JP2021126134A - クラスプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが容易に連結することができるクラスプを提供する。【解決手段】挿入部21と、突出して挿入部21を保持する第1の保持部22とを有する挿入部材20と、挿入部21を挿入収容し連結する収容部31と、内部に収容部31を保持する第2の保持部32とを有する収容部材30と、を備えるクラスプ10であって、挿入部21は、円柱形状であり、外周面に、端面から軸方向に延伸する第1の溝部と、第1の溝部から円周方向に延伸する第2の溝部とを有するL字状または逆L字状の第1の溝が形成され、挿入部21を収容部31に挿入したとき、突出部と第1の溝とが係合するように形成されるクラスプ。【選択図】図1

Description

本発明は、例えばペンダントやネックレスといった環状装身具などに用いられるクラスプ並びにこのようなクラスプを有するアクセサリに関する。
環状装身具などに用いられるクラスプとして、円筒孔状であって内周面に溝を有する収容部と、当該溝に沿って移動する突起を外周面に有する円柱状の挿入部と、を有し、挿入部を収容部に対して軸方向に挿入し、溝と突起を係合させることにより、互いに連結する構成が知られている(例えば下記特許文献1の図2A及び図2B参照)。かかる構成のクラスプにおいて、収容部及び挿入部は、それぞれ同一軸線上に形成される円柱形状の保持部に保持されている。
上記クラスプを連結する際、ユーザは、収容部及び挿入部の各保持部をそれぞれ左右の異なる手の指で把持し、この状態で、挿入部を収容部に挿入する。このとき、溝に対して突起を正しく係合させるために、溝と突起の互いの位置合わせが必要となる。ところが、突起は小さな粒状に、溝は微細形状に、それぞれ形成されることが多いため、ユーザがかかる位置合わせを突起及び溝の双方を直接目視しながら行うことは難しい。このため、通常、ユーザは、上記した位置合わせを手探りで行わざるを得ない。すなわち、ユーザは、収容部及び挿入部の各保持部の外周面をそれぞれ異なる手の指で同時に把持し、収容部及び挿入部を、同一軸線上に配置させかつ互いの先端部を当接させて、当該軸線回りの方向に相対的に少しずつ回転させることにより、上記の位置合わせを手探りで行う。
そして、ユーザは、上記した位置合わせにより突起を溝に係合させると、挿入部を収容部に対してさらに押し込み、相対的に回転させてクラスプを連結させる。
特開2013−63258号公報
上記クラスプは、このようなユーザの一連の操作によって連結される。しかしながら、上記クラスプは、その各保持部がいずれも円柱形状であるため、ユーザが連結操作をする際に次のような問題点を有している。第1に、ユーザは各保持部を把持しただけでは溝と突起との相互の位置関係を把握することができず、溝と突起との位置合わせを容易に行うことができない。第2に、保持部の滑りやすい外周面を指で把持した状態では、上述した回転操作や押し込み操作を容易かつ確実に行うことができない。このように、上記構成のクラスプは、その連結の操作が容易ではないとの課題を有している。
以上のような事情に鑑み、本発明では、容易に連結することができるクラスプ並びにこのようなクラスプを有することによりユーザが容易に身に着けることができるアクセサリを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、挿入部と、突出して挿入部を保持する第1の保持部とを有する挿入部材と、挿入部が挿入されると共に挿入部を収容して連結する収容部と、内部に収容部を保持する第2の保持部とを有する収容部材と、を備えるクラスプであって、挿入部は、円柱形状であり、外周面に、端面から軸方向に延伸する第1の溝部と、第1の溝部から円周方向に延伸する第2の溝部とを有するL字状または逆L字状の第1の溝が形成され、収容部は、内周面に第1の溝を移動可能な突出部を有し、第1の保持部は、挿入部の挿入方向に対して直交する第1方向における第1幅と、挿入方向及び第1方向のいずれとも直交する第2方向の幅であって第1幅よりも幅の狭い第2幅と、を有する形状であり、第2の保持部は、挿入方向に対して直交する第3方向における第3幅と、挿入方向及び第3方向のいずれとも直交する第4方向の幅であって第3幅よりも幅の狭い第4幅と、を有する形状であり、第1の方向と第3の方向とを互いに直交させた状態で挿入部を収容部に挿入したとき、突出部と第1の溝とが係合するように形成されることを特徴とする。
また、突出部または第1の溝部のうち、一方は、挿入部の中心軸から第1の方向側の位置または収容部の中心軸から第3の方向側の位置に配置されると共に、他方は、挿入部の中心軸から第2の方向側の位置、または、収容部の中心軸から第4の方向側の位置に配置されてもよい。また、挿入部材と収容部材とは、第1の方向と第3の方向とが互いに平行に連結されてもよい。また、第1の溝の180度反対側の挿入部の外周面に、第1の溝の形状と同一な第2の溝を形成してもよい。また、挿入部は、第1の保持部の中央に保持され、収容部は、第2の保持部の中央に保持されてもよい。また、第1の保持部は、挿入部を保持する側とは反対側に湾曲し、第2の保持部は、収容部を保持する側とは反対側に湾曲してもよい。また、収容部材の収容部の内部に弾性部材を有してもよい。
また、本発明は、アクセサリであって、上述したクラスプを備える。
本発明によれば、容易に連結することができるクラスプ並びに容易に身に着けることができるアクセサリを提供することができる。
第1実施形態に係るクラスプの一例を示す斜視図である。 図1のクラスプの挿入部材を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は(c)のA−A線に沿った断面図である。 図2の挿入部材における挿入部を示し、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は展開図である。 図1のクラスプの収容部材を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は(c)のB−B線に沿った断面図である。 図1のクラスプを連結する際の操作を説明する図である。 図1のクラスプの連結の際の動作を示す断面図である。 図1のクラスプの連結の際の動作を示す断面図である。 第2実施形態に係るアクセサリの一例を示す要部側面図である。 変形例を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、本発明は以下説明する実施形態に限定されるものではない。また、図面においては、実施形態について、一部分を大きくまたは強調して記載するなど、適宜縮尺を変更して表現した部分を含んでいる。図2以下の各図において、収容部材30に対する挿入部材20の挿脱方向をD方向とする。D方向は、図中の矢印の方向が+D方向であり、矢印の方向とは反対の方向が−D方向であるものとして説明する。また、後述するその他の方向D1〜D4,C,rについても、D方向と同様に、図中の矢印の方向を+(プラス)方向とし、矢印の方向とは反対の方向を−(マイナス)方向として説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態に係るクラスプについて、図1〜図7を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るクラスプの一例を示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係るクラスプ10は、互いに連結及び分離が可能な挿入部材20と収容部材30とを有している。クラスプ10は、例えば、ペンダントやネックレスといった環状装身具に用いられる留め具である。
図2は、クラスプ10の挿入部材20を示し、(a)は正面図(−D2方向に見た図)、(b)は左側面図(−D方向に見た図)、(c)は右側面図(+D方向に見た図)、(d)は(c)のA−A線に沿った断面図である。図2に示すように、挿入部材20は、挿入部21と第1の保持部22とを有する。また、挿入部材20は、図2(d)に示すように、挿入部21を形成するための挿入部形成部材23を有している。挿入部形成部材23は、D方向を高さ方向とする円柱形状であり、D方向に伸びるように形成されている。挿入部形成部材23は、その+D側の部分(+D側の端面21dを含む部分)に、収容部材30に挿入可能な挿入部21を有している。また、挿入部形成部材23は、その−D側の部分に、第1の保持部22に嵌め込まれる嵌め込み部20bを有している。
挿入部21は、D方向を高さ方向とする円柱形状であり、D方向に伸びるように形成されている。また、挿入部21は、第1の保持部22の+D側の表面22aの中央部の領域から+D方向に突出するように設けられ、収容部材30の後述する収容部31に対して挿入可能に形成される。挿入部21の外周面21aには第1の溝24及び第2の溝25が形成されている。これらの溝24,25の構成については後述する。
第1の保持部22は、図2(b)に示すように、D方向に見た外郭形状が、D方向と直交する第1方向D1に沿うように延びる辺と、D方向及び第1方向D1のいずれとも直交する第2方向D2に延びる辺とから構成される四角形状に形成されている。また、第1の保持部22は、第1方向D1の幅W1が第2方向D2の幅W2よりも大きく形成されている。従って、第1の保持部22は、D方向視において、第1方向D1を長手方向、第2方向D2を短手方向とする長方形状となっている。また、第1の保持部22は、D方向及び第2方向D2のいずれの方向とも平行な面であって挿入部21の中心軸a1を通る仮想平面S1に対して対称的に形成されている。第1の保持部22は、ユーザがクラスプ10の連結または連結の解除の操作を行う際に指で把持可能に形成されている。
図2(d)に示すように、第1の保持部22の+D方向側の表面22aには、嵌め込み孔20aが形成されている。嵌め込み孔20aは、挿入部形成部材23の円柱形状の外径よりも若干小さい内径を有する有底円筒状に形成されており、挿入部形成部材23の嵌め込み部20bが嵌め込まれている。嵌め込み部20bが嵌め込み孔20aに嵌め込まれると、挿入部21が第1の保持部22の+D側の表面22aから突出した状態となる。このような構成により、第1の保持部22は、挿入部21を第1の保持部22の+D側の表面22aから+D方向に突出させるように保持する。また、第1の保持部22は、図2(b)に示すように、第1方向D1の幅W1の中央かつ第2方向D2の幅W2の中央の位置で挿入部21を保持している。つまり、挿入部21は、D方向に見て第1の保持部22の中央の位置において保持されている。
第1の保持部22のD方向の幅は、図2(a)に示すように、+D1側及び−D1側の両端部22c,22dから第1方向D1の中央部にかけて、徐々に大きくなるように設定されている。また、第1の保持部22の第2方向D2の幅W2は、図2(b)に示すように、+D1側及び−D1側の両端部22c,22dから第1方向D1の中央部にかけて徐々に大きくなるように形成されている。従って、第1の保持部22の第1方向D1における中央部分は、D方向及び第2方向D2の幅がいずれも周辺部分よりも若干大きく形成されており、第1の保持部22は、当該部分で挿入部21を保持している。
また、第1の保持部22は、挿入部21を保持する側(+D方向側)とは反対側(−D方向側)に湾曲している。すなわち、第1の保持部22は、+D方向側に凸状に湾曲している。そして、第1の保持部22の+D方向側の表面22aは、+D方向に凸のアーチ状の曲面となっている。他方、第1の保持部22の−D方向側の表面22bは、+D方向に凹状の逆アーチ状の曲面となっている。なお、第1の保持部22は、上記構成に限定されず、挿入部21を保持可能かつD方向視長方形状である限りにおいて、他の構成は任意であり、例えば、湾曲せずにD方向に対して垂直方向に延びる形状などであってもよい。
第1の保持部22の−D方向側の表面22bには、図2(c)に示すように、第1方向D1に並ぶ一対の連結環取付部26,27が形成されている。これら連結環取付部26,27のそれぞれは、例えば後述する環状の連結環61,62(図8参照)を取り付け可能に形成されている。連結環取付部26,27は、図2(d)に示すように、第1の保持部22の−D方向側の表面22bの矩形状の領域を+D方向に凹ませた凹部26a,27aと、第2方向D2に延びる細柱部26b,27bと、を有している。細柱部26b等は、図2(c)に示すように、それぞれ凹部26a,27aの+D2方向側の側壁26c,27cと−D2方向側の側壁26d,27dとを接続する。細柱部26b等に連結環61等を取り付けることにより、第1の保持部22と連結環61等とが連結される。
第1の保持部22及び挿入部形成部材23は、それぞれ例えばチタンや銅合金などの金属製であり、鋳型などを用いた鋳造や切削加工などにより作製される。そして、上述したように、第1の保持部22の嵌め込み孔20aに対して挿入部形成部材23の嵌め込み部20bが嵌め込まれ、この状態で第1の保持部22と挿入部形成部材23とが接合される。このとき、第1の保持部22と挿入部形成部材23は、例えば、両者間に配置した接合材を介して接合される。これにより挿入部材20が作製される。なお、挿入部材20は、上記構成に限定されず、例えば、第1の保持部22と挿入部形成部材23とが一体の構成や、第1の保持部22の+D方向側の表面22aに挿入部21を固着させた構成などであってもよい。すなわち、第1の保持部22は、挿入部21と一体あるいは一体的に形成されることにより挿入部21を保持する構成であってもよい。また、第1の保持部22及び挿入部形成部材23は、金属製に限定されず、例えば樹脂製や木製などであっても構わない。
図3は、挿入部21を示し、(a)は左側面図(−D方向に見た図)、(b)は正面図(−D2方向に見た図)、(c)は外周面21aの展開図である。図3に示すように、挿入部21の外周面21aは、その円周方向Cに並んで配置された第1の溝24及び第2の溝25を有している。これらの溝24,25は、突出部34(図4(b)、(d)参照)が入り込むと共に入り込んだ状態で移動可能に形成されている。また、図3(c)に示すように、挿入部21の外周面21aは、突出部34を係止可能な第1の係止部28及び第2の係止部29を有している。
第1の溝24は、第1の溝部24aと第2の溝部24bとを有している。第1の溝部24aは、図3(a)に示すように、挿入部21の中心軸a1を基準として+D1方向の位置に配置される。また、第1の溝部24aは、図3(c)に示すように、挿入部21の+D方向側の端面21dから軸方向でもある−D方向に延伸するように形成される。この第1の溝部24aは、突出部34が入り込んだ状態でD方向に移動可能となるように円周方向Cに幅を有する。第2の溝部24bは、第1の溝部24aの−D方向側の端部から円周方向でもある+C方向(−D方向に見て時計回りの方向)に延伸するように形成され、中心軸a1を基準として、第1の溝部24aから+C方向に90度(90°)進んだ位置まで形成されている。この第2の溝部24bは、突出部34が入り込んだ状態でC方向に移動可能となるようにD方向に幅を有する。第1の溝24は、L字状または逆L字状を呈する。すなわち、第1の溝24は、+C方向側を上側にかつ−C方向側を下側に配置した状態で見た場合にはL字状を呈し、−C方向側を上側かつ+C方向側を下側に配置した状態で見た場合(図3(c)に示す場合)には逆L字状を呈する。
なお、第2の溝24bは、第1の溝部24aの−D方向側の端部から+C方向とは反対の−C方向に延伸するように形成されてもよい。
第1の係止部28は、第2の溝部24bに連通する溝を有し、第2の溝部24bの+C方向側の端部から+D方向に若干延びるように形成され、突出部34が入り込んだ状態でD方向に移動可能となるようにC方向に幅を有する。この第1の係止部28は、その+D方向側端部の係止壁面28aに対して突出部34をD方向に当接させた状態で、突出部34の+D方向、+C方向及び−C方向の各方向への移動を規制して、突出部34を係止するように形成されている。
第2の溝25は、第1の溝24と同様の構成である。すなわち、第2の溝25は、上記した第1の溝部24aと同様の構成の第1の溝部25aと、上記した第2の溝部24bと同様の構成の第2の溝部25bと、を有している。第2の溝25は、挿入部21の中心軸a1に対して、第1の溝24と対称的に配置されている。すなわち、中心軸a1を基準として、第1の溝24の180度(180°)反対側の挿入部21の外周面21aに、第1の溝24と同一形状の第2の溝25が形成されている。
第1の溝24及び第2の溝25のそれぞれの第1の溝部24a,25aは、挿入部21の中心軸a1を基準として、いずれも第1の保持部22の長手方向(第1方向D1)側に位置しており、図3(a)に示すように、挿入部21の中心軸a1からそれぞれ+D1方向及び−D1方向の位置に設けられている。すなわち、D方向から見た場合において、第1の溝24及び第2の溝25のそれぞれの第1の溝部24a,25aは、中心軸a1を通りかつ第1方向D1と平行な仮想直線L1上に配置されている。
第2の係止部29は、第1の係止部28と同様の構成であり、突出部34を係止可能に形成されている。この第2の係止部29は、第2の溝部25bに連通する溝を有し、第2の溝部25bの+C方向側の端部から+D方向に若干延びるように形成されている。第2の係止部29は、挿入部21の中心軸a1を基準として第1の係止部28と対称的に配置されている。すなわち、中心軸a1を基準として、第1の係止部28の180度(180°)反対側の外周面21aに、第1の係止部28の形状と同一な第2の係止部29が形成されている。
図4は、クラスプ10の収容部材30を示し、(a)は正面図(−D4方向に見た図)、(b)は右側面図(+D方向に見た図)、(c)は左側面図(−D方向に見た図)、(d)は(c)のB−B線に沿った断面図である。図4に示すように、収容部材30は、収容部31と第2の保持部32とコイルバネ40とを有する。また、収容部31は、図4(d)に示すように、収容部31を形成するための収容部形成部材33を有している。収容部形成部材33は、D方向に伸びる円筒状に形成され、その内部に収容部31が形成されている。
収容部31は、挿入部21を収容可能に形成され、その−D方向側の端部に開口31aを有しており、開口31aを介して挿入部21を+D方向に挿入可能に形成されている。また、収容部31は、挿入部21を収容した状態で挿入部21と連結可能に形成される。この収容部31は、収容部形成部材33の円筒内周面(内周面)33aを含む構成である。収容部31の円筒内周面33aは、突出部34を有している。突出部34は、円筒内周面33aからその内側に向けて突出するように形成されており、挿入部21の溝(第1の溝及び第2の溝)24,25を移動可能に形成される。従って、突出部34の突出高さ(円筒内周面33aからその中心軸a2(図4(b)参照)に向かう径方向の長さ)や、突出部34の幅(円筒内周面33aにおける突出部34の形成領域の幅)などは、溝24,25の幅や深さに応じて設定される。
突出部34は、略半球状に形成され、中心軸a2から径方向に円筒内周面33aを見た場合の形状は円形状である。なお、突出部34は、上記形状に限定されず、例えば、頂点部分が丸みを帯びた形の略円錐形状や、円柱形状、多角柱形状などであってもよいし、収容部31を径方向に見た場合の形状は真円形状の他、長円形、楕円形状、多角形状などであってもよい。
また、突出部34は、図4(b)に示すように、円筒内周面33aの中心軸a2を基準として、第2の保持部32の後述する短手方向(第4方向D4)側に位置し、中心軸a2から−D4方向の位置に形成されている。従って、突出部34は、D方向から見て中心軸a1を通る第4方向D4と平行な仮想直線L2上に配置されている。
第2の保持部32は、D方向に見た場合の外郭形状が、D方向と直交する第3方向D3に沿うように延びる辺と、D方向及び第3方向D3のいずれとも直交する第4方向D4に延びる辺とから構成される四角形状に形成されている。また、第2の保持部32は、第3方向D3の幅W3が第4方向D4の幅W4よりも大きく形成されている。従って、第2の保持部32は、D方向視において、第3方向D3を長手方向、第4方向D4を短手方向とする長方形状となっている。また、第2の保持部32は、D方向及び第4方向D4のいずれとも平行な面であって円筒内周面33aの中心軸a2を通る仮想平面S2に対して対称的に形成されている。第2の保持部32は、ユーザがクラスプ10の連結または連結の解除の操作を行う際に指で把持可能に形成されている。
図4(d)に示すように、第2の保持部32の−D方向側の表面32aには、嵌め込み孔30aが形成されている。嵌め込み孔30aは、挿入部形成部材33の円柱形状の外径よりも若干小さい内径を有する有底円筒状に形成され、挿入部形成部材33が差し込まれている。第2の保持部32は、かかる状態で収容部形成部材33を保持している。第2の保持部32は、このような構成において、その内部に収容部31を保持する。また、第2の保持部32は、図4(b)に示すように、第3方向D3の幅W3の中央かつ第4方向D4の幅W4の中央の位置において収容部31を保持している。つまり、収容部31は、D方向から見て第2の保持部32の中央の位置で保持されている。
第2の保持部32のD方向の幅は、図4(a)に示すように、+D3側及び−D3側の両端部32c,32dから第3方向D3の中央部にかけて、徐々に大きくなるように設定されている。また、第2の保持部32の第4方向D4の幅W4は、図4(b)に示すように、+D3側及び−D3側の両端部32c,32dから第3方向D3の中央部にかけて徐々に大きくなるように形成されている。従って、第2の保持部32の第3方向D3における中央部分は、D方向及び第4方向D4の幅がいずれも周辺部分よりも若干大きく形成されており、第2の保持部32は、当該部分で収容部31を保持している。
また、第2の保持部32は、収容部31を保持する側(+D方向側)とは反対側(−D方向側)に湾曲している。すなわち、第2の保持部32は、−D方向側に凸状に湾曲している。これにより、第2の保持部32の−D方向側の表面32aは、−D方向に凸のアーチ状の曲面となっている。他方、第2の保持部32の+D方向側の表面32bは、−D方向に凹の逆アーチ状の曲面となっている。なお、第2の保持部32は、上記構成に限定されず、収容部31を保持可能かつD方向視長方形状である限りにおいて、その他の構成については任意であり、例えば、湾曲せずにD方向に対して垂直方向に延びる形状などであってもよい。
図4(c)及び(d)に示すように、第2の保持部32の+D方向側の表面32bには、第3方向D3に並ぶ一対の連結環取付部36,37が形成されている。これら連結環取付部36,37のそれぞれは、例えば後述する環状の連結環63,64(図8参照)を取り付け可能となっている。この連結環取付部36,37は、第2の保持部32の上記表面32bの矩形状の領域を−D方向に凹ませた凹部36a,37aと、第4方向D4に延びる細柱部36b,37bとを有している。細柱部36b等は、それぞれ凹部36a,37aの−D4方向側の側壁36c,37cと+D4方向側の側壁36d,37dとを接続する。この細柱部36b等に連結環63等を取り付けることにより、第2の保持部32と連結環63等とが連結される。
第2の保持部32及び収容部形成部材は、例えばチタンや銅合金などの金属製であり、鋳型などを用いた鋳造や切削加工などにより作製される。
コイルバネ40は、弾性部材であり、収容部31の内部に配置され、収容部31に挿入された挿入部21を挿入方向(+D方向)とは反対の方向(−D方向)に付勢する。コイルバネ40は、例えば金属製であり、収容部31の+D方向側の端部31bと突出部34との間においてD方向に伸縮自在に配置されている。コイルバネ40は、収容部31の内径よりも若干小さい外径を有し、その−D側の端部が突出部34に対して当接可能となっている。このため、コイルバネ40は、突出部34によって収容部31からの脱落が防止されている。なお、収容部31の内部に配置されかつ−D方向に付勢する弾性部材としては、コイルバネ40に代えて、例えばD方向に開閉自在なトーションバネや、角バネ、ねじりバネ、円錐状コイルバネなどを用いた部材などが用いられてもよい。
収容部材30は、例えば次の工程で作製される。先ず、円筒状の収容部形成部材33に対して、開口31aとは反対側の開口を介してコイルバネ40を収容し、次いで、コイルバネ40を収容した収容部形成部材33を、第2の保持部32の嵌め込み孔30aに嵌め込み、この状態で、第2の保持部32と収容部形成部材33とを互いに接合する。このとき、第2の保持部32と収容部形成部材33は、例えば、両者間に配置した接合材を介して接合される。これにより収容部材30が作製される。なお、収容部材30は、上記の構成に限定されず、例えば、収容部形成部材33と第2の保持部32とが一体形成された構成などであってもよい。すなわち、第2の保持部32は、収容部31と一体形成されることにより収容部31をその内部に保持する構成であってもよい。また、第2の保持部32及び収容部形成部材33は、金属製に限定されず、例えば樹脂製や木製などであってもよい。
次に、クラスプ10の連結方法の一例について、図3、図5〜図7を用いて説明する。図5はクラスプ10を連結する際の操作を説明する図である。また、図6及び図7は、クラスプ10の連結の際の動作を示す断面図である。なお、図6及び図7では、挿入部材20を図2(c)のA−A線に沿った断面に相当する図で示し、収容部材30を図4(a)のE−E線に沿った断面に相当する図で示している。
クラスプ10を連結するとき、ユーザは、例えば図5(a)に示すように、自身の一方の手(例えば右手)の親指f1と人差し指f2とで第1の保持部22を短手方向(D2方向)から挟むように把持すると共に、他方の手(例えば左手)の親指f3と人差し指f4とで第2の保持部32を短手方向(D4方向)から挟むように把持する。ユーザは、クラスプ10をこのように把持した状態で、以下に説明する操作を行う。
図5(a)に示すように、ユーザは、第1の保持部22及び第2の保持部32を操作して、挿入部21及び収容部31を、同一軸線上に配置して互いに対向させた状態とする。このとき、ユーザは、第1の保持部22及び第2の保持部32を、互いの長手方向が直交するように配置させる。すなわち、ユーザは、D方向に見て第1の保持部22の長手方向(第1方向D1)と第2の保持部32の長手方向(第3方向D3)とを互いに垂直に交差させた状態とする。
これにより、クラスプ10を構成する挿入部材20及び収容部材30は、第1の溝24及び第2の溝25のいずれか一方の溝と、突出部34とが互いに係合可能に位置合わせされた状態となる。つまり、このとき、D方向視において、第1の溝24又は第2の溝25のいずれか一方の溝の位置と、突出部34の位置とが互いに重なった状態となる。このとき、図6(a)に示すように、例えば第1の溝24と突出部34とが互いに位置合わせされた状態(以下、この状態を「位置合わせ状態」とも称する)となる。
なお、ユーザは、このように、溝24(又は溝25)と突出部34との位置合わせにおいて、第1の保持部22及び第2の保持部32を把持して、それぞれの長手方向D1,D3を互いに直交させる操作を行うが、かかる操作を、図5(a)に示すように収容部31と挿入部21とを互いに離間させた状態で行ってもよいし、収容部31の開口31aに対して挿入部21の+D方向側の端面21dを入り込ませた状態で第1の保持部22と第2の保持部32を相対的に回転させながら行ってもよい。
ここで、ユーザが第1の保持部22及び第2の保持部32を互いの長手方向D1,D3を直交させるように配置させた場合(すなわち、位置合わせ状態とした場合)の態様としては、+D1方向と+D4方向とが互いに反対方向となる場合(すなわち第1の溝24に突出部34を係合させる場合)と、+D1方向と+D4方向とが同一の方向となる場合(すなわち第2の溝25に突出部34を係合させる場合)の2つの場合があるが、いずれの場合であっても構わない。なお、図3、図5〜図7においては、挿入部材20及び収容部材30が、+D1方向と+D4方向とが反対方向となるように位置合わせされて連結される場合(前者)を示している。そこで、以下では、この場合(前者)におけるクラスプ10の連結の操作について説明する。ただし、挿入部材20及び収容部材30が、+D1方向と+D4方向とが同一方向となるように位置合わせされて連結される場合(後者)についても、以下の説明(前者の場合)と同様である。
ユーザは、位置合わせ状態から、挿入部21を収容部31に対して+D方向に押し込み、突出部34を第1の溝部4aに入り込ませる(つまり突出部34を溝24aに係合させる)。そして、図6(b)に示すように、挿入部21の+D方向側の端面21dがコイルバネ40に当接すると、ユーザは、コイルバネ40の付勢力に逆らって、図5(b)に示すように、挿入部21を収容部31に対してさらに+D方向に押し込む。このとき、図3(c)に示すように、突出部34は、第1の溝部24a内を図中の矢印Fの方向(−D方向)に移動し、同図及び図7(c)に示すように、第1の溝部24aの−D方向側の端面24cに当接する。突出部34が端面24cに当接すると、収容部材30に対する挿入部材20の+D方向の押し込みが規制された状態となる。
続いて、ユーザは、挿入部材20に対して引き続き+D方向に押圧しながら、第1の保持部22と第2の保持部32とを中心軸a1,a2(図3(a),図4(b)参照)回りに相対的に回転させる。このとき、ユーザは、第1の保持部22を第2の保持部32に対して+r方向(図5(c)の矢印rの方向、+D方向に見て時計回りの方向)に90度回転させる。すると、図3(c)に示すように、突出部34は、第2の溝部24b内を図中の矢印Gの方向(+C方向)に移動し、第2の溝部24bの+C方向側の端面24dに当接する。突出部34が端面24dに当接すると、収容部材30に対する挿入部材20の+r方向の回転が規制された状態となる。このとき、図5(d)に示すように、+D1方向と+D3方向、+D2方向と+D4方向が、それぞれ反対方向となる。その結果、第1の保持部22及び第2の保持部32の長手方向D1,D3どうし及び短手方向D2,D4どうしがそれぞれ平行となる。つまり、このとき、D方向視において、第1の保持部22と第2の保持部32とが互いに重なった状態となる。
突出部34が端面24dに当接すると、ユーザは、挿入部材20に対する+D方向の押圧を緩める。すると、コイルバネ40の付勢力により、挿入部21に対して−D方向の力が付与される。これにより、突出部34は、図3(c)に示す矢印Hの方向(+D方向)に移動し、同図及び図7(d)に示すように、係止壁面28aに当接した状態で第1の係止部28に係止される。以上の動作により、クラスプ10の連結が完了する。
なお、挿入部材20及び収容部材30が、+D1方向と+D4方向とが同一方向となるように位置合わせされて連結される場合、突出部34は、第1の溝24と位置合わせされて第1の係止部28に係止される場合と同様に、第2の溝25と位置合わせされ、第2の係止部29に係止される。
続いて、クラスプ10の連結を解除する場合の動作の一例について説明する。クラスプ10の連結を解除する場合、ユーザは、先ず、第1の保持部22及び第2の保持部32を指で把持して、挿入部材20を収容部材30に対して+D方向に押圧する。すると、突出部34は、第1の係止部28から−D方向に第2の溝部24bまで移動する。これにより係止部28による突出部34に対する係止状態が解除される。
次いで、ユーザは、挿入部材20に対して引き続き+D方向に押圧した状態で、第1の保持部22を第2の保持部32に対して中心軸a1回りに相対的に回転させる。このとき、ユーザは、第1の保持部22を第2の保持部32に対して矢印rの方向と反対の方向(−r方向)に90度回転させる。これにより、突出部34は、第2の溝部24bに沿って移動して第1の溝部24aに到達する。
続いて、ユーザは、挿入部材20に対する+D方向の押圧を緩め、収容部31から挿入部21を−D方向に引き抜く。このとき、突出部34は第1の溝部24aに沿って+D方向に移動して第1の溝24から離脱する。これにより、挿入部材20と収容部材30とが分離した状態となる。以上の動作により、クラスプ10の連結が解除される。なお、クラスプ10の連結の解除に関する上記説明では、突出部34が第1の溝24に係止されていた場合を説明したが、突出部34が第2の溝25に係止されている場合においてクラスプ10の連結を解除する際の動作についても同様である。
以上説明した本実施形態のクラスプ10によれば、挿入部21と収容部31とを相互に対向させ、第1の保持部22の長手方向(第1方向D1)と第2の保持部32の長手方向(第3方向D3)とを互いに直交させた状態とするだけで、突出部34と溝24,25とが互いに位置合わせされた状態となる。従って、クラスプ10の構成によれば、ユーザは、連結の際の突出部34と溝24等との位置合わせを容易かつ確実に行うことができる。
また、クラスプ10によれば、ユーザは、連結の際、第1の保持部22の長手方向D1と第2の保持部32の長手方向D3とを互いに直交させた状態とした後、さらに、第1の保持部22を第2の保持部32に対して押し込む操作をする。このような連結時の操作を、ユーザは、自身の一方の手の親指f1と人差し指f2とで第1の保持部22を短手方向から挟むように把持すると共に、他方の手の親指f3と人差し指f4とで第2の保持部32を短手方向から挟むように把持して行うことができる。この場合、異なる手の指どうし(例えば右手の親指f1と左手の親指f3)が当接して互いに干渉することが抑制されるので(図5(b)参照)、ユーザは上記操作を容易に行うことができる。
さらに、クラスプ10によれば、第1の保持部22及び第2の保持部32は、いずれもD方向視における形状が長方形状となっている。これにより、ユーザは、クラスプ10の連結及びその解除の際の回転操作や押し込み操作を、第1の保持部22及び第2の保持部32を容易かつ確実に把持して行うことができる。
さらにまた、クラスプ10によれば、第1の溝24の180度反対側の挿入部21の外周面21aに、第1の溝24の形状と同一な第2の溝25を有する。これにより、第1の保持部22の長手方向(D1方向)と第2の保持部32の長手方向(D3方向)とを互いに直交させた状態において、+D1方向と+D4方向とが互いに反対方向となる場合と、+D1方向と+D4方向とが同一の方向となる場合のいずれの場合であっても、突出部34と溝24,25との位置合わせが可能となるので、クラスプ10を容易に連結することができる。
また、クラスプ10によれば、挿入部21は、第1の保持部22の中央に保持され、収容部31は、第2の保持部32の中央に保持される。これにより、ユーザは、第1の保持部22及び第2の保持部32の中央部分を把持することにより連結操作及び連結解除の操作を容易に行うことができる。
また、上記のクラスプ10によれば、第1の保持部22は、挿入部21を保持する側とは反対側に湾曲し、第2の保持部32は、収容部31を保持する側とは反対側に湾曲している。このような構成により、挿入部21を収容部31に挿入した状態において、互いに対向する第1の保持部22の表面aと第2の保持部32の表面32aとの間には間隔が形成される。このため、クラスプ10を連結する際に、第1の保持部22と第2の保持部32との間にユーザの髪の毛などが挟まるのを回避することができる。また、ユーザは、クラスプ10の連結及びその解除の操作の際に、第1の保持部22及び第2の保持部32のそれぞれを指f1等で容易かつ確実に把持することができると共に、第1の保持部22を把持した指f1,f2の指先と、第2の保持部32を把持した指f3,f4の指先とが互いに干渉して操作が阻害されるのを抑制することができる。
また、上記のクラスプ10によれば、収容部材30の収容部31の内部にコイルバネ40を有するので、コイルバネ40の付勢力を利用して、クラスプ10の連結及びその解除の操作を容易に行うことができる。
また、上記のクラスプ10によれば、第1の保持部22及び第2の保持部32の長手方向D1,D3どうし及び短手方向D2,D4どうしがそれぞれ互いに平行となった状態で連結される。すなわち、挿入部材20と収容部材30とは、長手方向及び短手方向のそれぞれの向きを揃えて連結される。従って、挿入部材20及び収容部材30は、いずれもD方向視で長辺及び短辺を有する長方形状であるが、互いに連結することで長辺及び短辺の方向を揃えた統一感のあるデザインのクラスプ10を形成することができる。
以上、クラスプ10について説明したが、かかるクラスプの構成については、例えば次のような変更を加えることが可能である。
上記のクラスプ10では、挿入部21の外周面21aにおいて、第1の溝24と第2の溝25の双方が形成されるが、第1の溝24又は第2の溝25のいずれか一方の溝のみを有する構成であってもよい。上述したように、ユーザは、クラスプを連結する際に、第1の保持部22及び第2の保持部32を相互に対向させた状態で長手方向が互いに直交するように配置する。このとき、+D1方向と+D4方向とが互いに反対方向となる場合と、+D1方向と+D4方向とが同一の方向となる場合とがある。第1の溝24のみを有する構成では、前者の場合、溝24と突出部34とが互いに位置合わせされた状態となる。他方、後者の場合、溝24と突出部34との互いの位置合わせはされないが、ユーザはこの状態から収容部材30に対して挿入部材20を中心軸a1回りに180度回転させるだけで、容易に位置合わせ状態とすることができる。また、第2の溝25のみを有する構成では、後者の場合、溝25と突出部34とが互いに位置合わせされた状態となる。他方、前者の場合、溝25と突出部34との互いの位置合わせはされないが、ユーザはこの状態から収容部材30に対して挿入部材20を反転させる(つまり、中心軸a1回りに180度回転させる)ことにより、容易に位置合わせ状態とすることができる。
また、上記のクラスプ10では、突出部34は、円筒内周面33aの中心軸a2から−D4方向の位置に形成されていたが、これに代えて又はこれに加えて、中心軸a2から+D4方向の位置に形成されてもよい。なお、かかる構成のクラスプの連結又は連結の解除の操作は、上述したクラスプ10の操作と同様である。
また、上記のクラスプ10では、第1の溝部24a,25aのそれぞれが挿入部21の中心軸a1から+D1方向、−D1方向の位置に形成されると共に、突出部34が円筒内周面33aの中心軸a2から−D4方向の位置に形成されていたが、かかる構成に代えて、第1の溝部24a,25aのそれぞれを中心軸a1から+D2方向、−D2方向の位置に設けると共に、突出部34を中心軸a2から+D3方向又は/及び−D3方向の位置に設けてもよい。
また、上記したクラスプ10の挿入部材20では、挿入部21は、円柱状であったが、これに限定されず、例えば円筒状であってもよい。この場合、挿入部21の円筒形状の外周面に溝24,25が形成される。また、上記した挿入部材20では、嵌め込み部20bは、円柱状であり、D方向に対して垂直な断面(横断面)が真円形状の構成であったが、これに限定されず、例えば、横断面形状が楕円や、長円、多角形などの柱状あるいは筒状などの構成であってもよい。挿入部形成部材23は、その+D側の部分が挿入部21に対応した形状であると共に、その−D側の部分が嵌め込み部20bの形状に応じた形状に形成される。また、上記した挿入部材20では、嵌め込み孔20aは、円筒状の孔であったが、これに限定されず、嵌め込み部20bを嵌め込み可能な孔の構成であればよく、例えば、D方向に延びる、楕円筒状の孔や、長円筒状の孔、多角筒状の孔などであってもよい。
さらに、挿入部材20の変形例として、嵌め込み部20bをD方向を高さ方向とする楕円柱形状とし、かつ、嵌め込み孔20aをD方向を深さ方向とする楕円筒形状の孔としてもよい。また、かかる構成において、嵌め込み部20b及び嵌め込み孔20aにおけるD方向視の楕円形状について、第1方向D1又は第2方向D2の一方を長軸方向とし他方を短軸方向としてもよい。
このように、嵌め込み部20bを楕円柱形状とし、かつ、嵌め込み孔20aを楕円筒形状の孔とした場合、前述した円柱状の嵌め込み部20bと円筒状の嵌め込み孔20aとを備えた構成に比べて、次のような有利な効果を奏する。すなわち、楕円柱状の嵌め込み部20bが楕円筒状の嵌め込み孔20aに嵌め込まれることにより、嵌め込み孔20aに対する嵌め込み部20bの相対的な回転が規制される(例えば、嵌め込み孔20aに対して嵌め込み部20bが隙間なく嵌め込まれた場合には相対的に回転できない)。そして、かかる状態で、第1の保持部22と挿入部形成部材23とが互いに接合される。従って、第1の保持部22と挿入部形成部材23とを互いにより一層強固に接合することができる。例えば、クラスプ10を連結する際、ユーザは、挿入部21を収容部31に挿入後、第1の保持部22と第2の保持部32とを相対的に回転させるが、このとき、ユーザが誤って逆の方向に無理やり回転させようとした場合であっても、第1の保持部22と挿入部形成部材23との接合を外れにくくすることができる。
また、上記のクラスプ10の収容部材30では、収容部形成部材33は、円筒状であったが、これに限定されない。例えば、収容部形成部材33のD方向に対して垂直な断面(横断面)における外周(外郭線)は、円形状に代えて、楕円形状や、長円形状、多角形状などであってもよい。また、上記した収容部材30では、嵌め込み孔30aは、円筒状の孔であったが、これに限定されず、嵌め込み部30bを嵌め込み可能な構成であればよく、例えば、D方向に延びる、楕円筒の孔や、長円筒状の孔、多角筒状の孔などであってもよい。
さらに、収容部材30の変形例として、収容部形成部材33の形状を、横断面視真円状の内周と横断面視楕円状の外周とを有する筒状にすると共に、嵌め込み孔30aを、D方向を深さ方向とする楕円筒状の孔としてもよい。かかる構成において、収容部形成部材33及び嵌め込み孔30aにおけるD方向視の楕円形状について、第3方向D3又は第4方向D4の一方を長軸方向とし他方を短軸方向としてもよい。
このように、収容部形成部材33の形状を、横断面視において楕円状の外周を有する筒状とし、かつ、嵌め込み孔30aを、D方向を深さ方向とする楕円筒状の孔とした場合、いずれも円筒状の前述した収容部形成部材33及び嵌め込み孔30aを備えた構成に比べて、次のような有利な効果を奏する。すなわち、収容部形成部材33が嵌め込み孔30aに嵌め込まれることにより、嵌め込み孔30aに対する収容部形成部材33の相対的な回転が規制される(例えば、嵌め込み孔30aに対して収容部形成部材33が隙間なく嵌め込まれた場合には相対的に回転できない)。この状態で、第2の保持部32と収容部形成部材33とが互いに接合される。従って、第2の保持部32と収容部形成部材33とを互いにより一層強固に接合することができる。例えば、クラスプ10を連結する際、ユーザは、挿入部21を収容部31に挿入後、第1の保持部22と第2の保持部32とを相対的に回転させるが、このとき、ユーザが誤って逆の方向に無理やり回転させようとした場合であっても、第2の保持部32と収容部形成部材33との接合を外れにくくすることができる。
また、上記のクラスプ10では、挿入部21は第1の保持部22の中央において保持され、収容部31は第2の保持部32の中央において保持されるが、これに限定されず、例えば、挿入部21は第1の保持部22の端部において保持されてもよい。また、収容部31は第2の保持部32の端部において保持されてもよい。
また、上記のクラスプ10では、収容部材30の収容部31の内部にコイルバネ40を有するが、これに限定されず、このようなコイルバネ40などの弾性部材を有するか否かは任意である。クラスプ10が、コイルバネ40などの弾性部材を備えずに構成される場合、クラスプ10の連結が不用意に解除されないように、例えば、係止部にマグネットを取り付け、マグネットの磁力を利用して互いを吸着させた状態で係止する構成などが適用されてもよい。
このように、上記のクラスプ10の構成において溝部24,25及び突出部34の構成や配置を変更したクラスプについても、上記のクラスプ10と同様に、次のような効果を奏する。すなわち、位置合わせ状態において、D方向に見て、第1の保持部22の長手方向と第2の保持部32の長手方向とが互いに平行になることがなく、第1の保持部22の長手方向と第2の保持部32の長手方向とが互いに交差した状態となる。従って、ユーザが、一方の手の親指f1と人差し指f2とで第1の保持部22を短手方向から挟むように把持しかつ他方の手の親指f3と人差し指f4とで短手方向から挟むように第2の保持部32を把持した状態で位置合わせ操作及びこれに続く押し込み操作を行った場合、左右の手の親指f1,f3どうしあるいは人差し指どうしf2,f4が当接し互いに干渉して操作が阻害されるのを抑制することができる。
また、上記したクラスプ10は、環状装身具に用いられる留め具であったが、これに限定されない。すなわち、クラスプ10の用途はアクセサリに限定されるものではない。例えば、クラスプ10は、携帯電話の本体とストラップとを接続するための接続手段として使用することもできる。また、クラスプ10は、真珠やチェーンなどから構成されるアクセサリを接続するための留め具に限定されるものではない。例えば、クラスプ10は、代替的に、真珠やチェーンと、ペンダントヘッドとを接続するための接続手段に適用してもよい。この場合、予め種々のペンダントヘッドを用意して、ユーザのファッションや趣向に合ったペンダントヘッドを適宜選択して用いることが可能となる。
<第2実施形態>
続いて、第2実施形態について、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態のアクセサリ100の一例を示す要部側面図である。なお、以下の説明においては、第1実施形態と同一または同等の構成部分については同一符号を付けて説明を省略または簡略化する。アクセサリ100は、環状装身具であり、ネックレスである。なお、アクセサリ100は、ネックレスに限定されず、例えばブレスレットなどであってもよい。図8に示すように、アクセサリ100は、クラスプ10と、装飾部50と、連結環61,62とを有している。クラスプ10は、アクセサリ100において留め具として用いられている。ユーザは、アクセサリ100を着脱する際、クラスプ10の連結又はその解除の操作を行う。
装飾部50は、例えば複数の真珠Pが連設されることにより形成され、例えば2連の構成となっている。なお、装飾部50は、上記構成に限定されず、例えばチェーンや紐状部材から構成されてもよい。装飾部50の各連の両端部には、それぞれリング状の連結環61,62,63,64が取り付けられている。装飾部50の一端側に取り付けられた連結環61,62は、挿入部材20の細柱部26b,27b(図2(d)参照)にそれぞれ取り付けられている。他方、装飾部50の他端側に取り付けられた連結環63,64は、収容部材30の細柱部36b,37b(図4(d)参照)にそれぞれ取り付けられている。なお、図8の2点鎖線で囲われた要部断面図において、細柱部27bに対して連結環62が取り付けられた状態を示しているが、他の3箇所(細柱部26bに対する連結環61の取り付け状態、細柱部36bに対する連結環63の取り付け状態、細柱部37bに対する連結環62の取り付け状態)についても同様である。このように、装飾部50は、その一端側が連結環61等を介して挿入部材20と連結されており、その他端側が連結環63等を介して収容部材30と連結されている。従って、クラスプ10を連結することにより、アクセサリ100は線状から無端環状となる。
このような本実施形態のアクセサリ100によれば、その留め具として上記した連結容易なクラスプ10が用いられるので、ユーザは、クラスプ10を操作することによってアクセサリ100を容易に身に付けることができる。
なお、アクセサリ100は、環状装身具であったが、これに限定されず、例えば、真珠やチェーンと、ペンダントヘッドと、これらを接続するクラスプ10とを有する構成などであってもよい。
以上、本発明のクラスプ及びアクセサリに係る実施形態について説明したが、本発明は、上記した説明に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
図9は、本発明に係るクラスプについて、上記した実施形態以外の他の形態を説明するための図である。図9(a)及び(b)は、実施形態を構成する挿入部材20の概略図である。また、図9において、(c)及び(d)は第1変形例に係る挿入部材20A、(e)及び(f)は第2変形例に係る挿入部材20B、(g)及び(h)は第3変形例に係る挿入部材20Cをそれぞれ示す図である。
実施形態における挿入部材20を構成する第1の保持部22は、図9(a)及び(b)に示すように、D方向視長方形状であったが、本発明に係るクラスプを構成する第1の保持部は、このようなD方向視長方形状のものに限定されず、挿入部21の挿入方向Dに対して直交する第1方向D1における第1幅W1と、挿入方向D及び第1方向D1のいずれとも直交する第2方向D2の幅であって第1幅W1よりも幅の狭い第2幅W2と、を有するものであれば、いかなる形状であっても構わない。したがって、第1の保持部20は、例えば、後述する第1〜3変形例20A〜20Cの形状とすることも可能である。なお、かかる第1〜3変形例20A〜20Cの説明において、実施形態と同一または同等の構成部分については同一符号を付して説明を省略する。
図9(c)及び(d)に示すように、挿入部材20Aを構成する第1の保持部22Aは、半楕円球状の外形を呈する。この第1の保持部22Aは、D方向から見て、D方向と直交する第1方向D1と平行な長軸と、D方向及び第1方向D1のいずれとも直交する第2方向D2と平行な短軸と、を有する楕円形状であり、長軸方向の第1幅W1と、短軸方向の幅であり第1幅W1よりも狭い第2幅W2と、を有する。なお、D方向から見た第1の保持部22Aの形状は、楕円形状に代えて、長円形状や、その他曲線のみから構成される環状形状などであってもよい。
図9(f)に示すように、挿入部材20Bを構成する第1の保持部22Bは、D方向から見て、六角形状に形成され、第1方向D1の第1幅W1と、第1幅W1よりも狭い第2方向D2の第2幅W2と、を有する。なお、D方向から見た第1の保持部22Bの形状は、六角形以外の多角形状であってもよい。
図9(g)及び(h)に示すように、第1の保持部20Cは、第1方向D1を径方向、第2方向D2を厚さ方向とする円盤状に形成されている。また、第1の保持部20Cは、第D方向から見た際に、曲線部と直線部とから構成された外郭形状を呈し、第1方向D1の第1幅W1と、第1幅W1よりも狭い第2方向D2の第2幅W2と、を有するとともに、挿入部21を中心として非対称な形状となっている。
上述した実施形態に係るクラスプ10及びアクセサリ100において、これら第1〜3変形例に係る挿入部材20A,20B,20Cを上記第1の保持部20に代えて適用しても、実施形態のクラスプ10及びアクセサリ100の上述した効果と同様の効果を奏する。
また、実施形態における収容部材30を構成するの第2の保持部32についても、同様に、挿入方向Dに対して直交する第3方向D3における第3幅W3と、挿入方向D及び第3方向D3のいずれとも直交する第4方向D4の幅であって第3幅W3よりも幅の狭い第4幅W4と、を有するものであれば、いかなる形状であっても構わない。すなわち、実施形態における第2の保持部32は、D方向視長方形状に限定されず、例えば、前述した変形例における第1の保持部22A〜22Cと同様の形状に変更することが可能である。かかる場合、図9(c)〜(h)において、第1方向D1の幅W1は第3方向D3の幅W3に、第2方向D2の幅W2は第4方向D4の幅W4に、それぞれ相当する。また、かかる場合の第2の保持部には、図9(c)〜(h)に示される第1保持部22A等の挿入部21に対応する位置に、収容部31が形成される。
また、かかる場合、第2の保持部は、第1の保持部と同様の形状であってもよいし、異なる形状であってもよい。
10 クラスプ
20 挿入部材
21 挿入部
21a 外周面
21d 端面
22 第1の保持部
24 第1の溝
24a,25a 第1の溝部
24b,25b 第2の溝部
25 第2の溝
30 収容部材
31 収容部
32 第2の保持部
33a 円筒内周面(内周面)
34 突出部
40 コイルバネ(弾性部材)
100 アクセサリ

Claims (9)

  1. 挿入部と、突出して前記挿入部を保持する第1の保持部とを有する挿入部材と、
    前記挿入部が挿入されると共に前記挿入部を収容して連結する収容部と、内部に前記収容部を保持する第2の保持部とを有する収容部材と、を備えるクラスプであって、
    前記挿入部は、円柱形状であり、外周面に、端面から軸方向に延伸する第1の溝部と、前記第1の溝部から円周方向に延伸する第2の溝部とを有するL字状または逆L字状の第1の溝が形成され、
    前記収容部は、内周面に前記第1の溝を移動可能な突出部を有し、
    前記第1の保持部は、前記挿入部の挿入方向に対して直交する第1方向における第1幅と、前記挿入方向及び前記第1方向のいずれとも直交する第2方向の幅であって前記第1幅よりも幅の狭い第2幅と、を有する形状であり、
    前記第2の保持部は、前記挿入方向に対して直交する第3方向における第3幅と、前記挿入方向及び前記第3方向のいずれとも直交する第4方向の幅であって前記第3幅よりも幅の狭い第4幅と、を有する形状であり、
    前記第1の方向と前記第3の方向とを互いに直交させた状態で前記挿入部を前記収容部に挿入したとき、前記突出部と前記第1の溝とが係合するように形成されるクラスプ。
  2. 前記突出部または前記第1の溝部のうち、
    一方は、前記挿入部の中心軸から前記第1の方向側の位置または前記収容部の中心軸から前記第3の方向側の位置に配置されると共に、
    他方は、前記挿入部の中心軸から前記第2の方向側の位置、または、前記収容部の中心軸から前記第4の方向側の位置に配置される請求項1記載のクラスプ。
  3. 前記挿入部材と前記収容部材とは、前記第1の方向と前記第3の方向とが互いに平行に連結される請求項1または請求項2に記載のクラスプ。
  4. 前記第1の保持部および前記第2の保持部のそれぞれは、前記挿入方向から見て長方形状であり、
    前記突出部または前記第1の溝部のうち、
    一方は、前記挿入部または前記収容部において、前記第1の保持部または第2の保持部の長手方向側に配置され、
    他方は、前記挿入部または前記収容部において、前記第1の保持部または第2の保持部の短手方向側に配置される請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のクラスプ。
  5. 前記第1の溝の180度反対側の前記挿入部の外周面に、前記第1の溝の形状と同一な第2の溝を形成する請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のクラスプ。
  6. 前記挿入部は、前記第1の保持部の中央に保持され、
    前記収容部は、前記第2の保持部の中央に保持される請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のクラスプ。
  7. 前記第1の保持部は、前記挿入部を保持する側とは反対側に湾曲し、前記第2の保持部は、前記収容部を保持する側とは反対側に湾曲する請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のクラスプ。
  8. 前記収容部材の前記収容部の内部に弾性部材を有する請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のクラスプ。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載のクラスプを備えるアクセサリ。
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