JP2021117881A - 情報処理システム、情報処理システムにおける料金補填方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理システムにおける料金補填方法 Download PDF

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Abstract

【課題】駐車場利用料金の補填ができる。【解決手段】自動取引装置10の取引制御部11は、口座番号と、暗証番号とを情報処理装置30に送信し、認証許可通知を受信し、表示受付部13を介して金融取引の情報を受け付け、停止状態または休止状態から復旧した時間から、顧客の操作の受け付けを開始した時間である操作開始時間が所定時間内である場合、駐車場利用料金の補填を行う旨の情報を表示受付部13に表示させ、駐車券読取部15を介して駐車場利用券から読み取った駐車場利用情報と、取引記憶部12に予め記憶した稼働状態に関する情報と、操作開始時間とに基づき駐車場利用料金の補填の可否を判定し、判定結果に基づき駐車場利用料金の補填を行う場合、補填金額の算出を行い、補填金額と補填金額を口座番号で特定される口座に振り込む旨の情報を表示受付部13に表示し、金融取引の情報と補填金額とを含む情報を情報処理装置30に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理システムにおける料金補填方法に関する。
金融取引を行う取引装置として、金融機関等で用いられる自動取引装置(ATM;Automated Teller Machine、以下ATMと記載する)が知られている。顧客は、ATMを用いて金融機関に開設している口座に対する入出金等の金融取引を行う。
顧客が金融機関に開設している口座の預金を通行料金の決済を行うことや、施設の利用終了時に料金が確定する場合において利用料金を演算する技術が知られている。
特開2006−127493号公報
施設や金融機関において設置されたATMを利用する顧客に対し、顧客が駐車場を利用した場合、所定時間まで駐車場の利用料金を無料とするサービスが提供されている。しかし、ATMの故障や保守・点検等のため、ATMが利用できない時間(ATMの利用不可時間)が発生し、駐車場の利用料金が無料となる所定時間を超過する場合がある。このような場合、金融機関から顧客に対して駐車場の利用料金を補填する場合がある。
金融機関の窓口の係員は、顧客から駐車場の利用料金の補填を要求された場合、駐車場の利用時間とATMの利用不可時間との対応関係を把握することが難しく、駐車場利用料金の補填金額を顧客の口座に入金する作業に時間および労力が費やされていた。また、補填の要求をしない顧客に対して、駐車場の利用料金の補填が行われないため、補填を要求する顧客と補填を要求しない顧客との対応において不平等が発生していた。
このような状況に対処するために、自動取引装置の稼働状態と駐車場利用時間に応じた駐車場利用料金の補填を行う技術が望まれている。
一側面では、本発明は、自動取引装置の稼働状態と駐車場利用時間に応じた駐車場利用料金の補填を行う情報処理システム、情報処理システムにおける料金補填方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、以下に示すような情報処理システムを提供する。情報処理システムは、自動取引装置と情報処理装置とを含む。自動取引装置は、カード処理部と、表示受付部と、駐車券読取部と、取引記憶部と、取引制御部とを備える。カード処理部は、カードを受け付け、カードに記憶された口座番号を読み取る。表示受付部は、情報の入力を受け付け、情報を表示する。駐車券読取部は、駐車場利用券を読み取る。取引制御部は、口座番号と、表示受付部を介して受け付けた暗証番号とを情報処理装置に送信し、情報処理装置から認証許可通知を受信し、表示受付部を介して金融取引の情報を受け付け、自動取引装置が停止状態または休止状態から復旧した時間から、自動取引装置で顧客の操作の受け付けを開始した時間である操作開始時間が所定時間内である場合、駐車場利用料金の補填を行う旨の情報と、駐車場利用券の読み取り指示の情報とを表示受付部に表示させ、駐車券読取部を介して駐車場利用券から読み取った駐車場利用情報と、自動取引装置が備える取引記憶部に予め記憶した稼働状態に関する情報と、操作開始時間とに基づき駐車場利用料金の補填の可否を判定し、判定結果に基づき駐車場利用料金の補填を行う場合、補填金額の算出を行い、補填金額と補填金額を口座番号で特定される口座に振り込む旨の情報を表示受付部に表示し、金融取引の情報と補填金額とを含む情報を情報処理装置に送信する。
情報処理装置は、管理制御部を備える。管理制御部は、口座番号と暗証番号とを自動取引装置から受信し、受信した口座番号と暗証番号とを認証し、認証した結果に問題がない場合、認証許可通知を自動取引装置に送信し、金融取引の情報と補填金額とを含む情報を自動取引装置から受信し、金融取引の情報に基づき金融取引の実行を指示し、補填金額を口座番号で特定される口座に入金を指示する。
一態様によれば、自動取引装置の稼働状態と駐車場利用時間に応じた駐車場利用料金の補填ができる。
第1の実施形態の情報処理システムの一例を示す図である。 第2の実施形態の情報処理システムの一例を示す図である。 第2の実施形態の駐車場利用券の利用イメージの一例を示す図である。 第2の実施形態のホストのハードウェア構成の一例を示す図である。 第2の実施形態のATMのハードウェア構成の一例を示す図である。 第2の実施形態の駐車料金補填設定情報の一例を示す図である。 第2の実施形態のATM管理情報の一例を示す図である。 第2の実施形態のATMが使用する情報の一例を示す図である。 第2の実施形態のATMの表示画面の一例を示す図である(その1)。 第2の実施形態のATMの表示画面の一例を示す図である(その2)。 第2の実施形態のATMの表示画面の一例を示す図である(その3)。 第2の実施形態の運用イメージの一例を示す図である。 第2の実施形態の情報処理システムにおけるシーケンスの一例を示す図である。 第2の実施形態のATM取引処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態の補填判定算出処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態のATM状態フラグ設定処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態の監視サーバ処理のフローチャートを示す図である(その1)。 第2の実施形態の監視サーバ処理のフローチャートを示す図である(その2)。
以下、図面を参照して実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
まず、第1の実施形態の情報処理システムについて図1を用いて説明する。図1は、第1の実施形態の情報処理システムの一例を示す図である。
情報処理システム50は、自動取引装置10、情報処理装置30を含む。自動取引装置10と情報処理装置30とは、情報通信が可能でありネットワークを介してアクセス可能に接続されている。ネットワークは、有線ネットワークであってもよいし無線ネットワークであってもよい。自動取引装置10および情報処理装置30は、図示した台数に限られるものではなく、複数台含まれていてもよい。また、自動取引装置10が設置された施設には、提携している駐車場が存在するが、図示を省略する。
自動取引装置10は、金融取引を行う装置であり、たとえば、金融機関等に設置されたATMである。自動取引装置10は、取引制御部11、取引記憶部12、表示受付部13、カード処理部14、駐車券読取部15を備える。なお、自動取引装置10は、現金の受け付けおよび排出を行う現金処理部も備えるが、図示を省略する。
取引制御部11は、自動取引装置10全体を制御するものであり、たとえば、プロセッサ等である。取引制御部11は、カード処理部14で受け付けたカードから読み取った情報や、表示受付部13で受け付けた顧客の操作に基づいて、自動取引装置10を制御することができる。また、取引制御部11は、カード処理部14を介してカードから読み取った口座番号や、表示受付部13を介して受け付けた暗証番号、金融取引の入力情報を情報処理装置30に送信する。
取引記憶部12は、自動取引装置10に備えられるHDD(Hard Disk Drive)や各種メモリ等である。取引記憶部12は、自動取引装置10の機能を実行するためのプログラムや、送受信を行う情報が記憶される。
表示受付部13は、各種の情報を表示し、顧客から入力された情報を受け付けるものである。表示受付部13は、たとえば、自動取引装置10の外面に設けられた、ディスプレイおよびタッチパネルである。
カード処理部14は、自動取引装置10を利用する顧客から媒体(カード)を受け付け、媒体に記録された情報(口座番号等)を読み取り、取引制御部11に通知する。
駐車券読取部15は、駐車場利用券を読み取るものである。駐車場利用券には、駐車場の利用に関する情報である駐車場利用情報が記録されている。駐車場利用情報は、駐車場利用券にバーコード等を印刷することで記録されている。駐車券読取部15は、たとえば、駐車場利用券に付与されたバーコードを読み取るバーコードリーダやスキャナ等である。
なお、駐車券読取部15は、上述した機能に限られるものではなく、自動取引装置10が設置された施設と提携している駐車場で用いられる駐車場利用券に応じた機能を備えていればよい。たとえば、駐車場利用券が、磁気カードである場合、駐車券読取部15は磁気カードを読み取る機能を備えるものとすることができる。また、駐車場利用券が磁気カードである場合、駐車場利用情報は磁気カードに記録される。
情報処理装置30は、自動取引装置10から顧客の口座番号および暗証番号を受信し、認証を行い、金融取引を実行する機能を備えたコンピュータである。また、情報処理装置30は、自動取引装置10の稼働状態を管理し、自動取引装置10が休止または停止状態から復旧した場合、駐車場の利用料金の補填を行うために用いる情報を自動取引装置10に送信する機能を備える。
情報処理装置30は、管理制御部31、管理記憶部32を備える。管理制御部31は、情報処理装置30全体を制御するものであり、たとえば、プロセッサ等である。管理制御部31は、自動取引装置10と情報通信を行う。また、管理制御部31は、管理記憶部32に対し情報の記憶および読み出しが可能である。管理制御部31は、自動取引装置10に対して稼働状態を問い合わせる通知を送信し、自動取引装置10の稼働状態を受信し、管理記憶部32に記憶する。
管理記憶部32は、情報処理装置30に備えられるHDDや各種メモリ等である。管理記憶部32は、自動取引装置10を管理する情報や、顧客の口座情報などの金融取引に必要な各種情報を記憶する。
ここで、情報処理システム50における駐車場利用料金の補填方法について説明する。顧客は、自動取引装置10が設置された施設と提携している駐車場を利用し、駐車場利用券を発券機から受け取るものとする。また、顧客は、カードを用いて金融取引(たとえば、出金、入金等)を行うものとする。
(1)顧客は、カード処理部14にカードを挿入する。カード処理部14は、顧客からカードを受け付け、カードに記憶された口座番号を読み取り、取引制御部11に通知する。
(2)顧客は、表示受付部13に暗証番号を入力する。表示受付部13は、暗証番号の入力指示を表示し、顧客から暗証番号の入力を受け付け、取引制御部11に通知する。
(3)取引制御部11は、口座番号と、暗証番号とを情報処理装置30に送信する。
(4)情報処理装置30の管理制御部31は、口座番号と暗証番号を受信し、認証を行う。管理制御部31は、認証結果に問題がない場合、自動取引装置10に認証許可(取引許可)通知を送信する。
(5)顧客は、表示受付部13に金融取引の情報を入力する。取引制御部11は、認証許可通知を受信した後、表示受付部13を介して金融取引の情報を受け付ける。金融取引の情報とは、たとえば、出金や入金等の金融取引の種別、出金や入金等の金融取引の金額等を含む情報である。
なお、顧客が、金融取引として入金を選択した場合、自動取引装置10は現金を受け付けるが、詳細については説明を省略する。
(6)顧客は、表示受付部13に表示された駐車場利用料金の補填を行う旨の情報と駐車場利用券の読み取り指示の情報とを目視し、駐車場利用券を駐車券読取部15にかざし、駐車場利用券に付与されたバーコードを読み取らせる。
取引制御部11は、自動取引装置10が停止状態または休止状態から復旧した時間から自動取引装置10で顧客から操作の受け付けを開始した時間である操作開始時間が所定時間内である場合、駐車場利用料金の補填を行う旨の情報と駐車場利用券の読み取り指示の情報とを表示受付部13に表示させる。
なお、操作開始時間は、カード処理部14がカードを受け付けた時間、または表示受付部13が暗証番号を受け付けた時間である。なお、上述の操作開始時間は一例に過ぎず、顧客が自動取引装置10の操作を開始したことが判定できる時間であればその他の時間でもよい。
取引制御部11は、駐車券読取部15を介して、駐車場利用券から駐車場利用情報を読み取る。駐車場利用情報は、駐車場に入庫した日付である入庫日付と、駐車場に入庫した時間である入庫時間と、駐車場を無料で利用できる時間である駐車場無料時間とを含む情報である。なお、駐車場利用券のバーコード等には、駐車場を識別する識別情報(駐車場名、駐車場番号等)も含む。自動取引装置10は、駐車場利用券から識別情報を読み取ることで、提携している駐車場か否かを判定することができる。
取引制御部11は、取引記憶部12に記憶した稼働状態に関する情報を読み出す。稼働状態に関する情報は、自動取引装置10が休止または停止状態となった時間である休止停止時間と、自動取引装置10が休止または停止状態から復旧した時間である復旧時間と、復旧時間と休止停止時間との差である利用不可時間とを含む情報である。
(7)取引制御部11は、駐車場利用券から読み取った情報と、稼働状態に関する情報と、操作開始時間に基づき駐車場利用料金の補填の可否を判定する。
取引制御部11は、判定結果に基づき、駐車場利用料金の補填を行わない場合、駐車場利用料金の補填を行わない旨の情報を表示受付部13に表示させ、金融取引の情報を情報処理装置30に送信する。
取引制御部11は、判定結果に基づき、駐車場利用料金の補填を行う場合、補填金額の算出を行い、補填金額と補填金額を口座番号で特定される口座に振り込む旨の情報を表示受付部13に表示させ、金融取引の情報と補填金額とを含む情報を情報処理装置30に送信する。
(8)顧客は、表示受付部13に表示された駐車場利用料金の補填判定の情報(駐車場利用券が補填対象であるか否かを判定した情報)や補填金額を目視し、確認する。また、顧客は、駐車場利用料金が補填される場合、カードで利用した口座に補填金額を振り込む旨の情報を表示受付部13で確認する。
なお、自動取引装置10は、受け付けたカードをカード処理部14から排出し顧客に返却する。自動取引装置10は、金融取引として出金の指示を受け付けた場合、カードだけではなく、現金も排出する。顧客は、自動取引装置10から排出されたカードを受け取る。また、顧客は、出金の指示を行った場合、自動取引装置10から排出された現金を取得し、金融取引の処理を終える。
(9)情報処理装置30の管理制御部31は、金融取引の情報、または金融取引の情報と補填金額とを含む情報(取引データ)を自動取引装置10から受信する。
(10)管理制御部31は、金融取引の情報に基づき金融取引の実行を指示する。また、管理制御部31は、補填金額を口座番号で特定される口座に入金を指示する。管理制御部31から金融取引の実行指示および口座の入金の指示を受け付けたプログラムは、取引の実行および入金を実行する。なお、金融取引を実行するプログラムや、口座へ補填金額の入金を実行するプログラムは、情報処理装置30で実行するプログラムでもよいし、他のコンピュータが実行するプログラムであってもよい。
このように、自動取引装置10において、顧客からカードおよび暗証番号を受け付けた後、金融取引の操作後に駐車場利用券を読み取り、駐車場の利用料金の補填の処理を行う。また、自動取引装置10において、復旧した時間から顧客が操作を開始した時間が所定時間内である場合、駐車場利用料金の補填を行う旨の情報を表示受付部13に表示させ、条件を満たす顧客に対し利用料金の補填を行う。
これにより、情報処理システム50は、自動取引装置10を利用した顧客に対し、駐車場の利用料金を補填する条件を満たす場合に補填金額を口座に振り込むことができ、利用していない者が顧客になりすまして駐車場利用料金の補填を受けることを回避できる。
また、情報処理システム50は、自動取引装置が復旧した後の所定時間において、駐車場利用料金の補填を行う旨の情報を表示し、補填の処理を行う。このため、情報処理システム50は、駐車場の利用料金の補填の時間的な条件を満たさない場合、補填処理を実行しないため、補填処理を実行するために発生するシステム負荷を抑えることができる。
また、情報処理システム50は、利用料金の補填について時間的な条件を設けることで、自動取引装置10の休止等に起因する利用できない時間(自動取引装置10の休止から復旧までの利用不可時間)の発生に伴う利用料金の補填を行うことが可能となる。
また、自動取引装置10が顧客に利用料金の補填の処理を行うため、従来のように、金融機関の窓口において、利用料金の補填を要求する顧客と補填を要求しない顧客との対応で不平等が発生することを低減できる。
また、従来、係員が、駐車場の利用料金の補填金額を顧客の口座に入金する作業に時間および労力を費やしていた。しかし、情報処理システム50において、自動取引装置10において補填について判定し、補填金額を算出して情報処理装置30に送信し、情報処理装置30が顧客の口座に入金するため、係員の作業時間や労力を低減できる。
また、自動取引装置10において、復旧した時間から操作を開始した時間が所定時間内である場合、駐車場利用券の日時を読み取り、駐車場利用料金の補填の判定、補填金額の算出を行うため、稼働状態や駐車場利用時間に応じた補填金額の算出が可能となる。
こうして、情報処理システム50において、自動取引装置10の稼働状態と駐車場利用時間に応じた駐車場利用料金の補填を行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態として、情報処理システムについて図2を用いて説明する。図2は、第2の実施形態の情報処理システムの一例を示す図である。
金融機関等における情報処理システム400は、1台以上のATM100(図2ではその内の1台を図示)とホスト300と監視サーバ350とを備える。情報処理システム400は、駐車場の利用に係る料金補填方法を実現するシステムである。情報処理システム400は、金融取引を行うシステムでもある。
ATM100は、ネットワーク410を介してホスト300および監視サーバ350と接続している。なお、ネットワーク410は、有線ネットワーク、無線ネットワークを問わない。また、ATM100とホスト300および監視サーバ350は、専用回線で接続されていてもよい。
ATM100は、顧客操作部120と、カード/レシート部130と、通帳処理部140と、硬貨処理部150と、紙幣処理部160と、テンキー入力部170、バーコード読取部180とを有する。
顧客操作部120は、ディスプレイとタッチパネルを有し、取引操作の案内と、指示の受け付けとを行う。
カード/レシート部130は、キャッシュカードやクレジットカード等のカードを用いる取引において、カードの挿入と排出とを行う。また、カード/レシート部130は、取引終了時におけるレシートの排出をする。
通帳処理部140は、通帳の受け付けの際に通帳の挿入と排出とを行い、必要に応じて通帳の印字をする。硬貨処理部150は、入金および出金取引の際に、硬貨の受け渡しを処理する。紙幣処理部160は、入金および出金取引の際に、紙幣の受け渡しを処理する。
テンキー入力部170は、数字等を入力するボタンを備え、顧客操作部120のタッチパネルと協働して顧客の指示を受け付ける。たとえば、テンキー入力部170は、キャッシュカード等を認証するための暗証番号や、金融取引内容の選択や、金融取引の金額等の入力を受け付けることができる。
バーコード読取部180は、バーコードや二次元バーコードを読み取る機能を備えている。バーコード読取部180は、バーコード読取部180の上方にかざされた駐車場利用券に印刷されたバーコードを読み取る機能を備える。なお、バーコード読取部180は、駐車場利用券を読み取る機能の一例であり、他の機能であってもよい。たとえば、駐車場利用券が磁気カードである場合、バーコード読取部180を磁気カード読取部に置換してもよい。
ホスト300は、ATM100と情報の送受信を行い、勘定系の業務やATM100を用いる顧客の認証処理や、ATM100を管理する機能を備えるプログラムを実行するコンピュータである。また、ホスト300は、ATM100から取引情報を受信し、データベース320に記憶する。データベース320は、各種情報を記憶する記憶装置の一例であり、ホスト300からアクセス可能な記憶装置であればよい。
監視サーバ350は、ATM100から稼働状態を報知する電文を取得し、ATM100を管理する機能を備えるプログラムを実行するコンピュータである。また、監視サーバ350は、ATM100を利用する顧客が駐車場を利用した場合、駐車場の利用料金の補填の有無の判定や、補填料金を計算するために用いる情報をATM100に送信する機能を備える。
次に、第2の実施形態の駐車場利用券の利用イメージについて図3を用いて説明する。図3は、第2の実施形態の駐車場利用券の利用イメージの一例を示す図である。
駐車場利用券の利用イメージ450は、ATM100を利用する顧客が、駐車場を利用した場合における駐車場利用券を利用する状態の一例を示したものである。具体的には、(1)発券機が駐車場利用券を発券し、(2)ATM100aが駐車場利用券を読み取り、駐車場の利用料金の補填の判定および補填金額の算出を行い、(3)精算機が駐車場利用券を読み取り、精算を行う状態を示すものである。なお、駐車場および駐車場に付帯する設備は、広い場所に複数台の自動車を駐車するタイプのものに限られず、パーキングメータのようなものであってもよい。また、駐車場は、金融機関等の支店に併設されたものに限られず、金融機関等と離れた場所にある提携している駐車場であってもよい。
駐車場利用券の利用イメージ450におけるATM100a,100b,100c,100dは、ATM100と同様であるため説明を省略する。また、支店(店番号:123)は、1台のATM100aを備え、支店(店番号:124)は、3台のATM100b,100c,100dを備えるが、これらは一例であり、その他の構成であってもよい。また、ATM100a,100b,100c,100dが接続するシステムは、情報処理システム400と同様であるため、説明を省略する。
ここで、顧客が、支店(支店番号:123)に併設された駐車場に自動車を入庫し、自動車から降車してATM100aを利用した後、自動車に乗車して駐車場から出庫するまでの流れを説明する。
ATM100aを利用する顧客は、ATM100aが設置された支店に併設された駐車場の入口から自動車を入庫し、入口の付近に設置された発券機から駐車場利用券を発券する。駐車場利用券には、入庫した年月日および時間、駐車場を識別する駐車場番号、等が文字およびバーコードで印刷されているものとする。
顧客は、発券された駐車場利用券を受け取り、支店に入り、ATM100aを利用して金融取引を行う。ATM100aは、故障・点検状態から復旧した状態であり、ATM100aの利用が不可となった時間が存在する場合、駐車場利用料金の補填を行うため、駐車場利用券の読み取り指示を顧客操作部120に表示する。
顧客は、ATM100aの顧客操作部120に表示された駐車場利用券を読み取る指示画面に従い、駐車場利用券をバーコード読取部180にかざし、駐車場利用券を読み取らせる。顧客は、ATM100aの顧客操作部120に表示された駐車場利用料金の補填金額を確認後、駐車場に戻って自動車に乗車し、出庫の際に精算機に駐車場利用券を読み取らせ、必要に応じて精算金額を支払い、出庫を行う。
なお、顧客は、駐車場の利用時間、ATM100aの稼働状態に応じた駐車場利用料金の補填を受けることができる。ATM100aは、顧客が利用した口座番号と補填金額とをホスト300に送信する。ホスト300は、顧客が利用した口座番号に対して補填金額を入金する。
なお、以下の説明において、ATM100,100a,100b,100c,100dについて説明する場合、個別の装置を特定する場合を除き、ATM100と記載する。
次に、第2の実施形態のホストのハードウェア構成について図4を用いて説明する。図4は、第2の実施形態のホストのハードウェア構成の一例を示す図である。
ホスト300は、制御部310を含む。制御部310は、プロセッサ311、RAM(Random Access Memory)312、HDD313、画像信号処理部314、入力信号処理部315、媒体リーダ316、通信インタフェース317を含む。ホスト300は、プロセッサ311によって装置全体が制御されている。プロセッサ311には、バス318を介してRAM312と複数の周辺機器が接続されている。プロセッサ311は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ311は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはPLD(Programmable Logic Device)である。また、プロセッサ311は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
RAM312は、ホスト300の主記憶装置として使用される。RAM312には、プロセッサ311に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に記憶される。また、RAM312には、プロセッサ311による処理に必要な各種データが記憶される。
バス318に接続されている周辺機器としては、HDD313、画像信号処理部314、入力信号処理部315、媒体リーダ316および通信インタフェース317がある。
HDD313は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD313は、ホスト300の補助記憶装置として使用される。HDD313には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが記憶される。なお、HDD313に限らず、SSD(Solid State Drive)を使用することもできる。なお、補助記憶装置としては、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置を使用することもできる。
画像信号処理部314は、プロセッサ311からの命令に従って、ホスト300に接続されたディスプレイ314aに画像を出力する。ディスプレイ314aとしては、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、プラズマディスプレイ、有機EL(OEL:Organic Electro-Luminescence)ディスプレイ等、任意の種類のディスプレイを用いることができる。
入力信号処理部315は、ホスト300に接続された入力デバイス315aから入力信号を取得し、プロセッサ311に出力する。入力デバイス315aとしては、マウス、タッチパネル、タッチパッド、トラックボール、キーボード、リモートコントローラ、ボタンスイッチ等、任意の種類の入力デバイスを用いることができる。また、ホスト300に、複数の種類の入力デバイスが接続されていてもよい。
媒体リーダ316は、記録媒体319に記録されたプログラムやデータを読み取る読み取り装置である。記録媒体319として、たとえば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク(MO:Magneto-Optical disk)、半導体メモリ等を使用できる。磁気ディスクには、フレキシブルディスク(FD:Flexible Disk)やHDDが含まれる。光ディスクには、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)が含まれる。
媒体リーダ316は、たとえば、記録媒体319から読み取ったプログラムやデータを、RAM312やHDD313等の他の記録媒体にコピーする。読み取られたプログラムは、たとえば、プロセッサ311によって実行される。なお、記録媒体319は可搬型記録媒体であってもよく、プログラムやデータの配布に用いられることがある。また、記録媒体319やHDD313を、コンピュータ読み取り可能な記録媒体と言うことがある。
通信インタフェース317は、データベース320とネットワーク410に接続されている。通信インタフェース317は、他のコンピュータ、記憶装置、または通信機器との間でデータの送受信を行う。データベース320は、各種の情報を記憶するとともに検索や抽出等により情報を利用できるようにしたものであり、ストレージシステム等を用いてもよい。
以上のようなハードウェア構成によって、第2の実施形態のホスト300の処理機能を実現することができる。なお、第2の実施形態の監視サーバ350も、図3に示したホスト300のハードウェア構成で実現できる。なお、第1の実施形態の情報処理装置30も、図3に示したホスト300のハードウェア構成で実現できる。
なお、上記の構成は一例であり、構成部の組み合わせは適宜決定できる。たとえば、上記構成のうち必要のないものを削除するとしてもよい。
ホスト300は、たとえばコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、第2の実施形態の処理機能を実現する。ホスト300に実行させる処理内容を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。たとえば、ホスト300に実行させるプログラムをHDD313に記憶しておくことができる。プロセッサ311は、HDD313内のプログラムの少なくとも一部をRAM312にロードし、プログラムを実行する。また、ホスト300に実行させるプログラムを、光ディスク、メモリ装置、メモリカード等の可搬型記録媒体に記録しておくこともできる。可搬型記録媒体に記憶されたプログラムは、たとえばプロセッサ311からの制御により、HDD313にインストールされた後、実行可能となる。またプロセッサ311が、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み出して実行することもできる。
次に、第2の実施形態のATMについて図5を用いて説明する。図5は、第2の実施形態のATMのハードウェア構成の一例を示す図である。
ATM100は、制御部110と、ディスプレイ120aと、タッチパネル120bと、カード/レシート処理ユニット130aと、通帳処理ユニット140aと、硬貨処理ユニット150aと、紙幣処理ユニット160aと、テンキー処理ユニット170aと、対人センサ制御ユニット175aと、バーコード処理ユニット180aとを有する。
制御部110は、プロセッサ111、RAM112、第1HDD113a、第2HDD113b、外部通信インタフェース114、表示処理ユニット115、タッチパネル処理ユニット116およびI/O(Input/Output)制御部117を有し、各々がバス118を介して接続されている。
プロセッサ111は、ATM100の全体動作を制御する。プロセッサ111は、たとえばCPU、MPU等である。プロセッサ111は、紙幣処理ユニット160aを介して取得した紙幣種別および記番号(紙幣を識別する番号)を含む取引履歴情報を第1HDD113aや第2HDD113b等の記憶部に記憶する。また、プロセッサ111は、ホスト300に取引履歴情報を送信する。
RAM112には、プロセッサ111に実行させるOSのプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM112には、プロセッサ111による処理に必要な各種データが格納される。
第1HDD113aおよび第2HDD113bには、OSやアプリケーションプログラムや取引履歴情報等を格納できる。第1HDD113aと、第2HDD113bとは、システム保護のために二重化されているが、いずれか一方のみで構成することもできる。また、第1HDD113aと第2HDD113bは、SSD等他の記憶装置でも代用可能である。
外部通信インタフェース114は、外部のネットワーク410に接続され、ホスト300等との間でデータの送受信を行う。また、外部通信インタフェース114は、ホスト300へ暗証番号や取引情報等を送受信できる。
表示処理ユニット115には、ディスプレイ120aが接続される。ディスプレイ120aは、タッチパネル120bとともに顧客操作部120を構成する。表示処理ユニット115は、プロセッサ111の制御の下に、操作案内等の各種情報をディスプレイ120aの画面に表示させる。
タッチパネル処理ユニット116には、タッチパネル120bが接続される。タッチパネル120bは、ディスプレイ120aの上層に形成される。タッチパネル処理ユニット116は、顧客の指がタッチパネル120bに接触あるいは接近した画面上の位置を検出し、プロセッサ111に通知する。
I/O制御部117には、カード/レシート処理ユニット130a、通帳処理ユニット140a、硬貨処理ユニット150a、紙幣処理ユニット160a、テンキー処理ユニット170aおよび対人センサ制御ユニット175aが接続される。I/O制御部117は、プロセッサ111の制御の下に、接続する各部にプロセッサ111からの指示を通知するとともに、各部から取得した情報をバス118経由でプロセッサ111に送る。
カード/レシート処理ユニット130aは、カード/レシート部130に設けられ、カードの取り込みと排出、およびレシートの排出を制御する。また、カード/レシート処理ユニット130aは、取り込んだカードに付された磁気で記録された情報(口座番号等)を読み込む。また、カード/レシート処理ユニット130aは、印刷等を行う機能も備えており、文字や図形を印刷することが可能である。カード/レシート処理ユニット130aは、カードの排出だけでなく、取引内容を印刷した明細票(レシート)を排出することが可能である。
通帳処理ユニット140aは、通帳処理部140に設けられ、通帳の取り込みと排出を制御する。また、通帳処理ユニット140aは、取り込んだ通帳に付された磁気で記録された情報(口座番号等)を読み込む。また、通帳処理ユニット140aは、通帳に印字を行う機能も備えており、通帳の記帳が可能である。
硬貨処理ユニット150aは、硬貨処理部150に設けられ、プロセッサ111の指示に従って硬貨の入出金と、扉の開閉とを制御する。
紙幣処理ユニット160aは、紙幣処理部160に設けられ、プロセッサ111の指示に従って紙幣の入出金と、扉の開閉とを制御する。紙幣処理ユニット160aは、紙幣の種別および記番号を読み取る機能を備える。紙幣処理ユニット160aは、入出金の際に出し入れした紙幣の記番号を読み取り、プロセッサ111に出力する。
なお、カード/レシート処理ユニット130a、通帳処理ユニット140a、硬貨処理ユニット150a、紙幣処理ユニット160aは、顧客が取り忘れた媒体をそれぞれ保管する機能を備える。また、カード/レシート処理ユニット130a、通帳処理ユニット140a、硬貨処理ユニット150a、紙幣処理ユニット160aは、取り忘れた媒体を保管する領域であるスロットを1以上備えている。各スロットは、スロットを識別する番号(スロット番号)によって識別される。
テンキー処理ユニット170aは、テンキー入力部170に設けられ、顧客が押下したボタンの情報を出力する。顧客が押下したボタンの情報には、暗証番号、金融取引で用いる情報等を含めてもよい。対人センサ制御ユニット175aは、人の接近を検知する対人センサを制御し、ATM100に顧客が近付いたことを検出する。なお、対人センサについては、図示を省略する。
バーコード処理ユニット180aは、バーコード読取部180に備えられ、バーコードを読み取り、読み取った情報をプロセッサ111に通知する。なお、バーコード読取部180が磁気カード読取部に置換された場合、バーコード処理ユニット180aを磁気カード読取ユニットに置換するものとする。磁気カード読取ユニットは、磁気カードの情報を読み取り、読み取った情報をプロセッサ111に通知する。
可搬型記録媒体190は、たとえば、DVDやCD等の記録媒体である。可搬型記録媒体190は、取引履歴情報等を格納できる。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、上記の構成は一例であり、ATM100の構成部の組み合わせは適宜決定できる。上記構成のうち必要のないものを削除するとしてもよいし、たとえば、手のひら静脈や指静脈を用いた生体認証部や非接触IC(Integrated Circuit)に対応する非接触IC部等を加えることもできる。
なお、第2の実施形態のATM100a,100b,100c,100d、第1の実施形態の自動取引装置10も、図5に示したATM100のハードウェア構成で実現できる。また、上記の構成は一例であり、構成部の組み合わせは適宜決定できる。たとえば、上記構成のうち必要のないものを削除するとしてもよい。
次に、第2の実施形態の駐車料金補填設定情報の一例について図6を用いて説明する。図6は、第2の実施形態の駐車料金補填設定情報の一例を示す図である。
駐車料金補填設定情報500は、監視サーバ350がHDD等の記憶部に記憶している情報である。駐車料金補填設定情報500は、システム管理者等によって予め設定される情報である。駐車料金補填設定情報500は、監視サーバ350が各支店のATM100に対し、駐車場の利用料金の補填が必要である場合に送信する情報である。
駐車料金補填設定情報500は、店番号、対象時間帯、対象駐車場番号、補填単位、補填単価、入庫補填時間帯、ATM操作補填時間帯の項目を含む。
店番号の項目には、ATM100が設置されている店を識別する識別情報(店番号)が登録される。なお、店番号は、ATM100の設置場所を識別できる情報であればよく、店番号以外の情報(店名、施設名、住所、設置場所を示す文字等)で代替してもよい。
対象時間帯の項目には、駐車場の利用料金について補填対象となる時間の範囲が登録される。たとえば、システム管理者は、駐車場が24時間営業であったとしても、ATM100の営業時間に合わせて対象時間帯を制限して設定することができる。
対象駐車場番号の項目には、駐車場の利用料金について補填対象となる駐車場を識別する番号(駐車場番号)が登録される。なお、駐車場番号は、補填対象となる駐車場を識別できる情報であればよく、番号以外の情報(文字、記号等)で代替してもよい。
補填単位の項目には、駐車場の利用料金を補填する単位時間が登録される。補填単価の項目には、駐車場の利用料金を補填する単位料金が登録される。
入庫補填時間帯の項目には、駐車場に入庫した時間について、補填対象とする時間帯が登録される。ATM操作補填時間帯の項目には、顧客がATM100の利用を開始した時間について、補填対象とする時間帯が登録される。
ここで、駐車料金補填設定情報500に含まれる店番号「123」の項目を含むエントリについて説明する。駐車料金補填設定情報500には、店番号が「123」、対象時間帯が「9:00〜17:00」、対象駐車場番号が「1〜10」、補填単位が「10分」、補填単価が「100円」、入庫補填時間帯が「ATM休止10分前からATM復旧まで」、ATM操作補填時間帯が「ATM復旧時間から利用不可時間経過まで」という情報が登録される。
これは、店番号「123」で識別される支店に設置されたATM100について、駐車場の利用料金の補填の対象の時間帯が「9:00〜17:00」であり、補填の対象の駐車場番号が「1〜10」であることを示す。また、駐車場の利用料金の補填単位が「10分」であり、補填対象時間が1分〜10分については「10分」として扱う。また、補填時間「10分」あたりの補填単価が「100円」であることを示す。
また、駐車場に入庫した時間について、補填対象となる時間帯が「ATM休止10分前からATM復旧まで」であることを示す。
また、顧客がATM100の操作を開始した時間について、補填対象となる時間帯が「ATM復旧時間から利用不可時間経過まで」であることを示す。たとえば、ATM復旧時間が10:30であり、利用不可時間が30分である場合、「10:30から11:00まで」がATM操作補填時間帯となる。
なお、駐車料金補填設定情報500に含まれる情報は一例であり、ATM100の運用に応じて、適宜内容を変更できるものとする。
次に、第2の実施形態のATM管理情報の一例について図7を用いて説明する。図7は、第2の実施形態のATM管理情報の一例を示す図である。
ATM管理情報501は、監視サーバ350がHDD等の記憶部に記憶している情報である。ATM管理情報501は、監視サーバ350が各ATM100を管理する情報である。
ATM管理情報501は、店番号、ATM台数、ATM番号、ATM稼働状態、ATM休止停止時間、ATM復旧時間、利用不可時間の項目を含む。ATM管理情報501に含まれる項目のうち、店番号、ATM台数、ATM番号の項目は、システム管理者等によって予め設定される情報である。また、ATM管理情報501に含まれる項目のうち、ATM稼働状態、ATM休止停止時間、ATM復旧時間の項目は、監視サーバ350がATM100から受信した情報に基づいて設定する情報である。また、利用不可時間の項目に登録する値は、監視サーバ350が、ATM休止停止時間およびATM復旧時間から求める値である。
店番号の項目は、駐車料金補填設定情報500に含まれる店番号と同様である。ATM台数の項目には、店番号で示される支店に設置されたATM100の台数が登録される。ATM番号の項目には、ATM100を識別する情報(ATM番号)が登録される。なお、ATM番号は、数字に限るものではなく、装置を識別する文字や記号等を含むものであってもよい。
ATM稼働状態の項目には、ATM100の稼働状態(営業中、停止中、休止中)が登録される。ATM休止停止時間の項目には、ATM100が停止、または休止した時間(ATM100の利用不可の時間帯の始点となる時間)が登録される。
ATM復旧時間の項目には、ATM100が停止中、または休止中の状態から復旧した時間が登録される。利用不可時間の項目には、ATM100が利用不可であった時間(ATM休止停止時間とATM復旧時間との差分の時間)が登録される。
なお、ATM休止停止時間、ATM復旧時間、利用不可時間のデフォルトの値は「0」である。また、監視サーバ350は、ATM管理情報501に含まれる所定の情報についてATM100に送信した後、ゼロクリア(値を「0」に設定)して初期化するが、図7においてはゼロクリア前の状態を参考として示すものとする。
また、監視サーバ350は、支店に備えられたATM100が1台であり、1台のATM100について停止中、または休止中の状態になった場合、利用不可時間にATM休止停止時間とATM復旧時間との差分の時間を登録する。また、支店に備えられたATM100が複数台であり、いずれかのATM100が営業中である場合、利用不可時間を登録しない。監視サーバ350は、複数台全てのATM100について停止中、または休止中の状態になった場合、直近まで営業中であったATM100についてのATM休止停止時間とATM復旧時間との差分の時間(全てのATM100が利用不可となった時間)を利用不可時間に登録する。
ここで、ATM管理情報501に含まれる店番号「123」の項目を含むエントリについて説明する。ATM管理情報501には、店番号が「123」、ATM台数が「1」、ATM番号が「123−01」、ATM稼働状態が「営業中」、ATM休止停止時間が「10:00」、ATM復旧時間が「10:30」、利用不可時間が「30分」という情報が登録される。
これは、店番号「123」で特定される支店が備えるATM100の台数が「1」台であり、設置されたATM100のATM番号が「123−01」であることを示す。また、ATM番号「123−01」であるATM100の稼働状態が「営業中」であり、ATM100が休止した時間が「10:00」、ATM100が復旧した時間が「10:30」、ATM100が利用不可であった時間が「30分」であることを示す。
次に、第2の実施形態のATMが使用する情報の一例について図8を用いて説明する。図8は、第2の実施形態のATMが使用する情報の一例を示す図である。
図8(A)は、ATMフラグ管理情報510の一例である。ATMフラグ管理情報510は、ATM100の稼働状態と、駐車場の利用料金の補填の有無とを管理する情報である。
ATMフラグ管理情報510は、ATM稼働状態、補填フラグの項目を含む。ATM稼働状態の項目には、ATM100の稼働状態(営業中、休止中等)が登録される。ATM100は、電源が入り、装置が起動した場合、ATM稼働状態に「営業中」を登録する。また、ATM100は、係員が保守・点検等で操作中であると判定した場合、ATM稼働状態に「休止中」を登録する。
補填フラグの項目には、駐車場利用料金の補填を行うか否かを判定するための設定値(補填判定設定値)が登録される。具体的には、補填フラグの項目には、駐車場の利用料金の補填を行うことを示す設定値(補填許可情報)である「ON」と、駐車場の利用料金の補填を行わないことを示す設定値(補填不許可情報)である「OFF」の2種類の値のいずれかが登録される。補填フラグのデフォルト値は、「OFF」である。ATM100は、監視サーバ350から補填モードの通知を受信した場合、補填フラグの項目の値「OFF」を「ON」に変更して登録する。
なお、補填モードの通知(補填許可の通知)は、ATM100が駐車場の利用料金の補填を行う条件のうち、ATM100において利用不可時間の発生の条件を満たしたと監視サーバ350が判定した場合に、監視サーバ350がATM100に送信する情報である。
図8(B)は、ATM基本情報511の一例である。ATM基本情報511は、ATM100において駐車場の利用料金の補填を判定および補填金額を算出する場合に用いる情報である。ATM100は、監視サーバ350から受信した電文に基づきATM基本情報511の各項目に情報を登録する。
ATM基本情報511は、対象時間帯、対象駐車場番号、補填単位、補填単価、入庫補填時間帯、ATM操作補填時間帯、ATM休止停止時間、ATM復旧時間、利用不可時間の項目を含む。
対象時間帯、対象駐車場番号、補填単位、補填単価、入庫補填時間帯、ATM操作補填時間帯、ATM休止停止時間、ATM復旧時間、利用不可時間の項目には、ATM100が監視サーバ350から受信した情報が登録される。項目の内容は、駐車料金補填設定情報500、ATM管理情報501に含まれる同一名称の項目と同様であるため、説明を省略する。
図8(C)は、バーコード読取情報512の一例である。バーコード読取情報512は、ATM100が駐車場利用券に付与されたバーコードから読み取った情報が登録される。なお、駐車場利用券が磁気カードである場合、磁気カードから読み取った情報が登録される。
バーコード読取情報512は、駐車場番号、駐車場無料時間、入庫日付、入庫時間の項目を含む。駐車場番号の項目には、駐車場利用券のバーコードから読み取った駐車場番号が登録される。駐車場無料時間の項目には、駐車場利用券のバーコードから読み取った駐車場無料時間が登録される。なお、駐車場無料時間については、予め定められている場合、ATM100の記憶部に予め駐車場無料時間を登録しておき、ATM100がバーコード読取情報512に登録することが可能である。
入庫日付の項目には、駐車場利用券のバーコードから読み取った入庫日付が登録される。入庫時間の項目には、駐車場利用券のバーコードから読み取った入庫時間が登録される。
図8(D)は、補填情報513の一例である。補填情報513は、顧客に対して補填する駐車場利用料金に関する情報である。補填情報513は、ATM100からホスト300に送信する情報である。
補填情報513は、補填日付、店番号、口座番号、補填金額の項目を含む。補填日付の項目には、ATM100が補填手続きを行った日付(ATM100が駐車場利用券を読み取り、補填を行うことを決定した日付)が登録される。
店番号の項目には、補填を行うATM100が設置されている支店を示す店番号が登録される。口座番号の項目には、補填金額を入金する口座(顧客がカードを用いて取引操作を行った口座)が登録される。補填金額の項目には、駐車場利用料金を補填する金額が登録される。
次に、第2の実施形態のATMの表示画面の一例について図9を用いて説明する。図9は、第2の実施形態のATMの表示画面の一例を示す図である(その1)。
図9(A)は、復旧画面600の一例である。復旧画面600は、ATM100が、休止中または停止中の状態から復旧し、起動した後に顧客操作部120に表示する画面である。復旧画面600は、ATM100が復旧した旨と、駐車場の利用料金の補填を希望する顧客に対し、金融取引の後で駐車料金の補填の手続きを行う旨とを報知する画面である。
たとえば、復旧画面600には、「ATMが休止中から復旧しました。駐車場の利用料金の補填をご希望されるお客様は駐車場利用券を準備の上、取引終了後に駐車場利用料金の補填の手続き開始ボタンを押下してください。」という情報を表示するが、これは一例であり他の表示であってもよい。
ATM100は、復旧画面600に表示した了解ボタンが押下されたことを検知した場合、次の画面を表示する。なお、ATM100は、了解ボタンが押下されず、所定時間が経過した場合に、次の画面を表示してもよい。
図9(B)は、補填開始指示画面601の一例である。補填開始指示画面601は、ATM100が、顧客が金融取引を終了した後、顧客操作部120に表示する画面である。補填開始指示画面601は、ATM100が駐車料金の補填の手続きの開始を促す旨を報知する画面である。
たとえば、補填開始指示画面601には、「取引をご利用いただきありがとうございました。駐車料金の補填の手続きを開始します。駐車場利用券を準備の上、手続き開始ボタンを押下してください。」という情報を表示するが、これは一例であり、他の表示であってもよい。
ATM100は、補填開始指示画面601に表示した手続き開始ボタンが押下されたことを検知した場合、駐車場利用料金の補填の手続きを行う。また、ATM100は、補填開始指示画面601に表示した不要ボタンが押下されたことを検知した場合、駐車場利用料金の補填の手続きを行わない。なお、ATM100は、どちらのボタンも押下されず所定時間が経過した場合、駐車場利用料金の補填の手続きを行わないこととしてもよい。
次に、第2の実施形態のATMの表示画面の一例について図10を用いて説明する。図10は、第2の実施形態のATMの表示画面の一例を示す図である(その2)。
図10(A)は、バーコード読取指示画面602の一例である。バーコード読取指示画面602は、ATM100が、補填開始指示画面601で手続き開始ボタンが押下されたことを検知した場合に、顧客操作部120に表示する画面である。バーコード読取指示画面602は、ATM100が、顧客に対して駐車場利用券に付与されているバーコードをバーコード読取部180にかざすよう促す旨を表示する画面である。
たとえば、バーコード読取指示画面602には、「駐車場利用券に印刷されているバーコードをバーコード読取部にかざしてください。駐車場利用券を読み取ります。」という情報を表示するが、これは一例であり、他の表示であってもよい。
ATM100は、バーコード読取指示画面602に表示した了解ボタンが押下されたことを検知した場合、バーコード読取部180を介してバーコードの読み取り処理を行う。
図10(B)は、再読取指示画面603の一例である。再読取指示画面603は、ATM100がバーコード読取部180を介してバーコードを読み取った後、駐車場利用券が補填対象外である場合、顧客操作部120に表示する画面である。
たとえば、再読取指示画面603には、「この駐車場利用券は補填対象外です。駐車場利用券の再読み取り、または他の駐車場利用券の読み取りを行う場合、再読取のボタンを押下してください。駐車場利用券の再読み取りを行わない場合、キャンセルボタンを押下してください。」という情報を表示するが、これは一例であり、他の表示であってもよい。
ATM100は、再読取指示画面603に表示した再読取ボタンが押下されたことを検知した場合、バーコード読取部180を介してバーコードの読み取り処理を行う。また、ATM100は、再読取指示画面603に表示したキャンセルボタンが押下されたことを検知した場合、バーコードの読み取り処理を行わない。
次に、第2の実施形態のATMの表示画面の一例について図11を用いて説明する。図11は、第2の実施形態のATMの表示画面の一例を示す図である(その3)。
図11(A)は、無料出庫時間提示画面604の一例である。無料出庫時間提示画面604は、ATM100が駐車場利用券を読み取った時間が、入庫時間から駐車場無料時間内である場合、顧客操作部120に表示する画面である。
たとえば、無料出庫時間提示画面604には、「駐車場利用券を読み取りました。この駐車場利用券は、××時××分までに出庫した場合は無料です。」という情報を表示するが、これは一例であり、他の表示であってもよい。なお、無料出庫時間提示画面604に含まれる「××時××分」には、入庫時間に駐車場無料時間を加えた時間が表示される。
ATM100は、無料出庫時間提示画面604に表示した了解ボタンが押下されたことを検知した場合、無料出庫時間提示画面604を消して終了画面を表示した後、顧客待ち状態になる。また、ATM100は、了解ボタンが押下されず所定時間が経過した場合も、同様に無料出庫時間提示画面604を消して終了画面を表示した後、顧客待ち状態になる。なお、顧客待ち状態とは、ATM100が、営業中の状態で、顧客からの操作入力を待つ状態であり、顧客操作部120に「いらっしゃいませ。ご希望の取引を選択してください。」等の操作入力を受け付ける旨の情報を表示する状態である。
図11(B)は、補填金振込案内画面605の一例である。補填金振込案内画面605は、ATM100が、駐車場利用券を読み取った後、駐車場利用料金の補填を行う場合に、顧客操作部120に表示する画面である。補填金振込案内画面605は、ATM100が、顧客に対して補填金額を報知する画面である。
たとえば、補填金振込案内画面605には、「駐車場利用券を読み取りました。駐車場ご利用料金の補填金額は、〇〇円となります。駐車場利用料金の補填金は、翌営業日にお客様の今回のご利用口座に振り込まれます。お客様のお車の駐車場出庫時には、規定の料金をお支払いくださいますようお願い致します。」という情報を表示するが、これは一例であり、他の表示であってもよい。
ATM100が、補填金振込案内画面605に表示した了解ボタンが押下されたことを検知した場合の処理は、図11(A)と同様であるため説明を省略する。
次に、第2の実施形態の運用イメージの一例について図12を用いて説明する。図12は、第2の実施形態の運用イメージの一例を示す図である。
運用イメージ700は、情報処理システムにおいて駐車場利用料金の補填を行う際の運用イメージである。運用イメージ700は、ATM100aを1台設置した支店(支店番号:123)における運用イメージを示したものである。
ATM100aについて、営業中の時間のうち、10:00から10:30まで休止中(利用不可時間30分)である場合について、運用例A〜運用例Dの4つのパターンについて説明する。運用イメージ700において、ATM100aのATM休止停止時間が10:00であり、ATM100aのATM復旧時間が10:30であるものとする。また、ATM100aが設置されている支店に併設されている駐車場において、駐車場無料時間が20分と定められているものとする。
ATM100aは、ATM基本情報511を用いて駐車場の補填金額を算出するものとする。ATM基本情報511に基づき、入庫補填時間帯は、ATM休止10分前(9:50)からATM復旧時間(10:30)までであり、ATM操作補填時間帯は、ATM復旧時間(10:30)から利用不可時間30分経過(11:00)までである。ATM100aは、ATM操作補填時間帯において、復旧画面600を表示し、顧客に対して駐車場利用料金の補填を行う旨を報知する。また、ATM100aは、入庫補填時間帯に入庫した駐車場利用券について補填対象と判定する。
ここで、駐車場の利用に対する補填時間(Tc)は、以下の(式1)で表すものとする。また、駐車場の利用に対する補填金額(Mc)は、以下の(式2)で表すものとする。
Tc=ATM操作開始時間−(入庫時間+駐車場無料時間)・・・(式1)
Mc=Tc/10分×100円・・・(式2)
なお、(式2)に含まれる「/10分×100円」は、補填単価に応じて変更可能であるものとする。(式2)は、補填単価が10分あたり100円である場合の一例である。また、ATM操作開始時間が、入庫時間から駐車場無料時間の範囲内である場合、補填金額(Mc)は、0円とする。
まず、運用例Aについて説明する。運用例Aは、顧客が9:50に駐車場に入庫し、10:30にATM100aの操作を開始し、10:40に駐車場から出庫した状態を示す。運用例Aについての補填時間(Tca)、補填金額(Mca)は以下のように求められる。
Tca=10:30−(9:50+20分)
=10:30−(10:10)
=20分
Mca=20分/10分×100円
=200円
次に、運用例Bについて説明する。運用例Bは、顧客が10:20に駐車場に入庫し、10:50にATM100aの操作を開始し、11:00に駐車場から出庫した状態を示す。運用例Bについての補填時間(Tcb)、補填金額(Mcb)は以下のように求められる。
Tcb=10:50−(10:20+20分)
=10:50−(10:40)
=10分
Mcb=10分/10分×100円
=100円
次に、運用例Cについて説明する。運用例Cは、顧客が10:20に駐車場に入庫し、10:30にATM100aの操作を開始し、11:00に駐車場から出庫した状態を示す。運用例Cの場合、ATM操作開始時間(10:30)が、入庫時間(10:20)から駐車場無料時間(20分)の範囲内であるため、補填金額(Mcc)は0円である。ATM100aは、駐車場無料時間に出庫した場合は無料である旨(無料出庫時間提示画面604)を顧客操作部120に表示する。
次に、運用例Dについて説明する。運用例Dは、顧客が10:00に駐車場に入庫し、10:40にATM100aの操作を開始し、11:30に駐車場から出庫した状態を示す。運用例Dについての補填時間(Tcd)、補填金額(Mcd)は以下のように求められる。
Tcd=10:40−(10:00+20分)
=10:40−(10:20)
=20分
Mcd=20分/10分×100円
=200円
このように、情報処理システム400において、ATM100の稼働状態と、ATM100の顧客による操作開始時間と、駐車場利用券から読み取った情報に応じて、駐車場の利用料金に対する補填金額を算出できる。
次に、第2の実施形態の情報処理システムにおけるシーケンスについて図13を用いて説明する。図13は、第2の実施形態の情報処理システムにおけるシーケンスの一例を示す図である。
ホスト300、監視サーバ350およびATM100で実行する処理のシーケンスの一例について説明する。なお、詳細な処理については、後で図14から図18を用いて説明する。
なお、ホスト300が実行する処理は、制御部(プロセッサ311)が実行する。監視サーバ350が実行する処理は、監視サーバ350の制御部(監視サーバ350が備えるプロセッサ)が実行する。ATM100が実行する処理は、制御部110(プロセッサ111)が実行する。
[ステップS11]監視サーバ350は、ATM状態監視電文をATM100に送信する。監視サーバ350は、ATM100が営業中である場合、営業状態電文をATM100から受信する。監視サーバ350は、ATM管理情報501のATM稼働状態に「営業中」を登録する。
[ステップS12]ATM100は、ATM状態監視電文を監視サーバ350から受信したことに伴い、ATM100が営業中である場合、営業状態電文を監視サーバ350に送信する。
[ステップS13]監視サーバ350は、ATM状態監視電文をATM100に送信する。監視サーバ350は、ATM100が停止中である場合、状態電文をATM100から受信しない(ATM100無応答)。監視サーバ350は、ATM100が無応答である場合、ATM管理情報501のATM稼働状態に「停止中」を登録する。
また、監視サーバ350は、無応答であったATM100に対してATM状態監視電文を送信した時間をATM休止停止時間に登録する。
また、監視サーバ350は、ATM100が保守・点検等のため休止中である場合、休止状態電文をATM100から受信する。監視サーバ350は、ATM100から休止状態電文を受信した場合、ATM管理情報501のATM稼働状態に「休止中」を登録する。また、監視サーバ350は、ATM100から休止状態電文を受信した時間をATM休止停止時間に登録する。
[ステップS14]ATM100は、ATM状態監視電文を監視サーバ350から受信したことに伴い、ATM100が休止中である場合、休止中状態電文を監視サーバ350に送信する。また、ATM100は、電源OFF・故障等のため停止中である場合、監視サーバ350に対して電文を送信できず、応答できない状態となる。
[ステップS15]ATM100は、停止状態または休止状態から復旧し、起動した際に起動状態電文を監視サーバ350に送信する。
[ステップS16]監視サーバ350は、起動状態電文をATM100から受信し、ATM100が復旧したことを認識する。監視サーバ350は、ATM100から起動状態電文を受信した場合、ATM管理情報501のATM稼働状態に「営業中」を登録する。また、監視サーバ350は、ATM100から起動状態電文を受信した時間をATM復旧時間に登録する。また、監視サーバ350は、ATM休止停止時間とATM復旧時間との差分の時間をATM管理情報501の利用不可時間に登録する。
[ステップS17]監視サーバ350は、停止状態または休止状態から復旧したATM100に対して、補填モードの通知を送信する。なお、補填モードの通知には、ATM100に対し、ATMフラグ管理情報510の補填フラグを「OFF」から「ON」に変更する旨の指示と、ATM基本情報511に情報を登録する旨の指示とが含まれる。
[ステップS18]ATM100は、補填モードの通知を監視サーバ350から受信し、ATMフラグ管理情報510の補填フラグに「ON」を登録し、ディスクやメモリ等の記憶部に記憶する。
[ステップS19]ATM100は、取引開始画面を顧客操作部120に表示し、顧客が挿入したカードをカード/レシート処理ユニット130aを読み取り、暗証番号をタッチパネル120bを介して受け付ける。なお、取引開始画面は、ATM100において、顧客の取引操作を受け付ける旨を表示する画面であるが、図示を省略する。
[ステップS20]ATM100は、顧客情報をホスト300に送信する。ここで、顧客情報は、ATM100がカードから読み取った口座番号と、ATM100が顧客から受け付けた暗証番号を含む情報である。
[ステップS21]ホスト300は、ATM100から顧客情報を受信し、口座番号および暗証番号の照合を行う。
[ステップS22]ホスト300は、照合した結果、口座番号で特定される口座に対して取引可能であると判定した場合、取引許可通知をATM100に送信する。なお、ホスト300は、取引不可であると判定した場合は、取引不許可通知をATM100に送信する。
[ステップS23]ATM100は、取引許可通知をホスト300から受信し、ステップS24にすすむ。なお、ATM100は、取引不許可通知をホスト300から受信した場合、暗証番号またはカードを間違えている旨を顧客操作部120に表示し、金融取引を行わず、ステップS19に戻る。
[ステップS24]ATM100は、顧客操作部120に復旧画面600を表示し、顧客に駐車場の利用料金の補填について報知する。
[ステップS25]ATM100は、顧客から金融取引(出金、入金等)の選択、取引金額等の入力を受け付け、金融取引を行う。なお、ATM100が行う金融取引の詳細については、記載を省略する。
[ステップS26]ATM100は、顧客操作部120に補填開始指示画面601を表示し、バーコード読取指示画面602を表示した後、バーコード読取部180を介して駐車場利用券に付与されたバーコードを読み取る。
[ステップS27]ATM100は、駐車場利用券が補填対象であるかチェックし、補填額を算出する。
[ステップS28]ATM100は、顧客操作部120に補填金振込案内画面605の表示を行う。なお、ATM100は、駐車場利用券が補填対象でない場合や、補填額が0円である場合、その旨を表示する。
[ステップS29]ATM100は、取引データをホスト300に送信する。取引データは、金融取引のデータだけでなく、駐車場利用料金の補填金額等も含む情報である。
[ステップS30]ホスト300は、ATM100から取引データを受信し、勘定系データの更新を行う。たとえば、ホスト300は、金融取引のデータに基づき、入出金等の口座のデータを更新する。また、ホスト300は、駐車場利用料金の補填が発生した顧客に対して、顧客の口座に補填金額の振込処理を行い、処理を終了する。
次に、第2の実施形態のATMが実行するATM取引処理について図14を用いて説明する。図14は、第2の実施形態のATM取引処理のフローチャートを示す図である。
ATM取引処理は、ATM100が顧客から受け付けた取引を行い、駐車場利用料金の補填の要否を判定し、ホスト300に取引データを送信する処理である。ATM取引処理は、図13のシーケンスにおけるATM100のステップS19からステップS29までをより具体的に説明したものである。
[ステップS41]ATM100は、対人センサ制御ユニット175aを介して顧客を検知し、取引開始画面を顧客操作部120に表示する。ATM100は、カード/レシート処理ユニット130aを介して顧客が挿入したカードから口座番号を読み取り、タッチパネル120bまたはテンキー処理ユニット170aを介して暗証番号を受け付ける。
[ステップS42]ATM100は、口座番号および暗証番号を含む顧客情報を生成し、ホスト300に送信する。また、ATM100は、ホスト300から送信した顧客情報に対応する取引許可通知を受信する。
なお、ATM100は、ホスト300から取引不許可通知を受信した場合、暗証番号またはカードを間違えている旨を顧客操作部120に表示し、ステップS41に戻る。
[ステップS43]ATM100は、記憶部に記憶されているATMフラグ管理情報510を読み出し、補填フラグが「ON」であるか否かを判定する。ATM100は、補填フラグが「ON」でない場合はステップS44にすすみ、補填フラグが「ON」の場合はステップS45にすすむ。
[ステップS44]ATM100は、タッチパネル120bを介して顧客から金融取引(出金、入金等)の選択、取引金額等の入力を受け付け、金融取引を行う。また、ATM100は、受け付けた金融取引に基づき、ホスト300に送信する取引データを生成する。なお、ATM100が行う金融取引および取引データの生成の詳細については、記載を省略する。
[ステップS45]ATM100は、顧客操作部120(ディスプレイ120a)に復旧画面600を表示し、顧客に駐車場の利用料金の補填について報知する。
[ステップS46]ATM100は、顧客から金融取引を受け付け、取引データを生成する。本ステップは、ステップS44と同様であるため、説明を省略する。
[ステップS47]ATM100は、ディスプレイ120aに補填開始指示画面601を表示し、顧客に対して補填手続きを開始するか否かの選択を促す。
[ステップS48]ATM100は、タッチパネル120bを介して、補填開始指示画面601に表示された手続き開始ボタンが押下されたか否かを判定する。ATM100は、手続き開始ボタンが押下されないと判定した場合、ステップS53にすすむ。また、ATM100は、手続き開始ボタンが押下されたと判定した場合、ステップS49にすすむ。
[ステップS49]ATM100は、バーコード読取指示画面602をディスプレイ120aに表示する。
[ステップS50]ATM100は、タッチパネル120bを介して、バーコード読取指示画面602に表示された了解ボタンが押下されたか否かを判定する。ATM100は、了解ボタンが押下されないと判定した場合、ステップS50に戻る。また、ATM100は、了解ボタンが押下されたと判定した場合、ステップS51にすすむ。
[ステップS51]ATM100は、バーコード処理ユニット180aを介して駐車場利用券に付与されたバーコードを読み取る。ATM100は、バーコードから読み取った情報をバーコード読取情報512に登録する。
[ステップS52]ATM100は、補填判定算出処理を実行する。補填判定算出処理は、ATM100が、駐車場利用券について補填対象か否かを判定し、補填対象である場合に補填金額を算出する処理である。補填判定算出処理は、後で図15を用いて説明する。
[ステップS53]ATM100は、ホスト300に取引データを送信し、顧客から受け付けたカードをカード/レシート部130から排出して返却し、処理を終了する。
次に、第2の実施形態のATMが実行する補填判定算出処理について図15を用いて説明する。図15は、第2の実施形態の補填判定算出処理のフローチャートを示す図である。
補填判定算出処理は、ATM100が、駐車場利用券について補填対象か否かを判定し、補填対象である場合に補填金額を算出する処理である。補填判定算出処理は、ATM取引処理のステップS52で、ATM100の制御部110(プロセッサ111)が実行する処理である。
[ステップS61]ATM100は、駐車場利用券が補填対象であるか否かを判定する。具体的には、ATM100は、駐車場利用券の駐車場番号、入庫日付、について補填対象であるか否かを判定する。
まず、ATM100は、バーコード読取情報512と、ATM基本情報511とを記憶部から読み出す。ATM100は、バーコード読取情報512から読み出した駐車場番号が、ATM基本情報511の対象駐車場番号に含まれているか否かを判定する。ATM100は、駐車場番号が対象駐車場番号に含まれていない場合、駐車場利用券が補填対象ではないと判定し、ステップS71にすすむ。
また、ATM100は、バーコード読取情報512から読み出した入庫日付が、本日の日付(補填フラグが「ON」となった当日の日付)か否かを判定する。ATM100は、入庫日付が本日の日付でない場合、駐車場利用券が補填対象ではないと判定し、ステップS71にすすむ。
ATM100は、駐車場番号が対象駐車場番号に含まれ、入庫日付が本日の日付であり、駐車場利用券が補填対象であると判定し、ステップS62にすすむ。
[ステップS62]ATM100は、入庫からATM操作開始までの時間が、駐車場無料時間内であるか否かを判定する。具体的には、ATM100は、バーコード読取情報512の入庫時間から、入庫時間に駐車場無料時間を加算した時間までの間に、ATM100で操作が開始されたか否かを判定する。なお、ATM100における操作が開始された時間は、ATM100がカードを受け付けた時間、または、ATM100が暗証番号を受け付けた時間のいずれの時間でもよい。
ATM100は、入庫からATM操作開始までの時間が、駐車場無料時間内である場合はステップS63にすすみ、そうでない場合はステップS64にすすむ。
[ステップS63]ATM100は、無料出庫時間提示画面604をディスプレイ120aに表示し、処理を終了する。
[ステップS64]ATM100は、入庫時間が対象時間帯に含まれるか否かを判定する。具体的には、ATM100は、バーコード読取情報512から読み出した入庫時間が、ATM基本情報511の対象時間帯に含まれているか否かを判定する。ATM100は、入庫時間が対象時間帯に含まれている場合、ステップS65にすすむ。ATM100は、入庫時間が対象時間帯に含まれていない場合、ステップS71にすすむ。
[ステップS65]ATM100は、バーコード読取情報512から読み出した入庫時間が、ATM基本情報511の入庫補填時間帯の範囲内であるか否かを判定する。ATM100は、入庫時間が入庫補填時間帯に含まれている場合、ステップS66にすすむ。ATM100は、入庫時間が入庫補填時間帯に含まれていない場合、ステップS71にすすむ。
[ステップS66]ATM100は、ATM操作開始時間が所定時間内(ATM操作補填時間帯)であるか否かを判定する。具体的には、ATM100は、ATM操作開始時間がATM復旧時間から利用不可時間の範囲内であるか否かを判定する。ATM100は、ATM操作開始時間が所定時間内でない場合、ステップS71にすすむ。ATM100は、ATM操作開始時間が所定時間内である場合、ステップS67にすすむ。
たとえば、運用イメージ700における運用例Aをあげて説明する。運用例Aにおいて、ATM操作開始時間が10:30であり、ATM復旧時間が10:30であり、利用不可時間が30分である。このため、ATM操作補填時間帯は、10:30から11:00までの時間帯となる。ATM100は、この間にATM100の操作を開始したことを検知し、ATM操作開始時間が所定時間内であると判定し、ステップS67にすすむ。
[ステップS67]ATM100は、ATM基本情報511の利用不可時間が「0」であるか否かを判定する。ATM100は、利用不可時間が「0」でない場合、ステップS68にすすむ。ATM100は、利用不可時間が「0」である場合、ステップS71にすすむ。
[ステップS68]ATM100は、補填金額を算出し、補填情報513を生成する。ATM100は、上述した(式1)および(式2)で補填金額を算出するものとする。
ATM100は、補填情報513の補填日付にカードを受け付けた日付を登録し、補填情報513の店番号にATM100が設置されている店番号を登録する。また、ATM100は、補填情報513の口座番号にカードから読み取った口座番号を登録し、補填情報513の補填金額に算出した補填金額を登録することで、補填情報513を生成する。
[ステップS69]ATM100は、補填情報を取引データに含める。ATM100は、補填情報を取引データに含めることにより、取引データをホスト300に送信するとともに補填情報も送信できる。
[ステップS70]ATM100は、補填金振込案内画面605をディスプレイ120aに表示し、処理を終了する。
[ステップS71]ATM100は、再読取指示画面603をディスプレイ120aに表示する。なお、ATM100は、再読取指示画面603において、駐車場利用券が補填対象外である理由を示す情報を併せて表示することができる。たとえば、ATM100は、ステップS61からステップS71に進んだ場合、「駐車場番号または入庫日付が補填対象外です」という情報を補填対象外である理由として再読取指示画面603に表示できる。
[ステップS72]ATM100は、再読取指示画面603に表示された再読取ボタンが押下されたか否かを判定する。ATM100は、再読取ボタンが押下されたことを検知した場合、ステップS51にすすみ、駐車場利用券に付与されたバーコードの読み取りを行う。ATM100は、再読取ボタンが押下されたことを検知しない場合、処理を終了する。
次に、第2の実施形態のATMが実行するATM状態フラグ設定処理について図16を用いて説明する。図16は、第2の実施形態のATM状態フラグ設定処理のフローチャートを示す図である。
ATM状態フラグ設定処理は、ATM100が稼働状態を監視サーバ350に送信し、ATMフラグ管理情報510およびATM基本情報511を更新する処理である。ATM100の制御部110(プロセッサ111)は、電源がONとなり(電源が入り)起動した後、ATM状態フラグ設定処理を開始する。
なお、ATM100は、ATM状態フラグ設定処理をATM取引処理とは独立して(ATM取引処理のバックグラウンドで)実行する。
[ステップS81]ATM100は、電源が「ON」となり起動した後、ATMフラグ管理情報510のATM稼働状態に「営業中」を登録する。
[ステップS82]ATM100は、監視サーバ350に起動状態電文を送信する。
[ステップS83]ATM100は、係員がATM100を操作中であるか否かを判定する。ATM100は、係員がATM100を操作中である場合、ステップS84にすすむ。ATM100は、係員がATM100を操作中でない場合、ステップS85にすすむ。
なお、ATM100は、ATM100に備えている操作キー(ハードウェア制御キー)の位置が保守位置である場合に操作中であると判定するが、これは一例に過ぎず、その他の方法で判定してもよい。たとえば、ATM100は、保守・点検のためのコマンド(バックアップコマンド、可搬型記録媒体190に対する操作コマンド等)を実行中の場合、操作中と判定してもよい。
[ステップS84]ATM100は、ATMフラグ管理情報510のATM稼働状態に「休止中」を登録する。
[ステップS85]ATM100は、ATMフラグ管理情報510のATM稼働状態に「営業中」を登録する。
[ステップS86]ATM100は、監視サーバ350から状態監視電文を受信したか否かを判定する。ATM100は、監視サーバ350から状態監視電文を受信した場合、ステップS87にすすみ、そうでない場合、ステップS88にすすむ。
[ステップS87]ATM100は、ATMフラグ管理情報510のATM稼働状態に応じた状態電文を監視サーバ350に送信する。たとえば、ATM100は、ATM稼働状態が「休止中」である場合、休止状態電文を監視サーバ350に送信する。また、ATM100は、ATM稼働状態が「営業中」である場合、営業状態電文を監視サーバ350に送信する。
[ステップS88]ATM100は、監視サーバ350から補填モードの通知を受信したか否かを判定する。ATM100は、補填モードの通知を受信した場合はステップS89にすすみ、そうでない場合はステップS91にすすむ。
[ステップS89]ATM100は、ATMフラグ管理情報510の補填フラグに「ON」を登録する。
[ステップS90]ATM100は、ATM基本情報511に監視サーバ350から受信した情報を登録する。たとえば、ATM100は、対象時間帯、対象駐車場番号、補填単位、補填単価、入庫補填時間帯、ATM操作補填時間帯、ATM休止停止時間、ATM復旧時間、利用不可時間を補填モードの通知とともに監視サーバ350から受信し、ATM基本情報511に登録する。
[ステップS91]ATM100は、電源OFF(電源を切る)の通知(ハードウェアによる割込通知)を受信したか否かを判定する。ATM100は、電源OFFの通知を受信した場合はステップS92にすすみ、そうでない場合はステップS83にもどる。
[ステップS92]ATM100は、ATMフラグ管理情報510のATM稼働状態に「停止中」を登録する。
[ステップS93]ATM100は、ATMフラグ管理情報510の補填フラグに「OFF」を登録し、処理を終了する。
次に、第2の実施形態の監視サーバが実行する監視サーバ処理について図17および図18を用いて説明する。図17は、第2の実施形態の監視サーバ処理のフローチャートを示す図である(その1)。図18は、第2の実施形態の監視サーバ処理のフローチャートを示す図である(その2)。
監視サーバ処理は、監視サーバ350がATM100の稼働状態を管理し、必要に応じて駐車場の利用料金の補填に必要な情報をATM100に送信する処理である。
監視サーバ350の制御部(監視サーバ350が備えるプロセッサ)は、ATM100から起動状態電文を受信したか否かを判定し、監視サーバ処理を実行する。
[ステップS101]監視サーバ350は、起動状態電文をATM100から受信したか否かを判定する。監視サーバ350は、起動状態電文をATM100から受信しない場合はステップS102にすすみ、起動状態電文を受信した場合はステップS121にすすむ。
[ステップS102]監視サーバ350は、起動状態電文を送信していないATM100に対し、状態監視電文を送信する。
[ステップS103]監視サーバ350は、状態監視電文を送信したATM100から応答電文(営業状態電文、休止状態電文)を受信したか否かを判定する。監視サーバ350は、応答電文を受信しない場合はステップS104にすすみ、応答電文を受信した場合はステップS108にすすむ。
[ステップS104]監視サーバ350は、応答電文を受信しない状態で所定時間(たとえば、10秒)が経過したか否かを判定する。監視サーバ350は、所定時間が経過していない場合、ステップS103にもどる。監視サーバ350は、応答電文を受信せず所定時間が経過した場合、ステップS105にすすむ。
[ステップS105]監視サーバ350は、ATM管理情報501のATM稼働状態に「停止中」を登録する。具体的には、監視サーバ350は、応答電文を送信しないATM100について、ATM100に対応するATM番号のATM稼働状態に「停止中」を登録する。
[ステップS106]監視サーバ350は、現在時刻が対象時間帯であるか否かを判定する。監視サーバ350は、現在時刻が対象時間帯である場合はステップS107にすすみ、そうでない場合はステップS101にもどる。
[ステップS107]監視サーバ350は、ATM管理情報501のATM休止停止時間に現在時刻を登録する。具体的には、監視サーバ350は、ATM稼働状態に「停止中」または「休止中」を登録したATM100に対応するATM番号のエントリについて、ATM休止停止時間に現在時刻を登録する。監視サーバ350は、ATM休止停止時間を登録後、ステップS101にもどる。
[ステップS108]監視サーバ350は、状態監視電文を送信したATM100から営業状態電文を受信したか否かを判定する。監視サーバ350は、営業状態電文を受信しない場合(休止状態電文を受信した場合)、ステップS109にすすむ。監視サーバ350は、営業状態電文を受信した場合、ステップS121にすすむ。
[ステップS109]監視サーバ350は、ATM管理情報501のATM稼働状態に「休止中」を登録する。具体的には、監視サーバ350は、休止状態電文を送信したATM100に対応するATM番号のエントリについて、ATM稼働状態に「休止中」を登録する。
[ステップS110]監視サーバ350は、ATM管理情報501のATM休止停止時間が「0」(デフォルト値)であるか否かを判定する。監視サーバ350は、休止状態電文を送信したATM100に対応するATM番号のエントリについて、ATM休止停止時間が「0」であるか否かを判定する。監視サーバ350は、ATM休止停止時間が「0」である場合、ステップS106にすすむ。監視サーバ350は、ATM休止停止時間が「0」でない場合、ステップS101にもどる。
[ステップS121]監視サーバ350は、ATM管理情報501のATM稼働状態に「営業中」を登録する。具体的には、監視サーバ350は、営業状態電文を送信したATM100に対応するATM番号のエントリについて、ATM稼働状態に「営業中」を登録する。
[ステップS122]監視サーバ350は、ATM管理情報501のATM休止停止時間が「0」であるか否かを判定する。具体的には、監視サーバ350は、ステップS121においてATM稼働状態に「営業中」を登録したエントリについて、ATM休止停止時間が「0」であるか否かを判定する。監視サーバ350は、ATM休止停止時間が「0」である場合、ステップS101にもどる。監視サーバ350は、ATM休止停止時間が「0」でない場合、ステップS123にすすむ。
本ステップの処理について補足説明する。監視サーバ350は、ATM休止停止時間が「0」(デフォルト値)である場合、ATM100が通常の営業開始時における起動処理として起動状態電文を監視サーバ350に送信した状態であると判定する。
また、監視サーバ350は、ATM休止停止時間が「0」(デフォルト値)でない場合、ATM100が休止状態または停止状態から復旧した状態であり、復旧時の起動処理として起動状態電文を監視サーバ350に送信した状態であると判定する。
[ステップS123]監視サーバ350は、ATM管理情報501のATM復旧時間に現在時刻を登録する。具体的には、監視サーバ350は、ステップS121においてATM稼働状態に「営業中」を登録したエントリについて、ATM復旧時間に現在時刻を登録する。
[ステップS124]監視サーバ350は、ステップS121においてATM稼働状態に「営業中」を登録したエントリについて、同一の店番号においてATM100の台数が1台か否かを判定する。監視サーバ350は、ATM100の台数が1台である場合、ステップS126にすすむ。監視サーバ350は、ATM100の台数が複数台である場合、ステップS125にすすむ。
本ステップの処理について、補足説明する。情報処理システム400の運用において、支店ごとに、設置されているATM100の台数が異なる。支店において、複数のATM100が設置されている場合、あるATM100が停止中・休止中であっても、他のATM100が営業中であれば、顧客がATM100を利用ができない時間が生じない。つまり、支店において設置された複数台のATM100のうち、1台でも営業中であれば、支店に設置されたATM100が営業中であるとする。このため、複数台のATM100のうち1台でも営業中のATM100が存在する場合、監視サーバ350において、利用不可時間の算出は行わない。
また、支店において、ATM100が1台のみ設置されている場合、1台のATM100が停止中・休止中である場合、顧客はATM100を利用できない状態となる。このため、監視サーバ350において、支店に設置されたATM100が1台のみで、1台のATM100が復旧した場合、利用不可時間の算出を行う。
このように、監視サーバ350は、同一の支店内におけるATM100の台数、ATM稼働状態に応じて、利用不可時間の算出をする。
[ステップS125]監視サーバ350は、ステップS121においてATM稼働状態に「営業中」を登録したエントリについて、同一の店番号のエントリにおける他のATM100についてATM稼働状態が「営業中」であるか否かを判定する。監視サーバ350は、ATM稼働状態が「営業中」のATM100が存在しない場合、ステップS126にすすむ。監視サーバ350は、ATM稼働状態が「営業中」のATM100が存在する場合、ステップS127にすすむ。
[ステップS126]監視サーバ350は、利用不可時間を算出し、ATM管理情報501の利用不可時間に登録する。監視サーバ350は、ATM復旧時間とATM休止停止時間との差を算出し、利用不可時間とする。監視サーバ350は、ATM管理情報501のATM台数の値が「1」の場合(支店に1台のATM100が設置されている場合)、ステップS123において、ATM復旧時間を登録したATM100のエントリに対して、算出した利用不可時間を登録する。
ここで、支店に複数台のATM100が設置されている場合について説明する。監視サーバ350は、ATM管理情報501を参照し、ATM台数の値が「2」以上の場合、同一の店番号のエントリにおける利用不可時間を算出し、同一の利用不可時間を登録する。具体的には、監視サーバ350は、ステップS123で直近に登録したATM復旧時間と、同一の店番号を有するエントリにおける直近に登録したATM休止停止時間との差を算出し、当該店番号のエントリにおける利用不可時間とする。言い換えると、複数台のATM100が設置されている場合、利用不可時間は、複数台のうち最も早く復旧したATM100のATM復旧時間と、当該ATM100と同一の店番号のATM100のうち最も遅くまで営業中であったATM100のATM休止停止時間との差によって求められる。
つまり、複数台のATM100が設置されている場合の利用不可時間は、複数台の全てが停止中または休止中となった時間から、複数台のいずれか1台が復旧した時間までの時間である。監視サーバ350は、算出した利用不可時間を同一の店番号の全てのエントリに登録する。
[ステップS127]監視サーバ350は、ステップS123でATM復旧時間を登録したATM100に補填モードの通知とともに、駐車料金補填設定情報500とATM管理情報501から抽出した情報を送信する。
具体的には、監視サーバ350は、駐車料金補填設定情報500からATM復旧時間を登録したATM100に対応する店番号のエントリの情報(対象時間帯、対象駐車場番号、補填単位、補填単価、入庫補填時間帯、ATM操作補填時間帯)を抽出する。
また、監視サーバ350は、ATM管理情報501からATM復旧時間を登録したATM100に対応する店番号のエントリの情報(ATM休止停止時間、ATM復旧時間、利用不可時間)を抽出する。監視サーバ350は、抽出した情報(対象時間帯、対象駐車場番号、補填単位、補填単価、入庫補填時間帯、ATM操作補填時間帯、ATM休止停止時間、ATM復旧時間、利用不可時間)をATM100に送信する。
[ステップS128]監視サーバ350は、対象とするATM100(ステップS123でATM復旧時間を登録したATM100)について、ATM管理情報501のATM休止停止時間、ATM復旧時間、利用不可時間を「0」に設定(ゼロクリア)する。監視サーバ350は、対象とするATM100のATM管理情報501の時間についてゼロクリアを行った後、ステップS101にもどる。
このように、監視サーバ350は、ATM100から受信した電文に基づき、ATM100ごとの稼働状態に関する情報(ATM休止停止時間、ATM復旧時間、利用不可時間)を管理することができる。監視サーバ350は、管理している情報をATM100に通知することで、各ATM100において稼働状態に応じた駐車場利用料金の補填金額の算出が可能となる。また、ATM100が、補填金額および補填金額を振り込む口座の情報をホスト300に送信し、ホスト300において口座に補填金額の振込が可能となる。
これにより、金融機関等において、窓口の係員が個別の顧客に対する駐車場利用料金の算出および支払のために費やす労力および時間の軽減を図ることができる。
こうして、情報処理システム400は、ATM100の稼働状態と駐車場利用時間に応じた駐車場利用料金の補填を行うことができる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、自動取引装置10、ATM100、情報処理装置30、ホスト300、監視サーバ350が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。磁気記憶装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等がある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)/RW(ReWritable)等がある。光磁気記録媒体には、MO等がある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムにしたがった処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムにしたがった処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムにしたがった処理を実行することもできる。
また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP、ASIC、PLD等の電子回路で実現することもできる。
10 自動取引装置
11 取引制御部
12 取引記憶部
13 表示受付部
14 カード処理部
15 駐車券読取部
30 情報処理装置
31 管理制御部
32 管理記憶部
50 情報処理システム

Claims (6)

  1. 自動取引装置と情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
    前記自動取引装置は、
    カードを受け付け、カードに記憶された口座番号を読み取るカード処理部と、
    情報の入力を受け付け、情報を表示する表示受付部と、
    駐車場の利用に関する情報である駐車場利用情報を記録した駐車場利用券を読み取る駐車券読取部と、
    前記口座番号と、前記表示受付部を介して受け付けた暗証番号とを前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置から認証許可通知を受信し、
    前記表示受付部を介して金融取引の情報を受け付け、
    前記自動取引装置が停止状態または休止状態から復旧した時間から、前記自動取引装置で顧客の操作の受け付けを開始した時間である操作開始時間が所定時間内である場合、前記駐車場利用料金の補填を行う旨の情報と、前記駐車場利用券の読み取り指示の情報とを前記表示受付部に表示させ、
    前記駐車券読取部を介して前記駐車場利用券から読み取った前記駐車場利用情報と、前記自動取引装置が備える取引記憶部に予め記憶した稼働状態に関する情報と、前記操作開始時間とに基づき前記駐車場利用料金の補填の可否を判定し、
    前記判定の結果に基づき前記駐車場利用料金の補填を行う場合、補填金額の算出を行い、
    前記補填金額と前記補填金額を前記口座番号で特定される口座に振り込む旨の情報を前記表示受付部に表示し、前記金融取引の情報と前記補填金額とを含む情報を前記情報処理装置に送信する取引制御部とを備え、
    前記情報処理装置は、
    前記口座番号と前記暗証番号とを前記自動取引装置から受信し、
    前記受信した前記口座番号と前記暗証番号とを認証し、前記認証した結果に問題がない場合、前記認証許可通知を前記自動取引装置に送信し、
    前記金融取引の情報と前記補填金額とを含む情報を前記自動取引装置から受信し、
    前記金融取引の情報に基づき前記金融取引の実行を指示し、前記補填金額を前記口座番号で特定される口座に入金を指示する管理制御部を備える、
    情報処理システム。
  2. 前記取引制御部は、
    前記駐車場利用情報と、前記稼働状態に関する情報と、前記操作開始時間と、前記取引記憶部に記憶した前記駐車場利用料金に対する補填単価および補填単価に基づき前記補填金額の算出を行う、
    請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記稼働状態に関する情報は、
    前記自動取引装置が休止または停止状態となった時間である休止停止時間と、前記自動取引装置が休止または停止状態から復旧した時間である復旧時間と、前記復旧時間と前記休止停止時間との差である利用不可時間とを含む情報である、
    請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記駐車場利用情報は、
    前記駐車場に入庫した月日である入庫日付と、前記駐車場に入庫した時間である入庫時間と、前記駐車場を無料で利用できる時間である駐車場無料時間とを含む情報である、
    請求項2記載の情報処理システム。
  5. 前記管理制御部は、
    前記自動取引装置の前記稼働状態を取得するための状態監視電文を前記自動取引装置に送信し、
    前記自動取引装置の前記稼働状態を前記自動取引装置から受信し、
    前記稼働状態を前記情報処理装置が備える管理記憶部に管理情報として記憶し、
    前記管理情報に基づき、前記自動取引装置が停止状態または休止状態から復旧して利用不可時間が発生したと判定した場合、前記自動取引装置に補填許可の通知を送信し、
    前記取引制御部は、
    前記補填許可の通知を受信した場合、駐車場利用料金の補填を行うか否かを判定するための設定値である補填判定設定値を予め登録された補填不許可情報から補填許可情報に変更して前記取引記憶部に記憶し、
    前記情報処理装置から前記認証許可通知を受信した際に、
    前記取引記憶部から前記補填判定設定値を読み出し、前記補填判定設定値が前記補填許可情報である場合、前記駐車場利用料金の補填を行う旨の情報と、前記駐車場利用券の読み取り指示の情報とを前記表示受付部に表示させる、
    請求項1記載の情報処理システム。
  6. 自動取引装置と情報処理装置とを含む情報処理システムにおける料金補填方法であって、
    前記自動取引装置は、
    カードを受け付け、カードに記憶された口座番号を読み取り、
    前記口座番号と、受け付けた暗証番号とを前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置から認証許可通知を受信し、
    金融取引の情報を受け付け、
    前記自動取引装置が停止状態または休止状態から復旧した時間から、前記自動取引装置で顧客の操作の受け付けを開始した時間である操作開始時間が所定時間内である場合、駐車場利用料金の補填を行う旨の情報と、前記駐車場利用券の読み取り指示の情報とを前記自動取引装置が備える表示受付部に表示させ、
    前記駐車場利用券から読み取った駐車場利用情報と、前記自動取引装置が備える取引記憶部に予め記憶した稼働状態に関する情報と、前記操作開始時間に基づき前記駐車場利用料金の補填の可否を判定し、
    前記判定の結果に基づき前記駐車場利用料金の補填を行う場合、補填金額の算出を行い、
    前記補填金額と前記補填金額を前記口座番号で特定される口座に振り込む旨の情報を前記表示受付部に表示させ、
    前記金融取引の情報と前記補填金額とを含む情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、
    前記口座番号と前記暗証番号とを前記自動取引装置から受信し、
    前記受信した前記口座番号と前記暗証番号とを認証し、前記認証した結果に問題がない場合、前記認証許可通知を前記自動取引装置に送信し、
    前記金融取引の情報と前記補填金額とを含む情報を前記自動取引装置から受信し、
    前記金融取引の情報に基づき前記金融取引の実行を指示し、前記補填金額を前記口座番号で特定される口座に入金を指示する、
    料金補填方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113762944A (zh) * 2021-08-25 2021-12-07 深圳市顺易通信息科技有限公司 一种停车超时的补缴方法以及相关装置

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