JP2021127281A - 単結晶成長装置、単結晶成長方法および単結晶 - Google Patents
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Abstract
Description
また、ルツボに残された融液の量によってもテイルの制御条件は異なるため、一定形状の急峻なテイル形状を再現性良く得ることが難しかった。
急激に開くことになり、過冷却が進行し、その結果、ルツボの壁から結晶成長が発することがある。このルツボ壁からの結晶成長と成長中の単結晶が繋がれば、お互いに逆回転しているものが繋がることとなり、種結晶部のように細く折損しやすい部分で切断が生じ、単結晶の落下事故となる。この場合、溶融を保持しているルツボが破損し、溶融が炉内に漏れ、さらに水冷ジャケット構造の炉底盤を突き破れば、水とシリコンが瞬時に反応し、水素爆発に至る原因ともなる。
(A)単結晶成長装置
そこで、制御部4は、変換部21,22から信号の入力を受けてこれを処理し、処理結果を温度表示部3に表示させるほか、処理結果に従ってカスケード接続した指令信号を生成してヒータ電源5に供給し、ヒータ10に供給される電力量により炉内の温度を調整する。制御部4はまた、図示しない昇降機構および回転機構に接続され、後に詳述する単結晶成長方法に従って制御信号を生成してこれらの機構に供給し、単結晶の引上速度を制御する。制御部4はまた、制御表示部Diに接続され、引上速度の制御結果をトレンドデータとして表示する。
ヒータ10は、ルツボ8と単結晶成長炉1の内壁面との間に設置され、ヒータ電源5から電力を供給されて炉内の空間とルツボ8を介して融液Lを加熱する。
シードチャック6はまた、図示しない回転機構に連結されて、所定方向、例えばルツボの回転とは反対の矢印AR1の方向に種結晶を回転させながらディッピングし、引き続いてシードの温度を融液の直上で保持し、シードの温度を溶融温度に近づける。その後、シードを溶融に馴染ませる。そしてシードの稜線部が突起状に現れるタイミングでシード上昇を開始し単結晶シードを回転ながら成長させる。
シード内部には、融液にシードを浸けた時の温度差により、熱歪みが結晶内部で生じ、転移欠陥が発生するため、直径3〜6mm程度に一定直径に制御しながらシード工程を続け、転移欠陥を消滅させる。その後、肩(ショルダー部)と呼ばれるシードの直径から単結晶製品直径(直胴部)まで直径を太らせる工程を経て単結晶の直胴部を所定の長さ引き上げる。
上述した単結晶成長装置100を用いた単結晶の成長方法について、本発明に係る単結晶成長方法の実施の一形態として説明する。
(B)単結晶成長方法
(1)種結晶のディッピング
単結晶成長炉1内を例えば減圧状態のAr(アルゴン)雰囲気にした後、ヒータ10によりルツボ8を加熱して全ての結晶用原料を溶融して融液Lとする。溶融後は、ヒータ10のパワーを下げてさらにその融液レベル位置とフロー管の下端の間隔を調整する。次に結晶成長が可能な温度域に融液温度を設定する。
温度センサの一例としては放射温度計を挙げることができ、例えばジャパンセンサー株式会社のファイバ型放射温度計FTK−A700A−50L11を使用でき、また、パラメータの設定・校正には例えばパラメータ設定器PWC1を使用することができる。
(2)肩部工程および直胴部工程
(3)テイル工程
本実施形態において、該ルックアップテーブルLT1には、形状不良や、テイルキレが生じた場合のデータなどは記憶されず、これらのデータは、別途設けた不具合解析用のルックアップテーブルLT2に記憶して不具合解析に役立てる。
また、ルツボ内壁と溶融Lとの境界は、ルツボの一部の形状の変化や溶融Lの中心ブレにより変動する場合があり、センサ12の中心温度監視は、該事象を考慮し位置制御を行う必要がある。図5は温度センサ12のアナログ信号をオシロスコープで観察したものであ
図4において、融液Lとルツボ内壁との接触部の温度センサの照準位置の中心部の高輝度位置が温度のピークを示すが、テイル形状の制御工程では、温度センサ11により図4と同様の曲線が得られ、図4に記載された融液外還部分が単結晶7に相当し、単結晶7よりも外側の位置で計測を行うので、図4の横軸の6から7に対応する温度曲線に相当する位置で測定及び制御監視を行う。
ここで、テイル部成長の監視工程を実行しない場合の問題点について改めて詳述する。
より具体的には、図8(a)は、得られた単結晶を真横から見た時のテイル部底面の形状を撮影したものであり、単結晶が溶液から切離れた際にその底部から溶液の雫が垂れ下がって融液に滴下し、液はねとなって再びこの単結晶の底部に付着して円錐形に固着した様子が示されている。
また、図8(b)は、液はねにより多重の円錐形が形成されたテイル部底面の形状の一例を撮影したものである。同図の例では、底部に付着した液はねを中心に幾重にも亘って円錐形状が形成されていることが分かる。
(1)所望の固化率を設定し、設定された固化率に対応する単結晶引上速度を選択して単結晶引き上げを行うこと、
(2)単結晶の回転周期を上回る速度の温度の揺らぎを温度センサにより検知し、これをトリガとして結晶の引上速度を低減させること、
により、安全な単結晶引上を低コストで実現する。以下、順を追ってより具体的に説明する。
(1)固化率の設定・利用
所望の固化率を設定し、設定された固化率に対応する単結晶引上速度を選択して単結晶引き上げを行うことにより、成長中のテイル部の形状を逐次に確認する必要なく、所望の形状のテイル部を成長させることができる。
ここで、「固化率」とは、単結晶化した融液の重量(固化量)の、全融液量の重量に対する比をいう。単結晶化した重量の指標としては、単結晶巻き上げ機構(図示せず)に取り付けた重量センサ(ロードセル)で計測したもの、または、単結晶成長単位長さに直径の単位重量をかけ、種結晶終了後の単位重量を積算したものを用いれば良い。固化率は融液Lの温度と結晶の引上速度を積分した重量に依存するため、融液Lの温度を適切な温度範囲内に収めた上で引上速度を選択すれば、短いテイル部の単結晶を成長させることができる。
しかしながら、あまりに引上速度が速すぎると、テイル切れが生じて転位欠陥が発生し、単結晶の歩留まりを著しく低下させてしまう。例えば図9に示す単結晶107は、テイル部としては、完成しているが、直胴部直径よりも長いテイルの例である。
このルックアップテーブルLT1および単結晶成長レシピは、同一形式の単結晶炉にホストコンピュータを介してアップロード、ダウンロードすることにより、急峻なテイルの結晶成長の量産化が行える。
(2)放射光の揺らぎの検知
単結晶は、引上速度が速すぎて単結晶が切れると、成長中のテイル部から剥がれ落ち転位欠陥が発生する。この剥がれ落ちる直前には兆候が見られ、例えば剥がれ落ちの直前に放射光が揺らいで放射光の強度が激しく振動する。
これは、例えば図5に示したように、最終引き上げの段階では融液Lからの表面張力でテイル部の融液Lが引っ張られて融液Lが上昇し、上昇部分115で表面張力が不安定となり、結晶の回転周期よりも早い振動が発生するためである。
そこで、例えば温度センサ11により、放射光の揺らぎの有無を監視し、結晶の回転周期に対応した所定の閾値を上回る放射光の揺らぎが検知された場合に、単結晶の引上速度をそれまでの、例えば10分の1〜0に低減乃至停止すれば、不本意なテイル切れの事態を回避することができる。速度低減または引上停止を行った後は、温度揺らぎが収まるのを待って単結晶引上を再開し、引上速度を減速・停止前の速度に向けて徐々に加速していけばよい。これにより、テイル切れの事態を回避することができる。
これは、連続的に自動的に放射光を監視しているからこそ出来る制御である。
また、剥がれ落ちの直前に発生する振動により単結晶近傍領域からの放射光の強度が変化する。
そこで、例えば温度センサ11により、光の振動を監視し、テイル切れ寸前に発生する振動が発生するかどうかを検知する。振動が発生した場合には、単結晶の引上速度をそれまでの、例えば10分の1〜0に低減乃至停止する。その後は、振動がまるのを待って単結晶引上を再開すればよい。
(C)単結晶
(D)各実施形態による効果
(E)その他
3 温度表示部
4 制御部
5 ヒータ電源
7 単結晶
8 ルツボ
10 ヒータ
11,12 温度センサ
21,22 変換部
32 カメラ(CCD/MOS)
42 炉内温度センサ
Di 制御表示部
LT1,LT2 ルックアップテーブル
Claims (16)
- シリコン(ケイ素)の融液を収容するルツボを設置可能な単結晶成長炉と、
前記ルツボを加熱するヒータと、
前記融液の温度を測定する温度センサと、
前記温度センサによる測定結果に基づいて前記ヒータへの電力と単結晶の引上速度を制御して単結晶近傍領域における前記融液の温度を所定の範囲に維持する制御部と、
を備え、直胴部の直径よりも短いテイル部を有する単結晶を成長させる単結晶成長装置。 - 前記単結晶近傍領域は、前記単結晶を周回する円環状の領域であって、該領域の内周は、前記単結晶の側面から約3mmから単結晶の半径分までの距離だけ離隔し、前記領域の外周は、前記単結晶の側面とルツボの内壁との略中間に位置することを特徴とする請求項1に記載の単結晶成長装置。
- 前記単結晶近傍領域における融液の温度および前記単結晶の引上速度と、テイル形状との相関関係を表すデータベースが格納された記憶手段をさらに備え、
前記制御部は、前記データベースを参照した形状演算を介して前記テイル形状を制御することを特徴とする請求項2に記載の単結晶成長装置。 - 前記単結晶は、前記ルツボの内径の80%以上の直径を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の単結晶成長装置。
- 前記温度センサは、前記単結晶近傍領域における前記融液の温度を測定する第1温度センサと、ルツボと前記融液との境界の温度を測定する第2温度センサと、を含み、
前記制御部は、前記第2温度センサの測定結果に基づいて前記ヒータの温度を制御し、ルツボ壁に結晶核が発生しない温度を維持し、前記ルツボ壁からの結晶成長を検知した場合に、昇温により前記ルツボ壁からの結晶成長を抑止し、または前記ルツボ壁から成長した結晶の核を溶解することにより、ルツボ内径の80%以上の大口径単結晶を成長させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の単結晶成長装置。 - 前記制御部は、前記第1温度センサが、結晶の回転周期よりも早い放射光の揺らぎを検知した場合、前記単結晶の引上速度を10分の1乃至0にまで減速することを特徴とする請求項5に記載の単結晶成長装置。
- 前記制御部は、前記第1温度センサが、テイル切れ直前に発生する放射光の振動を検知した場合、前記単結晶の引上速度を10分の1乃至0にまで減速することを特徴とする請求項5に記載の単結晶成長装置。
- 前記ルツボは、溌液性を有するシリカガラスが内壁に形成された石英ルツボを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の単結晶成長装置。
- 単結晶成長炉を用いた単結晶の成長方法において、単結晶近傍領域の融液の温度を測定し、測定結果に基づいて前記単結晶近傍領域における融液の温度を所定の範囲に維持することにより、テイル長さが直胴部の直径よりも短い単結晶を取得することを特徴とする単結晶成長方法。
- 前記単結晶近傍領域は、前記単結晶を周回する円環状の領域であって、該領域の内周は、前記単結晶の側面から約3mmから単結晶の半径分までの距離だけ離隔し、前記領域の外周は、前記単結晶の側面とルツボの内壁との略中間に位置することを特徴とする請求項9に記載の単結晶成長方法。
- 前記単結晶近傍領域における融液の温度および前記単結晶の引上速度と、テイル形状との相関関係を表すデータベースが予め準備され、
前記データベースを参照した形状演算を介して前記テイル形状を制御することを特徴とする請求項9または10記載の単結晶成長方法。 - 前記データベースは、バッチごとに更新され、
該バッチにより得られた、単結晶近傍領域の融液の温度の測定結果は、次のバッチにおけるテイル形状制御時に比較使用されることを特徴とする請求項11に記載の単結晶成長方法。 - 取得される単結晶は、ルツボの内径の80%以上の直径を有する大型結晶のテイルであることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一項に記載の単結晶成長方法。
- 前記大型結晶は、前記ルツボと前記融液との境界の温度の測定結果に基づいて前記融液の温度および引上速度の少なくともいずれかを制御して前記ルツボの内壁からの結晶成長を抑止し、前記ルツボの内壁からの結晶成長が検知された場合に、昇温により前記ルツボの内壁からの結晶成長を抑止し、または前記ルツボの内壁から成長した結晶の核を融解することにより、取得されることを特徴とする請求項13に記載の単結晶成長方法。
- 前記ルツボは、溌液性を有するシリカガラスが内壁に形成された石英ルツボを含むことを特徴とする請求項13または14に記載の単結晶成長方法。
- 肩部と直胴部とテイル部とを備え、前記テイル部の長さが前記直胴部の直径よりも短いことを特徴とする単結晶。
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