JP2021125912A - 電池制御装置、エネルギーマネジメントシステム - Google Patents

電池制御装置、エネルギーマネジメントシステム Download PDF

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Abstract

【課題】蓄電池の動作制御の柔軟性を確保しつつ、蓄電池の劣化を抑制することができる、電池制御技術を提供する。
【解決手段】電池制御装置は、第1時刻において蓄電池が格納している第1電力量に対して残量係数を乗算した結果にしたがって得られる第2電力量を蓄電池が第2時刻において格納するように、蓄電池の充放電を制御する。電池制御装置は、蓄電池の活性化エネルギー範囲に対応する充電率範囲を、残量係数の許容範囲として用いる。
【選択図】図2

Description

本発明は、蓄電池の充放電動作を制御する技術に関するものである。
電力システムには様々な電気設備が接続されており、各設備が生成または消費する電力エネルギーがバランスしている必要がある。各設備の運用を最適化するためには、そのバランスを制約条件として最適化問題を解く必要がある。最適化問題を解くプロセスにおいては、制約条件を数式によって記述し、その数式を充足するように、最適解を探索することになる。
電力システム内に配置された蓄電池の制約条件の数式は、一般に下記式1と式2によって表される。式1は昼間の制約条件であり、式2は夜間の制約条件である。Qpは畜電池が格納している電気エネルギー(kWh)、α_pはT時間後における蓄電池の充電率(State Of Charge:SOC)を規定する残量係数、Piは蓄電池に対して充電される電力の時間平均(kW)、Poは蓄電池から放電される電力の時間平均(kW)、である。
Qp(1)=α_p×Qp(2)+T×{Pi(1)−Po(1)} (式1)
Qp(2)=α_p×Qp(1)+T×{Pi(2)−Po(2)} (式2)
下記非特許文献1は、蓄電池の寿命サイクルにわたる性能劣化について記載している。同文献によれば、蓄電池の性能を維持するためには、最適動作範囲内で蓄電池を動作させることが望ましいとされている(Abstract参照)。
Journal of The Electrochemical Society, 161 (3) A336-A341 (2014)
従来の最適化方法において、α_pは固定値にセットされる。すなわち、時間間隔T経過後において蓄電池が格納している電気エネルギーがα_pとなるように、蓄電池の充放電が制御される。したがって時間間隔Tが経過するごとに、蓄電池が格納しているエネルギーがα_pとなるように、蓄電池を充放電させる必要がある。これにより蓄電池の動作柔軟性が損なわれる。
非特許文献1が示唆しているように、ある程度幅のある範囲内で蓄電池を動作させることにより、蓄電池の動作柔軟性を確保しつつ蓄電池の劣化を抑制できる可能性がある。しかしその動作範囲をどのように定めるべきかについては、非特許文献1からは必ずしも明らかではない。また蓄電池は状態によってSOCの最適範囲が変わり、加速試験を実施する必要がある。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、蓄電池の動作制御の柔軟性を確保しつつ、蓄電池の劣化を抑制することができる、電池制御技術を提供することを目的とする。
本発明に係る電池制御装置は、第1時刻において蓄電池が格納している第1電力量に対して残量係数を乗算した結果にしたがって得られる第2電力量を、前記蓄電池が第2時刻において格納するように、前記蓄電池を制御する。前記電池制御装置は、前記蓄電池の活性化エネルギー範囲に対応する充電率範囲を、前記残量係数の許容範囲として用いる。
本発明に係る電池制御装置によれば、蓄電池の動作制御の柔軟性を確保しつつ、蓄電池の劣化を抑制することができる。本発明のその他特徴、構成、利点などについては、以下の詳細説明を参照することによって明らかになる。
電力システム内に配置されている電気設備の例である。 蓄電池の残容量の経時変化を示すグラフである。 実施形態1に係る電池制御装置100の構成図である。 SOHの経時変化を実測した結果を示すグラフである。 式3にしたがって求めたEaのアレニウスプロットの例である。 アレニウスプロット上でEaの範囲を設定する様子を示す図である。 アイリングプロットの例である。 アイリングプロットにしたがってPi−Poを制約する様子を示す図である。 実施形態3に係るエネルギーマネジメントシステム10の構成図である。 エネルギーマネジメントシステム10が提供するユーザインターフェース11の例である。
<実施の形態1>
図1は、電力システム内に配置されている電気設備の例である。電気エネルギーを生成する設備、電気エネルギーを消費する設備、熱エネルギーを生成する設備、熱エネルギーを消費する設備が、混在している。本実施形態1においては、式1と式2を充足するように蓄電池を制御する手法について検討する。したがって蓄電池以外の設備については省略する。
図2は、蓄電池の残容量の経時変化を示すグラフである。α_pが固定値である場合、時間間隔Tが経過するごとに、蓄電池の残容量は、満充電(=1)に対して残量係数α_pを乗算した値となる必要がある。これにより蓄電池の動作柔軟性が損なわれる。そこで本発明の実施形態1においては、α_pがある程度の幅を有するように蓄電池を制御する手法を提供する。
図3は、本実施形態1に係る電池制御装置100の構成図である。電池制御装置100は、蓄電池200の充放電動作を制御する装置である。蓄電池200は、バッテリセル210に対して電気エネルギーを充電し、またはバッテリセル210が格納している電気エネルギーを放電する電池である。バッテリ管理部220は各バッテリセル210(または蓄電池200全体)の状態を取得し、電池制御装置100へ通知する。例えば充電状態(SOC)、劣化状態(State Of Health:SOH)、出力電圧、出力電流、活性化エネルギーなどの状態を取得することができる。
電池制御装置100は、制御部110、記憶部120を備える。制御部110は、蓄電池200の状態にしたがって、蓄電池200の動作を制御する。制御命令はバッテリ管理部220を介して実行される。記憶部120は、制御部110が使用するデータなどを格納する記憶装置である。例えば後述するアレニウスプロットやアイリングプロットなどを記述したデータを格納することができる。
電池制御装置100と蓄電池200は、ネットワーク300を介して接続されている。ネットワーク300としては、電池制御装置100と蓄電池200との間の位置関係に応じて適当な通信ネットワークを用いることができる。例えば両装置が同じ場所に設置されているのであれば、ネットワーク300は電気通信線などによって構成できる。電池制御装置100が遠隔地から蓄電池200を制御する場合は、インターネットなどの通信ネットワークによってネットワーク300を構成できる。その他適当な通信ネットワークを用いてもよい。
<実施の形態1:残量係数の範囲について>
残量係数α_pを固定値ではなくある程度の範囲を有する値として用いる場合、時間間隔Tが経過するごとに蓄電池が格納している電気エネルギーがある程度の範囲を有することになる。これは図2において、時間間隔Tごとの残容量(SOC)がある程度の幅を有していることに相当する。したがって時間間隔Tごとにその範囲内のSOCとなるように、蓄電池の充放電動作を制御すればよいことになる。
ただし同じ値のSOCを確保しようとする場合であっても、蓄電池の劣化状態(SOH)によって、蓄電池に対して与えるべき充電エネルギーは異なる。そこで本実施形態1においては、SOCとSOHとの間の関係をアレニウスの式にしたがって特定し、SOHの値ごとにSOCの範囲を設定することとした。
図4は、SOHの経時変化を実測した結果を示すグラフである。図4においては記載の便宜上、2つのSOC値について劣化曲線をそれぞれ示した。さらに各SOC値について、最大平均動作温度T1と最小平均動作温度T2それぞれの劣化曲線を示した。したがって図4においては、4つの劣化曲線を示している。
アレニウスの式は、下記式3で表される。Eaは蓄電池の活性化エネルギー、AFは加速係数、kはボルツマン定数、L1は温度T2においてあるSOH(図4においては97%)に到達するまでに要する時間、L2は温度T1において同じSOH(図4においては97%)に到達するまでに要する時間である。式3にしたがって、SOCの値ごとにEaを求めることができる。
Figure 2021125912
図5は、式3にしたがって求めたEaのアレニウスプロットの例である。SOCとSOHの組み合わせごとに、図4に示す実測結果と式3を用いてEaを計算すると、図5のようなプロットを得ることができる。プロットを直線近似することにより、SOCの値ごとに図5のような直線を得ることができる。
図5においては4つのSOC値についてプロットを示した。これらSOC値の間隙部分(例えばSOC=30%など)についても実測結果から取得することが望ましいが、補間演算などによって間隙部分を補充してもよい。あるいは理論計算式によって間隙部分を補充してもよい。
図6は、アレニウスプロット上でEaの範囲を設定する様子を示す図である。ここでは図5と同じプロットを示した。蓄電池200が劣化する(SOHが低下する)のにともなって、必要な活性化エネルギーEaは増加する。このSOHとEaとの間の関係は、SOCごとに異なる。したがって、時間間隔Tごとに確保すべきSOC範囲は、現在のSOH値によって異なることになる。そこで本実施形態1においては、SOH値ごとに、適切なSOC範囲を定めることとした。適切なSOC範囲をどのように定めるかについて、以下さらに説明する。
蓄電池200の故障率は運用期間にしたがって変化する。運用期間に対する故障率の経時変化を表す故障率曲線は、初期故障期/偶発故障期/摩耗故障期の3ステージに区分される。蓄電池200を安定運用できるのは偶発故障期であるから、偶発故障期における活性化エネルギーの特性に適合するように、蓄電池200の充放電動作を制御することが望ましいと考えられる。そこで本実施形態1においては、偶発故障期において必要な活性化エネルギーの範囲をあらかじめ特定しておき、図6のプロット上においてその活性化エネルギー範囲に対応するSOC範囲内で、蓄電池200を充放電させる。
本発明者等は、蓄電池200の偶発故障期において、活性化エネルギーがある範囲内に収まることを見出した。この範囲は蓄電池200の仕様ごとに異なるので、例えばあらかじめ実測によりその範囲を特定しておくことができる。図6上段においては、Ea=0.3〜0.6eVを偶発故障期における活性化エネルギー範囲としてセットしたが、これに限るものではない。
活性化エネルギー範囲は、図6上段におけるSOC範囲に対応している。例えばSOH=98.5%のとき、Ea=0.3〜0.6eVは、SOC=85%〜50%に対応している。同様にSOH=99.5%のとき、Ea=0.3〜0.6eVは、SOC=75%〜30%に対応している。SOHがいずれの値であっても、偶発故障期における活性化エネルギー範囲は同じであるので、図6上段の横方向の点線に示すように、同じ活性化エネルギー範囲を、各SOH値において用いることになる。
偶発故障期における活性化エネルギーの範囲は、以下のように説明することもできる。図6上段に示すように、SOCが低下するのにともなって、SOHに対する活性化エネルギーの傾き(図6上段における直線の傾き)が単調変化する。蓄電池200の偶発故障期において、SOHに対する活性化エネルギーの傾きは、ある範囲内に収まる。したがって、偶発故障期における傾きの範囲内に収まるように活性化エネルギー範囲をセットすることは、SOC範囲をセットすることと等価である。この傾き範囲は蓄電池200の仕様ごとに異なるので、例えばあらかじめ実測によりその範囲を特定しておくことができる。
図6上段に示す手法により、活性化エネルギー範囲に対応するSOC範囲をSOH値ごとに求めることができる。したがって制御部110は、蓄電池200の現在のSOH値を取得し、そのSOH値に対応する活性化エネルギー範囲をセットし、さらにその活性化エネルギー範囲に対応するSOC範囲を、図6上段に示す関係から特定する。これにより図6下段に示すように、現在のSOH値に対応するSOC範囲を求めることができる。
制御部110は、蓄電池200のSOCがそのSOC範囲内に収まるように充放電動作を制御することにより、時間間隔Tが経過するごとのSOC値をそのSOC範囲内に収めることができる。これは式1と式2におけるα_pをそのSOC範囲内に収めることに相当する。したがって制御部110は、α_pを固定値ではなくそのSOC範囲と同じ許容範囲を有する範囲値として取り扱うことができる。
<実施の形態1:まとめ>
本実施形態1に係る電池制御装置100は、式1と式2にしたがって蓄電池200の充放電動作を制御し、かつあらかじめ定めた活性化エネルギー範囲に対応するSOC範囲をα_pの許容範囲として用いる。これにより、従来は固定値として取り扱っていたα_pを範囲値として取り扱うことができるので、蓄電池200の残容量を時間間隔T経過ごとに固定値に揃える必要がなくなり、蓄電池200の動作柔軟性が向上する。またSOCを固定値に揃えるために充放電を無理矢理実施する必要がなくなるので、蓄電池200の摩耗進行を抑制することができる。
本実施形態1に係る電池制御装置100は、蓄電池200の現在のSOHを取得し、そのSOH値に対応する活性化エネルギー範囲を求め、その活性化エネルギー範囲に対応するSOC範囲を、アレニウスプロットにしたがって特定する。これにより、アレニウスモデルに準じたSOHと活性化エネルギーの対応関係にしたがって、理論的に適切なSOC範囲を特定することができる。
本実施形態1に係る電池制御装置100は、(a)活性化エネルギー範囲、または、(b)SOHに対する活性化エネルギーの傾きが、蓄電池200の偶発故障期におけるものの範囲内となるように、活性化エネルギー範囲をセットする。これにより、偶発故障期に対応する活性化エネルギー特性の範囲内で蓄電池200を運用することができるので、蓄電池200の摩耗進行を抑制しつつ、蓄電池200の動作柔軟性を向上させることができる。
<実施の形態2>
式1と式2で説明した従来の最適化方法において、Pi−Poの範囲は制約されておらず、自由に変化する変数として規定されている。しかしPi−Poがあまり広範囲に変化すると、蓄電池を摩耗させてしまう。広範囲の充放電エネルギー(Pi−Po)に応じて蓄電池が制約条件を満たすためには、同様に広範囲にわたって蓄電池を充放電制御しなければならないからである。そこで本発明の実施形態2では、実施形態1で説明した制約条件において、Pi−Poの範囲を制限する手法について説明する。電池制御装置100の構成は実施形態1と同じであるので、以下ではPi−Poについて主に説明する。
蓄電池200を充放電させることにより、蓄電池200の温度差が生じる。平均動作温度を一定に維持しながら充放電を繰り返すことにより、蓄電池に対して温度差負荷を与えることになる。温度差負荷を繰り返し与えると、SOHが次第に低下する。アイリングモデルによれば、繰り返し与える温度差と寿命サイクル数との間の関係は、下記式4によって表すことができる。Nは寿命サイクル数(SOHがある下限値まで低下するに至る充放電サイクル数)、Aは定数、ΔTは与える温度差、nは温度差係数である。
N=A(ΔT)−n (式4)
図7は、アイリングプロットの例である。温度差ΔTは、蓄電池200を充放電させることにより生じさせることができる。これを温度差加速試験において蓄電池200に対して与える温度差ΔTとして取り扱うことができる。したがって温度差加速試験を実施する過程において、ΔTと(Pi−Po)との間の対応関係を得ることができる。すなわち温度差加速試験を介して、アイリングプロットを得るとともに、各ΔTに対応する(Pi−Po)を得ることができる。制御部110は、最大平均動作温度T1と最小平均動作温度T2それぞれについて、この対応関係とアイリングプロットを取得する。
図8は、アイリングプロットにしたがってPi−Poを制約する様子を示す図である。蓄電池200は、最大平均動作温度T1と最小平均動作温度T2との間の範囲内で動作する。すなわちアイリングプロット上においても、蓄電池200は温度T1とT2の間で動作する必要がある。このことを利用して、蓄電池200が動作すべきアイリングプロット上の範囲を指定することができる。具体的には図8に示すように、温度T1に対応するアイリングプロットと温度T2に対応するアイリングプロットによって挟まれる領域内に収まるように、蓄電池200の充放電を制御する。
温度差加速試験の結果にしたがって、温度差ΔTと(Pi−Po)は相互に変換することができる。したがって、図8の斜線部分の範囲内に収まるように蓄電池200を動作させることは、対応する(Pi−Po)の範囲内で蓄電池200を動作させることに相当する。(Pi−Po)をこの範囲内に収めることにより、最大平均動作温度T1と最小平均動作温度T2との間の範囲内に相当する動作範囲内で、蓄電池200を動作させることができる。
図8の×マークが示すポイントは、縦軸(寿命充放電サイクル数Nの対数値)が8.1程度であり、斜線領域上においてこれに対応する横軸(温度差ΔTの対数値)の上限値は1.3程度である。したがって蓄電池200に対して与えることが許容される温度差ΔTもこれ以下に抑える必要がある。制御部110は、蓄電池200の現在の充放電サイクル数を取得し、その充放電サイクル数において許容される許容温度差を図8の斜線部分にしたがって取得し、蓄電池200に対して与える温度差がその許容温度差の範囲内に収まるように、充放電動作を制御する。
<実施の形態2:まとめ>
本実施形態2に係る電池制御装置100は、蓄電池200に対して与えることが許容される許容温度差を、温度差寿命曲線にしたがって特定し、その許容温度差を(Pi−Po)(蓄電池200に対する充電電力と蓄電池200からの放電電力との間の差分)に変換する。これにより(Pi−Po)を、許容温度差に対応する範囲内に抑制することができる。したがって従来は何ら制約されていなかった(Pi−Po)を、合理的な範囲内に抑制することができる。
本実施形態2に係る電池制御装置100は、最大平均動作温度T1と最小平均動作温度T2それぞれについてアイリングプロットを取得し、これら2つのプロットによって挟まれる領域内にΔTが収まるように、蓄電池200の充放電を制御する。これにより、T1とT2との間の範囲内で、(Pi−Po)を合理的に抑制することができる。
<実施の形態3>
図9は、本発明の実施形態3に係るエネルギーマネジメントシステム10の構成図である。エネルギーマネジメントシステム10は、(a)電力を生成する発電設備、(b)電力を消費する電力消費設備、(c)熱を生成する発熱設備、(d)熱を消費する熱消費設備、のうち少なくともいずれかを非制御機器として制御する第2制御装置を備える。ここでは図1と同じ電力システムを例として用いた。
電池制御装置100は、実施形態1〜2で説明したものであり、蓄電池200を制御する。第2制御装置401は、発電設備を制御する。ここでは太陽電池(PV)を制御する例を示した。第2制御装置402は、電力消費設備を制御する。第2制御装置403は、発熱設備を制御する。ここではコジェネレーションシステムとボイラーを制御する例を示した。第2制御装置404は、熱消費設備と蓄熱槽を制御する。
電池制御装置100と各第2制御装置401〜404は、直接的に制御する設備の制約条件にしたがって、各設備の動作を制御する。制約条件のうち一部は蓄電池200の式1と式2である。その他設備もそれぞれに固有の制約条件を有する。各制御装置は、制約条件を充足するようにそれぞれ制御動作を実施することに加えて、その制約条件を充足する範囲内において、エネルギーマネジメントシステム10全体が最適化されるように制御動作を実施する。ここでいう最適化の例としては、各設備の運用コストが最小となるようにすることであるが、これに限るものではない。エネルギーマネジメントシステム10全体の最適化は、例えばいずれかの制御装置が実施してもよいし、エネルギーマネジメントシステム10全体を最適化する別の制御装置を設けてもよい。
制約条件の1つとして、蓄電池200が格納することができる電気エネルギーの容量(最大容量)を用いることができる。蓄電池200の最大容量によって、その他設備が生成または消費することができるエネルギー量が異なるからである。蓄電池200の最大容量は、蓄電池200の劣化にともなって低下するので、エネルギーマネジメントシステム10を運用開始するときセットした最適化条件は、蓄電池200の劣化にともなって、必ずしも最適ではないことになる。蓄電池200の容量変化にともなって最適化条件を逐一算出するのは、演算負荷が大きい。本発明に係る電池制御装置100は、蓄電池200の劣化を抑制しつつ動作柔軟性を確保できるので、運用開始時点における蓄電池200の容量を前提として定めた最適化条件を、長期間にわたって維持することができる。蓄電池200の劣化進行が抑制されているからである。
図10は、エネルギーマネジメントシステム10が提供するユーザインターフェース11の例である。蓄電池200の活性化エネルギーは、図6で説明した範囲内に収める必要がある。電池制御装置100は、蓄電池200の現在のSOHと活性化エネルギーを取得し、取得した活性化エネルギーが現在のSOH値に対応する適切な活性化エネルギー範囲内に収まっていない場合、ユーザインターフェース11はその旨のアラートを提示することができる。図10においては、×マークがそのことを表している例を示した。その他設備についても同様に、各設備の状態や制約条件違反などをユーザインターフェース11上で提示することができる。
<本発明の変形例について>
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
以上の実施形態において、活性化エネルギー範囲(図6における0.3eV〜0.6eV)は、例えばあらかじめ実測により求めた値をSOH値ごとに記憶部120に格納しておき、制御部110はその値を読み出し、これを用いて蓄電池200を制御することができる。したがって制御部110は、制御動作を実施するごとに図4から図6に至る過程を都度実施する必要はない。同様に図8で説明した温度T1とT2におけるアイリングプロット(またはこれら2つのプロットによって挟まれる領域を定義する値)もあらかじめ記憶部120に格納しておき、制御部110はその値を読み出して蓄電池200を制御することができる。
以上の実施形態において、温度差加速試験の結果にしたがって、温度差ΔTと(Pi−Po)を相互変換することを説明したが、その他適当な手法によってこれらを相互変換してもよい。例えば温度差ΔTと(Pi−Po)の関係を表す計算式をあらかじめ求めておき、その計算式にしたがって相互変換することができる。その他適当な手法を用いてもよい。
以上の実施形態において、制御部110は、その機能を実装した回路デバイスなどのハードウェアによって構成することもできるし、その機能を実装したソフトウェアをCPU(Central Processing Unit)などの演算装置が実行することによって構成することもできる。
実施形態3において、ユーザインターフェース11は、いずれかの制御装置が備えるディスプレイなどを用いて構成することができる。さらにオペレータがユーザインターフェース11上で制御装置に対する指示を入力できるようにしてもよい。
実施形態3において、電池制御装置100と各第2制御装置401〜404は、個別の装置として構成することもできるし、これらのうちいずれかを統合して1つの制御装置として構成することもできる。各制御装置は同じ場所に設置してもよいし、地理的に分散して設置してもよい。
10:エネルギーマネジメントシステム
11:ユーザインターフェース
100:電池制御装置
110:制御部
120:記憶部
200:蓄電池
401〜404:第2制御装置

Claims (13)

  1. 蓄電池の充放電動作を制御する電池制御装置であって、
    第1時刻において前記蓄電池が格納している第1電力量が第2時刻において第2電力量となるように、前記蓄電池の充放電動作を制御する、制御部を備え、
    前記第2電力量は、前記第1電力量に対して残量係数を乗算した結果にしたがって得られる値であり、
    前記制御部は、前記蓄電池の活性化エネルギーとして許容する活性化エネルギー範囲をセットし、
    前記制御部は、前記活性化エネルギー範囲に対応する前記蓄電池の充電率の範囲を、前記残量係数の許容範囲として用いることにより、前記第2電力量が前記残量係数の許容範囲に対応する範囲内に収まるように前記蓄電池の充放電動作を制御する
    ことを特徴とする電池制御装置。
  2. 前記制御部は、前記蓄電池の現在の劣化状態における前記蓄電池の活性化エネルギーとして許容する範囲を、前記活性化エネルギー範囲としてセットし、
    前記制御部は、前記蓄電池の現在の劣化状態における充電率の上限値として、前記活性化エネルギー範囲の上限値に対応する値を用いるとともに、前記蓄電池の現在の劣化状態における充電率の下限値として、前記活性化エネルギー範囲の下限値に対応する値を用い、
    前記制御部は、前記充電率の上限値と前記充電率の下限値をそれぞれ、前記残量係数の上限値と下限値として用いることにより、前記第2電力量の上限値と下限値をセットし、前記第2電力量がその範囲内となるように前記蓄電池を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の電池制御装置。
  3. 前記制御部は、前記蓄電池の劣化状態と充電率の組み合わせを複数取得し、
    前記制御部は、前記取得した劣化状態と充電率の組み合わせをアレニウスの式に対して適用することにより、前記組み合わせごとに前記活性化エネルギーを求め、
    前記制御部は、前記組み合わせごとに求めた前記活性化エネルギーのなかから、前記活性化エネルギー範囲として用いる範囲をセットする
    ことを特徴とする請求項1記載の電池制御装置。
  4. 前記制御部は、前記蓄電池の偶発故障期における前記蓄電池の活性化エネルギーの範囲内に収まる値を、前記活性化エネルギー範囲としてセットすることにより、前記偶発故障期における活性化エネルギーの特性の範囲内に収まるように前記蓄電池の充放電動作を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の電池制御装置。
  5. 前記制御部は、前記蓄電池の劣化状態に対する前記蓄電池の活性化エネルギーの傾きが前記蓄電池の偶発故障期における前記傾きの範囲内に収まるように、前記活性化エネルギー範囲をセットすることにより、前記偶発故障期における活性化エネルギーの特性の範囲内に収まるように前記蓄電池の充放電動作を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の電池制御装置。
  6. 前記制御部は、前記第1電力量に対して前記残量係数を乗算し、さらに前記蓄電池に対する充電電力量を加算し、さらに前記蓄電池からの放電電力量を減算することにより、前記第2電力量を計算するように構成されており、
    前記制御部は、前記蓄電池が充放電することによって生じる温度差と前記蓄電池の寿命充放電サイクル数との間の関係を表す温度差寿命曲線にしたがって、前記蓄電池に対して与えることが許容される許容温度差を求め、
    前記制御部は、前記許容温度差を電力量へ換算することにより、前記蓄電池に対して与えることが許容される前記充電電力量と前記放電電力量との間の差分を求め、その求めた差分にしたがって、前記蓄電池の充放電動作を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の電池制御装置。
  7. 前記制御部は、前記温度差寿命曲線上において前記蓄電池の寿命充放電サイクル数に対応する温度差以下の値を、前記許容温度差として用いる
    ことを特徴とする請求項6記載の電池制御装置。
  8. 前記制御部は、前記蓄電池の寿命充放電サイクル数と前記蓄電池が充放電することによって生じる温度差との間の対応関係を、前記蓄電池の平均動作温度ごとに求めることにより、前記蓄電池の平均動作温度ごとに前記温度差寿命曲線を求め、
    前記制御部は、前記蓄電池の平均動作温度に対応する前記温度差寿命曲線にしたがって前記許容温度差を求める
    ことを特徴とする請求項6記載の電池制御装置。
  9. 前記制御部は、前記温度差寿命曲線として、前記蓄電池の最大平均動作温度の下における第1寿命曲線と前記蓄電池の最小平均動作温度の下における第2寿命曲線を求め、
    前記制御部は、前記蓄電池が充放電することによって生じる温度差が、前記第1寿命曲線と前記第2寿命曲線によって挟まれる領域内に収まるように、前記蓄電池の充放電動作を制御する
    ことを特徴とする請求項8記載の電池制御装置。
  10. 前記制御部は、前記温度差寿命曲線として、アイリングモデルに準じた温度差加速モデルから導かれる曲線を用いる
    ことを特徴とする請求項6記載の電池制御装置。
  11. 請求項1記載の電池制御装置、
    電力を生成する発電設備、電力を消費する電力消費設備、熱を生成する発熱設備、または熱を消費する熱消費設備のうち少なくともいずれかを被制御機器として制御する第2制御装置、
    を備えることを特徴とするエネルギーマネジメントシステム。
  12. 前記電池制御装置は、前記第1時刻において前記蓄電池が格納している前記第1電力量が前記第2時刻において前記第2電力量となることを制約条件として、前記蓄電池を制御し、
    前記第2制御装置は、前記電池制御装置が格納することができる電気エネルギーの容量を少なくとも制約条件の1つとして、前記被制御機器を制御する
    ことを特徴とする請求項11記載のエネルギーマネジメントシステム。
  13. 前記エネルギーマネジメントシステムはさらに、前記電池制御装置または前記第2制御装置のうち少なくともいずれかの状態を表示するユーザインターフェースを備える
    ことを特徴とする請求項11記載のエネルギーマネジメントシステム。
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