JP2021127099A - 制御装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、鞍乗り型車両の運転を適切に支援することができる制御装置及び制御方法を得るものである。【解決手段】本発明に係る制御装置及び制御方法では、制御装置(100)の取得部(110)が、環境センサ(14)の出力に基づいて、若しくは、他車両又はインフラストラクチャ設備との無線通信を介して情報を取得し、制御装置(100)の制御部(120)が、上記情報を用いて鞍乗り型車両(1)のライダーに対する運転支援動作を実行し、更に、制御装置(100)の判定部(130)が、判定基準を用いて、鞍乗り型車両(1)の公道走行で弊害となる機能の許可要求の有無を判定し、制御部(120)は、判定部(130)による判定結果に応じて、上記機能が使用される状況で、運転支援動作を禁止する、又は、上記機能が禁止された状況と比較してライダーに対する支援性が抑制された運転支援動作を実行する。【選択図】図1

Description

この開示は、ライダーによる鞍乗り型車両の運転を適切に支援することができる制御装置及び制御方法に関する。
従来、鞍乗り型車両の運転支援に関する種々の技術が提案されている。制御装置が、環境センサの出力に基づいて、若しくは、他車両又はインフラストラクチャ設備との無線通信を介して情報を取得し、その情報を用いて鞍乗り型車両のライダーに対する運転支援動作を実行する(例えば、特許文献1)。
特開2009−116882号公報
運転支援に関する技術によって、運転における快適性又は安全性が向上される。一方で、例えばサーキット等の非公道を走行する非公道走行においては、環境センサの出力に基づいて、若しくは、他車両又はインフラストラクチャ設備との無線通信を介して取得される情報を用いた運転支援動作が実行されることで、却って快適性又は安全性が損なわれてしまうおそれがある。
本発明は、上述の課題を背景としてなされたものであり、鞍乗り型車両の運転を適切に支援することができる制御装置及び制御方法を得るものである。
本発明に係る鞍乗り型車両の制御装置は、鞍乗り型車両の動作を制御する制御装置であって、環境センサの出力に基づいて、若しくは、他車両又はインフラストラクチャ設備との無線通信を介して情報を取得する取得部と、前記情報を用いて前記鞍乗り型車両のライダーに対する運転支援動作を実行する制御部と、を備え、更に、判定基準を用いて、前記鞍乗り型車両の公道走行で弊害となる機能の許可要求の有無を判定する判定部を備えており、前記制御部は、前記判定部による判定結果に応じて、前記機能が使用される状況で、前記運転支援動作を禁止する、又は、前記機能が禁止された状況と比較して前記ライダーに対する支援性が抑制された前記運転支援動作を実行する。
本発明に係る鞍乗り型車両の制御方法は、鞍乗り型車両の動作の制御方法であって、制御装置の取得部が、環境センサの出力に基づいて、若しくは、他車両又はインフラストラクチャ設備との無線通信を介して情報を取得し、前記制御装置の制御部が、前記情報を用いて前記鞍乗り型車両のライダーに対する運転支援動作を実行し、更に、前記制御装置の判定部が、判定基準を用いて、前記鞍乗り型車両の公道走行で弊害となる機能の許可要求の有無を判定し、前記制御部は、前記判定部による判定結果に応じて、前記機能が使用される状況で、前記運転支援動作を禁止する、又は、前記機能が禁止された状況と比較して前記ライダーに対する支援性が抑制された前記運転支援動作を実行する。
本発明に係る制御装置及び制御方法では、制御装置の制御部が、制御装置の取得部により取得される情報(具体的には、環境センサの出力に基づいて、若しくは、他車両又はインフラストラクチャ設備との無線通信を介して取得される情報)を用いて鞍乗り型車両のライダーに対する運転支援動作を実行する。ここで、制御装置の判定部が、判定基準を用いて、鞍乗り型車両の公道走行で弊害となる機能の許可要求の有無を判定する。そして、制御装置の制御部が、判定部による判定結果に応じて、上記機能が使用される状況で、運転支援動作を禁止する、又は、上記機能が禁止された状況と比較してライダーに対する支援性が抑制された運転支援動作を実行する。これにより、例えばサーキット等の非公道を走行する非公道走行において、環境センサの出力に基づいて、若しくは、他車両又はインフラストラクチャ設備との無線通信を介して取得される情報を用いた運転支援動作が実行されることで、却って快適性又は安全性が損なわれることを抑制することができる。ゆえに、鞍乗り型車両の運転を適切に支援することができる。
本発明の実施形態に係る制御装置が搭載されるモータサイクルの概略構成を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る制御装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る制御装置が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る制御装置について、図面を用いて説明する。
なお、以下では、二輪のモータサイクルに用いられる制御装置について説明しているが、本発明に係る制御装置は、二輪のモータサイクル以外の鞍乗り型車両(例えば、三輪のモータサイクル、バギー車、自転車等)に用いられるものであってもよい。なお、鞍乗り型車両は、ライダーが跨って乗車する車両を意味し、スクーター等を含む。
また、以下では、モータサイクルの車輪を駆動するための動力を出力可能な駆動源としてエンジン(具体的には、後述される図1中のエンジン11)が搭載されている場合を説明しているが、モータサイクルの駆動源としてエンジン以外の他の駆動源(例えば、モータ)が搭載されていてもよく、複数の駆動源が搭載されていてもよい。
また、以下では、ライダーに対する報知を行う報知装置として、音出力機能及び表示機能を備える装置(具体的には、後述される図1中の報知装置13)が用いられる場合を説明しているが、報知装置として、他の報知装置(例えば、音出力機能のみを備える装置、表示機能のみを備える装置、又は、振動発生機能を備える装置等)が用いられてもよく、複数の報知装置が用いられてもよい。
また、以下で説明する構成及び動作等は一例であり、本発明に係る制御装置及び制御方法は、そのような構成及び動作等である場合に限定されない。
また、以下では、同一の又は類似する説明を適宜簡略化又は省略している。また、各図において、同一の又は類似する部材又は部分については、符号を付すことを省略しているか、又は同一の符号を付している。また、細かい構造については、適宜図示を簡略化又は省略している。
<モータサイクルの構成>
図1及び図2を参照して、本発明の実施形態に係る制御装置100が搭載されるモータサイクル1の構成について説明する。
図1は、制御装置100が搭載されるモータサイクル1の概略構成を示す模式図である。図1に示されるように、モータサイクル1は、エンジン11と、液圧制御ユニット12と、報知装置13と、環境センサ14と、走行モード切替スイッチ21と、ヘッドライト31と、テールライト32と、フロント方向指示器33fと、リヤ方向指示器33rと、サイドミラー34と、サイドミラーセンサ35と、ナンバープレート36と、ナンバープレートセンサ37と、非公道用部品センサ41と、位置センサ51と、制御装置100とを備える。
エンジン11は、モータサイクル1の駆動源の一例に相当し、車輪を駆動するための動力を出力可能である。例えば、エンジン11には、内部に燃焼室が形成される1又は複数の気筒と、燃焼室に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁と、点火プラグとが設けられている。燃料噴射弁から燃料が噴射されることにより燃焼室内に空気及び燃料を含む混合気が形成され、当該混合気が点火プラグにより点火されて燃焼する。これにより、気筒内に設けられたピストンが往復運動し、クランクシャフトが回転するようになっている。また、エンジン11の吸気管には、スロットル弁が設けられており、スロットル弁の開度であるスロットル開度に応じて燃焼室への吸気量が変化するようになっている。
液圧制御ユニット12は、車輪に生じる制動力を制御する機能を担うユニットである。例えば、液圧制御ユニット12は、マスタシリンダとホイールシリンダとを接続する油路上に設けられ、ホイールシリンダのブレーキ液圧を制御するためのコンポーネント(例えば、制御弁及びポンプ)を含む。液圧制御ユニット12のコンポーネントの動作が制御されることによって、車輪に生じる制動力が制御される。なお、液圧制御ユニット12は、前輪及び後輪の双方に生じる制動力をそれぞれ制御するものであってもよく、前輪及び後輪の一方に生じる制動力のみを制御するものであってもよい。
報知装置13は、ライダーに対する報知を行う。報知装置13は、音出力機能及び表示機能を備える。音出力機能は、音を出力する機能であり、例えば、スピーカによって実現される。表示機能は、情報を視覚的に表示する機能であり、例えば、液晶ディスプレイ又はランプ等によって実現される。
環境センサ14は、モータサイクル1の胴体の前部に設けられており、モータサイクル1の周囲環境(具体的には、モータサイクル1の前方の環境)に関する情報を検出する。環境センサ14としては、例えば、モータサイクル1の前方を撮像するカメラ、及び、モータサイクル1に対する前方の対象物の相対位置を検出可能なレーダーが用いられる。カメラにより撮像される画像、及び、レーダーの検出結果を利用することによって、周囲環境に関する情報が検出される。例えば、カメラにより撮像される画像に対して画像認識処理を施すことにより他車両を認識し、さらにレーダーの検出結果を利用することによって、モータサイクル1と他車両との位置関係、及び、他車両に対するモータサイクル1の相対速度を検出することができる。
なお、環境センサ14の構成は上記の例に限定されない。例えば、環境センサ14において、レーダーがLIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)に置き換えられてもよい。また、例えば、環境センサ14が、複数のカメラを含み、それらの出力に基づいて画像認識処理と相対位置の検出が行われてもよい。
走行モード切替スイッチ21は、モータサイクル1の走行モードを切り替える切替操作を受け付けるスイッチである。例えば、走行モード切替スイッチ21は押しボタンスイッチであり、この場合、走行モード切替スイッチ21を押す操作が走行モードの切替操作に該当する。
ここで、モータサイクル1の走行モードは、公道走行モードと、非公道走行モードとの間で切り替え可能となっている。公道走行モードは、公道走行に適した走行モードである。公道走行モードでは、公道走行で弊害となる機能が禁止される。一方、非公道走行モードは、非公道走行(例えば、サーキット等での走行)に適した走行モードである。非公道走行モードでは、公道走行で弊害となる機能が許可される。以下では、公道走行で弊害となる機能を非公道機能とも呼ぶ。非公道機能の詳細については、後述する。なお、ライダー自身は非公道走行に適した(つまり、公道走行に適さない)走行モードであると認識していないものの、設定されると結果的に非公道機能が許可されて公道走行に適さなくなってしまう走行モードも非公道走行モードに含まれ得る。
ヘッドライト31、テールライト32、フロント方向指示器33f、リヤ方向指示器33r、サイドミラー34及びナンバープレート36は、公道走行に必要な公道必要部品(具体的には、公道走行での装着が法令で義務付けられている部品である保安部品)の例である。
ヘッドライト31は、モータサイクル1の胴体の前部に設けられている。ヘッドライト31は、ライダーの前方の視認性を確保し、自車両を前方の他車両に認識させるためのライトである。
テールライト32は、モータサイクル1の胴体の後部に設けられている。テールライト32は、自車両を後方の他車両に認識させるためのライトである。なお、テールライト32は、ブレーキライトの機能を兼ねる場合もある。
フロント方向指示器33fは、モータサイクル1の胴体の前部に設けられており、リヤ方向指示器33rは、モータサイクル1の胴体の後部に設けられている。これらの方向指示器は、自車両が右左折又は車線変更する旨を周囲に認識させるためのライトである。
サイドミラー34は、モータサイクル1の胴体の前上部に設けられている。サイドミラー34は、ライダーが後方を視認するために用いるミラーである。
サイドミラーセンサ35は、サイドミラー34がモータサイクル1に取り付けられているか否かを示す情報を検出する。
ナンバープレート36は、モータサイクル1の後部に設けられている。ナンバープレート36には、例えば、自車両を識別するための数字及び文字が表記されている。
ナンバープレートセンサ37は、ナンバープレート36がモータサイクル1に取り付けられているか否かを示す情報を検出する。
非公道用部品センサ41は、非公道走行のために用いられる非公道用部品がモータサイクル1に取り付けられているか否かを示す情報を検出する。非公道用部品は、例えば、ゼッケンプレート等である。ゼッケンプレートは、サーキットにおいて各車両に個別に割り振られる番号が表記されているプレートであり、サーキットでの走行のために用いられる。
位置センサ51は、モータサイクル1の位置を検出する。例えば、位置センサ51は、GPS(Global Positioning System)衛星から受信した信号を利用してモータサイクル1の位置を検出する。
制御装置100は、モータサイクル1の動作を制御する。
例えば、制御装置100の一部又は全ては、マイコン、マイクロプロセッサユニット等で構成されている。また、例えば、制御装置100の一部又は全ては、ファームウェア等の更新可能なもので構成されてもよく、CPU等からの指令によって実行されるプログラムモジュール等であってもよい。制御装置100は、例えば、1つであってもよく、また、複数に分かれていてもよい。
図2は、制御装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。図2に示されるように、制御装置100は、例えば、取得部110と、制御部120と、判定部130とを備える。また、制御装置100は、モータサイクル1の各装置(例えば、エンジン11、液圧制御ユニット12、報知装置13、環境センサ14、走行モード切替スイッチ21、ヘッドライト31、テールライト32、フロント方向指示器33f、リヤ方向指示器33r、サイドミラーセンサ35、ナンバープレートセンサ37、非公道用部品センサ41及び位置センサ51)と電気的に接続されている。
取得部110は、制御部120及び判定部130が行う処理において用いられる各種情報を取得し、制御部120及び判定部130に出力する。例えば、取得部110は、制御装置100と通信する各装置の出力に基づいて、各種情報を取得してもよい。また、例えば、モータサイクル1には、当該モータサイクル1の外部の装置と通信可能な通信装置が設けられており、取得部110は、当該通信装置を用いて、モータサイクル1と他車両又はインフラストラクチャ設備(例えば、路側機等)との無線通信を介して各種情報を取得してもよい。
制御部120は、モータサイクル1の各装置の動作を制御する。制御部120は、例えば、駆動制御部121と、制動制御部122と、報知制御部123とを含む。
駆動制御部121は、エンジン11の各装置(例えば、スロットル弁、燃料噴射弁及び点火プラグ等)の動作を制御する。これにより、エンジン11からモータサイクル1の車輪に伝達される駆動力が制御され、モータサイクル1の加速度が制御される。
制動制御部122は、液圧制御ユニット12の各装置(例えば、制御弁及びポンプ等)の動作を制御する。これにより、モータサイクル1の車輪に生じる制動力が制御され、モータサイクル1の減速度が制御される。
報知制御部123は、報知装置13の動作を制御する。これにより、ライダーに対する報知が行われるタイミングや報知される内容が制御される。
制御部120は、環境センサ14の出力に基づいて、若しくは、他車両又はインフラストラクチャ設備との無線通信を介して取得される情報(以下、取得情報とも呼ぶ)を用いて、モータサイクル1のライダーに対する運転支援動作を実行する。
運転支援動作は、例えば、ライダーに対する報知に関する動作(以下、運転支援報知動作とも呼ぶ)を含んでもよい。例えば、運転支援報知動作として、他車両の接近をライダーに対して報知する運転支援報知動作が用いられ得る。このような運転支援報知動作では、例えば、取得情報として、モータサイクル1と他車両との位置関係、及び、他車両に対するモータサイクル1の相対速度を示す情報が取得される。そして、制御部120は、運転支援報知動作において、上記の取得情報を用いて、他車両がモータサイクル1に対して過度に(具体的には、衝突する可能性が生じる程度に)接近しているか否かを判定し、他車両がモータサイクル1に対して過度に接近していると判定した場合に、その旨を報知装置13に報知させる。
また、運転支援動作は、例えば、モータサイクル1の加減速に関する動作(以下、運転支援加減速動作とも呼ぶ)を含んでもよい。例えば、運転支援加減速動作として、他車両との衝突を回避するためにモータサイクル1を自動で制動させる自動制動動作が用いられ得る。自動制動動作では、例えば、取得情報として、モータサイクル1から前方の障害物(例えば、前走車)までの距離、及び、前方の障害物に対するモータサイクル1の相対速度を示す情報が取得される。そして、制御部120は、自動制動動作において、上記の取得情報を用いて、モータサイクル1が前方の障害物に衝突する可能性が生じているか否かを判定し、モータサイクル1が前方の障害物に衝突する可能性が生じていると判定した場合に、モータサイクル1を自動で制動させて前方の障害物との衝突の回避を図る。
なお、運転支援動作は、上記の例に限定されず、例えば、サスペンションの減衰率の調整に関する動作を含んでもよい。
上述したように、モータサイクル1の走行モードは、公道走行モードと、非公道走行モードとの間で切り替え可能となっている。制御部120は、走行モード切替スイッチ21を用いたライダーによる切替操作に応じて、走行モードを切り替える。非公道走行モードにおいて許可される非公道機能(つまり、公道走行で弊害となる機能)は、例えば、制御部120によって実現される。
非公道機能は、例えば、アンチロックブレーキ制御を禁止する機能を含んでもよい。なお、走行モードが公道走行モードとなっている場合と比較して、アンチロックブレーキ制御を実行されにくくする機能、又は、アンチロックブレーキ制御における制御対象(つまり、制動力)の変化度合いを小さくする機能が、上記の機能に替えて非公道機能として用いられてもよい。
また、非公道機能は、例えば、前輪を対象とするアンチロックブレーキ制御を許可しつつ、後輪を対象とするアンチロックブレーキ制御のみを禁止する機能を含んでもよい。なお、走行モードが公道走行モードとなっている場合と比較して、後輪を対象とするアンチロックブレーキ制御のみを実行されにくくする機能、又は、後輪を対象とするアンチロックブレーキ制御における制御対象(つまり、後輪の制動力)の変化度合いのみを小さくする機能が、上記の機能に替えて非公道機能として用いられてもよい。
また、非公道機能は、例えば、トラクションコントロールを禁止する機能を含んでもよい。トラクションコントロールでは、駆動輪に伝達される駆動力を低下させることにより、駆動輪の空転が抑制される。なお、走行モードが公道走行モードとなっている場合と比較して、トラクションコントロールを実行されにくくする機能、又は、トラクションコントロールにおける制御対象(つまり、駆動力)の変化度合いを小さくする機能が、上記の機能に替えて非公道機能として用いられてもよい。
また、非公道機能は、例えば、前輪が接地しており後輪が離地している(つまり、地面から離れている)後輪浮き状態を抑制する後輪浮き抑制制御を禁止する機能を含んでもよい。後輪浮き抑制制御では、例えば、モータサイクル1が後輪浮き状態となった場合に、前輪の制動力を低下させることによって、後輪浮き状態が抑制される。なお、走行モードが公道走行モードとなっている場合と比較して、後輪浮き抑制制御を実行されにくくする機能、又は、後輪浮き抑制制御における制御対象(つまり、前輪の制動力)の変化度合いを小さくする機能が、上記の機能に替えて非公道機能として用いられてもよい。
また、非公道機能は、例えば、後輪が接地しており前輪が離地しているウィリー状態(つまり、前輪浮き状態)を抑制するウィリー抑制制御を禁止する機能を含んでもよい。ウィリー抑制制御では、例えば、モータサイクル1がウィリー状態となった場合に、モータサイクル1に生じる駆動力を低下させることによって、ウィリー状態が抑制される。なお、走行モードが公道走行モードとなっている場合と比較して、ウィリー抑制制御を実行されにくくする機能、又は、ウィリー抑制制御における制御対象(つまり、駆動力)の変化度合いを小さくする機能が、上記の機能に替えて非公道機能として用いられてもよい。
また、非公道機能は、例えば、ウィリー状態を継続させるウィリー継続制御を許可する機能を含んでもよい。ウィリー継続制御では、例えば、所定値以上のアクセル操作量でのアクセル操作が行われた場合、又は、所定の入力操作が行われた場合に、モータサイクル1に生じる駆動力を制御することによって、ウィリー状態が継続される。
判定部130は、判定基準を用いて、非公道機能の許可要求の有無を判定する。上述したように、非公道機能は、走行モードが非公道走行モードとなっている場合に許可される。ゆえに、非公道機能の許可要求の有無は、非公道走行モードの許可要求の有無と対応する。判定部130による判定結果は、制御部120による処理に用いられる。なお、上記判定基準の詳細については、後述する。
上記のように、制御装置100では、制御部120は、取得部110により取得される情報(具体的には、環境センサ14の出力に基づいて、若しくは、他車両又はインフラストラクチャ設備との無線通信を介して取得される情報)を用いてモータサイクル1のライダーに対する運転支援動作を実行する。ここで、制御装置100では、判定部130は、判定基準を用いて、非公道機能の許可要求の有無を判定する。そして、制御部120は、判定部130による判定結果に応じて、非公道機能が使用される状況で、運転支援動作を禁止する、又は、非公道機能が禁止された状況と比較してライダーに対する支援性が抑制された運転支援動作を実行する。これにより、モータサイクル1の運転を適切に支援することを実現することができる。
<制御装置の動作>
図3を参照して、本発明の実施形態に係る制御装置100の動作について説明する。
図3は、制御装置100が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。具体的には、図3に示される制御フローは、終了した後に繰り返し開始される。図3におけるステップS101及びステップS105は、図3に示される制御フローの開始及び終了にそれぞれ対応する。
図3に示される制御フローが開始されると、ステップS102において、判定部130は、判定基準を用いて、非公道機能の許可要求の有無を判定する。
ステップS102の判定処理では、具体的には、判定部130は、非公道走行モードの許可要求があると判断される場合に、非公道機能の許可要求があると判定する。一方、判定部130は、非公道走行モードの許可要求がないと判断される場合に、非公道機能の許可要求がないと判定する。
ここで、判定部130は、ステップS102の判定基準として、種々の基準を用いることができる。以下、ステップS102の判定基準に含まれ得る基準の例として、第1基準、第2基準、第3基準及び第4基準を説明する。
第1基準は、非公道機能を有効化する設定操作の有無を判定するための判定基準である。判定部130は、非公道機能を有効化する設定操作がライダーにより行われたと判定する場合に、非公道走行モードの許可要求があると判断し、非公道機能の許可要求があると判定する。
例えば、走行モード切替スイッチ21を用いたライダーによる走行モードの切替操作によって非公道走行モードが選択されているか否か、との基準が、第1基準として用いられる。この場合、判定部130は、走行モード切替スイッチ21を用いて非公道走行モードが選択されている場合に、非公道機能を有効化する設定操作がライダーにより行われたと判定し、非公道機能の許可要求があると判定する。
第2基準は、公道走行に必要な公道必要部品(例えば、ヘッドライト31等)のモータサイクル1からの取り外しの有無を判定するための判定基準である。判定部130は、公道必要部品のモータサイクル1からの取り外しがあったと判定する場合に、非公道走行モードの許可要求があると判断し、非公道機能の許可要求があると判定する。
例えば、公道必要部品がモータサイクル1から取り外されている旨を示す信号が制御装置100によって取得されているか否か、との基準が、第2基準として用いられる。この場合、判定部130は、公道必要部品がモータサイクル1から取り外されている旨を示す信号が制御装置100によって取得されている場合に、公道必要部品のモータサイクル1からの取り外しがあったと判定し、非公道機能の許可要求があると判定する。
なお、ヘッドライト31、テールライト32、フロント方向指示器33f及びリヤ方向指示器33rの各公道必要部品については、各公道必要部品がモータサイクル1から取り外されている旨を示す信号は、各公道必要部品との通信により取得され得る。一方、サイドミラー34及びナンバープレート36の各公道必要部品については、各公道必要部品がモータサイクル1から取り外されている旨を示す信号は、サイドミラーセンサ35及びナンバープレートセンサ37との通信により取得され得る。
第3基準は、非公道走行のために用いられる非公道用部品(例えば、ゼッケンプレート等)のモータサイクル1への取り付けの有無を判定するための判定基準である。判定部130は、非公道用部品のモータサイクル1への取り付けがあったと判定する場合に、非公道走行モードの許可要求があると判断し、非公道機能の許可要求があると判定する。
例えば、非公道用部品がモータサイクル1に取り付けられている旨を示す信号が制御装置100によって取得されているか否か、との基準が、第3基準として用いられる。この場合、判定部130は、非公道用部品がモータサイクル1に取り付けられている旨を示す信号が制御装置100によって取得されている場合に、非公道用部品のモータサイクル1への取り付けがあったと判定し、非公道機能の許可要求があると判定する。
なお、非公道用部品がモータサイクル1に取り付けられている旨を示す信号は、非公道用部品センサ41との通信により取得され得る。
第4基準は、モータサイクル1の位置する地点の道路法の適用の有無を判定するための判定基準である。判定部130は、モータサイクル1の位置する地点に道路法の適用がないと判定する場合に、非公道走行モードの許可要求があると判断し、非公道機能の許可要求があると判定する。
例えば、モータサイクル1の位置が道路法の適用を受けない領域内であるか否か、との基準が、第4基準として用いられる。この場合、判定部130は、モータサイクル1の位置が道路法の適用を受けない領域内である場合に、モータサイクル1の位置する地点に道路法の適用がないと判定し、非公道機能の許可要求があると判定する。
なお、判定部130は、例えば、位置センサ51の検出結果、及び、制御装置100の記憶素子に予め記憶されている地図データを利用することによって、モータサイクル1の位置が道路法の適用を受けない領域内であるか否かを判定することができる。
判定部130は、ステップS102の判定基準として、上記で説明した第1基準、第2基準、第3基準及び第4基準の全てを用いてもよく、一部のみを用いてもよい。例えば、判定部130は、第1基準、第2基準、第3基準及び第4基準の全ての基準において、非公道走行モードの許可要求がないと判断される場合に、非公道機能の許可要求がないと判定してもよい。また、例えば、判定部130は、第1基準、第2基準、第3基準及び第4基準のうちの少なくとも2つの基準において、非公道走行モードの許可要求がないと判断される場合に、非公道機能の許可要求がないと判定してもよい。また、例えば、判定部130は、第1基準、第2基準、第3基準及び第4基準のうちの少なくとも1つの基準において、非公道走行モードの許可要求がないと判断される場合に、非公道機能の許可要求がないと判定してもよい。
ステップS102でYESと判定された場合(つまり、非公道機能の許可要求があると判定された場合)、ステップS103において、制御部120は、運転支援動作を禁止し、図3に示される制御フローは終了する。
非公道機能の許可要求がある場合には、非公道機能が使用される可能性が生じている。よって、この場合に運転支援動作を禁止することによって、非公道機能が使用される状況で運転支援動作を禁止することができる。このように、制御部120は、判定部130による判定結果に応じて、非公道機能が使用される状況で、運転支援動作を禁止する。なお、ステップS102でYESと判定される時点と運転支援動作が禁止される時点とは、一致していてもよく、ステップS102でYESと判定される時点より後の時点で運転支援動作が禁止されてもよい。
ステップS102でNOと判定された場合(つまり、非公道機能の許可要求がないと判定された場合)、ステップS104において、制御部120は、運転支援動作を許可し、図3に示される制御フローは終了する。
非公道機能の許可要求がない場合には、非公道機能は禁止されている。よって、この場合に運転支援動作を許可することによって、非公道機能が禁止された状況で運転支援動作を許可することができる。このように、制御部120は、判定部130による判定結果に応じて、非公道機能が禁止された状況で、運転支援動作を許可する。なお、ステップS102でNOと判定される時点と運転支援動作が許可される時点とは、一致していてもよく、ステップS102でNOと判定される時点より後の時点で運転支援動作が許可されてもよい。
上記では、図3に示される制御フローを参照して、制御部120が、判定部130による判定結果に応じて、非公道機能が使用される状況で、運転支援動作を禁止する例を説明した。ただし、制御部120による処理は上記の例に限定されず、制御部120は、判定部130による判定結果に応じて、非公道機能が使用される状況で、非公道機能が禁止された状況と比較してライダーに対する支援性が抑制された運転支援動作を実行してもよい。
制御部120は、例えば、判定部130による判定結果に応じて、非公道機能が使用される状況で、非公道機能が禁止された状況と比較して運転支援動作を実行されにくくしてもよい。例えば、他車両の接近をライダーに対して報知する運転支援報知動作が運転支援動作として実行される場合、制御部120は、非公道機能が禁止された状況と比較して、他車両がモータサイクル1に対してより接近しないと報知が開始されないようにしてもよい。また、例えば、他車両との衝突を回避するためにモータサイクル1を自動で制動させる自動制動動作が運転支援動作として実行される場合、制御部120は、非公道機能が禁止された状況と比較して、モータサイクル1が前方の障害物に衝突する可能性がより高くならないと制動が開始されないようにしてもよい。
また、制御部120は、例えば、判定部130による判定結果に応じて、非公道機能が使用される状況で、非公道機能が禁止された状況と比較して運転支援動作における制御対象の変化度合いを小さくしてもよい。例えば、他車両の接近をライダーに対して報知する運転支援報知動作が運転支援動作として実行される場合、制御部120は、非公道機能が禁止された状況と比較して、報知装置13による報知における表示の照度又は音の大きさの変化度合いを小さくしてもよい。また、例えば、他車両との衝突を回避するためにモータサイクル1を自動で制動させる自動制動動作が運転支援動作として実行される場合、制御部120は、非公道機能が禁止された状況と比較して、モータサイクル1の制動力の変化度合いを小さくしてもよい。
<制御装置の効果>
本発明の実施形態に係る制御装置100の効果について説明する。
制御装置100では、制御部120は、取得部110により取得される情報(具体的には、環境センサ14の出力に基づいて、若しくは、他車両又はインフラストラクチャ設備との無線通信を介して取得される情報)を用いてモータサイクル1のライダーに対する運転支援動作を実行する。ここで、判定部130は、判定基準を用いて、非公道機能(つまり、公道走行で弊害となる機能)の許可要求の有無を判定する。そして、制御部120は、判定部130による判定結果に応じて、非公道機能が使用される状況で、運転支援動作を禁止する、又は、非公道機能が禁止された状況と比較してライダーに対する支援性が抑制された運転支援動作を実行する。これにより、例えばサーキット等の非公道を走行する非公道走行において、運転支援動作が実行されることに起因して運転における快適性又は安全性が損なわれることを抑制することができる。ゆえに、モータサイクル1の運転を適切に支援することができる。
好ましくは、制御装置100では、判定基準は、非公道機能を有効化する設定操作の有無を判定するための第1基準を含む。ここで、非公道機能を有効化する設定操作(例えば、走行モードを非公道走行モードに切り替える操作)は、非公道機能の許可を要求する操作であるので、非公道機能を有効化する設定操作がライダーにより行われた場合には、非公道機能の許可要求があると判定することができる。ゆえに、第1基準を含む判定基準を用いて、非公道機能の許可要求の有無の判定を行うことによって、当該判定の精度を向上させることができる。
好ましくは、制御装置100では、判定基準は、公道走行に必要な公道必要部品のモータサイクル1からの取り外しの有無を判定するための第2基準を含む。ここで、公道必要部品のモータサイクル1からの取り外しがあった場合には、非公道機能を有効化する設定操作がライダーにより行われる可能性が生じる。ゆえに、第2基準を含む判定基準を用いて、非公道機能の許可要求の有無の判定を行うことによって、当該判定の精度を向上させることができる。
好ましくは、制御装置100では、判定基準は、非公道走行のために用いられる非公道用部品のモータサイクル1への取り付けの有無を判定するための第3基準を含む。ここで、非公道用部品のモータサイクル1への取り付けがあった場合には、非公道機能を有効化する設定操作がライダーにより行われる可能性が生じる。ゆえに、第3基準を含む判定基準を用いて、非公道機能の許可要求の有無の判定を行うことによって、当該判定の精度を向上させることができる。
好ましくは、制御装置100では、判定基準は、モータサイクル1の位置する地点の道路法の適用の有無を判定するための第4基準を含む。ここで、モータサイクル1の位置する地点に道路法の適用がない場合には、非公道機能を有効化する設定操作がライダーにより行われる可能性が生じる。ゆえに、第4基準を含む判定基準を用いて、非公道機能の許可要求の有無の判定を行うことによって、当該判定の精度を向上させることができる。
好ましくは、制御装置100では、制御部120は、判定部130による判定結果に応じて、非公道機能が使用される状況で、非公道機能が禁止された状況と比較して運転支援動作を実行されにくくする。これにより、非公道機能が使用される状況で、非公道機能が禁止された状況と比較して、運転支援動作におけるライダーに対する支援性を適切に抑制することができる。
好ましくは、制御装置100では、制御部120は、判定部130による判定結果に応じて、非公道機能が使用される状況で、非公道機能が禁止された状況と比較して運転支援動作における制御対象の変化度合いを小さくする。これにより、非公道機能が使用される状況で、非公道機能が禁止された状況と比較して、運転支援動作におけるライダーに対する支援性を適切に抑制することができる。
好ましくは、制御装置100では、運転支援動作は、モータサイクル1のライダーに対する報知に関する動作(つまり、運転支援報知動作)を含む。この場合、非公道機能が使用される状況で、運転支援報知動作を禁止する、又は、非公道機能が禁止された状況と比較してライダーに対する支援性が抑制された運転支援報知動作を実行することができる。ゆえに、サーキット等の非公道を走行する非公道走行において、運転支援報知動作が実行されることに起因して運転における快適性又は安全性が損なわれることを抑制することができる。
好ましくは、制御装置100では、運転支援動作は、モータサイクル1の加減速に関する動作(つまり、運転支援加減速動作)を含む。この場合、非公道機能が使用される状況で、運転支援加減速動作を禁止する、又は、非公道機能が禁止された状況と比較してライダーに対する支援性が抑制された運転支援加減速動作を実行することができる。ゆえに、サーキット等の非公道を走行する非公道走行において、運転支援加減速動作が実行されることに起因して運転における快適性又は安全性が損なわれることを抑制することができる。
本発明は実施形態の説明に限定されない。例えば、実施形態の一部のみが実施されてもよい。
1 モータサイクル、11 エンジン、12 液圧制御ユニット、13 報知装置、14 環境センサ、21 走行モード切替スイッチ、31 ヘッドライト、32 テールライト、33f フロント方向指示器、33r リヤ方向指示器、34 サイドミラー、35 サイドミラーセンサ、36 ナンバープレート、37 ナンバープレートセンサ、41 非公道用部品センサ、51 位置センサ、100 制御装置、110 取得部、120 制御部、121 駆動制御部、122 制動制御部、123 報知制御部、130 判定部。

Claims (10)

  1. 鞍乗り型車両(1)の動作を制御する制御装置(100)であって、
    環境センサ(14)の出力に基づいて、若しくは、他車両又はインフラストラクチャ設備との無線通信を介して情報を取得する取得部(110)と、
    前記情報を用いて前記鞍乗り型車両(1)のライダーに対する運転支援動作を実行する制御部(120)と、
    を備え、
    更に、判定基準を用いて、前記鞍乗り型車両(1)の公道走行で弊害となる機能の許可要求の有無を判定する判定部(130)を備えており、
    前記制御部(120)は、前記判定部(130)による判定結果に応じて、前記機能が使用される状況で、前記運転支援動作を禁止する、又は、前記機能が禁止された状況と比較して前記ライダーに対する支援性が抑制された前記運転支援動作を実行する、
    制御装置。
  2. 前記判定基準は、前記機能を有効化する設定操作の有無を判定するための第1基準を含む、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記判定基準は、公道走行に必要な公道必要部品(31、32、33f、33r、34、36)の前記鞍乗り型車両(1)からの取り外しの有無を判定するための第2基準を含む、
    請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記判定基準は、非公道走行のために用いられる非公道用部品の前記鞍乗り型車両(1)への取り付けの有無を判定するための第3基準を含む、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記判定基準は、前記鞍乗り型車両(1)の位置する地点の道路法の適用の有無を判定するための第4基準を含む、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記制御部(120)は、前記判定部(130)による判定結果に応じて、前記機能が使用される状況で、前記機能が禁止された状況と比較して前記運転支援動作を実行されにくくする、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 前記制御部(120)は、前記判定部(130)による判定結果に応じて、前記機能が使用される状況で、前記機能が禁止された状況と比較して前記運転支援動作における制御対象の変化度合いを小さくする、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の制御装置。
  8. 前記運転支援動作は、前記ライダーに対する報知に関する動作を含む、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の制御装置。
  9. 前記運転支援動作は、前記鞍乗り型車両(1)の加減速に関する動作を含む、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の制御装置。
  10. 鞍乗り型車両(1)の動作の制御方法であって、
    制御装置(100)の取得部(110)が、環境センサ(14)の出力に基づいて、若しくは、他車両又はインフラストラクチャ設備との無線通信を介して情報を取得し、
    前記制御装置(100)の制御部(120)が、前記情報を用いて前記鞍乗り型車両(1)のライダーに対する運転支援動作を実行し、
    更に、前記制御装置(100)の判定部(130)が、判定基準を用いて、前記鞍乗り型車両(1)の公道走行で弊害となる機能の許可要求の有無を判定し、
    前記制御部(120)は、前記判定部(130)による判定結果に応じて、前記機能が使用される状況で、前記運転支援動作を禁止する、又は、前記機能が禁止された状況と比較して前記ライダーに対する支援性が抑制された前記運転支援動作を実行する、
    制御方法。
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