JP2021116251A - 抗糖化剤及び抗糖化用食品組成物 - Google Patents

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美穂 三浦
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Abstract

【課題】霊芝について、これまで知られていなかった作用に基づく新たな用途を提供すること。【解決手段】本発明は、霊芝加工粉を有効成分として含む抗糖化剤に関する。【選択図】なし

Description

本発明は、抗糖化剤及び抗糖化用食品組成物に関する。
霊芝は、古来より健康増進作用があるものとされ、種々の食材に用いられてきている。また、その薬理効果が注目され、顆粒、錠剤、カプセル等の形態で健康補助食品として提供されている。
例えば下記特許文献1では、霊芝抽出物を含有する肉体疲労改善剤が開示されている。
特許第6352029号
本発明は、霊芝について、これまで知られていなかった作用に基づく新たな用途を提供することを目的とする。
本発明者は、霊芝加工粉の有する新たな作用について種々検討した結果、霊芝加工粉が、抗糖化作用を有することを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、霊芝加工粉を有効成分として含む抗糖化剤を提供する。
霊芝加工粉は、霊芝抽出物を含んでいてもよい。上記霊芝抽出物は、水、アルコール及びこれらの混合溶媒から選ばれる溶媒により抽出された抽出物であってよい。この場合、霊芝加工粉は、霊芝抽出物の抽出残渣を更に含んでいてもよい。
また、本発明は、霊芝加工粉を有効成分として含む抗糖化用食品組成物を提供する。
本発明によれば、霊芝を原料とする抗糖化剤及び抗糖化用食品組成物を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態に係る抗糖化剤は、霊芝加工粉を有効成分として含む。
本明細書において、「霊芝」には、マンネンタケ属(Ganoderma)に属する担子菌の子実体が含まれる。霊芝の種類としては、例えば、赤霊芝、黒霊芝、紫霊芝、青霊芝、黄霊芝及び白霊芝が挙げられる。本発明で使用する霊芝としては、ガノデルマ ルキドゥム(Ganoderma lucidum)に属する霊芝であることが好ましい。ガノデルマ ルキドゥムに属する霊芝は、マンネンタケ(万年茸)又はサイワイタケ(幸茸)とも呼ばれる。万年茸は、生育条件によって、鹿角霊芝(鹿角状に子実体が生育したもの)と呼ばれる子実体を形成することがある。
本明細書において、「霊芝加工粉」とは、霊芝の子実体の一部(「一部」には、エキス等の抽出物も含まれる。)又は全部を加工して粉末状にしたものを意味する。霊芝加工粉としては、例えば、霊芝の子実体そのものを粉末にしたもの(本明細書において「霊芝微粉末」とも呼ぶ。)、霊芝の子実体から抽出したエキスを粉末にしたもの(本明細書において単に「霊芝抽出物」とも呼ぶ。)、霊芝の子実体から抽出操作を行う際に発生する抽出残渣を粉末にしたもの(本明細書において単に「抽出残渣」とも呼ぶ。)が例示される。霊芝加工粉には、例えば、微粉末、霊芝抽出物及び抽出残渣から選ばれる少なくとも1種が含まれ、霊芝抽出物を含むことが好ましく、更に抽出残渣を含むことがより好ましい。
「粉末」又は「粉末状」とは、嵩密度が0.18〜0.80g/ccの範囲にあることをいう。
嵩密度は、次のようにして測定することができる。まず、所定の容積の容器に、資料(霊芝加工粉等)を上方から注ぎ、容器の上端面上方にまで盛り上がるようにする。このとき、過大な試料の混入を防ぐため、容器に注ぐ試料は、所定メッシュサイズの篩を通すのが好ましい。そして、上端面より盛り上がった試料を、板等によって容器の上端面に沿って摺り切る。その後、容器内に残った試料の重量Wを計測し、これを容器の容積Vで除算したものが、嵩密度Xとなる。
X=W/V[g/cc]
霊芝加工粉には、通常、トリテルペン類、β−グルカン等が含まれる。トリテルペン類としては、例えば、ガノデリン酸C2、ガノデリン酸B、ガノデリン酸H、ガノデリン酸C1、ガノデリン酸A、ガノデリン酸F、ガノデリン酸DM、Ganodermanotriol、Ganoderiol F、Ganodermanondiol等が挙げられる。本実施形態に係る霊芝加工粉は、特にトリテルペン類として、ガノデリン酸C2、ガノデリン酸B、ガノデリン酸H、ガノデリン酸C1、ガノデリン酸A及びガノデリン酸Fを含むことが好ましい。各成分の含有量としては、霊芝加工粉全量を基準として、ガノデリン酸C2が0.05〜0.3質量%、ガノデリン酸Bが0.05〜0.3質量%、ガノデリン酸Hが0.01〜0.1質量%、ガノデリン酸C1が0.05〜0.2質量%、ガノデリン酸Aが0.02〜0.5質量%、ガノデリン酸Fが0.01〜0.2質量%であってよく、各成分の含有量は、より好ましくは、霊芝加工粉全量を基準として、ガノデリン酸C2が0.06〜0.12質量%、ガノデリン酸Bが0.06〜0.12質量%、ガノデリン酸Hが0.02〜0.04質量%、ガノデリン酸C1が0.05〜0.11質量%、ガノデリン酸Aが0.08〜0.15質量%、ガノデリン酸Fが0.02〜0.04質量%であってよい。
本実施形態に係る霊芝加工粉は、霊芝の子実体の一部(「一部」には、エキス等の抽出物も含まれる。)又は全部を加工して粉末状にすることで製造することができる。
霊芝の子実体は、一般的に市場に流通している入手可能な種々の子実体を特に制限なく用いることができるほか、霊芝の原体種を栽培することで得ることができる。原体種についても、一般的に市場に流通している入手可能な種々の霊芝原体を特に制限なく用いることができる。子実体の栽培方法は、特に制限されず、例えば、原体種の菌床を得る工程と、得られた菌床から子実体を生育させる工程とを備える。
菌床を得る工程では、例えば、おが屑、米ぬか、ふすま等を混ぜたもの(これを培地と称する。)を培養袋又は広口ビン等の容器に充填した後、この培地に原体種の菌を植え付け、これを一定期間培養させる。培養の際の温度(環境温度)は、特に制限されず、例えば15〜35℃であってよい。培養期間は、培養の状況に応じて適宜設定することができ、例えば14〜30日間であってよい。これにより、原体種の菌糸が容器内の培地に蔓延し、いわゆる菌床が得られる。
子実体を生育させる工程では、得られた菌床について、湿度、温度、照度等を適切な環境に維持することで、菌床から霊芝の子実体が生えてくるので、この環境を一定期間維持して所望の大きさに生育させてもよい。生育の際の湿度(環境湿度)は、特に制限されないが、例えば50〜100%RHであってよい。生育の際の温度(環境温度)も特に制限されず、例えば20〜35℃であってよい。生育の際の照度も特に制限されず、例えば10〜500lxであってよい。生育期間は、例えば30〜60日間であってよい。
霊芝の子実体は、例えば以下に示す方法で各種霊芝加工粉に加工することができる。
霊芝微粉末は、以下のようにして得ることができる。まず、霊芝の子実体を、必要に応じて菌床から切り取り、所定期間乾燥させることで、乾燥子実体が得られる。次に、乾燥子実体を、適当な大きさ(例えば、〜5cm程度)にカットした後、回転刃の付いた破砕装置等で粗粉砕する。次に、粗粉砕した粉末を、乾式ジェットミル等の粉砕手段によって微粉砕して、霊芝微粉末を得ることができる。
粗粉砕及び微粉砕する際の条件は、得られる微粉末の嵩密度が0.20〜0.80g/ccの範囲になるよう設定するのが好ましい。嵩密度は、霊芝のような菌糸の集合体からなる試料の粉砕レベルをより正確に反映した指標となるためである。嵩密度は、上述した方法により測定される。嵩密度は、例えば、粉砕時間を変更することにより、制御することができる(粉砕時間を長くすると嵩密度は大きくなる)。
霊芝抽出物は、例えば、上述のようにして調製した微粉末を、溶媒により抽出された抽出上清(エキス、抽出物)を乾燥することで得ることができる。
抽出の際に用いる溶媒としては、例えば、水(冷水、熱水等)、アルコール(メタノール、エタノール、プロパノール等)、クロロホルム、ヘキサン、アセトン、酢酸エチル等を用いることができ、食品分野に用いる場合に、食品として有害な溶媒を除去する工程が不要になる観点から、水、アルコール及びこれらの混合溶媒から選ばれる溶媒を用いることが好ましく、水、エタノール及びこれらの混合溶媒から選ばれる溶媒を用いることがより好ましい。水及びアルコールの混合溶媒を用いる場合、アルコール濃度は任意の濃度であってよいが、抽出効率の観点から、例えば、30〜90v/v%であってよく、40〜70v/v%であってよい。また、抽出時の温度は、例えば30〜80℃であってよい。エキス抽出後、抽出に使用した溶媒を蒸発乾燥させてもよい。
抽出残渣は、上記霊芝抽出物を得る際に生じる残渣をいい、当該残渣を乾燥し、必要に応じて上述した粉砕手段等によって微粉砕して得ることができる。
霊芝加工粉は、例えば、上述した微粉末、霊芝抽出物及び抽出残渣から選ばれる少なくとも1種が含まれていてよいが、中でも霊芝抽出物を含むことが好ましく、更に抽出残渣を含むことがより好ましい。なお、霊芝加工粉が霊芝抽出物及び抽出残渣を含む場合の霊芝加工粉は、上述したエキス抽出後、残渣を含んだ状態のスラリー状エキスを、スプレードライヤ等で乾燥することにより得ることができる。霊芝加工粉が、霊芝抽出物及び抽出残渣を含む場合、抽出残渣の含有量は、霊芝加工粉全量を基準として、例えば50〜99質量%であってよく、85〜95質量%であってよい。
霊芝加工粉が、上述した微粉末、霊芝抽出物及び抽出残渣を含む混合粉末である場合、その混合割合に特に制限はなく、微粉末の質量をa質量部、霊芝抽出物及び抽出残渣の合計質量をb質量部とすると、aとbの質量比として、1:9〜9:1であってよく、3:7〜7:3であってよく、1:2〜2:1であってよく、4:6〜6:4であってよい。
本実施形態に係る霊芝加工粉は、糖化反応を阻害する作用(抗糖化作用)を有するため、抗糖化剤として用いることができる。糖化反応とは、生体内においてグルコース等の還元糖のカルボニル基とタンパク質のアミノ基との間で生じるメイラード反応によって終末糖化産物(Advanced Glycation End−products,AGEs)が生成される反応である。糖化反応によって生成されるAGEsは、通常、代謝によって体外へ排出されることが知られているが、加齢に伴い代謝が遅くなると生体内の各組織に蓄積され、種々の症状を引き起こす。例えば皮膚組織においてAGEsが蓄積すると、肌全体の衰えの一因となり、また、糖尿病患者では、高血糖により生じたAGEsが白内障、動脈硬化、腎機能障害などの合併症を引き起こすおそれがある。
すなわち、抗糖化作用を有する本実施形態に係る霊芝加工粉は、AGEs生成抑制或いは蓄積抑制作用、糖化反応阻害作用ということもできる。言い換えれば、霊芝加工粉を含有する抗糖化剤は、AGEs精製抑制剤或いは蓄積抑制剤、糖化反応阻害剤であってよい。また、抗糖化作用を有する本実施形態に係る霊芝加工粉は、種々の加齢性疾患や糖尿病合併症を抑制し得ると考えられる。
本実施形態に係る抗糖化剤は、霊芝加工粉のみからなるものであってもよいが、本発明の効果を著しく阻害しない範囲において、霊芝加工粉以外に賦形剤等を含んでいてもよい。この場合、抗糖化剤に含まれる有効成分としての霊芝加工粉の含有量は、本発明の所望の効果が奏される限り特に制限されず、例えば0.001質量%以上、0.01質量%以上、又は0.1質量%以上であってよく、100質量%未満、80質量%以下、50質量%以下、30質量%以下、20質量%以下であってよい。賦形剤としては、抗糖化剤が動物用である場合、例えば、コーンスターチ、及び小麦デンプン等の各種デンプン、デキストリン、各種グルテン、小麦粉、ふすま、各種米糠、大豆かす、及び黄粉等の大豆類、グルコース又は乳糖等の糖類、植物・動物油等の油脂類、魚粉類、酵母類、ケイ素化合物類、各種リン酸塩、ケイソウ土又はベントナイト等の鉱物類、飼料及び飼料添加物の製剤を製造する上で使用できる賦形剤が挙げられる。抗糖化剤がヒト用である場合、乳糖、デンプン及びマルトース等の糖類、その他ヒト用の製剤を製造する上で使用できる賦形剤が挙げられる。これらのうち、コーンスターチ、デキストリン及び脱脂米糠は、製剤用担体として用いることができ、これらと甘蔗由来の抽出物を混合することで、抗糖化剤を、例えば、粉末状、顆粒状、又は錠剤上の固形製剤とすることができる。
また、本実施形態に係る霊芝加工粉は、生体に対して安全であり、特に食品組成物に好適に使用することができる。したがって、本発明の一側面として、霊芝加工粉を含有する抗糖化用食品組成物が提供される。食品組成物には、一般食品、健康食品、機能性食品、栄養補助食品、サプリメント及び特定保健用食品等が含まれる。
本実施形態に係る抗糖化用食品組成物は、糖化ストレス抑制、エイジングケア、肌ケア等の機能を有するものとして期待される。
以下、本発明を実施例に基づいてより具体的に説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[霊芝原体の栽培]
一般的に市場に流通している霊芝原体を用い、子実体を生育させる工程において、湿度(環境湿度)95〜100%RH、温度(環境温度)25〜35℃、照度200〜500lxの栽培条件で所望の大きさまで生育させ、霊芝原体を得た。
[霊芝加工粉の製造]
(製造例1)
上記で得られた霊芝原体を収穫後、乾燥させ、〜5cm程度にカットした後、オリエントミルにより3mm各程度に粗粉砕した。粗粉砕した粉末を乾式ジェットミルで更に粉砕し、霊芝微粉末を得た。微粉末の嵩密度は0.20〜0.80g/ccの範囲内であった。なお、微粉末の嵩密度は、以下のようにして測定した。体積20mLの測定用セルに42メッシュの目開きの篩を通して微粉末を落下させ、測定用セルの上端面より盛り上がった微粉末を板によって測定用セルの上端面に沿って摺り切った。この状態で体積20mL当たりの微粉末の重量を測定し、嵩密度を算出した。
得られた微粉末を、水でエキス抽出し、残渣を含んだ状態のスラリー状エキスをスプレードライにより乾燥し、霊芝抽出物及び抽出残渣を含む霊芝加工粉Aを得た。乾燥処理は入熱185℃、排熱95℃、ノズル口径1.3mm、噴霧圧力170kg/cm、溶液濃度10〜15%で行った。
(製造例2)
微粉末を、含水エタノール(エタノール濃度50v/v%)でエキス抽出した以外は、製造例1と同様の操作により、霊芝抽出物及び抽出残渣を含む霊芝加工粉Bを得た。
(製造例3)
微粉末を、含水エタノール(エタノール濃度99.5v/v%)でエキス抽出した以外は、製造例1と同様の操作により、霊芝抽出物及び抽出残渣を含む霊芝加工粉Cを得た。
[霊芝加工粉の抗糖化作用]
(実施例1〜3)
96穴マイクロプレートに、グリセルアルデヒド(終濃度:0.05M)、BSA(終濃度:2.5mg/mL)及び上記製造例1〜3で得られた霊芝加工粉A〜Cのいずれか(終濃度:0.1mg/mL)を添加し、マイクロプレートリーダー(モレキュラーディバイス株式会社製、商品名:Sectra Max M5)にて励起波長370nm、蛍光波長440nmでの蛍光強度1を測定し、24時間、37℃(湿潤下)でインキュベートした。その後、励起波長370nm、蛍光波長440nmで蛍光強度2を測定し、蛍光強度2の値から蛍光強度1の値の差を糖化度として算出した。また、算出された糖化度を、霊芝加工粉の代わりに水を添加したブランクの糖化度で除した値を糖化率(%)として算出した。
(参考例1)
霊芝加工粉の代わりにカテキン(終濃度:1mg/mL)を添加した以外は、実施例1〜3と同様の操作により、カテキン(陽性対照)の糖化率(%)を算出した。
参考例1で得られたカテキンの糖化率(%)を抗糖化力100として、実施例1〜3の糖化率を換算した結果(抗糖化力)を表1に示す。表1に示すとおり、霊芝加工粉A〜Cは、陽性対照であるカテキンと同等の抗糖化力を示した。
Figure 2021116251
[霊芝加工粉の成分分析]
製造例1〜3で得られた霊芝加工粉A〜Cの成分をLC−MS(液体クロマトグラフィー質量分析計)を用いて分析した。上記抗糖化力の結果から、抗糖化作用との関連性が高いと考えられる成分について、霊芝加工粉全量を基準とした含有量(質量%)を表2に示す。
Figure 2021116251

Claims (5)

  1. 霊芝加工粉を有効成分として含む抗糖化剤。
  2. 前記霊芝加工粉が、霊芝抽出物を含む、請求項1に記載の抗糖化剤。
  3. 前記霊芝抽出物が、水、アルコール及びこれらの混合溶媒から選ばれる溶媒により抽出された抽出物である、請求項2に記載の抗糖化剤。
  4. 前記霊芝加工粉が、前記霊芝抽出物の抽出残渣を更に含む、請求項2又は3に記載の抗糖化剤。
  5. 霊芝加工粉を有効成分として含む、抗糖化用食品組成物。
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