JP2021117879A - 画像形成システムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】両面印刷の際に検出されるエラーに伴うリカバリを簡単な構成で実現する。
【解決手段】システムは、直列接続される2台の画像形成装置と、印刷データをページ毎のラスタデータに変換する変換部と、を備え、各画像形成装置は、ラスタデータに基づいて用紙上にページ毎の画像を形成し、変換部は、用紙の表面のページと、裏面のページとを別々の画像形成装置で印刷する両面印刷に際し、表面ページのラスタデータを1の画像形成装置に出力し、裏面ページのラスタデータを他の画像形成装置に出力し、両面印刷に係る所定事象が検出されたとき、1の画像形成装置のみで両面印刷を実施するよう、印刷データをページ毎のラスタデータに再度変換し、再変換後のページ毎のラスタデータを当該1の画像形成装置に出力する。
【選択図】図1

Description

この開示は画像形成システムおよび方法に関し、特に、直列に接続された複数の画像形成装置を備えるシステムおよび方法に関する。
2台の画像形成装置を直列に接続するシステムでは、用紙の表面と裏面とに別々の画像形成装置が印刷用の画像を形成することで、両面印刷の生産性を向上させている。このような両面印刷の際に、搬送路上で用紙が詰まって動作が中断する、いわゆる用紙JAM(ジャム)等の両面印刷の継続を妨げる所定事象(以下では、エラー事象ともいう)が発生すると、両面印刷は中断されてしまう。両面印刷を中断だっせるようなエラー事象は用紙JAMに限定されない。したがって、このようなエラー事象に起因して中断された両面印刷は、エラー事象が解消されると再開することができる。この明細書では、エラー事象が解消されて両面印刷を再度実施する、または再開することを、「リカバリ」と呼ぶ。
2台の画像形成装置を直列に接続するシステムに関連する技術が、例えば、特許文献1(特開2013−228824号公報)および特許文献2(特開2004−358815号公報)において開示される。特許文献1は、2台の印刷装置が直列に接続された印刷システムにおいて、コントローラ管理モジュールを備える装置が、一方の印刷装置が印刷するページを、他方の印刷装置に振り分ける構成を開示するが、上記に述べたリカバリの仕組みは開示しない。これに対して、特許文献2のプリンタシステムは、リカバリの仕組みとして、最初の印刷機構から最後の印刷機構までの長さに相当のイメージバッファと、リカバリを行うべきイメージバッファ上のデータの位置を示すポインタ機能とを用いる。
特開2013−228824号公報 特開2004−358815号公報
特許文献2ではリカバリを実施することが可能であるが、そのためにポインタ機能の制御およびイメージバッファの画像メモリを特別に準備する必要があり、構成が複雑となる。
本開示の目的は、直列に接続された2台の画像形成装置を用いた両面印刷の際に検出されるエラーに伴うリカバリを簡単な構成で実現できる画像形成システムおよび方法を提供することである。
本開示にかかる画像形成システムは、直列に接続される2台の画像形成装置と、印刷データをページ毎のラスタデータに変換する変換部と、を備え、各2台の画像形成装置は、ラスタデータに基づいて用紙上にページ毎の画像を形成し、変換部は、用紙の第1面のページと、第1面の裏面である第2面のページとを別々の画像形成装置で印刷する両面印刷に際し、第1面のページのラスタデータを1の画像形成装置に出力し、第2面のページのラスタデータを他の画像形成装置に出力し、変換部は、両面印刷に係る所定事象が検出されたとき、2台の画像形成装置の一方のみで両面印刷を実施するよう、印刷データを第1面と第2面のページ毎のラスタデータに再度変換し、再変換後のページ毎のラスタデータを当該一方の画像形成装置に出力する。
上述の開示において、画像形成システムは、さらに、直列に接続される各画像形成装置内を経由して用紙を搬送する搬送路と、搬送路に用紙を給紙する給紙部と、を備える。
上述の開示において、給紙部は、各画像形成装置の本体に備えられる装置給紙部を含む。
上述の開示において、搬送路は、2台の画像形成装置の間に設けられる装置間搬送路を含み、給紙部は、装置間搬送路に給紙する装置間給紙部を含む。
上述の開示において、一方の画像形成装置のみで両面印刷する際、当該一方の画像形成装置および他方の画像形成装置の装置給紙部と、装置間給紙部とのうちの1つが搬送路に給紙する。
上述の開示において、一方の画像形成装置は用紙の搬送方向の下流側に配置され、他方の画像形成装置は当該搬送方向の上流側に配置され、装置間給紙部は、搬送方向の下流側に給紙し、一方の画像形成装置のみで両面印刷する際、当該一方の画像形成装置が備える装置給紙部が搬送路に給紙するときは、他方の画像形成装置と装置間給紙部は搬送路への給紙が禁止される。
上述の開示において、搬送路上の用紙を当該搬送路から除去する除去部を備え、一方の画像形成装置のみで両面印刷する際、除去部が搬送路から用紙を除去し、その後に、給紙部は搬送路に給紙する。
上述の開示において、一方の画像形成装置のみで両面印刷する際、給紙部へ当該両面印刷のための用紙をセットすることを促す報知を出力する。
上述の開示において、報知は、用紙のサイズまたは種類を含む。
上述の開示において、変換部は、検出される所定事象の種類に従い、2台の画像形成装置のうちから一方の画像形成装置を決定する。
上述の開示において、変換部は、当該一方の画像形成装置からの要求に従い、ラスタデータの再変換を実施する。
本開示にかかる、直列に接続される2台の画像形成装置を備えるシステムで実施される方法は、各2台の画像形成装置が、印刷データから変換されたページ毎のラスタデータに基づいて用紙上にページ毎の画像を形成するステップと、用紙の第1面のページと、第1面の裏面である第2面のページとを別々の画像形成装置で印刷する両面印刷に際し、1の画像形成装置が第1面のページのラスタデータに基づく画像を用紙上に形成し、他の画像形成装置が第2面のページのラスタデータを当該用紙上に形成するステップと、両面印刷に係る所定事象が検出されたとき、印刷データを第1面と第2面のページ毎のラスタデータに再度変換するステップと、2台の画像形成装置の一方のみで両面印刷が実施されるよう、当該一方の画像形成装置が、再変換後の第1面と第2面のページ毎のラスタデータを取得するステップと、を備える。
本開示によれば、直列に接続された2台の画像形成装置を用いた両面印刷の際に検出されるエラーに伴うリカバリを簡単な構成で実現できる。
本実施の形態にかかる画像形成システム800の全体構成を模式的に示す図である。 本実施の形態にかかる画像形成装置(1)のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本実施の形態にかかる画像形成装置(2)のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本実施の形態にかかるサーバー400のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態にかかるRIPマシン(1)のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本実施の形態にかかるRIPマシン(2)のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本実施の形態にかかるコントローラ(1)のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本実施の形態にかかるコントローラ(2)のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本実施の形態にかかるパージ・中継装置500のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態にかかる反転・中継装置600のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態にかかる後処理装置700のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態にかかる処理を概略的に示すフローチャートである。 本実施の形態にかかる画像形成装置(1)が備える機能の構成を模式的に示す図である。 本実施の形態にかかる画像形成装置(2)が備える機能の構成を模式的に示す図である。
以下に、図面を参照しつつ実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<1.開示の概要>
図1は、本実施の形態にかかる画像形成システム800の全体構成を模式的に示す図である。図1を参照して、開示の概要を説明する。画像形成システム800は、直列に接続される2台の画像形成装置(1)100−2と画像形成装置(2)100−2と、印刷データをページ毎のラスタデータに変換するRIP(Raster Image Processor)を実現するRIPマシン(1)200−1とRIPマシン(2)200−2を有する変換部とを備える。2台の画像形成装置を区別するために、以下では、画像形成装置(1)100−2は画像形成装置(1)とも称し、画像形成装置(2)100−2は画像形成装置(2)とも称する。
画像形成装置(1)と画像形成装置(2)は、それぞれ、ラスタデータに基づいて用紙上にページ毎の画像を形成する印刷機能を実現するプリントエンジン140および240を有する。画像形成システム800において、用紙の表面である第1面のページと、裏面である第2面のページとを別々の画像形成装置で印刷する両面印刷を実施することができる。以下では、このように別々の画像形成装置(1)と画像形成装置(2)が協働して実施する両面印刷を「協働両面印刷」と称する。
協働両面印刷の際に、変換部は、第1面のページのラスタデータ21を2台の画像形成装置のうち1の画像形成装置に出力し、第2面のページのラスタデータ22を他の画像形成装置に出力する。協働両面印刷では、例えば、画像形成装置(1)がラスタデータ21に基づき用紙の第1面のページの印刷をし、続いて、画像形成装置(2)がラスタデータ22に基づき当該用紙の第2面のページの印刷をし、両面印刷がされると印刷後の用紙が排出される。
変換部は、協働両面印刷において印刷関連の所定事象であって、協働両面印刷の継続を妨げるような事象(以下では、エラー事象と呼ぶ)が検出されたときは、2台の画像形成装置の一方のみで両面印刷が実施されるよう、第1面および第2面のページの両方のラスタデータ21,22を当該一方の画像形成装置に出力する。このように、画像形成装置の一方のみが単独で実施する両面印刷を、協働両面印刷の対比として「単独両面印刷」と称する。具体的には、エラー事象として、画像形成装置(2)での用紙JAMが検出されたときは、用紙JAMから復旧したときに、画像形成装置(2)のみで単独両面印刷を実施できるように、変換部は、印刷データをラスタデータ21,22に再度変換して、再変換後のラスタデータ21,22の両方を画像形成装置(2)に出力する。画像形成装置(2)は第1面および第2面のページの両方の再変換後のラスタデータ21,22を取得し、取得されたラスタデータ21,22に基づいて単独両面印刷を実施する。
このように、エラー事象に起因した協働両面印刷の中断を単独両面印刷を実施することでリカバリできる。このリカバリでは、単独両面印刷のためのラスタデータ21,22は、変換部によって印刷データから再度変換されることで取得される。したがって、リカバリに備えて、ラスタデータを保存しておくためのイメージバッファの画像メモリ、および当該イメージバッファから対応するラスタデータをアクセスするためのポインタ機能などの特別な構成は不要となって、簡単な構成で、リカバリを実現することができる。
なお、画像形成装置(1)および(2)には、典型的には、MFP(Multifunction Peripheralの略)を適用することができる。ただし、MFPに限定されず、複写機およびプリンター装置などのように画像を用紙に印刷する他の画像形成装置を適用することもできる。画像形成装置(1)および(2)は、MFPが提供する画像形成のための機能、例えば、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能などを実現する環境を提供するが、本開示では、主に、画像を印刷するプリンター機能に着目した処理を説明する。
<2.システム構成>
再び、図1を参照して、画像形成システム800の構成を説明する。画像形成システム800は、サーバー400、コントローラー(1)300−1、コントローラ(2)300−2、RIPマシン(1)200−1およびRIPマシン(2)200−2、画像形成装置(1)の用紙の出力(排出)側に設置されたパージ・中継装置500、画像形成装置(2)の用紙の入力(取込)側に設置された反転・中継装置600、画像形成装置(2)の用紙の出力(排出)側に設置された後処理装置700を備える。コントローラー(1)300−1はRIPマシン(1)2001−に対応し、コントローラ(2)300−2はRIPマシン(2)2001−2に対応するように構成される。以下では、画像形成装置(1)に対応するRIPマシン(1)200−1を、RIPマシン(1)と称し、画像形成装置(2)に対応するRIPマシン(2)200−2を、RIPマシン(2)と称する。また、RIPマシン(1)に対応するコントローラ(1)200−1をコントローラ(1)と称し、RIPマシン(2)に対応するコントローラ(2)200−2をコントローラ(2)と称する。
サーバー400は、後述する印刷ファイル410を記憶する。印刷ファイル410は、例えばでページ記述言語(PDL)と呼ばれる形式で記述された印刷の対象となる印刷データ(PDLデータ)を含む。サーバー400は、印刷データを解析し、解析結果に基づき印刷データから取得するページ単位の印刷データを、コントローラ(1)またはコントローラ(2)に送信する。コントローラ(1)およびコントローラ(2)は、それぞれ、サーバー400からのページ単位の印刷データとともに変換指令を対応のRIPマシンに出力する。対応のRIPマシンは、変換指令に従い、ページ単位の印刷データをラスタライズ(ビットマップ展開)してページ毎のラスタデータに変換する。このような変換処理を、RIP処理とも称する。プリントエンジン140は、RIPマシン(1)からのラスタデータに基づいて用紙上にページ毎の画像を形成(印刷)し、また、プリントエンジン240は、RIPマシン(2)からのラスタデータに基づいて用紙上にページ毎の画像を形成(印刷)する。画像形成システム800において、サーバー400、コントローラ(1)と(2)およびRIPマシン(1)と(2)は、有線または無線のネットワークを介して接続される。また、RIPマシン(1)と(2)は、それぞれ、有線または無線のネットワークを経由して画像形成装置(1)と画像形成装置(2)に接続される。
画像形成システム800は、直列に接続される2台の画像形成装置(1)および(2)の内部を経由して用紙を搬送する搬送路を備え、各画像形成装置は、画像を用紙に形成して当該用紙を搬送路に排出する。搬送路は、画像形成装置(1)内のプリントエンジン140によりラスタデータに基づいて印刷するための用紙搬送路121、および画像形成装置(2)内のプリントエンジン240によりラスタデータに基づいて印刷するための用紙搬送路221を含む。図1では、画像形成装置(2)は用紙の搬送方向の下流側に配置されて、画像形成装置(1)は当該搬送方向の上流側に配置される。したがって、搬送路に着目した場合、画像形成装置(1)は上流側に設置された上流機に相当し、画像形成装置(2)は下流側に設置された下流機に相当する。
画像形成装置(1)は、さらに、用紙を収容するとともに、収容された用紙を用紙搬送路121に供給する本体に備えられた上流機本体トレイ151、および用紙搬送路121に接続される搬送路であって、用紙を反転させて搬送するための反転両面パス122を備える。
画像形成装置(2)は、さらに、用紙を収容するとともに、収容された用紙を用紙搬送路221に供給する本体に備えられた下流機本体トレイ251、および用紙搬送路221に接続される搬送路であって、単独両面印刷の場合に反転された用紙を搬送するための反転両面パス222を備える。
画像形成装置(1)は情報を出力するディスプレイなどの表示部111を備え、また、画像形成装置(2)も情報を出力するディスプレイなどの表示部211を備える。
パージ・中継装置500は、パージトレイ505を備える。パージ・中継装置500は、搬送路上の用紙を当該搬送路から除去する除去部の一実施例である。パージ・中継装置500は、上流の画像形成装置(1)から搬送される用紙を下流に接続された反転・中継装置600へ搬送する搬送路とパージトレイ505へ搬送する搬送路123とを備える。パージ・中継装置500は、パージ指令506に従い、画像形成装置(1)から搬送される用紙が、パージトレイ505に収容(パージ)されるように、当該用紙をパージトレイ505へ搬送する。パージ・中継装置500は、パージ指令506が出力されない間は、画像形成装置(1)から搬送される用紙をパージせずに反転・中継装置600へ搬送する。
反転・中継装置600に関連してリカバリ用給紙トレイ605が備えられる。リカバリ用給紙トレイ605は、2台の画像形成装置(1)と(2)の間に設けられる装置間搬送路に備えられて、装置間搬送路に給紙する装置間給紙部の一例である。リカバリ用給紙トレイ605は、用紙の搬送方向の下流側に給紙する。これにより、リカバリ用給紙トレイ605は、下流の画像形成装置(2)によってリカバリのための単独両面印刷が実施される際に、画像形成装置(2)のプリントエンジン240に繋がる搬送路221に用紙を給紙することができる。この用紙は、好ましくは、白紙用紙である。反転・中継装置600が備える反転処理機604は、協働両面印刷に際して、パージ・中継装置500から搬送された用紙を、すなわちその表面に画像形成装置(1)によって印刷された用紙を反転させて、搬送路221で反転後の用紙を搬送する。これにより、下流の画像形成装置(2)のプリントエンジン240は、当該用紙の裏面に印刷することができる。
後処理装置700は、画像形成が完了した用紙に後処理(ステイプル、折り等)を施す後処理機704を備える。後処理装置700は、後処理が施された用紙を排紙トレイ705に排出する。
画像形成システムでは、上流機本体トレイ151、リカバリ用給紙トレイ605および下流機本体トレイ251は、搬送路に用紙を給紙する給紙部を構成するが、給紙部は、これらに限定されない。
<3.画像形成装置のハードウェア構成)
図2は、本実施の形態にかかる画像形成装置(1)のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。図2を参照して、画像形成装置(1)(画像形成装置100−1)は、装置全体の制御を行なう制御部10と、自動原稿搬送部120と、スキャナ部130と、プリントエンジン140と、給紙部150と、通信回路115と、通信I/F(Interfaceの略)116と、データリーダー/ライター113とを備える。自動原稿搬送部120は、用紙搬送路121、反転両面パス122および搬送路123を介した原稿の搬送機構を含む。給紙部150は、上流機本体トレイ151から用紙搬送路121への用紙の供給機構を含む。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)101と、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)102と、CPU101が実行するプログラムや定数などを記憶するROM(Read Only Memory)103と、画像データなどを記憶するための記憶部であるHDD104とを含む。通信回路115は、パージ・中継装置500および反転・中継装置600と通信する。HDD104は、CPU102によって実行される協働両面印刷プログラム105と、単独両面印刷プログラム106と、リカバリプログラム107とを格納する。協働両面印刷プログラム105は、実行されると協働両面印刷の処理をCPU102に実施させ、単独両面印刷プログラム106は、実行されると単独両面印刷の処理をCPU102に実施させる。リカバリプログラム107は、実行されるとリカバリの処理をCPU102に実施させる。
通信I/F116は、RIPマシン(1)(RIPマシン200−1)およびサーバー400と通信するためのNIC等からなる。通信I/F116がサーバー400と通信するデータには、後述するリカバリ待ち要求117が含まれる。データリーダー/ライター113は、着脱自在に装着される記憶媒体114についてデータまたはプログラムを読み書きする。
また、画像形成装置(1)は、表示部111、およびユーザーが画像形成装置(1)に対して情報を入力するときに操作する操作部112を含む。
図3は、本実施の形態にかかる画像形成装置(2)のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。画像形成装置(2)は、基本的に画像形成装置(1)と同様の構成を備える。図3を参照して、画像形成装置(2)(画像形成装置100−2)は、制御部20と、自動原稿搬送部220と、スキャナ部230と、プリントエンジン240と、給紙部250と、通信回路215と、通信I/F216と、データリーダー/ライター213とを備える。通信I/F216がサーバー400と通信するデータには、後述するリカバリ待ち要求117が含まれる。
制御部10は、CPU201と、RAM202と、ROM203と、HDD204とを含む。通信回路115は、後処理装置700と通信する。通信I/F216は、RIPマシン(2)(RIPマシン200−2)およびサーバー400と通信する。データリーダー/ライター113は、着脱自在に装着される記憶媒体214についてデータまたはプログラムを読み書きする。また、画像形成装置(2)は、表示部211、およびユーザーが画像形成装置(2)に対して情報を入力するときに操作する操作部212を含む。HDD204は、CPU202によって実行される協働両面印刷プログラム205と単独両面印刷プログラム206とリカバリプログラム207とを格納する。協働両面印刷プログラム205は、実行されると協働両面印刷の処理をCPU202に実施させ、単独両面印刷プログラム206は、実行されると単独両面印刷の処理をCPU202に実施させる。リカバリプログラム207は、実行されるとリカバリの処理をCPU202に実施させる。
図3に示す画像形成装置(2)の自動原稿搬送部220は、用紙搬送路221および反転両面パス222を介した原稿の搬送機構を含み、給紙部250は、下流機本体トレイ251から用紙搬送路221への用紙の供給機構を含む。その他の図3の部分は、図2に示した画像形成装置(1)の部分と同様であるので説明は繰り返さない。
<4.画像形成装置の機能構成>
図13は、本実施の形態にかかる画像形成装置(1)が備える機能の構成を模式的に示す図である。図14は、本実施の形態にかかる画像形成装置(2)が備える機能の構成を模式的に示す図である。
図13を参照して、画像形成装置(1)(画像形成装置100−1)は、協働両面印刷、単独両面印刷およびリカバリを、それぞれ、画像形成装置(1)に実施させるための、協働両面印刷部108、単独両面印刷部109およびリカバリ部110を含む。協働両面印刷部108、単独両面印刷部109およびリカバリ部110は、それぞれ、CPU101が協働両面印刷プログラム105、単独両面印刷プログラム106およびリカバリプログラム107を実行することにより実現される。
図14を参照して、画像形成装置(2)(画像形成装置100−2)は、協働両面印刷、単独両面印刷およびリカバリを、それぞれ、画像形成装置(2)に実施させるための、協働両面印刷部208、単独両面印刷部209およびリカバリ部210を含む。協働両面印刷部208、単独両面印刷部209およびリカバリ部210は、それぞれ、CPU201が協働両面印刷プログラム205、単独両面印刷プログラム206およびリカバリプログラム207を実行することにより実現される。
なお、図13と図14では、CPUがプログラムを実行することで必要な処理が実現される構成例を示したが、これらの提供される処理の一部または全部は、専用のハードウェア回路(例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)などの専用回路を用いて実装されてもよい。
<5.印刷処理>
本実施の形態にかかる協働両面印刷と単独両面印刷の処理を説明する。
(協働両面印刷の処理)
図1を参照して、協働両面印刷の際は、パージ指令506は出力されない。まず、協働両面印刷部108は、プリントエンジン140に、上流機本体トレイ151から用紙搬送路121に供給された用紙の表面上に、RIPマシン(1)からのラスタデータ21に基づいて画像を印刷させ、印刷後の用紙をパージ・中継装置500へ搬送する。パージ・中継装置500は、パージ指令506を受信しないので、画像形成装置(1)からの用紙を搬送路123をバイパスさせて反転・中継装置600へ搬送する。反転・中継装置600は、パージ・中継装置500から搬送された用紙を反転処理機604によって反転させて、反転された用紙を画像形成装置(2)の搬送路221に送出する。画像形成装置(2)の協働両面印刷部208は、プリントエンジン240に、搬送路221で搬送される用紙の裏面(すなわち、反転・中継装置600によって反転された用紙)に、RIPマシン(2)からのラスタデータ22に基づいて画像を印刷させる。これにより、用紙の両面に画像が印刷される。協働両面印刷部208は、印刷後の用紙は後処理装置700を経由して排紙トレイ705に排出する。なお、後処理が必要ない場合は、後処理装置700は、用紙を後処理機704をバイパスさせて排紙トレイ705へ搬送する。
(画像形成装置(1)の単独両面印刷の処理)
図1を参照して、画像形成装置(1)における単独両面印刷の際に、単独両面印刷部109は、プリントエンジン140に、用紙搬送路121に供給された用紙の表面上に、RIPマシン(1)からのラスタデータ21に基づいて画像を印刷させ、印刷後の用紙を反転両面パス122に出力する。用紙は、反転両面パス122によって反転されて、再度、プリントエンジン140へ搬送される。単独両面印刷部109は、プリントエンジン140に、反転両面パス122によって搬送された用紙の裏面にRIPマシン(1)からのラスタデータ22に基づいて画像を印刷させる。これにより、用紙の両面に画像が印刷される。パージ・中継装置500は、受信するパージ指令506に従い、画像形成装置(1)からの両面印刷後の用紙を、搬送路123を介してパージトレイ505へ排出する。なお、画像形成装置(1)によって単独両面印刷が施された用紙の排出ルートとして、パージトレイ505を挙げたが、これに限定されず、他の排出ルートであってもよい。
(画像形成装置(2)の単独両面印刷の処理)
図1を参照して、画像形成装置(2)における単独両面印刷の際に、単独両面印刷部209は、プリントエンジン240に、用紙搬送路221に供給された用紙の表面上に、RIPマシン(2)からのラスタデータ21に基づいて画像を印刷させ、印刷後の用紙を反転両面パス222に出力する。用紙は、反転両面パス222によって反転されて、再度、プリントエンジン240へ搬送される。単独両面印刷部209は、プリントエンジン240に、反転両面パス222によって搬送された用紙の裏面にRIPマシン(2)からのラスタデータ22に基づいて画像を印刷させる。これにより、用紙の両面に画像が印刷される。印刷後の用紙は搬送路221を介して、後処理装置700を経由して排紙トレイ705へ排出される。
<6.リカバリのRIP要求とリカバリ待ち要求>
図1では、協働両面印刷の際、印刷関連のエラー事象が検出されたとき、リカバリのために、協働両面印刷に代わって画像形成装置(1)および(2)のうちの1の画像形成装置によって単独両面印刷が実施されるよう、ラスタデータ21および22を当該1の画像形成装置に送信する。
例えば、画像形成装置(2)は、プリントエンジン240による印刷において、用紙JAM等のエラー事象を検出すると、すなわちエラー事象に起因して協働両面印刷に失敗したことを検出すると、失敗した用紙の表面に印刷されていたページの印刷データのラスタデータを取得する為のRIP要求23を、RIPマシン(2)およびコントローラ(2)を経由してサーバー400に送信する。サーバー400は、RIP要求23を受信すると、RIP要求23を解析し、解析結果に基づき、協働両面印刷で印刷されていたページの印刷データを送信する。RIPマシン(2)は、コントローラ(2)を介して当該ページの印刷データを受信し、受信した印刷データに再度RIP処理を施す。RIPマシン(2)は、当該RIP処理によって取得されたラスタデータ21,22を、画像形成装置(2)に出力する。エラーから復旧する際に、画像形成装置(2)は、再RIP処理で変換されたラスタデータ21および22を取得し、取得したラスタデータ21および22に基づいて、上記の単独両面印刷を実施する。これにより、協働両面印刷の際のリカバリが実現される。
また、協働両面印刷の際のリカバリは、画像形成装置(1)によって単独両面印刷が実施されることで実現されてもよい。例えば、画像形成装置(1)は、パージ・中継装置500への搬送路上で用紙JAMが発生するなどのエラー事象を検知した場合は、RIP要求24を、RIPマシン(1)およびコントローラ(1)を経由してサーバー400に送信する。サーバー400は、RIP要求24を受信すると、RIP要求24を解析し、解析結果に基づき、協働両面印刷で印刷されていたページの印刷データを送信する。RIPマシン(1)は、コントローラ(1)を介して当該ページの印刷データを受信し、受信した印刷データに再RIP処理を施し、その結果、取得されたラスタデータ21,22を、画像形成装置(1)に出力する。画像形成装置(1)は、再RIP処理で取得されたラスタデータ21および22に基づいて、上記の単独両面印刷を実施する。これにより、協働両面印刷の際のリカバリが実現される。
<7.サーバーのハードウェア構成>
図4は、本実施の形態にかかるサーバー400のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。図4を参照して、サーバー400は、CPU40、記憶部44、およびネットワークコントローラー45を含む。記憶部44は、CPU40により実行されるプログラムおよびデータを記憶するためのROM41、RAM42およびHDD43を含む。例えば、HDD43には、印刷ファイル410およびCPU40により実行されると切替部401を実現する切替プログラム431を格納する。ネットワークコントローラー45は、画像形成装置(1)と(2)、およびコントローラ(1)と(2)と通信するためのNIC(Network Interface Card)等を含む。なお、切替部401は、CPU40がプログラムを実行することで必要な処理が実現される構成例として示したが、切替部401が提供する処理の一部または全部は、専用のハードウェア回路(例えば、ASICまたはFPGAなどの専用回路)を用いて実装されてもよい。
<8.RIPマシンとコントローラのハードウェア構成>
図5は、本実施の形態にかかるRIPマシン(1)のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。RIPマシン(1)(RIPマシン200−1)は、コンピュータに相当する構成を備える。図5を参照して、RIPマシン(1)は、CPU21−1、ROMおよびRAMを含む揮発性のメモリ21−2、不揮発性メモリであるHDD21−3、および通信I/F21−4を備える。通信I/F21−4は、画像形成装置(1)(画像形成装置100−1)およびコントローラ(1)(コントローラ300−1)と通信するためのNICなどを含む。HDD21−3は、CPU21−1によって実行されるRIPプログラム21−5を含む。RIPプログラム21−5は、実行されるとCPU21−1に、通信I/F21−4によってコントローラ300−1から受信したページ毎の印刷データにRIP処理を施して、得られたページ毎のラスタデータを通信I/F21−4を介して画像形成装置(1)に送信する。
図6は、本実施の形態にかかるRIPマシン(2)のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。RIPマシン(2)(RIPマシン200−2)は、基本的に、RIPマシン(1)と同様の構成を備える。図6を参照して、RIPマシン(2)は、CPU22−1、ROMおよびRAMを含む揮発性のメモリ22−2、不揮発性メモリであるHDD22−3、および通信I/F22−4を備える。通信I/F22−4は、画像形成装置(2)(画像形成装置100−2)およびコントローラ(2)(コントローラ300−2)と通信するためのNICなどを含む。HDD22−3は、CPU22−1によって実行されるRIPプログラム22−5を含む。RIPプログラム22−5は、実行されるとCPU22−1に、通信I/F22−4によってコントローラ300−2から受信したページ毎の印刷データにRIP処理を施して、得られたページ毎のラスタデータを通信I/F22−4を介して画像形成装置(2)に送信する。
図7は、本実施の形態にかかるコントローラ(1)のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。コントローラ(1)(コントローラ300−1)は、コンピュータに相当する構成を備える。図6を参照して、コントローラ(1)は、CPU31−1、ROMおよびRAMを含むメモリ31−2、サーバー400と通信するネットワークI/F31−3、およびRIPマシン(1)(RIPマシン200−1)と通信するための通信I/F31−4を備える。
図8は、本実施の形態にかかるコントローラ(2)のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。コントローラ(2)(コントローラ300−2)は、基本的に、コントローラ(1)と同様の構成を備える。図8を参照して、コントローラ(2)は、CPU32−1、ROMおよびRAMを含むメモリ32−2、サーバー400と通信するネットワークI/F32−3、およびRIPマシン(2)(RIPマシン200−2)と通信するための通信I/F32−4を備える。
<9.中継装置および後処理装置のハードウェア構成>
図9は、本実施の形態にかかるパージ・中継装置500のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。図10は、本実施の形態にかかる反転・中継装置600のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。図11は、本実施の形態にかかる後処理装置700のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。図9〜図11において、太い実線矢印および破線矢印は用紙の搬送路を示している。
図9を参照して、パージ・中継装置500は、CPU501、メモリ502、通信I/F503およびパージ機504を備える。通信I/F503は、画像成形装置(1)と通信する。パージ機504は、CPU501からの制御信号によって駆動されると、画像形成装置(1)からの用紙の搬送路を、パージトレイ505に繋がる搬送路123に切替える。CPU501は、パージ指令506を受信する間は、パージ機504を駆動する制御信号を出力する。したがって、パージ・中継装置500はパージ指令506を受信しないときは、画像形成装置(1)からの用紙を反転・中継装置600へ搬送するが、パージ指令506を受信する間は、画像形成装置(1)からの用紙を反転・中継装置600へ搬送するされないようパージする。
図10を参照して、反転・中継装置600は、CPU601、メモリ602、通信I/F603および反転処理機604を備える。通信I/F603は、画像形成装置(2)を含む外部の装置と通信する。反転処理機604は、CPU601からの制御信号によって駆動されると、パージ・中継装置500からの用紙を、その表裏を反転させて搬送するよう動作する。また、リカバリ用給紙トレイ605はCPU601からの制御信号に従い、トレイ内の用紙を反転処理機604の出力段に繋がる搬送路に供給する。CPU601は、通信I/F503を介して、リカバリが実施される際にリカバリ指令606を受信したとき、受信されたリカバリ指令606に従い制御信号をリカバリ用給紙トレイ605に出力するとともに、パージ・中継装置500からの用紙の搬送を停止するよう反転処理機604を停止させる。
図11を参照して、後処理装置700は、CPU701、メモリ702、通信I/F703および後処理機704を備える。後処理機704は、CPU701からの制御信号に従い駆動される。
<10.フローチャート>
図12は、本実施の形態にかかる処理を概略的に示すフローチャートである。図12の処理は、搬送され用紙の流れに着目して、上流機(画像形成装置(1))側で実施される上流処理P1と、パージ・中継装置500および反転・中継装置600で実施される中継処理P2と、下流機(画像形成装置(2))側で実施される下流処理とを含む。図1では、一方の画像形成装置(2)は用紙の搬送方向の下流側に配置され、他方の画像形成装置(1)は当該搬送方向の上流側に配置されている。図12では、画像形成装置(2)は、リカバリ待ち要求117をサーバー400を介して画像形成装置(1)に送信する。
まず、画像形成装置(1)の協働両面印刷部108および画像形成装置(2)の協働両面印刷部208が起動される。協働両面印刷部108は、印刷動作開始前(上流機本体トレイ151から用紙搬送路121への給紙の前)に下流機からのリカバリ待ち要求117を受信するか否かを判定する(ステップS3)。画像形成装置(2)のリカバリ部210は、協働両面印刷に際し、例えば用紙JAMのエラー事象を検出したときリカバリ待ち要求117を出力する。
協働両面印刷部108は、リカバリ待ち要求117を受信したと判定すると(ステップS3でYES)、画像形成装置(1)は、下流機のリカバリ待ち制御を実施する(ステップS13)。リカバリ待ち制御として、例えば、パターン1,パターン2を実施することができる。
(パターン1)は、画像形成装置(2)内の印刷済みの紙詰まりの用紙をすべて排出/もしくはユーザーに除去させ、リカバリの印刷は、すなわち単独両面印刷は、排出/除去された用紙に印刷されていた画像の再印刷から開始する。
この場合において、画像形成装置(2)が仮に下流機本体トレイ251を備えない、および反転・中継装置600が仮にリカバリ用給紙トレイ605を備えないケースでは、上流機本体トレイ151から下流機に単独両面印刷を可能にするために白紙用紙を搬送する。画像形成装置(2)の装置内の紙詰まり用紙が除去されることで、この白紙用紙は画像形成装置(2)へ搬送されて、画像形成装置(2)での単独両面印刷が可能となる。
(パターン2)では、画像処理装置(1)は、画像処理装置(2)への印刷済み用紙の搬送を一時停止する。これにより、搬送路上で、印刷済みの用紙が保持されて、画像形成装置(1)は新規の印刷を停止する。リカバリが実施された後に協働両面印刷が再開されるときは、搬送路上に保持されていた印刷済み用紙の搬送が再開される。これにより、印刷済み用紙を破棄せずに使用できるメリットがある。
協働両面印刷部108は、リカバリ待ち要求117を受信しないと判定すると(ステップS3でNO)、協働両面印刷部108は、上流機本体トレイ151に用紙搬送路121へ用紙を給紙させ(ステップS5)、プリントエンジンに140にRIPマシン(1)から受信されるページ毎のラスタデータ(画像)を用紙の表面に形成(印刷)させ(ステップS7)、協働両面印刷部108は、印刷された用紙を下流機側へ排出(搬送)する。
リカバリ部110は、画像形成装置(1)を含む上流機側において、用紙JAMまたは画像不良等のエラー事象が発生したか否かを検出する(ステップS9)。リカバリ部110は、エラー事象の発生を検出したとき(ステップS9でYES)、リカバリ部110はエラー事象が発生した時に印刷されていた用紙(エラー紙)を除去する(ステップS15)。エラー紙の除去では、リカバリ部110は、パージ指令506を出力し、パージ・中継装置500は、画像形成装置(1)からのパージ指令506に従い、エラー紙をパージトレイ505にパージする。または、紙詰まり用紙が除去される。その後、処理はステップS5に戻る。
リカバリ部110は、エラー事象の発生を検出しないとき(ステップS9でNO)、協働両面印刷部108はプリントエンジン140で印刷された用紙を下流機側へ搬送する(ステップS11)。用紙は、パージ・中継装置500を通過して、反転・中継装置600へ搬送される。反転・中継装置600は、当該用紙の表裏反転を実施して、反転された用紙を下流機の画像形成装置(2)へ搬送する(ステップS20)。
下流機の画像形成装置(2)の協働両面印刷部208は、プリントエンジン240に、RIPマシン(2)から受信したページ毎のラスタデータ22に基づく画像を、搬送路221を介して上流機から搬送された用紙に形成(印刷)させる(ステップS30)。これにより、用紙の両面に、ラスタデータ22と22に基づく画像が印刷される。
リカバリ部210は、画像形成装置(2)を含む下流機側において、用紙JAMまたは画像不良等のエラー事象が発生したか否かを検出する(ステップS31)。リカバリ部210は、エラー事象の発生を検出しないとき(ステップS31でNO)、両面印刷が終了した用紙を下流の後処理装置700に搬送する(ステップS32)。
一方、リカバリ部210は、エラー事象の発生を検出すると(ステップS31でYES)リカバリを実施する。
具体的には、リカバリ部210は、上流機にリカバリ待ち要求117を送信するとともに(ステップS33)、リカバリに必要なラスタデータを取得するために要求23を送信する(ステップS34)。要求23は、RIPマシン(2)およびコントローラ(2)を介してサーバー400によって受信される。サーバー400は、要求23に基づくページ毎の印刷データをコントローラ(2)を介してRIPマシン(2)に送信する。RIPマシン(2)は、サーバー400から受信するページ毎の印刷データに再RIP処理を施すことにより、印刷データをラスタデータ21,22に展開し、展開されたラスタデータ21を画像形成装置(2)に送信する(ステップS34)。
リカバリ部210は、エラー紙を除去するための処理を実施する(ステップS35)。リカバリ部210は、たとえば、エラー紙のパージを実施する、または紙詰まり用紙を除去するようユーザーに通知する。通知は、例えば表示部111または211から出力される。
エラー紙の除去が完了すると、リカバリ部210は、ユーザーに対してリカバリに使用する下流機本体トレイ251に必要な用紙(エラー紙と同じ用紙)のセットを促すための報知を出力する(ステップS36)。この報知は、例えば表示部111または211から出力される。報知には、給紙部へ当該両面印刷のための用紙をセットすることをユーザーに促す通知にとともに、セットするべき用紙のサイズ(A3,A4,B5など)または種類(普通紙、再生紙など)が含まれても良い。この用紙サイズおよび種類の情報は、印刷ファイル410から検索することができる。
なお、リカバリに使う用紙を供給する給紙部は、下流機本体トレイ251に限定されず、下流機本体トレイ251、上流機本体トレイ151およびリカバリ用給紙トレイ605のいずれか1つであってもよい。
リカバリ部210は、単独両面印刷部209を起動する。起動されると単独両面印刷部209は、リカバリのための用紙を搬送路221を介してプリントエンジン240に供給する(ステップS37)。このように単独両面印刷をする際、除去部が搬送路から用紙を除去し(ステップS35)、その後に、給紙部にって搬送路に給紙されることで、単独両面印刷の用紙を紙詰まりさせることなく搬送できる。
単独両面印刷部209は、プリントエンジン240に、RIPマシン(2)の再RIP処理によって取得されたラスタデータ21に基づく画像を用紙の表面に印刷させる(ステップS38)。単独両面印刷部209は、反転両面パス222を、印刷後の用紙を反転させて、反転後の用紙をプリントエンジン240に搬送するよう制御する(ステップS39)。単独両面印刷部209は、プリントエンジン240に、反転後の用紙の表面(元の裏面)に再RIP処理によって取得されたラスタデータ22に基づく画像を印刷させる。これにより、用紙の両面に画像が印刷される。
単独両面印刷部209は、印刷後の用紙を後処理装置700へ搬送する。その後、リカバリ部210は、リカバリ待ち要求117を解除(出力を停止)する(ステップS40)。これにより、協働両面印刷の際に、エラー事象が検出された場合における単独両面印刷を用いたリカバリが終了する。その後、ステップS30に戻る。
画像形成装置(1)は、下流機からリカバリ待ち要求117を受信する間は、下流機への用紙の搬送を停止する。すなわち、下流機の画像形成装置(2)で単独両面印刷を実施する間において、用紙が下流機本体トレイ251から給紙される場合は、リカバリ待ち要求117によって、上流機(上流機本体トレイ151およびリカバリ用給紙トレイ605)は搬送路への給紙が禁止される。また、リカバリ完了後に、リカバリ待ち要求117は出力されなくなり、上流機は下流機へ用紙の搬送が許可されて、搬送を再開することが可能となる。
なお、図12では、下流機の画像形成装置(2)において協働両面印刷に係るエラー事象が発生した場合を説明したが、同様の処理を、上流機の画像形成装置(1)において協働両面印刷に係るエラー事象が発生した場合にも適用できる。
<11.単独両面印刷を実施する装置の選択と切替>
上記の実施の形態では、画像形成装置(1)または(2)は、協働両面印刷の際に、装置自身が、エラー事象を検出し、その検出の結果に基づき、単独両面印刷に切替えるよう動作したが、この切替えを、サーバー400の切替部401を用いて実現してもよい。
具体的には、サーバー400の切替部401は、協働両面印刷の際に、エラー事象が検出されると、リカバリのための単独両面印刷を実施するべき装置を選択的に決定(切替)する。切替部401は、この選択を、検出されたエラー事象に基づき実施する。
本実施の形態では、エラー事象は、用紙JAMに限定されず、例えば、用紙切れ、トナー切れ、後処理機704のステープル針切れ、印刷画像の不良を引き起こすようなエラー事象(例えば、給紙ローラの汚れ)などの協働両面印刷に支障を来すような各種エラー事象が含まれ得る。画像形成装置(1)または(2)の装置内または外部には、このようなエラー事象を検出するための各種のセンサが取り付けられている。センサの出力はサーバー400に送信される。
サーバー400の切替部401は、センサの出力に基づき、エラー事象を検出する。具体的には、切替部401は、センサーの出力からエラー事象が発生したことを判定すると、判定に用いたセンサーの取り付け位置を検出し、検出された取り付け位置からエラー事象の種類を判定(検出)する。切替部401は、検出されたエラー事象の種類に基づき、画像形成装置(1)および(2)のいずれにリカバリのための単独両面印刷を実施させるかを決定する。切替部401は、印刷ファイル410のページ単位の印刷データに再RIP処理を施すよう変換部(RIPマシン(1)またはRIPマシン(2))を制御する。切替部401は、変換部に、再RIP処理を実施することにより取得されたラスタデータ21および22を、決定された1の画像形成装置に送信させる。
したがって、サーバー400の切替部401によってリカバリのための単独両面印刷を実施するべき1の画像形成装置が決定される場合は、画像形成装置(1)はRIP要求24を送信せずとも、また、画像形成装置(2)はRIP要求23を送信せずとも、リカバリの単独両面印刷のためのラスタデータ21と22を取得できる。
(装置の選択と切替の基準)
また、切替部401は、エラー事象の種類に基づき、単独両面印刷を実施させる画像形成装置を決定することができる。具体的には、切替部401は、エラー事象の種類毎に、当該エラーを解消するための所要時間を決定する。例えば、サーバー400は、エラー事象の種類と所要時間を登録したテーブルをHDD43等に格納している。切替部401は、このテーブルを、検出されたエラー事象の種類に基づき検索し、検索結果から、当該エラーを解消するための所要時間を決定する。例えば、エラー事象の種類が、画像形成装置内の搬送路の複数箇所で用紙JAMが有ることを示す場合は、テーブルから検索される所要時間は長時間を示すであろう。
このように、切替部401は、検出したエラー事象の種類(すなわち、エラーを解消するための所要時間)に基づき、画像形成装置(1)および(2)のうちから、単独両面印刷を実施させる1の画像形成装置を決定する。切替部401は、決定された1の画像形成装置に、ラスタデータ21および22を送信するよう、RIPマシン(1)または(2)を制御する。例えば、検出されたエラー事象が、画像形成装置(2)内の搬送路の複数箇所での用紙JAMを示す(すなわち、画像形成装置(2)におけるエラーを解消するための所要時間は長い)場合、切替部401は、画像形成装置(2)ではなく、画像形成装置(1)をリカバリの単独両面印刷を実施させる装置と決定する。
<12.変形例>
図1に示されるように、コントローラ(1)はRIPマシン(1)を備えたコントローラ420−1として提供されてもよく、また、コントローラ(2)はRIPマシン(2)を備えたコントローラ420−2として提供されてもよい。
また、サーバー400は、コントローラ(1)、RIPマシン(1)、コントローラ(2)およびRIPマシン(2)を備えるサーバー430に拡張されてもよい。
また、RIPマシン(1)は画像形成装置(1)に内蔵されてもよく、また、RIPマシン(2)は画像形成装置(2)に内蔵されてもよい。この場合、画像形成装置(1)のCPU101が、RIPプログラム21−5を実行し、画像形成装置(2)のCPU201が、RIPプログラム22−5を実行する。
<13.利点>
従来、画像形成装置は、当該画像形成装置が備える画像メモリを有効に使用するため、用紙上に画像形成(印刷)し、印刷後の用紙を排出完了した時点で、印刷された画像の元となったラスタデータを破棄する。本開示では、ラスタデータが印刷完了後に破棄されるとしても、リカバリ部110は要求23を用いて、およびリカバリ部210は要求24を用いて、それぞれ、再RIP処理によって取得されたラスタデータを取得できる。具体的には、要求に従い、RIPマシン(1)またはRIPマシン(2)は、対応するページの印刷データをラスタデータ変換し、変換して得られたラスタデータを要求元の画像形成装置に配信する。したがって、本開示では、印刷完了後は速やかにラスタデータを破棄できる構成にもとで、すなわちエラー事象の発生に備えてラスタデータを保持しておくためのバッファ、および当該バッファを管理するためのポインタ機構などは必要としない簡単な構成のもとで、協働両面印刷の際に検出されるエラー事象に伴うリカバリを実現することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
21,22 ラスタデータ、100−1 画像形成装置(1)、100−2 画像形成装置(2)、105,205 協働両面印刷プログラム、106,206 単独両面印刷プログラム、107,207 リカバリプログラム、108,208 協働両面印刷部、109,209 単独両面印刷部、110,210 リカバリ部、117 リカバリ待ち要求、120,220 自動原稿搬送部、121,221 用紙搬送路、122,222 反転両面パス、140,240 プリントエンジン、151 上流機本体トレイ、200−1 RIPマシン(1)、200−2 RIPマシン(2)、400,430 サーバー、401 切替部、410 印刷ファイル、431 切替プログラム、500 パージ・中継装置、600 反転・中継装置、505 パージトレイ、506 パージ指令、604 反転処理機、605 リカバリ用給紙トレイ、800 画像形成システム。

Claims (12)

  1. 直列に接続される2台の画像形成装置と、
    印刷データをページ毎のラスタデータに変換する変換部と、を備え、
    各前記2台の画像形成装置は、前記ラスタデータに基づいて用紙上にページ毎の画像を形成し、
    前記変換部は、前記用紙の第1面のページと、第1面の裏面である第2面のページとを別々の前記画像形成装置で印刷する両面印刷に際し、第1面のページのラスタデータを1の前記画像形成装置に出力し、第2面のページのラスタデータを他の前記画像形成装置に出力し、
    前記変換部は、前記両面印刷に係る所定事象が検出されたとき、前記2台の画像形成装置の一方のみで両面印刷を実施するよう、前記印刷データを前記第1面と前記第2面のページ毎のラスタデータに再度変換し、再変換後のページ毎のラスタデータを当該一方の画像形成装置に出力する、画像形成システム。
  2. 前記直列に接続される前記各画像形成装置内を経由して用紙を搬送する搬送路と、
    前記搬送路に前記用紙を給紙する給紙部と、をさらに備える、請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記給紙部は、前記各画像形成装置の本体に備えられる装置給紙部を含む、請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記搬送路は、前記2台の画像形成装置の間に設けられる装置間搬送路を含み、
    前記給紙部は、前記装置間搬送路に給紙する装置間給紙部を含む、請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 前記一方の画像形成装置のみで両面印刷する際、当該一方の画像形成装置および他方の画像形成装置の前記装置給紙部と、前記装置間給紙部とのうちの1つが前記搬送路に給紙する、請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記一方の画像形成装置は前記用紙の搬送方向の下流側に配置され、前記他方の画像形成装置は当該搬送方向の上流側に配置され、
    前記装置間給紙部は、前記搬送方向の下流側に給紙し、
    前記一方の画像形成装置のみで両面印刷する際、当該一方の画像形成装置が備える前記装置給紙部が前記搬送路に給紙するときは、前記他方の画像形成装置と前記装置間給紙部は前記搬送路への給紙が禁止される、請求項5に記載の画像形成システム。
  7. 前記搬送路上の用紙を当該搬送路から除去する除去部を備え、
    前記一方の画像形成装置のみで両面印刷する際、前記除去部が搬送路から用紙を除去し、その後に、前記給紙部は前記搬送路に給紙する、請求項2から6のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  8. 前記一方の画像形成装置のみで両面印刷する際、前記給紙部へ当該両面印刷のための用紙をセットすることを促す報知を出力する、請求項2から6のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  9. 前記報知は、用紙のサイズまたは種類を含む、請求項8に記載の画像形成システム。
  10. 前記変換部は、検出される前記所定事象の種類に従い、前記2台の画像形成装置のうちから前記一方の画像形成装置を決定する、請求項1から9のいずれか1項に記載に画像形成システム。
  11. 前記変換部は、当該一方の画像形成装置からの要求に従い、前記ラスタデータの再変換を実施する、請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  12. 直列に接続される2台の画像形成装置を備えるシステムで実施される方法であって、
    各前記2台の画像形成装置が、印刷データから変換されたページ毎のラスタデータに基づいて用紙上にページ毎の画像を形成するステップと、
    前記用紙の第1面のページと、第1面の裏面である第2面のページとを別々の前記画像形成装置で印刷する両面印刷に際し、1の前記画像形成装置が第1面のページのラスタデータに基づく画像を用紙上に形成し、他の前記画像形成装置が第2面のページのラスタデータを当該用紙上に形成するステップと、
    前記両面印刷に係る所定事象が検出されたとき、
    前記印刷データを前記第1面と前記第2面のページ毎のラスタデータに再度変換するステップと、
    前記2台の画像形成装置の一方のみで両面印刷が実施されるよう、当該一方の画像形成装置が、再変換後の前記第1面と前記第2面のページ毎のラスタデータを取得するステップと、を備える、方法。
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