JP2021124329A - 吸光度計 - Google Patents

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金市 森田
Kinichi Morita
金市 森田
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Abstract

【課題】液体培地の測定光をより正確に取得することのできる吸光度計を実現する。【解決手段】吸光度計の一態様は、液体培地が入った透明な培養容器が載置される容器載置部と、前記培養容器に向けて照射される放射光を放出する光照射部と、前記放射光が前記液体培地を透過して戻ってきた透過光を受光する、前記培養容器に対し、前記光照射部と同じ側に位置した受光部と、前記培養容器に対し、前記光照射部および前記受光部とは逆側に位置し、前記液体培地を透過した前記放射光を前記受光部側に戻すと共に、当該放射光の進行方向を広げる拡散素子と、前記受光部と前記培養容器との間に位置し、当該受光部と当該培養容器との対向方向に延び、光を透過させる透過路と、前記透過路を包囲し、当該透過路から逸れた光を吸収する包囲部材と、を備える。【選択図】 図4

Description

本発明は、吸光度計に関する。
従来、インキュベータ内で細胞を培養しながら、培養細胞の状態を把握したいという要望がある。このため、通常は培養溶液を必要に応じてインキュベータから取り出し、顕微鏡で観察するということが行われている。さらには、培養細胞の状態を示すものとして培地のpHも重要である。
培地のpHは、しばしばフェノールレッドが添加された培地の色を人間が視覚的に確認することにより判断される。培地のpHを定量的に確認する方法として、例えば特許文献1には、培養容器に向けて複数色の光を射出する照明ユニットと、培地を透過した後に反射された光を検出する検出ユニットとを備えた計測装置が記載されている。この計測装置上に培養容器が重ねられて計測が行われる。
特開2019−106945号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来例で培養容器の外部から培地の色を正確に測定することは難しい。
細胞培養フラスコのような培養容器の内部に液体培地を収容して細胞を培養する場合、容器の内容積全てに液体培地を充填するように使用することは無く、ある程度の充填率で液体培地が収容される。すると、この液体培地を水平方向に載置した際には、容器の内部に液面が発生し、またその液面の高さもまちまちとなる。
一般に液体培地の大部分は水であり、水の屈折率は1.3程度である。これに対し、液面より上の空間部分は、例えばインキュベータ内ならほとんどが二酸化炭素であり、ほぼ1とみなすことができるので、液面で光の屈折が生じる。
上記従来例で培養容器の底から斜めに照射され、液体培地を透過した後、培養容器の蓋で反射された光は、液面高さが常に一定で既知であれば既知の位置に到達するため、反射光を検出するセンサの位置を予め定めることができる。しかし、上述したように、実際は液面高さが不定であるので、反射光がセンサ光学系にうまく入射しない。
また、培地を通過後に反射した光を検出するセンサには、培地を通過した光以外の光がノイズとして入射する虞があり、正しい測定値を取得することができない。このようなノイズ光が周囲の環境により変化する場合は測定値の誤差がさらに増えることになる。
そうすると、上記従来例にかかる技術では、培地の吸光度を正しく測定できないといった課題がある。
そこで、本発明は、透明な培養容器の内部に収容された液体培地に対して外部から光を照射してその吸光度を測定する吸光度計において、液体培地の測定光をより正確に取得することのできる吸光度計を実現することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る吸光度計の一態様は、液体培地が入った透明な培養容器が載置される容器載置部と、前記培養容器に向けて照射される放射光を放出する光照射部と、前記放射光が前記液体培地を透過して戻ってきた透過光を受光する、前記培養容器に対し、前記光照射部と同じ側に位置した受光部と、前記培養容器に対し、前記光照射部および前記受光部とは逆側に位置し、前記液体培地を透過した前記放射光を前記受光部側に戻すと共に、当該放射光の進行方向を広げる拡散素子と、前記受光部と前記培養容器との間に位置し、当該受光部と当該培養容器との対向方向に延び、光を透過させる透過路と、前記透過路を包囲し、当該透過路から逸れた光を吸収する包囲部材と、を備えたことを特徴とする。
このような吸光度計によれば、拡散素子による戻り光の拡散によって受光口の位置の自由度が高いとともに、透過路と包囲部材との組み合わせによって外部からのノイズ光が抑制されるので、液体培地の測定光をより正確に取得することができる。また、培養容器を往復する光路が採用されているので片道の光路よりも吸光度が正確に測定できる。
上記吸光度計において、前記培養容器は、一端に液体の入出口を有するとともに当該一端に対する他端に長方形状の底面を有し、当該底面から当該一端側へと延びた側面として、互いに対向した第1面と、互いに対向し当該第1面よりも狭い第2面とを有し、前記容器載置部は、前記第1面が上下方向を向いた姿勢で前記培養容器が載置され、前記拡散素子は、前記容器載置部の、前記培養容器が載置される箇所に設けられ、前記光照射部は、前記培養容器の上側から前記放射光を放出する、形態でもよい。
このような形態の場合は、培養容器の姿勢が培養時の姿勢と同等であるので、液体培地の状態を乱しにくい。また、広い第1面に対して光が照射されるので、光照射部および受光部の配置が容易である。
また、上記吸光度計において、前記培養容器は、一端に液体の入出口を有するとともに当該一端に対する他端に長方形状の底面を有し、当該底面から当該一端側へと延びた側面として、互いに対向した第1面と、互いに対向し当該第1面よりも狭い第2面とを有し、前記容器載置部は、前記底面が下側を向いた姿勢で前記培養容器が載置され、前記光照射部は、前記第1面側から前記放射光を放出する、形態でもよい。
このような形態の場合は、培養容器の載置スペースが省スペースになると共に、測定光が液体培地の液面によって乱されない。
また、上記吸光度計において、前記培養容器は、一端に液体の入出口を有するとともに当該一端に対する他端に長方形状の底面を有し、当該底面から当該一端側へと延びた側面として、互いに対向した第1面と、互いに対向し当該第1面よりも狭い第2面とを有し、前記容器載置部は、前記第1面が上下方向を向いた姿勢で前記培養容器が載置され、前記光照射部は、前記第2面側から前記放射光を放出する、形態でもよい。
このような形態の場合は、液体培地の液面下で長い距離を光が通過するので色の薄い液体培地であっても正確な測定光を取得することができる。
また、上記吸光度計において、前記容器載置部は、前記培養容器の周囲からの光を遮断する遮光材を有することが好ましい。外部からのノイズ光がより低減されるので、液体培地の測定光をより正確に取得することができる。
本発明の吸光度計によれば、液体培地の測定光をより正確に取得することができる。
本発明の実施形態で用いられる細胞培養容器を示す図である。 本発明の吸光度計の第1実施形態を示す図である。 センサヘッドの先端部分の拡大図である 視野限定部と拡散反射板との作用について説明する図である。 本発明の吸光度計の第2実施形態を示す図である。 本発明の吸光度計の第3実施形態を示す図である。 本発明の吸光度計の第4実施形態を示す図である。 第4実施形態の吸光度計を含んだ測定システムにおけるブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態で用いられる細胞培養容器を示す図である。図1には、側面図(A)と平面図(B)が示されている。図1(A)は、細胞培養容器が横に載置された状態を示している。
細胞培養容器1は、内部に液体培地2が収容されて液体培地2中で細胞を培養するための容器である。液体培地2には、pH測定用に例えばフェノールレッドが添加されている。液体培地2は細胞培養容器1の容量に対して半分程度の量が収容され、細胞培養容器1内には液体培地2の液面2aが生じる。液体培地2の収容量は厳密では無く、一般的に複数用いられる細胞培養容器1のそれぞれで液面2aの高さは一致しない。
細胞培養容器1は、一端に、液体培地2の入出口である首部13を有し、一端に対する他端には、長方形状の底面15を有する。細胞培養容器1は、首部13の口を塞ぐ蓋14も有する。細胞培養容器1の首部13に繋がった箇所は傾斜部12となっており、底面15から傾斜部12に至る箇所は、角筒状に延びた胴部11となっている。胴部11は、互いに対向した2つの第1面16と、互いに対向した2つの第2面17とで構成され、第2面17の面積は第1面16よりも狭い。
通常、細胞培養容器1は、面積の広い第1面16を上下方向に向けた配置で培養が行われる。
図2は、本発明の吸光度計の第1実施形態を示す図である。
第1実施形態の吸光度計100は、載置台101とセンサヘッド102を備えている。
載置台101は、細胞培養容器1が載置される台であり、載置台101には、細胞培養容器1が嵌まり込んで位置決めされる凹み101aが設けられている。細胞培養容器1は、培養時の姿勢と同様な、広い第1面16を上下方向に向けた姿勢で凹み101aに嵌まる。載置台101にこのような凹み101aが設けられていることにより、細胞培養容器1の位置決めが容易となる。
凹み101aの底の辺りには拡散反射板106が備えられている。拡散反射板106は、透明な樹脂中に細かい気泡が形成された構造を有する。この拡散反射板106は、照射された光を概ね元の方向に戻すと共に、光の進行方向をやや拡散させる光学素子として機能する。
センサヘッド102は移動自在で、載置台101に載置された細胞培養容器1の第1面16上に載せられて使用される。センサヘッド102は、延伸部103と導光部104と視野限定部105とを備えている。
延伸部103は、図示が省略された制御部に繋がって延び、可撓性を有している。本実施形態では制御部に発光素子と受光素子が備えられており、その発光素子から発せられた放射光が延伸部103を介して例えば光ファイバによって伝達され、照射光としてセンサヘッド102の先端部へと送られる。また、センサヘッド102の先端部で得られた測定光は、延伸部103を介して例えば光ファイバによって伝達されて制御部の受光素子へと送られ、受光素子によって受光される。受光素子で得られる受光信号から吸光度を求める手法については周知の従来技術が用いられるものとし、詳細の説明は省略する。
導光部104は、延伸部103を介して制御部から送られてくる照射光をセンサヘッド102の先端側へと導き、センサヘッド102の先端側から入射した測定光を延伸部103側へと導く。
視野限定部105は、センサヘッド102から細胞培養容器1に向けて照射される照射光の視野、およびセンサヘッド102に入射して導光部104へと向かう測定光の視野を限定する。照射光について視野限定部105は必須ではないが、測定光については、視野限定部105が備えられていることで外部からの光ノイズが低減され、正確な測定光が得られる。
図3は、センサヘッドの先端部分の拡大図である。
導光部104には、照射光を導く例えば光ファイバからなる投光用導光部104aと、測定光を導く例えば光ファイバからなる受光用導光部104bが備えられている。
視野限定部105は、投光用導光部104aの光出射端に繋がった投光用透過路105aと、受光用導光部104bの光入射端に繋がった受光用透過路105bと、それら投光用透過路105aおよび受光用透過路105bを包囲した包囲部材105cとを備えている。投光用透過路105aおよび受光用透過路105bは、センサヘッドの先端面102aと細胞培養容器1とが対向した対向方向に延びている。投光用透過路105aは、本発明にいう光照射部の一例に相当し、受光用透過路105bは、本発明にいう受光部の一例に相当する。
投光用透過路105aおよび受光用透過路105bは、照射光および測定光に対して透明な樹脂(例えば、シリコーン樹脂)により構成される。また、包囲部材105cは、顔料含有樹脂からなり、投光用透過路105aおよび受光用透過路105bから逸れた光を吸収する。ここで、顔料含有樹脂は、光透過特性を有する樹脂(例えば、シリコーン樹脂)に、迷光を吸収する特性を有する顔料を含有したものである。上記顔料は、例えば、黒色顔料であるカーボンブラック等を採用することができる。
投光用透過路105aおよび受光用透過路105bを構成する透明な樹脂と、包囲部材105cの顔料含有樹脂を構成する光透過性を有する樹脂との材質は同じにすることができる。これにより、両樹脂の界面での反射および散乱が抑制される。また、顔料含有樹脂に入射した迷光は、その顔料含有樹脂で吸収され、投光用透過路105aおよび受光用透過路105bにほとんど戻らず、迷光の複雑な多重反射がほとんど発生しない。
したがって、センサヘッド102の光学系は、複雑な多重反射に対応する必要がなく、小型・簡便化される。結果として、吸光度計100も小型化される。上記したシリコーン樹脂で構築した視野限定部105の技術をSOT(Silicone Optical Technologies)と呼称する。
図4は、視野限定部と拡散反射板との作用について説明する図である。
視野限定部105の投光用透過路105aを透過した照射光Lpは、液体培地2中を通過して拡散反射板106に到達する。拡散反射板106は、照射光Lpをやや拡散させながら反射するので、拡散反射板106で反射された反射光Lr0は、多くがセンサヘッド102側へと戻り、液体培地2中を再び通過する。
視野限定部105の受光用透過路105bは、拡散反射板106で反射された反射光Lr0のうち、照射光Lpの光軸とのなす角が所定の小角度θとなる反射光Lrを測定光として透過させる。そして、受光用透過路105bを逸れた進路の光は包囲部材105cによって吸収される。このため、外部からの光ノイズは受光用透過路105bを殆ど透過することができず、ほぼ測定光のみが受光用透過路105bを透過することになり、液体培地2の正確な測定光が得られる。
また、拡散反射板106が照射光Lpを拡散させるので、拡散反射板106に対するセンサヘッド102の位置や角度は自由度が高い。従って、測定時にセンサヘッド102が細胞培養容器1の第1面16上に載せられる際には厳密な位置調整などが不要となり、測定が容易である。さらに、拡散反射板106を経由して光が液体培地2を往復するため液体培地2中の透過距離が増し、より正確な測定光が得られる。拡散反射板106は、本発明にいう拡散素子の一例に相当する。なお、本発明にいう拡散素子としては、例えば再帰性反射材などが用いられてもよい。
なお、上記説明では、容器の嵌まる凹み101aが形成された載置台101が好ましい例として示されているが、本発明にいう容器載置部は、例えば容器の位置を示す線が示された平らな台であってもよい。
以下、本発明の吸光度計の他の実施形態について説明するが、上述した第1実施形態と同様の要素については同一の符号を付して重複説明を省略する。
図5は、本発明の吸光度計の第2実施形態を示す図である。
第2実施形態の吸光度計200では、載置台101の凹み101aの周囲に遮光材101bが設けられている。また、第2実施形態の吸光度計200では、センサヘッド102が載置台101に組み込まれており、遮光材101bの内側で、細胞培養容器1に対する光照射と測定光の受光が行われる。さらに、第2実施形態の吸光度計200では拡散反射板106が凹み101aの側面に設けられており、遮光材101bで囲まれた内部で光が液体培地2中を往復する構造となっている。
センサヘッド102および拡散反射板106が載置台101に組み込まれているので、細胞培養容器1が載置台101の凹み101aにはめ込まれると、センサヘッド102および拡散反射板106に対する細胞培養容器1の位置決めが完了する。
遮光材101bは、細胞培養容器1の周囲からの光を遮断し、これにより第2実施形態の吸光度計200では光ノイズが更に低減される。
また、第2実施形態の吸光度計200では、センサヘッド102の先端が細胞培養容器1の第2面17に対向し、光は液体培地2の液面2a下を透過するので、液面2aによる光路の乱れがなく、透過距離も長い。この結果、より正確な測定光が得られる。特に、液体培地2の色が薄い場合には第2実施形態の構成が好ましい。
図6は、本発明の吸光度計の第3実施形態を示す図である。
第3実施形態の吸光度計300でも、載置台101の凹み101aの周囲に遮光材101bが設けられ、センサヘッド102が載置台101に組み込まれている。また、拡散反射板106が凹み101aの側面に設けられており、遮光材101bで囲まれた内部で光が液体培地2中を往復する構造となっている。
第3実施形態の吸光度計300では、細胞培養容器1が底面15を下に向けた姿勢で載置台101の凹み101aに嵌められる。そして、センサヘッド102の先端が細胞培養容器1の第1面16に対向する。細胞培養容器1が狭い底面15を下に向けるため液体培地2の液面2aの位置は高くなり、光は液面2a下を透過する。第3実施形態では、光が透過する方向における細胞培養容器1の幅は第1実施形態と同様であるが、その幅いっぱいに液体培地2が存在するため、光が液体培地2内を透過する距離は第1実施形態よりも長い。
図7は、本発明の吸光度計の第4実施形態を示す図である。
第4実施形態の吸光度計400は、第1実施形態におけるセンサヘッド102に替えて無線式の測定装置110を備えている。測定装置110には導光部104と視野限定部105が組み込まれており、導光部104の、視野限定部105側とは反対側の一端には、発光素子111と受光素子112が備えられている。発光素子111は、照射光となる放射光を発して導光部104へと送り、受光素子112は、導光部104によって伝達されてきた測定光を受光する。
測定装置110には制御部113と無線通信部114も備えられている。制御部113は例えば電子基板からなり、発光素子111の発光制御や受光素子112による測定光の受光の制御などを行う。受光素子112による受光で得られた測定値は、無線通信部114を介して外部端末へと送られる。無線通信部114は外部端末からの測定指示などを受信して制御部113へと送る。
図8は、第4実施形態の吸光度計を含んだ測定システムにおけるブロック図である。
図8には、第4実施形態の吸光度計400(図7参照)と外部端末120とを有する測定システム1000が示されている。但し、図8では、吸光度計400を代表して測定装置110が示されている。外部端末120は測定装置110に対して無線通信で接続されている。測定システム1000の測定対象2000は、例えば上述した液体培地2が収容された細胞培養容器1である。
外部端末120は、入力部121と、処理部122と、測定値取得部123と、測定値記憶部124と、出力部125とを備えている。
入力部121は、例えばキーボードやタッチパネルなどの入力装置130から、測定の開始や停止などの指示を受け取る。
処理部122は、入力部121によって受け取られた指示に従った処理を行い、測定の開始や停止の指示を測定装置110へと無線で送る。
測定装置110では、無線通信部114によって指示が受け取られ、制御部113によって発光素子111による放射光の発光と受光素子112による測定光の受光が制御される。測定光の受光で得られた測定値は無線通信部114によって外部端末120へと送られる。
測定値取得部123は、測定装置110から測定値を取得し、例えばハードディスクなどの測定値記憶部124に測定値を記憶させる。また、測定値取得部123は、測定値を出力部へと送る。
出力部125は測定値を、例えばディスプレイ装置やプリンタなどの出力装置140に送って出力させる。
このような無線接続が用いられた測定システム1000によれば、測定装置110の小型化によって自由度の高い測定が可能となる。
1…細胞培養容器、2…液体培地、2a…液面、11…胴部、12…傾斜部、
13…首部、14…蓋、15…底面、16…第1面、17…第2面、
100,200,300,400…吸光度計、101…載置台、101a…凹み、
102…センサヘッド、103…延伸部、104…導光部、105…視野限定部、
105a…投光用透過路、105b…受光用透過路、105c…包囲部材、
106…拡散反射板、110…測定装置、111…発光素子、112…受光素子、
113…制御部、114…無線通信部、120…外部端末、121…入力部、
122…処理部、123…測定値取得部、124…測定値記憶部、125…出力部、
130…入力装置、140…出力装置、1000…測定システム、2000…測定対象

Claims (5)

  1. 液体培地が入った透明な培養容器が載置される容器載置部と、
    前記培養容器に向けて照射される放射光を放出する光照射部と、
    前記放射光が前記液体培地を透過して戻ってきた透過光を受光する、前記培養容器に対し、前記光照射部と同じ側に位置した受光部と、
    前記培養容器に対し、前記光照射部および前記受光部とは逆側に位置し、前記液体培地を透過した前記放射光を前記受光部側に戻すと共に、当該放射光の進行方向を広げる拡散素子と、
    前記受光部と前記培養容器との間に位置し、当該受光部と当該培養容器との対向方向に延び、光を透過させる透過路と、
    前記透過路を包囲し、当該透過路から逸れた光を吸収する包囲部材と、
    を備えたことを特徴とする吸光度計。
  2. 前記培養容器は、一端に液体の入出口を有するとともに当該一端に対する他端に長方形状の底面を有し、当該底面から当該一端側へと延びた側面として、互いに対向した第1面と、互いに対向し当該第1面よりも狭い第2面とを有し、
    前記容器載置部は、前記第1面が上下方向を向いた姿勢で前記培養容器が載置され、
    前記拡散素子は、前記容器載置部の、前記培養容器が載置される箇所に設けられ、
    前記光照射部は、前記培養容器の上側から前記放射光を放出することを特徴とする請求項1に記載の吸光度計。
  3. 前記培養容器は、一端に液体の入出口を有するとともに当該一端に対する他端に長方形状の底面を有し、当該底面から当該一端側へと延びた側面として、互いに対向した第1面と、互いに対向し当該第1面よりも狭い第2面とを有し、
    前記容器載置部は、前記底面が下側を向いた姿勢で前記培養容器が載置され、
    前記光照射部は、前記第1面側から前記放射光を放出することを特徴とする請求項1に記載の吸光度計。
  4. 前記培養容器は、一端に液体の入出口を有するとともに当該一端に対する他端に長方形状の底面を有し、当該底面から当該一端側へと延びた側面として、互いに対向した第1面と、互いに対向し当該第1面よりも狭い第2面とを有し、
    前記容器載置部は、前記第1面が上下方向を向いた姿勢で前記培養容器が載置され、
    前記光照射部は、前記第2面側から前記放射光を放出することを特徴とする請求項1に記載の吸光度計。
  5. 前記容器載置部は、前記培養容器の周囲からの光を遮断する遮光材を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の吸光度計。
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WO2017104696A1 (ja) * 2015-12-15 2017-06-22 オリンパス株式会社 細胞培養装置および細胞培養システム
JP2019179046A (ja) * 2017-09-01 2019-10-17 ウシオ電機株式会社 マイクロプレートリーダーユニット
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