JP2021122752A - 有機性廃棄物処理の前処理設備に用いる夾雑物画像解析システム及び夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システム - Google Patents

有機性廃棄物処理の前処理設備に用いる夾雑物画像解析システム及び夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システム Download PDF

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Abstract

【課題】前処理設備を構成する夾雑物除去装置内の状況を解析することにより、目詰まりの兆候を早期に発見し、前処理設備の運転をスムーズに行うことができる有機性廃棄物処理の前処理設備に用いる夾雑物画像解析システムを提供すること。【解決手段】有機性廃棄物処理の前処理設備を構成する、夾雑物入り有機性排水中の夾雑物を除去する夾雑物除去装置3と、夾雑物除去装置3内の夾雑物入り有機性排水中の夾雑物が存在する所定の位置を撮像し、デジタル画像を取得する撮像部7と、撮像部7で取得したデジタル画像を受信する検出部6とを備え、検出部6は、予め記憶された、夾雑物除去装置3に投入される有機性排水に含まれる夾雑物を特定する指定色データに基づき、デジタル画像の各画素を解析することにより、指定色データを含む画素が、予め設定された設定数以上あるかを検出し、指定色データを含む画素が設定数以上であった場合には、検出信号を生成する。【選択図】図2

Description

本発明は、有機性廃棄物処理の前処理設備に用いる夾雑物画像解析システム及び夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システムに関し、詳しくは、後段の生物処理を有する前処理設備において、後段の生物処理に障害となる物質を除去することにより、生物処理の運転をスムーズに行うことができる生物処理の前処理設備に用いる夾雑物画像解析システム及び夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システムに関する。
生物処理の一つであるし尿処理設備における有機性排水処理に関しては、環境省のし尿処理設備構造指針がある。その指針に基づく設備としては、第1に、し尿中の有機物を微生物によって分解する生物処理に関する設備であり、そして第2に、その生物処理の前処理設備に関しても指針が示されている。
前処理設備は、特許文献1に記載のように、搬入されるし尿を受入れて、砂等の固形物を除去する沈砂槽と、沈砂槽で分離されたし尿中の紙、布等の繊維類、プラスチック類を破砕する破砕装置と、細かく破砕された夾雑物入りのし尿から夾雑物を分離する夾雑物除去装置を備えている。
夾雑物(し渣)が取り除かれ、分離されたし尿は、生物処理槽に送られ、硝化・脱窒などの生物処理が施される。
特開2007−734号公報 特開2014−115157号公報
しかし、夾雑物除去装置には、ノルマルヘキサン抽出物質含有量が著しく高いし尿が持ち込まれる場合がある。その場合、夾雑物除去装置のスクリーンに油膜が形成されたり、あるいは、スクリーンにし渣による目詰まりが発生する問題がある。
かかる油膜形成等の目詰まりが発生すると、夾雑物除去装置の運転を継続することができない事態が発生し、その結果、夾雑物除去装置の処理液を後段の処理過程へ送ることができなくなり、有機性廃棄物処理施設全体の運転に影響を及ぼす結果となっていた。このため、人手によって、固形物入りの原液の投入量を調整したり、目詰まりの洗浄を行ったりしたりする運転調整が必要となるおそれがあり、常に人員を配置しておかなければならないという問題がある。
また、夾雑物除去装置で、夾雑物の分離ができない場合には、有機性廃棄物処理施設全体の運転に影響を及ぼすことになれば、有機性廃棄物処理施設で多大なる損害を与える問題がある。
特許文献2では、照射光、紫外光の照射時と非照射時との反射率に基づき、油膜の検出を行っている。
しかし、光の照射、非照射時の反射率の差を利用する技術では、夾雑物除去装置のスクリーンの油膜が検出できないおそれがあり、検出できなければ越流を引き起こし、後段の処理過程への影響を及ぼす結果、有機性廃棄物処理施設全体の運転への影響を回避できない。
そこで、本発明の課題は、前処理設備を構成する夾雑物除去装置内の状況を解析することにより、目詰まりの兆候を早期に発見し、前処理設備の運転をスムーズに行うことができる有機性廃棄物処理の前処理設備に用いる夾雑物画像解析システムを提供することにある。
また、本発明の他の課題は、画像解析装置による解析結果を利用し、目詰まりの兆候を早期に発見し、目詰まりの予防措置を採ることにより、夾雑物除去装置の運転を継続することができ、前処理設備全体の運転をスムーズに行うことができる夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システムを提供することにある。
さらに本発明の他の課題は、以下の記載によって明らかとなる。
上記課題は以下の各発明によって解決される。
1.有機性廃棄物処理の前処理設備を構成する、夾雑物入り有機性排水中の夾雑物を除去する夾雑物除去装置と、
該夾雑物除去装置内の夾雑物入り有機性排水中の夾雑物が存在する所定の位置を撮像し、デジタル画像を取得する撮像部と、
該撮像部で取得したデジタル画像を受信する検出部とを備え、
該検出部は、予め記憶された、前記夾雑物除去装置に投入される有機性排水に含まれる夾雑物を特定する指定色データに基づき、前記デジタル画像の各画素を解析することにより、前記指定色データを含む画素が、予め設定された設定数以上あるかを検出し、該指定色データを含む画素が設定数以上であった場合には、検出信号を生成することを特徴とする有機性廃棄物処理の前処理設備に用いる夾雑物画像解析システム。
2.前記夾雑物除去装置が、回転式ドラムスクリーンであることを特徴とする前記1記載の有機性廃棄物処理の前処理設備に用いる夾雑物画像解析システム。
3.前記1又は2記載の有機性廃棄物処理の前処理設備に用いる夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システムであり、
前記前処理設備は、前記検出部と接続する制御部を備え、
前記制御部は、前記検出信号を前記検出部から受信したら、前記夾雑物除去装置内に投入される夾雑物入り有機性排水の投入量を低減することを特徴とする夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システム。
4.前記制御部は、前記検出信号を複数回受信したら、前記夾雑物除去装置に投入される夾雑物入り有機性排水の投入量を低減することを特徴とする前記3記載の夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システム。
5.前記制御部は、前記夾雑物除去装置に投入される夾雑物入り有機性排水の投入量が低減された状態で、前記検出信号を1回又は複数回受信したら、前記有機性排水の投入を停止し、洗浄処理を実行することを特徴とする前記3又は4記載の夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システム。
6.前記夾雑物除去装置が、回転式ドラムスクリーンであることを特徴とする前記3、4又は5記載の夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システム。
本発明によれば、画像解析装置による解析結果を利用し、目詰まりの兆候を早期に発見し、目詰まりの予防措置を採ることにより、夾雑物除去装置の運転を継続することができ、前処理設備全体の運転をスムーズに行うことができる夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システムを提供することができる。
また、本発明によれば、画像解析装置による解析結果を利用し、目詰まりの兆候を早期に発見し、目詰まりの予防措置を採ることにより、夾雑物除去装置の運転を継続することができ、前処理設備全体の運転をスムーズに行うことができる夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システムを提供することができる。
更に、本発明によれば、越流の未然防止が図れ、デジタル画像において、色の検出のみで、目詰まりの兆候を検出できるため、簡易な制御で運転を継続させることが出来ると共に、人手を介さず、目詰まりの予防措置を採ることができる有機性廃棄物処理の前処理設備に用いる夾雑物画像解析システム、及び夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システムを提供できる。
し尿処理における前処理設備の運転のフローを示す図 本実施形態にかかる運転システムの構成の一例を示す図 夾雑物除去装置の正面図 夾雑物除去装置の側面断面図 本実施形態にかかる運転システムの運転のフローの一例を示す図 越流防止制御処理のフローの一例を示す図 越流兆候検知処理のフローの一例を示す図 洗浄処理のフローの一例を示す図 越流防止制御処理のフローの変形例を示す図
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
本発明は、有機性廃棄物処理施設における有機性排水処理システムに関し、有機性廃棄物処理施設では、有機性廃棄物処理において、まず原液である有機性排水を前処理設備で、固液分離等の処理をし、処理液を貯留槽に貯留する前処理を行い、貯留槽に貯留された処理液を、生物処理設備で、生物処理する生物処理方式と、下水放流基準まで水で希釈して下水に放流する下水放流方式とが挙げられる。
生物処理方式としては、し尿処理、汚泥再生処理、メタン発酵処理、下水処理等の方式が挙げられる。
有機性排水には、し尿、汚泥等が挙げられる。以下に示す本実施形態において、し尿という場合は、特に断らない限りは、生し尿単独でも、浄化槽汚泥であってもよく、また生し尿と浄化槽汚泥を混合したものでもよい。
ここで浄化槽汚泥は、合併処理浄化槽、コミュニティプラント、農業集落排水設備、漁業集落排水設備、単独処理浄化槽等から収集された汚泥などが含まれる。
以下、生物処理におけるし尿処理を例に挙げて説明する。
し尿処理設備における有機性排水処理システムは、し尿の前処理設備と、浄化槽汚泥の前処理設備と、これらの前処理を行った処理液に対して生物処理を含む処理を行う生物処理設備を備える。
次に、し尿処理における前処理設備について、図1に基づいて説明する。
図1は、し尿処理における前処理設備の運転フローを示す図である。
図1において、前処理設備は、受入槽1、破砕装置2、夾雑物除去装置3、脱水装置4、洗浄装置5を備えている。
受入槽1は、搬入されるし尿を受入れて、砂等の固形物が重力沈殿によって取り除く。受入槽1は重力沈殿を容易にし、沈殿物を貯留しやすくするために、傾斜構造の沈砂槽と、沈砂槽に沈まない固形物入りのし尿を貯留するし尿貯留槽を備えていることが好ましい。沈砂槽の底に沈んだ砂等の固形物は、定期的に抜き取りポンプで抜き取られ、水洗された後、焼却処分されるか、埋立処分されることが好ましい。抜き取りポンプは格別限定されないが、臭気の拡散を防止する意味で真空ポンプを用いることが好ましい。
受入槽1のし尿貯留槽に貯留した固形物入りのし尿は、破砕装置2に送られる。固形物は、例えば紙、布等の繊維類、プラスチック類などが挙げられる。破砕装置2では、混入している紙、布等の繊維類、プラスチック類などを破砕する。破砕装置2としては、格別限定されないが、破砕羽根車を備えた破砕ポンプを用いることができる。破砕羽根車を3段に設け、1次破砕、2次破砕、3次破砕というように次第に小さく破砕できるような機構のものを用いることもできる。
破砕装置2の破砕ポンプによって、し尿に混入している紙、布等の繊維類、プラスチック類の固形物は、細かく破砕されることにより夾雑物となり、夾雑物入りのし尿が、夾雑物除去装置3に送られる。
夾雑物除去装置3において、送られた夾雑物入りのし尿から、夾雑物(し渣)が取り除かれる。夾雑物除去装置3の詳細については後述する。
夾雑物が除去されたし尿は、し尿貯留槽(図示せず)に一時的に貯留され、後段の図示しない生物処理設備に送られ、生物処理される。
夾雑物除去装置3で取り除かれた夾雑物は、脱水装置4に送られ、脱水される。脱水装置としては、遠心分離装置、ベルトプレス、スクリュープレス等を適宜用いることができる。脱水は一次と二次に分けて行うこともできる。その場合には、一次脱水として、例えば遠心分離装置又はベルトプレスを用い、二次脱水として、例えばスクリュープレス等の圧搾方式による装置を用いることもできる。脱水されたし渣は、焼却処分されるか、埋立処分される。脱水装置4の分離水は、受入槽1に戻される。
洗浄装置5は、夾雑物除去装置3の回転ドラム32のスクリーン32a(図4参照)を洗浄するように構成されている。夾雑物除去装置3の回転ドラム32の外周には、筐体31が設けられており、洗浄装置5から温水洗浄水をスクリーン32aに向かって供給する。洗浄水を供給するための洗浄ノズル(図示せず)は、夾雑物除去装置3の筐体31と回転ドラム32の間に配置され、その洗浄ノズルから、回転ドラム32に向かって圧力水である洗浄水が供給されように構成されている。
洗浄装置5は、洗浄処理を行う際に、上述した温水洗浄水を、常圧温水としてもよいし、高圧温水としてもよい。また、アルカリ等の薬液を用いて洗浄することもできる。
これにより、夾雑物除去装置3の回転ドラム32のスクリーン32aに、し渣が詰まったり、油膜が形成されたりした場合に、筐体31側から回転ドラム32のスクリーン32aに向かって洗浄水を供給し、洗浄を行い、目詰まりを解消することができる。通常は、1日に1回程度洗浄を行っている。
以下、本実施形態にかかる前処理設備に設けられる制御部及び夾雑物画像解析システムについて、図2、図3及び図4に基づいて説明する。
図2は、本実施形態にかかる運転システムの構成の一例を示す図であり、図3は、夾雑物除去装置3の正面図を示す図であり、図4は、夾雑物除去装置3の側面断面図を示す図である。図3及び図4には、夾雑物除去装置3と撮像部(カメラ)7との配置関係の一例が示されている。
図2に示すように、制御部100には、破砕装置2、夾雑物除去装置3、洗浄装置5、検出部6が接続され、検出部6には撮像部7が接続されている。
ここで、図示はしないが、本発明に係る夾雑物画像解析システムは、少なくとも、夾雑物除去装置3、夾雑物除去装置3の内部の所定の位置を撮像し、デジタル画像を取得する撮像部7、及び撮像部7から取得するデジタル画像により、夾雑物除去装置3内の状況から、目詰まりの兆候を検知し、目詰まりの兆候が検知された場合には、越流検出信号を生成する検出部6から構成される。
夾雑物除去装置3は、円筒形のドラムを収納する筐体31を備え、筐体31内には、スクリーン32aが複数形成された回転式ドラムスクリーン32(以下、単に回転ドラムもいう。)が設けられている。
回転式ドラムスクリーン32は、回転ドラム本体に形成されるスクリーン32aが形成されていればよいので、スクリーンの形態は格別限定されず、スリットタイプや丸孔タイプなどがある。以下、スクリーンが、スリットタイプを用いた例について説明する。
33は破砕装置2から送られる夾雑物入りし尿を投入する投入部であり、投入部33は、回転式ドラムスクリーン32内部に、し尿を投入するための投入口330を備えている。
夾雑物除去装置3において、回転式ドラムスクリーン32は、軸回転することにより、回転式ドラムスクリーン32内に、破砕装置2から投入される夾雑物入りし尿から、夾雑物を分離除去するように形成されている。
前述のように本実施の形態において、スクリーン32aを備えた回転式ドラムスクリーン32が用いられる。回転ドラム32に設けられるスクリーン32aは、目の大きさが荒目である場合、又は細目である場合がある。例えば、スクリーン32aが、荒目である場合には4mm幅に形成され、細目である場合には1mm幅に形成される。以下の説明では、細目である1mm幅のスクリーン32aが形成された回転式ドラムスクリーン32を用いた例について説明する。
夾雑物除去装置3は、図3及び図4に示されているように、正面下方に、内部状況を確認できる窓部34が形成され、撮像部(カメラ)7は、該窓部34からドラムスクリーン32の内部中央近傍の位置Aを監視できるように配置されている。
以下の説明では、撮像部(カメラ)7に関しては、撮像部とカメラを格別区別して説明する必要がある場合を除いて、カメラ7として説明する。
夾雑物除去装置3のスクリーン32内部の位置Aを、カメラ7で撮像することにより、回転式ドラムスクリーン32のスクリーン32aの目詰まりを監視することができる。
本実施形態においては、カメラ7は、夾雑物除去装置3の外部に設けられているため、建物内の照明器具等の光源、又は建物内に入り込む日光等(以下、単に光源という)がある場合、夾雑物除去装置3の窓部34に、光源からの光が当たることによって、窓部34からの反射光が、カメラ7で撮像されたデジタル画像に影響を与える場合がある。この場合、窓部34からの反射光の影響がないように、カメラ7及び窓部34と、光源との間に、光遮蔽板、又は光遮蔽機能を備える布状シートを設けることが好ましい。また、光遮蔽板は、夾雑物除去装置3の外部で、窓部34に光が照射されないように取り付けられるような構成であってもよい。これにより、撮像されるデジタル画像に対して、光の影響を与えないようにすることができる。
検出部6は、画像取得部60、記憶部61、画像解析部62を備えている。
画像取得部60は、カメラ7で撮像されたデジタル画像を取得することができる。
記憶部61は、デジタル画像の各画素に含まれる色データと比較検出するための指定色データが記憶される。
指定色データは、回転式ドラムスクリーン32内においてスクリーン32aの目詰まりにより、越流の原因となるノルマルヘキサン抽出物質を含め、夾雑物を特定する指定色のデータである。
指定色データとしては、例えば、RGBデータが挙げられる。
RGBデータは、3バイトのデータ(赤色データ:8ビット、緑色データ:8ビット、青色データ:8ビット、計24ビット)で規定される色データである。
赤色データは、8ビット、つまり0〜255(10進数表記)で計256段階まで表現出来る。緑色、青色についても同様である。
本実施形態の一例として、指定色を、茶色データ(#734e30)を例示できる。ここで、茶色データ(#734e30)の各値は、16進数で表示されており、10進数表示を()内で示す。73(11610)が赤色データ、4e(7810)が緑色データ、30(4810)が青色データである。
指定色データは、例えば、予め試験段階で越流を引き起こし、その越流状態を撮像し、その撮像されたデジタル画像データに基づき、目詰まりの原因となったスクリーン部分の色を抽出し、抽出された色を指定色として、記憶部61に記憶しておくことができる。例えば、本実施形態においては、例示した茶色を指定色として抽出し、該茶色データを記憶部61に記憶しておくことができる。本実施形態においては、越流状態を撮像する際に、目詰まりの原因となった夾雑物を撮像するようにしてもよいし、目詰まりによって起きた越流状態を、カメラで撮像するようにしてもよい。
画像解析部62は、後述する越流防止制御処理において、取得されたデジタル画像の各画素に含まれる色データと、試験段階で予め記憶した指定色データとを比較することができる。
カメラ7は、夾雑物除去装置3の内部の位置Aを監視し、画像取得部60で取得するためのデジタル画像を撮像する。カメラ7としては、ネットワークカメラ又はWEBカメラを用いることができる。
ネットワークカメラは、カメラとコンピュータが一体化したもので、カメラ自体がIPアドレスを持っている。ネットワークカメラは、ネットワークに直接接続され、内臓の例えばWebサーバ、FTPサーバ、FTPクライアント、電子メールクライアントを持ち、アラーム管理機能、プログラム可能機能、その多くの機能を搭載することができる。
WEBカメラは、USBやIEEE1394ポート等のインターフェースを介して、PCに接続して使用される。
ここで、夾雑物除去装置3の回転式ドラムスクリーン32は回転しており、その回転数は、約5〜30rpmであり、回転式ドラムスクリーン32が30rpmで回転している場合、位置Aを、回転式ドラムスクリーン32が1回転するのに、2秒間である。
そして、回転式ドラムスクリーン32の内周を約280cmとし、カメラの撮像部位の位置Aの周方向の撮像幅を80cmとすると、該位置Aにおいて、少なくとも2秒間で、4回撮像することにより、内周の全周に亘る状況を撮像することができる。したがって、この場合、上述のカメラ7で撮像する際の撮像速度としては、2秒間で4回撮像できればよいため、約2fps〜10fpsの撮像速度があることが好ましい。
更に、全周に亘る状況をフレーム画像で撮像する際に、重複させて撮像することで、全周のスクリーン内部を確実に監視できる観点から、撮像速度は、約3fps以上であることがより好ましい。
例えば、回転式ドラムスクリーン32が30rpmで回転している状態で、位置Aにおいて、全周を撮像する場合、カメラ7の撮像速度が、3fpsであれば、1秒間に3フレームの画像を撮像でき、2秒間で6フレームの画像が撮像される。これであれば、スクリーン内部の状況を全周に亘って確実に撮像することができる。そして、画像取得部60は、撮像し、取得された6フレームのデジタル画像を取得することができる。
また、カメラ7で取得される1フレーム当たりの画像の画素数は20万〜300万画素サイズであることが好ましい。カメラで取得する動画、デジタル画像の画素数については、撮像されるデジタル画像の解像度や、画像サイズに応じて定められ、撮像するデジタル画像の解像度、画像サイズは、運転の状況を監視に必要な要求精度、運転処理速度等、その他、システム内のストレージの容量等の要因に応じて、適宜変更可能である。
本実施形態の運転システムの運転フローについて、図5〜図8に基づいて説明する。
図5は、本実施形態にかかる運転システムの運転フローの一例を示す図である。本実施形態にかかる運転システムの運転フローについて、図5に基づいて説明する。
まず、前処理設備において、夾雑物除去装置3及びカメラ7を起動させる(S1)。これにより、夾雑物除去装置3が軸回転し、カメラ7により、所定の位置Aを撮像することができる。
次いで、前処理設備において、破砕装置2を起動させる(S2)。これにより、夾雑物除去装置3に破砕された夾雑物入りし尿が送られる。
次いで、カメラ7から所定時間毎に、デジタル画像を取得する(S3)。例えば、上述したように、カメラ7を3fpsの撮像速度で、夾雑物除去装置3の回転式ドラムスクリーン32の位置A(図4参照)を撮像し、回転式ドラムスクリーン32は2秒間で1回転する(30rpm)とすると、2秒間で6フレーム分のデジタル画像を取得することができる。
これを所定時間毎に撮像していくことで(撮像間隔)、回転式ドラムスクリーン32内の状況を監視することができる。撮像間隔は、例えば、5分と設定しておくことで、5分毎に1回で6フレーム分のデジタル画像を撮像することになるので、これを運転時間の間、5分毎に撮像することにより、回転式ドラムスクリーン32内の位置Aにおける状況を把握することができ、この結果、後述するように、検出部6にデジタル画像を送信することにより、越流の兆候を検知することができる。
次いで、取得したデジタル画像に基づき、越流防止制御処理を実行する(S4)。
越流防止制御処理について、図6及び図7に基づき説明する。
図6には、越流防止制御処理のフロー図が示されている。
図6において、まず、越流兆候検知処理を実行する(S41)。
図7には、越流兆候検知処理の処理フローの一例が示されている。
図7において、まず、低減運転信号があるか否か判断する(S411)。
すなわち、低減運転中か判断し(S411)、低減運転中の場合は(S411のYES)、監視時間を経過しているか否かを判断し(S412)、監視時間を経過している場合には、破砕装置2の運転を通常運転に戻して(S413)、越流の兆候を検知する処理を終了する。
S411の低減運転中か否かの判断は、低減運転信号の検出の有無により判断することができる。
ここで、低減運転信号は、破砕装置2の運転が切り替わっているか否かを判断する指標の信号であり、運転の切替と共に生成される信号である。この信号により、後述するS43における判断で、設備の夾雑物除去装置3に対する処理内容が変更させることができる。
また、監視時間は、夾雑物入りし尿の投入量を低減させた状態の運転中に、回転ドラムにおいて、越流の兆候が検知されるか否かを監視する時間であり、この監視時間中に越流兆候が検知される場合には、回転ドラムへの有機性排水の投入を停止し、回転ドラムを洗浄することになり、監視時間中、つまり夾雑物入りし尿の投入量を低減させた状態の運転中に、回転ドラムにおいて、越流の兆候が検知されなければ、通常運転に戻すことになる。
つまり、監視時間の設定をすることにより、越流の兆候を的確に把握でき、越流の未然防止を図ることができる。その結果、設備における後段の処理過程に大きな影響を及ぼすおそれがある越流を防ぐことができると共に、設備におけるスムーズな運転をすることができる。
一方、低減運転中でない場合(S411のNO)、及び低減運転監視時間中である場合(S412のNO)、検出部6は、画像解析部62において、記憶部61に予め記憶された指定色データ(例えば、茶色)、及びデジタル画像を取得し、取得したデジタル画像の各画素に対して、指定色データである茶色データ(#734e30)が含まれているか比較する(S414)。これにより、指定色データが含まれる画素がデジタル画像にあるかを解析することができ、これを全画素に対して解析することにより、指定色が含まれる画素の画素数を検出することができる。
ここで、指定色から所定範囲の色データで検索することもできる。例えば、指定色は、RGBの各色データの組み合わせであるため、各色の色において範囲を持たせることができる。つまり、所定範囲を指定色から±3とした場合、Rが73であれば70〜76、Gが4eあれば4b〜51、Bが30であれば、2d〜33で、所定範囲の色データを検出することもできる。
また、所定範囲を、例えばRは±5、Gは±1、Bは±3といったように、各色で所定範囲の幅を変更することも可能である。更に、所定範囲の幅は、指定色データの値である場合に限られず、指定色から割合による幅を設けることもできる。これにより、幅を設けることで、より詳細に後段の処理に障害となる物質とみなすことができる。
次いで、検出された画素数が、予め設定された設定数未満であるか否か判断する(S415)。設定された画素数の設定数は、取得されるデジタル画像の画素数にもよるが、例えば、30万画素のデジタル画像であった場合には、所定画素数の設定数を、20000画素数と設定することができる。画素数の設定数は、取得されるデジタル画像の画素数に応じて適宜変更可能である。
指定色データである画素の画素数が、設定数未満であった場合には(S415のNO)、越流兆候が見られないと判断し、越流兆候検知処理を終了し、越流防止制御処理(図6)に戻る。
一方で、画素数が設定数以上であった場合には(S415のYES)、越流の兆候検出信号を生成する(S416)。ここで、画素数が設定数以上であったと判断する際に、上述したカメラ7から受信するデジタル画像が、複数枚出あった場合には、少なくとも1枚のデジタル画像において、指定色データである画素の画素数が設定数以上であった場合に、越流の兆候検出信号を生成してもよいし、例えば、2枚、若しくは受信する複数枚のデジタル画像の半分以上において、指定色データである画素数が設定数以上であった場合に、越流の兆候検出信号を生成するようにしてもよい。これにより、段階的に、運転制御をすることができる。
検出部6で生成された越流の兆候検出信号を制御部100に送信し、越流兆候検知処理を終了し、越流防止制御処理(図6)に戻る。
本実施形態においては、兆候検出信号と共に、デジタル画像と指定色を送信してもよい。デジタル画像と指定色を送信することにより、遠隔監視するような設備である場合には、遠隔地にいる運転者にも、目視で確認させることができる。
次いで、兆候検出信号があるか否か判断し(S42)、兆候検出信号が送信されていない場合には(S42のNO)、後述する運転時間が終了するまで、越流防止制御処理を繰り返し実行する。
一方で、兆候検出信号が送信された場合には(S42のYES)、低減運転信号があるか否か判断し(S43)、低減運転信号がない場合には(S43のNO)、破砕装置2からの夾雑物入りし尿の投入量を低減させる(投入量低減運転)(S44)と共に、低減運転信号を生成し、監視時間の設定をする(S45)。
したがって、S43の判断において、低減運転信号がある場合には(S43のYES)、破砕装置2の運転を停止し(S46)、夾雑物除去装置3への夾雑物入りし尿の投入が停止することになり、この後、夾雑物除去装置3の洗浄処理を実行する(S47)。
洗浄処理を図8に基づき説明する。図8には、洗浄処理の一例が示されている。
まず、洗浄処理において、洗浄装置5に備えられた温水洗浄ポンプを起動する(S471)。ポンプを起動し、夾雑物除去装置の回転式ドラムスクリーン32に設けられたスクリーン32aを、筐体31側から回転式ドラム32に向かって、図示しないノズル孔から温水洗浄水を噴射し、所定時間経過するまで洗浄する。洗浄方法は、特に限定しない。
次いで、洗浄時間が所定時間を経過したか否か判断し(S472)、所定時間が経過するまで洗浄を継続する(S472のNO)。
次いで、所定時間を経過したら(S472のYES)、温水洗浄ポンプを停止させる(S473)。
ここで、前処理設備の運転時間終了後の洗浄か否かを判断し(S474)、運転時間終了後であれば(S474のYES)、洗浄処理を終了させる、一方で、運転時間終了前であれば(S474のNO)、破砕装置2の停止状態を解除し、通常運転に戻し(S475)、洗浄処理は終了する。
S45の低減運転信号の生成、及び監視時間の設定をする処理、又はS47の洗浄処理が終了することで、越流防止制御処理が終了し、図5に示す運転フローに戻る。
次いで、図5の運転フローにおいて、前処理設備の運転終了時間になるまで、S3とS4のステップを繰り返し(S5、S5のNO)、終了時間になったら(S5のYES)、破砕装置2を停止させる(S6)。
次いで、洗浄処理を実行する(S7)。洗浄処理については、上述した図8の説明を援用し省略する。
次いで、夾雑物除去装置を停止し(S8)、運転を終了する。
本実施形態において、終了時間になったら、有機性廃棄物処理における有機性排水処理システムの制御部が、運転者に対し、図示しない表示部等で、破砕装置、夾雑物除去装置の停止を促す指示を表示し、表示された指示に従って、運転者が、破砕装置の停止、夾雑物除去装置の停止をさせるようにしてもよい。
更に、制御部は、洗浄装置による洗浄処理の開始・終了のタイミングを促し、運転者が、その指示に従って、操作により洗浄装置を稼動・停止させるようにしてもよい。
図9は、越流防止制御処理の処理フローの変形例を示す図である。
図9において、図6と同じステップについては、同様のステップであるため、図6の説明を援用し、省略する。
S42において、検出信号があった場合には(S42のYES)、更に、検出信号が所定回数連続で検出されたか否か判断する(S91)。検出信号は、デジタル画像が取得されるタイミングで、越流兆候が見られるか否かで生成される。つまり、デジタル画像取得の所定時間を5分とし、連続検出される連続回数を3回とした場合、少なくとも最初に検出された後、5分後に検出され、更に5分後に検出されて始めて3回となるため、少なくとも最初に検出されてから、5分後の検出、更に、10分後に検出され、最短で最初の検出から10分後に検出されることにより、初めて越流兆候が検知されたと判断されることになる。連続検出のステップ(S91)を工程に含めることにより、誤検出等の防止が図られ、前処理設備の運転の継続、後段の処理に影響を与えないようにすることができる。
したがって、上記の場合、兆候検出信号が生成されたら、制御部100に、図示しないカウンターを設け、カウンターによって、所定回数連続で検出されたか否かを判断することが好ましい。
更に、この場合、破砕装置2の通常運転中であるか、投入量低減運転中であるかによって、それぞれ異なるカウンターを設けることが好ましい。
例えば、通常運転中の場合のカウンターをm、投入量低減運転中のカウンターをnとし、投入量低減運転中の場合に、越流兆候信号が検出された場合には、カウンターnを加算していくようにする。
また、洗浄処理を行った後は、カウンターm、n共にリセットする処理を行うことで、前処理設備の運転に影響が出ないようにすることが好ましい。
具体的に、本実施形態において、連続検出がなされたか否かを判断するにあたって、S42のYESだった場合に、制御部100に図示しないカウンターを設けることが好ましい。このカウンターが、設定された回数に達した場合に、連続検出がなされたと判断することができる。設定される回数は、前処理設備の規模、処理量等によって適宜設定可能である。
本実施形態において、越流防止制御処理は、リアルタイムで行うことも可能である。この場合、S3における所定時間毎にデジタル画像を取得するのではなく、所定のフレームレート、例えば3〜10fpsで連続画像を撮像することにより、リアルタイムで回転式ドラムスクリーン内部の状況を把握することができる。そして、画像取得部60が、デジタル画像を取得する時間を、設定された所定の時間毎に取得することにより、取得したデジタル画像に基づき、越流防止制御処理をすることもできる。
リアルタイムで行うことにより、投入された原液と、越流兆候との関係を把握することができ、更に、所定時間毎の越流防止制御処理を実行することにより、越流による処理の影響を未然に防ぐことができる。
以上の本実施形態の説明では、制御部100と、検出部6とが、別の部材として説明しているが、これに限定されず、制御部100に、検出部6の機能が組み込まれていてもよい。つまり、既存設備に対して、検出部6と撮像部7とを追設することもできるし、新設設備である場合には、新規設備に設けられる運転制御部に、検出部6と撮像部7の機能を組み込んでもよい。
1 :受入槽
2 :破砕装置
3 :夾雑物除去装置
31 :筐体
32 :回転式ドラムスクリーン
32a :スクリーン
33 :投入部
330 :投入口
34 :窓部
4 :脱水装置
5 :洗浄装置
6 :検出部
60 :画像取得部
61 :記憶部
62 :画像解析部
7 :撮像部(カメラ)
100 :制御部

Claims (6)

  1. 有機性廃棄物処理の前処理設備を構成する、夾雑物入り有機性排水中の夾雑物を除去する夾雑物除去装置と、
    該夾雑物除去装置内の夾雑物入り有機性排水中の夾雑物が存在する所定の位置を撮像し、デジタル画像を取得する撮像部と、
    該撮像部で取得したデジタル画像を受信する検出部とを備え、
    該検出部は、予め記憶された、前記夾雑物除去装置に投入される有機性排水に含まれる夾雑物を特定する指定色データに基づき、前記デジタル画像の各画素を解析することにより、前記指定色データを含む画素が、予め設定された設定数以上あるかを検出し、該指定色データを含む画素が設定数以上であった場合には、検出信号を生成することを特徴とする有機性廃棄物処理の前処理設備に用いる夾雑物画像解析システム。
  2. 前記夾雑物除去装置が、回転式ドラムスクリーンであることを特徴とする請求項1記載の有機性廃棄物処理の前処理設備に用いる夾雑物画像解析システム。
  3. 請求項1又は2記載の有機性廃棄物処理の前処理設備に用いる夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システムであり、
    前記前処理設備は、前記検出部と接続する制御部を備え、
    前記制御部は、前記検出信号を前記検出部から受信したら、前記夾雑物除去装置内に投入される夾雑物入り有機性排水の投入量を低減することを特徴とする夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システム。
  4. 前記制御部は、前記検出信号を複数回受信したら、前記夾雑物除去装置に投入される夾雑物入り有機性排水の投入量を低減することを特徴とする請求項3記載の夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システム。
  5. 前記制御部は、前記夾雑物除去装置に投入される夾雑物入り有機性排水の投入量が低減された状態で、前記検出信号を1回又は複数回受信したら、前記有機性排水の投入を停止し、洗浄処理を実行することを特徴とする請求項3又は4記載の夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システム。
  6. 前記夾雑物除去装置が、回転式ドラムスクリーンであることを特徴とする請求項3、4又は5記載の夾雑物画像解析システムを用いた前処理設備の運転システム。
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