JP2021127886A - 給湯機リモコン及び給湯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮像部の結露を抑制できる給湯機リモコンを提供する。【解決手段】給湯機リモコン5に、浴室41の二次元画像を取得する可視光カメラ57を有する撮像部54と、撮像部54を加熱するヒーター部56と、撮像部54の温度を測定する温度測定部55と、撮像部54の温度及び浴室41に供給される湯水の設定温度を取得し、撮像部54の温度が設定温度よりも低いか否かを判定する温度判定部64と、温度判定部64の判定結果を用いて、ヒーター部56に制御信号を出力し撮像部54の加熱を開始させるヒーター制御部66とを備えた。【選択図】図2
Description
本開示は、給湯機リモコン及び給湯機に関する。
浴室内の浴槽、シャワー等に湯を供給する給湯機を操作する給湯機リモコンとして、可視光カメラ及び赤外線センサで構成された撮像部を設けて、浴室や入浴者等の入浴データを取得し、自動的に追焚き運転等を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の給湯機リモコンでは、浴室内に供給された湯により浴室内の湿度が上昇した場合に、撮像部の温度が低ければ、撮像部のレンズに結露が生じて入浴データを安定的に取得できないという課題があった。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、撮像部の結露を抑制できる給湯機リモコンを提供することを目的とする。
本開示に係る給湯機リモコンは、浴室の二次元画像を取得する可視光カメラを有する撮像部と、撮像部を加熱するヒーター部と、撮像部の温度を測定する温度測定部と、撮像部の温度及び浴室に供給される湯水の設定温度を取得し、撮像部の温度が設定温度よりも低いか否かを判定する温度判定部と、温度判定部の判定結果を用いて、ヒーター部に制御信号を出力し撮像部の加熱を開始させるヒーター制御部とを備えたものである。
また、本開示に係る他の給湯機リモコンは、浴室の二次元画像を取得する可視光カメラを有する撮像部と、撮像部と熱的に接続され、浴室に供給される湯水の設定温度を表示する表示部と、撮像部の温度を測定する温度測定部と、撮像部の温度及び設定温度を取得し、撮像部の温度が設定温度よりも低いか否かを判定する温度判定部と、温度判定部の判定結果を用いて、表示部に供給する電力量を増加させる供給電力制御部とを備えたものである。
また、本開示に係る給湯機は、本開示に係る給湯機リモコンと、湯水を沸上げる加熱装置と、給湯機リモコンと接続された給湯機制御装置及び加熱装置により沸上げられた湯水を貯留する貯湯タンクを有するタンクユニットと、を備え、給湯機制御装置は、予め設定された設定温度で浴室内に湯水を供給させ、給湯機リモコンに設定温度を送信するものである。
本開示によれば、撮像部の結露を抑制して入浴データを安定的に取得できる。
以下、図面に基づいて実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る給湯機を示す概略構成図である。給湯機は、加熱装置1及びタンクユニット2を備える。給湯機は、加熱装置1により水を加熱して、タンクユニット2に設けられた貯湯タンク21に湯水を貯留する。
図1は、実施の形態1に係る給湯機を示す概略構成図である。給湯機は、加熱装置1及びタンクユニット2を備える。給湯機は、加熱装置1により水を加熱して、タンクユニット2に設けられた貯湯タンク21に湯水を貯留する。
加熱装置1は、例えばヒートポンプユニットで構成され、圧縮機11、熱交換器12、膨張弁13、蒸発器14、及び冷媒配管15を備える。圧縮機11、熱交換器12、膨張弁13、蒸発器14、及び冷媒配管15の各機器は、冷媒配管15でそれぞれ接続される。冷媒が各機器と冷媒配管15とを圧縮及び膨張を伴って循環することで、熱交換器12に流入する冷媒と水との間で熱交換が行われ、貯湯タンク21に貯留する湯水が加熱される。以下、加熱装置1による湯水の加熱を、沸上げという。ここで、冷媒は例えば二酸化炭素等の自然冷媒である。
タンクユニット2は、湯水を貯留する貯湯タンク21と、湯水を加熱する追焚き熱交換器22と、後述する各種ポンプ27〜28、弁29〜31、及び配管32〜40とを備える。貯湯タンク21は、例えば上層と下層とに分割された積層式タンクで構成され、上層には高温水が、下層には低温水が滞留する。
貯湯タンク21の上層には、加熱装置1から高温水が導入される温水導入口23及び貯湯タンク21から高温水が導出される温水導出口24が設けられる。また、貯湯タンク21の下層には、給水配管34から低温水が導入される水導入口25及び貯湯タンク21から低温水が導出される水導出口26が設けられる。
温水導入口23には、沸上げ混合弁29を介して、加熱装置1により沸上げされた高温水が流通する沸上げ戻り配管32が接続される。また、温水導出口24には、貯湯タンク21の上層に貯留された高温水が流通する温水配管33が接続される。
一方、水導入口25には、市水等の低温水が流通する給水配管34が接続され、また、水導出口26には、低温水が流通する、加熱装置1と接続された沸上げ往き配管35が接続される。
追焚き熱交換器22は、沸上げられて貯湯タンク21に貯留された高温水を用いて、追焚き熱交換器22に流入する水を加熱する。追焚き熱交換器22と貯湯タンク21との間には、追焚き配管36が設けられており、貯湯タンク21と熱交換器12との間に流路が形成されている。つまり、加熱ポンプ(図示せず)により、貯湯タンク21の上層から高温水が取り出され、追焚き熱交換器22に流通され、追焚き熱交換器22で熱交換された水が貯湯タンク21の下層に流入するという流路が形成されている。
また、追焚き熱交換器22と浴槽43との間には、追焚き往き配管37及び追焚き戻り配管38が設けられる。追焚き往き配管37には、浴槽43から浴槽アダプタ42を介して取り出された浴槽水が流通し、追焚き戻り配管38には、追焚き熱交換器22により加熱された水が流通する。
次に、給湯機が行う沸上げ運転、追焚き運転、湯はり運転、及び給湯運転の各運転における、給湯機の動作ついて説明する。
沸上げ運転について説明する。沸上げ運転では、貯湯タンク21の下層に貯留された低温水が熱交換器12により加熱され、貯湯タンク21の上層に高温水として貯留される。まず、沸上げポンプ27が作動することにより、水導出口26から給水配管34により貯留された低温水が取出される。この低温水は、沸上げポンプ27及び沸上げ往き配管35を介して熱交換器12で加熱される。そして、熱交換器12から流出した高温水は、沸上げ戻り配管32及び沸上げ混合弁29を介して温水導入口23に流入し、貯湯タンク21に貯湯される。
追焚き運転について説明する。追焚き運転では、浴槽43内の浴槽水を追焚き熱交換器22により加熱して追焚きを行う。まず、追焚き往き配管37に設けられた追焚きポンプ28が作動することにより、浴槽43から浴槽水が取り出される。浴槽水は、追焚き往き配管37から追焚き熱交換器22に流入する。また、追焚き運転において、追焚き熱交換器22には、貯湯タンク21の上層から取り出された高温水が、追焚き配管36を介して流通している。そして、追焚き熱交換器22で高温水及び浴槽水の間で熱交換が行われ、加熱された浴槽水は、追焚き戻り配管38を介して浴槽43に戻される。
湯はり運転について説明する。湯はり運転では、給水配管34により供給された低温水及び貯湯タンク21の高温水が加熱されて浴槽43に供給される。まず、給水配管34から低温水が、温水導出口24及び温水配管33を介して貯湯タンク21から高温水が浴槽混合弁30に供給される。そして、浴槽混合弁30により温度を調整された湯水が浴槽給湯配管39を介して追焚き熱交換器22に流入する。また、湯はり運転時において、貯湯タンク21の上層から取り出された高温水が、追焚き配管36を介して追焚き熱交換器22に流通している。追焚き運転と同様に、追焚き熱交換器22で高温水及び浴槽混合弁30から供給された湯水の熱交換が行われ、加熱された湯水が、追焚き戻り配管38を介して浴槽43に供給される。
給湯運転について説明する。給湯運転では、給水配管34から供給された低温水及び貯湯タンク21から供給された高温水が給湯混合弁31で混合されて、浴室41内の給湯栓、シャワー等の給湯端末44に給湯配管40を介して供給される。ここで、沸上げ混合弁29、浴槽混合弁30、及び給湯混合弁31の各弁29〜31は、例えば三方弁であり、流入する水量及び流出する水量を調整することができるように構成されている。
また、給湯機は、前述の各運転を制御する給湯機制御装置45を備えている。給湯機制御装置45は、給湯機に搭載されたセンサの出力により、アクチュエータを駆動して、沸上げ運転、追焚き運転、湯はり運転、及び給湯運転を実行する。
アクチュエータは、加熱装置1、沸上げポンプ27、沸上げ混合弁29、追焚きポンプ28、浴槽混合弁30、給湯混合弁31等で構成される。追焚き運転では、アクチュエータは、後述する給湯機リモコン5又は台所リモコン6により設定された設定温度に基づいて、浴槽水が設定温度となるまで浴槽水の加熱を制御する。
一方、給湯運転及び湯はり運転では、アクチュエータは、浴槽混合弁30及び給湯混合弁31を駆動することにより、それぞれ給湯端末44及び浴槽43に供給される温水の温度が設定温度と同程度となるように制御する。
設定温度は、追焚き運転及び湯はり運転においては、浴槽水の温度であり、給湯運転においては、給湯端末44から供給される湯水の温度である。さらに、給湯機制御装置45は、追焚き運転、湯はり運転、又は給湯運転が開始された場合、これらの運転が開始されたことを示す運転開始信号を給湯機リモコン5に送信する。
給湯機に備えられた給湯機リモコン5について説明する。図2は、実施の形態1に係る給湯機リモコン5を示す正面図である。給湯機リモコン5は、筐体51、給湯機を操作する操作部52、給湯機の状態等を表示する表示部53、浴室41内の二次元画像及び二次元温度分布を取得する撮像部54、撮像部54の温度を検出する温度測定部55、撮像部54を加熱するヒーター部56、及びヒーター部56を制御する給湯機リモコン制御装置60を備える。給湯機リモコン5は、浴室41に設けられ給湯機の設定温度の設定、給湯機の各運転の開始及び停止等、給湯機の操作を行う。
また、台所リモコン6は、筐体と、給湯機を操作する操作部と、給湯機の状態等を表示する表示部と、給湯機制御装置45及び給湯機リモコン制御装置60と接続された台所リモコン制御装置とを備える。給湯機制御装置45、給湯機リモコン制御装置60、及び台所リモコン制御装置は、互いに給湯機の運転状況、給湯機の設定温度等の情報を授受して表示部に通知させる。
筐体51は、金属、熱伝導性ポリマー等の熱抵抗の小さい材料で例えば箱型に形成される。筐体51の熱抵抗が小さいため、筐体51に発生、伝播した熱は筐体51の面に沿って拡散される。ここで、筐体51を構成する材料は、例えばステンレス、ポリフェニルレンサルファイド樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、及びポリアミド系樹脂である。また、ポリアミド系樹脂とは、ポリアミドを組成に含む樹脂である。このような材料で筐体51を形成すると、ヒーター部56からの熱の伝導を妨げず好ましい。
操作部52は、操作ボタン及び操作スイッチ等により構成される。操作部52を操作することで、給湯機リモコン5の使用者は、例えば給湯機の運転の切り替え、各運転における設定温度の設定、沸上げ温度及び沸上げ湯量の設定等を行うことができる。また、これらの給湯機の設定の情報は給湯機制御装置45、給湯機リモコン制御装置60、及び台所リモコン制御装置に送信される。
表示部53は、給湯機リモコン5及び台所リモコン6の操作状況、給湯機の運転状況等を表示する。表示部53は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等で構成され、輝度が調整可能な発光素子を構成に含む。ここで、発光素子は、例えば発光ダイオードである。
撮像部54は、浴室41内の二次元画像を取得する可視光カメラ57及び浴室41内の二次元温度分布を取得する赤外線センサ58により構成される。撮像部54は、浴室41内を死角なく撮像できるように設けると好ましく、図2の例においては筐体51の上部に配置されている。さらに、可視光カメラ57は、広い視野を確保し、広範囲の二次元画像を取得するために、広角の撮影が可能なカメラを用いると好ましい。
赤外線センサ58は、赤外線を受光することで浴室41内の二次元温度分布を検出できる。赤外線センサ58は、例えば、赤外線を検出可能な複数の赤外線受光素子を備えたアレイ型のセンサである。可視光カメラ57が取得した二次元画像及び赤外線センサ58が取得した二次元温度分布は給湯機リモコン制御装置60に送信される。以下、二次元画像及び二次元温度分布から取得する情報をまとめて、入浴データともいう。
また、給湯機リモコン制御装置60は、可視光カメラ57及び赤外線センサ58からそれぞれ二次元画像及び二次元温度分布を取得し、入浴データを得る。例えば、二次元画像からは、入浴者の有無、位置、動作等を検出し、二次元温度分布から、入浴者の輪郭、体温分布、浴槽水の湯温等を検出する。ここで、二次元画像及び二次元温度分布を重ね合わせる画像処理を行い、体温分布を有する人体を二次元画像として抽出すると、より詳細な入浴データを得ることができる。
給湯機リモコン制御装置60が検出する入浴者の動作は、例えば、体の部分洗い、洗髪、流し湯、シャワー、着座、起立等を含む通常動作及び転倒、長時間の動作無し、不自然な姿勢等を含む異常動作である。さらに、給湯機リモコン制御装置60は、通常動作と異常動作とを分類し、異常動作を検出した場合には、給湯機リモコン5、台所リモコン6の使用者に通知する。異常の通知は例えば、表示部53による異常の発生を示す表示、スピーカ(図示せず)によるブザー、音声、アラーム等の警報である。この異常の通知は、例えば異常動作の解消、操作部52の操作によるアラームの停止処理等がない限り繰り返される。
温度測定部55は、例えばサーミスタを構成に含むセンサであり、撮像部54に隣接して、撮像部54の温度を測定可能なように設けられる。図2の例では、可視光カメラ57と赤外線センサ58との間に温度測定部55が設けられている。このように温度測定部55を配置すると、撮像部54において温度分布が偏っていても、可視光カメラ57及び赤外線センサ58の温度を精度よく測定することができる。また、温度測定部55が測定した撮像部54の温度は、給湯機リモコン制御装置60に送信される。
ヒーター部56は、撮像部54に伝熱できるように筐体51内に設けられ、例えば電熱線、セラミックヒーター等で構成される。図2の例では、ヒーター部56は、撮像部54に隣接して設けられている。ヒーター部56の発熱量、つまり撮像部54を加熱する熱量は、ヒーター部56を流れる電流によって変化し、この熱量は、給湯機リモコン制御装置60によって制御される。そして、ヒーター部56が撮像部54を加熱し、撮像部54の結露の発生を抑制する。
図3は、実施の形態1に係る給湯機リモコン制御装置60の一部を示す概略構成図である。給湯機リモコン制御装置60は、給湯機制御装置45から信号を受信する受信部61と、温度測定部55に温度を測定するように温度測定指令を送信する測定指令部62と、撮像部54の温度を判定する温度判定部64と、浴室41に人がいるか否かを判定する入室判定部65と、ヒーター部56の制御を行うヒーター制御部66とを備える。
温度判定部64は、温度測定部55が測定した撮像部54の温度及び操作部52により設定された浴室41に供給される湯水の設定温度を取得する。ここで、設定温度は、給湯機リモコン制御装置60又は受信部61を介して給湯機制御装置45から取得する。さらに、取得した撮像部54の温度と設定温度とを比較し、撮像部54の温度が設定温度よりも低いか否かを判定し、判定結果をヒーター制御部66に送信する。
入室判定部65は、可視光カメラ57が撮影した二次元画像から浴室41内の入浴者に関する所在情報を取得し、浴室41に入浴者がいるか否かを判定し、判定結果をヒーター制御部66に送信する。
そして、ヒーター制御部66は、温度判定部64の判定結果を用いて撮像部54の加熱又は停止の要否を判断し、ヒーター部56に制御信号を出力してヒーター部56の制御を行う。以下、ヒーター制御部66の制御による撮像部54の加熱について、図4のフローチャートに基づいて説明する。
まず、測定指令部62は、給湯機制御装置45から給湯機の運転が開始されたことを示す運転開始信号を、受信部61を介して受信し、温度測定部55に撮像部54の温度を測定させる指令を送信する。当指令を受信した温度測定部55は、撮像部54の温度を測定する(ST11)。
温度測定部55が撮像部54の温度を測定した後のフローについて説明する。温度測定部55により測定された撮像部54の温度は、温度判定部64に送信される。温度判定部64は、給湯機リモコン制御装置60から、操作部52等によって設定された、浴室41に供給される湯水の設定温度を取得する。そして、温度判定部64は、撮像部54の温度と設定温度とを比較し、撮像部54の温度が設定温度よりも低いか否かを判定する(ST12)。
温度判定部64が、撮像部54の温度が設定温度よりも低いと判定した場合(ST12:YES)、ヒーター制御部66は、ヒーター部56に撮像部54の加熱を開始させる(ST13)。そして、ヒーター部56により撮像部54の温度が設定温度程度となるまで、撮像部54の加熱を継続する。ここで、ヒーター部56の温度は、設定温度よりも高温にし、撮像部54の温度の上昇に応じて低下させ、設定温度に接近させると撮像部54を迅速に加熱できる。また、温度測定部55は、ヒーター部56により撮像部54の温度が設定温度程度とされるまで、つまり加熱が終了するまで、連続的に又は所定の間隔で撮像部54の温度を測定し続け、撮像部54の温度が設定温度程度になったか否かを確認する(ST14)。
一方、温度判定部64が、撮像部54の温度が設定温度以上であると判定した場合(ST12:NO)、次に説明するフローに進む。
撮像部54の温度が設定温度程度となったら、ヒーター制御部66は、入室判定部65に、撮像部54から所在情報を取得させる。そして、入室判定部65は、所在情報から浴室41に入浴者がいるか否かを判定する(ST15)。
入室判定部65が浴室41内に入浴者がいないと判定した場合(ST15:YES)、給湯機リモコン制御装置60は、撮像部54の加熱動作を終了する。
入室判定部65が浴室41内に入浴者がいると判定した場合(ST15:NO)、再度ST11に戻り、撮像部54の温度を測定する。つまり、ヒーター制御部66は、浴室41から入浴者がいなくなるまでヒーター部56の加熱の開始と停止とを繰り返して撮像部54の温度を設定温度程度に維持する。
このように、給湯機リモコン5は、温度判定部64の判定結果を用いて、撮像部54の加熱を開始させるので、撮像部54の結露を抑制できる。また、入室判定部65の判定結果も用いて、さらに入浴者がいない場合に撮像部54の加熱を停止できるという効果がある。
なお、本実施の形態において、温度測定部55を撮像部54に隣接させて設ける例について説明したが、温度測定部55を撮像部54と接触させずに設けてもよい。この場合、温度測定部55を、例えば浴室41の内壁に設け、浴室41内の温度を測定させ、この温度を撮像部54の温度として温度判定部64に送信させればよい。さらに、ヒーター部56も、可視光カメラ57及び赤外線センサ58をそれぞれ加熱できるよう、複数設ければよい。
実施の形態2.
実施の形態2に係る給湯機リモコン5は、実施の形態1と同様に、撮像部54の温度が設定温度よりも低いか否かを判定する温度判定部64と、浴室41に人がいるか否かを判定する入室判定部65と、温度判定部64、及び入室判定部65の判定結果を用いてヒーター部56による撮像部54の加熱の開始及び停止を制御するヒーター制御部66とを有する給湯機リモコン制御装置60を備え、給湯機リモコン制御装置60が、運転判定部63を備える点で実施の形態1と異なる。実施の形態1と同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
実施の形態2に係る給湯機リモコン5は、実施の形態1と同様に、撮像部54の温度が設定温度よりも低いか否かを判定する温度判定部64と、浴室41に人がいるか否かを判定する入室判定部65と、温度判定部64、及び入室判定部65の判定結果を用いてヒーター部56による撮像部54の加熱の開始及び停止を制御するヒーター制御部66とを有する給湯機リモコン制御装置60を備え、給湯機リモコン制御装置60が、運転判定部63を備える点で実施の形態1と異なる。実施の形態1と同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図5は、実施の形態2に係る給湯機リモコン制御装置70の一部を示す概略構成図である。運転判定部63は、給湯機制御装置45から運転開始信号を取得する。そして、取得した運転開始信号が、給湯機のいずれの運転が開始されたかを判定し、判定結果をヒーター制御部66に送信する。このようにすると、給湯機の運転及び入浴者の入浴状況に応じて、ヒーター制御部66により撮像部54の加熱動作を制御することができる。
そして、ヒーター制御部66は、運転判定部63、温度判定部64、及び入室判定部65の判定結果を用いて、ヒーター部56の制御を行う。以下、ヒーター制御部66の制御による撮像部54の加熱について、図6のフローチャートに基づいて説明する。
まず、給湯機の追焚き運転、湯はり運転、又は給湯運転のいずれかの運転が開始されたら、給湯機制御装置45は、給湯機リモコン制御装置70の受信部61に運転開始信号を送信する。そして、運転判定部63は、受信部61から運転開始信号を取得し、取得した運転開始信号から給湯運転が開始されたか否かを判定する(ST21)。
運転判定部63が、給湯機で追焚き運転又は湯はり運転が開始されたと判定した場合(ST21:NO)、測定指令部62が、温度測定部55に撮像部54の温度を測定させる指令を送信する。そして温度測定部55は、撮像部54の温度を測定する(ST22)。
運転判定部63が、給湯機で給湯運転が開始されたと判定した場合(ST21:YES)、入室判定部65が当判定を受けて、撮像部54から所在情報を取得し、浴室41内に入浴者がいるか否かを判定する(ST23)。
そして、入室判定部65が、浴室41内に入浴者がいると判定した場合(ST23:NO)、測定指令部62が、温度測定部55に撮像部54の温度を測定させる指令を送信する。そして温度測定部55は、撮像部54の温度を測定する(ST22)。入室判定部65が、浴室41内に入浴者がいないと判定した場合(ST23:YES)は、給湯機リモコン制御装置70は、撮像部54の加熱動作を終了する。
次に、温度測定部55が撮像部54の温度を測定した後のフローについて説明する。温度測定部55により測定された撮像部54の温度は、温度判定部64に送信される。温度判定部64は、給湯機リモコン制御装置70から、浴室41に供給される湯水の設定温度を取得する。そして、温度判定部64は、撮像部54の温度と設定温度とを比較し、撮像部54の温度が設定温度よりも低いか否かを判定する(ST24)。
温度判定部64が、撮像部54の温度が設定温度よりも低いと判定した場合(ST24:YES)、ヒーター制御部66は、ヒーター部56の加熱を開始させる(ST25)。そして、ヒーター部56により撮像部54の温度が設定温度程度となるまで、撮像部54を加熱する。また、温度測定部55は、ヒーター部56により撮像部54の温度が設定温度程度とされるまで、つまり加熱が終了するまで、連続的に又は所定の間隔で撮像部54の温度を測定し続け、撮像部54の温度が設定温度程度になったか否かを確認する(ST26)。
一方、温度判定部64が、撮像部54の温度が設定温度以上であると判定した場合(ST24:NO)、次に説明するフローに進む。
撮像部54の温度が設定温度程度となったら、ヒーター制御部66は、入室判定部65に、撮像部54から所在情報を取得させる。そして、入室判定部65は、所在情報から浴室41に入浴者がいるか否かを判定する(ST23)。
入室判定部65が浴室41内に入浴者がいないと判定した場合(ST23:YES)、給湯機リモコン制御装置70は、撮像部54の加熱動作を終了する。
入室判定部65が浴室41内に入浴者がいると判定した場合(ST23:NO)、再度ST22に戻り、撮像部54の温度を測定する。つまり、ヒーター制御部66は、浴室41から入浴者がいなくなるまでヒーター部56の加熱の開始及び停止を繰り返し、撮像部54の加熱を継続して撮像部54を設定温度程度に維持する。
このように、給湯機リモコン5に、撮像部54の温度が浴室41に供給される湯水の設定温度よりも低いか否かを判定する温度判定部64、浴室41に人がいるか否かを判定する入室判定部65、及び給湯運転が開始されたか否かを判定する運転判定部63の判定結果を用いて、撮像部54の加熱を開始させるので、撮像部54の結露を抑制できる。さらに、運転判定部63の判定結果を用いるため、台所等の浴室41以外へ湯水を供給するために給湯運転が開始された場合であっても、浴室41に入浴者がいるか否かによって撮像部54の加熱を開始させるか否かの判断を行うことができる。そのため、撮像部54の加熱を必要としない場合に、ヒーター部56が作動することを抑制できる。
実施の形態3.
本実施の形態に係る給湯機リモコン5は、実施の形態1と同様に、筐体51と、給湯機の設定温度を表示する表示部53と、浴室41内の画像を取得する撮像部54とを備える。本実施の形態では、表示部53の発熱により撮像部54を加熱することが異なり、実施の形態1と同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態に係る給湯機リモコン5は、実施の形態1と同様に、筐体51と、給湯機の設定温度を表示する表示部53と、浴室41内の画像を取得する撮像部54とを備える。本実施の形態では、表示部53の発熱により撮像部54を加熱することが異なり、実施の形態1と同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
表示部53の輝度は、表示部53を流れる電力量により調整される。つまり、表示部53に流れる電力量により、表示部53の輝度が増加、減少する。さらに、表示部53の発光は熱損失を伴うため、表示部53の輝度が増加した場合、表示部53の発熱量も増加し、表示部53の輝度が減少した場合、表示部53の発熱量も減少する。ここで、表示部53へ供給される電力量は、次に説明する給湯機リモコン制御装置70に設けられた供給電力制御部67により制御される。
図7は、実施の形態3に係る給湯機リモコン制御装置80の一部を示す概略構成図である。給湯機リモコン制御装置80は、給湯機制御装置45から信号を受信する受信部61と、温度測定部55に温度を測定するように温度測定指令を送信する測定指令部62と、撮像部54の温度を判定する温度判定部64と、浴室41に人がいるか否かを判定する入室判定部65と、表示部53に供給する電力量の制御を行う供給電力制御部67と備える。以下、供給電力制御部67の制御による撮像部54の加熱について、図8のフローチャートに基づいて説明する。
まず、測定指令部62は、給湯機制御装置45から給湯機の運転が開始されたことを示す運転開始信号を、受信部61を介して受信し、温度測定部55に撮像部54の温度を測定させる指令を送信する。当指令を受信した温度測定部55は、撮像部54の温度を測定する(ST31)。
温度測定部55が撮像部54の温度を測定した後のフローについて説明する。温度測定部55により測定された撮像部54の温度は、温度判定部64に送信される。温度判定部64は、給湯機リモコン制御装置80から、浴室41に供給される湯水の設定温度を取得する。そして、温度判定部64は、撮像部54の温度と設定温度とを比較し、撮像部54の温度が設定温度よりも低いか否かを判定する(ST32)。
温度判定部64が、撮像部54の温度が設定温度よりも低いと判定した場合(ST32:YES)、供給電力制御部67は、表示部53に供給する電力量を増加させる(ST33)。ここで、表示部53から発生された熱は、表示部53と熱的に接続された撮像部54に伝播する。また、表示部53に供給する電力量は、予め設定して例えば0.5〜2W程度の範囲内で調整すればよい。また、温度測定部55は、連続的に又は所定の間隔で撮像部54の温度を測定し続け、撮像部54の温度が設定温度程度になったか否かを確認する(ST34)。
一方、温度判定部64が、撮像部54の温度が設定温度以上であると判定した場合(ST32:NO)、次に説明するフローに進む。
撮像部54の温度が設定温度程度となれば、供給電力制御部67は、入室判定部65に、撮像部54から所在情報を取得させる。そして、入室判定部65は、所在情報から浴室41に入浴者がいるか否かを判定する(ST35)。
入室判定部65が浴室41内に入浴者がいないと判定した場合(ST35:YES)、供給電力制御部67は、表示部53へ供給する電力量を最低値まで低下させる。ここで、最低値とは、予め設定された値であり、表示部53に表示をさせない場合に供給する電力量も含む。
入室判定部65が浴室41内に入浴者がいると判定した場合(ST35:NO)、再度ST31に戻り、撮像部54の温度を測定する。つまり、供給電力制御部67は、浴室41から入浴者がいなくなるまで表示部53へ供給する電力量を調整して撮像部54の温度を撮像部54の温度を設定温度程度に維持する。
このように、給湯機に設けられた給湯機リモコン5に、撮像部54の温度が給湯機の設定温度よりも低いか否かを判定する温度判定部64と、浴室41に人がいるか否かを判定する入室判定部65と、温度判定部64及び入室判定部65の判定結果を用いて、表示部53へ供給する電力量を調整する供給電力制御部67とを備えたことで、表示部53の発熱を利用する簡単な構成により撮像部54の結露を抑制できる。
実施の形態4.
図9は、実施の形態4に係る給湯機リモコン5を示した正面図である。本実施の形態に係る給湯機リモコン5は、実施の形態1と同様に、筐体51と、浴室41内の画像を取得する撮像部54と、撮像部54を加熱するヒーター部56と、ヒーター部56を制御する給湯機リモコン制御装置80とを備える。本実施の形態では、撮像部54とヒーター部56との間に熱伝導部材68が設けられることが異なり、実施の形態1と同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図9は、実施の形態4に係る給湯機リモコン5を示した正面図である。本実施の形態に係る給湯機リモコン5は、実施の形態1と同様に、筐体51と、浴室41内の画像を取得する撮像部54と、撮像部54を加熱するヒーター部56と、ヒーター部56を制御する給湯機リモコン制御装置80とを備える。本実施の形態では、撮像部54とヒーター部56との間に熱伝導部材68が設けられることが異なり、実施の形態1と同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図10は、実施の形態3に係る給湯機リモコン5の内部を側面から見た概略図である。熱伝導部材68は、給湯機リモコン5の筐体51内に設けられ、撮像部54とヒーター部56とを接続している。また、図10の例では、ヒーター部56は、表示部53に隣接して設けられている。熱伝導部材68は、例えばアルミニウム、アルミニウム合金等で形成されたヒートシンクで構成され、ヒーター部56で発生した熱を撮像部54に伝える。
ここで、熱伝導部材68のヒーター部56と接続される側の表面積は、ヒーター部56の表面積よりも大きく形成すると好ましい。このようにすると、熱伝導部材68の熱抵抗が小さくなり、ヒーター部56から撮像部54へ、効率よく熱を伝えることができる。
また、ヒーター部56及び撮像部54と熱伝導部材68との間には、熱伝導シート69がそれぞれ設けられると好ましい。熱伝導シート69は、例えば炭素繊維、シリコーン樹脂等で形成される。さらに、ヒーター部56及び撮像部54と熱伝導部材68との間に設けるのは、放熱グリス等であってもよい。
このように、給湯機リモコン5は、温度判定部64の判定結果を用いて、撮像部54の加熱を開始させるので、撮像部54の結露を抑制でき、さらに熱伝導部材68を備えたことで、ヒーター部56から発生した熱を効率よく撮像部54へ伝えることができる。
なお、本実施の形態において、給湯機リモコン制御装置80と電気的に接続されたプリント配線板59、筐体51等に適宜切りかけ又は穴を設け、熱伝導部材68を、例えば浴室壁面46等の、給湯機リモコン5の外部と接続するように設けてもよい。このようにすると、図10中の矢印に示すように、ヒーター部56で発生した熱を効率よく撮像部54へ伝えることができるとともに、給湯機リモコン5の内部が高温となることを防ぐことができる。
また、本実施の形態において、筐体51を構成する材料を、アクリロニトリル、ブタジエン、スチレンを組成に含む熱可塑性樹脂としてもよい。このようにしても、ヒーター部56から熱伝導部材68を介して撮像部54へ熱を伝えることができる。
なお、実施の形態1〜4において、ヒーター部56を給湯機リモコン5に一つ設けて撮像部54の可視光カメラ57及び赤外線カメラを加熱する例について説明したが、ヒーター部56を複数設けてもよい。このようにすると、可視光カメラ57と赤外線センサ58とが離れて配置される場合においても、可視光カメラ57及び赤外線センサ58とにそれぞれヒーター部56を設けることができる。
また、実施の形態1〜4において、入室判定部65は、撮像部54から所在情報を取得する例について説明したが、浴室41のドア、天井、壁面等に入室センサを設けて、入室センサからも入浴者の所在情報を取得してもよい。ここで、入室センサは、例えば超音波、赤外線等を用いて、入浴者の所在を検知する。このようにすると、入室判定部65は、撮像部54から所在情報を取得できない場合であっても、入室センサから得た入浴者の所在情報を用いて浴室41に入浴者がいるか否かを判定することができる。
1 加熱装置、2 タンクユニット、5 給湯機リモコン、6 台所リモコン、11 圧縮機、12 熱交換器、13 膨張弁、14 蒸発器、15 冷媒配管、21 貯湯タンク、22 追焚き熱交換器、23 温水導入口、24 温水導出口、25 水導入口、26 水導出口、27 沸上げポンプ、28 追焚きポンプ、29 沸上げ混合弁、30 浴槽混合弁、31 給湯混合弁、32 沸上げ戻り配管、33 温水配管、34 給水配管、35 沸上げ往き配管、36 追焚き配管、37 追焚き往き配管、38 追焚き戻り配管、39 浴槽給湯配管、40 給湯配管、41 浴室、42 浴槽アダプタ、43 浴槽、44 給湯端末、45 給湯機制御装置、46 浴室壁面、51 筐体、52 操作部、53 表示部、54 撮像部、55 温度測定部、56 ヒーター部、57 可視光カメラ、58 赤外線センサ、59 プリント配線板、60、70、80 給湯機リモコン制御装置、61 受信部、62 測定指令部、63 運転判定部、64 温度判定部、65 入室判定部、66 ヒーター制御部、67 供給電力制御部、68 熱伝導部材、69 熱伝導シート
Claims (10)
- 浴室の二次元画像を取得する可視光カメラを有する撮像部と、
前記撮像部を加熱するヒーター部と、
前記撮像部の温度を測定する温度測定部と、
前記撮像部の温度及び前記浴室に供給される湯水の設定温度を取得し、前記撮像部の温度が前記設定温度よりも低いか否かを判定する温度判定部と、
前記温度判定部の判定結果を用いて、前記ヒーター部に制御信号を出力し前記撮像部の加熱を開始させるヒーター制御部と
を備えた給湯機リモコン。 - 前記浴室に設けられた入室センサ及び前記撮像部の少なくともいずれかから所在情報を取得し、前記所在情報から前記浴室に入浴者がいるか否かを判定する入室判定部を備え、
前記ヒーター制御部は、前記温度判定部及び前記入室判定部の判定結果を用いて、前記ヒーター部に制御信号を出力し前記撮像部の加熱を開始させることを特徴とする請求項1に記載の給湯機リモコン。 - 前記ヒーター制御部は、前記温度判定部が前記撮像部の温度が前記設定温度よりも低いと判定した場合、前記ヒーター部に制御信号を出力して前記撮像部の加熱を開始させるとともに、
前記入室判定部が、前記浴室に入浴者がいると判定した場合、前記撮像部の加熱を継続させ、
前記入室判定部が、前記浴室に入浴者がいないと判定した場合、前記撮像部の加熱を停止させることを特徴とする請求項2に記載の給湯機リモコン。 - 給湯機の追焚き運転、湯はり運転、又は給湯運転のいずれかが開始されたことを示す運転開始信号を前記給湯機から取得し、前記運転開始信号から前記追焚き運転、前記湯はり運転、又は前記給湯運転のいずれが開始されたかを判定する運転判定部を備え、
前記ヒーター制御部は、前記温度判定部、前記入室判定部、及び前記運転判定部の判定結果を用いて、前記ヒーター部に制御信号を出力し前記撮像部の加熱を開始させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の給湯機リモコン。 - 前記ヒーター制御部は、前記運転判定部が、前記給湯運転が開始されたと判定した場合、前記入室判定部から前記浴室に入浴者がいるか否かの判定結果を取得し、
前記入室判定部が前記浴室に入浴者がいると判定した場合、前記温度判定部から前記撮像部の温度が前記設定温度よりも低いか否かの判定結果を取得し、
前記温度判定部が前記撮像部の温度が前記設定温度よりも低いと判定した場合、前記ヒーター部に制御信号を出力して前記撮像部の加熱を開始させるとともに、
前記入室判定部が、前記浴室に入浴者がいると判定した場合、前記撮像部の加熱を継続させ、
前記入室判定部が、前記浴室に入浴者がいないと判定した場合、前記撮像部の加熱を停止させることを特徴とする請求項4に記載の給湯機リモコン。 - 前記撮像部と前記ヒーター部とは、熱伝導部材により接続されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の給湯機リモコン。
- 前記熱伝導部材は、前記浴室の壁面と接続されていることを特徴とする請求項6に記載の給湯機リモコン。
- 浴室の二次元画像を取得する可視光カメラを有する撮像部と、
前記撮像部と熱的に接続され、前記浴室に供給される湯水の設定温度を表示する表示部と、
前記撮像部の温度を測定する温度測定部と、
前記撮像部の温度及び前記設定温度を取得し、前記撮像部の温度が前記設定温度よりも低いか否かを判定する温度判定部と、
前記温度判定部の判定結果を用いて、前記表示部に供給する電力量を増加させる供給電力制御部と
を備えた給湯機リモコン。 - 前記撮像部は、赤外線を受光して前記浴室の二次元温度分布を取得する赤外線センサを有し、
前記温度測定部は、前記可視光カメラと前記赤外線センサとの間に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の給湯機リモコン。 - 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の給湯機リモコンと、
湯水を沸上げる加熱装置と、
前記給湯機リモコンと接続された給湯機制御装置及び
前記加熱装置により沸上げられた湯水を貯留する貯湯タンクを有するタンクユニットと、
を備え、
前記給湯機制御装置は、予め設定された設定温度で浴室内に湯水を供給させ、前記給湯機リモコンに前記設定温度を送信することを特徴とする給湯機。
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JP2020024279A JP2021127886A (ja) | 2020-02-17 | 2020-02-17 | 給湯機リモコン及び給湯機 |
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