JP2021117827A - 施工管理システム及び施工管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の関係者の間で施工状況などの的確な共有を可能とする。【解決手段】施工管理システム10の管理サーバ12では、記憶部20の図面情報格納部26Aに三次元の座標軸を基準にして各部材が配列された三次元の図面データを含む図面情報が格納され、管理情報格納部26Cに施工状況に関する管理情報が格納される。端末装置14では、ディスプレイ28に表示される三次元の図面データにより表される立体画像に応じた画像上において注目箇所が選択されることで、該注目箇所の三次元上の座標位置がグリッド情報として取得され、入力部32から入力されて作成された管理情報と共に管理サーバ12に出力される。これにより、管理サーバ12に格納される注目箇所の管理情報には、グリッド情報が含まれるので、端末装置14の各々において住宅における注目箇所の画像を適正に可視化できるので、施工状況の適切な把握が可能となる。【選択図】図2

Description

本発明は、建物の施工を管理する施工管理システム及び施工管理方法に関する。
特許文献1の遠隔品質管理システムは、管理サーバ、パーソナルコンピュータ、携帯端末及び携帯電話などを備えており、遠隔品質管理システムでは、管理サーバと利用者のパーソナルコンピュータ、携帯端末及び携帯電話などとがインターネットを介して接続されて、互いの間で情報等の授受が可能にされている。また、管理サーバには、利用者ごとの通知先等が格納されていると共に、作業物件ごと及び職域ごとに定義されて起票されるチェックシートが格納可能にされている。
この遠隔品質管理システムでは、作業者が携帯端末等を用いて作業物件についての作業指示書を管理サーバから取得し、取得した作業指示書に基づいた作業を行いながら作業根拠写真を撮影し、作業根拠写真を添付した作業チェックシートを管理サーバに送信する。
作業責任者は、管理サーバに送信されることで登録された作業根拠写真及び自己チェックシートに関する確認項目を現場作業と照らし合わせて記入して、管理サーバに送信する。この際、確認項目中に不備があれば、関係者全員に根拠写真が添付されて指摘箇所が通知され、指摘に対して確認がなされると、関係者全員に確認完了が通知されると共に、確認の申請が行われる。また、現場責任者は、確認の申請に対しての現場管理チェックシートを用いて確認して、承認を行っている。
特開2014−157609号公報
ところで、作業根拠写真及び確認項目についての根拠写真などの現場写真のみに基づいて作業管理が行われると、各利用者が作業物件について全体を視覚的に共有することが難しく、建物全体における作業対象の施工状況や作業内容の的確な把握が難しいことがある。このために、例えば、不備が指摘された箇所の正確な特定が困難となって、指摘に対して的確な改修及び確認が難しくなってしまうことがある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、複数の関係者の間で施工状況などの的確な共有を可能とする施工管理システム及び施工管理方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の施工管理システムは、建物について三次元の座標軸を基準にして各部材が配列された三次元の図面データが格納される図面情報記憶領域、及び前記建物の注目箇所について施工状況に関する管理情報が該注目箇所を特定する三次元の位置情報と共に格納される管理情報記憶領域を有する記憶手段と、入力される前記管理情報の前記記憶手段への格納、前記図面データ及び前記管理情報の読み出しを制御する制御手段とを含む管理装置と、各々が前記管理装置に接続された端末装置であって、前記管理装置から取得する前記図面データに応じた画像、及び前記管理情報が表示される表示手段と、前記管理情報を作成するための入力手段と、前記表示手段に表示される前記三次元の図面データにより表される立体画像に応じた画像上において前記注目箇所が選択されることで、該注目箇所の三次元上の座標位置を前記位置情報として取得して前記入力手段により作成された前記管理情報と共に前記管理装置に出力する操作制御手段とを含む複数の端末装置と、を備える。
第1の態様の施工管理システムでは、管理装置と複数の端末装置を備えている。管理装置は記憶手段及び制御手段を含み、記憶手段は、建物について三次元の座標軸を基準にして各部材が配列された三次元の図面データが格納される図面情報記憶領域、及び建物の注目箇所について施工状況に関する管理情報が該注目箇所を特定する三次元の位置情報と共に格納される管理情報記憶領域を有する。また、制御手段は、入力される管理情報の記憶手段への格納、図面データ及び管理情報の読み出しを制御する。
また、端末装置の各々は、管理装置に接続され、表示手段、入力手段及び操作制御部を備えている。表示手段は、管理装置から取得する図面データに応じた画像、及び管理情報に応じた画像が表示され、入力手段は、管理情報を作成するために用いられる。
ここで、操作制御手段は、表示手段に表示される三次元の図面データにより表される立体画像に応じた画像上において注目箇所が選択されることで、該注目箇所の三次元上の座標位置を注目箇所の位置情報として取得する。また、操作制御手段は、入力手段により作成された注目箇所についての管理情報と共に、注目箇所についての位置情報を出力する。
これにより、管理装置の記憶手段に格納された注目箇所については、管理情報と共に位置情報が含まれる。このため、各端末装置では、位置情報に基づいて注目箇所を表示できるので、複数の端末装置の各々において、注目箇所を視覚的に共有できるので、複数の端末装置の各々において管理情報に対応する注目位置が異なってしまうのを防止できる。
第2の態様の施工管理システムは、第1の態様において、前記端末装置は、撮像手段を含み、前記操作制御手段は、前記撮像手段による撮影画像を含めた前記管理情報を前記管理装置に出力することを含む。
第2の態様の施工管理システムでは、撮像手段が用いられて撮像された撮影画像が管理情報に付加される。これにより、注目箇所について、実際の撮影画像を用いて把握できる。
第3の態様の施工管理システムは、第1又は第2の態様において、前記管理装置は、前記複数の端末装置のうちの何れかの端末装置から前記管理情報が入力された場合、前記複数の端末装置のうちで前記管理情報を入力した端末装置に対して予め設定されている他の端末装置に、前記管理情報が入力されたことを通知することを含む。
第3の態様の施工管理システムでは、複数の端末装置のうちの何れかの端末装置から管理装置に管理情報が入力された場合、管理装置は、複数の端末装置のうちで管理情報を入力した端末装置に対して予め設定されている他の端末装置に、管理情報が入力されたことを通知する。
これにより、端末装置の各々によって作成された管理情報を、複数の端末のうちで予め設定された端末装置の間で迅速に共有できる。
第4の態様の施工管理方法は、第1から第3の何れか1の態様の施工管理システムを用いた施工管理方法であって、前記建物について施工する作業を行う作業者、施工を監視する作業を行う施工責任者、及び前記建物の施工を管理する作業を行う施工管理者の各々が前記端末装置を使用し、各々が前記建物についての施工に関する作業を行うごとに、該施工に関する作業に対応して作成した作業情報を該施工に関する作業の作業箇所を示す位置情報と共に前記管理情報として前記管理装置に入力することを含む。
第4の態様の施工管理方法では、建物について施工する作業を行う作業者、施工を監視する作業を行う施工責任者、及び前記建物の施工を管理する作業を行う施工管理者の各々が端末装置を使用する。また、作業者、施工責任者及び施工管理者は、各々が建物についての施工に関する作業を行うごとに、施工に関する作業に対応して作成した作業情報を施工に関する作業の作業箇所を示す位置情報と共に管理情報として管理装置に入力する。
これにより、位置情報によって定まる注目箇所の各々について、施工に関する作業状況を把握するのが容易となるので、施工の工程管理等が容易になる。
以上説明したように本発明の第1の態様によれば、複数の端末装置の各々において、注目箇所を視覚的に共有できるので、複数の端末装置の各々において管理情報に対応する注目箇所が異なることがない、という効果を有する。
第2の態様によれば、管理情報に撮像手段が用いられて撮像された撮影画像が含まれるので、注目箇所について、実際の撮影画像を用いて把握できる、という効果を有する。
第3の態様によれば、端末装置の各々によって作成された管理情報を、複数の端末のうちで予め設定された端末装置の間で迅速に共有できる、という効果を有する。
第4の態様によれば、位置情報によって定まる注目箇所の各々について、施工に関る作業状況を把握するのが容易となるので、施工の工程管理等が容易になる、という効果を有する。
本実施形態に係る施工管理システムの概略構成図である。 本実施形態に係る施工管理システムの概略構成を示すブロック図である。 点検処理の概略を示す流れ図である。 図3の流れ図に対応する手順図である。 端末装置のディスプレイの表示画像を示す概略図である。 (A)〜(C)は、作業情報に応じたディスプレイの表示画像を示す概略図であり、(A)は作業者の施工作業、(B)は現場責任者の点検作業、(C)は現場管理者の承認作業を示す。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態では、建物としての住宅を例に住宅の施工管理を説明する。図1には、本実施形態に係る施工管理システム10の概略構成が示され、図2には、施工管理システム10の概略構成がブロック図にて示されている。
図1及び図2に示すように、施工管理システム10は、管理装置としての管理サーバ12及び複数の端末装置14を備えている。管理サーバ12及び複数の端末装置14の各々は、無線式(有線式でもよい)の通信ネットワーク16に接続可能とされており、管理サーバ12及び複数の端末装置14は、通信ネットワーク16を介して互いにデータ(情報)の送受信可能にされている。
施工管理システム10の管理サーバ12には、設計手段としての設計システム18が接続されている。設計システム18には、3-D(Three-Dimensional、三次元)のCAD(Computer-Aided Design、コンピュータ援用設計)システムが用いられ、施工対象の住宅についての設計が行われ、三次元の図面データ等が作成される。CADシステムにより作成される図面データには、予め設定された三次元の座標(直交座標、角座標等)が用いられて、各部位や部品についてのグリッド情報としての位置座標が定義され、グリッド情報によって住宅における各部材及び部材の位置が特定可能となっている。また、設計システム18においてCADシステムにより作成される図面データには、各種の平面図、立面図、部品図(部材図)、及び施工図等が含まれ、各部位についての施工仕様や仕上り仕様等が関連付けられて図面情報が作成される。
設計システム18では、三次元のCADシステムが用いられることで、住宅について立体画像(三次元画像)を生成できる図面情報(図面データ)が作成される。また、作成された図面情報に基づいた三次元画像では、各部材や各部材上の注目箇所の位置が三次元の座標上のグリッド情報により特定可能となっている。本実施形態に係る施工管理システム10では、設計システム18等において作成された三次元の図面データが用いられる。
一方、管理サーバ12は、CPU、ROM、RAM及び不揮発性のストレージ等がバスによって相互にデータ等の送受信可能に接続されたマイクロコンピュータ(図示省略)等を備えている。また、図2に示すように、管理サーバ12には、記憶手段として大容量の記憶装置とされたHDDなどが用いられた記憶部20が設けられている。
管理サーバ12は、CPUがROM及びストレージに記憶された所定のプログラムを読出してRAMに展開しながら実行することで、マイクロコンピュータが制御手段としての情報制御部22及び通信部24等として機能する。
管理サーバ12では、記憶部20に各種のデータ(情報)が記憶される。また、通信部24は、管理サーバ12を通信ネットワーク16等に接続する。情報制御部22は、記憶部20へのデータ(情報)の格納を制御することで、記憶部20に記憶される情報を管理する。また、情報制御部22は、通信部24を制御して通信ネットワーク16に接続し、通信ネットワーク16を介して複数の端末装置14の各々との間で各種の情報の送受信を行うことで、施工管理システム10における各種の情報の配信制御を担う。
記憶部20には、施工対象の住宅について図面情報が格納される図面情報格納部26A、施工情報が格納される施工情報格納部26B、及び管理情報が格納される管理情報格納部26Cの各々の記憶領域が設けられている。情報制御部22は、施工対象の住宅を特定するための識別子としての住宅ID(Identification)を設定し、施工対象の住宅についての図面情報、施工情報及び管理情報の各々を住宅IDに関連付けし(紐付けし)、各々図面情報格納部26A、施工情報格納部26B及び管理情報格納部26Cに格納する。なお、図面情報格納部26A、施工情報格納部26B及び管理情報格納部26Cは、施工対象の住宅(住宅ID)ごとに設けられてもよい。これにより、管理サーバ12では、施工対象の住宅ごとの施工住宅情報として一括管理できる。
図面情報には、設計システム18(CADシステム)によって作成された平面図や施工図等の図面データ、施工仕様や仕上り仕様などが含まれる。情報制御部22は、設計システム18から施工対象の住宅について図面データ等の図面情報が入力されることで、図面情報を住宅IDに関連付けて図面情報格納部26Aに格納する。
また、住宅メーカ等では、販売店が住宅建築(施工対象の住宅の建築)を受注することで、施工対象の住宅について図面作成(図面データ等の作成)が行われて図面情報が生成される。また、実際の住宅建築(施工)が行われる際は、施工を管理する作業を担う施工管理者としての現場管理者、施工を監視する作業を担う施工責任者としての現場責任者、施工作業を担う施工業者(作業者など)が定められると共に、各種の資材の納入業者などが定められる。施工情報には、現場管理者、現場責任者、施工業者(作業者)、及び各種の資材の納入業者などの施工に関する各種の情報、施工に携われる各担当者に関する情報が含まれる。また、施工に携わる各担当者に関する情報には、各々の電話番号(連絡先)や担当者を特定するメールアドレスやIDなどの担当者情報が含まれる。さらに、住宅建築を施工する際には、工程表が作成され、工程表において建物の各部位の作業日程等が作成される。施工情報には、工程表や各部位についての作業日程等が含まれる。
情報制御部22は、施工情報が定められて入力されることで、施工情報を住宅IDに関連付けて施工情報格納部26Bに格納する。これにより、管理サーバ12(情報制御部22)は、施工情報に基づき、施工対象の住宅について施工作業の各々を担う各担当者への情報の通知、各担当者から通知された情報の管理及び記録、担当者相互の情報の授受(送受信)が可能となっている。
また、施工対象の住宅について住宅建築が開始されると、情報制御部22は、工程表、作業日程及び実際の進捗状況に応じて作業日程が作成され、作成された作業日程が端末装置14の各々に通知される。また、端末装置14では、施工対象の住宅についての作業情報としての施工の進捗情報、進捗情報に応じた点検情報、及び点検情報に応じた承認情報などの施工管理に関する各種の情報が作成される。本実施形態において作業情報には、施工の進捗に応じた作業者の作業情報、現場責任者の点検情報、及び現場管理者の承認情報が含まれ、各作業情報は、端末装置14を使用する担当者が職域において作成する。
情報制御部22は、端末装置14において施工作業及び施工作業の進捗に応じて作成されたこれらの情報を受け付け、管理情報として住宅IDに関連付けて管理情報格納部26Cに格納する。これにより、管理サーバ12では、施工対象の住宅について着工から竣工までの管理情報が管理情報格納部26Cに随時格納される。
複数の端末装置14は、各々CPU、ROM、RAM、及び不揮発性メモリなどがバスによって相互にデータ等の送受信可能に接続されたマイクロコンピュータ(図示省略)を備えている。また、端末装置14の各々には、表示手段としてのディスプレイ28が設けられている。端末装置14では、CPUがROM及びストレージに記憶された所定のプログラムを読み出してRAMに展開しながら実行することで、マイクロコンピュータが操作制御手段としての操作制御部30、入力手段としての入力部32、及び通信部34として機能する。
端末装置14の通信部34は、端末装置14を通信ネットワーク16に接続して情報の送受信を可能にする。操作制御部30は、通信部34を制御することで、通信ネットワーク16を介した情報の送受信を行う。また、操作制御部30は、通信部34を介して取得した情報等をディスプレイ28に表示するように制御する。
入力部32には、端末装置14に設けられているキーボード(図示省略)等が用いられてもよい。また、端末装置14のディスプレイ28がタッチパネル式である場合、入力部32には、ディスプレイ26に表示されるキーボード(ソフトキーボード)等が適用される。操作制御部30は、入力部32から入力される情報等をディスプレイ28に表示するように制御すると共に、入力部32から入力される情報等の管理サーバ12(他の端末装置14を含めてもよい)への送信を制御する。
このような端末装置14には、タブレットやスマートフォンなどの携帯用のモバイル端末(携帯端末)36を用いることができる。また、端末装置14としては、パーソナルコンピュータ(PC)38を用いることができ、PC38は、ノート型であってもよくデスクトップ型であってもよい。図1には、デスクトップ型のPC38A、ノートブック型のPC38B、及び複数台(一例として3台を図示)のモバイル端末36A、36B、36Cを示している。
モバイル端末36(36A〜36C)は、ディスプレイ26がタッチパネル式とされていることが好ましい。また、モバイル端末36には、モバイル端末36が備えるカメラ機能を用いて撮像を行う撮像部40が設けられている。モバイル端末36では、撮像手段としての撮像部40による撮像を操作制御部30が制御すると共に、撮影画像のディスプレイ28への表示、及び管理サーバ12などへの送信を操作制御部30が制御する。なお、カメラ機能を備えていないPC38A、38Bでは、撮像手段としてデジタルカメラ (図示省略)等が用いられて撮像された撮影画像が取り込まれ、取り込まれた撮影画像の表示及び送信を操作制御部30が制御する。
次に、施工対象の住宅について、施工管理システム10を用いた施工管理を説明する。なお、以下の説明においては、一例として、現場管理者(承認処理における承認者)がPC38Aを使用し、現場責任者(点検処理における点検者)がPC38Bを使用し、各作業者が各々モバイル端末36A〜36Cを携帯する。また、以下の説明では、現場管理者、現場責任者及び作業者を総称する場合に各担当者とし、モバイル端末36A〜36C及びPC38A、38Bを総称する場合に、各々モバイル端末36及びPC38とし、モバイル端末36及びPC38を総称する場合に、端末装置14とする。
施工管理システム10において、管理サーバ12では、設計システム18において施工対象の住宅についての三次元の図面データを含む図面情報が住宅IDに関連付けられて図面情報格納部26Aに格納されている。
また、管理サーバ12では、施工対象の住宅について施工情報が作成されることで、作成された施工情報が施工情報格納部26Bに格納される。施工情報には、施工対象の住宅についての現場管理者、現場責任者、施工業者(作業者等)などの施工に係る各担当者が定められる。これにより、施工管理システム10では、施工情報から施工作業における組織図が得られると共に、組織図における各担当者の連絡先及び連絡系統が定まる。
各担当者は、端末装置14(モバイル端末36及びPC38)を用いて施工に関連する情報を入力(作成)して管理サーバ12に送信する。これにより、管理サーバ12では、情報制御部22が施工に関する各情報を管理情報として住宅IDに関連付けて記憶部20の管理情報格納部26Cに格納する。これにより、管理サーバ12では、施工対象の住宅について、施工の進捗状況や作業結果などが管理情報として管理情報格納部26Cに蓄積される。
また、情報制御部22は、端末装置14から受信した情報(管理情報)に応じ、施工情報格納部26Bに格納されている施工情報によって定まる連絡系統に沿って対応する担当者に管理情報に対応する通知を行う。これにより、施工管理システム10では、管理サーバ12及び複数の端末装置14が用いられて、施工対象の住宅について各種の施工管理(管理処理)を行うことができる。
図3及び図4には、施工管理システム10における管理処理の一例としての点検処理の概略が流れ図にて示されている。また、図5及び図6(A)〜図6(C)の各々には、端末装置14のディスプレイ28の表示画像の一例が概略図にて示されている。なお、図4において図3に対応する処理には、図3のステップ番号に対応する符号を付している。また、図5及び図6(A)〜図6(C)には、各々施工対象の住宅における居室50が示されている。また、図6(A)は、作業情報に基づいた表示画像が示され、図6(B)には、点検情報に基づいた表示画像が示され、図6(C)には、承認情報に含まれる表示画像が示されている。
本実施形態における点検処理は、住宅の任意の部位を対象(点検対象)とし、当該部位について施工作業の進捗状況に応じて設定されたタイミングで実施される。例えば、基礎工事では、基礎の各部位を点検対象とし、基礎工事前、基礎工事中及び基礎工事後などのタイミングで点検処理が行われる。点検処理は、躯体工事、屋根や外壁の下地工事、屋根や外壁の仕上げ工事、屋内の各部位(天井、床、壁)の内装下地工事、屋内の各部位の仕上げ工事などの各々においても同様に、施工の進捗状況に応じたタイミングで実行される。
図3及び図4に示す点検処理では、ステップ100においては、各作業者が自身のモバイル端末36に管理サーバ12又は管理サーバ12を介して現場責任者等から通知される作業指示に基づいて施工作業を行う。これにより、例えば、居室50の壁52等についての仕上げ処理(例えば。クロス貼り)が行われる。
また、作業者は、作業(施工作業)を行う際、モバイル端末36を用いて管理サーバ12から図面情報を取得し、作業が指示された部位(後に点検対象となる施工対象の部位)の画像をディスプレイ28に表示する。
作業者は、例えば、壁52等の仕上げ処理を行って作業情報を作成し、仕上げ処理が終了すると、作成した作業情報をモバイル端末36から管理サーバ12に送信する(ステップ102)。
ここで、ディスプレイ28に表示される画像の図面情報は、3−DのCADシステムによって作成された図面情報とされている。このため、図5に示すように、ディスプレイ28には、対象部位とする居室50の三次元画像に対応する画像を表示できる。
図面情報に含まれる三次元の図面データは、予め規定された三次元の座標により各部位の位置及び当該部位における注目箇所が定まる。また、ディスプレイ28に表示される画像は、三次元画像(立体画像)をディスプレイ28の二次元平面に投影された画像となっており、ディスプレイ28の画像表示面の注目箇所をタッチ操作する(非タッチ式の場合は、カーソル54等を注目箇所に移動する)ことで注目箇所を選択できる。
これにより、ディスプレイ28上の位置(二次元画像上の位置)を三次元画像(立体画像)上の位置に変換できて、注目箇所の三次元座標上の位置を特定できるグリッド情報(位置座標)が得られる。なお、例えば、居室50の壁52(壁52上の所定範囲)を選択する場合、壁52の複数個所(例えば、四隅)を選択して範囲指定することで、選択した複数個所のグリッド情報によって特定される領域としてもよい。
作業者は、モバイル端末36のディスプレイ28上において注目箇所としての作業箇所として作業が終了した部位を指定する。これにより、図6(A)に示すように、ディスプレイ28の表示画像上には、作業部位(対象部位)を特定し、かつ作業部位の状態を示す特定符号としてのマーク56A(例えば、□印)が付与される。これと共に、モバイル端末36では、マーク56Aのグリッド情報が取得され、グリッド情報及びマーク56Aが作業情報に加えられる。
このようにして作成された作業情報には、作業者(施工会社)、作業日時、作業部位を示すグリッド情報(位置情報)、及び作業部位の状態(施工の進捗状態)等が含まれる。また、作業情報には、作業者がモバイル端末36の撮像部40により実際の居室50の作業箇所を撮像することで得られる作業箇所の撮影画像が含まれることが好ましい。
ステップ104では、管理サーバ12が作業情報を受け付け、管理情報として住宅IDに関連付けて管理情報格納部26Cに格納する。この際、作業情報は、グリッド情報に関連付けられて格納される。これにより、モバイル端末36によって作成された作業情報が、施工対象の住宅についての管理情報として、管理サーバ12の管理情報格納部26Cに格納される。
次のステップ106では、点検者となる現場責任者による点検が行われる。管理サーバ12は、施工作業が終了したことを示す作業情報を受け付けると、現場責任者のPC38Bに作業終了を通知する(ステップ200)。この際、管理サーバ12は、PC38Bからアラートが発せられるように通知してもよく、これにより、点検作業の通知が見落とされて、点検作業が遅れるのを防止できる。
点検作業において、現場責任者は、PC38Bを用いて点検対象(終了した作業箇所)についての作業情報を管理サーバ12に要求し(ステップ202)、管理サーバ12から作業情報が送信される(ステップ204)ことで、送信された作業情報を取得する。この際、現場責任者は、施工対象の住宅についての図面情報(図面データ)を合わせて要求して取得してもよく、作業情報により特定される領域に対応する図面情報を取得してもよい。なお、図面データは、予めPC38Bに記憶されていてもよく、これにより、通信負荷を抑制できて、通信効率を向上できる。
この後、現場責任者は、自身のPC38Bを用いて、作業情報に含まれる作業箇所のグリッド情報に対応する画像(図面データに応じた画像)をディスプレイ28に表示する。これにより、PC38Bのディスプレイ28上において点検対象となる作業箇所を的確に特定でき、終了した作業箇所(点検を受ける作業箇所)と現場責任者が点検する箇所とが異なってしまうのを確実に防止できる。
現場責任者は、点検作業において、作業情報に含まれるグリッド情報に対応する位置を指定して、点検結果を入力する。点検処理において、例えば、現場責任者は、実際の施工場所において視認して得られる情報に基づいて行われ、また、作業者がモバイル端末36を用いて撮像した撮影画像が参考にされる。なお、点検結果を入力する位置は、PC38Bのディスプレイ28に表示された画像上においてカーソル54によって指定した位置(タッチパネル式のディスプレイ28の場合、タッチ操作でもよい)とされてもよい。これにより、選択された立体画像上における対応箇所のグリッド情報が取得される。
また、点検結果として現場責任者が合格と判断した場合、現場責任者は、例えば、点検合格を示すマーク56B(例えば、〇印)を入力する。また、作業不良(施工不良)や作業が未終了と判断される部分がある場合、現場責任者は、例えば、不具合を示すマーク56C(例えば、×印)を入力する(図6(C)参照)。なお、点検結果等(後述する承認結果を含む)を入力する場合、プルダウンメニュー等によって表示される複数の判定結果から対応する判定結果を選択するなどの方法を適用できる。
また、判断結果については、コメント文58を入力することができる。コメント文58としては、例えば、不具合がある場合、不具合の状態を示す文言(例えば、「クロスのめくれあり」)などのコメント文58Aが入力される。これにより、点検情報には、点検者(現場責任者)、点検日時、点検箇所を示すグリッド情報(位置情報)、及び点検結果等が含まれる。なお、現場責任者は、デジタルカメラ等を用いて点検箇所(点検箇所が複数の場合は、各々の点検箇所)について撮像した撮影画像を点検情報に含ませてもよい。
現場責任者は、点検作業を行うと、点検結果を含む点検情報を作成し、作成した点検情報をモバイル端末36から管理サーバ12に送信する(ステップ108)。管理サーバ12は、点検情報を受信すると、ステップ110において点検情報を住宅ID及びグリッド情報に関連付けて管理情報格納部26Cに格納する。これにより、管理情報格納部26Cには、施工対象の住宅についてグリッド情報に関連付けられて作業情報及び点検情報が階層化されて格納される。
次のステップ112では、点検箇所(作業箇所)について、現場管理者による承認作業が行われる。管理サーバ12では、点検情報を受け付けると、現場管理者のPC38Aに点検終了を通知する(ステップ206)。この際、管理サーバ12は、PC38Aがアラートを発するように通知してもよく、特に点検情報に不具合の箇所の情報が含まれる場合、PC38Aがアラートを発するように通知することが好ましい。これにより、承認処理の通知が見落とされることにより承認処理が遅れるのを防止でき、承認処理が遅れたために次の施工作業に支障をきたしてしまうのを防止できる。
承認作業において、現場管理者は、PC38Aを用いて承認箇所(点検箇所)についての点検情報を管理サーバ12に要求する(ステップ208)。これにより、管理サーバ12から点検情報が送信されることで(ステップ210)、送信された点検情報をPC38Aにより取得する。なお、管理サーバ12が送信する点検情報には、該点検情報に対応するグリッド情報に関連付けられた作業情報が含まれることが好ましい。また、現場管理者は、施工対象の住宅についての図面情報(図面データ)を合わせて要求して取得してもよい。
現場管理者は、自身のPC38Aを用いて、点検情報に含まれる点検箇所(作業箇所)のグリッド情報に対応する画像(グリッド情報により特定される部位が含まれる図面データ)をディスプレイ28に表示する。これにより、承認対象となる点検箇所を的確に特定できて、承認処理に対応する点検箇所が誤ってしまうのを防止できる。また、承認処理においては、点検情報及び作業情報に含まれる施工箇所の画像情報を用いることができるので、承認作業が容易になる。
現場管理者は、承認作業を行うことで承認結果を含む承認情報を作成する。承認情報を作成する際、現場管理者は、点検情報(又は作業情報)に含まれるグリッド情報に対応する位置を指定して、承認結果を入力する。承認処理において、例えば、現場管理者は、作業者がモバイル端末36を用いて撮像した撮影画像や現場責任者がデジタルカメラによって撮像した撮影画像等を参考にできる。なお、承認結果を入力する位置は、PC38Aのディスプレイ28に表示された画像上においてカーソル54によって指定した位置(タッチパネル式のディスプレイ26の場合、タッチ操作でもよい)とされてもよい。
また、承認結果として現場責任者が承認(施工及び点検について問題なし)と判断した場合、現場管理者は、例えば、承認を示すマーク56D(例えば、◎印)を入力する。また、作業不良(施工不良)、作業が未終了あるいは点検のやり直し等と判断される部分がある場合、現場管理者は、例えば、非承認(不具合あり)を示すマーク56Cを入力する(図6(C)参照)。なお、承認結果等を入力する場合、点検結果等と同様にプルダウンメニュー等によって表示される複数の判定結果から対応する判定結果を選択するなどの方法を適用できる。
また、判断結果については、コメント文58を入力することができる。コメント文58としては、例えば、不具合がある場合、不具合の状態を示す文言に加え、工程管理上の期限(例えば、「要改修(期限〇月〇日)」)などのコメント文58Bが入力される。これにより、承認情報には、承認者(現場管理者)、承認日時、承認箇所を示すグリッド情報(位置情報)、及び承認結果等が含まれる。
現場管理者は、承認作業において承認結果を含む承認情報を作成し、作成した承認情報を管理サーバ12に送信する(ステップ114)。管理サーバ12は、承認情報を受信すると、ステップ116において承認情報を管理情報として住宅ID及びグリッド情報に関連付けて管理情報格納部26Cに格納する。これにより、管理情報格納部26Cには、施工対象の住宅についてグリッド情報に関連付けられて作業情報、点検情報及び承認情報が階層化されて格納される。
一方、ステップ118では、管理サーバ12が承認情報から作業箇所について承認されたか否かを確認し、承認された場合には、ステップ118において肯定判定してステップ120に移行する。このステップ120では、対象となっている作業箇所について現場管理者により施工作業が完了したと承認されたことを現場責任者及び作業者の各々に通知(完了通知)する。なお、完了通知は、管理サーバ12から現場責任者のPC38Bに通知し、現場責任者が作業者(又は作業者の各々のモバイル端末36)に通知するようにしてもよい。これにより、次の施工作業への移行を円滑にできる。
これに対して、承認されなかった場合には、ステップ118において否定判定されてステップ122に移行する。このステップ122では、対象となっている作業箇所の施工について非承認を通知することで、改修指示通知を行う。改修指示通知においては、現場責任者のPC38B及び作業者のモバイル端末36においてアラートが発せられることが好ましい。また、改修指示通知は、管理サーバ12から現場責任者のPC38Bに通知され、現場責任者のPC38Bから作業者のモバイル端末36に通知してもよく、現場責任者が改修についての新たな作業指示とするコメント文を付加してもよい。
この後、ステップ126において、作業者による改修作業が行われる。改修作業においては、作業者がモバイル端末36から管理サーバ12に改修指示として承認情報(承認情報、点検情報及び作業情報)を要求する(ステップ212)。管理サーバ12は、承認情報が要求されると、現場管理者の作成した承認情報を送信する(ステップ214)。また、現場責任者が点検処理において改修が必要と判断している場合、管理サーバ12は、現場管理者の作成した承認情報と共に点検情報を作業者のモバイル端末36に送信する。これにより、作業者は、指摘された作業箇所について承認情報又は承認情報と点検情報とに基づいて改修作業を行うことができる。
改修作業が終了すると、作業者によって作成された作業情報(改修作業についての作業情報)が管理サーバ12に送信され(ステップ126)、この作業情報が管理情報格納部26Cに住宅ID及びブリッド情報に関連付けられて格納される(ステップ128)。これと共に、管理サーバ12が現場責任者に点検作業を通知する(ステップ216)。
このように、施工管理システム10では、複数の端末装置14(モバイル端末36及びPC38)が用いられ、施工作業の進捗に応じて作成される各種の情報が管理情報として格納されると共に、施工管理の流れに沿って各種の指示が通知される。これにより、施工対象の住宅についての施工作業、点検作業及び承認作業を円滑に行うことができる。
また、施工管理システム10では、立体画像を表示できる三次元の図面データを用い、図面データ上において特定されるグリッド情報が用いられて、作業箇所、点検箇所及び承認箇所等が特定される。このため、各作業の対象箇所について、作業者、現場責任者及び現場管理者の各担当者が視覚的に共有できる。これにより、各担当者が作業箇所(作業者の施工作業箇所、現場責任者の点検作業箇所及び現場管理者の承認作業箇所等)を的確に特定できて、各担当者が作業箇所を間違えるのを防止できる。
また、各作業の対象箇所をグリッド情報に関連付けて格納するので、グリッド情報によって指定される部位(対象箇所)における作業の進捗状況や作業状態の把握が容易となる。これにより、施工対象の住宅について、施工の進捗情報の的確な把握が可能になって、工程管理を円滑にできる。
また、管理情報格納部26Cに格納された管理情報には、グリッド情報と共に、施工状態、点検状態あるいは承認状態などの進捗状態を示すマーク56A〜56D等が含まれる。これにより、各部位について作業、点検及び承認の各履歴を的確に把握できる。
さらに、管理情報格納部26Cに格納された管理情報には、作業者ごとの作業情報と該作業情報に対する施工後の判断結果(点検結果及び承認結果)が含まれるので、これらの情報を用いることで、作業者(施工会社)についての的確な評価が可能になる。
また、図面情報格納部26Aに格納された図面情報には、各部位(施工箇所)についての施工仕様や仕上り仕様等が含まれ、管理情報格納部26Cに格納された管理情報には、各部位の施工後の評価(点検結果及び承認結果等)が含まれる。ここから、住宅の各部位についての仕上り仕様等についての適性等を評価できて、新たに設計する住宅等における仕上り仕様等の適正化を図ることができる。
なお、本実施形態に係る端末装置14には、自機の位置を取得可能なGPS(Global Positioning System:全地球位置把握システム)機能を備え、作業情報等の管理情報に自機の位置情報を含めてもよい。これにより、作業者、現場責任者及び現場管理者の各々が管理情報を作成した位置を正確に把握できるので、作業情報等に含まれる施工箇所のより正確な把握が可能となる。
また、本実施形態における管理情報には、施工する住宅についての環境情報や、施工作業時の気象情報が含まれてもよい。これにより、施工作業における不良等の発生に気象条件が関連するか否かを把握できる。また、施工作業における不良等の発生に気象条件が関連する場合、施工仕様や仕上り仕様、施工タイミング(施工時の気象条件)等の検討が可能となるので、より高品質の住宅建築が可能になる。
10 施工管理システム
12 管理サーバ
14 端末装置
18 設計システム
20 記憶部
22 情報制御部
26A 図面情報格納部
26B 施工情報格納部
26C 管理情報格納部
28 ディスプレイ
30 操作制御部
32 入力部
36(36A〜36C) モバイル端末(端末装置)
38(38A、38B) PC(端末装置)
56A〜56D マーク
58(58A、58B) コメント文

Claims (4)

  1. 建物について三次元の座標軸を基準にして各部材が配列された三次元の図面データが格納される図面情報記憶領域、及び前記建物の注目箇所について施工状況に関する管理情報が該注目箇所を特定する三次元の位置情報と共に格納される管理情報記憶領域を有する記憶手段と、
    入力される前記管理情報の前記記憶手段への格納、前記図面データ及び前記管理情報の読み出しを制御する制御手段と、
    を含む管理装置と、
    各々が前記管理装置に接続された端末装置であって、
    前記管理装置から取得する前記図面データに応じた画像、及び前記管理情報が表示される表示手段と、
    前記管理情報を作成するための入力手段と、
    前記表示手段に表示される前記三次元の図面データにより表される立体画像に応じた画像上において前記注目箇所が選択されることで、該注目箇所の三次元上の座標位置を前記位置情報として取得して前記入力手段により作成された前記管理情報と共に前記管理装置に出力する操作制御手段と、を含む複数の端末装置と、
    を備える施工管理システム。
  2. 前記端末装置は、撮像手段を含み、
    前記操作制御手段は、前記撮像手段による撮影画像を含めた前記管理情報を前記管理装置に出力することを含む請求項1に記載の施工管理システム。
  3. 前記管理装置は、前記複数の端末装置のうちの何れかの端末装置から前記管理情報が入力された場合、前記複数の端末装置のうちで前記管理情報を入力した端末装置に対して予め設定されている他の端末装置に、前記管理情報が入力されたことを通知することを含む請求項1又は請求項2に記載の施工管理システム。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の施工管理システムを用いた施工管理方法であって、
    前記建物について施工する作業を行う作業者、施工を監視する作業を行う施工責任者、及び前記建物の施工を管理する作業を行う施工管理者の各々が前記端末装置を使用し、
    各々が前記建物についての施工に関する作業を行うごとに、該施工に関する作業に対応して作成した作業情報を該施工に関する作業の作業箇所を示す位置情報と共に前記管理情報として前記管理装置に入力することを含む施工管理方法。
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