空間の上開口を閉鎖できる第一閉鎖板がヒンジを介して連結され、前記洗浄空間に洗浄用水が蓄えてあり、前記作動箱には前記反応空間の右側に位置する噴霧器が固定され、前記噴霧器の左面には前記反応空間に位置するノズルが固定され、前記作動箱には揚水ポンプが固定され、前記揚水ポンプは前記洗浄空間の中の水を前記噴霧器に送られ、前記反応空間には反応前の試薬を撹拌できる撹拌装置が設置され、前記撹拌装置は前記反応空間の左内壁と固定的に連結された固定板を含み、前記作動箱には前記反応空間の左下側に位置する第一空き空間が固定され、前記第一空き空間が左方に開口しており、前記作動箱には前記反応空間の右下側に位置する第二空き空間が固定され、前記第二空き空間が右方に開口しており、前記第一空き空間、前記第二空き空間及び反応空間とが連通穴によって連通され、前記反応空間の下内壁には前記連通穴の上開口を閉鎖できる第二閉鎖板がスライド可能に設置され、前記第二閉鎖板の左面と前記反応空間の左内壁とが第一引っ張りばねによって連結され、前記作動箱には前記第二空き空間の上側に位置する閉鎖空間が固定され、前記閉鎖空間が前記第二空き空間と連通しており、前記閉鎖空間には前記第二空き空間の右開口を閉鎖できる第三閉鎖板がスライド可能に設置され、前記第三閉鎖板の上面と前記閉鎖空間の上内壁とが圧縮ばねによって連結されている。

さらに、前記撹拌装置は前記固定板に位置する第三空き空間を含み、前記第三空き空間が左方に開口しており、前記第三空き空間の上内壁には第一回転軸が回転可能に設置され、前記第一回転軸は下方へ前記固定板の下側にまで延在し、前記第一回転軸の下端には前記固定板の下側に位置する回転板がキーを介して連結され、前記回転板の下面には三本の撹拌棒が固定され、三本の前記撹拌棒が前記回転板の中心軸を中心に対称になるように設置されている。

さらに、前記作動箱には前記反応空間の左側に位置する第四空き空間が固定され、前記第四空き空間は一部が右方に開口して前記第三空き空間と連通しており、前記第四空き空間の上内壁には第二回転軸が回転可能に設置され、前記第二回転軸と前記第一回転軸とがプーリによって伝動可能に連結され、前記第二回転軸の下端には第一傘歯車が固定され、前記作動箱には前記第四空き空間の左側に位置するスライド溝が形成され、前記スライド溝が前記第四空き空間と連通しており、前記スライド溝の下内壁には電磁石が固定され、前記スライド溝には前記電磁石の上側に位置する磁性スライダがスライド可能に設置され、前記磁性スライダの上面と前記スライド溝の上内壁とが第二引っ張りばねによって連結され、前記磁性スライダの右面には前記第四空き空間に位置するモータが固定され、前記モータの右面にはモータ軸が回転可能に設置され、前記モータ軸には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定され、前記モータ軸には前記第二傘歯車の右側に位置する第一片方向軸受が固定され、前記第一片方向軸受の外壁には第一歯車が固定されている。

さらに、前記第四空き空間の下内壁には前記第二傘歯車の右下側に位置する第三回転軸が回転可能に設置され、前記第三回転軸には第一リールが固定され、前記第一リールと前記第二閉鎖板の左面とが第一引き紐によって連結され、前記第三回転軸には前記第一リールの上側に位置する第二片方向軸受が固定され、前記第二片方向軸受の外壁には第三傘歯車が固定され、前記第四空き空間の右内壁には第四回転軸が回転可能に設置され、前記第四回転軸には第二リールが固定され、前記第二リールと前記第二閉鎖板の右面とが第二引き紐によって連結され、前記第四回転軸には前記第一歯車の下側に位置する第二歯車が固定されている。

さらに、前記作動箱には前記閉鎖空間の上側に位置する第五空き空間が固定され、前記第五空き空間が右方に開口しており、前記第五空き空間の左内壁には前記作動箱の右側に位置するハンドルが回転可能に設置され、前記ハンドルには第三リールが固定され、前記第三リールと前記第三閉鎖板の上面とが第三引き紐によって連結されている。

本願発明は、環状加熱板を設置し、環状加熱板に加熱を行わせることで、化学反応を加速でき、また、回転板を取り外し可能に設置するため、撹拌する必要がない場合は撹拌装置を取り外すことができ、そのほか、洗浄空間により使用後に本願発明を簡単に洗浄できるため、腐食性液体が本願発明の使用寿命に影響を与えることはなく、実験者の人身安全も保証される。

下記に図１〜４をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する：図１は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図１の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。

図１は本願発明の全体構成模式図図２は図１におけるＡ―Ａ部の構成模式図図３は図１におけるＢ部の構成模式図図４は図１におけるＣ部の構成模式図

図１〜４を参照し、本願に記載の自動洗浄機能付きの化学試薬用撹拌装置は、作動箱１０と、前記作動箱１０に位置する反応空間２９を含み、前記反応空間２９が上方に開口しており、前記反応空間２９の円周方向の内壁には前記反応空間２９にある試薬を加熱できる環状加熱板２０が固定され、前記作動箱１０には前記反応空間２９の右側に位置する洗浄空間３２が固定され、前記洗浄空間３２が上方に開口しており、前記作動箱１０の上面には前記洗浄空間３２の上開口を閉鎖できる第一閉鎖板３１がヒンジを介して連結され、前記洗浄空間３２に洗浄用水が蓄えてあり、前記作動箱１０には前記反応空間２９の右側に位置する噴霧器２８が固定され、前記噴霧器２８の左面には前記反応空間２９に位置するノズル２７が固定され、前記作動箱１０には揚水ポンプ３０が固定され、前記揚水ポンプ３０は前記洗浄空間３２の中の水を前記噴霧器２８に送られ、前記反応空間２９には反応前の試薬を撹拌できる撹拌装置６１が設置され、前記撹拌装置６１は前記反応空間２９の左内壁と固定的に連結された固定板１９を含み、前記作動箱１０には前記反応空間２９の左下側に位置する第一空き空間１１が固定され、前記第一空き空間１１が左方に開口しており、前記作動箱１０には前記反応空間２９の右下側に位置する第二空き空間４０が固定され、前記第二空き空間４０が右方に開口しており、前記第一空き空間１１、前記第二空き空間４０及び反応空間２９とが連通穴５４によって連通され、前記反応空間２９の下内壁には前記連通穴５４の上開口を閉鎖できる第二閉鎖板２３がスライド可能に設置され、前記第二閉鎖板２３の左面と前記反応空間２９の左内壁とが第一引っ張りばね２１によって連結され、前記作動箱１０には前記第二空き空間４０の上側に位置する閉鎖空間が固定され、前記閉鎖空間３７が前記第二空き空間４０と連通しており、前記閉鎖空間３７には前記第二空き空間４０の右開口を閉鎖できる第三閉鎖板３９がスライド可能に設置され、前記第三閉鎖板３９の上面と前記閉鎖空間３７の上内壁とが圧縮ばね３８によって連結されている。

有利なことに、前記撹拌装置６１は前記固定板１９に位置する第三空き空間５３を含み、前記第三空き空間５３が左方に開口しており、前記第三空き空間５３の上内壁には第一回転軸５２が回転可能に設置され、前記第一回転軸５２は下方へ前記固定板１９の下側にまで延在し、前記第一回転軸５２の下端には前記固定板１９の下側に位置する回転板２６がキーを介して連結され、前記回転板２６の下面には三本の撹拌棒２５が固定され、三本の前記撹拌棒２５が前記回転板２６の中心軸を中心に対称になるように設置されている。

有利なことに、前記作動箱１０には前記反応空間２９の左側に位置する第四空き空間１２が固定され、前記第四空き空間１２は一部が右方に開口して前記第三空き空間５３と連通しており、前記第四空き空間１２の上内壁には第二回転軸１７が回転可能に設置され、前記第二回転軸１７と前記第一回転軸５２とがプーリ１８によって伝動可能に連結され、前記第二回転軸１７の下端には第一傘歯車４１が固定され、前記作動箱１０には前記第四空き空間１２の左側に位置するスライド溝１４が形成され、前記スライド溝１４が前記第四空き空間１２と連通しており、前記スライド溝１４の下内壁には電磁石１３が固定され、前記スライド溝１４には前記電磁石１３の上側に位置する磁性スライダ１５がスライド可能に設置され、前記磁性スライダ１５の上面と前記スライド溝１４の上内壁とが第二引っ張りばね１６によって連結され、前記磁性スライダ１５の右面には前記第四空き空間１２に位置するモータ４３が固定され、前記モータ４３の右面にはモータ軸４２が回転可能に設置され、前記モータ軸４２には前記第一傘歯車４１と噛み合った第二傘歯車４４が固定され、前記モータ軸４２には前記第二傘歯車４４の右側に位置する第一片方向軸受５５が固定され、前記第一片方向軸受５５の外壁には第一歯車５６が固定されている。

有利なことに、前記第四空き空間１２の下内壁には前記第二傘歯車４４の右下側に位置する第三回転軸４７が回転可能に設置され、前記第三回転軸４７には第一リール４６が固定され、前記第一リール４６と前記第二閉鎖板２３の左面とが第一引き紐２２によって連結され、前記第三回転軸４７には前記第一リール４６の上側に位置する第二片方向軸受４９が固定され、前記第二片方向軸受４９の外壁には第三傘歯車４５が固定され、前記第四空き空間１２の右内壁には第四回転軸５１が回転可能に設置され、前記第四回転軸５１には第二リール５０が固定され、前記第二リール５０と前記第二閉鎖板２３の右面とが第二引き紐２４によって連結され、前記第四回転軸５１には前記第一歯車５６の下側に位置する第二歯車４８が固定されている。

有利なことに、前記作動箱１０には前記閉鎖空間３７の上側に位置する第五空き空間３３が固定され、前記第五空き空間３３が右方に開口しており、前記第五空き空間３３の左内壁には前記作動箱１０の右側に位置するハンドル３５が回転可能に設置され、前記ハンドル３５には第三リール３４が固定され、前記第三リール３４と前記第三閉鎖板３９の上面とが第三引き紐３６によって連結されている。

本願発明全体の作動手順は以下の通りである。
初期状態において、第三引き紐３６と圧縮ばね３８とが自然状態にあり、第三閉鎖板３９が第二空き空間４０の右開口を閉鎖しており、電磁石１３に通電しておらず、第二引っ張りばね１６が自然状態にあり、第二傘歯車４４と第一傘歯車４１とが噛み合っており、第二傘歯車４４と第三傘歯車４５とが噛み合っておらず、第一歯車５６と第二歯車４８とが噛み合っておらず、第一引き紐２２と第二引き紐２４とが自然状態にあり、第一引っ張りばね２１が自然状態にあり、第二閉鎖板２３が連通穴５４の上開口を閉鎖している。
１、本願発明の使用において、第一閉鎖板３１を時計回りに回し、洗浄空間３２の上開口を開け、洗浄用水を洗浄空間３２に入れ、そして第一閉鎖板３１を反時計回りに回し、洗浄空間３２の上開口を閉鎖し、
２、化学反応用試薬を反応空間２９に加え、モータ４３が作動してモータ軸４２を回転させ、モータ軸４２が第二傘歯車４４を回転させ、第二傘歯車４４と第一傘歯車４１とが噛み合ったため、第一傘歯車４１が第二傘歯車４４につれ回転し、第二回転軸１７を回転させ、第二回転軸１７と第一回転軸５２とをプーリ１８によって伝動可能に連結したため、第一回転軸５２が第二回転軸１７につれ回転し、回転板２６を回転させ、そして回転板２６の回転により撹拌棒２５が回転して試薬を素早く撹拌することで、反応速度を上げ且つ反応を十分に行わせ、環状加熱板２０が作動して加熱を行うことで、反応に補助を行い、
３、反応が終わったら、電磁石１３が通電により磁性スライダ１５を吸引して降下させ、磁性スライダ１５が第二引っ張りばね１６を引っ張ってモータ４３を降下させ、モータ４３がモータ軸４２を降下させ、モータ軸４２が第二傘歯車４４を降下させて第一傘歯車４１と離脱させることで、撹拌棒２５が撹拌を行わなくなり、磁性スライダ１５が降下して電磁石１３の上面と当接したら、第二傘歯車４４と第三傘歯車４５とが噛み合い、第一歯車５６と第二歯車４８とが噛み合い、モータ軸４２が回転して第一片方向軸受５５を回転させ、第一片方向軸受５５が第一歯車５６を回転させ、第一歯車５６が第二歯車４８を回転させ、第二歯車４８が第四回転軸５１を回転させ、第四回転軸５１が第二リール５０を回転させ、第二リール５０の回転により第二引き紐２４を引き締めることで、第二閉鎖板２３が連動して右方へスライドし、左方の連通穴５４の上開口を開け、反応空間２９にある試薬が左方の連通穴５４から第一空き空間１１に入って本願発明から流れ出す。
４、反応空間２９にある試薬が全部出たら、電磁石１３が停電して第二引っ張りばね１６を復帰させ、第二引っ張りばね１６が磁性スライダ１５を上昇させることで、第二傘歯車４４と第一傘歯車４１とを噛み合わせ、第一引っ張りばね２１が復帰して第二閉鎖板２３を左方へスライドさせ、左方の連通穴５４の上開口を閉鎖し、
５、揚水ポンプ３０が作動して洗浄空間３２の中の水を噴霧器２８に送り、噴霧器２８により水を霧状にしてノズル２７から噴出し、反応空間２９を洗浄することで、腐食性の試薬による損傷を避けられ、使用寿命を延ばせ、
６、モータ４３が作動して逆回転し、撹拌棒２５を回転させることで、反応空間２９を十分に洗浄し、洗浄が終わったら、電磁石１３が通電により磁性スライダ１５を降下させることで、第二傘歯車４４と第三傘歯車４５とを噛み合わせ、モータ４３が逆回転して第二傘歯車４４を逆回転させ、第二傘歯車４４が第三傘歯車４５を回転させ、第三傘歯車４５が第二片方向軸受４９を回転させ、第二片方向軸受４９が第三回転軸４７を回転させ、第三回転軸４７が第一リール４６を回転させ、第一リール４６の回転により第一引き紐２２を引き締めることで、第二閉鎖板２３を引いて左方へスライドさせ、右方の連通穴５４の上開口が開けられ、反応空間２９の中の水が第二空き空間４０に入り、水が全部第二空き空間４０に入ったら、モータ４３が作動を止め、電磁石１３に通電を止め、第二閉鎖板２３が連通穴５４の上開口を閉鎖し、
７、ハンドル３５を回すことで、第三リール３４が連動して回転し、第三引き紐３６を引き締め、そして第三引き紐３６が第三閉鎖板３９を引いて上昇させ、第三閉鎖板３９が第二空き空間４０の右開口を開けることで、第二空き空間４０にある水が流出し、
８、回転板２６と撹拌棒２５とを洗浄するには、回転板２６を下方へ引いて取り出し、回転板２６を個別に洗浄し、
９、使用が終わったら、本願発明が初期状態に戻る。

以上の実施例はあくまで本発明の技術的原理と特徴を説明するためのものであり、本分野の技術者に本発明を理解できることと実施できることを目的とし、本発明を限定するためのものではなく、本発明の意義と原則のもとで行われたいかなる修正と、等価置換と改善などは本発明の保護範囲に含まれるべきである。

Claims

作動箱と、前記作動箱に位置する反応空間を含み、前記反応空間が上方に開口しており、前記反応空間の円周方向の内壁には前記反応空間にある試薬を加熱できる環状加熱板が固定され、前記作動箱には前記反応空間の右側に位置する洗浄空間が固定され、前記洗浄空間が上方に開口しており、前記作動箱の上面には前記洗浄空間の上開口を閉鎖できる第一閉鎖板がヒンジを介して連結され、前記洗浄空間に洗浄用水が蓄えてあり、前記作動箱には前記反応空間の右側に位置する噴霧器が固定され、前記噴霧器の左面には前記反応空間に位置するノズルが固定され、前記作動箱には揚水ポンプが固定され、前記揚水ポンプは前記洗浄空間の中の水を前記噴霧器に送られ、前記反応空間には反応前の試薬を撹拌できる撹拌装置が設置され、前記撹拌装置は前記反応空間の左内壁と固定的に連結された固定板を含み、前記作動箱には前記反応空間の左下側に位置する第一空き空間が固定され、前記第一空き空間が左方に開口しており、前記作動箱には前記反応空間の右下側に位置する第二空き空間が固定され、前記第二空き空間が右方に開口しており、前記第一空き空間、前記第二空き空間及び反応空間とが連通穴によって連通され、前記反応空間の下内壁には前記連通穴の上開口を閉鎖できる第二閉鎖板がスライド可能に設置され、前記第二閉鎖板の左面と前記反応空間の左内壁とが第一引っ張りばねによって連結され、前記作動箱には前記第二空き空間の上側に位置する閉鎖空間が固定され、前記閉鎖空間が前記第二空き空間と連通しており、前記閉鎖空間には前記第二空き空間の右開口を閉鎖できる第三閉鎖板がスライド可能に設置され、前記第三閉鎖板の上面と前記閉鎖空間の上内壁とが圧縮ばねによって連結されていることを特徴とする自動洗浄機能付きの化学試薬用撹拌装置。
前記撹拌装置は前記固定板に位置する第三空き空間を含み、前記第三空き空間が左方に開口しており、前記第三空き空間の上内壁には第一回転軸が回転可能に設置され、前記第一回転軸は下方へ前記固定板の下側にまで延在し、前記第一回転軸の下端には前記固定板の下側に位置する回転板がキーを介して連結され、前記回転板の下面には三本の撹拌棒が固定され、三本の前記撹拌棒が前記回転板の中心軸を中心に対称になるように設置されていることを特徴とする請求項１に記載の自動洗浄機能付きの化学試薬用撹拌装置。
前記作動箱には前記反応空間の左側に位置する第四空き空間が固定され、前記第四空き空間は一部が右方に開口して前記第三空き空間と連通しており、前記第四空き空間の上内壁には第二回転軸が回転可能に設置され、前記第二回転軸と前記第一回転軸とがプーリによって伝動可能に連結され、前記第二回転軸の下端には第一傘歯車が固定され、前記作動箱には前記第四空き空間の左側に位置するスライド溝が形成され、前記スライド溝が前記第四空き空間と連通しており、前記スライド溝の下内壁には電磁石が固定され、前記スライド溝には前記電磁石の上側に位置する磁性スライダがスライド可能に設置され、前記磁性スライダの上面と前記スライド溝の上内壁とが第二引っ張りばねによって連結され、前記磁性スライダの右面には前記第四空き空間に位置するモータが固定され、前記モータの右面にはモータ軸が回転可能に設置され、前記モータ軸には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定され、前記モータ軸には前記第二傘歯車の右側に位置する第一片方向軸受が固定され、前記第一片方向軸受の外壁には第一歯車が固定されていることを特徴とする請求項２に記載の自動洗浄機能付きの化学試薬用撹拌装置。
前記第四空き空間の下内壁には前記第二傘歯車の右下側に位置する第三回転軸が回転可能に設置され、前記第三回転軸には第一リールが固定され、前記第一リールと前記第二閉鎖板の左面とが第一引き紐によって連結され、前記第三回転軸には前記第一リールの上側に位置する第二片方向軸受が固定され、前記第二片方向軸受の外壁には第三傘歯車が固定され、前記第四空き空間の右内壁には第四回転軸が回転可能に設置され、前記第四回転軸には第二リールが固定され、前記第二リールと前記第二閉鎖板の右面とが第二引き紐によって連結され、前記第四回転軸には前記第一歯車の下側に位置する第二歯車が固定されていることを特徴とする請求項１に記載の自動洗浄機能付きの化学試薬用撹拌装置。
前記作動箱には前記閉鎖空間の上側に位置する第五空き空間が固定され、前記第五空き空間が右方に開口しており、前記第五空き空間の左内壁には前記作動箱の右側に位置するハンドルが回転可能に設置され、前記ハンドルには第三リールが固定され、前記第三リールと前記第三閉鎖板の上面とが第三引き紐によって連結されていることを特徴とする請求項１に記載の自動洗浄機能付きの化学試薬用撹拌装置。