JP2021118170A - コネクタ及びコネクタの製造方法 - Google Patents

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直哉 井上
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Shuichi Sato
秀一 佐藤
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Abstract

【課題】柔軟性のある撓み部材の両端に位置する端子をハウジングに正確、容易かつ短時間に挿入可能なコネクタ、及びコネクタの製造方法を提供する。【解決手段】コネクタ10は、第1ハウジング11Aと、第1ハウジング11Aに取付けられる第1端子51Aと、第1ハウジング11Aと別体の第2ハウジング11Bと、第2ハウジング11Bに取付けられる第2端子51Bと、第1端子51Aと第2端子51Bが両端に接続され、第1ハウジング11Aと第2ハウジング11Bとを連結する撓み部材81と、撓み部材81が挿通される撓み部材挿通空洞44を有し、撓み部材81が挿通された状態で第1ハウジング11Aと第2ハウジング11Bの間において移動可能に配置される整列部材41と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、コネクタ及びそのコネクタの製造方法に関する。
従来、電気機器や電子機器等において、各種の基板と駆動される各種部品とを電気的に接続するために、各種のコネクタが知られている。
例えば、特許文献1は、ハウジング内に型抜き空間を無くして防水性や防塵性を高めることができるように、またランス部をハウジングや端子に形成しないでコネクタを小型化することができるように、さらに端子の円周方向での向きに関係なく端子をハウジングに結合することができるように、コネクタの構成について工夫することを目的として、ハウジングと、電線の先端に圧着固定される端子と、この端子をハウジングに結合するリテーナから成るコネクタを前提として、(イ)上記リテーナを上記ハウジング1に係止するリテーナ係止手段と、(ロ)上記端子を上記リテーナに係止する端子係止手段と、(ハ)上記ハウジングと端子を上記リテーナを介して結合すること、を特徴とするコネクタを開示している。
特開2010−123312号公報
しかしながら、特許文献1が開示しているコネクタは、柔軟性のある電線の一方側に設けられた端子がハウジングに挿入され、電線の他方側は多芯丸形ケーブルとなっているものである。そのため、特許文献1が開示しているコネクタを、電線の両端側に端子及びハウジングを備える、いわゆる中継用の電線付きコネクタに用いる場合、それぞれの端部にリテーナとハウジングが必要になり、それぞれの端部で上記(イ)、(ロ)及び(ハ)の構成やそれぞれの係止、結合作業が必要となる。
本開示は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、電線などの撓み部材の両端に位置する端子をハウジングに正確、容易かつ短時間に挿入可能なコネクタ、及びそのコネクタの製造方法を提供することにある。
本開示は上記目的を達成するために提案されたものであり、本開示に係る第1の態様は、コネクタであって、第1ハウジングと、前記第1ハウジングに取付けられる第1端子と、前記第1ハウジングと別体の第2ハウジングと、前記第2ハウジングに取付けられる第2端子と、前記第1端子と前記第2端子が両端に接続され、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを連結する撓み部材と、前記撓み部材が挿通される撓み部材挿通空洞を有し、前記撓み部材が挿通された状態で前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの間において移動可能に配置される整列部材と、を備えることを特徴とする。
また、本開示に係る第2の態様は、第1ハウジングと、前記第1ハウジングに取付けられる第1端子と、前記第1ハウジングと別体の第2ハウジングと、前記第2ハウジングに取付けられる第2端子と、前記第1端子と前記第2端子が両端に接続され、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを連結する撓み部材と、前記撓み部材が挿通される撓み部材挿通空洞を有し、前記撓み部材が挿通された状態で前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの間において移動可能に配置される整列部材と、を備えるコネクタを製造する方法であって、前記第1端子と第2端子が両端に接続された撓み部材を用意する工程と、前記第1ハウジングと前記整列部材を重ねる工程と、前記第1端子を、前記整列部材を挿通して前記第1ハウジングに取付ける工程と、前記撓み部材が前記整列部材に挿通された状態で、前記整列部材を前記第2端子方向へ移動する工程と、前記第2端子を前記整列部材に挿通し、その先端側の接触片を前記整列部材から突出させる工程と、前記整列部材から突出した前記第2端子の接触片を前記第2ハウジングに収容し、さらに前記第2端子を前記第2ハウジングに収容して取付ける工程と、を含むことを特徴とする。
本開示によれば、電線などの撓み部材の両端に位置する端子をハウジングに正確、容易かつ短時間に挿入可能なコネクタ、及びそのコネクタの製造方法を提供することができる。
第1の実施形態に係るコネクタの組立て前の斜視図である。 第1の実施形態に係るコネクタの組立て後の斜視図であって、その第1ハウジングに接続される第1相手コネクタを含めて示す斜視図である。 第1の実施形態に係る整列部材の四面図であって、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は断面図である。 第1の実施形態に係る第1ハウジングの四面図であって、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は断面図である。 第1の実施形態に係る第2ハウジングの四面図であって、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は断面図である。 第1の実施形態に係る撓み部材の二面図であって、(a)は第1の側面図、(b)は(a)とは交差する方向から見た第2の側面図である。 第1の実施形態に係るコネクタの第1ハウジングに第1相手コネクタを接続した状態を示す断面図である。 第1の実施形態に係るコネクタの組立て手順を説明する図であって、撓み部材の第1端子側を整列部材に挿入するステップを示す図である。 第1の実施形態に係るコネクタの組立て手順を説明する図であって、整列部材を第1ハウジングに係合させ、撓み部材の第1端子を第1ハウジングに挿入するステップを示す図である。 図9において、撓み部材の第1端子が第1ハウジングに挿入された状態を示す断面図である。 第1の実施形態に係るコネクタの組立て手順を説明する図であって、整列部材を第1ハウジングから離間させ、整列部材によって撓み部材の第2端子を規制するステップを示す図である。 図11において、整列部材によって撓み部材の第2端子が規制された状態を示す断面図である。 第1の実施形態に係るコネクタの組立て手順を説明する図であって、整列部材によって規制された撓み部材の第2端子を第2ハウジングに挿入するステップを示す図である。 第1の実施形態に係るコネクタの組立て手順を説明する図であって、整列部材を撓み部材の第2端子から離間させるステップを示す図である。 図14において、撓み部材の第2端子から離間された整列部材が第1ハウジングに載置されている状態を示す断面図である。 第2の実施形態に係るコネクタの組立て前の斜視図である。 第2の実施形態に係るコネクタの組立て後の斜視図である。 第2の実施形態に係る整列部材の四面図であって、(a)は上面図、(b)は底面図、(c)は側面図、(d)は(a)におけるA−A矢視断面図である。 第2の実施形態に係る第2ハウジングの四面図であって、(a)は上面図、(b)は底面図、(c)は側面図、(d)は(a)におけるB−B矢視断面図である。 第2の実施形態に係る撓み部材の第2端子近傍の図であって、(a)は第1の側面図、(b)は(a)とは交差する方向から見た第2の側面図、(c)は(a)とは反対の方向から見た第3の側面図である。 第2の実施形態に係るコネクタの組立て手順を説明する図であって、整列部材を第1ハウジングから離間させ、整列部材によって撓み部材の第2端子を規制するステップを示す図である。 図21において、整列部材の上面側を拡大した拡大図である。 第2の実施形態に係るコネクタの組立て手順を説明する図であって、整列部材によって規制された撓み部材の第2端子を第2ハウジングに挿入するステップを示す図である。 第2の実施形態に係るコネクタの組立て手順を説明する図であって、整列部材を第2ハウジングに取付けるステップを示す図である。 第2の実施形態に係るコネクタの組立て後の図であって、(a)は上面図、(b)は(a)におけるC−C矢視断面図である。 図25(b)において、要部を拡大した要部拡大図である。
(第1の実施形態)
以下、本開示に係る第1の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通じて同じ要素には同じ符号を付して説明する。なお、説明にあたって、コネクタ10及びその他の部材の各部の構成及び動作を説明するために用いられる、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」等の方向を示す表現は、相対的なものであり、各図に示される姿勢において適切であるが、姿勢が変化した場合には、その姿勢の変化に応じて適切に変更して解釈されるべきものである。
(コネクタ10の全体概要)
本実施形態に係るコネクタ10は、基板(不図示)と、基板に対向する相手方部材(不図示)とを電気的に接続する中継コネクタである。また、両者の位置関係に一定の幅を付与する柔軟性を備えた、いわゆるフローティングコネクタの一種として好適に用いられる。基板は、例えば、電気機器、電子機器等に用いられるプリント回路基板、フレキシブルフラットケーブル(FFC)、フレキシブル回路基板(FPC)等であるが、どのような種類の基板であってもよい。
コネクタ10は、組立て前の分解図である図1に示されるように、下側の第1ハウジング11Aと、第1ハウジング11Aに取付けられる第1端子51Aと、第1ハウジング11Aとは別体の上側の第2ハウジング11Bと、第2ハウジング11Bに取付けられる第2端子51Bと、第1端子51Aと第2端子51Bが両端に接続され、第1ハウジング11Aと第2ハウジング11Bとを連結する柔軟性を有する撓み部材81と、そして、撓み部材81が挿通される撓み部材挿通空洞44を有し、撓み部材81が挿通された状態で第1ハウジング11Aと第2ハウジング11Bの間において移動可能に配置された整列部材41とを備える。第1ハウジング11Aと第2ハウジング11Bは、一部共通する構造を有しており、本開示において両者をまとめて説明する場合には、ハウジング11として説明することがある。
第1ハウジング11Aと第2ハウジング11Bの配置関係は特に限定されないが、以下では、第1ハウジング11Aを基板に接続する側、第2ハウジング11Bを電気機器等に接続する側として説明する。ハウジング11は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されてもよい。
撓み部材81は、同心円状に内側と外側に複数列となるように配置されてもよいが、ここでは、図1に示されるように、単円状に4本配置された場合について説明する。撓み部材81は、導電性及び柔軟性を有する細長い部材であれば、どのような部材であってもよく、例えば、電線であってもよい。また、撓み部材81は、いわゆるフローティングコネクタの一種として好適に用いる場合には自立可能な程度の硬さと長さにするとよい。ここでは、導電性の金属板をプレスして成形された上下方向に延在する棒状の比較的短い自立可能な部材として説明する。
撓み部材81の下端には導電性の金属から形成された第1端子51Aが接続され、同じく上端には導電性の金属から形成された第2端子51Bが接続されている。第1端子51Aと第2端子51Bとは、実質的に同一の構造を有しており、本開示において両者をまとめて説明する場合には、端子51として説明することがある。
ハウジング11に戻り、第1ハウジング11Aと第2ハウジング11Bは、共通する点として、略円柱状の形状を有する部材であり、撓み部材81の側に位置する基端部11aと、基端部11aよりも外径が小さく撓み部材81とは反対側に位置する先端部11bとを含む。ハウジング11には、上下方向に貫通する貫通孔である端子収容空洞13が形成されており、第1ハウジング11Aの端子収容空洞13には第1端子51Aの全体と撓み部材81の下端近傍が収容され、第2ハウジング11Bの端子収容空洞13には第2端子51Bの全体と撓み部材81の上端近傍が収容される。なお、ハウジング11の形状は、特に略円柱状に限られるものではなく、例えば角丸の四角柱状のものであってもよい。
第2ハウジング11Bは、撓み部材81の側に位置する基端部11aの基端面11cと、撓み部材81とは反対側に位置する先端部11bの先端面11dを有している。一方、第1ハウジング11Aは、先端部11bが先端面11dを有する点において第2ハウジング11Bと共通する一方、基端部11aの撓み部材81の側には、整列部材41を収容するための整列部材収容凹部11eが設けられており、この点で第2ハウジング11Bとは異なる。そして、整列部材収容凹部11eには、整列部材41を収容する際に位置決めを行う位置決め用凹部11fが設けられている。
整列部材41は、コネクタ10を組み立てる際に、柔軟性のある撓み部材81を整列させ、端子51をハウジング11に収容して取付けるためにその位置と向きを揃えるための部材である。整列部材41は、撓み部材81の側すなわち第2ハウジング11Bの側に位置する本体部42と、本体部42よりも外径が小さく撓み部材81とは反対側にすなわち第1ハウジング11Aの側に位置する突出部43とを含む。整列部材41には、上下方向に本体部42と突出部43を貫通する貫通孔である撓み部材挿通空洞44が形成されている。整列部材41の本体部42は、ハウジング11の基端部11aと実質的に同一の外径を有し、同じく突出部43は、第1ハウジング11Aの整列部材収容凹部11eに収容可能な外径を有している。なお、本開示では、整列部材41は二段構成の略円柱状として示されているが、特に略円柱状に限られるものではなく、ハウジング11の形状が例えば角丸の四角柱状である場合には、それに合わせるように、二段構成の角丸の四角柱状のものであってもよい。
整列部材41は、本体部42と突出部43との境界において、下方、すなわち、第1ハウジング11Aの側、に向けて突出する位置決め用凸部45を有している。位置決め用凸部45は、突出部43が第1ハウジング11Aの整列部材収容凹部11eに収容された際、位置決め用凹部11fと係合することにより、整列部材41ひいては撓み部材81を第1ハウジング11Aに対して位置決めさせる。
前述したコネクタ10の組立て後の状態は、図2に示されるとおりである。組み立てられたコネクタ10は、基板上に設けられている第1相手コネクタの第1相手ハウジング111Aと接続され、第1端子51Aが第1相手ハウジング111Aの内部に設けられているプラグ端子151を挟持することにより、導通することとなる。第1ハウジング11Aと第1相手ハウジング111Aが接続された状態については、図7を参照して後述する。なお、図示していないが、第2端子51Bも第2相手コネクタと同様の態様で接続されるが、本開示において両者をまとめて説明する場合には、相手ハウジング111として説明することがある。
(整列部材41)
コネクタ10を構成する部材について、各別に見ていく。まず、整列部材41は、図3の(a)上面図、(b)側面図、(c)底面図及び(d)断面図の各図に示される態様を備えている。前述したように、整列部材41は、第2ハウジング11Bの側に位置し相対的に外径が大きい本体部42と、第1ハウジング11Aの側に位置し相対的に外径が小さく、第1ハウジング11Aの整列部材収容凹部11eに収容される突出部43とを含んでいる。整列部材41は、コネクタ10の組立て後にコネクタ10の一部として存置されることから、電気機器等への実装にあたり障害とならないように、整列部材収容凹部11eに収容されない本体部42は、ハウジング11の基端部11aと実質的に同一の外径を有することが好ましい。
図3(d)に示されている整列部材41に設けられた撓み部材挿通空洞44は、第1端子51A及び第2端子51Bを挿通可能であり、第1端子51A及び第2端子51Bを第1ハウジング11A及び第2ハウジング11Bに取付け可能に配置する開口となっている。撓み部材挿通空洞44の開口形状は、端子51が撓み部材挿通空洞44を自由に通過することができるが、通過するときに挿通方向(例えば、図2において上下方向)を軸として大きく回転せず、また、挿通方向と直行する方向(例えば、図2において横方向)の位置がずれずに端子51をハウジング11の端子収容空洞13に収容可能な向きとなるよう、端子51の形状に合わせて四角形(角丸のものを含む)に形成されている。また、撓み部材挿通空洞44の位置は、第1ハウジング11A及び第2ハウジング11Bの端子収容空洞13の配置に対応する位置となっている。
これにより、第1端子51Aを第1ハウジング11Aに取付けて撓み部材81をハウジング11に接続する際には、整列部材41と第1ハウジング11Aを、撓み部材挿通空洞44と端子収容空洞13が連通するよう位置合わせして重ね、撓み部材挿通空洞44の上側開口から第1端子51Aを挿入した後、第1端子51Aを更に押し込んで撓み部材挿通空洞44を通過させ、第1ハウジング11Aの端子収容空洞13に収容することができる。
整列部材41の本体部42と突出部43との境界において下方に向けて突出する位置決め用凸部45は、第1ハウジング11Aの整列部材収容凹部11eの外縁に設けられている位置決め用凹部11fと対応するように設けられている。位置決め用凸部45と位置決め用凹部11fが係合することにより、撓み部材挿通空洞44と端子収容空洞13が連通するよう位置合わせされ、コネクタ10の組立て時において、対応する第1端子51Aと撓み部材挿通空洞44及び端子収容空洞13が適切に位置付けられ、撓み部材81が捻じられることがないようにすることができる。
(第1ハウジング11A)
次に、第1ハウジング11Aは、図4の(a)上面図、(b)側面図、(c)底面図及び(d)断面図の各図に示される態様を備えている。前述したように、第1ハウジング11Aは、撓み部材81の側ひいては第2ハウジング11Bの側に位置し相対的に外径が大きい基端部11aと、撓み部材81とは反対側ひいては第2ハウジング11Bの反対側に位置し相対的に外径が小さい先端部11bとを含んでいる。
図4(d)に示されるように、第1ハウジング11Aにおいては、第2ハウジング11Bとは異なり、基端部11aに、整列部材41の突出部43を収容する整列部材収容凹部11eが設けられている。整列部材収容凹部11eの外縁には、整列部材41に設けられている位置決め用凸部45と対応するように位置決め用凹部11fが設けられている。そして、端子収容空洞13は、整列部材収容凹部11eの底面から先端面11dまで貫通するように形成されており、第1端子51Aは撓み部材挿通空洞44を通過して整列部材収容凹部11eの底面から端子収容空洞13に挿入される。
端子収容空洞13には、第1ハウジング11Aの中心軸の側の壁面に、挿入された第1端子51Aに設けられている係止片55と係合するランス15が形成されている(係止片55については図6、係止片55とランス15との係合については図7をそれぞれ参照)。ランス15は、その基端が端子収容空洞13の壁面に一体的に連結されるとともに、その先端が自由端として端子収容空洞13の内方かつ先端面11dに向けて斜めに延出するカンチレバー状の部材である。これにより、端子収容空洞13の内部に収容された第1端子51Aは、整列部材収容凹部11eの側に変位することが防止され、撓み部材81が第2ハウジング11Bの側に引っ張られたとしても、抜け出ることがない。
(第2ハウジング11B)
次に、第2ハウジング11Bは、図5の(a)上面図、(b)側面図、(c)底面図及び(d)断面図の各図に示される態様を備えている。前述したように、第2ハウジング11Bは、撓み部材81の側ひいては第1ハウジング11Aの側に位置し相対的に外径が大きい基端部11aと、撓み部材81とは反対側ひいては第1ハウジング11Aの反対側に位置し相対的に外径が小さい先端部11bとを含んでいる。
図5(d)に示されるように、第2ハウジング11Bにおいては、第1ハウジング11Aとは異なり、整列部材収容凹部11eは設けられていない。そして、端子収容空洞13は、基端面11cから先端面11dまで貫通するように形成され、その開口形状及び配置は整列部材41及び第1ハウジング11Aに対応するよう形成されている。第2端子51Bが基端面11cから端子収容空洞13に挿入される。
端子収容空洞13には、第2ハウジング11Bの中心軸の側の壁面に、挿入された第2端子51Bに設けられている係止片55と係合するランス15が形成されている(係止片55については図6、係止片55とランス15との係合については図15をそれぞれ参照)。ランス15は、その基端が端子収容空洞13の壁面に一体的に連結されるとともに、その先端が自由端として端子収容空洞13の内方かつ先端面11dに向けて斜めに延出するカンチレバー状の部材である。これにより、端子収容空洞13の内部に収容された第2端子51Bは、基端面11cの側に変位することが防止され、撓み部材81が第1ハウジング11Aの側に引っ張られたとしても、抜け出ることがない。
(撓み部材81)
次に、撓み部材81は、図6の(a)第1の側面図及び(b)第2の側面図の各図に示される態様を備えている。撓み部材81の両端に設けられている第1端子51A及び第2端子51Bは、撓み部材81の端部に接続された基部52と、基部52から先端に向けて延在する一対の接触片54と、接触片54の基端の近傍において撓み部材81の軸方向に交差する方向に突出する係止片55とを含んでいる。
一対の接触片54は基部52から先端に向けて延在する底板部53からコの字を形成するよう折り曲げ形成され、先端側が内側に向くよう曲げられている。係止片55はそれぞれの接触片54の底板部53と反対側に突片を形成し、その突片を内側へ折り曲げて形成されている。端子51は、一対の接触片54、底板部53及び係止片55により、撓み部材81の挿通方向から見て四角形を成すよう形成されている。第1端子51Aと第2端子51Bは、軸方向には互いに反対の方向を向いているが、軸方向と直行する方向には同一方向となるよう撓み部材81に取付けられている。
前述の撓み部材挿通空洞44の開口形状は、この端子51の一対の接触片54、底板部53及び係止片55により形成される四角形より若干大きな四角形状となっている。そうすることで、端子51を撓み部材挿通空洞44を挿通させて端子収容空洞13に収容し、ハウジング11に取付け可能とするよう、挿通方向を軸として大きく回転することなく、また、挿通方向と直行する方向の位置がずれずに位置合わせができる。
ここで、基部52は、撓み部材81が電線で構成された場合に、その電線の端部に圧着することにより接続されてもよい。一対の接触片54は、例えば、整列部材収容凹部11eの側から第1ハウジング11Aの端子収容空洞13に収容されて第1ハウジング11Aに取付けられたとき、先端面11dの側から第1ハウジング11Aに挿入された第1相手ハウジング111Aのプラグ端子151(図2参照)を挟持する。第2ハウジング11Bについても同様である。
(接続状態)
前述した各部材の構成を踏まえ、第1ハウジング11Aと第1相手ハウジング111Aが接続され、かつ、整列部材41の突出部43が第1ハウジング11Aの整列部材収容凹部11eに収容された状態を図7に示す。図7に示されるように、第1端子51Aは、整列部材41の撓み部材挿通空洞44を通過し、係止片55が第1ハウジング11Aの端子収容空洞13の内部においてランス15に係合することにより固定されている。併せて、第1ハウジング11Aの先端部11bが、底板111aと側壁111bによって囲われた第1相手ハウジング111Aの内部に嵌合され、第1端子51Aの一対の接触片54が第1相手ハウジング111Aのプラグ端子151を挟持している。
図7では、整列部材41は、その位置決め用凸部45が第1ハウジング11Aの整列部材収容凹部11eの位置決め用凹部11fに係合して、突出部43が整列部材収容凹部11eに収容された状態で示されている。この収容された状態は、整列部材41が第1ハウジング11Aの基端部11a又は整列部材収容凹部11eに載置された状態を示しており、撓み部材81に沿って第2ハウジング11Bの側(図中、上側)に移動可能な状態にある。なお、コネクタ10の組立て後に、整列部材41が撓み部材81に対して自由に移動することを防止したい場合には、位置決め用凸部45を基端部11aと先端部11bの境界から先端部11bの側に偏位した場所に設け、位置決め用凹部11fを側面視でL字状に形成することにより、撓み部材81の捻じれに支障を与えない範囲で整列部材41を簡易なロック機構としてもよい。
(組立て手順)
次に、コネクタ10の組立て手順を図8から図15を参照して説明する。
まず、図8を参照して、撓み部材81の第1端子51Aの側を整列部材41に挿入するステップS1を説明する。図8に示されるように、整列部材41を第1ハウジング11Aの整列部材収容凹部11eの上方において、第1ハウジング11Aの端子収容空洞13と整列部材41の撓み部材挿通空洞44が対向するように位置させる。その際、整列部材41の位置決め用凸部45と第1ハウジング11Aの整列部材収容凹部11eの位置決め用凹部11fも、自ずと対向する位置となっている。次に、図9に示すように、位置決め用凸部45と位置決め用凹部11fを係合させて整列部材41と第1ハウジング11Aを重ねた状態で、撓み部材81を第1端子51Aから撓み部材挿通空洞44に、図8の白矢印で示されるように、挿通させる。
次に、図9及び図10を参照して、第1端子51Aを第1ハウジング11Aに挿入するステップS2を説明する。ステップS1に続いて、第1端子51Aを撓み部材挿通空洞44の内部を通過させ、第1端子51Aを第1ハウジング11Aに挿入する。
これにより、図10に示されるように、第1端子51Aは、係止片55がランス15に係合して第1ハウジングに取付けられ、第1ハウジング11Aから第2ハウジング11Bの側へ抜け出ることがないようになる。なお、図10は、図9において、第1端子51Aが第1ハウジング11Aに挿入された状態の断面を示しているが、整列部材41の描出を省略している。
次に、図11及び図12を参照して、整列部材41を第1ハウジング11Aから離間させ、整列部材41によって第2端子51Bを整列させるステップS3を説明する。ステップS2に続いて、整列部材41を第1ハウジング11Aから離間させ、図11の白矢印で示されるように整列部材41を撓み部材81に沿って第2ハウジング11Bの側に移動させる。そして、整列部材41の撓み部材挿通空洞44に、その突出部43側の開口から第2端子51Bを基部52側から挿通させる。それぞれの第2端子51Bをそれぞれの撓み部材挿通空洞44に収容することによって第2端子51Bを整列させる。第2端子51Bと整列部材41は、係止片55及び基部52が整列部材41の撓み部材挿通空洞44の内部に収容される位置でそれぞれの端子51が撓み部材挿通空洞44の内面に接触することにより、その摩擦による抵抗力で互いに保持される。このとき、第2端子51B の接触片54の先端側は整列部材41から突出する位置となるよう保持されている。
これにより、柔軟性のある撓み部材81に腰折れしているものや様々な方向に向くものがある場合でも、第1端子51Aは第1ハウジング11Aの内部でランス15に係合して抜け出ることはないことから、図12に示されるように、撓み部材81は引張され、図1に示したX,Y,Zの3方向ともに、第2端子51Bの1本1本が第2ハウジング11Bの端子収容空洞13に対応して正確に位置を取ることができる。
次に、図13を参照して、整列部材41によって整列された第2端子51Bを第2ハウジング11Bに挿入するステップS4を説明する。ステップS3に続いて、図13の白矢印で示されるように、整列部材41に保持され突出した接触片54を第2ハウジング11Bの基端面11cに開口する端子収容空洞13に収容するよう挿入する。このとき、第2端子51Bはその位置と向きが整列部材41により第2ハウジング11Bの端子収容空洞13の開口に合っており、1本1本を第2ハウジング11Bの対応する端子収容空洞13に個別に位置合わせをする必要がなくなる。
次に、図14を参照して、整列部材41を第2端子51Bから離間させるステップS5を説明する。ステップS4に続いて、第2端子51Bを第2ハウジング11Bの基端面11cから先端面11dへ完全に通過させて第2ハウジング11Bへ収容し、係止片55にランス15を係合させて第2ハウジング11Bに取付けてコネクタ10の組立てを完了する。整列部材41は、撓み部材81に対して自由に移動できることから、第1ハウジング11Aを下側のハウジング、第2ハウジング11Bを上側のハウジングとする場合、図14の白矢印で示されるように第1ハウジング11Aの整列部材収容凹部11eに移動してよい。
以上により、図15に示されるように、電線などの柔軟性のある撓み部材81の両端に位置する端子51を、一つの整列部材41でハウジング11に正確、容易かつ短時間に挿入可能なコネクタ10、及びそれに用いられる整列部材41を提供することができる。
本開示による効果は電線などの撓み部材81が2本以上であれば効果を奏することができ、その本数、すなわち端子51の極数が多く、また撓み部材81により繋がれる両端のハウジング11同士の距離、すなわち撓み部材81の長さが短い場合、さらに効果を奏するものとなる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
前記第1の実施形態においては、コネクタ10の組立てが完了すると、図14及び15に示されるように、整列部材41は、第1ハウジング11Aの整列部材収容凹部11eに収容されるようになっているのに対して、本実施形態においては、コネクタ10の組立てが完了すると、整列部材41は、第1アタッチメント21A及び第2アタッチメント21Bを介して、第2ハウジング11Bに取付けられるようになっている。なお、第1アタッチメント21Aと第2アタッチメント21Bとは、実質的に同一の構造を有しており、本開示において両者をまとめて説明する場合には、アタッチメント21として説明することがある。該アタッチメント21は、ハウジング11と同様に、合成樹脂等の絶縁性材料によって形成されてもよい。
(コネクタ10の全体概要)
本実施形態におけるコネクタ10は、組立て前の分解図である図16に示されるように、第1アタッチメント21Aと第2アタッチメント21Bとを備える。そして、図17に示されるように、コネクタ10の組立て後において、整列部材41は、第1アタッチメント21A及び第2アタッチメント21Bを介して、第2ハウジング11Bに取付けられる。
また、図に示された例において、撓み部材81は6本であるが、撓み部材81の数及び配置の仕方は、適宜変更することができる。
(整列部材41)
前記第1の実施形態における整列部材41は突出部43及び位置決め用凸部45を含んでいるが、本実施形態における整列部材41は突出部43及び位置決め用凸部45を含んでいない。
図18に示されるように、本実施形態における整列部材41は、本体部42の中心を厚さ方向(撓み部材81の挿通方向)に貫通するようにして前記本体部42に取付けられた角柱としての回止めポール48を有する。該回止めポール48は、図に示される例において、六角柱の棒状部材であって、本体部42の第2ハウジング側面42c及び第1ハウジング側面42dから上下方向(撓み部材81の挿通方向)に向けて突出している。
また、前記本体部42の外周面には、外方に向けて突出する複数の爪部42aが形成されるとともに、上下方向(撓み部材81の挿通方向)に延在する1本の溝部42bが形成されている。
さらに、各撓み部材挿通空洞44における第2ハウジング側面42c側の端部には突片係合溝44aが形成されている。該突片係合溝44aは、上端が第2ハウジング側面42cにおいて開放され、該第2ハウジング側面42cから下方(第1ハウジング側面42dの方向)に向けて所定の長さ(深さ)だけ延在する細長い凹部であって、第2端子51Bが有する後述される係合突片57を収容することが可能である。
(第1ハウジング11A)
前記第1の実施形態における第1ハウジング11Aは整列部材収容凹部11e及び位置決め用凹部11fを含んでいるが、本実施形態における第1ハウジング11Aは整列部材収容凹部11e及び位置決め用凹部11fを含んでいない。
なお、本実施形態における第1ハウジング11Aの基端部11aの外周面には、上下方向(撓み部材81の挿通方向)に延在する1本の溝部11gが形成されている。さらに、前記基端部11aには、基端面11cの中心に開口する回止め孔18が形成されている。該回止め孔18は、図に示される例において、断面が六角形の角孔であって、回止めポール48が挿入される。
(第2ハウジング11B)
前記第1の実施形態における第2ハウジング11Bでは端子収容空洞13の壁面にランス15が形成されているが、本実施形態における第2ハウジング11Bでは端子収容空洞13の壁面にランス15が形成されていない。
図19に示されるように、本実施形態における第2ハウジング11Bでは、各端子収容空洞13における基端面11c側の端部には突片係合溝13aが形成されている。該突片係合溝13aは、上端が基端面11cにおいて開放され、該基端面11cから下方(先端面11dの方向)に向けて所定の長さ(深さ)だけ延在する細長い凹部であって、第2端子51Bが有する後述される係合突片57を収容することが可能である。
また、基端部11aは、先端部11bよりも外径が小さくなるよう形成されるとともに、先端部11bと隣接する部分の外周面には周方向に連続するアタッチメント係合溝11a1が形成されている。さらに、先端部11bの外周面には、上下方向(撓み部材81の挿通方向)に延在する1本の溝部11gが形成されている。また、前記基端部11a及び先端部11bには、基端面11c及び先端面11dの中心に開口する回止め孔18が形成されている。該回止め孔18は、図に示される例において、断面が六角形の角孔であって、回止めポール48が挿入される。
(撓み部材81)
本実施形態における撓み部材81の一端に設けられた第2端子51Bは、一部の形状が前記第1の実施形態における第2端子51Bとは異なる。
本実施形態における第2端子51Bは、図20に示されるように、撓み部材81の端部に接続された基部52と、基部52から先端に向けて延在する本体部56とを含んでいる。そして、該本体部56は、その基部52側において撓み部材81の軸方向に交差する一方向に突出するように形成された係止片55を含んでいる。
また、前記本体部56は、互いに対向した状態で先端に向けて延在する一対の側壁56aと、該側壁56aの先端に形成された変形防止壁56bと、互いに対向した状態で先端に向けて延在する一対の接触片54とを有する。前記本体部56の先端側の部分は、一対の側壁56aと一対の接触片54とによって、撓み部材81の挿通方向から見て四角形を成すよう形成されている。また、前記変形防止壁56bは、撓み部材81の挿通方向から見て四角形を成すように連続した角筒状の部材である。
さらに、前記本体部56は、前記係止片55に隣接した部分において、撓み部材81の軸方向に交差するとともに前記係止片55の突出方向にも交差するように、図20(a)及び(c)において左右両側に向けて突出する一対の係合突片57を有する。該係合突片57は、コネクタ10の組立て後において、前記整列部材41の突片係合溝44a又は第2ハウジング11Bの突片係合溝13a内に収容され、第2端子51Bの回止めとして機能する。
なお、前記整列部材41の突片係合溝44aの長さl1(図18(d)参照)は、係合突片57の軸方向の長さL(図20(a)参照)よりも若干長く設定されることが望ましい。これにより、係合突片57は、その全体が突片係合溝44a内に収容され、前記整列部材41の第2ハウジング側面42cから出っ張らないので、整列部材41に第2ハウジング11Bを取付ける際に、邪魔になることがない。また、長さl1を更に長く、例えば、長さLの2倍程度にすると、撓み部材81の数が多く、係合突片57の位置に公差があっても、図21及び22に示されるような状態において、すべての係合突片57が前記整列部材41の第2ハウジング側面42cから出っ張らないようにすることができる。
(組立て手順)
本実施形態におけるコネクタ10の組立て手順を説明する。
整列部材41と第1ハウジング11Aとを重ねた状態とし、各撓み部材81の第1端子51Aを、前記整列部材41の各撓み部材挿通空洞44を通過させて、第1ハウジング11Aの各端子収容空洞13内に挿入するまでの手順については、前記第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。なお、前記第1の実施形態においては、位置決め用凸部45と位置決め用凹部11fとを係合させて整列部材41と第1ハウジング11Aとを重ねるようになっているが、本実施形態においては、本体部42の第1ハウジング側面42dから下方向に向けて突出する回止めポール48を基端部11aの基端面11cの中心に開口する回止め孔18に挿入し、第1ハウジング側面42dと基端面11cとを当接又は近接させて整列部材41と第1ハウジング11Aとを重ねるようになっている。回止めポール48が回止め孔18に挿入されることにより、整列部材41と第1ハウジング11Aとの相対的な回転が防止される。
また、図18に示されるように、整列部材41の第1ハウジング側面42dから下方向に向けて突出する回止めポール48の根本部分における側面には、外方に向けて突出するリブ48aが形成されているので、回止めポール48が第1ハウジング11Aの回止め孔18に挿入されると、前記リブ48aが回止め孔18の内壁面に軽く圧入された状態で、整列部材41が第1ハウジング11Aに固定される。これにより、第1端子51Aを第1ハウジング11Aの端子収容空洞13内に挿入する作業を安定して行うことができる。また、リブ48aが回止め孔18の内壁面に軽く圧入されているだけなので、この後行われる、整列部材41を第1ハウジング11Aから離間させる作業にも、支障がない。
続いて、整列部材41を第1ハウジング11Aから離間させ、撓み部材81に沿って第2端子51Bに向けて相対的に移動させ、各第2端子51Bを本体部42の第2ハウジング側面42c側から各撓み部材挿通空洞44に挿通させて整列させ、図21及び22に示されるような状態にする。この状態では、各第2端子51Bは、基部52及び係止片55が撓み部材挿通空洞44内に収容され、一対の係合突片57が第2ハウジング側面42c側の端部に形成された突片係合溝44a内に収容されて該突片係合溝44aと係合している。したがって、整列させられた第2端子51Bの各々は、これ以上、撓み部材挿通空洞44内を第1ハウジング側面42dに向けて移動することができず、図21及び22に示されるように、接触片54、側壁56a及び変形防止壁56bが第2ハウジング側面42cから上方向に向けて突出した状態で、整列部材41に対して停止する。なお、図21及び22においては、説明の都合上、いくつかの撓み部材81の図示が省略されていることに留意されたい。
続いて、図23に示されるように、第2ハウジング11Bを整列部材41に対して位置合わせさせる。具体的には、基端面11cが第2ハウジング側面42cに平行に対向し、基端面11cの中心に開口する回止め孔18が第2ハウジング側面42cから上方向に向けて突出する回止めポール48に対向し、基端面11cの開口する各端子収容空洞13が各第2端子51Bに対向した状態となる。
続いて、第2ハウジング11Bを整列部材41に向けて相対的に移動させ、回止めポール48を回止め孔18に挿入させ、第2ハウジング側面42cから上方向に向けて突出した各第2端子51Bを各端子収容空洞13内に挿入させ、第2ハウジング側面42cと基端面11cとを当接又は近接させて整列部材41と第2ハウジング11Bとを重ねる。回止めポール48が回止め孔18に挿入されることにより、整列部材41と第2ハウジング11Bとの相対的な回転が防止される。なお、前記回止めポール48は、回止め孔18に圧入されるようになっていてもよい。これにより、第2端子51Bの各々は、第2ハウジング11Bにおける対応する各端子収容空洞13内に収容された状態となる。
また、図18に示されるように、整列部材41の第2ハウジング側面42cから上方向に向けて突出する回止めポール48の根本部分における側面には、外方に向けて突出するリブ48aが形成されているので、回止めポール48が第2ハウジング11Bの回止め孔18に挿入されると、前記リブ48aが回止め孔18の内壁面に軽く圧入された状態で、整列部材41が第2ハウジング11Bに固定される。これにより、第2端子51Bを第2ハウジング11Bの端子収容空洞13内に挿入する作業を安定して行うことができる。また、リブ48aの形状を変更して、該リブ48aが回止め孔18の内壁面に強く圧入されるようにして、整列部材41の第2ハウジング11Bに対する固定力を強化すれば、この後使用される第1アタッチメント21A及び第2アタッチメント21Bを省略することもできる。
なお、ここまでの手順は、第1ハウジング11A、整列部材41又は第2ハウジング11Bをガイド部材に沿ってスライドさせることによって行うこともできる。例えば、水平な上面にガイド部材として直線状のレールを取付けた作業台を用意する。そして、第1ハウジング11A、整列部材41及び第2ハウジング11Bをそれぞれ横向きにし、第1ハウジング11Aの基端部11aの外周面に形成された溝部11g、整列部材41の本体部42の外周面に形成された溝部42b、及び、第2ハウジング11Bの先端部11bの外周面に形成された溝部11gを前記レールにスライド可能に嵌合させる。このようにすれば、第1ハウジング11A、整列部材41又は第2ハウジング11Bを1本のレールに沿ってスライドさせることにより、互いに接近又は離間させることができる。
続いて、図24〜26に示されるように、第1アタッチメント21A及び第2アタッチメント21Bを用いて、第2ハウジング11Bに重ねられた整列部材41を前記第2ハウジング11Bに取付ける。前記第1アタッチメント21A及び第2アタッチメント21Bは、それぞれ、円筒を縦に2分割した半円筒のような全体形状を有する本体部22と、該本体部22に形成された窓部23と、前記本体部22の上端(第2ハウジング11B側の端)において内側に突出する庇部24と、前記本体部22における窓部23の下側で内側に突出する段部25とを有する。また、前記窓部23の側端を区画する桟に相当する部分は、係止片23aとなっている。
前記第1アタッチメント21A及び第2アタッチメント21Bは、左右両側から、整列部材41の本体部42の周面を覆うようにして、取付けられる。すると、係止片23aが整列部材41の本体部42の爪部42aに係止される。前記係止片23aは、弾性を有し、ばねとして機能する部材であってばね力を発揮するので、爪部42aとの係止状態が容易に解除されることがない。また、庇部24は、第2ハウジング11Bのアタッチメント係合溝11a1内に進入して係合する。さらに、段部25は、整列部材41の本体部42の第1ハウジング側面42dと係合する。このように、庇部24が第2ハウジング11Bのアタッチメント係合溝11a1と係合し、かつ、段部25が整列部材41の本体部42の第1ハウジング側面42dと係合するので、整列部材41は、第1アタッチメント21A及び第2アタッチメント21Bによって、第2ハウジング11Bに取付けられた状態が維持される。これにより、整列部材41と第2ハウジング11Bとの位置関係が安定するので、撓み部材81に負荷が掛ることが防止される。
なお、図25及び26に示されるように、各第2端子51Bは、基部52及び係止片55が整列部材41の撓み部材挿通空洞44内に収容され、接触片54、側壁56a及び変形防止壁56bが第2ハウジング11Bの端子収容空洞13内に収容された状態となっている。しかし、前述のように第2ハウジング11Bの端子収容空洞13の壁面にランス15が形成されていないので、各第2端子51Bは、撓み部材81の挿通方向(図25及び26における上下方向)にある程度移動可能となっている。例えば、図26に示される例において、第2端子51Bの係合突片57は、端子収容空洞13における突片係合溝13a内に位置しているが、撓み部材挿通空洞44における突片係合溝44a内に位置していてもよい。なお、撓み部材81の挿通方向に関して、端子収容空洞13における突片係合溝13aの長さl2は、撓み部材挿通空洞44における突片係合溝44aの長さl1よりも長く設定されていることが望ましい。このように、突片係合溝13aの長さl2及び突片係合溝44aの長さl1が係合突片57の長さLよりも長くなっていると、第2端子51Bが撓み部材81の挿通方向に移動可能となっているので、撓み部材81の寸法や、第1ハウジング11Aの端子収容空洞13における第1端子51Aの圧入位置に公差があっても、このような公差を吸収することができる。
なお、撓み部材挿通空洞44における突片係合溝44aの長さl1が十分に長い場合には、端子収容空洞13における突片係合溝13aを短くすることもできるし、該突片係合溝13aを省略することもできる。
以上により、電線などの柔軟性のある撓み部材81の両端に位置する端子51を、一つの整列部材41でハウジング11に正確、容易かつ短時間に挿入可能なコネクタ10、及び、それに用いられる整列部材41を提供することができる。
なお、本実施形態おけるコネクタ10のその他の点の構成及び動作は、前記第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
本開示の好ましい実施形態について詳述したが、本開示は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本開示の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、本実施形態では第1端子51Aと第2端子51Bを同形状のリセプタクル端子として説明したが、どちらかを棒状の端子として撓み部材81に接続してハウジング11から突出させ、相手コネクタを用いずに配線基板や機器に直接接続するようにしてもよい。また、本実施形態では、整列部材41の撓み部材挿通空洞44の開口形状及び端子51の形状を四角形として説明したが、開口形状は、端子51が挿通方向を軸として大きく回転せず、位置がずれないような形状であれば特に限定されない。
10…コネクタ
11…ハウジング(11A…第1ハウジング、11B…第2ハウジング)
11a…基端部
11b…先端部
11c…基端面
11d…先端面
11e…整列部材収容凹部
11f…位置決め用凹部
13…端子収容空洞
15…ランス
41…整列部材
42…本体部
43…突出部
44…撓み部材挿通空洞
45…位置決め用凸部
51…端子(51A…第1端子、51B…第2端子)
52…基部
53…底板部
54…接触片
55…係止片
81…撓み部材
111…相手コネクタの相手ハウジング(111A…第1相手ハウジング)

Claims (11)

  1. 第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングに取付けられる第1端子と、
    前記第1ハウジングと別体の第2ハウジングと、
    前記第2ハウジングに取付けられる第2端子と、
    前記第1端子と前記第2端子が両端に接続され、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを連結する撓み部材と、
    前記撓み部材が挿通される撓み部材挿通空洞を有し、前記撓み部材が挿通された状態で前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの間において移動可能に配置される整列部材と、を備える、
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記整列部材の前記撓み部材挿通空洞は、前記第1端子及び前記第2端子を挿通可能であり、前記第1端子及び前記第2端子を前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングに取付け可能に配置する開口となっている、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記整列部材は、前記第2ハウジングの側に位置する本体部と、前記本体部から前記第1ハウジングの側に突出する突出部と、を含む、請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記整列部材は、前記本体部と前記突出部との境界において突出する位置決め用凸部を有し、
    前記位置決め用凸部は、前記第1ハウジングに設けられた位置決め用凹部に係合される、請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記整列部材の前記撓み部材挿通空洞は、前記第1端子を挿通可能であるが、前記第2端子の接触片が突出した状態で前記第2端子を停止させ、前記第1端子及び前記第2端子を前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングに取付け可能に配置する開口となっている、請求項1に記載のコネクタ。
  6. 前記整列部材は、本体部と、該本体部から前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングの側に突出する角柱と、を含み、該角柱は、前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングに設けられた角孔に挿入される、請求項5に記載のコネクタ。
  7. 前記整列部材は、アタッチメントによって、前記第2ハウジングに取付けられる、請求項6に記載のコネクタ。
  8. 前記第2端子は係合突片を含み、前記整列部材の前記撓み部材挿通空洞は、前記第2ハウジングの側に形成され、前記係合突片を収容可能な突片係合溝を含む、請求項5に記載のコネクタ。
  9. 前記突片係合溝の長さは、前記係合突片の軸方向の長さより長い、請求項8に記載のコネクタ。
  10. 第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングに取付けられる第1端子と、
    前記第1ハウジングと別体の第2ハウジングと、
    前記第2ハウジングに取付けられる第2端子と、
    前記第1端子と前記第2端子が両端に接続され、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを連結する撓み部材と、
    前記撓み部材が挿通される撓み部材挿通空洞を有し、前記撓み部材が挿通された状態で前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの間において移動可能に配置される整列部材と、を備えるコネクタの製造方法であって、
    前記第1端子と第2端子が両端に接続された撓み部材を用意する工程と、
    前記第1ハウジングと前記整列部材を重ねる工程と、
    前記第1端子を、前記整列部材を挿通して前記第1ハウジングに取付ける工程と、
    前記撓み部材が前記整列部材に挿通された状態で、前記整列部材を前記第2端子の方向へ移動する工程と、
    前記第2端子を前記整列部材に挿通し、その先端側の接触片を前記整列部材から突出させる工程と、
    前記整列部材から突出した前記第2端子の接触片を前記第2ハウジングに収容し、さらに前記第2端子を前記第2ハウジングに収容して取付ける工程と、
    を含むことを特徴とするコネクタの製造方法。
  11. 前記整列部材を、アタッチメントによって前記第2ハウジングに取付ける工程を更に含む、請求項10に記載のコネクタの製造方法。
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