JP2021117166A - 測温プローブ - Google Patents

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Abstract

【課題】折損を抑制させ、耐久性を向上させるのに有利な測温プローブを提供するにある。【解決手段】測温プローブの補強筒体1は、先端部10から基端部14に向けて延設され金属を母材とする筒形状をなす筒部11を有する。伝熱層2はサーメット材等のように主耐火物層3よりも伝熱性が高い材料で形成されており、補強筒体1の筒部11の先端部10に接続されており、且つ、測温室23をもつ。主耐火物層3は、補強筒体1の筒部11の外周壁面1pを被覆する筒状をなす。熱電対部4は、補強筒体1の中空室13に収容されており、伝熱層2の測温室23に測温接点44をもつ。【選択図】図1

Description

本発明は、金属溶湯等の測温対象物に接触されて温度を測定する測温プローブに関する。
測温プローブは、測温時において金属溶湯の湯面よりも上方に位置する金属を母材とする筒形状をなす補強筒体と、補強筒体の下端部である先端部に接続され金属相およびセラミックス相を含有するサーメット材で形成され且つ測温室をもつ筒形状のサーメット部と、サーメット部の外周壁面を被覆する筒状の主耐火物層と、サーメット部の測温室に測温接点をもつ熱電対部とを有する(特許文献1,2参照)。サーメット部は、これの軸長方向において延びており、測温時には金属溶湯の下方から上方まで延設されているように長く設けられている。
特開2005−241394号公報 特開2003−344170号公報
上記した技術によれば、従来の測温プローブは折損するおそれがあり、耐久性に限界があった。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、折損を抑制させ、耐久性を向上させるのに有利な測温プローブを提供することを課題とする。
本発明に係る第1の測温プローブは、測温対象物に浸漬されて測温対象物の温度を測定する測温プローブであって、(i)先端部から基端部に向けて延設され且つ金属を母材とする中空室を有する筒形状をなす軸長方向に延びる筒部を有する補強筒体と、(ii)補強筒体の筒部の外周壁面を被覆する筒状の主耐火物層と、(iii)補強筒体の筒部の先端部に接続され且つ測温室をもち主耐火物層よりも伝熱性が高い材料で形成された伝熱層と、(iv)補強筒体の中空室に収容され伝熱層の測温室に測温接点をもつ熱電対部とを具備することを特徴とする。測温対象物としては液相、気相、固相でも良い。
第1の測温プローブによれば、補強筒体の筒部は金属を母材とする筒形状をなし、先端部から基端部に向けて延設されている。測温時において、補強筒体の筒部の先端部は測温対象物に位置する。伝熱層は補強筒体の筒部の先端部に接続されている。伝熱層は、主耐火物層を構成する材料よりも高い伝熱性を有し、金属相およびセラミックス相を含有するサーメット材で形成されていることが好ましい。測温時には、伝熱層は、測温対象物(例えば、金属溶湯)に接触される。伝熱層の測温室に配置されている熱電対部の測温接点は、測温対象物の温度を測温する。
本発明に係る第2の測温プローブは、金属溶湯に浸漬されて金属溶湯の温度を測定する測温プローブであって、(v)先端部から基端部に向けて延設され且つ金属を母材とする中空室を有する筒形状をなす軸長方向に延びる筒部を有し、測温時において先端部が金属溶湯の湯面よりも下方に位置すると共に基端部が金属溶湯の湯面よりも上方に位置する補強筒体と、(vi)補強筒体の筒部の外周壁面を被覆する筒状の主耐火物層と、(vii)補強筒体の筒部の先端部に接続され且つ測温室をもち主耐火物層よりも伝熱性が高い材料で形成された伝熱層と、(viii)補強筒体の中空室に収容され伝熱層の測温室に測温接点をもつ熱電対部とを具備することを特徴とする。
第2の測温プローブによれば、補強筒体の筒部は金属を母材とする筒形状をなし、筒部の先端部から基端部に向けて延設されている。測温時において、補強筒体の筒部の先端部は金属溶湯の湯面よりも下方に位置する。補強筒体の筒部の基端部は金属溶湯の湯面よりも上方に位置する。伝熱層は補強筒体の筒部の先端部に接続されている。伝熱層は、主耐火物層を構成する材料よりも高い伝熱性を有する材料で形成されており、金属相およびセラミックス相を含有するサーメット材または金属単体で形成されていることが好ましい。測温時には、伝熱層は、金属溶湯の湯面よりも下方に位置する。伝熱層の測温室に配置されている熱電対部の測温接点は、金属溶湯の温度を測温する。
本発明によれば、補強筒体の筒部は、先端部から基端部にかけて延設されており、軸長方向に沿って長いため、伝熱層の長さを短くできる。結果として、測温時、保管時、運搬時等において、測温プローブの折損が抑制され、測温プローブの寿命が長くなる。
本発明によれば、先端部から基端部にかけて延設された筒部は金属を母材としており、伝熱性に優れている。このため、その外周壁面を被覆する主耐火物層の熱が筒部に沿って拡散し、主耐火物層に熱が蓄積することが抑制される。結果として、主耐火物層の熱損傷が抑制され、測温プローブの寿命が長くなる。
実施形態1に係り、測温プローブを示す断面図である。 図1中のII−II線での断面図である。 図1中のIII部の構成を示す拡大断面図である。 図1中のIV部の構成を示す拡大断面図である。 実施形態2に係り、測温プローブを示す断面図である。 図5中のVI部の構成を示す拡大断面図である。 実施形態3に係り、測温プローブを示す断面図である。 図7中のVIII部の構成を示す拡大断面図である。 実施形態4に係り、測温プローブを示す断面図である。 図9中のX部の構成を示す拡大断面図である。 図9中のX部の別の構成を示す拡大断面図である。 実施形態5に係り、測温プローブを示す断面図である。 実施形態6に係り、測温プローブの先端付近を示す断面図である。
本発明によれば、次の好ましい形態が採用できる。好ましい形態によれば、補強筒体の筒部は第1係合部をもち、伝熱層は補強筒体の筒部の第1係合部に係合可能な第2係合部をもち、補強筒体の筒部の第1係合部に伝熱層の第2係合部を係合させることにより、補強筒体の筒部の先端部に伝熱層が接続されている。好ましい形態によれば、補強筒体の係合部は第1螺子部であり、伝熱層の第2被係合部は第1係合部と螺合する第2螺子部である。
好ましい形態によれば、補強筒体の中空室に冷却ガスを供給させる冷却ガス供給部が補強筒体の中空室に連通するように設けられている。好ましい形態によれば、冷却ガス供給部は、冷却ガスが供給される供給口と、冷却ガスを中空室に吹き出す吹出口と、供給口と吹出口とを連通させる通路とをもち、吹出口から吹き出した冷却ガスを、補強筒体の先端部と伝熱層との境界域に供給させて境界域の過熱を抑制させる。
(実施形態1)
以下、図1〜図4を参照して本発明の実施形態1を説明する。本形態の測温プローブは、測温対象物としての溶鋼等の金属溶湯Wの湯面W1よりも下方に浸漬されて金属溶湯W(測温対象物)の温度を測定する。本形態の測温プローブは、図1に示したように、補強筒体1、サーメット部2(伝熱層)、主耐火物層3、及び熱電対部4を有する。
補強筒体1は、先端部10から基端部14に向けて軸長方向に沿って延設されている。測温時において、補強筒体1の第1筒部11の先端部10は金属溶湯Wの湯面W1よりも下方に位置すると共に、補強筒体1の第1筒部11の基端部14は金属溶湯Wの湯面W1よりも上方に位置するように、補強筒体1は第1筒部11の軸芯PWに沿って長く延設されている。
補強筒体1は、金属を母材とする筒形状をなす。金属としては、炭素鋼、合金鋼、チタン合金等が例示される。合金鋼はステンレス鋼、耐熱鋼を含む。ステンレス鋼はオーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系を含む。金属を母材とするとは、金属を主要材料とすることを示し、金属が最も多くの質量で含有されていることを示す。
補強筒体1は、先端部10および基端部14をもつ直円筒形状をなす第1筒部11と、第1筒部11の上部に接続された第2筒部12と、第1筒部11の長さ方向(軸長方向、以下、同様)の中間部においてほぼ同軸的に連接されたフランジ筒15を有する。第1筒部11の長さは、例えば、第1筒部11の内径の3〜40倍、3〜20倍、または3〜10倍にできるが、これに限定されるものではない。
フランジ筒15は、筒16と閉鎖板17とを有する。フランジ筒15は、第1筒部11および主耐火物層3の上部を補強できる。
サーメット部2は、伝熱層として機能し、補強筒体1の下端部に接続された筒状部20と、筒状部20の先端を閉塞する底部21とを有する。サーメット部2は、補強筒体1の第1筒部11の先端部10に嵌合した状態で固定する。
サーメット部2は、金属相およびセラミックス相を含有するサーメット材(金属−セラミックス複合材)で形成されており、高い伝熱性および耐熱性を有する。金属相は、モリブデン、タングステンのうちの少なくとも1種からなる高融点金属で形成されていることが好ましい。セラミックス相は、ジルコニア、アルミナ、スピネル、ムライト、マグネシア、炭化珪素等のうちの少なくとも1種で形成されていることが好ましい。具体的には、サーメット材は、例えばモリブデンおよびジルコニアで形成されたMo−ZrO系のMo−ZrOサーメットで形成できる。
サーメット部2は、測温時において、金属溶湯Wの湯面W1よりも下方に位置する。サーメット部2は、金属溶湯Wの温度を測温する測温室23を形成する。軸芯PWに沿ったサーメット部2の長さLS(図1参照)は測温プローブの長さより短縮されており、より具体的には補強筒体1の第1筒部11の長さよりも短い。
主耐火物層3は、補強筒体1の第1筒部11と同軸的に設けられている筒状の部材である。主耐火物層3の内周壁面3iは、補強筒体1の第1筒部11の外周壁面1pを被覆して保護すると共に、サーメット部2の外周壁面2pの一部(サーメット部2の上端側の部分)を被覆して保護する。主耐火物層3は、ジルコニア、アルミナ、スピネル、ムライト、マグネシア、炭化珪素、カーボン質材料等のうちの少なくとも1種で形成されていることが好ましく、アルミナグラファイト、ジルコニアグラファイト、カーボン−炭化ケイ素等のカーボンとの複合化物の少なくとも1種であることがより好ましい。
主耐火物層3の上端部3uは、補強筒体1のフランジ筒15でほぼ同軸的に覆われて保護されている。主耐火物層3の内周壁面3iと補強筒体1の第1筒部11の外周壁面1pとの間には、セラミックス粉末62、キャスタブル、モルタル、接着材等が装填(充填)されていることが好ましい。これにより空気が第1筒部11の外周壁面1pに触れることが抑制され、第1筒部11の外周壁面1pの酸化劣化が抑制される。
サーメット部2の外周壁面2pと主耐火物層3の内周壁面3iとの間の空間60xには、モルタル等の目地層60がリング状にほぼ同軸的に装填(充填)されており、金属溶湯Wの進入が抑制されている。なお、金属溶湯Wの測温時において、金属溶湯Wの湯面W1は、主耐火物層3の長さ方向の中間、補強筒体1の第1筒部11の長さ方向の中間に位置する。
熱電対部4は、図2〜図3に示したように、補強筒体1の中空室13に収容されたセラミックスで形成された筒形状の外部保護管40と、外部保護管40の内部の中空室40cに収容されたセラミックスで形成された有底筒形状の内部保護管41と、内部保護管41の中空室41cにほぼ同軸的に挿入されたセラミックスで形成された絶縁管42と、絶縁管42に保持された熱電対43と、測温室23に位置するように外部保護管40、内部保護管41および絶縁管42の先端側に設けられた測温接点44とをもつ。
測温接点44は、内部保護管41の底部に位置するように収容されている。熱電対部4は、内部保護管41の底部である先端部が測温部45となる。測温室23は、これにセラミックス粉末62c(例えばアルミナ粉末)が装填(充填)された状態で耐火物製の封止板62xにより封止されている。これにより相対的に温度の低い後述する冷却ガスが測温室23に進入することが抑制されている。よって、測温接点44を内部に持つ測温部45に近い後述する境界域27付近に冷却ガスを吹き出させるものでありながら、測温部45が冷却ガスで冷却されて測温接点44の測温精度が損なわれることが抑制されている。
上記したように補強筒体1は金属を母材とする筒形状をなし、先端部10から基端部14に向けて延設されている。測温時において、補強筒体1の第1筒部11の先端部10は金属溶湯Wの湯面W1よりも下方に位置し、補強筒体1の第1筒部11の基端部14は金属溶湯Wの湯面W1よりも上方に位置する。このように補強筒体1の第1筒部11は長く、測温時において補強筒体1の先端部10は金属溶湯Wの湯面W1よりも下方に位置するため、補強筒体1の先端部10に接続されるサーメット部2の長さが抑制される。結果として、測温時、保管時、運搬時等において、測温プローブの折損が抑制され、測温プローブの長寿命化が図られる。更に、高価なサーメット材の使用量を節約できる。
補強筒体1は、更に、金属を母材としており、伝熱性に優れている。測温のため測温プローブが金属溶湯Wの湯面W1よりも下方に浸漬したとき、金属溶湯Wの熱に主耐火物層3がさらされ、主耐火物層3が加熱される。主耐火物層3の熱は内周壁面3iから補強筒体1の第1筒部11の外周壁面1pに伝熱し、補強筒体1の第1筒部11を拡散する。補強筒体1の第1筒部11の軸方向に沿って先端部10から基端部14に向けて伝熱・拡散する。結果として、主耐火物層3に熱が蓄積することが抑制され、主耐火物層3の熱損傷が抑制され、測温プローブの寿命が長くなる。
更に、本実施形態によれば、図4に部分拡大図で示したように、補強筒体1の第1筒部11は第1係合部18をもつ。サーメット部2は、補強筒体1の第1係合部18に係合可能な第2係合部25をもつ。補強筒体1の第1係合部18にサーメット部2の第2係合部25を係合させることにより、補強筒体1の先端部10にサーメット部2が接続されている。具体的には、補強筒体1の第1係合部18は第1螺子部18mであり、サーメット部2の第2係合部25は、第1螺子部18mと螺合する第2螺子部25mである。第1螺子部18mは雌螺子部である。第2螺子部25mは雄螺子部である。そして補強筒体1の第1螺子部18mにサーメット部2の第2螺子部25mを螺合により係合させることにより、補強筒体1の先端部10にサーメット部2が簡便に且つ着脱可能に接続されている。
本実施形態によれば、更に、補強筒体1の中空室13に冷却ガス(例えばアルゴンガス、窒素などの不活性ガス、空気等)を供給させる冷却ガス供給部5が補強筒体1の中空室13に連通するように設けられている。冷却ガス供給部5は、パイプ54で形成されており、冷却ガスが供給される供給口50と、冷却ガスを中空室13に吹き出す吹出口51と、供給口50と吹出口51とを連通させる通路52とをもつ。
パイプ54は、第2筒部12に保持されており、更に、補強筒体1の中空室13に挿入され、補強筒体1の中空室13の下方に向けて延設されている。よってパイプ54の吹出口51を、補強筒体1の先端部10とサーメット部2との境界域27またはこれの付近に接近対面させている。従って、吹出口51から矢印A1方向に吹き出した冷却ガスを当該境界域27付近に向けて吹き出すことができる。よって、当該境界域27の過熱を抑制させることができる。よって、補強筒体1の第1螺子部18mとサーメット部2の第2螺子部25mとの螺合部分の過熱を抑制して保護することができる。
冷却ガスは、補強筒体1の内周壁面1iに触れて補強筒体1の第1筒部11を積極的に冷却させる。この場合、補強筒体1の耐久性の向上、長寿命化に有利である。なお、上記した接近の程度としては、第1筒部11の先端部10の内径をDAとするとき、例えば、DA/3以内、DA/4以内、DA/5以内にできる。
なお、補強筒体1は、金属を母材としているといえども、溶鋼等の金属溶湯Wの融点に近い温度などの高温領域に加熱されると、強度および剛性が低下するおそれがある。このように冷却ガスで補強筒体1を冷却させれば、補強筒体1の第1筒部11の強度および剛性が確保される。ひいては補強筒体1の第1筒部11の外周壁面1pを被覆させている主耐火物層3も冷却させることができ、主耐火物層3の長寿命化に有利である。補強筒体1の第1筒部11に連接されているフランジ筒15も冷却ガスにより間接的に冷却されるため、フランジ筒15で覆われている主耐火物層3の上端部3uおよび外周壁面3pの冷却にも有利である。補強筒体1の中空室13に吹き出された冷却ガスは、A2方向,A3方向,A4方向,A5方向に沿って流れ、補強筒体1のガス出口1rから外方に吹き出される。冷却ガスがアルゴンガス等の不活性ガスであれば、サーメット部2における金属相の酸化を抑制させるのに有利となる。
測温時には、補強筒体1およびサーメット部2が金属溶湯Wにより昇温されて熱膨張する。この場合、補強筒体1の材料の熱膨張率がサーメット部2の材料の熱膨張率よりも大きい場合であっても、または、径方向において補強筒体1の熱膨張量がサーメット部2の熱膨張量よりも大きい場合であっても、第1係合部18および第2係合部25の昇温が冷却ガスにより抑制される。このため、第1係合部18と第2係合部25との間の境界域27における隙間が増加することが抑制される。なお、中空室13には、中空室13内の第1螺子部18mおよび第2螺子部25m付近の温度を測温する第2熱電対48が設けられている。但し、第2熱電対48は必要に応じて設ければよいものであり、設けなくても良い。第2熱電対48による測温が所定温度以上になるとき、バルブ5vが開放し、冷却ガス供給部5に冷却ガスを供給させることにしても良い。なお本実施形態によれば、冷却ガス供給部5が補強筒体1の中空室13に連通するように設けられているが、冷却ガス供給部5が設けられていなくても良い。
(実施形態2)
実施形態2の測温プローブを図5に示す。本実施形態は、前記した実施形態1と基本的には同様の構成を有し、その構成において同様の作用効果を有する。
補強筒体1は、上記したように、金属を母材とする筒形状をなし、第1筒部11の先端部10から基端部14に向けて延設されている。測温時において、補強筒体1の第1筒部11の先端部10は金属溶湯Wの湯面W1よりも下方に位置し、補強筒体1の第1筒部11の基端部14は金属溶湯Wの湯面W1よりも上方に位置する。このように補強筒体1は長く、測温時において補強筒体1の先端部10は金属溶湯Wの湯面W1よりも下方に位置するため、補強筒体1の先端部10に接続されるサーメット部2の長さが抑制される。結果として、測温時、保管時、運搬時等において、測温プローブの折損が抑制され、測温プローブの長寿命化の効果を発揮する。更に、高価なサーメット材の使用量を節約できる。
補強筒体1は、更に、伝熱性に優れた金属を母材としており、主耐火物層3の熱を補強筒体1の第1筒部11の軸方向に沿って先端部10から基端部14に向けて伝熱・拡散する。結果として、主耐火物層3に熱が蓄積することが抑制され、主耐火物層3の熱損傷が抑制され、測温プローブの寿命が長くなる。
以下、実施形態1と相違する部分を中心として説明する。前記した空間60xには目地層60は設けられていない。目地層の劣化を抑え、目地層を起点とするサーメット部2および主耐火物層3の劣化進行を抑制させるためである。ここで、補強筒体1の中空室13において第1螺子部18mおよび第2螺子部25m付近における内圧をP1とする。測温時においてプローブが金属溶湯Wに浸漬されているとき、サーメット部2と主耐火物層3との境界域27に作用する金属溶湯Wの液頭圧をP2とする。P1>P2の関係となるように、冷却ガスが中空室13に供給されている。この結果、補強筒体1の第1螺子部18mとサーメット部2の第2螺子部25mとの間に微小隙間25iが形成され、且つ目地層が設けられていない場合であっても、P1>P2の関係であるため、微小隙間25iに金属溶湯Wが進入することが抑制されている。更に、金属溶湯Wの温度を測定する測温時において、微小隙間25iから中空室13の冷却ガスを積極的に矢印B1方向(図6参照)に噴出させることにすれば、微小隙間25iに金属溶湯Wが進入することが一層抑制され、第1螺子部18mおよび第2螺子部25mの保護性を高め得る。更に、主耐火物層3の下端部3dおよびサーメット部2の外周壁面2pの保護性を高め得る。
冷却ガスがアルゴンガス等のように不活性ガスであれば、金属溶湯Wへの悪影響もない。更に、冷却ガスが不活性ガスであれば、補強筒体1が反応を生じて損傷することも抑えられる。
なお、本形態では、空間60xには目地層60が設けられていないが、P1>P2の関係となる場合には、空間60xに微小隙間25iと連通するすき間を有する目地層を形成してもよい。すき間を有する目地層を形成する場合には、微小隙間25iと連通するスリット等の連通孔を有する目地層としたり、連続した細孔を備えた多孔質体よりなる目地層とすることができる。
(実施形態3)
実施形態3の測温プローブを図7に示す。本実施形態は、前記した実施形態2と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有する。
本実施形態においても金属溶湯Wの温度を測定する測温時において、補強筒体1の第1螺子部18mとサーメット部2の第2螺子部25mとの間に微小隙間25iから中空室13の冷却ガスを矢印B1方向(図8参照)に空間60xに向けて積極的に噴出させることにする。この場合、微小隙間25iに金属溶湯Wが進入することが一層抑制され、第1螺子部18mおよび第2螺子部25mの保護性を高め得る。
更に、補強筒体1のガス出口1rの開口面積を蓋部1xにより可変とさせる構造が採用されていることが好ましい。この場合、蓋部1xによりガス出口1rの開口面積を調整すれば、中空室13の内圧を調整でき、ひいては、補強筒体1の中空室13において第1螺子部18mおよび第2螺子部25m付近における内圧P1を調整できる。この場合、測温時において、微小隙間25iから中空室13の冷却ガスを噴出させる噴出量および噴出速度を調整できる。この場合、微小隙間25iに金属溶湯Wが進入することが一層抑制される。
更に、中空室13は、吹出口51が配置されている下側の第1中空室13fと、ガス出口1rに連通する上側の第2中空室13sとの間に板部13xにより概略的に仕切られている。パイプ54の吹出口51は第1中空室13fに冷却ガスを吹き出す。第1中空室13fおよび第2中空室13sは、連通路13kを介して互いに連通する。この場合、板部13xにより、連通路13kが冷却ガスの流量絞り作用を果たすため、第1中空室13fの内圧を第2中空室13sの内圧よりも増加できる。従って、測温時において、補強筒体1の第1螺子部18mとサーメット部2の第2螺子部25mとの間における微小隙間25iから第1中空室13fの冷却ガスを噴出させる噴出量および噴出速度を増加できる。
(実施形態4)
実施形態4の測温プローブを図9に示す。本実施形態は、前記した実施形態1と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有する。
以下、相違する部分を中心として説明する。同一機能を奏する部位には、共通する符号を付する。
主耐火物層3Bは、下側から筒形状の第1主耐火物層3f、筒形状の第2主耐火物層3s、筒形状の第3主耐火物層3t、筒形状の第4主耐火物層3hをほぼ同軸的に有する。
第1主耐火物層3fは、金属溶湯Wやスラグに触れるため、耐溶損性および耐スラグ性の高いセラミックスで形成されていることが好ましい。例えば、アルミナ、ジルコニア、マグネシア、ムライト、スピネル等のセラミックスにカーボンを配合した混合材料で形成されていることが好ましい。第1主耐火物層3fは、単一の材料から形成しても、複数の材料から形成していてもよい。スラグに触れる部分は、より耐スラグ性の高い材料で形成されていることが好ましい。
第2主耐火物層3s、第3主耐火物層3tは、金属溶湯Wやスラグに接触する頻度が少なくも湯面W1上の空気に触れ易いため、空気による酸化に強いセラミックスで形成されていることが好ましい。第2主耐火物層3sは、第3主耐火物層3tよりも金属溶湯Wやスラグに接触する頻度が高いことから、耐スラグ性の高い材料で形成されていることが好ましい。
第4主耐火物層3hは、測温時における温度も低いため、価格が低廉なキャスタブル材等で形成されていることが好ましい。
本実施形態においても、測温時において、補強筒体1の第1筒部11の先端部10は金属溶湯Wの湯面W1よりも下方に位置し、補強筒体1の第1筒部11の基端部14は金属溶湯Wの湯面W1よりも上方に位置する。このように補強筒体1は長いため、サーメット部2の長さが抑制され、結果として、測温時、保管時、運搬時等において、測温プローブの折損が抑制され、測温プローブの長寿命化が図られる。
更に補強筒体1は、伝熱性に優れた金属を母材としており、主耐火物層3の熱を補強筒体1の第1筒部11の軸方向に沿って先端部10から基端部14に向けて伝熱・拡散する。結果として、主耐火物層3に熱が蓄積することが抑制され、主耐火物層3の熱損傷が抑制され、測温プローブの寿命が長くなる。
更に、主耐火物層3Bは、第1主耐火物層3f、第2主耐火物層3s、第3主耐火物層3t、第4主耐火物層3hをほぼ同軸的に有する。第1〜第4主耐火物層3f、3s、3t、3hのそれぞれは異なる材料から形成されている。各主耐火物層の位置により異なる効果を発揮する材料を選択できる。金属溶湯Wやスラグに触れる頻度が低いものほど耐酸化性の高い材料を選択でき、主耐火物層3Bの損傷が抑制され、測温プローブの寿命が長くなる。
なお、主耐火物層3Bにおいて、第1〜第4主耐火物層3f、3s、3t、3hのそれぞれは、軸方向で互いに密着していることが好ましいが、すき間を設けていても良い。二つの主耐火物層の界面が金属溶湯Wやスラグに触れる位置にある場合は、損傷を防止するために、互いに密着していることが好ましい。
なお、図10に示すように、螺子部18m,25mの螺合に限らず、図11に示すように、補強筒体1の第1係合部18にサーメット部2の第2係合部25を嵌合させた状態で溶接部25wを溶接させることにより、補強筒体1の先端部10にサーメット部2が接続されていても良い。吹出口51は溶接部25wおよび境界域27付近に接近して対面しているため、吹出口51から吹き出される冷却ガスにより溶接部25wおよび境界域27は冷却され、溶接部25wおよび境界域27の劣化が抑制されている。
(実施形態5)
実施形態5の測温プローブを図12に示す。本実施形態は、前記した実施形態1と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有する。
以下、相違する部分を中心として説明する。同一機能を奏する部位には、共通する符号を付する。
主耐火物層3Cは、下側から筒形状の第1主耐火物層3f、第2主耐火物層3s、筒形状の第3主耐火物層3tをほぼ同軸的に有する。図4に示すように、補強筒体1の先端部10は筒形状の第1係合部18をもつ。
サーメット部2は、補強筒体1の第1係合部18に嵌合(圧入も含む)して係合可能な筒形状の第2係合部25をもつ。補強筒体1の第1係合部18にサーメット部2の第2係合部25を嵌合(圧入を含む)して係合させることにより、補強筒体1の先端部10にサーメット部2が接続されている。必要に応じて、溶接を併用して接続しても良い。あるいは、雄螺子および雌螺子の螺合を併用しても良い。
冷却ガス供給部5は、パイプ54で形成されており、冷却ガスが供給される供給口50と、冷却ガスを中空室13に吹き出す吹出口51と、供給口50と吹出口51とを連通させる通路52とをもつ。パイプ54の吹出口51は、補強筒体1の第1筒部11の第1係合部18とサーメット部2の第2係合部25との境界域27に接近して対面しており、境界域27に向けて冷却ガスを吹き出すことができる。よって、当該境界域27の過熱を抑制させることができる。よって、補強筒体1の第1筒部11の第1係合部18とサーメット部2の第2係合部25との嵌合部分における過熱を抑制して保護することができる。
測温時には、補強筒体1およびサーメット部2が昇温されて熱膨張する。この場合、補強筒体1の熱膨張率がサーメット部2の熱膨張率よりも大きい場合であっても、第1係合部18および第2係合部25の昇温が抑制されるため、第1係合部18と第2係合部25との間における径方向の隙間が増加することが抑制される。
(実施形態6)
実施形態6の測温プローブを図13に示す。本実施形態は、前記した実施形態1と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有する。
以下、相違する部分を中心として説明する。
補強筒体1の第1筒部11の先端部10は、内径方向に突出する鍔状の第1係合部18Eを先端面にもつ。第1係合部18Eは、軸心に貫通孔をもつリング状をなす。サーメット部2は、補強筒体1の第1係合部18Eに嵌合して係合可能となるように、外径方向に突出する鍔状の第2係合部25Eをもつ。第1係合部18Eと第2係合部25Eは、第1筒部11の軸芯PWに垂直な面に沿って広がる。補強筒体1の第1係合部18Eの貫通孔にサーメット部2を通して、第2係合部25Eを第1係合部18Eに係合させることにより、補強筒体1の先端部10にサーメット部2が接続されている。必要に応じて、溶接を併用して接続しても良い。あるいは、雄螺子および雌螺子の螺合を併用しても良い。パイプ54の吹出口51を、補強筒体1の第1筒部11の第1係合部18Eとサーメット部2の第2係合部25Eとの境界域27Eに向けて冷却ガスを吹き出すことができる。
(その他)
実施形態1では、第1螺子部18mは雌螺子部であり、第2螺子部25mは雄螺子部である。但し、雌螺子および雄螺子の関係を逆にしても良い。螺子に限らず、圧入、溶接を併用または単独で用いても良い。
冷却ガス供給部5が補強筒体1の中空室13に連通するように設けられているが、冷却ガス供給部5が廃止されていても良い。
伝熱層は、サーメット材以外の材料で形成されていても良く、主耐火物層3の耐火物よりも伝熱性が良い材料であることが好ましく、場合によっては金属で形成されていても良い。
実施形態1では、補強筒体1の第1係合部18にサーメット部2の第2係合部25を係合させることにより、補強筒体1にサーメット部2が接続されているが、この構成に限定されない。補強筒体1及びサーメット部2を、補強筒体1及びサーメット部2のそれぞれとは異なる部材である係合部材に係合することで、補強筒体1とサーメット部2とが接続した構成としても良い。このとき、補強筒体1及びサーメット部2のそれぞれと係合部材との係合方法は限定されない。例えば、係合部材を、補強筒体1及びサーメット部2の対応する端部が内部に嵌合する筒状の部材(係合筒部)とし、補強筒体1及びサーメット部2の対応する端部を雄螺子部とし、係合筒部の対応する端部を雌螺子部とし、雄螺子部と雌螺子部を螺合して係合する構成としても良い。また、係合部材を、補強筒体1及びサーメット部2の対応する端部の内部に嵌合する筒状の部材(係合筒部)とし、補強筒体1及びサーメット部2の対応する端部を雌螺子部とし、係合筒部の対応する端部を雄螺子部とし、雄螺子部と雌螺子部を螺合して係合する構成としても良い。さらに、係合筒部を、一方の端部を雄螺子部とし他方の端部を雌螺子部とする構成としても良い。係合筒部の材料は限定されず、補強筒体1又はサーメット部2と同じ材料としたり、補強筒体1とサーメット部2の間の特性の材料(例えば、熱膨張率が補強筒体1とサーメット部2の間の材料)としたりしても良い。
本発明は、上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。
1は補強筒体、10は先端部、11は第1筒部(筒部)、14は基端部、2はサーメット部、23は測温室、3は主耐火物層、4は熱電対部、44は測温接点、5は冷却ガス供給部、50は供給口、51は吹出口、52は通路、54はパイプ、60は目地層、を示す。

Claims (7)

  1. 測温対象物に浸漬されて測温対象物の温度を測定する測温プローブであって、
    (i)先端部から基端部に向けて延設され且つ金属を母材とする中空室を有する筒形状をなす軸長方向に延びる筒部を有する補強筒体と、
    (ii)前記補強筒体の前記筒部の外周壁面を被覆する筒状の主耐火物層と、
    (iii)前記補強筒体の前記筒部の前記先端部に接続され且つ測温室をもち前記主耐火物層よりも伝熱性が高い材料で形成された伝熱層と、
    (iv)前記補強筒体の前記中空室に収容され前記伝熱層の前記測温室に測温接点をもつ熱電対部と、
    を具備することを特徴とする測温プローブ。
  2. 金属溶湯に浸漬されて金属溶湯の温度を測定する測温プローブであって、
    (v)先端部から基端部に向けて延設され且つ金属を母材とする中空室を有する筒形状をなす軸長方向に延びる筒部を有し、測温時において前記先端部が前記金属溶湯の湯面よりも下方に位置すると共に前記基端部が前記金属溶湯の湯面よりも上方に位置する補強筒体と、
    (vi)前記補強筒体の前記筒部の外周壁面を被覆する筒状の主耐火物層と、
    (vii)前記補強筒体の前記筒部の前記先端部に接続され且つ測温室をもち前記主耐火物層よりも伝熱性が高い材料で形成された伝熱層と、
    (viii)前記補強筒体の前記中空室に収容され前記伝熱層の前記測温室に測温接点をもつ熱電対部と、
    を具備することを特徴とする測温プローブ。
  3. 前記伝熱層は、金属相およびセラミックス相を含有するサーメット材で形成されている請求項1または2に記載の測温プローブ。
  4. 前記補強筒体の前記筒部は第1係合部をもち、
    前記伝熱層は前記補強筒体の前記筒部の前記第1係合部に係合可能な第2係合部をもち、
    前記補強筒体の前記第1係合部に前記伝熱層の前記第2係合部を係合させることにより、前記補強筒体の前記先端部に前記伝熱層が接続されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の測温プローブ。
  5. 前記補強筒体の前記第1係合部は第1螺子部であり、
    前記伝熱層の前記第2係合部は前記第1螺子部と螺合する第2螺子部である請求項4記載の測温プローブ。
  6. 前記補強筒体の前記中空室に冷却ガスを供給させる冷却ガス供給部が前記補強筒体の前記中空室に連通するように設けられている請求項1〜5のいずれか1項に記載の測温プローブ。
  7. 前記冷却ガス供給部は、冷却ガスが供給される供給口と、冷却ガスを前記中空室に吹き出す吹出口と、前記供給口と前記吹出口とを連通させる通路とをもち、前記吹出口から吹き出した冷却ガスを、前記補強筒体の前記先端部と前記伝熱層との境界域に供給させて前記境界域の過熱を抑制させる請求項6記載の測温プローブ。
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